赤と黒のゲキジョー「スペシャルドラマ 瀬在丸紅子の事件簿〜黒猫の三角〜 檀れいによる新ヒロインが誕生!美貌の没落貴族が密室殺人の謎に挑む!」(2月6日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!
<あらすじ>
かつて栄華を極めた瀬在丸家は没落し、その令嬢であった瀬在丸紅子(せざいまるべにこ・檀れい)は、売却したかつての屋敷の離れに居候し、実験にいそしみながら一人息子のへっくん、そして40年来の執事・根来機千瑛(ねごろきちえい・長塚京三)とともに生活している。発明で一獲千金をもくろむ自称科学者だが、その実態はミステリーを読みふけり、近所のアパート・阿漕荘の面々と麻雀ばかりしている。とある年の6月6日も阿漕荘で「保呂草探偵事務所」の看板を掲げる探偵・保呂草潤平(ほろくさじゅんぺい・萩原聖人)、そしてその事務所に出入りしている小鳥遊練無(たかなしねりな・千葉雄大)、香具山紫子(かぐやまむらさきこ・相楽樹)の三人と雀卓を囲んでいた。そんななか、保呂草に一本の相談電話が入る。電話の主は紅子が居候する屋敷の現住人・小田原静江(川上麻衣子)。6月6日に44歳の誕生日を迎えた静江は、当日、自分の誕生日パーティーの準備のさなか、ポストに投函された静江宛ての封筒に気が付く。切手も消印もない封筒の中には、ここ3年連続、6月6日に起こっている連続ゾロ目殺人の新聞記事が入っていた。被害者の年齢は11歳、22歳、33歳…。そして静江は、6月6日の今日、44歳になった。気味悪く思った静江は探偵兼便利屋で日ごろから交流のある保呂草にパーティーの警備を依頼するため、電話をかけてきたのだ。一方、警視庁捜査一課・警部の林(神保悟志)はその連続殺人事件を追っていた。6月6日に三年連続で起こってしまった痛ましい事件。被害者の年齢が、11歳女性、22歳女性、33歳女性と続いているため、今年は44歳の女性の被害が出るのではと危惧しつつ、林は区内全域を対象と定め、警戒を強めていた。
静江の屋敷。招待を受けた紅子や根来、そして警備を担当する保呂草・練無・紫子、そして静江の夫・小田原政哉、息子・朋也、屋敷に居候している東尾繁、浅野美雪などが会場に集まる中、パーティーが始まる。紅子には出席者の面々があの封筒の差出人のように疑わしく見える。パーティーの途中、静江は書斎で少し休もうと一人、中座する。その窓枠を、このあたりの地域に住みつく黒猫・デルタが歩いてゆく。その時、静江の書斎から鈍い音が響き電気が消えた。紅子、警備をしていた面々、そしてパーティーに参加していた人々が駆けつけると部屋には鍵がかかっている。合鍵でドアを開けるとそこにはナイロンバンドで絞殺された静江の遺体が。その殺害方法は三年連続で起こっているあの連続ゾロ目殺人の手口と同じであった。
静江を殺したのは誰なのか?密室殺人のトリックは?紅子、保呂草探偵社、そして林はどんな推理を繰り広げるのか?最後まで目が離せない新感覚サスペンスをお届けする。
(公式HPより)
では、続きから……(一部、重複あり)。瀬在丸紅子は栄華を極めた華族の末裔である。
しかし、今は没落し彼女の代で手放した屋敷の離れに居候している。
共に暮らすのは1人息子のへっくんと40年来の執事・根来機千瑛。
夫は……ある事情により離婚している。
紅子は根来から何度となく生活改善を行うよう諫言を受けながらも、阿漕荘に入り浸っては遊び仲間と麻雀に勤しんでいる日々を送っている。
今日も今日とて阿漕荘にて保呂草潤平、小鳥遊練無、香具山紫子らと麻雀に興じている。
保呂草は「保呂草探偵事務所」を営む探偵で、紅子に果敢にアプローチするが彼女からは嫌われている。
高いオペラのチケットを渡しても全く見向きもしないほどだ。
ただ唯一、紅子は保呂草の事務所に飾られた「林選弱桑」の色紙だけには興味を抱いている様子なのだが。
そして、練無と紫子は同じ阿漕荘の住人で共に深い友情で結ばれた名コンビである。
6月6日、保呂草に電話が入った。
電話の主は紅子が居候する屋敷の主にして阿漕荘のオーナー・小田原静江。
静江は6月6日に44歳の誕生日を迎えたのだが、ある事件に怯えていた。
此処3年ほど、周辺地域では1年に1度殺人事件が発生していたのだ。
まずは3年前の6月6日、11歳の少女が殺害された。
続いて2年前の6月6日、22歳の女性が殺害された。
そして1年前の6月6日、33歳の女性が殺害されていたのである。
この事件、世の中では「ゾロ目殺人」と噂されていた。
静江は今年は自分ではないかと命の危機に怯えていたのだ。
其処に脅迫状らしき物が届いたのだ。
不安になるのも当然だろう。
しかし、静江には誕生日パーティーを開く予定があった。
其処で阿漕荘に住む店子の保呂草にパーティーでの警護を依頼しようと考えたのだ。
保呂草はこれに一も二も無く応じる。
保呂草は練無と紫子に協力を要請し万全の体勢を敷く。
これを小耳に挟んだ紅子は物見高くも静江のパーティーに参加する。
どうやら興味を抱いたようだ。
パーティーの参加者は静江、その夫・政哉、静江夫妻の息子・朋也、静江の父・小田原教授、屋敷の居候である東尾繁と浅野美雪たち。
これに対し、保呂草は自身は屋敷の玄関先の庭から、練無が表門前に停めた車から、紫子がパーティー会場内から、それぞれ警戒するよう指示する。
何かがあれば無線で連絡を取り合う手筈である。
静江の挨拶からパーティーが始まった。
どこかよそよそしい静江と政哉。
苛立ちを隠せない様子の朋也。
頻繁に席を立つ小田原教授。
居候組はそれぞれ東尾は静江と、美雪は政哉と何やら親密そうである。
そんな中、紅子は政哉のハイビスカス柄の指輪に注目。
政哉によれば「沖縄に旅行した」らしいが……。
いろいろと尋ねて来る紅子にたじろぎつつも、政哉は紫子を口説き始める。
紫子を気に行ったようだ。
一方、保呂草は練無に車の上の黒猫をどかすようにと告げる。
練無が車の屋根を確認すると、其処には黒猫が居た。
何処から見てるんだか……とぼやく練無。
パーティーは順調に進み、特に異変も無い。
安心したのか、静江は少し休むと言い置いて書斎へ。
書斎の窓には先程、車の屋根を追い出された黒猫が悠然と歩いて行く。
それから数分後、紫子が奇妙な音を聞き付けた。
音の発生源は静江が消えた書斎のようだ。
これを無線で知らされた保呂草が練無に窓を確認するよう促す。
すると、練無は静江以外の人影を目撃。
紅子と紫子が書斎の確認を主張し、政哉は慌てた様子で鍵を用意させると書斎へと一番に飛び込む。
紅子や紫子がこれに続く。
すると、書斎では静江の他殺体が倒れ込んでいた。
これまでの「ゾロ目殺人」と同じ殺害方法である。
だが、書斎は外からは保呂草と練無、屋内からは紅子と紫子が見張っており密室であった。
犯人はどうやって犯行を果たしたのか?
また、何処に消えたのか?
後から書斎にやって来た保呂草もこれには首を傾げるばかりである。
事件が発覚し、警視庁捜査一課の警部・林が屋敷にやって来た。
実は、この林は紅子の別れた夫でへっくんの父親であった。
どうやら、林も「ゾロ目殺人」を追っていたのだそうだ。
しかし、阻止出来なかったのである。
悔しがる林の姿に、未だ彼に好意を抱いている様子の紅子は事件解決に向け協力を申し出る。
まず、紅子はパーティー中に離席していた小田原教授のアリバイを確認。
どうやら、小田原は彼が可愛がっている「黒猫のデルタ」に餌をやっていたのだそうだ。
このデルタこそ、保呂草の車の屋根に居た例の猫であった。
小田原はデルタを指して「面白いだろう」と練無らに問うが、紅子以外は意味が分からない。
次いで、紅子は静江夫妻が険悪な状況にあったことを指摘。
そもそも、東尾と美雪と2人もの居候が居るのは何故なのか?
紅子は美雪が政哉と同じハイビスカスの指輪をしていたことから、美雪が沖縄旅行に同行していたと推理。
其処から、政哉と美雪が愛人関係にあると指摘する。
だが、政哉は婿養子である。
静江がそれを知っていながら放置していたとは思えない。
静江も同じことをしていたから黙認していたのだ。
そう、東尾は静江の愛人だったのだ。
静江夫妻は夫婦揃って愛人を自宅に囲っていたのである。
だとすれば、政哉には静江殺害の動機が存在することになる。
こうして、林は政哉を調べるのだが……。
これまでに行われた「ゾロ目殺人」について、政哉にはアリバイがあったのだ。
犯人ではあり得ない。
しかし、練無と紫子にはどうしても政哉が疑わしく思えてならなかった。
その翌日、政哉が人目を避けて何処かへ向かう姿を目にした紅子たち。
後を追ったのだが、途中で撒かれてしまう。
保呂草は2手に分かれて探そうと提案。
保呂草と紫子、紅子と練無とで周囲を探索する。
すると、保呂草と紫子は神社の倉庫に消える政哉を発見。
直後に発砲音のようなものを耳にする。
慌てて中を確認すると、頭部を赤く染めた政哉の姿が……。
「撃たれたようだ、死んでる……」
確認した保呂草は紫子を置いて外に助けを呼びに出た。
付近で遊んでいた子供たちに声をかけるのだが……。
その頃、神社の倉庫内では紫子が何者かに不意を突かれ殺されかけていた。
異常に気付いた保呂草は倉庫に駆け戻る。
これに遅れて紅子と練無も倉庫に辿り着いた。
中を覗き込むと、紫子を必死に蘇生させようと試みる保呂草の姿が。
その傍には頭部を撃ち抜かれ絶命した政哉が横たわっていた。
紫子によれば、保呂草が倉庫を離れた途端に襲われたらしい。
相手は良く見ていないそうだ。
保呂草によれば、倉庫に戻ったときには不審な人物は誰も居なかったと言う。
これは付近の少年たちも供述している。
こうして、事件は意外な展開を迎えつつあった。
またも、犯人は犯行現場から姿を消したのだ。
この謎に挑む紅子。
練無との間で話題となったのは「黒猫のデルタ」のことだ。
「そう言えば……」と練無は静江殺害当夜に保呂草から「車の屋根の猫をどかすように」指示されたエピソードを明かす。
笑っていた紅子だが……。
さらに翌日、紅子はある人物を監視していた。
朋也である。
紅子は11歳の被害者が朋也の同級生であったことに注目。
彼が「ゾロ目殺人」の犯人ではないかと疑ったのだ。
そんな中、朋也はナイフで東尾を襲ってしまう。
これは林が駆け付け取り押さえたことで事無きを得ることに。
朋也は静江と政哉の愛人である東尾と美雪が彼らの死を悲しむでもなく我が物顔で居ることに耐えられなかったらしい。
紅子は今更ながら朋也がナイフを凶器に選んだことで「ゾロ目殺人」の犯人ではないと断定する。
凶器はあくまでナイロンバンドだからだ。
さらに、林が屋敷の外に停めたパトカーを呼ぶ様子を目にし真相に気付く。
その夜、紅子はあれほど嫌っていた保呂草をスナックに誘う。
保呂草は思わぬ誘いに満足そうだが、紅子の表情は厳しい。
一方で、紅子は保呂草の隙を突き、メールで林をスナックへ呼び出す。
未だ到着せぬ林に苛立ちながらも、紅子は唐突に保呂草が事務所に飾っている「林選弱桑」について触れる。
その意味は「弱いお金持ちの周囲に人が群がる」とのもの。
だが、紅子によればもう1つ隠された意味があると言う。
それぞれの字にゾロ目が隠されていると言うのだ。
林に11、選に22、弱に33、桑に44である。
これこそ、保呂草を支配するルールを示していると指摘する紅子。
すなわち「ゾロ目殺人」の犯人は保呂草だったのだ。
次いで紅子は静江殺害時の保呂草の嘘も暴く。
あの夜、保呂草は屋敷の玄関前の庭に隠れて周囲を見張っていた筈であった。
だが、その位置からは練無が乗った車は全く見えないのだ。
だとすれば、車の屋根に居たデルタを確認出来る筈もない。
つまり、保呂草は別の場所に居たのだ。
例えば、静江が殺害された書斎だ。
これに保呂草は自身の犯行を嬉々として語り出す。
6月6日を控えたある日、保呂草のもとを政哉が訪れた。
政哉は保呂草こそが「ゾロ目殺人」の真犯人とも知らず、犯行を真似て静江を殺害して欲しいと依頼した。
保呂草はこれも天の啓示だと依頼に応じることに。
あの夜、保呂草は事前に書斎に侵入。
静江がパーティーを抜け出し書斎に戻ったところをこれを殺害し、音を立てながら窓際を歩くことで練無たちの注意を惹いた。
共犯である政哉が鍵を開けて書斎に突入した際に、隅に隠れてこれをやり過ごす。
その後、最後尾からちょうど来た態を装い合流したのである。
此処で保呂草はこれまでの「ゾロ目殺人」について語り出す。
そもそも最初の殺人は本当に偶然だったらしい。
たまたま凶器を手にし、たまたま6月6日で、たまたま11歳が被害者となったのだ。
動機も「何となく」と言ったもの以上ではない。
だが、それがたまたま「ゾロ目」となっていた。
これに天命を感じた保呂草は同じ6月6日に22歳と33歳を殺害したのである。
此処で保呂草は政哉殺害について語り出す。
政哉は静江殺害の手際の良さに保呂草が「ゾロ目殺人」の犯人だと気付き、とんでもないことを言い出した。
「紫子を殺したい」と政哉に依頼したのだ。
其処で保呂草は政哉殺害を決意した。
紫子を神社の倉庫に誘き出すと、真っ赤に染まった政哉を目撃させた。
実際、此の時点では政哉は死亡していない。
あくまで、フリをしていたに過ぎない。
その後、保呂草が倉庫の外に出たところを見計らって政哉が紫子を襲った。
其処に戻って来た保呂草が今度こそ本当に政哉を射殺し、紫子を助けたのだ。
これが今回の事件の全てであった。
さらに、紅子は保呂草の殺意が紅子自身に向いていたことを指摘する。
保呂草が紅子を誘ったオペラのチケット。
それは8月8日8列8番であった。
すなわち、保呂草は4番目の獲物に紅子を狙っていたのである。
とはいえ、紅子は44歳では無い。
それでも、保呂草にとって紅子はルールを曲げても良いと思わせる存在なのだそうだ。
そして、その気持ちは今も変わっていない。
保呂草はルールを破ってまで紅子を殺そうと、銃を突き付ける。
それだけの価値を彼女に見出していたのだ。
保呂草は紅子を射殺しようとするが……。
其処に林が駆け込み、身体を張って紅子を守る。
腕に被弾した林。
しかし、紅子は未だに余裕がある。
止めを刺すべく銃を構え直す保呂草。
しかし、その視界に横から人影が降って湧いた。
驚く保呂草に身構える隙を与えず、人影はスカートをたなびかせ蹴りを浴びせる。
怒涛の猛ラッシュである。
保呂草は反撃することなく、床に倒れ伏した。
「でかしたわ」
紅子に労いの言葉をかけられたのは練無……ではなく、女装した根来である。
どうやら、紅子がボディーガードとして待機させていたらしい。
こうして、事件は解決した。
数日後、阿漕荘にて紅子、林、練無、紫子らが事件を振り返っていた。
林によれば、捕まった男は保呂草では無かったらしい。
その正体は秋野秀和。
どうやら、本物の保呂草は海外へ出かけており、その間に保呂草を名乗っていただけのようである。
此処で練無が小田原が語っていた「黒猫のデルタが面白い」理由について問う。
それは「クロネッカーのデルタ」が由来していた。
奇しくも「クロネッカーのデルタ」も「ゾロ目」が関連するものであった。
と、其処にノックの音が。
扉を開けてみると、紅子たちが見知らぬ人物が立っていた。
ところが、相手も何やら驚いた様子。
もしかして……恐る恐る紅子は問う。
「本物の……保呂草さん?」と。
どうやら、保呂草が帰還したようである―――エンド。
<感想>
ドラマ原作は森博嗣先生「Vシリーズ」の第1作『黒猫の三角』(講談社刊)。
過去にネタバレ書評(レビュー)してますね。
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『黒猫の三角』(森博嗣著、講談社刊)ネタバレ書評(レビュー)ちなみに、この『黒猫の三角』はシリーズ第10弾にして最終話『赤緑白黒』と深い繋がりがあるので、興味を持たれた方は読むべし。
なお、この記事には「Vシリーズ」と「S&Mシリーズ」との関連性についても触れているので注意。
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『赤緑黒白』(森博嗣著、講談社刊)ネタバレ書評(レビュー)では、ドラマ感想を。
原作へのリスペクトが感じられる良いドラマ化だったと思います。
特に、林の表記や「へっくん」などに配慮している点も高評価。
これは……続編も欲しい!!
そんな本作ですが、原作を尊重しつつアレンジもありました。
中でも驚いたのはコレ。
まさかの「根来!!」でしたね。
あの格闘シーンで根来が出て来るとは……原作からかなりアレンジしていましたが寧ろアリでしたね。
ラストの保呂草の正体不明ぶりも良し。
うむむ……視聴者の興味を惹きます。
そして、改変と言えば原作で秋野の犯行を指摘した「バッテリー」ではなく「デルタが車の屋根に居た」もありました。
ただ、こちらは「夜に行われたパーティーなのに闇の中で黒猫が車の上に居ること」が確認出来るのかどうかが気になるかな。
それとも、猫の瞳が光ったことで秋野が気付いたのだろうか?
とはいえ、いずれにしても暗闇の中で書斎からでは確認不可能な気はするけどなぁ……。
それと、原作に沿って無線まで使っていたのにスマホも登場していたのは気になるなぁ……。
キャスト的には本物の保呂草こそ萩原聖人さんで見たかった気もする。
それほど萩原さんの演技が良かった。
こうなると、続編があれば本物の保呂草役のハードルがぐっと上がったぞ。
さて、総評。
最初に述べた通り、気になる点もありますが個人的にはかなり良かったと思います。
本物の保呂草も含めて続編も十分に出来そうな作りだし、是非シリーズ化して欲しいところ。
そして、いつか「四季シリーズ」にも繋げて欲しいなぁ……。
ちなみに、「S&Mシリーズ」の『すべてがFになる』についてはアニメ化が発表されています。
「Vシリーズ」の次なるドラマ化の報を待ちつつ、アニメ版にも期待です!!
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『すべてがFになる』がアニメ化とのこと!!<キャスト>
檀れい
萩原聖人
神保悟志
千葉雄大
相楽樹
川上麻衣子
長塚京三 ほか
(公式HPより、順不同、敬称略)
◆関連過去記事
【四季シリーズ】
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『四季シリーズ(春 Green Spring、夏 Red Summer、秋 White Autumn、冬 Black Winter)』(森博嗣著、講談社刊)ネタバレ書評(レビュー)【Vシリーズ】
・シリーズ第1弾。
『黒猫の三角』(森博嗣著、講談社刊)ネタバレ書評(レビュー)・シリーズ第10弾にして最終話。
『赤緑黒白』(森博嗣著、講談社刊)ネタバレ書評(レビュー)【S&Mシリーズ】
・シリーズ第1弾。
『すべてがFになる』(森博嗣著、講談社刊)ネタバレ書評(レビュー)・シリーズ第2弾。
『冷たい密室と博士たち』(森博嗣著、講談社刊)ネタバレ書評(レビュー)・シリーズ第3弾。
『笑わない数学者』(森博嗣著、講談社刊)ネタバレ書評(レビュー)・シリーズ第4弾。
『詩的私的ジャック』(森博嗣著、講談社刊)ネタバレ書評(レビュー)・シリーズ第5弾。
『封印再度』(森博嗣著、講談社刊)ネタバレ書評(レビュー)・シリーズ第9弾。
『数奇にして模型』(森博嗣著、講談社刊)ネタバレ書評(レビュー)・シリーズ第10弾にして最終話。
『有限と微小のパン』(森博嗣著、講談社刊)ネタバレ書評(レビュー)【ドラマ版】
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「すべてがFになる」1話「冷たい密室と博士たち(前編)」(10月21日放送)ネタバレ批評(レビュー)・
「すべてがFになる」2話「冷たい密室と博士たち(後編) 【暴かれる冷たい密室の謎と哀しき殺人者の記憶】」(10月28日放送)ネタバレ批評(レビュー)・
「すべてがFになる」3話「封印再度(前編) 【呪われた仏画師一族と家宝が眠る密室の殺人】」(11月4日放送)ネタバレ批評(レビュー)・
「すべてがFになる」4話「封印再度(後編) 【50年の時を超えた殺人と封印された真相】」(11月11日放送)ネタバレ批評(レビュー)・
「すべてがFになる」5話「すべてがFになる(前編)【天才博士が仕組んだ孤島の謎】」(11月18日放送)ネタバレ批評(レビュー)・
「すべてがFになる」6話「すべてがFになる(後編)【美しき狂気の殺人者】」(11月25日放送)ネタバレ批評(レビュー)・
「すべてがFになる」7話「数奇にして模型(前編)【孤独な模型マニアの狂気】」(12月2日放送)ネタバレ批評(レビュー)・
「すべてがFになる」8話「数奇にして模型(後編)【殺人者の異常な愛情】」(12月9日放送)ネタバレ批評(レビュー)・
「すべてがFになる」9話「有限と微小のパン(前編)」(12月16日放送)ネタバレ批評(レビュー)・
「すべてがFになる」最終話(10話)「有限と微小のパン(後編)【神に最も近い犯罪者】」(12月23日放送)ネタバレ批評(レビュー)【その他】
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超再現!ミステリー「巧妙なトリック暴け人気推理小説を超再現謎を解け&犯人は誰?超衝撃の2時間SP 大学内で連続殺人…美女が残した(秘)日記に謎を解くカギ…珍推理佐藤隆太スタジオ爆笑砂羽も紗栄子も超興奮」(4月17日放送)ネタバレ批評(レビュー)・
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『すべてがFになる』がアニメ化とのこと!!