2014年11月04日

「すべてがFになる」3話「封印再度(前編) 【呪われた仏画師一族と家宝が眠る密室の殺人】」(11月4日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「すべてがFになる」3話「封印再度(前編) 【呪われた仏画師一族と家宝が眠る密室の殺人】」(11月4日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

萌絵(武井咲)は犀川(綾野剛)を誘い、香山という一家が暮らす日本家屋にやってくる。名目は「歴史的建造物の調査」だが、萌絵の興味は香山家に伝わる壺と匣(はこ)にあった。鍵のかかった匣には対となる壺があり、中に鍵らしきものが入っているがそれを取り出すことはできない。50年前、当主で仏画師の香山風采の死亡事件が起ったとき、壺に風采の血痕が付着していた。それを見た警察が匣を開けようとしたが、息子で同じく仏画師の林水がそれを拒んだという。

曰わく付きの壺と匣を見たい萌絵は、犀川とともにそれが置かれている蔵まで来るが使用人に制される。それでも粘る萌絵を、現在の当主・香山林水(横内正)の妻であるフミ(真野響子)が厳しく制した。

別の日、萌絵、犀川、萌絵の叔父・捷輔(吉田鋼太郎)がレストランにいると、林水の長女で漫画家のマリモ(原田夏希)がやってくる。捷輔の妻が風采の画が好きだったことから、捷輔はマリモと知り合ったという。

マリモの取り計らいで再び香山家を訪ねた萌絵と犀川は通された客間でマリモを待つが、約束の時間を過ぎてもマリモは帰宅しない。やがて萌絵が部屋を出ようと襖を開けると、蔵の方から叫び声がした。萌絵と犀川が駆けつけると、フミら一族が集まっていた。蔵の中に大量の血痕があったが、そこにいるはずの林水の姿はなかった。しかし、側にはあの壺と匣があり、白い壺の表面にはべったりと血痕が付いていた。
(公式HPより)


では、続きから(一部、重複アリ)……

犀川は萌絵に連れられ旧家の香山家を訪れた。
香山家にはある因縁が秘められていた。

今を遡ること50年前、当時の当主である香山風采が密室内で謎の死を遂げたのだ。
付近から凶器を発見することが出来ず、他殺かと思われた。
現場には「天地の瓢」と「無我の匣」なる壺と匣が置かれており、風采はこれに触れないように言い残していたそうだが……。

ちなみに「天地の瓢」には「無我の匣」を開ける鍵が入っている。
だが、「天地の瓢」の口は狭く「無我の匣」の鍵を取り出すことは出来ない。
しかし、「無我の匣」は鍵を以て開くのである。鍵はどうすれば手に入るのか。

風采の死の謎と共にこの謎に興味を示す萌絵だが、現当主・林水とその妻・フミに厳しく窘められてしまう。

そんな中、香山家の娘・マリモに依頼され謎解明の為に再度、香山家を訪問した犀川と萌絵。

マリモの到着が遅くなる中、林水は「天地の瓢」と「無我の匣」と共に蔵に籠っていた。

そして18時。
マリモの甥である勇介が蔵へ向かうと暫くして戻って来た。
勇介は「(林水が)もういないよ」と告げる。
その遠くでは犬が何かに激しく吠え立てていた。

次いで19時。
蔵を確認に向かうが返答なし。
扉は開かなかった。

そして20時。
蔵に食事が届けられたが返答なし。
扉は開かなかった。

21時、心配になった家人が様子を見に行くと……扉が開いた。
さらに悲鳴が上がる。

蔵の中に居る筈の林水だが、何時の間にやら消えていた。
蔵の中には血溜だけが残されていたのである。

事件として鵜飼らが駆け付ける中、数時間ほど前にマリモが交通事故で瀕死の重傷を負って入院していたことが判明。
翌朝、林水の死体が橋の下で発見される。

さらに香山家付近からマリモの吸い殻が発見された。
つまり、マリモは一度香山家にやって来ながら再び出かけたことになるのだ。
萌絵はマリモの犯行を疑うが、直後に当のマリモが病院から姿を消してしまう―――4話「封印再度(後編)」に続く。

<感想>

ドラマ原作は森博嗣先生「S&Mシリーズ」。
そして、今回はシリーズ第5弾『封印再度』のドラマ化でした。
原作『封印再度』については過去にネタバレ書評(レビュー)ありますね。

『封印再度』(森博嗣著、講談社刊)ネタバレ書評(レビュー)

では、ドラマ感想を。

導入部分などで原作に比べるとかなりアレンジありましたね。
そして、発生した事件。

ポイントは林水の孫・勇介が口にした「もういない」の意味。
ひと口に「いない」と言いますが「その場に居ない」以外にも意味はいろいろある筈で。
でもって、遠くで犬が吠えてましたよね〜〜〜。
つまり、犬が吠えるだけの事態が起こっていたワケで。
扉が開かなかったのは……これにもいろいろありますよね。
あらすじ上で敢えて「施錠されていた」と表記していない点から察してください。

1つの事象が1つの意味だけを指すとは限らない。
さぁ、これであなたも真相に辿り着ける筈。
とはいえ、あの動機をどうやって説明するのかが興味あるなぁ……。

それと今回のドラマ化はシリーズ第2弾『冷たい密室と博士たち』に始まり、第5弾『封印再度』、第1弾『すべてがFになる』、第9弾『数奇にして模型』、第10弾(最終巻)『有限と微小のパン』が予定されており、各話が前後編となるので全10回が予想されています。

そんな次回は「封印再度(後編)」。
原作ネタバレ書評(レビュー)ありますね。
そして、あの匣のトリックが実写化されるのは楽しみ。
注目せよ!!

・シリーズ第5弾。
『封印再度』(森博嗣著、講談社刊)ネタバレ書評(レビュー)

◆関連過去記事
【S&Mシリーズ】
・シリーズ第1弾。
『すべてがFになる』(森博嗣著、講談社刊)ネタバレ書評(レビュー)

・シリーズ第2弾。
『冷たい密室と博士たち』(森博嗣著、講談社刊)ネタバレ書評(レビュー)

・シリーズ第3弾。
『笑わない数学者』(森博嗣著、講談社刊)ネタバレ書評(レビュー)

・シリーズ第4弾。
『詩的私的ジャック』(森博嗣著、講談社刊)ネタバレ書評(レビュー)

・シリーズ第5弾。
『封印再度』(森博嗣著、講談社刊)ネタバレ書評(レビュー)

・シリーズ第9弾。
『数奇にして模型』(森博嗣著、講談社刊)ネタバレ書評(レビュー)

・シリーズ第10弾にして最終話。
『有限と微小のパン』(森博嗣著、講談社刊)ネタバレ書評(レビュー)

【ドラマ版】
「すべてがFになる」1話「冷たい密室と博士たち(前編)」(10月21日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「すべてがFになる」2話「冷たい密室と博士たち(後編) 【暴かれる冷たい密室の謎と哀しき殺人者の記憶】」(10月28日放送)ネタバレ批評(レビュー)

【その他】
超再現!ミステリー「巧妙なトリック暴け人気推理小説を超再現謎を解け&犯人は誰?超衝撃の2時間SP 大学内で連続殺人…美女が残した(秘)日記に謎を解くカギ…珍推理佐藤隆太スタジオ爆笑砂羽も紗栄子も超興奮」(4月17日放送)ネタバレ批評(レビュー)

森ミステリィの名作「S&Mシリーズ」がフジテレビ系火曜21時枠にて連続ドラマ化!!タイトルは「すべてがFになる」に!!

「有限と微小のパン (講談社文庫)」です!!
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「冷たい密室と博士たち (講談社文庫)」です!!
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こちらはコミック版「冷たい密室と博士たち (幻冬舎コミックス漫画文庫 (あ-01-02))」です!!
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こちらはゲーム版「すべてがFになる〜THE PERFECT INSIDER」です!!
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「最強少女さゆり」第35話(40話)「愛しの先輩」(福田やすひろ作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「最強少女さゆり」第35話(40話)「愛しの先輩」(福田やすひろ作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)です。

ネタバレあります、注意!!

登場人物一覧は本記事下部に移動しました。

<あらすじ>

〜〜〜前回までのあらすじ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

宇宙刑事であるバニー・ラビットは凶悪犯リコスを追って地球に飛来。
あと一息というところまで追いつめるが、現地の少女・さゆりにリコスともどものされてしまう。
こうして、さゆりの家に保護(囚われた)されることに。
仲間に救助を依頼するが助けは未だにやって来ない。
さゆりを通じ、何時の間にやら凶悪犯のリコスが善良になりつつあるなど、想定外な要素を抱え過ぎた彼女の明日はどっちだ(嘘)!?

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

その日、ハオ・プトロレは用意したテントの中で悪夢にうなされていた。
丸く小柄で愛すべき先輩・インリンが武骨な出っ歯になってしまったことに涙を呑んでいたのだ。

一方、ハオのテントを発見した駐在さんと柏木さんはおそるおそる中を確認する。
すると、中から出て来たのは素っ裸のハオである。

駐在さんは盛大に鼻血を吹き出しノックダウンされてしまう。
さらに、ハオは柏木さんにインリンの面影を見出しこれに抱き着く。
ハオの奔放な行動の数々に対応し切れなくなった柏木さんは、倒れた駐在さんを抱えてその場を逃げ出すことに。

残されたハオは空を見上げて呟く。
「先輩、どうしてああなっちゃったの……」
そんなハオの前には今日も今日とて彼女を利用しようとするヤスが下卑た笑いを浮かべ立っていた。

一方、当のインリンはと言えば……そんなこととは露知らず今日もコンビニのバイトに悪戦苦闘していた。
何故なら、このコンビニにはさゆりやバニーたちがよく来店するからである。
正直、冷や汗ものなのだ。

本日も何とか正体露見を免れたインリンは先輩店員であるメタボが居ないことに気付く。

アレ!?
気になったインリンがメタボを探すと……居た。
コンビニの裏口で誰かと会話を交わしているようだ。

その相手は、あの憎きジャケット泥棒―――すなわちヤスであった。
ヤスは真面目に働き始めたメタボに昔の誼でたかりに来ていたのだ。

可愛い弟分を捨て置くことが出来ず援助するメタボ。
それを当然のように受け取るヤス。
貰うものを貰うや用は無いとばかりにハオに命じて自転車を進めさせる。
もはや、支配者と言った風情だ。

しかし、ヤスの天下もこれまでであった。
此処で会ったが百年目!!
復讐に燃えるインリンは自転車のヤスを追跡。

遠方からドロップキックでこれを沈める。
さらに追撃しジャケットを取り返すとヤスを遥か彼方へと吹き飛ばすのであった。
まさにさゆりもかくやのパワーであった。
怒りとは恐ろしいものである。

一方、これに混乱を来たしたのはハオである。
インリンだと思っていたヤスが、前と変わらぬ姿のインリンにより吹き飛ばされたのだ。
戸惑うハオだが、インリンを胸に抱きしめるやその抱き心地で本人であることを確信するのであった。

さて、こうなると残る疑問は1つ。
「あの〜〜〜先輩って実は男ですか?」
おそるおそる尋ねるハオ。

「んなワケねぇだろ!!」
これに鉄拳で応じるインリンなのであった。

その夜、久しぶりの再会に喜ぶハオはインリンを抱き枕代わりにして離さない。
いや、離してくれないと言った方が正しいか。
これにインリンは喜びつつも「これがあるから連絡しなかったのよねぇ」と困惑の表情を浮かべるのであった―――次回に続く。

コマ割りと展開が魅力の作品です。
本作を真に楽しむ為に「週刊少年チャンピオン」本誌にて確認せよ!!

<感想>

「週刊少年チャンピオン」にて短期集中連載された福田やすひろ先生の作品「最強少女さゆり」。
そんな本作が正式な連載として帰って来ました!!
ファン大歓喜だぜ、ヒャッホウ(^O^)/!!

ちなみに連載になったことで本作のアプローチも多少変わった様子。
短期集中連載時は「さゆりを中心とし、人並み外れた怪力がありながら周囲の人々に保護される4歳児を描くハートフルコメディ」でしたが「人並み外れた怪力を有する少女と、これを温かく見守る周囲の人々を描いたハートフルコメディ」へと変わった印象あり。

つまり、何処が変わったかと言うと、短期集中連載時は「さゆりが中心だった」のに対し連載では「さゆりとその他の人々」にまで焦点の対象が広がったかな。
これは新キャラである恭也の登場にも顕著。
それに伴い源さんの「さゆりラブ」キャラに拍車がかかってます。
これにより、さゆり抜きでサブキャラたちのみ描かれる回も有り得ますね。
正直、個人的には短期連載時の「さゆり中心」のノリが好きだけど、連載が長期化することを見据えれば物語の幅を広げる意味で正しい判断だと思われます。
ただ、出来るなら主人公・さゆりの正体はもちろんのこと、リコスとバニーの掘り下げをもっとして欲しいかも。

そんな仕切り直しの35話(通算40話)。
サブタイトルは「愛しの先輩」。

インリンとハオが再会し、ヤスが三日天下に終わることに。
ハオが騙されたのが31話「デカくて強い後輩ちゃん」からだから4話。
とはいえ、実際はハオの登場自体が31話以来となるのでわずか2話の天下でした。
ハオがヤスに騙されたことで話が進んだワケでもないので、騙されたこと自体がほぼなかったことにされたような感じか。

もう少しこの状態が続くかとは思っていたんだけど、これが何を意味するのか!?
ハオと合流したことでインリンがさゆり救出(誤解だが)に動き出すのか!?
だとすると、レガード関連で本編が進むのかも。
気になるなぁ……。

「最強少女さゆり」第31話(36話)「デカくて強い後輩ちゃん」(福田やすひろ作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

それと、今回はハオがインリンに「男かどうか確認する」ところをオチにした方が良かった気がするな。
インリンがハオと連絡を取りたがらなかった理由は次回以降にして方がまとまったと思う。
とはいえ、話が動いたとは言えそう。

さて、27話で登場した謎の後輩・ハオも正式に参戦し更に世界観を広げた本作。
そんな本作ですが、コミックス1巻に続き2巻が発売予定。
1巻表紙は『ジャポニカ学習帳』をイメージした装飾の中にさゆり、バニー、リコスとメインが並ぶ可愛らしい物でしたが2巻はフォームこそ同じですが色調を変えた表紙に。
ちなみに、2014年8月5日に『ジャポニカ学習帳』のデザインが立体商標化されたことで、ツイッター上のファンから本作の表紙について不安の声が上がる一幕もありましたが、あれはあくまで「同様のデザインを用いたノートに限る」らしいので本作は対象外のようです。一安心。

そして、此処からは今後の展開予想。
最終的には仲間になりそうなインリン(あるいは後輩)だけど、さゆりについて報告しちゃうんだろうなぁ。
でもって、彼女の所属するレガード本隊がやって来る展開か。
バニーの上司である花魁課長によると、どうもこのレガードも一癖ありそう。
だとすれば、これまでの予測で唱えて来たバニーとリコスたちが連合して挑む敵はレガードになりそうか。
こんな感じ!?

インリンの報告でさゆりに目を付けたレガードが地球に飛来。
さゆりを連行しようとする。
通常ならば相手ではないが、レガードはさゆりの弱点であるお化けを使用。
しかも、周囲にまで被害を及ぼす。
此処にインリンはレガードに疑問を抱き離反。
もちろん、バニーやリコス、源さん、オヤッサンとタマちゃんらも協力してレガードに抵抗。
とはいえ、多勢に無勢で危機に陥るんだけど、其処に花魁上司たちが登場。
レガードが星々の遺産を不正使用していたとかで逮捕。
さゆりは見逃されるんだけど、バニーとリコスは帰還したかに見せて……実は地球に居るのです、的な結末とか。
でないと、リコス逮捕されちゃうし。
そして、バニーは花魁課長からさゆりとリコスの監視の名目で地球滞在の権利を得るとか。
ちなみに、さゆりがお化けが苦手なのは遺産としての記憶が残っているから……だったりして。
この妄想、果たして的中するでしょうか!?

さて、此処で幾ら言葉を尽くしたところで本作の面白さは伝えられない。
やっぱり本作は理屈じゃないな。
実際に読んで感じるべし。

もう1度繰り返しましょう。
本作に興味を持たれた方には、是非、「週刊少年チャンピオン」本誌を捜して読んで欲しい。
最近の「週刊少年チャンピオン」は「実は私は」や本作など本当に粒揃いでクオリティが高い作品が多い。
注目の雑誌の1つと言えるでしょう。

◆関連過去記事
【短期集中連載版】
「最強少女さゆり」第1話「さゆりと宇宙人」(福田やすひろ作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「最強少女さゆり」第2話「さゆりとチャンバラ」(福田やすひろ作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「最強少女さゆり」第3話「さゆりとアルバムと私」(福田やすひろ作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「最強少女さゆり」第4話「さゆりと峠とお見舞い」(福田やすひろ作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「最強少女さゆり」最終話(第5話)「さゆりとサヨナラの日」(福田やすひろ作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

【連載版】
「最強少女さゆり」(福田やすひろ作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)第1話(6話)から30話(35話)までネタバレ批評(レビュー)まとめ

「最強少女さゆり」第31話(36話)「デカくて強い後輩ちゃん」(福田やすひろ作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「最強少女さゆり」第32話(37話)「実録 リコス24時」(福田やすひろ作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「最強少女さゆり」第33話(38話)「北浜町雪物語」(福田やすひろ作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「最強少女さゆり」第34話(39話)「白クマのクマちゃん」(福田やすひろ作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

登場人物一覧:
さゆり(彩百合):謎の少女。4歳ながらとてつもない怪力を誇る。
豪田:さゆりの祖父。普通の人。
バニー・ラビット:宇宙警察の刑事。
リコス:バニーが追う逃亡犯。
源さん:さゆりの体当たりを受け止めることが出来る地球人。愛の力は偉大だ。
駐在さん:最近赴任してきたばかりの若い警官。集中連載1話でさゆりの三輪車に撥ねられトラウマに。
ヨシさん:隣町の住人。さゆりを侮ったが為に……。
恭也:さゆりが出会った年上の少年。さゆりに自身を「師匠」と呼ばせる命知らず。
メタボ:ヤスの兄貴分。
ヤス:メタボの弟分。出っ歯が特徴。心は折れても出っ歯は折れない。
オヤッサン:バッティングセンターの元経営者。
タマちゃん:オヤッサンが作った自律制御AI搭載型ボールタイプロボット(たぶん)。
デービス親子:グリーンスライダー大会に参加した親子。
課長:宇宙警察でのバニーの上司。花魁姿をしている。
シヤ:バニーの妹。
豪田彩花:さゆりの母、元祖・最強少女。
森:彩花が入院していた杏森病院の担当医師。
インリン・マールィ:レガード(遺産調査団)所属の宇宙人。
雑草マン:さゆりたちがこよなく愛するアニメの主人公。
グータラ大魔王:雑草マンの宿敵。
柏木さん:駐在さんにやっと出来た後輩の婦警さん。たぶん、拳銃ラブな人。
さゆり父:25話時点で名前は不明。どうやら社会的地位の高い人物のようだが。
ハオ・プトロレ:インリンの後輩。27話より登場。31話から本格参戦。
小堺さん:豪田家の隣人にして彩花の女友達。別名・手だけの人。結婚指輪をしているので人妻のようだ。

「最強少女さゆり(1) (少年チャンピオン・コミックス)」です!!
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「きっと役立つ?危機回避術 温水★危機一髪 #2(2話)」(11月3日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「きっと役立つ?危機回避術 温水★危機一髪 #2(2話)」(11月3日放送)ネタバレ批評(レビュー)です。

<あらすじ>

世界一運がない男・温水洋一のドラマを楽しみつつ万が一のときに役立つ「危機回避術」を学ぶ新感覚バラエティー!視聴者もテレビのリモコンでクイズに参加できる!今回の危機テーマは「紅葉・秋の山登り」万年係長・温水が、会社の部下と紅葉狩りに出かける。しかし思いもよらぬ危機が襲いかかる!スズメバチ、たき火、毒キノコ、ドラマの最後には驚きの展開が!
(公式HPより)


印刷会社の係長・温水洋一は常に危機に見舞われる男である。
その危機ぶりは空恐ろしいほどだ。

そんな温水には彼が愛する妻・和代と目に入れても痛くない愛娘・香織が居る。
ある日、温水は部下の山下涼子に誘われ紅葉狩りに登山へ。
これに涼子に恋心を抱く一条昇も加わることに。

一条は山の経験者。
万に一つも危険は無い筈であったが……。

とはいえ、温水である。
もしものことがあってはいけない。
それを理解している香織は温水にお守りとしてコンパクトを渡すのであった。

そして、登山が開始。
えっちらおっちら一条と涼子を追う温水。
ところが、一条が不意に消えてしまう。

残された温水と涼子を苦難が襲う。
まずはスズメバチの来週である。

温水はどうすればこのスズメバチから逃げ出せるのか!?
選択肢は3つ。

1.大声を出す。
2.身体から離しつつタオルをグルグルと振り回す。
3.唾を吐く。

此処で温水が採用した方法は―――2であった。
そして、これこそ正解だったのだ。

タオルを振り回すことでスズメバチの注意をタオルに惹くことが出来るからだ。
こうして、温水は難を逃れた。

だが、これにより完全に山に迷ってしまった。
元来た道も分からない。
困り果てた温水、山水の流れに沿って下りたいところだがこの場合はタブーである。
流れに沿うと崖に行き会う可能性が高いからだ。
仕方なく、救助が来るまで涼子と2人でその場に留まることに。

やがて夜がやって来た。
こうなると火が欲しい。

マッチは1本しかない。
薪になりそうなものを探す温水。

見つけたのは杉の葉であった。
実は焚き付けには広葉樹ではなく針葉樹が適しているのだ。
こうして杉の葉により温水は火を手に入れた。

続いて温水を空腹が襲う。
目の前にはキノコがあるが安全かどうか分からない。
しかし、温水は敢えて安全と思われるキノコを見極めることに成功する。
(注:番組中でも警告がありましたが素人は真似しちゃダメだそうです。だから詳細は省略します)

その頃、山の麓では救助された一条により捜索隊が招集されていた。
一条によれば隙を突かれ何者かに崖から突き落とされたらしい。
それさえなければ……と後悔の言葉を口にする一条。

さて、温水と涼子。
一夜明け、不安の中で助けを待つ2人。
ところが、やおら温水が立ち上がりコンパクトを片手に踊り出したではないか。
呆気にとられる涼子だが、それでも温水は踊りを止めない。

この温水の手に握られたコンパクトの光を捜索隊のメンバーが発見した。
こうして温水たちは救助されることに。
そう、温水は光により自身の位置を報せていたのだ。

生還した温水は妻子と再会し喜び合う。
そんな中で、1人涼子は何者かと連絡を取り合っていた。
それは今回についてのレポートである。

一条を突き落としたのは涼子だったのだ。
涼子は某国諜報部のスパイ、全ては仕組まれたことであった。
温水の危機回避能力を重視した諜報部がそれを試していたのだ。
涼子は温水の危機回避能力を高く評価し、今後も観察が必要であると告げていた。

すなわち、温水の危機は未だ終わらないのである―――第3弾に続く!?

<感想>

NHKさんにて不定期で放送されている「温水★危機一髪」の第2回。
ドラマパートとクイズパートからなるバラエティ番組です。

あらすじだと端折りましたが問題は全3問。
スズメバチの回避法のように3択が出題され解答を1つ選ぶ形式です。

ちなみに、管理人は全問正解でした!!
やったね、Vサイン!!

クイズパートとドラマパートのバランスも良く、何より温水さんのキャラが凄く活かされている番組なので本当に面白いです。
機会があれば是非、見て欲しい。
だからこそ、こうして批評(レビュー)してます。

そして、レギュラー化してしまうとクオリティが損なわれてしまいそうなので現状の不定期の状態でクオリティを維持しつつ続けて欲しい作品の1つ。
是非、この調子で第3回もお願いしたい。

<キャスト>

温水洋一
小池里奈
深水元基
藤井杏奈
篠原ゆき子
(公式HPより)


「黒ひげ危機一発 (2011年 NEWパッケージ)」です!!
黒ひげ危機一発 (2011年 NEWパッケージ)





「EBM 18-8 冷温水用クーラー(シングル)30L」です!!
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月曜ゴールデン「佐々木譲サスペンス 北海道警察3 人質 札幌・小樽・帯広−四年前の冤罪事件が繋ぐ新たな殺意と凶行!人質監禁事件の裏に潜む真実とは!?救いを求める声なき声が北の空に響く…」(11月3日放送)ネタバレ批評(レビュー)

月曜ゴールデン「佐々木譲サスペンス 北海道警察3 人質 札幌・小樽・帯広−四年前の冤罪事件が繋ぐ新たな殺意と凶行!人質監禁事件の裏に潜む真実とは!?救いを求める声なき声が北の空に響く…」(11月3日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

ある日、北海道警察大通署管内の山中で焼死体が見つかった。被害者は20代から30代の女性で腕には数珠が。死後2週間ほど経過しているようだ。
数日後、大通署生活安全課の小島百合(財前直見)のもとに水沢彩(由月杏奈)から電話があった。友人の坂本麻美(長谷部瞳)と連絡が取れないというのだ。彩と麻美は百合が支援している児童養護施設の出身で互いに家族のような存在。職場のレストランが貸切で抜け出せないという彩のために、百合はそのレストランに赴く。
彩が働くレストランで百合がオーナーの楠木奈津子(東風万智子)と立ち話をしていると、二人の男性がやってきた。そのひとり、元小樽市議の瀬戸裕二(河合我聞)は店内にいた来見田幸子(黒坂真美)に用があると言う。幸子の父親・山科邦彦(陰山泰)は警察庁の刑事局長で、数年前までは道警の本部長を務めていた。瀬戸と共にやってきた男・中島美喜夫(せんだみつお)は山科が本部長時代に強姦殺人の容疑で逮捕され、服役したがのちに冤罪であることが発覚した被害者だった。瀬戸と中島はレストランにいた全員を人質に立て籠もり、幸子に父親へ状況を連絡するよう指示する。人質にされた百合は隠し持った携帯電話で状況を佐伯(鈴木一真)に送る。
その頃、道警大通署には山科から人質監禁事件の通報があり、特殊捜査班がレストランに急行する。現場が混乱するなか特殊捜査班が突入、立て籠もり事件は解決する。
解放された百合は瀬戸があっさり投降したことに疑問を持ち、彼を調べ始める。そして数日後、瀬戸の毒殺死体が発見される・・・。
(月曜ゴールデン公式HPより)


では、続きから……(一部、重複あり)。

小島百合は大通署生活安全課に勤務する婦警である。

そんなある日、管内で焼死体が発見された。
被害者は20代から30代の女性と見られ数珠が握られていた。
死後2週間ほどが経過しているようだが……。

この事件は殺人事件と判断。
捜査が開始され、刑事で百合の剣道の弟子でもある宏一が乗り出した。

矢先、当の百合は水沢彩から相談を受けることに。
彩によれば友人である坂本麻美が消えてしまったらしい。

レストランで働く彩から詳細を聞くべく訪れた彩。
オーナーである楠木奈津子と話していると、突然、2人組の男性が乱入して来る。

乱入者は元小樽市議の瀬戸裕二と中島美喜夫。
瀬戸によれば、レストランにピアノ演奏にやって来ていた来見田幸子に用があるらしい。
実は中島は冤罪被害者であった。
そして幸子の父・山科邦彦こそは中島を犯人だとした本部長。
瀬戸はレストランの客を人質に籠城すると山科に中島へと謝罪するよう要求する。

さらに瀬戸は奈津子の父が代議士の楠木であると知るや楠木からも山科に口添えするよう要求。
奈津子が楠木へ連絡を入れる中、奇妙な事件が並行して起きていた。

なんと、十勝総合病院前に「ドクターヘリ導入に使ってください」とのメモと共に「3億円」が置かれていたのだ。
人質籠城事件と3億円放置事件は関係しているのだろうか……。

状況が紛糾する中、人質籠城事件はあっさりと終結を迎えた。
捜査班が突入するや否や瀬戸が投降したのだ。
これにより、人質籠城事件は無事に解決する。

大人しく投降したこともあり、瀬戸と中島は翌日には保釈された。
一方、麻美の所持品から検出されたDNAと焼死体のDNAが合致し、遺体が麻美と断定される。
さらに、麻美の遺体の手首に合った数珠の購入者が瀬戸だと判明。

その直後、今度は瀬戸が毒殺されてしまう。

百合は人質籠城事件時の瀬戸の不審な様子から本当の狙いは謝罪以外にあったと判断。
並行して発生していた3億円放置事件に注目する。

十勝総合病院院長・鷲尾亮一はこの3億円でドクターヘリが導入出来ると意気揚々としていた。
彼に接触した百合は鷲尾が麻美と面識があったことを突き止める。
どうやら、鷲尾は麻美の命の恩人で彼がドクターヘリを欲していたことを知っていたらしい。
そして、その障害が利権に敏い楠木であったことも。

調べたところ、麻美が楠木のもとに家政婦として潜り込んでいたことが判明。
それも消息不明になる直前のことであった。

さらにさらに、鷲尾の趣味のポケットサックスを皮切りに天池さんなる人物の存在が明らかに。
天池さんは事故で死亡していたが、ドクターヘリがあれば助かったかもしれない人物。
しかも、彼は奈津子と交際していたことが分かる。

どうやってか此処に事件の全貌を見抜いた百合は奈津子に迫る。
問い詰められた奈津子は「ドクターヘリ導入に使ってください」と書かれたメモのことを口走ってしまう。
それは報道されていない情報であった。
関係者以外には知らない筈なのだ。

これに奈津子はすべてを告白する。

鷲尾の理想を果たす為に麻美は楠木の事務所に潜入。
不正の証拠を突き止め、彼にドクターヘリ導入に尽力するよう迫った。
ところが、楠木は軽やかに麻美を殺害する。

この現場を奈津子と弟の智英が目撃してしまう。
自首するよう促す奈津子たちだが、楠木はこれ以上ないほど力強く拒否。
結局、奈津子たちは楠木の命じるままに遺体を処分することに。

ところが、此処を瀬戸に目撃されてしまう。
今度こそ出頭しようとする奈津子と智英だが瀬戸に説得され押し留まる。
瀬戸は楠木の判断の正しさを主張したのだ。
この際、奈津子は瀬戸に麻美に所持させる数珠の購入を依頼した。

この後、奈津子たちからドクターヘリの件について聞いた瀬戸は人質籠城事件を提案。
奈津子たちの賛同を得るや実行に移す。

このとき、奈津子が楠木に電話を入れていたがあれは智英へと架けたものであった。
同じ頃、智英が楠木に電話を入れ、事前に録音して置いた奈津子の声(内容は3億円を要求するもの)を聞かせた。
さらに、楠木の不正の証拠をが送られて来たと突き付け犯人の要求に従うように迫った。
折れた楠木は3億円を支払い、智英が病院前へ放置することに。

此の時点で籠城事件の目的は達せられていたのである。
後はタイミングを計り幕引きするだけだ。
瀬戸は投降し、これですべて上手く行ったかに思われたが。

ところが、此処で瀬戸が本性を現した。
瀬戸の真の狙いはドクターヘリの導入ではなく、奈津子と共謀することで弱味を握ることにあったのだ。

瀬戸は奈津子に結婚するよう迫る。
それにより楠木の後継者になるつもりであった。
しかし、奈津子と智英により毒殺されたのであった。

百合に真相を暴かれた奈津子と智英は瀬戸殺害を認め出頭する。
ついでに楠木の犯罪を告発したそうだ。

3億円は証拠として返還されることになったが、ドクターヘリ問題は広く世間に周知されることになった。
こうして問題提起は為されたのだろう……たぶん。
それはそれとして百合は宏一と笑い合う。
どうやら、ドクターヘリ導入の去就については触れない方が良いようだ―――エンド。

<感想>

「北海道警察」シリーズ第3弾。
原作は佐々木譲先生『人質』(角川春樹事務所刊)。

そのあらすじはこちら。

<あらすじ>

5月下旬のある日。札幌大通署・窃盗犯係の佐伯宏一警部補と新宮昌樹巡査は、札幌で起きた自動車窃盗事件に駆けつけ対応していた。一方、生活安全課の小島百合巡査部長は痴漢被害を訴える女子高生の監視を朝から済ませ、その晩は、以前ストーカー犯罪から守った、村瀬香里との約束でピアノのミニ・コンサートへ行くことになっていた。会場となるのは市街地の藻岩山中腹にあるワイン・バー「ラ・ローズ・ソバージュ」。香里より先に店に到着していた小島は、客たちと店の雰囲気を窺いながらひと息ついていた。しかし、少しずつ客が集まって来た頃、帽子を被った二人の男が突然店内に入って来た。「強姦殺人の冤罪で8年間服役していたが、無罪になり釈放された。その当時の県警本部長に謝ってほしい」という要求を突き付ける男たち。そのコンサートの主役は、来見田牧子、当時の県警本部長の実の娘だった――。小島百合と連絡を取れた香里から事情を聞いた佐伯は事件現場へ向かい、機動捜査隊の長正寺たちと合流したのだが……。閉ざされた空間と、限られた時間。迫真のディテールと、圧倒的な緊迫感で描く、ノンストップエンターテインメント!
(角川春樹事務所公式HPより)


佐々木譲先生は『廃墟に乞う』(文芸春秋社刊)で第142回直木賞を受賞された実力派。
その著作『警官の血』も、既にドラマ化されていますね。

速報!!第142回「直木賞」&「芥川賞」発表される!!

では、ドラマ版感想を。

原作は未読なんだけど、上手く消化し切れていなかったのだろうか……。
今回のドラマを一言で表現すると「悉く回りくどい」。
例えると「激安のピーマンが遠方で買えると聞いて、わざわざ高い旅費を使ってまで買いに出掛けた」ほど回りくどい。
他に例えると「こんな例を管理人が出す」ほど回りくどい。

何しろ、弟の智英が共謀している以上、携帯のトリックを使わずともあの不正の証拠だけで楠木を動かすには十分だよなぁ。
正直、あの携帯のトリックは奈津子の犯行を暴く為の物でしかなくなってる点が不満。

そもそも奈津子にとっては人質籠城事件自体が不要。
繰り返すけど、麻美殺害と不正の証拠だけでも楠木から3億円引き出すことは充分に出来るだろうしなぁ。

瀬戸の場合も楠木の麻美殺害を知った時点で、脅迫材料には十分で人質籠城事件起こす必要が無いし。
奈津子と智英を仲間にしている時点でもう勝ったも同然。
籠城事件を起こして共謀して弱味を握る必要なんて欠片も無い。
なんで、あんな行動を取る必要があったのか……全然分からない。

まさに「1つの激安ピーマンを買う為に見合わないほど高い旅費を払って遠方から新幹線で出向いた」ようなもの。
そのリスクを背負う必要が何処にあるのか?
この点について敢えて理由があるとすれば、2時間もたせる為と話を派手にする為しか考えられない。
それと百合に事件を解決させる為だ。
つまり、作劇上の事情だ。

内容についても触れてみよう。

劇中だと奈津子と智英が良心の呵責に悩む人間のように描かれていたが果たしてどうだろうか。
本当に父である楠木の不正を憎むのならば早々に告発していれば済んでいた筈だ。
もしかして、奈津子と智英には自主性が無いのだろうか……とも思うが、違うな。
あれは自分にとって都合の良いものを選択しているに過ぎない。
最初は生活を守る為に楠木と瀬戸の言い分を採用。
次いですべてが露見し旗色が悪くなったから、百合側に就いたに過ぎない。
有利な側を選択しただけのような気がするけどなぁ……。

なんだか、いろいろモヤモヤした。
折角シリーズ化されているので次回に期待!!

◆関連過去記事
『巡査の休日』(佐々木譲著、角川春樹事務所刊)ネタバレ書評(レビュー)

月曜ゴールデン「北海道警察 巡査の休日 札幌で発見された白骨死体…北海道に舞い戻った指名手配犯…YOSAKOIソーラン祭りで何かが起きる!直木賞作家が送る至極ミステリー」(10月24日放送)ネタバレ批評(レビュー)

月曜ゴールデン「佐々木譲サスペンス 北海道警察 笑う警官 警官殺しの男は道警の闇を知る証人だった!?タイムリミットは48時間…札幌の街で繰り広げられる追跡劇 容疑者を死守せよ!」(7月29日放送)ネタバレ批評(レビュー)

月曜ゴールデン「佐々木譲サスペンス 制服捜査 敏腕刑事が左遷で青森・八戸の駐在所へ…牧場主が猟銃で惨殺された!20年前の不審な火事と妻の死?制服警官が知った哀しい親子の愛〜」(8月12日放送)ネタバレ批評(レビュー)

<キャスト>

小島百合(北海道警察大通署生活安全課 巡査部長):財前直見
佐伯宏一(北海道警察大通署刑事課 警部補):鈴木一真
大塚サキ(北海道警察大通署生活安全課 巡査):松本莉緒
楠木奈津子(レストランオーナー):東風万智子
瀬戸裕二(元小樽市議会議員):河合我聞
鷲尾亮一(十勝総合病院院長):佐戸井けん太
中島美喜夫(冤罪被害者):せんだみつお
渡辺秀明(北海道警察大通署刑事課 巡査長):松田悟志
楠木善男(政治家):寺田 農
長沼行男(北海道警察大通署生活安全課課長):高田純次 ほか
(順不同、敬称略、公式HPより)


ドラマ原作となったシリーズ第6作「人質」です!!
人質





「北海道警察」シリーズ1作目「笑う警官 (ハルキ文庫)」です!!
笑う警官 (ハルキ文庫)





こちらは映画版「笑う警官 [DVD]」です!!
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シリーズ2作目「警察庁から来た男 (ハルキ文庫)」です!!
警察庁から来た男 (ハルキ文庫)





シリーズ3作目「警官の紋章 (ハルキ文庫)」です!!
警官の紋章 (ハルキ文庫)





シリーズ4作目「巡査の休日 (ハルキ文庫 さ 9-5)」です!!
巡査の休日 (ハルキ文庫 さ 9-5)





シリーズ5作目「密売人 (ハルキ文庫 さ 9-6)」です!!
密売人 (ハルキ文庫 さ 9-6)





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