2015年02月19日

『最後のトリック』(深水黎一郎著、河出書房新社刊)

『最後のトリック』(深水黎一郎著、河出書房新社刊)ネタバレ書評(レビュー)です。

ネタバレあります、未読の方は注意!!

<あらすじ>

ラストに驚愕!犯人はこの本の≪読者全員≫!アイディア料は2億円。スランプ中の作家に、謎の男が「命と引き換えにしても惜しくない」と切実に訴えた、ミステリー界究極のトリックとは!?
(河出書房新社公式HPより)


<感想>

講談社より刊行されていた著者のデビュー作『ウルチモ・トルッコ 犯人はあなただ!』がタイトルを変更し河出書房新社から文庫として出版された作品。
それが本作『最後のトリック』。

本作に関しては「フーダニット」は成立しません。
何故なら「読者が犯人」と明記されているからです。
そして、それは事実となっています。

あなたの犯行動機は好奇心。
そして、あなたの犯行方法は本作を手に取りページをくること。
アレは、まさに驚天動地のトリックでしょう。

とはいえ、文庫化されたことで厳密には「今このときの読者であるあなたが犯人」かどうかは曖昧になりますね。
読者が手に取る時期がバラバラになっちゃうから。
ノベルス発売時点なら確実だったんだろうけど。

ただ、サプライズは色褪せない筈なので興味をお持ちの方は是非、読むべし!!

ちなみにネタバレあらすじはまとめ易いようにかなり改変しています。
本作をきちんと読まれた方が楽しめる筈。
あくまでノリをご確認頂ければと思います。

<ネタバレあらすじ>

作家である深水の前に香坂誠一が現れた。
香坂は深水に「命と引き換えのトリック」について教える代わりに、必ず本にするよう取引を持ちかける。
そのトリックを聞いた深水はこれを了承することに。

こうして深水による連載が始まり、言葉通りに香坂が落命したのである。
深水には完璧なアリバイがあり、香坂の死は何処からどう見ても自然死であった。
だが、香坂の死は他殺なのだ。
しかも、犯人は深水では無い……誰あろう読者なのである。

何故、読者が犯人なのか!?

香坂誠一には彼が書いた文章を他人に読まれると動悸が激しくなるとの特殊な症状があったのだ。
いや、これは症状と言うよりは一種の精神感応とでも呼ぶべきであろう。
明らかな異能力である。

香坂は債権者に追われ命を狙われていた。
これから逃れる方法は死しかない。

同時に残される家族にも大金を与えたい。
此の為に生命保険を準備していた。
だが、受け取る為には他殺か自然死の必要があり自殺は出来ない。
さらに、香坂が確かに死亡したことが証明されなければならない。

其処で、自身の異能力を利用することにしたのだ。
作家である深水に前代未聞の殺人トリックがあると持ち掛けたのはコレであった。
香坂は深水に原稿を渡した。
これが出版物として不特定多数の読者の目に触れることで死亡することになるのだ。
そして、実際に果たしたのである。
まさに、命と引き換えのトリックであった―――エンド。

◆関連過去記事
【大癋見警部の事件簿シリーズ】
『大癋見(おおべしみ)警部の事件簿』(深水黎一郎著、光文社刊)ネタバレ書評(レビュー)

『現場の見取り図 大癋見警部の事件簿(ザ・ベストミステリーズ2012収録)』(深水黎一郎著、講談社刊)ネタバレ書評(レビュー)

『大癋見警部の事件簿(番外編)』(深水黎一郎著、光文社刊『宝石 ザ ミステリー2』掲載)ネタバレ書評(レビュー)

『大癋見警部の事件簿 青森キリストの墓殺人事件』(深水黎一郎著、光文社刊『ジャーロ』掲載)ネタバレ書評(レビュー)

【その他】
『人間の尊厳と八〇〇メートル(ザ・ベストミステリーズ2011収録)』(深水黎一郎著、講談社刊)ネタバレ書評(レビュー)

『完全犯罪あるいは善人の見えない牙』(深水黎一郎著、東京創元社刊『人間の尊厳と八〇〇メートル』収録)ネタバレ書評(レビュー)

『特別警戒態勢』(深水黎一郎著、東京創元社刊『人間の尊厳と八〇〇メートル』収録)ネタバレ書評(レビュー)

『蜜月旅行 LUNE DE MIEL』(深水黎一郎著、東京創元社刊『人間の尊厳と八〇〇メートル』収録)ネタバレ書評(レビュー)

『五声のリチェルカーレ』(深水黎一郎著、東京創元社刊)ネタバレ書評(レビュー)

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水曜ミステリー9「夏樹静子サスペンス 逆転弁護士ヤブハラ 証言拒否 資産家セレブ一族の連続殺害事件!美しき内縁の妻の2つの顔…黒い保険金6000万円と封印された謎の遺書」(2月18日放送)ネタバレ批評(レビュー)

水曜ミステリー9「夏樹静子サスペンス 逆転弁護士ヤブハラ 証言拒否 資産家セレブ一族の連続殺害事件!美しき内縁の妻の2つの顔…黒い保険金6000万円と封印された謎の遺書」(2月18日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

弁護士の藪原勇之進(長塚京三)と後輩弁護士・朝吹里矢子(黒谷友香)は、社員二千人を抱えるトップ企業の代表取締役・馬越憲造(山路和弘)が殺害された事件を担当。容疑者で憲造の内縁の妻、岩井智子(高岡早紀)に面会すると、智子は起訴内容を否認。誰かが庭へ走って逃げて行ったと証言していた。世間では保険金殺人ではないかとの声が高まっていたが、智子が犯人と裏付ける検察の起訴理由も不明瞭なものであるため、里矢子は智子の起訴は検察の横暴だと憤慨する。

一方、法廷では事件当夜に現場に駆け付けた憲造の弟・信也(高橋和也)も庭へ逃げた人物を見たのか、その発言に注目が集まっていた。しかし、信也は藪原からの尋問の最中に「証人自身、または近親者が刑事訴追を受けるおそれ」があるとして、突然証言を拒否してしまう。そんな信也に検察の土谷佐介(西村雅彦)は怒り心頭。里矢子も信也は犯人をかばっているに違いないと考える。しかし藪原は、逃げた人間がいたとしても、その人間が犯人とは限らないのだと里矢子を諭し、事件をはじめから洗い直すことにする。

殺害された憲造は一代で会社をトップ企業にまで大きくした人物だが、そのやり方はワンマンで評判が悪く、社内外に恨みを持つ人間は多かったようだ。妻の亡きあと、智子を豪邸に住まわせていたが、一人息子の秋行(平田裕一郎)は2年前から行方不明に。弟の信也は結婚して家を出ていたが、離婚を機に再び憲造、智子と同居していた。

藪原と里矢子は憲造の後を継いで代表取締に就任した信也に会いに行き、もう一度証言してほしいと頼むがいい返事はもらえない。智子に事件当日のことを聞き直すと、逃げた男が“若い男”だったと初めて口にするが、それ以上のことは話したがらない。藪原は“若い男”が秋行ではないかと考え、行方を探すことにする。
(公式HPより)


では、続きから……(一部、重複あり)。

弁護士の藪原勇之進は若い朝吹里矢子弁護士の師匠である。
そんな藪原が今回担当したのは社員2千人を抱える大企業の代表取締役・馬越憲造殺人事件。

この容疑者とされたのは馬越の内縁の妻・岩井智子。
智子は自身の犯行を否認しており、犯人が庭へ走って逃げたと主張していた。

いよいよ開廷となり、此処で1つの山場を迎えることに。
実は現場から逃げ去る人物を共に暮らしていた馬越の弟・信也も目撃したとされていたのだ。
信也の供述如何では智子の無実はあっさりと証明されかねない。

ところが、信也はこれを認めるとも否定するともせず、証言自体を拒否する。
どうやら、誰かを庇っているらしい。

藪原はこれを行方不明になっている馬越の息子・秋行ではないかと考える。
秋行は智子とは血の繋がりが無いが、信也にとっては血の繋がった実の甥である。
だからこそ、信也がこれを庇っているのではないか。

さらに藪原は馬越の死体の状況に奇妙な点を見出した。
馬越は背中越しに右側から切りつけられ、振り返りもう一撃を受けていた。
すなわち、右の背中側と左の正面に傷があったのだ。
ところが、これとは別に右の首筋に突き立てられたナイフが致命傷となっていた。

最初の二撃は右利きの犯行で理解出来る。
だが、致命傷の傷口は左利きでなければ不可解なのだ。
そう言えば、馬越自身は左利きだったようだが……。

矢先、藪原は馬越の会社に粉飾決算の疑いがあることに気付く。
馬越の後を継いだ信也は当初こそ否定するが、藪原の説得を受け実態を明らかにすることを決意する。
ところが、直後に何者かにより轢き逃げされてしまう。

だが、信也は一命を取り留めた。
信也を襲ったのは不正が露見することを怖れた専務たちらしい。
改めて不正の告発を藪原に誓う信也。
さらに、あの夜に目撃したすべてを打ち明ける。

すると、意外なことが明らかに。
どうやら、信也は逃げ去る人影は目撃していないらしい。
だが、智子が「秋行さんが……」と呟いたので秋行の犯行と思い込んだのだそうだ。

さらに藪原は馬越の死亡当日の行動を追い、彼と智子の間に生まれる筈だった娘・千春が流産により死亡していた事実を突き止める。
その供養を行っている寺の住職によると、馬越から「あるモノ」を預かっているらしい。

これらから藪原は真実に行き当たった。
こうして、法廷で智子と対峙することに。

まず藪原は秋行が智子により殺害されていることを告げる。
実は智子の流産は秋行が釣り糸を仕掛けたことによるものであった。
さらに、秋行は馬越に智子を追い出すように主張し、これを馬越も認めていたのである。

千春を殺され許せなかったと述べる智子。
しかも、そんな秋行を馬越は許していたのだ。

其処で智子は秋行を毒殺し、遺体を隠した。
その後、秋行の犯行に偽装し馬越を襲ったのである。
最初の二撃を加えた犯人こそ智子であった。

だが、其処には続きがあったのである。
藪原は馬越に止めを刺したのが馬越自身であったと明かす。

続いて藪原は馬越が住職に預けていた手紙を取り出す。

馬越は智子を愛していたが、秋行の手前どうにも出来なかった。
しかも、馬越の会社は赤字となっており粉飾決算に頼っていた状態。
智子を妻としても迷惑をかけかねないと考えていたようである。
さらに、馬越は生命保険に加入しており智子を受取人にしていたのである。

馬越の真意を知った智子は泣き崩れ、自身の罪を認めた。

後日、信也は民事再生手続きを行った。
智子については馬越殺害については殺人未遂とされたが、秋行殺害の罪で争うこととなった。
いずれも藪原の担当となるようである―――エンド。

<感想>

ドラマ原作は夏樹静子先生「弁護士 朝吹里矢子シリーズ」の一作『星の証言―弁護士 朝吹里矢子』(徳間書店、集英社、角川書店刊)。

本作は当初2015年2月4日の放送予定でしたが、2月2日に「北海道警事件ファイル 警部補五条聖子3」への変更が発表。
結果、2月18日の放送となりました。

水曜ミステリー9「北海道警事件ファイル 警部補五条聖子3 登別室蘭殺人事件 23年ぶりの再会が悲劇に変わる!鬼花火祭りに隠された真実…湯の華が暴く死の経路」(2月4日放送)ネタバレ批評(レビュー)

では、ドラマ感想を。

新たなる朝吹里矢子の誕生です。
朝吹里矢子と言えば、テレビ朝日系「土曜ワイド劇場」、TBS系「月曜ミステリー劇場」、フジテレビ系「金曜プレステージ」にてそれぞれドラマ化されており、多くの役者さんが演じられています。
これにテレビ東京系「水曜ミステリー9」が連なることとなりました。

それぞれ次の通り。

テレビ朝日系「土曜ワイド劇場」:十朱幸代さん、財前直見さん。
TBS系「月曜ミステリー劇場」:南果歩さん。
フジテレビ系「金曜プレステージ」:真矢みきさん。
テレビ東京系「水曜ミステリー9」:黒谷友香さん。

とはいえ、テレビ東京版「朝吹里矢子」となった本作の主人公はその師匠である藪原。
こちらも多数の役者さんが演じられています。

テレビ朝日系「土曜ワイド劇場」:鶴田浩二さん、小林稔侍さん。
TBS系「月曜ミステリー劇場」:江守徹さん。
フジテレビ系「金曜プレステージ」:里矢子の移籍後設定の為、存在せず。

この藪原の系譜に長塚京三さんが名を連ねたことになります。
もちろん、吉村サキ役や風見志朗役にもそれぞれの役者さんがチャレンジされているので興味のある方は調べてみるのも面白いかもしれません。

ちなみに「金曜プレステージ」版は過去に批評(レビュー)してますね。

金曜プレステージ「夏樹静子サスペンス弁護士・朝吹里矢子〜古都・おさない証言にゆらぐ老舗〜能登和倉温泉・目撃者は5才児金沢−東京繋ぐ犯行のシナリオ」(12月10日放送)ネタバレ批評(レビュー)

そんな本作。
内容的には「馬越がもっとはっきり智子に愛情を示していればこんなことにはならなかったのになぁ」としか言えない。
馬越の不誠実な態度が智子と秋行を追い詰めたのだろう。

もっと早くに態度を鮮明にしていれば、秋行も家を出るなりなんなり決断出来た筈だ。
それを智子の立場に対して中途半端な対応をした為に、智子は立場を失い、秋行は追い出せると悪意を募らせることとなった。

それに気付いたからこその馬越の最期となるのでしょうが、あまりに遅過ぎた。
そのときには、智子は秋行に千春を殺され、秋行を殺しちゃってるし。虚しいなぁ……。

もしかして、馬越は智子を信じ切れてなかったのかもしれない。
本来ならば会社の状況が芳しくないことを伝え理解して貰うべきで、それが出来なかったのは事実を明かすことで捨てられることを怖れたのだろう。
馬越のこの判断が千春を殺し、智子に必要以上の我慢を強いたのかと思うと……やっぱり馬越も罪深いなぁ。

かなり切ない物語でした。

◆夏樹静子先生関連過去記事
【書籍】
「見えない貌」(夏樹静子著、光文社刊)ネタバレ書評(レビュー)

「てのひらのメモ」(夏樹静子著、文藝春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)

「天使が消えていく」(夏樹静子著、光文社刊)ネタバレ書評(レビュー)

「第三の女」(夏樹静子著、光文社刊)ネタバレ書評(レビュー)

『死なれては困る』(夏樹静子著、徳間書店刊)ネタバレ書評(レビュー)

【ドラマ】
【検事・霞夕子シリーズ】
金曜プレステージ 夏樹静子サスペンス・検事・霞夕子「首吊り死体が歩いた!悲劇の始まりは1年前の交通事故…歯科医の死体!残された親指の指紋の謎が解けた時…事件の真相が明らかになる(森を歩く死体)」(2月4日放送)ネタバレ批評(レビュー)

金曜プレステージ「3週連続・罪と女とミステリー第2夜 夏樹静子サスペンス・検事霞夕子〜無関係な死〜猟銃に撃たれた老人・痴漢に間違えられた男…2つの事故に疑惑が生じた時女たちの運命が変わる…!」(9月2日放送)ネタバレ批評(レビュー)

金曜プレステージ「検事 霞夕子3 年一回の訪問者〜ピアノの音が聞こえる日は殺人が起きる!?元女弁護士が容疑者になった理由・衝撃の過去を持つ女」(6月8日放送)ネタバレ批評(レビュー)

金曜プレステージ「夏樹静子サスペンス 検事 霞夕子4 誤認逮捕〜もう失敗できない!1年前濡れ衣で人生を狂わされた男の周りで再び起こる怪事件…!かつてミスをした刑事はどう挑むか…?」(6月7日放送)ネタバレ批評(レビュー)

金曜プレステージ「夏樹静子サスペンス 検事 霞夕子5 幻の罪 夫の死をイメージすることは罪なのか?夫が本当に死んだ時、死がもたらす利害と愛憎が浮かび上がる…!」(12月13日放送)ネタバレ批評(レビュー)

金曜プレステージ「夏樹静子サスペンス 検事 霞夕子6 不能犯 同じ日の真夜中に複数の無関係な人間が同一人物を刺殺!?こんな偶然あるわけない…!法律を悪用する強敵の意外な正体」(5月23日放送)ネタバレ批評(レビュー)

赤と黒のゲキジョー「夏樹静子サスペンス 検事霞夕子7 死人に口あり 運び出された遺体が口を開き、男の名前を言って息絶えた 犯人の名?あるいは…死者の遺したメッセージに込められた執念」(10月17日放送)ネタバレ批評(レビュー)

【イソベン・里村タマミの事件簿シリーズ】
月曜ゴールデン 夏樹静子サスペンス「見えない貌〜イソ弁里村タマミの事件簿〜ダムに美しき水死体!出会い系美人妻の孤独と禁断愛…真相を追う母を襲う新たな殺人…真実のカギは親子愛」(6月7日放送)ネタバレ批評(レビュー)

月曜ゴールデン「夏樹静子サスペンス 霧氷〜イソベン・里村タマミの事件簿〜我が子を殺しました 育児疲れの母が落ちたワナ!霧に消えた更なる殺人!嫉妬・愛憎…家族の秘密とは?」(10月21日放送)ネタバレ批評(レビュー)

【その他】
月曜ゴールデン夏樹静子原作「Wの悲劇」(1月11日放送)ネタバレ批評(レビュー)

NHKドラマスペシャル てのひらのメモ「あなたは本当にわが子を放置したの?裁判員に選ばれた一人の主婦がたどり着く真実」(10月23日放送)ネタバレ批評(レビュー)

土曜ワイド劇場「夏樹静子作家40年記念 天使が消えていく〜小さな命を守れ!欲望の街を走る女性記者!死者からの手紙!驚愕の結末とは!?」(10月30日放送)ネタバレなし感想

金曜プレステージ「夏樹静子サスペンス弁護士・朝吹里矢子〜古都・おさない証言にゆらぐ老舗〜能登和倉温泉・目撃者は5才児金沢−東京繋ぐ犯行のシナリオ」(12月10日放送)ネタバレ批評(レビュー)

土曜ワイド劇場「女刑事・左近山響子 90便緊急待避せよ 復讐殺人フライト!!ハイジャック未遂の罠隣席は、連続殺人犯!?立ち聞きされた密会」(5月7日放送)ネタバレ批評(レビュー)

金曜プレステージ「夏樹静子・作家40年記念 第三の女 運命の出会いは交換殺人の幕開けフランスで愛しあったあの女は一体誰なのか禁断の恋はエリート准教授を転落させていく…」(12月2日放送)ネタバレ批評(レビュー)

金曜プレステージ「夏樹静子サスペンス 女請負人〜仕掛けられた女の罠〜女便利屋に舞い込んだ殺人依頼!?狂わされた犯罪計画…不審死の男と暗躍するストーカーの正体は?なりすまされた容疑者 真犯人との騙し合い!哀しき女の罪を暴け!」(9月12日放送)ネタバレ批評(レビュー)

【その他情報】
夏樹静子先生インタビュー記事が「asahi.com」に掲載!!

夏樹静子先生、読売オンラインにて囲碁について語られる!!

<キャスト>

藪原勇之進:長塚京三
朝吹里矢子:黒谷友香
吉村サキ:高畑淳子
土谷佐介:西村雅彦
岩井智子:高岡早紀
馬越信也:高橋和也
馬越憲造:山路和弘
風見志朗:馬場良馬
馬越秋行:平田裕一郎
川村朱美:櫂作真帆
大山国浩:金城大和
武居英夫:中村元則
中川弘明:島崎義久
菩提寺住職:津野哲郎
榊裁判長:三輝みきこ ほか
(順不同、敬称略、公式HPより)


ドラマ原作「星の証言―弁護士 朝吹里矢子 (徳間文庫)」です!!
星の証言―弁護士 朝吹里矢子 (徳間文庫)





同じく「星の証言 (集英社文庫)」です!!
星の証言 (集英社文庫)





「火曜サスペンス劇場 セレクション1 DVD-BOX」です!!
火曜サスペンス劇場 セレクション1 DVD-BOX