2014年11月12日

「相棒season13」第5話「最期の告白」(11月12日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「相棒season13」第5話「最期の告白」(11月12日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

日本で100番目に早い(たぶん)、「相棒season13」第5話「最期の告白」(11月12日放送)ネタバレ批評(レビュー)。

<ネタバレあらすじ>

年の瀬の気配が迫り始めたある日のこと。
右京(水谷豊)と甲斐(成宮寛貴)の姿は寒々しい留置場にあった。
とはいえ、彼らは誰かに会いに来たワケではない。
彼ら自身が留置対象とされているのだ……。

事の発端は4日前に遡る。

右京と甲斐は無銭飲食の容疑で滝沢という男性を捕まえた。
だが、どうも滝沢は体調が思わしくない様子で入院することに。
滝沢には身寄りも家もない、どうやら年越しを拘留施設で迎える為にわざと捕まったようだ。
しかも、滝沢は「5年前に人を殺した」とまで語り出した。

流石にこれは普通ではない。
驚いた右京と甲斐は滝沢の明かした殺人を調べ始める。
それは目黒区で発生した染谷という老婦人の強盗殺人事件であった。
しかし、その犯人は既に捕まっていたのである。

犯人の名は岩倉(ダンカン)。
岩倉は染谷夫人殺害以外にも山本夫妻殺害やその他の強盗により死刑が確定していた。

1つの事件に2人の犯人が現れたのである。
右京たちは真相を明らかにすべく動き出す。

まず、事件の捜査を担当した中根署へ。
奇しくも、中根署は甲斐の古巣。
しかも、捜査担当者は甲斐の尊敬する元上司・堀江(山口良一)だった。

もしも、滝沢の言葉が事実ならば堀江が冤罪を生み出したことになる。
甲斐は真実を突き止めることに戸惑うのだが、右京はそんな甲斐に構わず捜査を続ける。

矢先、右京は滝沢の言葉が事実であることを示す傍証を掴む。
岩倉の資料を調べたところ、山本夫妻殺人事件時の被害品が1点だけ消えていたのだ。
消えていたのは「輸入用靴下(6M)」。
すなわち、6ヶ月の幼児用靴下だ。
山本夫妻が孫の為にプレゼントしようと購入したものらしい。

これが現場から消えており、岩倉が夫妻を殺害し金を盗んだ際に持ち出したのだと思われた。
ところが、被害品のリストに一度は挙げられながらも訂正されていたのである。

岩倉の娘を訪問する右京たち。
すると、岩倉娘には6歳になる子供・あおいが居た。
岩倉の娘に確認したところ、同時期に誕生祝として靴下を貰っていたと言う。

そう、岩倉は山本夫妻を殺害した現場で靴下を発見し孫にプレゼントするべく奪ったのだ。
此処から右京は岩倉が堀江と取引を行い、染谷夫人殺害の罪も背負ったのだと考える。
もともと、岩倉には山本夫妻殺害ほかにも多くの余罪があった。
靴下の出処を伏せる代わりに、余計な罪を背負うことを選択したのだろう。

この事実に甲斐は激しく狼狽する。
右京は自身の正義に基づき事実を明らかにするべく、入院している滝沢に取調を行おうとする。
その頃、滝沢は急激に体調を悪化させ、死の影が迫っていた。
時間がない。

ところが、其処に中根署の堀江の部下が現れた。
取調を妨害するように壁となっている彼ら。

これを払いのけようとした途端、右京と甲斐は公務執行妨害の容疑で逮捕されてしまったのだ。
これが冒頭の状態であった。

それから数時間後、右京と甲斐は留置場の外に居た。
なんと、留置中に滝沢が病死してしまったのである。
もはや取調は行えない。
打つ手は残されていないかに思われたが―――。

岩倉娘のもとへ向かう右京。
靴下について打ち明け「お父さんは無実だったんです」と告げる。
だが、岩倉娘は喜ばない。

当たり前である。
誰が、殺人のついでに奪った靴下を貰って喜ぶだろうか。
しかも、この事実の代わりに得られるのは他にも多数の余罪を抱えている父親の罪が1つ減ること。
それが今更、何になるのか……。
岩倉娘は「こんなこと知りたくなかった」と右京に叫ぶ。

これを見ていた甲斐も右京に反発。
堀江の件も含めて真実を明らかにしたところで誰も喜ばないと主張し、意見が分かれることに。

だが、右京は止まらないし怯まない。
最後の手段に出ることに。
岩倉が入院中に採取された血液を入手すると、当時の現場で検出されたソレとの鑑定を行う。
証拠品を手に入れたのだ。

数日後、岩倉の弁護人である大久保弁護士が染谷夫人殺害について再審請求を起こした。
武器は例の血液である。
もちろん、右京の差配であることは言うまでもない。

この事態に峯秋は関係者を退職させることを決定。
再就職先を用意するよう指示する。
事は中根署の手を大きく離れていたのである。

だが、堀江は再就職を拒否。
堀江によれば取引は岩倉から持ちかけられたものであった。
この責任を取り静かに去ることに。
これに甲斐は無常を感じる。

同じ頃、右京は峯秋と対峙していた。
今回、右京と甲斐を逮捕させたのも峯秋の指図であった。

峯秋は右京に事情を明かす。
現状、取調の全面可視化と引き換えに司法取引の合法化が進められている。
これが実現する前に堀江の行動が露見すれば、司法取引の是非が論じられ事が頓挫しかねない。
それを阻止する為だったと言う。

だが、右京はこれをあっさりと一蹴する。
司法取引は捜査がスムーズに行える反面で、刑を軽くする為にありもしないことを訴える輩も出る。
つまり、諸刃の剣なのだ。
右京はこれを危惧していた。
右京の主張を聞いた峯秋は「つくづく面白い男だねぇ〜〜〜君は」と笑みを浮かべる。

その翌日、甲斐は岩倉の娘から感謝の言葉を伝えられていた。
一時は錯乱していたが、其処まで岩倉が孫を想っていることに気付いたらしい。
これを聞いた甲斐は右京に反発していたことに複雑な想いを抱くのであった―――第5話了。

<感想>

シーズン13第5話。
脚本は金井寛さん。

サブタイトルは「最期の告白」。
亀山版の「相棒season5」15話「裏切者」に神戸版の「相棒season9」6話「暴発」を加え、「司法取引(及びその隠蔽)は是か非か」をテーマに相棒同士の信頼を描いたストーリー。

それぞれの回の各相棒の右京への対応は亀山が「同調」、神戸は「反抗」でした。
これに比較すると、甲斐は「これらが半々」と言ったところか。
白でも黒でもない玉虫色的な対応になるのかなぁ……。

甲斐の心理的には、堀江のことを思えば右京の行動はやり過ぎに思える。
だが、岩倉の娘の件が残されていた。
これにより右京の行動に一縷の光を見出した。
そして、折り合いをつけたと言えるでしょうか。

ただ、その一縷の光ですが……闇に閉ざされそう。
真実が明らかになることで岩倉が取引に応じた理由が追及されることになるだろう。
だとすると、靴下の件にも触れられる筈で……染谷夫人殺害の件の無実はともかく、山本夫妻殺害現場から孫のプレゼントを手に入れた事実は人間的にかなり批判される筈。
ともすれば、岩倉娘にさえ批判の矛先は向かうかもしれない。
それはあおいにも向かうかも……。
あおいのことを考えれば、岩倉娘は父の想いに浸っている場合ではない。
岩倉自身もこれを危惧していたところもあるのだろうし。
しかし、それは儚く散った。
正直、其処に救いは無い。

とはいえ、右京にこれは関係ない。
右京はあくまで自身が信じる正義を通したに過ぎない。
岩倉娘の件は正義を貫く中で生じた副次的なものなのだ。

これが右京。
これこそが右京と言えるでしょう。

「誰も救われない」とした甲斐の言葉は正しい。
だが、絶対正義とは主観に寄らないもの。
正義を標榜するなら右京のスタンスもまた間違いとは言い切れない―――むしろ正しい。
このように、どちらが正しいとは言い切れないのが難しいところですね。
ただ、右京も回によっては割と主観で動くことが多いから「1個人が正義を背負って良いのか」など、この問題を複雑化させている……。
しかし、正義は各個人の心の中にあるのだろうし……ああ、難しい!!

それと、テーマを活かすなら右京がラストで述べていたリスクを劇中で表現し強調しても良かったかもしれないですね。
岩倉の偽証はそれ自体が取引の結果でしかなくなってますし、それ以外であればもっと映えたと思う。
とはいえ、なかなか良かったです。

「相棒 season9 ブルーレイBOX(6枚組) [Blu-ray]」です!!
相棒 season9 ブルーレイBOX(6枚組) [Blu-ray]





「相棒 season9 DVD-BOX I(6枚組)」です!!
相棒 season9 DVD-BOX I(6枚組)





「相棒 season9 DVD-BOX II(5枚組)」です!!
相棒 season9 DVD-BOX II(5枚組)





「相棒 Season8 DVD-BOX1」です!!
相棒 Season8 DVD-BOX1





「相棒 Season8 DVD-BOX2」です!!
相棒 Season8 DVD-BOX2





「相棒 劇場版II -警視庁占拠!特命係の一番長い夜- 豪華版DVD BOX (初回完全限定生産)」です!!
相棒 劇場版II -警視庁占拠!特命係の一番長い夜- 豪華版DVD BOX (初回完全限定生産)





「相棒 劇場版II -警視庁占拠!特命係の一番長い夜- 豪華版Blu-ray BOX (初回完全限定生産)」です!!
相棒 劇場版II -警視庁占拠!特命係の一番長い夜- 豪華版Blu-ray BOX (初回完全限定生産)





「相棒 Season 9 オリジナル・サウンドトラック」です!!
相棒 Season 9 オリジナル・サウンドトラック





◆「相棒」に関連した商品はこちら。


posted by 俺 at 23:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 相棒 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第91話「ホリデー(前編)」(加藤元浩作、講談社刊「月刊少年マガジン 2014年12月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第91話「ホリデー(前編)」(加藤元浩作、講談社刊「月刊少年マガジン 2014年12月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)です!!

ネタバレあります、注意!!

登場人物一覧:
森羅:主人公。C.M.B.の指輪の主。多大な影響力を持つ。
七瀬立樹:森羅のパートナー。身体を動かすことが得意。

ジル・サイモン:ジャンガ側の凄腕交渉人。

<91話あらすじ>

軍事独裁政権が樹立しているサーダンと、その隣国・ジャンガの間では扮装が続いていた。
それは深刻化し、日常的に市民生活を脅かす事態に発展していた。

ジャンガ側は長きに渡る紛争を終わらせる手段として国連に調停を依頼することに。
だが、実際に調停が実行に移されるかどうかは別である。
まずは調停の決議を引き出す必要があった。

其処で、理事国を説得し決議を引き出す交渉人が求められた。
このジャンガ側交渉人を傑物と呼ばれるジル・サイモンが引き受けることに。

今回、森羅はこのサイモンに交渉の協力を要請されていた。
サイモンにはある秘策があると言うが……。

その秘策がジャンガ内に眠る壁画であった。
壁画を目にした森羅は「これは危険な賭けだ」と叫ぶ。

サイモンと合流した森羅。
彼によれば常任理事国の説得が全てを決めると言う。

対象となるのは5ヶ国。
アメリカ、フランス、イギリス、ロシア、中国だ。
サイモンはこれを必ず説得せねばと宣言する。

サイモンの調略は巧妙であった。
まずは、文化に造詣の深いフランス。
これは例の壁画の保護を理由に口説き落とした。

次いで、フランスの様子を見ていたアメリカとイギリスが動いた。
フランスが保護に乗り出した背景に何か理由があると探り出したのだ。

そして、ソレに気付いた。
これこそ、森羅が「危険な賭けだ」と叫んだ理由。
壁画には付近にプラチナが眠っていることが示されていたのである。

プラチナは希少金属である。
一歩間違えば利権の為に争いが深刻化しかねない。
だが、サイモンはこれを利用した。

遅れてはならぬとばかりにアメリカとイギリスも調停に賛意を示すことに。
残るはロシアと中国である。

しかし、此処でサーダン側も事態に気付いた。
座視は死を意味するとサイモンの妨害に乗り出すことに。
こうして、ジャンガの平和に向けて壮絶な交渉戦が開始されたのだ―――後編に続く。

<感想>

「月刊少年マガジン」2014年12月号掲載「91話 ホリデー(前編)」です。

国際世界を舞台に壮絶な調略戦が繰り広げられることに。
まさに血沸き肉躍る前編です。

今回、物凄く面白かった。
ある意味、小説を読んでいるような感覚に囚われたほど展開が良い。
此のクオリティが後編も続けば、シリーズ屈指のエピソードになり得るのではないか。

正直、あらすじでは良さを伝え切れてない。
後編に向けて本作自体を読むべし!!

◆関連過去記事
【「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」シリーズ】
「C.M.B. 森羅博物館の事件目録(「月刊少年マガジン」2012年6月号掲載分)」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録(「月刊少年マガジン」2012年7月号掲載分)」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録(「月刊少年マガジン」2012年8月号掲載分)」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録(「月刊少年マガジン」2012年9月号掲載分)」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録 67話 ガラスの楽園・前篇(「月刊少年マガジン」2012年10月号掲載分)」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録 68話 ガラスの楽園・後編(「月刊少年マガジン」2012年11月号掲載分)」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録 69話「螺旋の骨董品店」(「月刊少年マガジン」2012年12月号掲載分)」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録 70話「4枚目の鏝絵」(「月刊少年マガジン」2013年1月号掲載分)」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録 71話「足摺厚焼き卵店」(「月刊少年マガジン」2013年2月号掲載分)」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録 72話「Nobody」(「月刊少年マガジン」2013年3月号掲載分)」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録 73話「グラウンド」(「月刊少年マガジン」2013年4月号掲載分)」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録 74話「二笑亭」(「月刊少年マガジン」2013年5月号掲載分)」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第75話「ダイヤ泥棒」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン 2013年6月号」掲載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第76話「レース」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン 2013年8月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第77話「掘り出し物」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン 2013年9月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第78話「バッグ ストーリー」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン 2013年10月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第79話「その朝、8時13分」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン+(プラス) 2013年7号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第80話「香木」(加藤元浩作、講談社刊「月刊少年マガジン 2013年12月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第81話「ゴンドラ」(加藤元浩作、講談社刊「月刊少年マガジン 2014年1月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第82話「ライオンランド(前篇)」(加藤元浩作、講談社刊「月刊少年マガジン 2014年2月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第83話「ライオンランド(後篇)」(加藤元浩作、講談社刊「月刊少年マガジン 2014年3月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第84話「兆し sign」(加藤元浩作、講談社刊「月刊少年マガジン 2014年4月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第85話「アステカのナイフ」(加藤元浩作、講談社刊「月刊少年マガジン 2014年5月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第86話「爆破予告」(加藤元浩作、講談社刊「月刊少年マガジン 2014年7月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第87話「幸運」(加藤元浩作、講談社刊「月刊少年マガジン 2014年8月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第88話「キジムナー」(加藤元浩作、講談社刊「月刊少年マガジン 2014年9月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第89話「空き家」(加藤元浩作、講談社刊「月刊少年マガジン 2014年10月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第90話「プラクルアン」(加藤元浩作、講談社刊「月刊少年マガジン 2014年11月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B.番外編 M.A.U. “ブラック・マーケットの魔女”の事件目録 箪笥の中の幽霊」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン+(プラス) 2013年6号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

【「Q.E.D.証明終了」シリーズ】
「Q.E.D.証明終了(「月刊少年マガジン+(プラス)」2012年3号掲載分)」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン+(プラス)」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「Q.E.D.証明終了(「月刊少年マガジン+(プラス)」2012年4号掲載分)」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン+(プラス)」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「Q.E.D.証明終了 金星(「月刊少年マガジン+(プラス)」2013年5号掲載分)」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン+(プラス)」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「Q.E.D.証明終了 初恋」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン 2013年7月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「Q.E.D.証明終了 失恋」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン+(プラス) 2013年6号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「Q.E.D.証明終了 巡礼」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン 2013年10月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「Q.E.D.証明終了 陽はまだ高い」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン+(プラス) 2013年7号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「Q.E.D.証明終了 代理人」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン+(プラス) 2014年8号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

2013年6月発売「C.M.B.森羅博物館の事件目録(23) (月刊マガジンKC)」です!!
C.M.B.森羅博物館の事件目録(23) (月刊マガジンKC)





2013年6月発売「Q.E.D.証明終了(45) (月刊マガジンKC)」です!!
Q.E.D.証明終了(45) (月刊マガジンKC)





「C.M.B.森羅博物館の事件目録(1) (月刊マガジンコミックス)」です!!
C.M.B.森羅博物館の事件目録(1) (月刊マガジンコミックス)





「C.M.B.森羅博物館の事件目録 コミック 1-19巻 セット (講談社コミックス月刊マガジン)」です!!
C.M.B.森羅博物館の事件目録 コミック 1-19巻 セット (講談社コミックス月刊マガジン)



posted by 俺 at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画批評(レビュー) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「すべてがFになる」4話「封印再度(後編) 【50年の時を超えた殺人と封印された真相】」(11月11日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「すべてがFになる」4話「封印再度(後編) 【50年の時を超えた殺人と封印された真相】」(11月11日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

萌絵(武井咲)は、集まった香山家の人々に、病院から失踪したマリモ(原田夏希)が林水(横内正)の死に関連している可能性があると切り出した。一方、犀川(綾野剛)は一人、部屋の隅にいた。

刑事の鵜飼(戸次重幸)は、屋敷の裏門付近にマリモのタバコの吸い殻が落ちていたことを明かした。さらに、林水の息子・多可志(橋洋)が屋敷を売却しようとして林水に反対されていたことを挙げ、疑いの目を向ける。多可志は、この家は呪われているから売却したほうがいいのだ、とつぶやく。

その後、萌絵と犀川は、ヒーローのおもちゃで遊ぶ多可志の息子・祐介(橋來)に声をかける。ヒーローは強いのかと聞く萌絵に、祐介は「もういない」と答える。不思議に思った萌絵は外れていた電池をヒーローにはめてやる。動き出したヒーローを見た祐介は「いた」と答えた。そのやりとりを見ていた犀川は、何かに気づく。

後日、萌絵が再び香山家にやって来ると、犀川が蔵を観察していた。犀川は萌絵に、蔵がウェザリングという技法で古く見えるように塗装されているが、内部にはシリコン素材が使われていて密閉空間になることを教えた。画を湿気から守るためとはいえ、かなりの手間がかかる改装をした理由を、芸術家だからだろう、と犀川は推測。そんな時、中庭から悲鳴が聞こえた。萌絵と犀川が駆け寄ると、井戸の側で多可志の妻・綾緒(赤間麻里子)が震えていた。井戸を覗き込んだ萌絵が目にしたのは…。
(公式HPより)


では、続きから(一部、重複アリ)……

・前回はこちら。
「すべてがFになる」3話「封印再度(前編) 【呪われた仏画師一族と家宝が眠る密室の殺人】」(11月4日放送)ネタバレ批評(レビュー)

香山林水が籠っていた筈の蔵から遠く離れた川から死体で発見された。
さらに、その娘・マリモが直前に事故を起こしていた。
しかも、マリモは目を離した隙に入院していた病院から姿を消す。
当然、マリモが林水を殺害したのでは……と疑われることに。

犀川は林水が遠く離れた川まで移動したことに注目。
林水死亡時における状況に問題解決のポイントがあると見抜く。

さて、林水死亡当日。
マリモの到着が遅くなる中、林水は「天地の瓢」と「無我の匣」と共に蔵に籠っていた。

そして18時。
マリモの甥である勇介が蔵へ向かうと暫くして戻って来た。
勇介は「(林水が)もういないよ」と告げる。
その遠くでは犬が何かに激しく吠え立てていた。

次いで19時。
蔵を確認に向かうが返答なし。
扉は開かなかった。

そして20時。
蔵に食事が届けられたが返答なし。
扉は開かなかった。

21時、心配になった家人が様子を見に行くと……扉が開いた。
さらに悲鳴が上がる。

蔵の中に居る筈の林水だが、何時の間にやら消えていた。
蔵の中には血溜だけが残されていたのである。

これらから林水は20時から21時の間に蔵の中で殺害され運び出されたと思われたが……。
さて、この事件に隠された真相とは!?

と、その前に1つ管理人から賢明なる読者諸氏に挑戦状を。
「すべてがFになる」第4話の放送は11月11日21時から22時まで。
この批評記事は翌12日0時過ぎにアップされています。
ちなみに、管理人は大体ですが遅くとも放送から1時間以内には記事をアップする予定でした。
つまり、23時には本記事がアップされる筈であった。
実際にアップされた時間と比較すると1時間以上の空白時間があるワケです。
さて、何が起こったか!?

手掛かりは本ブログをよく知る方には既に与えられています。
後は推理のみ。
さぁ、あなたはこの謎が分かりましたか!?
では、早速ながら解答編。

タイムラグにより管理人は22時以降に記事に取り組んだことが分かります。
管理人が述べた1時間の目安が事実ならば23時以降に記事を書き始めたことになる。

もはや、明白でしょう。
放送時間に管理人はテレビの前に居なかったのです。
いや、正確には多少異なります。
時折、テレビが視聴出来ない環境にあったのです。
すなわち、放送中は移動状態にあった。
その為に飛び飛びでしか視聴出来ていない……これが解です。

えっ、ロジックが詰め切れていない!?
むしろ、飛躍し過ぎ!?
とはいえ、これが真実なのだからどうしようもありません。

では、どうなるかと言うと……此処からのあらすじは視聴出来た箇所と原作とを融合させたある意味「ミス通」アレンジバージョンになってます。
本ドラマの性質上から考えると原作を尊重しているので、おそらくそう異ならないと思われます。
ただ……公式HP上でも近日中に詳細なあらすじが公開されると思われるので、そちらを確認された方がより正確であるとお伝えしておきます。
その点、ご了承の上でお楽しみください。

では、再開!!

林水の孫・祐介が口にした「もういない」は「その場に居ない」ではなく「死んでいる」と示すものであった。
つまり、祐介は瀕死の林水を目撃していたのである。
さらに、同じ時刻に犬が吠えている。

これが意味することは1つ。
林水は18時時点で瀕死の身体を引き摺りつつ、その時刻に蔵から外へと自らの意志で這い出たのだ。
だから、犬に吠え立てられた。
これをマリモが発見し、車で病院へ運ぼうとして事故に遭ったのだ。
林水はそのまま死亡してしまった。

では、18時時点で林水は蔵から消えていたとして19時以降も21時まで扉が開かなかったのは何故か?
それは気圧により密閉されていたからである。
蔵の中は条件を満たすことにより、閂無しでも開閉不可能な状態に陥るのだ。
今回がそれに該当していたのである。

犀川は此処から林水の死が自殺である断定する。
林水は自殺を決行したが死ぬに死にきれず、助かりたい一心で蔵の外へ這い出たのだ。
だが、凶器らしい凶器は蔵の中には存在しなかった筈だが……。

しかし、これこそが風采の死にも繋がる謎の正体であった。
凶器はずっと蔵に残されていたのだ。
そう、「天地の瓢」と「無我の匣」として。

実は「天地の瓢」の中の鍵はお湯により融解する金属で出来ていた。
これにお湯を注いだ状態で「無我の匣」へと注ぎ込むと、箱内で凶器が完成するのだ。
後はこれを再び「天地の瓢」に戻せば、凶器消失の出来上がりであった。

とはいえ、これらの行動を林水1人で行ったとは到底思えない。
誰かがサポート……いや、もしかすると主導した可能性がある。
其処で思い浮かぶのは林水の妻・フミである。
フミは「天地の瓢」と「無我の匣」の秘密を知っているのだ。
もしかして、フミこそが林水を……。
だが、証拠は何もない。

こうして、真実は再度封印されたのである―――5話「すべてがFになる(前編)」に続く。

<感想>

ドラマ原作は森博嗣先生「S&Mシリーズ」。
そして、今回はシリーズ第5弾『封印再度』のドラマ化でした。
原作『封印再度』については過去にネタバレ書評(レビュー)ありますね。

『封印再度』(森博嗣著、講談社刊)ネタバレ書評(レビュー)

では、ドラマ感想を。

あらすじ中にも記載しましたが飛び飛びの視聴となりました。
とはいえ、あの「天地の瓢」と「無我の匣」の秘密が再現されたシーンは視聴。
いやぁ〜〜〜やっぱり映像化されるとインパクトがありますね。
もちろん賛否あることと思いますが、個人的にはアリですね。
ちなみに原作では「天地の瓢」と「無我の匣」のネーミングの意味こそが重要なキーになっていました。

それと今回のドラマ化はシリーズ第2弾『冷たい密室と博士たち』に始まり、第5弾『封印再度』、第1弾『すべてがFになる』、第9弾『数奇にして模型』、第10弾(最終巻)『有限と微小のパン』が予定されており、各話が前後編となるので全10回が予想されています。

そんな次回はいよいよ「すべてがFになる(前編)」。
原作ネタバレ書評(レビュー)ありますね。
おそらくこれが本シリーズ最大の試金石となる筈、あのトリックは人を選ぶと思われる。
注目せよ!!
ちなみに次回は公式HPによると21時30分から放送開始の様子。
ああっ、これなら視聴出来る……筈です。

・シリーズ第1弾。
『すべてがFになる』(森博嗣著、講談社刊)ネタバレ書評(レビュー)

◆関連過去記事
【S&Mシリーズ】
・シリーズ第1弾。
『すべてがFになる』(森博嗣著、講談社刊)ネタバレ書評(レビュー)

・シリーズ第2弾。
『冷たい密室と博士たち』(森博嗣著、講談社刊)ネタバレ書評(レビュー)

・シリーズ第3弾。
『笑わない数学者』(森博嗣著、講談社刊)ネタバレ書評(レビュー)

・シリーズ第4弾。
『詩的私的ジャック』(森博嗣著、講談社刊)ネタバレ書評(レビュー)

・シリーズ第5弾。
『封印再度』(森博嗣著、講談社刊)ネタバレ書評(レビュー)

・シリーズ第9弾。
『数奇にして模型』(森博嗣著、講談社刊)ネタバレ書評(レビュー)

・シリーズ第10弾にして最終話。
『有限と微小のパン』(森博嗣著、講談社刊)ネタバレ書評(レビュー)

【ドラマ版】
「すべてがFになる」1話「冷たい密室と博士たち(前編)」(10月21日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「すべてがFになる」2話「冷たい密室と博士たち(後編) 【暴かれる冷たい密室の謎と哀しき殺人者の記憶】」(10月28日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「すべてがFになる」3話「封印再度(前編) 【呪われた仏画師一族と家宝が眠る密室の殺人】」(11月4日放送)ネタバレ批評(レビュー)

【その他】
超再現!ミステリー「巧妙なトリック暴け人気推理小説を超再現謎を解け&犯人は誰?超衝撃の2時間SP 大学内で連続殺人…美女が残した(秘)日記に謎を解くカギ…珍推理佐藤隆太スタジオ爆笑砂羽も紗栄子も超興奮」(4月17日放送)ネタバレ批評(レビュー)

森ミステリィの名作「S&Mシリーズ」がフジテレビ系火曜21時枠にて連続ドラマ化!!タイトルは「すべてがFになる」に!!

「有限と微小のパン (講談社文庫)」です!!
有限と微小のパン (講談社文庫)





「冷たい密室と博士たち (講談社文庫)」です!!
冷たい密室と博士たち (講談社文庫)





こちらはコミック版「冷たい密室と博士たち (幻冬舎コミックス漫画文庫 (あ-01-02))」です!!
冷たい密室と博士たち (幻冬舎コミックス漫画文庫 (あ-01-02))





「すベてがFになる (講談社文庫)」です!!
すベてがFになる (講談社文庫)





「すべてがFになる (バーズコミックススペシャル)」です!!
すべてがFになる (バーズコミックススペシャル)





こちらはゲーム版「すべてがFになる〜THE PERFECT INSIDER」です!!
すべてがFになる〜THE PERFECT INSIDER



posted by 俺 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。