2014年12月30日

「このミステリーがすごい!〜ベストセラー作家からの挑戦状〜 天才小説家×一流映画監督がコラボした、一夜限りの豪華オムニバスドラマ!味わいの異なる4つの謎=各25分の濃密ミステリー!又吉×希林の他では見られないコントも!」(12月29日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「このミステリーがすごい!〜ベストセラー作家からの挑戦状〜 天才小説家×一流映画監督がコラボした、一夜限りの豪華オムニバスドラマ!味わいの異なる4つの謎=各25分の濃密ミステリー!又吉×希林の他では見られないコントも!」(12月29日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

今回は一挙4作品ということで、各作品別に「公式あらすじ」「ネタバレあらすじ」「一言感想」をまとめ、最後に「総合的な感想」で締めています。
ちなみに、批評順は放送順(「ダイヤモンドダスト」「残されたセンリツ」「カシオペアのエンドロール」「黒いパンテル」の順)です。


・「ダイヤモンドダスト」

<あらすじ>

大寒波が襲来し大雪に見舞われた首都・東京。その夜、スポーツ用品店で働く二人の男、奥脇巧(AKIRA)と明神和也(山本耕史)は翌日に迫った新店舗の開店準備に追われ、二人だけで残業を余儀なくされていた。夜が更けるにつれ暴風雪は増強。都市インフラが機能停止に陥るパニックの中、準備中の新店舗内で停電に遭い、作業を中断せざるおえなくなった二人は奥脇の決断で新店舗から歩いて本社に戻ることにする。大都会の真ん中にいるにも関わらず強烈な暴風雪が吹き荒れ、まるで雪山の中を歩くような感覚に襲われる奥脇と明神。容赦なく襲い掛かる暴風雪の猛威の恐怖に、二人はやがて互いの秘密や欲望がむき出しになっていく。二人は果たして無事に本社に戻れるのか? 最後に衝撃のラストが待ち受ける!
(公式HPより)


では、続きから……(一部、重複あり)。

ある猛吹雪の夜のこと。

スポーツ用品店に勤務する明神は迫るリニューアルオープンに向けて店舗の準備に追われていた。
そんな明神には同僚で恋人の坂下睦美が居る。
だが、睦美とは最近疎遠になりつつあった。

そして、明神を叱咤する男が居た―――奥脇である。
奥脇はオープンに成功すればチーフになる予定であった。
だからこそ、この猛吹雪が気が気ではないのだろう。
この天候の悪化によりスタッフは既に帰宅しており、準備が大幅に遅れていたのだ。

さらに、奥脇は睦美と交際していた。
睦美が奥脇と浮気した!?
いやいや、むしろ奥脇との仲が本気だったと言えるだろう。
これにより、奥脇は内心で明神を嘲っていたのである。

そんな奥脇に明神は「1時間後に雲の切れ間が訪れるから、その隙に本社へ避難しよう」と主張する。
店舗に残ることが危険だと判断したのだ。
これにより苛立つ奥脇。

ところが、直後に停電が発生してしまう。
これでは作業を続けられる筈もない。
奥脇は作業の手を止め、明神と共に本社に戻ることに。

しかし、外は雪山もかくやと言うほどの猛吹雪。
一歩進むにも大きな体力を消耗する状態であった。

少し進み、これ以上は危険だと判断した明神。
雲の切れ間が訪れる筈と地下通路への避難を提案する。

実は奥脇にはこの日に睦美との逢瀬の約束があった。
焦りを覚える奥脇だがどうしようもない。
仕方なく明神の提案を受け入れる。

地下通路には多数の避難者が居た。
どうやら、奥脇たちと同じ境遇らしい。
疲れ果てていた奥脇は早々に自身の居場所を見つけると座り込んでしまう。
その隣に申し訳なさそうに座る明神。

ふと、明神は奥脇に煙草を勧める。
これに「お前にしては珍しく気が利くな」と洩らす奥脇。
明神は要領が悪く周囲からも軽んじられていたのだ。

と、其処に親子連れがやって来た。
子供は「早く帰りたい」と泣き叫び、母親は「もうすぐだから」と必死に宥めている。
その様子を見詰めていた明神は親子連れに場所を譲る。
しかし、周囲には座り込めるようなスペースはもうない。
こうして、明神も奥脇も居場所を失ってしまった。

「お前の所為だぞ」と明神を責め立てる奥脇。
明神は平謝りしつつ、お詫びとばかりに近くのコンビニへ食料の買い出しに赴く。

その頃、睦美は奥脇の帰還を本社で待ちわびていた。
彼女の脳裏に明神の姿は欠片も無い。

数十分後、明神が足を引き摺って地下通路に戻って来た。
買い出し先で誰かに押され転倒したらしい。
だが、辛うじて酒だけは購入出来たと言う。
明神は折角購入出来た酒を奥脇に譲る。

これを美味そうに飲み干す奥脇。
流石に悪いと思ったのか、奥脇は此処で睦美と交際している事実を打ち明けた。
しかし、明神は怒らない。
それどころか、奥脇と睦美の仲を祝福するような発言まで行う。

暫く経過した。
明神は奥脇に「そろそろ雲も切れるから本社へ戻ろう」と誘う。

そんな2人の様子を見ていたのは先程の親子連れ。
耐え切れなくなったらしく避難する宛があるのなら……と同行を申し出る。
これに難色を示す奥脇だが、明神は「一緒に行きましょう」と大きく頷く。
不承不承これに従う奥脇。

こうして、奥脇と明神、親子連れの4人が本社へ。
ところが、途中で明神が「もう動けない」と訴え出した。
負傷した足が痛むらしい。
親子連れも疲労困憊の様子である。

明神は奥脇に「お前の負担になりたくない。先に行って助けを呼んでくれ」と頼む。
「すまん、必ず助けに戻る」言い置いて駆け出す奥脇。
奥脇の中で明神へのわだかまりは解消されつつあった。

そして夜が明けた。

翌朝、猛吹雪について各種報道が為されていた。
このニュースを眺めながら、自宅でランニングマシンで走る男の姿がある。

ニュースでは「23人が死亡、846人が負傷」と伝えれていた。
続いて現れたのは、地下道の親子。
彼女たちは「同行していた明神が段ボールを持って来てくれたので助かった」と涙ながらに感謝の言葉を告げる。

これを見てランニングマシンで走っていた男が笑う。
男は明神である。

さらに、被害者の1人・奥脇の死が報じられた。
その死因は「偶発性低体温症」。
原因は飲酒と煙草であった。
共に明神が勧めたものだ。

二日前、明神はこの猛吹雪が到達することを予見した計画を立てていた。
そして、すべてを準備していたのである。
足の負傷ももちろん嘘だ。
雪雲にも切れ目は無い。

明神は凍死寸前の親子を救ったことで一躍ヒーローとなった。
そして、奥脇に代わりチーフとなった。
睦美も明神のもとへ。
明神は全てを手に入れた―――エンド。

<一言感想>

原作からもっともアレンジが加えられていた作品か。
全くの別物です。

ドラマ版はミステリらしさは増していたが、テーマが完全に異なっていたのがどうにもモヤモヤ。
原作はかなりテーマ性が高く、より深い作品だったし。
此の点で、もう少し原作を尊重しても良かった気はする。
ちなみに、明神よりも睦美の気紛れの方がよほど怖い。

・原作ネタバレ書評(レビュー)はこちら。
『ダイヤモンドダスト』(安生正著、宝島社刊『このミステリーがすごい!四つの謎』収録)ネタバレ書評(レビュー)

・「残されたセンリツ」

<あらすじ>

天才女流ピアニストとして名を馳せる多岐川玲(とよた真帆)が3年ぶりにリサイタルを開いた。生涯で最高の演奏と言わしめる玲の超絶技巧な演奏は聴衆を魅了し、リサイタルは賞賛の嵐で幕を閉じる。
ところが、絶賛の拍手が鳴り止まない会場を後にした直後、玲は控え室で謎の死を遂げる。玲の傍らに転がっていたのは青酸カリが混入されたコーヒーの入ったボトルが一つ……。現場に出入り出来たのは、長年連れ添ったマネージャーで元恋人の安住鷹久(佐藤二朗)とリサイタルの主催者で現在の恋人である美能忠邦(長谷川初範)、そして玲と同じくピアニストで玲とは不仲だった娘の多岐川真由(川口春奈)の3人だった。捜査を担当する刑事の河原崎雄二(イッセー尾形)は彼独特の含蓄ある人間観察によって玲と3人の間に隠された意外な愛憎劇にたどり着く……。
ラストに残されたのは、“戦慄”の真実と、悲しく響き渡る“旋律”だった――。
(公式HPより)


では、続きから……(一部、重複あり)。

ピアニスト渾身の演奏が行われていた。
演奏を終えた瞬間、聴衆は割れんばかりの拍手でこれに応えた。

その数十分後、当のピアニスト・多岐川玲が毒殺死体で発見された。
現場は控室。
どうやら、水筒に青酸カリが混入されていたらしい。

控室に出入り出来たのは3人。
元恋人でマネージャーの安住鷹久。
現恋人でリサイクル会社を経営する美能忠邦。
玲の娘でこれもピアニストの真由である。

事件の捜査に携わった河原崎雄二刑事は3人から事情を聞き出す。

まずは安住。
安住によれば、美能と玲は3年前から交際を開始したらしい。
だが、美能はその少し前に経営するリサイクル会社で水銀による公害事件を起こしていたそうだ。
さらに、玲はピアノを優先しており娘・真由を顧みなかったとの証言も得られた。

続いて真由。
玲とはほぼ没交渉だったらしく、彼女の口からは玲に関する情報は出て来ない。
それどころか、玲はピアノしか愛していなかったと断言する。
真由の手には包帯が巻かれており、聞けばぶつけて怪我をしたらしい。

最後に美能。
彼のもとには玲から何度もコンサートに来て欲しいと電話が入っていた。
さらに、玲の殺害時刻前後にはアリバイが無い。

河原崎は美能に玲との馴れ初めについて問う。
馴染みのバーで飲んでいたところ、玲から声をかけて来たらしい。

そんな美能によれば、玲と真由の間柄ならば殺しが起きても不自然ではないと言う。
なんでも、玲はピアノに打ち込むばかりに真由の養育を放棄していた過去があり、真由は玲を恨んでいたそうである。
しかも、最近も玲と喧嘩をしていたそうである。
どうやら、玲の包帯はこのときのもののようだ。

河原崎が調べたところ、真由が玲を真冬にパジャマで庭に放置していた過去があることが判明。
このときも、玲はピアノに打ち込む余り気付かなかったと語っていたそうである。

玲の演奏をVTRで目にした河原崎。
まるで最期の演奏と知っているようだと感想を口にする。

矢先、青酸カリの成分表が解析され、不純物の存在が明らかになった。
河原崎は此処に犯人を確信する。

河原崎が訪れたのは真由のもと、其処で明かされた真実とは―――。

居並ぶのは安住、美能、真由ら容疑者3人。
彼らに河原崎は玲が重い病に侵されピアノが弾けない身体になりつつあったと明かす。
原因は美能が経営するリサイクル会社による水銀中毒である。
玲もまた水銀中毒の被害者だったのだ。

河原崎の指摘に美能は顔色を変える。
其処に真由が追い打ちをかける。

真由によれば、玲は美能を恨んでいた。
美能に復讐するべく、自身と引き換えに彼を殺人犯へと導いたのだ。

最近の玲と真由の喧嘩の理由もこれにあった。
玲は真由に自身の計画を打ち明けた。
真由は反対したが、玲はピアノが無ければ生きていけないと計画を強行した。

玲はコンサート前に美能を「水銀中毒の決定的な証拠を押さえた」と脅迫。
これに殺させたのだ。

証拠が無いと言い切る美能。
だが、河原崎は美能の会社で使用する青酸カリの不純物と犯行に用いられたものとが同じであることを指摘し動かぬ証拠だと断言する。

しかし、美能はこれを嘲笑う。
それでも逮捕は出来ないと主張したのだ。
そんな美能に、河原崎は「必ずお前を捕まえる」と宣言するのであった。

真由は河原崎に玲への想いを打ち明ける。
確かに優先順位こそピアノ以下とされた真由だが、玲の純粋さは認めていたそうだ。

これに河原崎は首を振る。
取り出して来たのは、あのVTRである。
玲は演奏後にある言葉を呟いていた。

「愛してる」

玲は最後にして最高の演奏を真由に捧げたのだ。
決して、玲は真由を軽んじていたのではなかったのだ―――エンド。

<一言感想>

大筋は原作通りだけど「ダイイングメッセージのカット」や「玲の真意を明かしてしまった」点が異なる。
これにより原作に比べるとシンプルにはなったが、テーマが失われた作品。

特にダイイングメッセージが排除されたことで、玲が美能を罠に嵌めた意味が薄くなったことには閉口。
あれだと玲が美能を嵌めたことにならないだろう。
だって、美能以外が疑われる可能性が残るし。
最悪の場合、真由が犯人にされてしまう可能性すらある。
原作では牽強付会気味だった「ダイイングメッセージ」だが、あれを省くのならば他も改変する必要がある筈だ。

続く「カシオペアのエンドロール」と「どんでん返し」で重複することを避けたのかもしれないが、あの後日談を排除したこともモヤモヤする。
これでタイトルの意味が無くなった。
それと余韻が弱くなっている。
此の点も不満が残るドラマ化であった。

・原作ネタバレ書評(レビュー)はこちら。
『残されたセンリツ』(中山七里著、宝島社刊『このミステリーがすごい! 四つの謎』収録)ネタバレ書評(レビュー)

・「カシオペアのエンドロール」

<あらすじ>

札幌から上野に向かう豪華特急列車のスウィートルームで起きた密室殺人事件。殺されたのは乗車していた人気シリーズ映画の撮影隊で、撮影隊の中で唯一の男性である映画監督の道明寺(田中要次)だった。
撮影隊で貸し切りになっていたスウィートルームに出入り出来るのは道明寺と共に乗車していた撮影隊の4人の女たち……。女盛りをちょっと過ぎたプロデューサーの吉川かなえ(いしのようこ)、無駄に色気満々のアシスタントプロデューサー・賀茂泉(矢吹春奈)、今回の映画で大抜擢された新進気鋭の若手女優・樫村愛菜(川島海荷)、そして国民的人気を誇る人気シリーズ映画の主演女優・望月ゆかり(藤原紀香)だった。それぞれ一癖も二癖もある容疑者の女たちを相手に、偶然、出張で同乗していた二人の刑事、スウィーツ好きの変わり者警視・加納(吉田栄作)と部下の玉村(浜野謙太)が捜査に乗り出すが……。
(公式HPより)


では、続きから……(一部、重複あり)。

札幌から上野へと向かう豪華特急列車のスイートルームにて殺人事件が発生。
捜査に乗り出したのはスイーツ好きの変わり者として知られる加納警視と、その部下・玉村。

現場となった1号車から4号車までは貸切になっており、犯行が可能なのは4人しか居ない。
おっと、順番が前後した。

まずは被害者について。

殺害されたのは大人気映画「貴婦人刑事シリーズ」で知られる映画監督の道明寺。

そして容疑者だ。

シリーズの主演女優・望月ゆかり。
プロデューサーの吉川かなえ。
アシスタントプロデューサーの賀茂泉。
新進気鋭の若手女優・樫村愛菜。

取調を始めた玉村。
すると、道明寺が愛菜を除く女性陣3人と交際していたことを突き止める。

一方、加納は15作目の脚本を一目見るなり「出番が減らされてるねぇ……」と呟く。
どうやら、ゆかりの出番が減らされ愛菜の出番に代えられているらしい。

さらに、加納は4号車から女優のオーディション風景が撮影されたVTRを発見。
VTR中の女性は北海道訛りで「妹はもっと美人なんです」と元気よく答えていたが……。

この間に愛菜が席を外し戻って来た。

ふと気にかかった加納は再び殺害現場へ。
すると、ベッドの横に第14弾の脚本が置かれていることに気付く。

拾い上げて目を通してみると、愛菜の役柄に前任者が居たことが分かった。
その名は河村里美、あのオーディション映像の女性だ。
本来ならば第14作時点で登場する予定だったそうだ。
だが、役を外されてしまい自殺してしまったらしい。

どうも、役を外された理由は道明寺に交際を迫られながらこれを断った為らしい。
他にも、ゆかりに敬遠されたからだそうだ。

さらに、加納は道明寺が所持していたレシートから交際相手が4人居たことを突き止める。
そう、愛菜も道明寺の交際相手の1人だったのだ。
道明寺は相当奔放な人物だったようだ。

しかし、ゆかりはだからと言って人を殺しはしないと主張。
むしろ、作品を良くするためには仕方がないことだと理解していたそうである。

愛菜もこれを支持する。
ちなみに、愛菜は東京出身らしい。

と、何時の間にやら加納がウニアイスを食べていた。
やがてキョロキョロと周囲を窺う加納は「いたましいけど、なげるか」と呟く。
どうやら、カップを捨てたいようだ。
これに愛菜がゴミ箱を差し出した。

直後、加納は「エクセレント!!」と叫ぶ。
事件の真相を見抜いたようだ。

加納によれば動機は怨恨、原因は里美の自殺だそうである。
里美の復讐を果たした人物が居たのである。

加納が犯人だと指摘したのは愛菜だ。
愛菜は東京出身だと述べていたが、北海道出身だったのだ。

その根拠こそ「いたましいけど、なげとけ」。
これは北海道の方言で、その意味は「勿体ないけど、捨てとけ」である。
これが分かるのは北海道出身者のみなのだ。

愛菜は里美がオーディションで口にした妹であった。
里美の死の原因が道明寺にあると考えた愛菜が復讐したのであった。
こうして愛菜は逮捕された。

翌朝、加納はゆかりに真実を告げる。
実は裏に黒幕が居たのである。

道明寺は「貴婦人刑事」の若返りを図ろうとしていた。
だからこそ、里美や愛菜を出演させようとした。
ゆかりは主役の座を失いかけていたのだ。

そして「オーディション映像」と「第14弾の台本」。
それは誰かが用意しなければ、この場に存在しないもの。
あれにより加納は愛菜の犯行に気付いた。

道明寺が死亡したことで利益を得た人物こそが、これを用意した。
その人物は道明寺を排除し、自身の地位を脅かす愛菜をも排除した。
これこそ、ゆかりの仕業だったのだ。

ゆかりは「貴婦人刑事」の主役の座を守るべく、愛菜が道明寺を殺害するように仕組んだのだ。

だが、それが加納に分かったところでゆかりを逮捕する術は無い。
加納は呟く「エクセレント!!」と―――エンド。

<一言感想>

これまた犯人と黒幕こそ同じだが、かなりのアレンジを加えられていた作品。
ドラマ版だと容疑者4人の意味が無いんだよなぁ……。
それと、方言も原作にない。
そう言えば、原作にあったアリバイトリックも割愛されてたなぁ。
最後の二転三転するどんでん返しも無しかぁ……。

これだけ改変するならいっそ倒叙モノにした方が面白かったと思う。
例えば、愛菜の犯行を冒頭で描き、方言が決め手で逮捕、これで終わりと思いきや……ゆかりが黒幕だったの一捻りで十分だろうになぁ……。

・原作ネタバレ書評(レビュー)はこちら。
『カシオペアのエンドロール』(海堂尊著、宝島社刊『このミステリーがすごい!四つの謎』収録)ネタバレ書評(レビュー)

・「黒いパンテル」

<あらすじ>

中年半ばの須藤(勝村政信)は今でこそ建設会社に勤めるしがない現場監督だが、30年前の20代、実は戦隊モノのヒーローとしてテレビで人気を博した駆け出しの役者だった。須藤は当時共演者でヒロイン女優だった栄子(高橋ひとみ)と結婚し、現在は二十歳になる一人娘・千明(小池里菜)がいる。ある日、須藤は栄子から須藤が役者当事身に着け、仕舞い込んでいたヒーロー・ブラックパンテルの衣装とマスクを見せられ、30年前の出来事を思い出す。それは須藤が出演する戦隊モノの撮影現場で起きた悲惨な事故だった。当事、須藤が主人公の戦隊モノは佳境を迎え、最終回の撮影を行っていた。ところがそのロケ現場で火災事故が起こり、須藤は先輩俳優で共演の敵役・ドラクル男爵を演じていた二ノ宮(城田優)を見殺しにしてしまったという苦い経験を味わったのだ。久しぶりに衣装を見て自責の念が再燃する須藤。そんな中、須藤の元に娘の千明を誘拐したとのメールが届き、誘拐犯は須藤になんとブラック・パンテルの姿で救出に来るよう指示してくる!須藤は千明の恋人・戸倉(山本裕典)と救出に向かうが……。悲哀に満ちた中年サラリーマンは、果たして娘を無事救出することができるのか!?
(公式HPより)


では、続きから……(一部、重複あり)。

30年前、特撮ヒーロー「ブラック・パンテル」を演じていた須藤。
ドラクル男爵を演じる二ノ宮やヒロイン役を演じる栄子と共に日夜撮影に挑んでいたのだ。

ところが、最終回の当日に思わぬ事故が発生した。

撮影現場の倉庫が火事に見舞われたのである。
此処で須藤はある選択を強いられた。
二ノ宮と栄子、どちらを助けるか……だ。

須藤は咄嗟に好意を寄せていた栄子を助けた。
結果、二ノ宮は焼死してしまった。

直後に須藤は俳優業を引退し栄子と結婚。
娘・千明をもうけた。

だが、この想い出は今も須藤を苛んでいる。

そんなある晩、須藤の前に撮影に使っていた「ブラック・パンテル」の衣装が現れる。
だが、その衣装はあの事故で焼失した筈であった。

矢先、千明が奇妙な男に尾行されてしまう。
不安を覚える須藤だが、千明は平気な様子。
それどころか、千明は彼氏を紹介したいと言い出した。

須藤にとっては青天の霹靂である。
青天の霹靂と言えば、世間を騒がせる事件がもう1つ起こっていた。
小惑星が地球に迫っていたのである。

そして、須藤の心を騒がせる事件も。
例の工場が解体されるのだそうである。

そんな須藤に奇妙な男が声をかけた。
須藤ははたと気付いた。
相手が二ノ宮に似ていることに。
途端、相手は煙のように消えてしまった。

その夜、千明が恋人を連れて来た。
その名は戸倉。
戸倉は特撮について造詣が深く「ブラック・パンテル」にも詳しかった。
須藤は当時のことを思い出した。

30年前、二ノ宮は須藤の事務所の先輩だった。
須藤は二ノ宮を尊敬しており、彼の推薦で須藤は「ブラック・パンテル」となった。
その撮影現場で須藤は栄子と出会った。
須藤は栄子を一目で好きになった。
だが、栄子は二ノ宮に好意を寄せていた。
其処にあの事件である。

須藤は思う。
今思えばあの頃の自分は輝いていたなぁ……と。

一方、小惑星がどんどんと接近しつつあった。
遂には直撃コースとまで噂されることに。

そんな中、千明が消えた。
そして、須藤にドラクルからメールが届く。
其処には「千明を取り戻したければブラック・パンテルとしてやって来い」と記されていた。

小惑星衝突、ヒロイン誘拐。
このシナリオは「ブラック・パンテル」最終回そのものであった。
二ノ宮の関与を確信した須藤は戸倉と共に廃工場へ向かう。

すると、当時そのままに戦闘員が現れる。
彼らと戦う須藤ことパンテルはあっという間に蹴散らす。

その目の前に、ドラクルこと二ノ宮が立ち塞がる。
そして、二ノ宮は30年前と同じ選択を須藤に強いる。

廃工場が火に包まれたのだ。
今回は栄子と二ノ宮に代わり、千明と戸倉である。

だが、須藤はこの選択を拒否する。
跳躍するや「必殺・パンテルパンチ」を用い、ドラクルを討ったのだ。

気付けば、二ノ宮も廃工場を包む炎も消えていた。
小惑星も衝突を回避した。

千明は戸倉と帰宅し、須藤は着替えを用意していなかったのでパンテルの衣装で歩いて帰った。

その途中、須藤はいろいろと考えた。
二ノ宮は須藤を恨んでいたワケではないのだろう。
きっと、あの頃の気持ちを須藤に取り戻させたかったのかもしれない。

何とか帰り着き、ようやく風呂にありついた須藤。
風呂から出たところ、ブラック・パンテルの衣装は現れたときと同じく忽然と消えていた―――エンド。

<一言感想>

ほぼ原作に沿っていた作品。
そして、4作の中で唯一原作を上回ったとの印象の作品。
もともと原作自体がドラマ向きだったんだろうけど、これが1番面白かった。

特に、マスクが焼失していたことを明記した点はドラマ版の良い点。
これにより、あの時点でファンタジックな作品であることが視聴者に伝わったと思う。
ちなみに本作は「狭義のミステリ」ではなく「広義のミステリー」作品と捉えることが重要。

ふと思ったが「狭義のミステリ」に落とし込むなら、須藤の二重人格オチでも面白かったかもなぁ……。
いや、やっぱり本作の味は「広義のミステリー」作品であることこそ……か。

・原作ネタバレ書評(レビュー)はこちら。
『黒いパンテル』(乾緑郎著、宝島社刊『このミステリーがすごい!四つの謎』収録)ネタバレ書評(レビュー)

<総合的な感想>

ドラマ版全4作のうち、好意的な評価を下せそうなのは1作だけとなった。
さて、総評。

3作についてだが、全体的に驚くほどアレンジを加えられていたが基本改悪との印象。
原作の長所を殺すようなアレンジが多かった。
25分だから割と忠実にドラマ化されるものと思っていただけにビックリだ。

これらの理由だが「番組タイトル」から判断すると、用意された原作とドラマ化する側との間で求めていた物が異なっていたのが原因ではないか。

「番組タイトル」は「このミステリーがすごい!〜ベストセラー作家からの挑戦状〜 天才小説家×一流映画監督がコラボした、一夜限りの豪華オムニバスドラマ!味わいの異なる4つの謎=各25分の濃密ミステリー!又吉×希林の他では見られないコントも!」である。

ポイントは「挑戦状」だ。
どうも、本格ミステリ調で「クイズに出来そうなもの」を求めていたのではないか。
此の点で乖離があったのかもしれない。
それにしても、改変に際してわざわざ原作に備わっていたテーマ性を多々捨てたのは謎である。

さて、その中で唯一原作を尊重し上回ったと感じたのは「黒いパンテル」。
もともと原作が映像向きだったこともあるのかもしれない。
広義の意味での「ミステリー」作品ではあるが、此の点は良かった。

ちなみに、幕間に入るMCパートに殆ど意味が無かった点も明記しておきたい。
あれは……かなり問題だろう。
折角のキャストが無駄遣いされたような気がする。
もっと内容とリンクさせつつ、オチをつけられていれば……。

出来れば同じような試みにチャレンジして欲しいが……これは厳しいかもしれない。
個人的には「難しいのではないか」と思う。
ミステリ系ドラマ隆盛の火付け役になってくれればと強く望むがどうなんだろう。
巷間の評判が高ければ良いのだが……。

今年も辛口な評で「2時間ドラマ批評(レビュー)」を締めることになろうとは……ショックだ。

<キャスト>

・「カシオペアのエンドロール」

望月ゆかり:藤原紀香
樫村愛菜:川島海荷
吉川かなえ:いしのようこ
玉村刑事:浜野謙太
賀茂 泉:矢吹春奈
河村里美:落合萌
道明寺:田中要次
加納警視正:吉田栄作 ほか

・「残されたセンリツ」

多岐川真由:川口春奈
多岐川 玲:とよた真帆
美能忠邦:長谷川初範
安住鷹久:佐藤二朗
佐藤:高崎翔太
検視官:兒玉宣勝
河原崎雄二:イッセー尾形 ほか

・「黒いパンテル」

須藤:勝村政信
須藤栄子:高橋ひとみ
戸倉:山本裕典
須藤千明:小池里奈
30年前の栄子:柳ゆり菜
田辺:小野 了
建設会社社員:陳内 将
金髪の作業員:小島祐輔
30年前の須藤:兼原良太郎
二ノ宮:城田 優 ほか

・「ダイヤモンドダスト」

奥脇 巧:AKIRA
明神和也:山本耕史
坂下睦美:高橋ユウ
安西信一:原田新平
佐伯春奈:濱田万葉
佐伯未来:須田理央
片桐吾郎:神保悟志 ほか
(順不同、敬称略、公式HPより)


◆関連過去記事
『カシオペアのエンドロール』(海堂尊著、宝島社刊『このミステリーがすごい!四つの謎』収録)ネタバレ書評(レビュー)

『黒いパンテル』(乾緑郎著、宝島社刊『このミステリーがすごい!四つの謎』収録)ネタバレ書評(レビュー)

『ダイヤモンドダスト』(安生正著、宝島社刊『このミステリーがすごい!四つの謎』収録)ネタバレ書評(レビュー)

『残されたセンリツ』(中山七里著、宝島社刊『このミステリーがすごい! 四つの謎』収録)ネタバレ書評(レビュー)

ドラマ原作「【テレビドラマ化】このミステリーがすごい! 四つの謎」です!!
【テレビドラマ化】このミステリーがすごい! 四つの謎





2014年12月29日

「蟻地獄壕殺人事件」第1話(「金田一少年の事件簿R」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「蟻地獄壕殺人事件」第1話(「金田一少年の事件簿R」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)です!!

「金田一少年の事件簿R」第5弾は「蟻地獄壕殺人事件」!!
心理実験を舞台に事件が……


【「蟻地獄壕殺人事件」登場人物一覧】
金田一:主人公。最終エピソードまで犯人にも被害者にもならないでしょう。
美雪:言わずと知れた金田一少年のベストパートナー。最終エピソードまで犯人にも被害者にも(以下略)。

馬江田準樹:西東大学心理学部教授。実験の主催者。
巳月七生:高校2年生。赤色
祝木桐彦:大学4年生。オレンジ色
彩世泉:大学3年生。ベージュ
華形拓人:大学2年生。黄色
舞谷かえで:大学2年生。エメラルドグリーン
蜂倉柊太:大学3年生。灰色
司吉里子:高校3年生。黒色

草薙蓮:1年前に溺死体で発見された人物。

いつき陽介:フリーライター、何かと金田一と繋がりのある人物。

マスター:カフェふくろうのマスター。
ホー之介:マスターが飼っているふくろう。

<あらすじ>

1年前、草薙蓮なる人物の溺死体が発見された。
この草薙蓮の死こそが、次なる悲劇の幕開けになるのである。

そして現在、金田一は金欠に悩んでいた。
なんと、課金制ゲームに嵌っていたのだ。

その資金を捻出するべく、あちこちに頼った金田一だが解決の目途はつかない。
困り果てた金田一に声をかけたのは……あのフリーライター・いつき陽介であった。

カフェふくろうでいつきから持ちかけられた内容は、ある実験に協力すること。
報酬に目がくらんだ金田一はソレがどういう結末に繋がるかをこれまでに痛いほど教えられていたにも関わらず、協力を約束してしまう。
これに見かねた美雪も参加することに。

いつきと共に赴いたのは西東大学心理学部教授である馬江田準樹のもと。
馬江田はある心理実験を行おうとしていた。

早速、実験場へと向かう面々。
実験場は戦時中の捕虜を収容していた施設で、その名は「蟻地獄壕」。

複数の壕が寄り合うように集まっているソレ。
まるで蟻の巣のようである。

さらに壕の周囲は流砂に埋め尽くされており、迂闊に歩けばたちまち砂地に飲み込まれるだろう。
事実、脱走した多くの捕虜が被害に遭ったそうである。
そして、唯一の安全なルートは馬江田のみが知っている。
すなわち、馬江田の案内が無ければ脱出不可能なのだ。

期せずしてクローズドサークルに放り込まれてしまった金田一たち。
もはや、実験に否やは無い。

金田一たちはバイタルリング着用の上で、それぞれ色つきのシャツを着せられた。
金田一が紫、美雪が桃色、いつきが濃紺である。
さらに別の参加者と引き会わされる。

馬江田以外の実験参加者は次の通りである。

まず、巳月七生。
高校2年生で赤色のシャツを着用。

続いて、祝木桐彦。
大学4年生でオレンジ色のシャツを着用。

そして、彩世泉。
大学3年生でベージュ色のシャツを着用。

華形拓人。
大学2年生で黄色のシャツを着用。

舞谷かえで。
大学2年生でエメラルドグリーンのシャツを着用。

蜂倉柊太。
大学3年生で灰色のシャツを着用。
ちなみに、普段から灰色の服を好むようだ。

最後に司吉里子。
高校3年生で黒色のシャツを着用。
また、いつきとも知り合いのようだ。

こうして外界と隔絶された空間の中、馬江田による実験が始まるのであった―――2話に続く。

<感想&推理>

「金田一少年の事件簿」が「金田一少年の事件簿R」として帰って来ました。
その第5弾は「蟻地獄城殺人事件」……ではなく「蟻地獄壕殺人事件」です!!

どうやらタイトルが「蟻地獄城」から「蟻地獄壕」へと変更になった様子。

これは舞台が「城」や「壕」であることに拘る必要がないと判断すべきか。
ならば建物に大掛かりな仕掛けが施されているトリックは排除されるだろう。

あるいは逆に「城」ではなく「壕」であることに深い意味があるのだろうか。
だとすれば「蟻の巣」状の連結構造に何かありそうだが……。

そんな「蟻地獄壕殺人事件」の第1話。

「心理実験」かぁ……。
この手の作品だと、有名な映画「es【エス】」が真っ先に思い浮かびますね。
そう言えば、こんな記事もありました。

恐怖の心理実験!!(心の弱い人は見ないでください)

そして「バイタルブレス」と言えば「名探偵マーニー」にもありましたね。
登場したのは「19話 プライド」と「95話 犯罪の館」の2回です。

「名探偵マーニー」第95話「犯罪の館」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「名探偵マーニー」第19話「プライド」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

此処から分かることは「バイタルブレス」には着用者の安否や状況を伝える役目があるということ。
当然、今回もトリックに関わって来そうです。
考えられるのは「バイタルブレス」の停止=着用者の死との認識を逆手に取ったアリバイトリックか。

さらに、服のカラーリングが異なるとの点で「相棒8」4話「錯覚の殺人」のトリックも思い浮かぶ。
いわゆる照明により服の色を誤認させるアレだ。
少なくとも人物をシャツの色で誤認させるトリックもありそうだが……果たしてどうなるのか!?

相棒season8 4話「錯覚の殺人」ネタバレ批評(レビュー)

とりあえず、各人に割り振られた色は重要そうだ。

それにしても、此処で来年はツライ。
早く続きが読みたいぞ!!
2話に期待です。

そして、「金田一少年の事件簿」原作者である樹林伸先生によるラジオ「謎はすべて解けた!樹林伸の推理クイズ」第2弾の報も。
2014年12月25日(木)20時05分から放送とのこと。

【ラジオ第2弾】「謎はすべて解けた!樹林伸の推理クイズ」が帰って来る!!12月25日はラジオを聞き逃すな!!

そう言えば『小説 野性時代』(角川書店刊)でも樹林伸先生『ドクター・ホワイト』が2014年11月号から連載開始されています。
こちらも注目すべし!!

綾辻行人先生「Another」シリーズ続編『Another 2001』が『小説野性時代132号(11月号)』にて連載開始!?

◆「蟻地獄壕殺人事件」関連過去記事


◆シリーズ関連過去記事
・「金田一少年の事件簿R」より「学生明智健吾の事件簿」のまとめはこちら。
「学生明智健吾の事件簿」(「金田一少年の事件簿R」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)まとめ

・「金田一少年の事件簿R」より「狐火流し殺人事件」のまとめはこちら。
「狐火流し殺人事件」(「金田一少年の事件簿R」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)まとめ

・「金田一少年の事件簿R」より「亡霊校舎の殺人」のまとめはこちら。
「亡霊校舎の殺人」(「金田一少年の事件簿R」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)まとめ

・「金田一少年の事件簿R」より「雪鬼伝説殺人事件」のまとめはこちら。
「雪鬼伝説殺人事件」(「金田一少年の事件簿R」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)まとめ

・「金田一少年の事件簿」より「薔薇十字館殺人事件」のまとめはこちら。
「薔薇十字館殺人事件」(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)まとめ

・「金田一少年の事件簿」より「香港九龍財宝殺人事件」のまとめはこちら。
「香港九龍財宝殺人事件」(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)まとめ

・「金田一少年の事件簿」より「暗黒城殺人事件」のまとめはこちら。
「暗黒城殺人事件」(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)まとめ

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「人喰い研究所殺人事件」(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)まとめ

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「ゲームの館殺人事件」まとめ(「金田一少年の事件簿」より)

・「金田一少年の事件簿」より「錬金術殺人事件」のまとめはこちら。
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・同じく「高度1万メートルの殺人」のまとめはこちら。
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・さとう先生による読み切り「トキメキトキナ消失宣言」のネタバレ批評(レビュー)はこちら。
「別冊少年マガジン」(講談社)より「トキメキトキナ消失宣言」ネタバレ批評(レビュー)

【ドラマ版】
ドラマ版「金田一少年の事件簿 香港九龍財宝殺人事件・アジア北米同日放送〜美雪誘拐!破滅の街の悲劇…死体出現密室トリックの謎はすべて解けた!」(1月12日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「金田一少年の事件簿 獄門塾殺人事件 マレーシアのジャングルで合宿中の生徒達が次々と消えた…太陽と月が交わる時暴かれる驚愕のトリック!謎はすべて解けた!」(1月4日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「金田一少年の事件簿N」(日本テレビ系、2014年)まとめ

「金田一少年の事件簿R(1) (講談社コミックス)」です!!
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こちらはキンドル版「金田一少年の事件簿R(1)」です!!
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「金田一少年の1泊2日小旅行(1) (講談社コミックス)」です!!
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こちらはアニメ版サウンドトラック!!
「金田一少年の事件簿R オリジナルサウンドトラック」です!!
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「高遠少年の事件簿 (少年マガジンコミックス)」です!!
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シリーズの1つ「金田一少年の事件簿 錬金術殺人事件(上)(週刊少年マガジンKC)」です!!
金田一少年の事件簿 錬金術殺人事件(上)(週刊少年マガジンKC)





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◆金田一少年の事件簿シリーズコミックはこちら。


◆金田一少年の事件簿シリーズ映像作品はこちら。
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「三億円事件奇譚 モンタージュ」第188話「咆哮」(講談社『週刊ヤングマガジン』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

「三億円事件奇譚 モンタージュ」第188話「咆哮」(講談社『週刊ヤングマガジン』連載中)ネタバレ批評(レビュー)です!!

登場人物一覧は本記事下部に移動しました。

<東京篇のあらすじ>

北海道編終盤にて未来と異なる道を選んだ大和。
1人東京へ向かい、欽一、泰成と共に沢田と対峙することに。
だが、軽く一蹴されてしまう。

傷心の泰成はいずこかへと姿を消す。
一方、沢田の権力を諦めきれない欽一は葉子を利用しようと目論む。
大和はと言えば、そんな欽一の行動を知り、未来たちを守るべく邪魔者全員を排除しようと決意する。

そんな中、未来は水原の死を知り東京へ。
真玉橋もまた真実を追うべく東京へと向かう。

一方、遂に大和と欽一、二郎が対決。
大和は欽一を破るも二郎に敗北する。
しかし、此処で欽一が錯乱し二郎と相討ちに。
残された大和は駆け付けた沢田により雄大が軍艦島に居ると知らされ長崎へ戻ることに。

東京に残った沢田はすべてを打ち明ける会見を行う。
だが、直後に泰成に射殺されてしまう。
当の泰成も逮捕される。

残された大和は発端の地・軍艦島にて雄大と対峙する。
雄大は自身の過去を語り出す。

いよいよ、最終章!!
さまざまな思惑が入り乱れる事件の結末は―――。

<188話あらすじ>

三億円事件発生から数時間後のことである。
雄大は思わぬ状況に普段の彼に似ずパニックに陥っていた。
その隣には同じように困惑の表情を浮かべる竜。
そして、雄大たちの前には銃を構えた沢田と背後に控える須黒が居る。

沢田のまさかの裏切りである―――この事態を想定していなかった雄大はあまりに無防備であった。
そんな雄大に沢田は銃を突き付けた。
しかし、優位に立つ筈の沢田にも苦悶の表情が映し出されていた。
これをけしかける須黒。

逸早く動いたのは竜であった。
竜は沢田の裏切りに誰よりも憤っていたのだ。
激情に駆られナイフを手に沢田へと迫る竜。

竜のナイフが沢田の腕を切り裂き、その血痕が500円札へと降り注いだ。
だが、それでも沢田は発砲を躊躇した。

事態が急変するのはこの直後だ。
状況を見ていた須黒が沢田を一喝したのである。

硬直していた沢田の銃口がようやく竜を捉えた。
しかし、沢田は咄嗟に照準を竜のナイフへと逸らす。

何も無ければナイフが撃ち落とされる筈であった。
ところが、此処で竜が体勢を大きく崩した。
バイクで事故を起こした際に痛めた足が影響したのだ。
自然、竜の頭部が射線に飛び込んで来た。

銃声と共に竜は頭部から血を流し倒れ込んだ。
弾は竜の頬を貫通していた。
自身でも思いも寄らぬ展開となった沢田は驚愕する。

もちろん、それは雄大も同じだ。
狙い通りなのは須黒だけである。

自分だけの筈だったのに―――雄大は沢田へ向けて咆哮する。
同時に沢田の手にした銃が雄大へ向けて火を噴く。

数発、破裂音が鳴り響く。

弾丸はすべてが雄大の身体へと吸い込まれる。
激しい衝撃を受けた雄大は両手を広げた状態で仰向けに倒れ伏した。

放心状態の沢田。
そして、雄大へと歩み寄った須黒はその頭部を靴で踏みにじる。

その瞬間、須黒により雄大と沢田の友情も踏みにじられたのである―――189話に続く。

<感想>


雄大、竜、被弾す!!


新章「軍艦島編」第15回です。
サブタイトルは「咆哮」。

サブタイの意味は雄大の「竜まで巻き込むつもりは無かった」との咆哮。
同時に、沢田の雄大への謝罪の叫びを示したものでしょう。

とはいえ、沢田は雄大をむざむざ殺すつもりは無かった筈。
これは114話前後の雄大が健在であったことからも明らか。
少なくとも沢田が雄大かいずれかの仕掛けで切り抜けたことになる。

「三億円事件奇譚 モンタージュ」第114話(講談社ヤングマガジン連載中)ネタバレ批評(レビュー)

この仕掛けだが、次のような可能性が挙げられる。

敢えて沢田が発砲したと考えれば、彼が用意した雄大着用の警官制服に防弾チョッキが忍ばされていたのではないか。
あるいは雄大へ向けた弾丸のみ空砲?
もしも、雄大側の機転で切り抜けたとすれば雑誌を忍ばせた可能性もある。

ただ、あの咆哮から雄大側の仕掛けとは考えにくい。
さらに、雄大だけ空砲ならば須黒に踏まれた際に反応がある筈。
あの描写からは雄大は衝撃を受け、気絶したように見える。
すなわち、被弾しているのは確かだろう。
となると、やはり「制服に防弾チョッキを忍ばせた」が正解のような気がするが。
この辺りは次回に明かされるだろう。

それと、此処に来て竜の怪我が影響して来るとは……なるほど、あの怪我も伏線だったのか。
これはまさにサプライズであり、パズルのピースがピッタリと嵌って行く感覚です。

そして、此処から112話に繋がる。
負傷した竜が須黒を道連れに落命するあの衝撃の展開へと―――。

「三億円事件奇譚 モンタージュ」第112話(講談社ヤングマガジン連載中)ネタバレ批評(レビュー)

さて、176話により横溝の死の謎は解明、179話で武雄出生の秘密も解明、184話で雄大の動機も判明したか。
こうなると残る謎は次の通りかな。

・雄大が須黒からどうやって逃れたか。
・大和の母は誰か?
・雄大と大和の結末。
・夏美はどうなる?
・未来たちの去就。

果たしてどうなる!?

此処で登場人物たちの現状をまとめておきましょう。

沢田:雄大との間は決着。三億円事件について記者会見を行うも泰成に射殺される。
雄大:沢田との間は決着。軍艦島で大和と対決中。瀕死の状態。
大和:長崎へ帰還。雄大と対決中。
欽一:大和と対決するも完敗。錯乱し夏美を盾にするも二郎により死す。
二郎:決戦の場へ到着。大和を追い込むも夏美を人質に取られ欽一と対峙。欽一から夏美を守り死亡。
夏美:決戦の場へ到着。欽一に人質に取られる。関口兄弟の終焉を看取ることに……。
未来:沢田の最期を見届け長崎へ。大和の真意を悟り軍艦島へ。
真玉橋:未来と共に沢田の最期を見届け長崎へ。軍艦島へ向かう?
武雄&葉子:島袋に保護され、沖縄へ?
泰成:復讐が無為だったと諭され傷心するも、記者会見場の衆人環視の中で沢田を射殺し逮捕される。

でもって、仮説に代わりこれまでの「作中の出来事」をまとめておきます。
良ければ参考までに。

<<作中の出来事まとめ>>

1960年、雄大と沢田は軍艦島に生活。
ところが美佐子が正当防衛の殺人を犯す。
これにより、沢田は世の中に秩序が必要と考える。

数年後、雄大が長崎から上京し竜と出会う。
同じ頃、沢田とも再会。
沢田、須黒と手を組み過激派の一掃を画策。

雄大、和子と出会う。
和子が妊娠するが事故死。
子供は無事出産(武雄のこと)。
雄大が和子の死に関わった者への復讐を誓う。

雄大、沢田に協力し竜、響子、横溝と共に3億円事件を起こす。
その目的はこの捜査を口実にローラー作戦を行う為。
ひいては和子殺害の犯人に復讐すること。

ところが、須黒が雄大と竜の口封じを図る?
この際、どうやって須黒の魔の手から逃れたかは不明。

竜が瀕死の重傷を負い、須黒を道連れに死亡。
直後、雄大は整形し鳴海鉄也となる。

同じ頃、武雄が施設へ。後に関口弘美が出産した沢田の娘・葉子も施設へ。

雄大、沖縄で鉄也として響子を見守る。

此処から雄大の不明期間が続く。
誰かとの間に大和を作る?

一方、沢田は関口兄弟と出会い彼らを引き取る。

雄大、長崎へ。
目的は息子・武雄が居る小田切家に近付く為。

横溝、鈴木により資金難に陥る。
雄大に分け前を要求するも断られ事故死する。
この死が発端となり、東海林が再捜査を開始。

並行して関口兄弟が雄大を危険視し排除に動く。
沢田と雄大密会するも、雄大偽装死。
同時に鉄也から雄大に戻る。

一方、東海林は真相に迫り二郎に口封じされる(1話での出来事)。

<<終わり>>

こんな感じだろうか?

さて、以前から映像化が予告されていた「三億円事件奇譚モンタージュ」ですが、その詳細が少し明らかになりました。

【朗報】渡辺潤先生「三億円事件奇譚 モンタージュ」(講談社『週刊ヤングマガジン』連載中)遂に映像化!!

フジテレビ系列にてドラマ化だそうです。
放送時期や、単発のSPドラマか連続ドラマなのかまでは不明。
とはいえ、本作の内容的に単発でのドラマ化は不可能、連続ドラマが予想されます。
また、2014年9月時点で放送時期が明かされていないところを見ると、早くとも2015年春以降からの放送が予測されますが、果たして……。
いずれにしろ、楽しみです!!

変わって、現在の勢力図はこんな感じ!?

@大和
A雄大
B未来、真玉橋、島袋、響子、ハリー、武雄、葉子たち
C夏美

実にそれぞれの思惑が乱立。
関口兄弟が172話で共に斃れ、176話で沢田と泰成が消えた。
これにより、争いはほぼ大和VS雄大の親子対決に絞られた。
気になるのは夏美の去就もだが……。

とりあえず、今回はここまで。
逃亡し続ける大和と未来の明日はどっちだ!!
189話に期待です!!

ちなみに「三億円事件奇譚 モンタージュ」最新第18巻も発売。
購入希望者は本記事下部のアマゾンさんリンクから是非!!

◆関連過去記事
「ヤングマガジン27号」(講談社刊)より「三億円事件奇譚 モンタージュ」連載開始!!

「三億円事件奇譚 モンタージュ」(講談社『週刊ヤングマガジン』連載中)第1話から第180話までネタバレ批評(レビュー)まとめ

「三億円事件奇譚 モンタージュ」第181話「横溢」(講談社『週刊ヤングマガジン』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

「三億円事件奇譚 モンタージュ」第182話「再燃」(講談社『週刊ヤングマガジン』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

「三億円事件奇譚 モンタージュ」第183話「禍福」(講談社『週刊ヤングマガジン』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

「三億円事件奇譚 モンタージュ」第184話「常闇」(講談社『週刊ヤングマガジン』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

「三億円事件奇譚 モンタージュ」第185話「暗涙」(講談社『週刊ヤングマガジン』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

「三億円事件奇譚 モンタージュ」第186話「一葉」(講談社『週刊ヤングマガジン』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

「三億円事件奇譚 モンタージュ」第187話「決行」(講談社『週刊ヤングマガジン』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

◆登場人物一覧

【現代】

鳴海大和:主人公、三億円事件の犯人の息子と呼ばれるが……
小田切未来:大和の幼馴染み、両親の行方不明後は大和と共に逃亡中

鳴海鉄也:大和の父、五つの首(首、手首、足首)を失くした遺体で発見されるが……
小田切武雄:未来の父、突然姿を消した。関口が行方を知っているらしい……。
小田切葉子:未来の母、突然姿を消した。関口が行方を知っているらしい……。

鈴木泰成:未来の両親の後輩、要所要所にて不穏な動きを見せていたが……。104話にて横溝保の息子と判明。
水原:福岡県警所属の巡査。上司曰く「検挙率100%男」。15話より登場。146話にて死亡が確認される。
夏美:泰成の塾の教え子。大和に一目ぼれする。14話より登場。

土門:過去編の土門その人。足を洗い東海林とは友情を築いていた。47話時点では既に死亡している、病死らしい。享年70歳。
土門あきら:46話で登場した土門の孫娘。未来より1つ年下の17歳。

響子:現代編の響子。沖縄にてバーを経営していた。80話より登場。
キャサリン:響子が経営するバーの女給。81話より登場。

ハリー・スタンレー:元海兵の幹部。現在ではヘリコプター会社を営む。95話より登場。
ケニー:現役の海兵。キャサリンに想いを寄せる。

関口二郎:元祖悪徳警官、眼鏡の男の命令に従い大和と未来を追う。172話で壮絶な死を遂げる。
眼鏡男:関口に指示を与えている男、どうも謎の男と同一人物らしい(42話)。88話にて関口の双子の兄・欽一と判明。172話で落命。

沢田幹事長:19話で登場、謎の男を従えているが……。176話で泰成により命を落とす。
謎の男:シルエットのみ登場した沢田の腹心。関口に指示を与える人物と同一人物らしい(42話)。88話にて関口の双子の兄・欽一と判明。172話で落命。
桜井:沢田の部下で黒子の多さが特徴的な男。167話より登場するも171話で命を落とす。
美佐子:沢田の初恋の人で「四季荘」の女将。

松葉杖の男:30話で登場、小田切家を訪ねたシルエットの人物。48話で川崎雄大と判明。

朝霧:46話で登場、沢田の部下らしい。45話で石川を殺害したのは彼。64話で関口に殺害される。

小柳翔太:61話で登場、負傷した大和と水原を助けた。以後、大和と行動を共にする。
茜:61話で名前のみ登場、翔太の彼女で社会人らしい。69話で大和たちを匿う。

真玉橋:ホスト風の男性だが実は警部だった。フェリーにて大和たちと乗り合わせる。
鈴木:泰成の義父。どうにも行動が腹黒い男。105話で死亡する。
関口弘美:沢田と親しいらしい関口兄弟の養母。過去編で沢田が出入りしていた風俗店の店員か?
島袋:沖縄編で登場した刑事。真玉橋の部下。
亀井:県警本部長、それと知らず沢田に情報を提供した。149話に登場。

森田:1話にて関口と共に現われた捜査員。以降、本編に出番なし。
血塗れの男性:元刑事、1話にて殺害される。これは関口の犯行だった。実は過去篇の東海林。
ボート小屋のオヤジ:軍艦島付近でボート小屋を営んでいた。6話で関口に殺害され、この殺人容疑が大和と未来にかかっている。
土居:18話に登場。ミステリ作家兼コメンテーター。三億円を信じていなかった。
島田:5話より登場。関口の部下だったが、19話で失態を犯し関口に処刑された。
夏美の母:関口と男女の関係にある。
水原の祖母:44話より登場。その自宅は東京での大和たちの活動拠点となっている。
石川:東海林の同僚、45話にて登場。同話にて朝霧に口封じされてしまう。
東海林の息子:45話にて登場。東海林の一人息子だが東海林とは折り合いが悪かったらしい。
高野:65話で登場。関口に協力し証拠を隠滅した。69話で関口に殺害される。
高田:128話で登場。北海道の沢田の別荘に居た3人組のリーダー格。
シゲキ:129話で登場。北海道の沢田の別荘に居た3人組の1人。ロンゲ。
トシオ:129話で登場。北海道の沢田の別荘に居た3人組の1人。メカ担当。
石井:162話で登場。テレビ局のプロデューサー。

【三億円事件当時】

川崎雄大:22話より登場。三億円事件では白バイ警官役を演じたらしい。和子との間に一子をもうける。
望月竜:23話(22話は名前のみ)より登場。雄大と共に三億円事件を実行した。
響子ギブソン:竜の恋人。竜と共に土門への対策を練っていた。
土門:地元の顔役(地廻り)。竜と対立するが……
東海林:25話にて登場。土門を追う刑事。雄大の機智に興味を持っていた。後に1話で殺害された老刑事が彼と判明(37話)。
沢田慎之介:26話より登場。竜の顔馴染み&雄大の友人、日本の行く末を憂慮していた。28話にて後の幹事長と判明。
横溝:26話より登場。竜の後輩。
和子:27話より登場。雄大と交際中の女性。雄大との子供を妊娠するも事故死。
和子の子供:28話に登場。雄大と和子の子供。未熟児で生まれた。現代篇の誰になるのか?

健:真理のヒモ、関口兄弟を虐待する。後に関口兄弟に殺害される。89話より登場。
真理:関口兄弟を拾った人物、健の恋人。健同様、関口兄弟に殺害される。89話より登場。

須黒:当時の公安課刑事。強引ながらもかなりのやり手。108話より登場。

ジョージ・スタンレー:ハリーの父。裏社会と繋がり暗躍していたらしい。107話より登場。
ハリー・スタンレー:若かりし日のハリー。当時から響子を知っていた。

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2013年10月発売「モンタージュ(13)」です!!
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2013年7月発売「モンタージュ(12) (ヤングマガジンKC)」です!!
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2013年4月5日発売「モンタージュ(11) (ヤングマガジンKC)」です!!
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2012年12月「モンタージュ(10) (ヤンマガKCスペシャル)」です!!
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2012年6月6日発売「モンタージュ(8) (ヤングマガジンKC)」です!!
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2012年3月6日発売「モンタージュ(7) (ヤングマガジンKC)」です!!
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2011年12月10日発売「モンタージュ(6) (ヤングマガジンKC)」です!!
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2011年9月6日発売「モンタージュ(5) (ヤングマガジンKC)」です!!
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2011年6月6日発売「モンタージュ 4 (ヤングマガジンコミックス)」です!!
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2011年3月4日発売「モンタージュ(3) (ヤングマガジンKC)」です!!
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12月10日発売「モンタージュ(2) (ヤングマガジンコミックス)」です!!
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10月6日発売「三億円事件奇譚 モンタージュ(1巻)」です!!
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本作の作者である渡辺潤先生が描き伝説のラスト(○○○落ち)を迎えた「代紋TAKE2(62)<完> (ヤングマガジンコミックス)」です!!
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