2014年12月19日

『カシオペアのエンドロール』(海堂尊著、宝島社『このミステリーがすごい!四つの謎』収録)

『カシオペアのエンドロール』(海堂尊著、宝島社刊『このミステリーがすごい!四つの謎』収録)ネタバレ書評(レビュー)です。

ネタバレあります、注意!!

<あらすじ>

最強の『このミス』大賞作家、書き下ろし4編!豪華作家陣で贈る、ミステリー・アンソロジー。

TBS系にて豪華ドラマ化!『このミステリーがすごい!ベストセラー作家からの挑戦状』

2014年12月29日(月)よる9時〜案内人:又吉 直樹(ピース)×樹木 希林
歴代大賞作家4名×映画監督の豪華コラボレーション!
(宝島社公式HPより)


<感想>

ドラマ化や映画化もされた「バチスタシリーズ」で知られる海堂尊先生による短編です。
12月29日にはTBS系にてドラマ放送が決定されている。

「チーム・バチスタの栄光」(2008年、日本)ネタバレ批評(レビュー)

「ジェネラル・ルージュの凱旋」(2009年、日本)ネタバレ批評(レビュー)

タイトルから一見、鉄道ミステリーかと思いきや、一読して思い出したのは我孫子竹丸先生『探偵映画』(講談社刊)や米澤穂信先生『愚者のエンドロール』と言ったタイトル。
例として上げたタイトルに比べると本作はミステリ的なロジックが弱いですが、雰囲気含め個人的に割と好みの作品です。
二転、三転するエンドロールに息を呑むことは必至でしょう。

『愚者のエンドロール』(米澤穂信著、角川書店刊)ネタバレ書評(レビュー)

恐るべしは女優の業。
ラストに驚嘆せよ!!

ちなみにあらすじはまとめ易いように改変されています。
興味を持たれた方は本作それ自体にチャレンジを!!

<ネタバレあらすじ>

その日、「カシオペア」の車内で殺人事件が発生した。
被害者は「貴婦人探偵シリーズ」で知られる映画監督の道明寺である。

「貴婦人探偵シリーズ」は本格ミステリファンからも熱烈な支持を集める作品。
道明寺を含めたスタッフはシリーズ最新作「カシオペアの悲劇」の撮影を終えたところであった。
ところが、当の道明寺が追加の撮影を行うとして「カシオペア」を貸し切っていた。

どうやら道明寺は前作「滝に消えた貴婦人」にて興業的に失敗しており今回に賭けていたようだ。
また、当日の「カシオペア」は道明寺組の貸切となっていたことから、容疑者は道明寺の関係者に絞られる。

当日の状況を説明しよう。
乗車していたメンバーは次の通り。

まず、「貴婦人探偵」を演じるベテラン女優・望月ゆかり。
そして、今回ダブルヒロインに抜擢された樫村愛菜。
脚本家の尾藤。
これに加納警視正とシリーズのファンであった玉村警部などだ。

そして遺体発見には奇妙な経緯も加わっていた。

最初、スタッフの1人が道明寺の部屋で倒れ伏す道明寺を発見。
これを別の場所に共に居たゆかりと愛菜らに伝えた。
ところが、ゆかりらが現場に駆け付けたところ、死体は忽然と消えていたのだ。

ゆかりらによるとこの時点では道明寺監督の悪戯を考えていたらしい。
道明寺はこの手の悪戯をよくしていたようだ。

それから暫くしたが道明寺が姿を現す様子が無い。
不安に思ったゆかりらが玉村警部に事態を報せた。
其処で玉村警部が足を運んだところ、死体が再び現れたのであった。

最初の発見時点ではゆかりらにアリバイがはっきりしており、不可能犯罪の状況を呈していた。
ところが、捜査に乗り出した加納はあっさりと真相を看破する。

加納はこの犯行には本人の協力が不可欠として道明寺自身の共謀を主張する。
最初に発見された道明寺は生きていたのだ。
殺害された演技をしていたのである。
その後、スタッフに発見され騒動となった隙に隠れた。
其処を頃合いを見計らった真犯人に殺害されたのである。

もちろん、共謀とは言っても道明寺自身は演技のつもりであり、その後に殺害されるとは思っても居なかった筈だ。
「カシオペアの悲劇」の追加シーンを撮影するとしていた道明寺。
おそらく道明寺は自身が死体を演じることで生じるスタッフたちの様子を撮影し追加することでリアルな作品を目指したのだろう。

ところが、犯人にこれを利用された。
犯人は被害者自身を利用することで、自身のアリバイトリックを成立させたのだ。
これにより、道明寺の殺害時刻が最初の発見時よりも前と思われることでアリバイが生じる人物が犯人となる。

さらに犯人の動機について触れる加納。
ヒントは「貴婦人探偵シリーズ」の前作「滝に消えた貴婦人」のクレジットにあった。
脚本協力としてシリーズの脚本家である尾藤以外の名があったのである。
前作の失敗はこの協力者の責任とされていた。

だが、本当にそうだろうか。
そもそも、尾藤は何故、脚本協力を必要とするのか?
それは彼女がトリック面での構成力に欠けたからである、
実は尾藤はミステリが苦手であった。
其処で脚本協力にサポートを求めていたのである。

ところが「カシオペアの悲劇」は加納が読んでもかなりの傑作である。
到底、尾藤の手によるものだとは思えない。
だが、クレジットに協力者の名はない。

これが意味するところは何か?
加納が犯人として指名したのは愛菜であった。

実は愛菜の叔母こそが「滝に消えた貴婦人」が失敗した原因とされる協力者であった。
しかし、これには事情があったのだ。
本来ならば高い完成度を誇ったトリックを、仕掛けを理解していなかった尾藤に骨抜きにされてしまったのである。

にも関わらず全責任を背負わされた愛菜の叔母は自殺してしまった。

愛菜は叔母の力を理解しており、正当に評価されるべきだと考えた。
其処で別に遺されていた叔母の傑作を尾藤に送り付けたのだ。

ところが、尾藤はこれを盗作してしまった。
それが「カシオペアの悲劇」である。
尾藤の行為を批判したいが、拙いことに愛菜には証拠が無い。

あまりのやり口の汚さに怒りを覚えた愛菜は復讐を決意。
叔母を死に追いやったモノへの復讐として道明寺監督とそのスタッフを破滅させる計画を立てた。

其処で道明寺に、より完成度を高める方策として例の演技を提案し実行。
これを殺害し「カシオペアの悲劇」を放映中止に追い込むことにしたのだ。

ゆかりの提案で愛菜の告白は録画された。
さらに、ゆかりの手で道明寺監督の死と愛菜の自供を加えた完全版「カシオペアの悲劇」が完成。

後日、ゆかりが強行し試写会が行われることとなった。
恐らく事情が事情だけに公開はされないであろう幻の傑作に人々は試写会に群がった。
その中に加納と玉村も居たのである。

完全版「カシオペアの悲劇」を鑑賞した加納は、すべてがゆかりにより仕組まれていたと指摘する。
果たして道明寺監督は愛菜の提案を誰にも洩らさなかったのだろうか。
いや、主演女優であるゆかりには伝えていたのではないか。

ゆかりはこれを聞いた時点で愛菜の真意に気付いていた。
その上で放置したのである。

すべては「カシオペアの悲劇」の完成度を高める為。
同時に女優として才能を発揮していた愛菜を排除する為。

だからこそ、愛菜の自供を録画し完全版「カシオペアの悲劇」としたのである。

言わば、道明寺が監督を務めたのが「カシオペアの悲劇」。
これに、愛菜が黒幕となり道明寺の死を加えたものが「カシオペアの惨劇」。
最後に、ゆかりが黒幕となり愛菜の自供を加えたものが「カシオペアの散華」とでも呼べるべき作品だったのである。

だが、加納にはゆかりの罪を裁く術がない。
世に恐るべきは女優の業かな、そう呟く加納であった―――エンド。

2014年12月30日追記:

2014年12月29日にドラマ版が放送されました。
ネタバレ批評(レビュー)はこちら。

「このミステリーがすごい!〜ベストセラー作家からの挑戦状〜 天才小説家×一流映画監督がコラボした、一夜限りの豪華オムニバスドラマ!味わいの異なる4つの謎=各25分の濃密ミステリー!又吉×希林の他では見られないコントも!」(12月29日放送)ネタバレ批評(レビュー)


追記終わり


◆関連過去記事
『黒いパンテル』(乾緑郎著、宝島社刊『このミステリーがすごい!四つの謎』収録)ネタバレ書評(レビュー)

『ダイヤモンドダスト』(安生正著、宝島社刊『このミステリーがすごい!四つの謎』収録)ネタバレ書評(レビュー)

『残されたセンリツ』(中山七里著、宝島社刊『このミステリーがすごい! 四つの謎』収録)ネタバレ書評(レビュー)

◆海堂尊先生関連過去記事
【原作映画】
「チーム・バチスタの栄光」(2008年、日本)ネタバレ批評(レビュー)

「ジェネラル・ルージュの凱旋」(2009年、日本)ネタバレ批評(レビュー)

【原作ドラマ】
チーム・バチスタSP2011〜さらばジェネラル!天才救命医は愛する人を救えるか〜「ICUに殺人予告!!愛する人を救えるか?チームジェネラルVS完全犯罪」(1月2日放送)ネタバレ批評(レビュー)

NHKドラマ10「マドンナ・ヴェルデ」第1話(第1回)「希望の卵」(4月19日放送)ネタバレ批評(レビュー)

【ネタバレ書評(レビュー)】
「マドンナ・ヴェルデ」(海堂尊著、新潮社刊)ネタバレ書評(レビュー)

【その他】
海堂尊さん講演会!!

海堂尊さんに110万円賠償命令下る

フジテレビにて放送中「ジェネラルルージュの凱旋」で知られる海堂尊さんを巡る名誉棄損訴訟結論出る!!

海堂尊先生が教える文章のまとめ方とは?

海堂尊先生原作「マドンナ・ヴェルデ」がNHKドラマ10枠にてドラマ化!!

「バチスタ」シリーズ遂に完結!!『ケルベロスの肖像』発売される!!

【ドラマ】海堂尊先生原作『極北ラプソディ』、『極北クレイマー』ドラマ化!!

海堂尊先生原作『螺鈿迷宮』(角川書店刊)が「バチスタシリーズ第4弾」としてドラマ化!!

『カシオペアのエンドロール』が収録された「【テレビドラマ化】このミステリーがすごい! 四つの謎」です!!
【テレビドラマ化】このミステリーがすごい! 四つの謎





「バチスタシリーズ」完結「ケルベロスの肖像」です!!
ケルベロスの肖像



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『月は囁く』第12話「月下のゴミ屋敷」(宮崎克原作、青木朋画、小学館刊『ビッグコミックオリジナル1月増刊号』掲載)ネタバレ批評(レビュー)

『月は囁く』第12話「月下のゴミ屋敷」(宮崎克原作、青木朋画、小学館刊『ビッグコミックオリジナル1月増刊号』掲載)ネタバレ批評(レビュー)です。

ネタバレあります、注意!!

<ネタバレあらすじ>

登場人物一覧:
藤村月:陽一の父が再婚したことで、陽一の義妹となった。犯罪心理学と観相学を駆使する天才少女。
藤村陽一:警視庁捜査一課勤務、35歳。
陽一の父:犯罪心理学者。多くの事件解決に寄与した。

大日向:ゴミ屋敷の主だが……。
千以子:大日向宅に出入りする謎の女性。
町内会長:陽一たちが住む地域の町内会長。


ある家にて老人と女性が言い争いを繰り広げていた。
逆上した女性は老人に向かい「あんたなんて知らない、勝手にすれば!!」と言い放つ。
これに老人が激昂、女性へと突進して行く……。

それから半年後、陽一は月の部屋を見て絶句していた。
其処には溢れんばかりの物が並んでいた。
しかも、全く整理整頓出来ていない。
そう、月は「片付けられない症候群」だったのだ。
これを批判する陽一だが、月は「物の場所は把握しているので良い」と知らぬ顔だ。
不満を抱える陽一だが……。

とはいえ、仲の良いこの兄妹。
2人で出かけることに。
すると、外出先で騒動に出くわす。

なんと、ある一軒家にて住人と町内会長が揉めていたのだ。
住人の名は大日向。
どうやら、町内会長は彼が自宅をゴミ屋敷としていることについて批判しているらしい。

月の件を重ね合わせた陽一は他人事とは思えず介入することに。
すると、大日向宅から刑事として嗅ぎ慣れた匂いを感じ取る。
ゴミの匂いの中に漂うソレは死臭である。

ギョッとする陽一の前で大家は大日向の素行の悪さをあげつらう。
なんでも、大日向は2年ほど前に長年連れ添った妻を亡くしていた。
その途端、派手な風貌の若い女性を家に連れ込んでいたらしい。
ところが、その女性は半年ほど前から訪ねて来なくなったと言う。

これを聞いた陽一はある確信を胸に、その場を仲裁する。
その後、大日向について独自に調べ始める陽一。
一方、月もまた大日向の行動に意味を見出し調べ始める。

その翌日、月は陽一を連れ大日向のもとへ。
「初めまして」と挨拶したところ、大日向も「初めまして」と挨拶し返す。
前日会ったにも関わらず、「初めまして」と挨拶することに不審を抱く陽一。
だが、月は何かを確信したようだ。

数日後、陽一と月は町内会長を連れて再び大日向のもとへ。

まず、陽一が颯爽と大日向宅に乗り込んで行く。
陽一は大日向が半年前に派手な風貌の女性を殺害し、これを屋内に隠していると指摘。
その死臭を別の匂いで隠蔽するべくゴミ屋敷に仕立てたと主張する。

しかし……陽一の言うような死体は何処からも見つからない。
首を傾げる陽一。

そんな彼に月が真相を告げる。
月が外に合図を送ると現れたのは、大家から聞かされていた派手な風貌の女性。
そう消えた筈の女性であった。

女性を一目見るなり「千以子……」と絶句する大日向。
それもその筈、千以子は大日向の娘であった。
大日向親娘は折合が悪く町内会長を始めとした近所の住人もその存在を知らなかったらしい。

千以子によれば、2年前に大日向が妻を亡くし消沈していたのでこれを励ますべく通っていたようだ。
だが、半年前に真っ向から衝突してしまい物別れに終わっていた。

以来、大日向は妻と娘を失った寂しさに耐え兼ね、これを埋めるようにあちこちから物を拾って来てゴミ屋敷にしてしまったのだ。
さらに、月は大日向に物忘れの症状が出ていることもこれを促進していると指摘する。

前日に出会ったにも関わらず、月が「初めまして」と挨拶したところ、それに応ずるように「初めまして」と答えた大日向。
これはすなわち陽一と月を認識出来ていなかったのだ。

大日向の状況を知った千以子は彼と和解する。

一方、陽一が嗅ぎ取った死臭は猫の死骸のものであった。
情けない顛末に肩を落とす陽一。

月はと言えば、そんな陽一を励ますのかと思いきや……。

「いつものことだけど、私は陽一の勘違いを許してる。だから、私が片付け出来ないことも許してくれるよね」
とここぞとばかりに言い募るのであった。

これを聞いた陽一。
「それとこれとは全然違う」と勢いよく否定することに。
とはいえ、元気にはなったようだ―――13話に続く。

<感想>

「幇間探偵しゃろく」でお馴染みの青木朋先生が宮崎克先生とタッグを組み、新たなミステリコミックの連載を「ビッグコミックオリジナル 増刊号」で開始されました。
タイトルは「月は囁く」。
捜査官・藤村陽一と、顔相学を修めたその義妹・藤村月が犯罪事件を解決する物語。

まさに陽一(太陽)と月(月)の物語です。

では、12話を読んだ感想を。

なかなか良かったですね〜〜〜。
管理人は陽一同様にミスリードに完全に引っかかってしまいました。

そして、ラストの月なりの励ましも良かった。
素直ではないが、兄である陽一を心配しているのでしょう。
良いコンビです。

ちなみに、ルナは父親に対しトラウマがある様子。
その天才的な力により、父に虐待されていたのかな。
結局、父と母はこれが原因で離婚。
そして、母が陽一の父と再婚といった流れか。

ルナとしては離婚の原因が自身にあると考えて、以来、人と距離を置くようになったか。
ところが、無邪気な陽一に癒されていく展開か。
イイですね。
最終的にはルナがトラウマとなった父と和解する(乗り越える)展開もありそうかな。

興味を抱かれた方は是非、『ビッグコミックオリジナル 増刊号』にて本作を確認されたし。

◆関連過去記事
『月は囁く』第1話「月は囁き、花は語る」(宮崎克原作、青木朋画、小学館刊『ビッグコミックオリジナル3月増刊号』掲載)ネタバレ批評(レビュー)

『月は囁く』第2話「月とドッペルゲンガー」(宮崎克原作、青木朋画、小学館刊『ビッグコミックオリジナル5月増刊号』掲載)ネタバレ批評(レビュー)

『月は囁く』第3話「月と幽霊轢き逃げ事件」(宮崎克原作、青木朋画、小学館刊『ビッグコミックオリジナル7月増刊号』掲載)ネタバレ批評(レビュー)

『月は囁く』第5話「月とハロウィーンの怪物」(宮崎克原作、青木朋画、小学館刊『ビッグコミックオリジナル11月増刊号』掲載)ネタバレ批評(レビュー)

『月は囁く』第6話「月と凶相の微笑み」(宮崎克原作、青木朋画、小学館刊『ビッグコミックオリジナル1月増刊号』掲載)ネタバレ批評(レビュー)

『月は囁く』第7話「月と呪いの藁人形・前篇」(宮崎克原作、青木朋画、小学館刊『ビッグコミックオリジナル3月増刊号』掲載)ネタバレ批評(レビュー)

『月は囁く』第8話「月と呪いの藁人形・後篇」(宮崎克原作、青木朋画、小学館刊『ビッグコミックオリジナル5月増刊号』掲載)ネタバレ批評(レビュー)

『月は囁く』第9話「月とブログの女」(宮崎克原作、青木朋画、小学館刊『ビッグコミックオリジナル7月増刊号』掲載)ネタバレ批評(レビュー)

『月は囁く』第10話「月と髪切り魔」(宮崎克原作、青木朋画、小学館刊『ビッグコミックオリジナル9月増刊号』掲載)ネタバレ批評(レビュー)

『月は囁く』第11話「月と悲劇の怪人」(宮崎克原作、青木朋画、小学館刊『ビッグコミックオリジナル11月増刊号』掲載)ネタバレ批評(レビュー)

「幇間探偵しゃろく 1 桜 (ビッグコミックス)」です!!
幇間探偵しゃろく 1 桜 (ビッグコミックス)





「幇間探偵しゃろく 2 (ビッグ コミックス)」です!!
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「幇間探偵しゃろく 3 (ビッグ コミックス)」です!!
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「三国志ジョーカー 1 (ボニータコミックス)」です!!
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「龍陽君始末記 1 (ボニータコミックス)」です!!
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