土曜ワイド劇場「年末特別企画 森村誠一の喪中欠礼〜終着駅の牛尾刑事VS事件記者・冴子 見知らぬ人からの殺意の年賀状 富山大牧温泉〜ふたりの女が買った共犯の秘密!」(12月27日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!
<あらすじ>
東京・新宿区内の公園で、男性の撲殺死体が発見された。牛尾正直(片岡鶴太郎)たち新宿西署の刑事たちの調べで、身元は富山県南砺市で自動車工場を経営する山岡義典(平泉成)と判明。家族によると、山岡は2日前、東京見物に行くと言って自宅を出たという。
山岡は宿泊先のホテルから、2本電話をかけていた。1本は東京到着を知らせる自宅への電話、そしてもう1本は“週刊トピックス”編集部。しかも、牛尾とは長年なじみの記者・川村冴子(水野真紀)宛てだった。
冴子は牛尾からの連絡で遺体安置所に駆けつけるが、いったいどういう知り合いなのかたずねる牛尾に、意外な言葉を返す。知り合いであることは間違いないが、実はどこでどう出会った人物なのか覚えていないというのだ…。冴子によると、4年前の正月、編集部気付けで山岡から年賀状が届き、どこで接点があったのか思い出せなかったものの失礼があってはいけないと思って賀状を返し、それ以来、年賀状をやり取りしてきたという。その話を聞いて、今ひとつ腑に落ちない牛尾…。まもなく解剖の結果、山岡は死の1時間ほど前に寿司を食べていたことがわかり、刑事たちはまず管内の寿司店をしらみつぶしに当たることになった。
一方、冴子から同じ話を聞いた記者仲間の緒方浩平(船越英一郎)は、もしかしたら冴子の名を騙った偽者が山岡と接触したのではないかと推理する。2日後、牛尾は山岡の地元、南砺市で営まれた葬儀に参列するが、そこには自分の偽者について探ろうとしている冴子の姿もあった。
冴子は牛尾に、4年前に初めて届いた山岡からの年賀状を見せる。そこには「その節はありがとうございました。無事に東京にお帰りになったことと推察しております」と書かれてあった。つまり、“その節”に偽者の冴子は山岡と知り合い、礼を言われるようなことをして、無事に東京に帰ることができたか心配されていた、ということではないか…。
その夜は近くの大牧温泉に泊まり、翌日改めて家族に話を聞いてみるという冴子。だが、いったん別れたものの、牛尾は冴子を追って大牧温泉への船着き場に行く羽目になった。冴子に連絡を取らなければならなくなったからだ。実は、その後の家族の話から、山岡が東京に来る前、“11月26日”号の週刊トピックスを何度も見ていたということを耳にしたのだ。いったいその号に何が載っていたのか…それが気になっていた牛尾は、冴子が船着き場でひと組のカップルの姿を見て驚いた表情を浮かべても、たいして気に留めなかった…。
東京に戻り、11月26日号の週刊トピックスを借りた牛尾は、エッセイストとしても活躍する総合病院院長・朝倉響子(かたせ梨乃)がグラビアに掲載されているのを見つける。彼女の新刊発売記念のサイン会の告知も載っており、開催されたのは山岡が殺されたのと同じ日だった。繋がりを直感し、会場の防犯カメラを確認した牛尾。すると、山岡はやはり響子のサイン会に訪れていたことがわかった。
だが、響子は山岡の写真を見ても覚えがないといい、その会場で35年ぶりに再会した元同僚・太田久子(黒田福美)なら、サイン会にやって来た人の顔を覚えているかもしれないと話す。そのとき、院長室に入ってきた響子の息子で医師の修一(黄川田将也)を見て、牛尾はアッと驚く。修一は、大牧の船着き場で冴子が見かけて驚いたカップルのうちの男性だったのだ。そして、久子を訪ねた牛尾は、さらに驚愕する。久子こそ、修一と一緒だったカップルの女なのだ…。
そんなとき、修一の妻・絵里が5年前に失踪、3カ月前にこの近隣の山中で白骨死体となって発見されていた事実が浮上する。5年前に行方を絶ち、白骨死体で見つかった絵里と、新宿で殺害された山岡…。牛尾は2つの殺人は1本の線上にあり、そのカギを握っている人物こそが冴子の偽者なのではないかとにらむが…!?
(公式HPより)
では、続きから(一部、重複アリ)……。牛尾正直は新宿西署の刑事である。
これまでにもさまざまな事件を解決して来た。
そんな牛尾刑事が今回に挑むのは―――東京・新宿区内の公園で発見された男性の撲殺事件。
被害者は富山県南砺市で自動車工場を経営する山岡義典。
さらに、所持していた20万円近くの現金も消えていた。
山岡の息子によれば、2日前に東京見物に出かけると言っていたらしい。
何か目的があったのだろうか!?
山岡の周辺を調べた結果、意外な人物の名が浮上する。
その名は「週刊トピックス」編集部の川村冴子。
そう、あの冴子だ。
冴子と山岡は顔見知りだったのか!?
驚く牛尾は冴子に問い質すが、冴子の返事は何処か歯切れが悪い。
何処で出会ったのか分からないが、年賀状を遣り取りする仲だったらしい。
さらに司法解剖の結果、山岡が殺害1時間ほど前に寿司を食べていたことが判明。
その頃、冴子から事情を聞かされた記者・緒方浩平は「冴子の偽物」が居た可能性を指摘。
つまり、冴子の名を騙った何者かが山岡に名刺を渡し、山岡はそれに沿って年賀状を送ったのではないかと考えたのだ。
これに冴子は気付かずに返事を出した。
そうして生まれた遣り取りだったのではないか―――と。
冴子は「偽冴子」について調べ始める。
手掛かりは山岡からの初めての年賀状だ。
それは4年前から始まっており「その節はありがとうございました。無事に東京にお帰りになったことと推察しております」と記されていた。
山岡は自動車修理工である。
もしも、山岡が助けたとすれば車のことであろう。
そして、それは年賀状のさらに1年前―――すなわち5年前の出来事になるだろう。
これを聞いた牛尾。
さらに、山岡の息子から意外な情報を入手する。
何でも、山岡は11月26日号の「週刊トピックス」を気にしていたらしい。
そんな牛尾の目の前で1組の男女が睦み合いながらやって来る。
それを目にした冴子は「信じられない!!」と絶句する。
男女は若い男性に中年女性の組み合わせであった。
何でも、男性の妻が先頃白骨死体で発見されたばかりだと言う。
一方、11月26日号の「週刊トピックス」に載っていたのは、エッセイストとしても活躍する総合病院院長・朝倉響子であった。
ブックファーストで行われた響子の新刊発売記念サイン会についても告知されていた。
しかも、このサイン会が山岡殺害の当日だったのである。
早速、牛尾が確認したところ山岡がサイン会に訪れていたことが判明する。
しかし、当の響子は山岡に見覚えが無いと供述。
逆にサイン会場に来ていた元同僚・太田久子を紹介される。
久子ならば知っているかもしれないらしい。
ところが、牛尾は久子を目にし驚くことに。
あの冴子が批判していた男女の1人・中年女性だったからである。
さらに、響子の息子・修一こそ共に居た若い男性だったのである。
修一の妻・絵里は5年前に失踪を遂ていたが、3ヶ月前に富山県の山中にて白骨死体で発見されていた。
だからこそ、冴子は修一が久子と睦み合っていたことに抵抗を抱いたのだろう。
牛尾は山岡の年賀状と絵里の失踪が共に5年前であることに注目。
絵里の遺体を遺棄した犯人が冴子の名を騙り名刺を山岡に手渡した。
おそらく遺棄後にトラブルが発生し、車を山岡に修理して貰ったのだろう。
そして、現在になって絵里の遺体が発見された為に山岡が真相に気付き、これをも手にかけたと考え始める。
此処で牛尾の脳裏に浮かんだ偽冴子は響子である。
だが、これを聞いた冴子は激怒する。
冴子にとって響子は恩人であった。
6年前、冴子は胆石を患い響子に救って貰っていたのだ。
さらに、冴子は響子にも修一にも名刺を渡していない以上、名刺を山岡に渡すことは出来ないと断言する。
しかし……冴子はすぐに思い出した。
5年前に絵里には名刺を渡していたのだ。
だが、牛尾に素直に伝えることが癪だった冴子はこれを秘密にしてしまう……。
矢先、子供の轢き逃げ事件が発生する。
轢き逃げに遭ったのは―――山岡の孫娘・千里であった。
調べたところ、千里が山岡と共に「偽冴子」に会っていたことが分かる。
やはり、事件には「偽冴子」が関わっていたのだ。
直後、轢き逃げ犯が太田久子であると特定された。
久子が知人に借りた車から轢き逃げの痕跡が検出されたのだ。
さらに、山岡の殺害当日に久子と山岡が扇寿司で食事を共にしていたことが判明したのである。
早速、久子の身柄が手配された。
矢先、久子が刺殺されてしまう。
錐かアイスピックのような鋭利な刃物が凶器らしい。
久子の手の甲から犯人の物と思われる指紋が検出された。
さらに司法解剖の結果、久子に妊娠経験があることが分かる。
牛尾刑事は修一に育て親と生みの親が居たと推測。
育ての親が響子だとすれば、生みの親は―――久子だ。
だからこそ、久子は修一と親しかったのではないか。
だとすれば、事件の鍵は修一にこそあるのでは!?
それを響子と久子が庇っていたのではないか!?
捜査の結果、久子が修一を息子と呼んでいたことが確認され、牛尾の推測が信憑性を帯びて来た。
そして、千里が回復したことで「偽冴子」の面通しが行われた。
ところが、千里は首を振るばかり。
当時の千里は5歳、相手の顔を覚えていなかったのである。
しかし、此処で久子から採取された指紋が響子のものと確認され事態が急変する。
響子が犯行を認めたのだ。
35年前、響子は姑から離婚を迫られた。
これを回避するには子供を産むしかない。
同じ頃、久子が妊娠した。
響子は姑を見返し嫁の座を守る為に久子の子供を買った。
これが修一だ。
それから数十年が経過し、修一も立派な医者になった。
そして5年前、冴子が響子を訪ね絵里に名刺を手渡した当日のことである。
絵里が修一との離婚を切り出した。
絵里は修一に対する罵詈雑言を言い連ねた。
これに逆上した響子は絵里を殺してしまったと言う。
其処に久子が現れた。
久子は何も言わずに響子に協力した。
そして、遺体を遺棄したのだ。
その帰路、響子は車で仮眠をとることにしたのだが久子から驚くべき事実を聞かされた。
なんと、修一が久子を探し当てていたのだ。
修一は医師としての興味からDNA鑑定をし事実に辿り着いたらしい。
久子は「実の母子の繋がりに勝るものは無い」と主張する。
この事実は響子を酷く落胆させた。
ところが、この仮眠はさらに響子を追い込む。
なんと、車が動かなくなってしまったのだ。
久子は人里を求めてその場を離れていた。
其処に山岡が孫の千里と共にやって来たのだ。
山岡は車を修理すると、その場を去ろうとした。
このとき、響子は身許を隠そうと絵里から奪った冴子の名刺を手渡した。
もしも、絵里の死体が発見されても身許は特定されない筈だった。
ところが、サイン会に山岡が現れた。
なまじ名刺を渡し身許を偽ったことが仇になった。
そもそも、あの時点では身許を偽る必要は無かったのだ。
それは後ろめたさが招いた行動だったのだろう。
山岡は響子に名刺を返却しに訪れていた。
さらに、自首をするよう勧めて来た。
此の時点で山岡は事件の全貌をほぼ掴んでいたのである。
だが、山岡は久子の存在を知らなかった。
久子は山岡を口封じしようと目論んだ。
そして、殺害したのだ。
取調室での牛尾の言葉に響子は「久子さんは関係ない」と反発する。
しかし、久子は山岡の指紋が付いた金銭を所持していたのだ。
山岡を殺害した際に久子が奪ったものだ。
山岡殺害は久子によるものだったのだ。
これを久子は「母親として当然だ」と主張した。
さらに、この際に絵里殺害まで匂わせた。
絵里殺害までも久子の犯行だったのだ。
久子は独断で次々と殺害していたのである。
響子が供述した絵里殺害の顛末は嘘であった。
実は久子が明かすまで響子は絵里殺害は修一の犯行だと思い込んでいた。
だからこそ、隠蔽工作を主導したのだ。
ところが、その犯行は久子によるものであった。
久子は修一と一緒に生活したいと思っていた。
そして、修一を嘲るような絵里の素行に反感を募らせていたのだ。
だから、絵里と修一の離婚を陰ながら押し進めていた。
しかし、絵里はギリギリで離婚を取り止めてしまう。
久子は逆上し、絵里を殺害した。
響子は久子により巻き込まれたのだ。
響子は久子に自首を勧めた。
これに久子は、修一の出生の秘密を盾に脅迫し始めた。
響子はこれに屈せざるを得なかった。
ところが、久子は千里を轢き逃げした。
これには響子も腹に据えかねた。
そして、人の命をなんとも思わぬ久子が修一の母であることに響子は恐怖した。
修一への悪影響が計り知れないと考えたのだ。
だから、響子は久子をアイスピックで刺殺した。
死の間際、久子は「(修一から)母さんと呼ばれたかった」と言い残した。
これを聞いた響子は自身が誤っていたと感じた。
方法こそ間違えど久子もまた確かに修一を愛していたのだ。
そして、響子はその場で涙した。
このときに久子の遺体に響子の指紋が残されたのだ。
響子が逮捕され、修一は久子について語り出した。
修一は久子に母親としての情を抱いてはいなかった。
あくまで同情だったと言う。
修一にとって母親は響子1人だったのだ。
もしも、それを響子と久子に伝えていれば……すべての事件は防げたのかもしれない。
そう後悔しているらしい。
さらに、修一は「響子を待っている」と述べたのだそうだ。
その頃、冴子は事件を振り返る。
山岡を「見知らぬ知人」と呼ぶ冴子。
響子と久子。
響子と修一。久子と修一。
響子と山岡。久子と山岡。
そして、響子と冴子。冴子と山岡。
まさに数奇な繋がりが起こした事件だったのだ。
そして、牛尾は思う。
響子と久子は確かに母親だった、と―――エンド。
<感想>
ドラマ原作は森村誠一先生『喪中欠礼』(光文社刊『雪の絶唱』収録)。
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では、ドラマ版の感想を!!
なんだかあらすじが物凄くまどろっこしくなりましたが、割と本編に沿ったらこうなりました。
特にラストのあたりが物凄く分かりづらいなぁ……。
もっとバッサリまとめるべきだったかもと反省。
ただ、そうすると本編のテイストが活かされないしなぁ……悩む。
でもって、とりあえず最初に言っておかなければならないことがある。
ラストのモノローグだが「いや、牛尾さん、それは無理でしょ」と。
響子の行動はともかく、久子の行動を肯定することは世の中に数多の死体を作ることを認めることになりかねないぞ!!
あれは如何に「母親の情」と雖も流石に否定すべきだろう。
ダメです、ゼッタイ!!
そして今回は「VS事件記者・冴子」の「VS」が牛尾と推理を競うのではなく、如何に冴子が牛尾を妨害するかの意だったことが明らかにされた回でした。
あれだけ「名刺は渡してない」と断言しておいて、わずか数秒で心変わりするとは……。
そして、名刺の件を思い出したなら早く牛尾に伝えよう。
あれさえなければ、千里ちゃんの轢き逃げと久子殺害は阻止出来てたかもしれないのに。
すなわち、冴子が尊敬する響子に殺人の罪を背負わせることは回避出来ていた可能性もあったんだよなぁ……。
そう考えると、罪深いぞ冴子!!
ただ、例年に比べてもタイトルに相応しい活躍ではあったと思う。
此の点は良かった。
そう言えば、修一は母親の是非について語る前に嫁を何とかしろ!!
そもそも、修一が絵里と結婚して居なければ……こんな事態には発展していなかっただろうに。
反面、響子が物凄く立派だ。
返す返すも冴子が名刺の件を隠蔽したことが惜しまれる。
ただ、響子が山岡に名刺を渡さなければ山岡は救われていたのがなぁ……。
後ろめたさが小細工を弄させ、それが山岡の命を奪ったのか……。
ちなみに、本編で牛尾や冴子がところどころ超常的な推理力を発揮していますが、これはこのシリーズの味です。
楽しむべきポイントです(断言)。
というワケで2014年最後の「土曜ワイド劇場」作品でした。
同時に、厳密な意味での2014年最後の2サス作品でもあります。
ただ、2014年12月29日にTBS系で放送される番組もあるので、2サスファンは気を抜くなかれ!!
<キャスト>
牛尾正直:片岡鶴太郎
川村冴子:水野真紀
牛尾澄枝:岡江久美子
緒方浩平:船越英一郎
朝倉響子:かたせ梨乃
太田久子:黒田福美
朝倉修一:黄川田将也
山岡義典:平泉 成
谷口刑事:菅原大吉
坂本課長:秋野太作 ほか
(順不同、敬称略、公式HPより転載)
◆森村誠一先生関連過去記事
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クリスマス(12月24日)の森村誠一さん!!(「森村誠一 謎の奥の細道をたどる」についての過去記事です)