2014年12月13日

【2014速報】「このミステリーがすごい!2015」発表!!

「このミステリーがすごい!2015」が発表されました!!

果たして気になる結果は?

◆「このミステリーがすごい!2015」(宝島社、2014年12月10日発売)

注意:各タイトルのリンクは「ネタバレ書評(レビュー)」に繋がっています。

順位国内海外
満願その女アレックス
さよなら神様秘密
闇に香る嘘ゴーストマン 時限紙幣
小さな異邦人ピルグリム123
機龍警察 未亡旅団もう年はとれない
土漠の花ハリー・クバート事件
ペテロの葬列逃げる幻
破門養鶏場の殺人 火口箱
女王暗殺者の復讐
10異次元の館の殺人北京から来た男


国内編1位は米澤穂信先生『満願』(新潮社刊)に!!

米澤先生、おめでとうございます!!

これで『満願』は3冠達成!!
これまでの『満願』のランキングは次の通り。

『早ミス』1位、『このミス』1位、『文春』1位、『本ミス』2位。
同時にランキング皆勤も達成です!!

2014年にはご結婚もされていますし、まさに米澤先生の年でしたね。

【祝】米澤穂信先生ご結婚!!ツイッター上ではファンからお祝いの言葉が集まる!!

そして、2015年も米澤先生の年になりそう。
なんと、『さよなら妖精』の続編が2015年夏に発売予定。
ちなみに『E85.2』とされていたタイトルも『王とサーカス』に決定したとのこと。
このタイトル、来年の年末ランキングでも目にすることでしょう。

『さよなら妖精』(米澤穂信著、東京創元社刊)ネタバレ書評(レビュー)

米澤穂信先生、次なる新作は太刀洗シリーズ最新長編『E85.2(仮)』とのこと!!

2位は麻耶雄嵩先生『さよなら神様』(文藝春秋社刊)。
残念ながら2冠は逃しましたが、これまでのランキングは次の通り。

『早ミス』2位、『このミス』2位、『文春』3位、『本ミス』1位。
こちらもランキング皆勤達成です!!

3位は下村敦史先生『闇に香る嘘』(講談社刊)。
第60回江戸川乱歩賞受賞作(受賞時タイトルは『無縁の常闇に嘘は香る』)です。

『文春』2位、『このミス』3位。

第60回江戸川乱歩賞決定!!下村敦史先生『無縁の常闇に嘘は香る』に!!

4位は連城三紀彦先生『小さな異邦人』(文藝春秋社刊)。
『早ミス』3位、『このミス』4位、『本ミス』3位、『文春』4位。
こちらもランキング皆勤です。

連城先生は2013年に亡くなっており、その最後の作品が2014年に刊行されています。
その一作が本作。
なお、連城先生は同じ2014年に「第18回日本ミステリー文学大賞 特別賞」を受賞されています。

「第18回日本ミステリー文学大賞、同特別賞、新人賞」発表。栄冠は船戸与一先生、連城三紀彦先生、直原冬明先生に!!

5位には月村了衛先生『機龍警察 未亡旅団』(早川書房刊)。
『このミス』5位、『文春』9位。

そして6位には同じ月村了衛先生『土漠の花』(幻冬舎刊)。
これまで他のランキングでは上がらなかった作品です。
これがあるから『このミス』からは目が離せないのです。

7位には宮部みゆき先生『ペテロの葬列』(集英社刊)。
「杉村三郎シリーズ」最新作がランクイン。
これまた他のランキングでは上がらなかった作品です。

年末には宮部みゆき先生『ソロモンの偽証』スピンオフ短編『負の方程式』も発表され、こちらにも『ペテロの葬列』後の杉村三郎が登場しました。
ちなみに『ソロモンの偽証』は2015年に映画公開予定。

『負の方程式』(宮部みゆき著、新潮社刊『ソロモンの偽証 第3部 法廷 下巻』収録)ネタバレ書評(レビュー)

『ソロモンの偽証 第1部、第2部、第3部』(宮部みゆき著、新潮社刊)ネタバレ書評(レビュー)

8位には黒川博行先生『破門』(角川書店刊)。
2時間サスペンス「刑事・吉永誠一シリーズ」の作者である黒川博行先生の第151回直木賞受賞作がランクイン。
これまた他のランキングでは上がらなかった作品です。

金曜8時のドラマ「新・刑事吉永誠一」第4話「盲目の目撃者!!6歳が聞いた“悪の音”」(11月7日放送)ネタバレ批評(レビュー)

9位に連城三紀彦先生『女王』(講談社刊)。
4位に続いてのランクイン。
これまた他のランキングでは上がらなかった作品です。

10位には芦辺拓先生『異次元の館の殺人』(光文社)がランクイン!!
『早ミス』5位、『本ミス』4位、『このミス』10位。

「シュレディンガーの猫」をモチーフにした「特殊設定パズラーもの」。
森江春策シリーズ2014年時点での最新作です。
やはりランキングに上がって来ました!!

まとめると、『満願』は必読。
他に『さよなら神様』『小さな異邦人』もチェックすべきと言えそうです。

なお、「隠し玉コーナー」によれば、倉知淳先生の長編について詳細が。
なんでも、和製ドルリー・レーンを主人公にした作品を執筆中とのこと。
これは……注目だな。

さらに、その著作『ささらさや』が映画化された加納朋子先生は『七人の敵がいる』続編の構想を発表。

『七人の敵がいる』(加納朋子著、集英社刊)ネタバレ書評(レビュー)

法月綸太郎先生も以前に発表された「読者への挑戦」により成立する短編『挑戦者たち』を長編化する旨を記されています。

『挑戦者たち』(法月綸太郎著、新潮社刊『小説新潮 2014年5月号』掲載)ネタバレ書評(レビュー)

さて、海外。

1位はピエール・ルメートル『その女アレックス』(文藝春秋社刊)。
『IN★POCKET』『早ミス』『文春』に続く1位。
これにより4冠を達成!!

今年を象徴する作品となりました。
まさに絶対的王者。

2位にはケイト・モートン『秘密』。
『早ミス』、『文春』に続く2位。
この順位は『その女アレックス』に及ばないまでも2014年発売作品での実力上位を示すものでしょう。
これもまたスゴイ作品か。

3位にはロジャー・ホッブズ『ゴーストマン 時限紙幣』。
『早ミス』、『文春』に続く3位。
この順位は『その女アレックス』『秘密』に及ばないまでも2014年発売作品での実力上位を示すものか。

と、此処まででお分かりの通り、3位までは『早ミス』『文春』と同じとの結果に。
どうやら、今年の海外作品は特定の作品に評価が集中したようです。

注目は7位に入った『逃げる幻』(東京創元社刊)。
『IN★POCKET』5位、『早ミス』6位、『本ミス』1位、『文春』7位、『このミス』7位。
これにより『その女アレックス』と並び今年度海外作品皆勤達成!!

そして、『本ミス』を除いた場合の皆勤達成作は『もう年はとれない』(『IN★POCKET』4位『早ミス』5位『文春』5位、『このミス』5位)。

まとめると、海外では『その女アレックス』は必読。
他に『逃げる幻』、『秘密』、『ゴーストマン 時限紙幣』、『もう年はとれない』の4作が今年を代表する作品と言えそう。

これで2015年(2014年度発売作品)のランキングは終了しました。
『ミス通』では「2015年まとめ」としてランキング結果をまとめた記事を出す予定。
そちらも宜しくお願い致します。

以上、速報でした。

◆【2014速報】現在までのランキング
【2014速報】「2015 本格ミステリ・ベスト10」発表!!

【2014速報】「週刊文春ミステリーベスト10 2014」発表!!

【2014速報】『ミステリが読みたい!2015年版』発表!!

【2014速報】「IN★POCKET 文庫翻訳ミステリー・ベスト10 2014」発表!!

◆関連過去記事
2014年(2013年発売)ミステリ書籍ランキングまとめ!!

2013年(2012年発売)ミステリ書籍ランキングまとめ!!

2012年(2011年発売)ミステリ書籍ランキングまとめ!!

2011年ミステリ書籍ランキングまとめ!!

2010年ミステリ書籍ランキングまとめ!!

【2013速報】「このミステリーがすごい!2014」発表!!

【2012速報】「このミステリーがすごい!2013」発表!!

【2011速報】「このミステリーがすごい!2012」発表!!

上記、ランキング中で気になる本がある方はこちら。


「このミステリーがすごい! 2015年版」です!!
このミステリーがすごい! 2015年版





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「実は私は」第92話「3年生になろう!」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「実は私は」第92話「3年生になろう!」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)です。

ネタバレあります、注意!!

登場人物一覧は本記事下部に移動しました。

<あらすじ>

〜〜〜これまでのあらすじ〜〜〜〜

「アナザル」こと「絶対に秘密を守れない男」黒峰朝陽は憧れのヒロイン・白神葉子の秘密を知ってしまった。
その秘密とは「白神葉子がハーフの吸血鬼である」こと。
朝陽は葉子の為に、この秘密を守らねばならない―――。
取り巻く人々を相手に、朝陽は秘密を守り抜くことが出来るのか?

矢先、実は宇宙人であった委員長・渚、狼男で肉食系女子な獅穂、悪魔っ娘の茜、未来人の凛、幼馴染のみかん、天使の華恋も加わって……。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

遂に新学期が始まった!!

桜舞う学校の中では様々な人々が集っていた。
朝陽と共に笑い合う新入生の少女(黒峰鳴)。
大きな手裏剣を腰に背負った忍者風の少女。
そして、何処か葉子を思わせるロングヘアーの女性である。

これを見ていた茜。
「ほう、あれが源二郎の切り札か……」と呟くが。

一方、そんなこととは露知らぬ朝陽たちはクラス分けの結果に驚いていた。
いつもの面子が同じクラスに固まっていたのだ。

朝陽、葉子、渚、獅穂、岡、嶋、サクラ。
そして、今度はみかんも同じクラスだ。

みかんと葉子は早速、新型ロシアンシュー開発に余念が無い。
サイコクリームを搭載した「ロシアンシューUC」にチャレンジするようだ。
それは止めて欲しいと心から願う朝陽。

他にも見知った顔がクラスに存在している。

ざっと見回しただけで凛も……って、凛は学年が違う。
どうやら、新しいクラスに馴染めずに飛び出してしまったらしい。
みかんが付き添いクラスへと戻ることに。

他には茜も……って、コレも違う。
丁重にお引き取り願うように。

その他には華恋も……って、コレもちが。
いや、これは正しいな。
但し、朝陽たちも彼女が同級生であることに抵抗があるようだが。
何しろ、親世代の人物なのだから。

とはいえ、こうして新しいクラスが出来た。
葉子は朝陽と同じクラスになれて嬉しいと告げ、朝陽を喜ばせる。

さて、残るは担任と副担任だ。

ところが、これも去年と同じ明里であった。
だが、副担任が異なっていた。

現れたのは「緑苑坂 弓」を名乗るロングヘアーの大人の女性。
冒頭の3人のうちの1人だ。

その表情や様子からクールビューティーを想起させる彼女。
まるで、正体を知る前の葉子のようだ。
好感を抱く朝陽。
だが、何故か弓は挨拶中も朝陽に敵意を向ける。

こうして、クラスのお披露目が終わった。
早速、嶋は弓に興味津々のようだ。

そんな中、なんとか一日を終え下校の時刻となった。
葉子と連れ添って帰宅の途に就く朝陽。

と、進路調査票を教室に忘れたことに気付く。
マズイ……提出は明日までなのだ。
もしも、忘れれば明里に殺されてしまう。

泡を喰った朝陽は慌てて教室へと戻る。

教室の前に辿り着いた朝陽だが、其処で「はて!?」と何か既視感を覚える。
この光景、何処かで見たような……。

そして思い出した。
ああ、アレだ。
葉子さんの秘密を知ったときとソックリなんだ、と。

あの時は中で葉子さんが羽根を伸ばしてて……と思い出しつつ扉に手をかける朝陽。
勢いよく扉を開けると、中に居た人物と目が合った。

弓である。
ところが、弓は先とは全く異なりリラックスし切った表情で伸びをしている。

朝陽は思った。
やっぱり、あの時と同じだ、と。

それもその筈、伸びをする弓の背中には葉子と同じく羽根が生えていたのだ。

朝陽の姿を確認した弓は「しまった」とばかりに渋面を浮かべる。

そんな弓に朝陽は尋ねる。
「もしかして、吸血鬼!?」
朝陽の声は震えていた―――93話に続く。

充実の「実は私は」が読めるのは「週刊少年チャンピオン」だけ。
本誌で確認せよ!!

<感想>

「週刊少年チャンピオン」にて「さくらDISCORD」を連載されていた増田英二先生の新作。
「さくらDISCORD」は未読の管理人ですが、1話を読んで注目している作品です。
コミックス1巻に続き2巻、3巻、4巻、5巻、6巻、7巻、8巻も重版出来とのことで、目出度い。
さらに、9巻も発売。
そして、本作かなり面白い!!

その92話。

サブタイは「3年生になろう!」。

遂に新章開幕です。
その舞台は3年生。

当然、朝陽たち以外にも新入生などの新キャラが!!

まずは黒峰鳴、朝陽の妹です。
本編では1コマのみの登場でしたが、今後に期待!!
おそらくみかん寄りの彼女の立場からすれば、朝陽と葉子の恋路を存分に掻き乱してくれるでしょう。
それにしても、みかんは凛といい鳴といい年下から人気があるなぁ。
たくさんの弟たちも居るようだし、それだけ面倒見が良いのだろう。

続いて謎の忍者少女。
腰に大きな手裏剣を抱えています。
彼女は後程登場でしょう。
武器持参なところから、剣持参の凛と仲良くなりそうな予感。

そして、おそらく茜が口にしていた源二郎の切り札・緑苑坂弓。
どうやら、葉子と同じ吸血鬼のようです。
もしかして、親戚なのか!?
それと、茜だけでなく華恋とも知り合いのようですが……。
とはいえ、源二郎の系譜なので恐らく葉子と似たり寄ったりのタイプでしょう。
次回、密命を帯びて朝陽と葉子の仲を裂く筈が、逆に当の相手に秘密を握られたとして煩悶する姿が目に浮かびます。
当然、朝陽は葉子同様に弓も庇うのでしょう。
これに弓が朝陽に惹かれることも予想できる。
ということは……朝陽を巡る三角関係もあり得るのか!?

新たに登場したキャラ3人(鳴は本格参戦)により、物語の展開の幅も広がった。
今後も楽しませてくれそうですね。

そして、サイコフレームならぬサイコクリーム搭載の「ロシアンシューUC」には笑った。
遂に「ユニコーン」が登場。
UC(宇宙世紀)世代はこれで完全制覇か。

うむ、今回も充実した回ですな。
多くは語るまい、とりあえず読め!!

そう言えば、上でもお伝えした通りコミックス9巻が発売。
表紙は1巻の葉子、2巻の渚、3巻の獅穂、4巻の茜、5巻のフクちゃんとみかん、6巻の凛、7巻の明里さんに続き、8巻が銀華恋。
うむ、此処までは予想通り。
そして9巻は渚とみかんのコンビが登場。
表紙はヒロインとの法則は守られました。
しか〜〜〜し、そのうち朝陽と葉子の表紙も有り得るのだろうか……。

ちなみに、上記のあらすじは本作の魅力を伝えられるよう改変を加えてまとめていますが、その面白さを伝えきれていません。
やっぱり、あの絵とコマ割りなどのテンポあっての本作。
是非、「週刊少年チャンピオン」本誌を読んで欲しい。

もう1度繰り返しましょう。
本作に興味を持たれた方には、是非、「週刊少年チャンピオン」本誌を捜して読んで欲しい。
最近の「週刊少年チャンピオン」は本作など本当に粒揃いでクオリティが高い作品が多い。
注目の雑誌の1つと言えるでしょう。

◆関連過去記事
「実は私は」第1話から第90話まで(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)まとめ

「実は私は」第91話「お花見をしよう!」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

登場人物一覧:
黒峰朝陽:主人公、通称「アナザル」。
白神葉子:朝陽の意中の人物。ある秘密が……。
紫々戸獅狼:葉子の幼馴染。彼もまたある秘密を……。
紫々戸獅穂:葉子の幼馴染。彼女もまたある秘密を……。

藍澤渚:クラス委員長。彼女にも秘密が……。
藍澤涼:渚の兄、意外な形で登場することに……。
紅本茜:紅本の親族らしい。彼女にも秘密が……。
紅本明里:教師。彼女にも秘密が……。
黄龍院凛:33話より登場した謎の少女。彼女にも秘密が!?
黄龍丸:凛が駆るドラゴン。52話にて意外な正体が明らかに。

朱美みかん:朝陽の幼馴染。新聞部所属。通称「外道クイーン(オレンジ)」。
岡田:朝陽の友人の1人。通称・岡。眼鏡が特徴。割と友人想いの様子。
嶋田:朝陽の友人の1人。通称・嶋。軽い。
桜田:朝陽の友人の1人。通称・サクラ。渋い。
フクちゃん:「福の神見習い」を名乗る眼鏡。
フクの介:フクちゃんの先輩。やはり眼鏡。
フク太郎:フクちゃんとフクの介の先輩。やはり眼鏡。
フク蔵:フクちゃんとフクの介とフク太郎の先輩。やはり眼鏡。
手崎:文字通り茜の手先な料理教室のシェフ。

朝陽の父:朝陽の家族。22話に初登場。
朝陽の母:朝陽の家族。22話に初登場。
黒峰鳴:朝陽の妹。22話、28話、48話に登場。48話にて名前と顔が判明。92話で高校に進学。
白神源二郎:吸血鬼。額に十字傷を抱く巨人。39話にて名前が判明。
白神桐子:葉子の母で人間。和服の美女。38話にて名前が判明。
銀華恋:茜に続く第2のツノツキ……の筈だったが。58話から登場。

緑苑坂弓:朝陽たちの副担任、実は吸血鬼。92話から登場。
忍者少女:92話から登場、詳細不明。

「実は私は(1) (少年チャンピオン・コミックス)」です!!
実は私は(1) (少年チャンピオン・コミックス)





こちらはキンドル版「実は私は(1)」です!!
実は私は(1)





「実は私は(2) (少年チャンピオン・コミックス)」です!!
実は私は(2) (少年チャンピオン・コミックス)





「実は私は(3)」です!!
実は私は(3)





「実は私は(4) (少年チャンピオン・コミックス)」です!!
実は私は(4) (少年チャンピオン・コミックス)





「実は私は(5) (少年チャンピオン・コミックス)」です!!
実は私は(5) (少年チャンピオン・コミックス)





「実は私は 6 (少年チャンピオン・コミックス)」です!!
実は私は 6 (少年チャンピオン・コミックス)





「実は私は 7 (少年チャンピオン・コミックス)」です!!
実は私は 7 (少年チャンピオン・コミックス)





「実は私は(8) (少年チャンピオン・コミックス)」です!!
実は私は(8) (少年チャンピオン・コミックス)





「実は私は(9) (少年チャンピオン・コミックス)」です!!
実は私は(9) (少年チャンピオン・コミックス)





「透明人間の作り方 (少年チャンピオン・コミックス)」です!!
透明人間の作り方 (少年チャンピオン・コミックス)





「さくらDISCORD 1 (少年チャンピオン・コミックス)」です!!
さくらDISCORD 1 (少年チャンピオン・コミックス)





「さくらDISCORD 2 (少年チャンピオン・コミックス)」です!!
さくらDISCORD 2 (少年チャンピオン・コミックス)





「さくらDISCORD 3 (少年チャンピオン・コミックス)」です!!
さくらDISCORD 3 (少年チャンピオン・コミックス)





「さくらDISCORD 4 (少年チャンピオン・コミックス)」です!!
さくらDISCORD 4 (少年チャンピオン・コミックス)





「さくらDISCORD 5 (少年チャンピオン・コミックス)」です!!
さくらDISCORD 5 (少年チャンピオン・コミックス)



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「死にたくなるしょうもない日々が死にたくなるくらいしょうもなくて死ぬほど死にたくない日々」出張版「夜の月夜」(阿部共実作、秋田書店刊『週刊少年チャンピオン』掲載)ネタバレ批評(レビュー)

「死にたくなるしょうもない日々が死にたくなるくらいしょうもなくて死ぬほど死にたくない日々」出張版「夜の月夜」(阿部共実作、秋田書店刊『週刊少年チャンピオン』掲載)ネタバレ批評(レビュー)です。

なんと、なんと……『空が灰色だから』で知られる阿部共実先生が4ページからなる短編作品にて『週刊少年チャンピオン』本誌に3度の帰還を果たしました。
短編の名は「夜の月夜」!!

「チャンピオンタップ」にて連載中の「死にたくなるしょうもない日々が死にたくなるくらいしょうもなくて死ぬほど死にたくない日々」の出張版です。

当然、これを見逃せるワケもなし。
語るしかない!!

と言うワケでネタバレ批評(レビュー)です。

<ネタバレあらすじ>

深夜―――月光の下、少女は学校の屋上のヘリに佇んでいた。
彼女は其処から地上を覗き込むと、何やら語り始める。

周囲の無理解を批判し、同級生の無知を批判し、憂うべき世の中であると結論付ける少女。
遂に少女は死を求める。
だが、地面を見詰めるやその高さに恐怖し「死ねない」と諦める。

「私がたくさん居れば、世の中はもっと良くなるのに」
少女は呟く。

同時に複数の少女が現れた。
突如、現れた自分自身に喜ぶ少女。

ところが、少女たちは次々と屋上から身を投げて行く。

「違う、こんなのは私じゃない。違う!!」
叫ぶ少女だが、それは止まらない。

一方で、少女はどんどん増殖して行く。
同時に屋上から消えて行く。

気付けば、少女の身体から小さな少女たちが湧き出していた。
少女の意志に限らずソレは止まらない―――エンド。

<感想>

阿部共実先生の新作短編が『週刊少年チャンピオン』に掲載されました!!
その名も「夜の月夜」。

4ページの短編ですが、あらすじをご覧になってお分かりの通り『空が灰色だから』のテイストを色濃く受け継いだ作品でした。

やっぱり、心に来るわ〜〜〜っ。

自身を取り巻く環境を批判することで突き付けられた現実から逃避しようとした少女でしたが、合わせ鏡のように湧き出した自身の姿に現実を直視せざるを得ないことに。
そして退路は断たれた。
おそらく少女は分身同様に身を躍らせることとなったのでしょう。

では、少女が逃避しようとした現実は何か?

少女は純粋に友人が欲しかったが、素直になれず孤独だったのでしょう。
それを世界の所為にした。
自身が世界を否定すれば、世界もまた自身を否定する。
結果、ああなった。
まるで、少女の悲痛な叫びが聞こえるようです。

幻想的な中に、苦い毒を含んだ作品でした。

管理人にとって久しぶりの阿部共実先生作品、今回も良かった。
阿部先生、タップだけでなく本誌『週刊少年チャンピオン』でも本格的に連載して欲しいです!!

◆関連過去記事

阿部共実先生「空が灰色だから」(秋田書房)の1巻が発売!!不思議な魅力を湛えた本作に注目すべし!!&今週号ネタバレ批評(レビュー)

「空が灰色だから」22話「ニッポン嗚呼、人情カツアゲ傷害ウルトララプソディ」26話「世界は悪に満ちている」(2012年3月15、22日)ネタバレ批評(レビュー)

「空が灰色だから」23話「わたしたち」24話「世界の中心」(2012年3月29日、4月5日)ネタバレ批評(レビュー)

「空が灰色だから」25話「黴春」27話「4年2組熱血きらら先生」(2012年4月12日、4月19日)ネタバレ批評(レビュー)

「空が灰色だから」28話「歩く道」(2012年4月26日)ネタバレ批評(レビュー)

「空が灰色だから」29話「少女の異常な普通」(2012年5月10日)ネタバレ批評(レビュー)

「空が灰色だから」30話「選択する私と選択しない私を選択する私と選択する私と選択しない私を選択しない私の選択」(2012年5月17日)ネタバレ批評(レビュー)

「空が灰色だから」31話「嘘つき」(2012年5月24日)ネタバレ批評(レビュー)

「空が灰色だから」32話「衝動でございます」(2012年5月31日)ネタバレ批評(レビュー)

「空が灰色だから」33話「あの子の脳はあの子の眼球に僕が映った時にあの子の視神経に視覚情報の僕を通わせてちゃんと視認しているのだろうか」(2012年6月7日)ネタバレ批評(レビュー)

「空が灰色だから」34話「スカートで隠した」(2012年6月14日)ネタバレ批評(レビュー)

「空が灰色だから」35話「別に大丈夫やけどな」(2012年6月21日)ネタバレ批評(レビュー)

「空が灰色だから」36話「ただ、ひとりでも仲間がほしい」(2012年6月28日)ネタバレ批評(レビュー)

「空が灰色だから」37話「乙女心」「噂によると世の中は甘くないらしい」(2012年7月5日)ネタバレ批評(レビュー)

「空が灰色だから」38話「私が守りたかったもの」(2012年7月12日)ネタバレ批評(レビュー)

「空が灰色だから」39話「世界一我儘な私から世界一ブスなお前に」(2012年7月19日)ネタバレ批評(レビュー)

「空が灰色だから」40話「マシンガン娘のゆううつうつうつうつうつうつうつうつうつうつうつうつうつ」(2012年7月26日)ネタバレ批評(レビュー)

「空が灰色だから」41話「長い黒髪の乙女の長い話」(2012年8月2日)ネタバレ批評(レビュー)

「空が灰色だから」42話「漏らしたくない」(2012年8月16日)ネタバレ批評(レビュー)

「空が灰色だから」43話「膨らんだ」(2012年8月23日)ネタバレ批評(レビュー)

「空が灰色だから」44話「私と私で私のまっぴるみにトートロジー」(2012年8月30日)ネタバレ批評(レビュー)

「空が灰色だから」44話「なのるなもない」(2012年9月6日掲載)ネタバレ批評(レビュー)

「空が灰色だから」45話「初めましてさようなら」(2012年9月13日掲載)ネタバレ批評(レビュー)

「空が灰色だから」46話「アリス14歳乙女座の乙女の告白」(2012年9月20日掲載)ネタバレ批評(レビュー)

「空が灰色だから」47話「幸福パンデミック」(2012年9月27日掲載)ネタバレ批評(レビュー)

「空が灰色だから」48話「おはようございます。自分やる気あります」(2012年10月4日掲載)ネタバレ批評(レビュー)

「空が灰色だから」49話「不謹慎なそれ」(2012年10月11日掲載)ネタバレ批評(レビュー)

「空が灰色だから」50話「飛んで落ちて死んで」(2012年11月22日掲載)ネタバレ批評(レビュー)

「空が灰色だから」51話「僕と交流しよう」(2012年11月29日掲載)ネタバレ批評(レビュー)

「空が灰色だから」52話「私を許して」(2012年12月6日掲載)ネタバレ批評(レビュー)

「空が灰色だから」53話「負けず嫌い」(2012年12月13日掲載)ネタバレ批評(レビュー)

「空が灰色だから」54話「さいこうのプレゼント」(2012年12月27日掲載)ネタバレ批評(レビュー)

「空が灰色だから」55話「お兄ちゃんが」(2013年1月10日掲載)ネタバレ批評(レビュー)

「空が灰色だから」56話「マルラマルシーマルー」(2013年1月17日掲載)ネタバレ批評(レビュー)

「空が灰色だから」57話「私のルール」(2013年1月24日掲載)ネタバレ批評(レビュー)

「空が灰色だから」最終話(58話)「歩み」(2013年1月31日掲載)ネタバレ批評(レビュー)

【ブラックギャラクシー6関連】
「ブラックギャラクシー6」外伝(秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」掲載)まとめ

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ブラックギャラクシー6 (少年チャンピオン・コミックスエクストラ)





「ちーちゃんはちょっと足りない (少年チャンピオン・コミックスエクストラもっと!)」です!!
ちーちゃんはちょっと足りない (少年チャンピオン・コミックスエクストラもっと!)





「空が灰色だから5(完結)(少年チャンピオン・コミックス)」です!!
空が灰色だから5(完結)(少年チャンピオン・コミックス)





「空が灰色だから(4) (少年チャンピオン・コミックス)」です!!
空が灰色だから(4) (少年チャンピオン・コミックス)





「空が灰色だから 3 (少年チャンピオン・コミックス)」です!!
空が灰色だから 3 (少年チャンピオン・コミックス)





「空が灰色だから(2) (少年チャンピオン・コミックス)」です!!
空が灰色だから(2) (少年チャンピオン・コミックス)





「空が灰色だから 1 (少年チャンピオン・コミックス)」です!!
空が灰色だから 1 (少年チャンピオン・コミックス)





「大好きが虫はタダシくんの阿部共実作品集 (少年チャンピオン・コミックス)」です!!
大好きが虫はタダシくんの阿部共実作品集 (少年チャンピオン・コミックス)



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