2015年03月03日

【2015年】松本清張先生『女に憑かれた男』に続く未収録短編作品見つかる!!その名は『渓流』とのこと!!

松本清張先生の未収録短編作品が発見されたそうです。
2013年には同様に未収録短編『女に憑かれた男』が発見されており、それに続く快挙となりました。

今回発見された未収録短編の名は『渓流』。
『女に憑かれた男』と同じく『小説春秋』に掲載されたが、全集などに収録されることなく埋もれていた幻の作品。

ボリュームは400字詰め原稿用紙にして約35枚。

あらすじは「人妻との恋に敗れた青年が素性を隠して山峡の温泉旅館で働き、宿の娘とひかれあうが、寂寥に抗しきれず自殺する」とのことで、不倫する女性(人妻)と純愛を貫く女性(宿の娘)を対比させ価値観の衝突を浮かび上がらせているのだそうです。

未収録ということで未発表作品では無いので些か異なりますが「虎は死しても皮を残す」と言うように「巨匠が死して後にもなお読者に向けて新たな作品を届けている」ような気がして嬉しくなって来ますね。
これこそ、まさに巨匠の置き土産なのかもしれません。

◆松本清張先生関連過去記事
【小説】
「霧の旗」(松本清張著、新潮社刊)ネタバレ書評(レビュー)

「書道教授」(松本清張著、文藝春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)

「球形の荒野」(松本清張著、文藝春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)

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『市長死す』(松本清張著、光文社刊『青春の彷徨』収録)ネタバレ書評(レビュー)

『熱い空気』(松本清張著、文芸春秋社刊『事故―別冊黒い画集1』収録)ネタバレ書評(レビュー)

『波の塔 上下』(松本清張著、文藝春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)

『危険な斜面』(松本清張著、文藝春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)

『疑惑』(松本清張著、文藝春秋社刊)ネタバレ批評(レビュー)

『十万分の一の偶然』(松本清張著、文藝春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)

『事故』(松本清張著、文芸春秋社刊『事故―別冊黒い画集1』収録)ネタバレ書評(レビュー)

『留守宅の事件』(松本清張著、文藝春秋社刊『証明』収録)ネタバレ書評(レビュー)

『黒い福音』(松本清張著、新潮社刊)ネタバレ書評(レビュー)

『小説 3億円事件 「米国保険会社内調査報告書」』(松本清張著、新潮社刊『水の肌』収録)ネタバレ書評(レビュー)

『密宗律仙教』(松本清張著、文藝春秋社刊『証明』収録)ネタバレ書評(レビュー)

『時間の習俗』(松本清張著、新潮社刊)ネタバレ書評(レビュー)

『強き蟻』(松本清張著、文芸春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)

『坂道の家』(松本清張著、新潮社刊『黒い画集』収録)ネタバレ書評(レビュー)

『草』(松本清張著、新潮社刊『松本清張傑作選 暗闇に嗤うドクター』収録)ネタバレ書評(レビュー)

松本清張先生原作「砂の器」が5回目のテレビドラマ化決定。テレビ朝日制作、主演は玉木宏さん!!&「砂の器」ネタバレあらすじ

【ドラマ】
月曜ゴールデン特別企画 松本清張生誕100年スペシャル「中央流沙」(12月14日放送)ネタバレ批評(レビュー)

月曜ゴールデン特別企画 松本清張生誕100年記念スペシャルドラマ『火と汐』(12月21日放送)ネタバレ批評(レビュー)

松本清張ドラマスペシャル「顔」(12月29日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「フジテレビ開局55周年特別番組 松本清張スペシャル『顔』 清張作品の原点 傑作がドラマで甦る!大女優へのぼり詰めた女には“殺人”という秘密の過去があった。顔がスクリーンに映し出される前に過去を消さなければ」(10月3日放送)ネタバレ批評(レビュー)

金曜プレステージ「松本清張ドラマスペシャル 山峡の章」(1月29日放送)ネタバレ批評(レビュー)

生誕100年記念作 松本清張ドラマスペシャル〜霧の旗「歌舞伎界のプリンスが現代劇初主演!原作と異なる衝撃のラスト!魔性の女3人に振り回される傲慢敏腕弁護士誰もが陥る心の闇と罠の先に待つ真実の幸せとは?真犯人は誰?」(3月16日放送)ネタバレ批評(レビュー)

金曜プレステージ 文化庁芸術祭参加作品 松本清張2夜連続SP球形の荒野・前編「連続殺人の裏に隠された昭和史の光と影〜奈良古寺に残る亡霊の筆跡!」(11月26日放送)ネタバレ批評(レビュー)

土曜プレミアム 松本清張2夜連続SP球形の荒野・後編「昭和39年東京オリンピック開催日にすべての謎は明かされる!刑事も涙した戦争で引き裂かれた父娘の結末」(11月27日放送)ネタバレ批評(レビュー)

サスペンス特別企画「砂の器〜松本清張の最高傑作遂に放送へ!秋田−東京−伊勢−出雲、日本縦断3000キロの殺人捜査!!操車場の死体とカメダの謎!?二人の刑事が追う宿命…」(9月10日放送)ネタバレ批評(レビュー)

サスペンス特別企画「砂の器〜松本清張の最高傑作遂に完結へ!日本縦断3000キロの捜査が暴く連続殺人の罠!?二人の刑事が見た父子永遠の旅!!天才作曲家の殺意…衝撃の結末」(9月11日放送)ネタバレ批評(レビュー)

水曜ミステリー9「松本清張3週連続スペシャル 張込み〜平凡な幸福を壊す殺人者!美しい人妻の秘められた過去!密会現場で刑事が最後に見た真実(3週連続松本清張特別企画“張込み” 強盗殺人犯追う刑事逃亡の果てに昔の女は家族を捨てるか?)」(11月2日放送)ネタバレ批評(レビュー)

水曜ミステリー9「松本清張3週連続スペシャル 鉢植を買う女〜愛したから殺した!?金に執着する女2人の戦い!死体が語る消えた3000万と花壇の謎(3週連続松本清張特別企画“鉢植を買う女” 愛する殺人…優雅な暮らしの金貸し女が愛欲に溺れたとき、不幸は始まった)」(11月9日放送)ネタバレ批評(レビュー)

水曜ミステリー9「松本清張企画最終章 聞かなかった場所〜謎に満ちた夫の急死!燃える山鹿灯籠が暴く愛人との密会…女性官僚が堕ちた獣道(3週連続松本清張特別企画“聞かなかった場所” 夫に愛人が?女性官僚が堕ちた罠…俳句に隠された密会の屋敷)」(11月16日放送)ネタバレ批評(レビュー)

松本清張没後20年特別企画『市長死す 死体になるまでの5日間に市長が見たものは何か?日記に隠された市長の意外な一面が驚くべき真実を浮かび上がらせる!たった一行の文章に秘められた誰も知らない12年前の出来事…53年ぶりに隠れた名作を映像化!』(4月3日放送)ネタバレ批評(レビュー)

松本清張没後20年特別企画「ドラマスペシャル 波の塔 汚職官僚連続殺人!!捜査検事に仕掛けられた女の罠!?“点と線”に続く大ベストセラーを完全映像化!東京〜京都〜富士、証言者を追う1000キロの旅衝撃の結末」(6月23日放送)ネタバレ批評(レビュー)

松本清張没後20年特別企画「危険な斜面 偶然再会した元恋人によって、眠っていた“出世欲”に目覚めてしまった男…しかし芽生えたのは殺意だった!普通の男から悪魔へ…このまま男は昇りつめるか転落するか?」(9月30日放送)ネタバレ批評(レビュー)

金曜プレステージ 松本清張没後20年特別企画第3弾「疑惑 夫殺しの疑いをかけられた若き悪妻はシロかクロか?個性派女性弁護士が史上最強の悪女と闘う〜無実だったら覚えていろ!衝撃の真相とは」(11月9日放送)ネタバレ批評(レビュー)

水曜ミステリー9「松本清張没後20年特別企画 事故〜黒い画集〜 疑惑の事故が招く連続殺人!不倫密会の代償点と線を結ぶ捜査が暴く死体移動トリック」(12月12日放送)ネタバレ批評(レビュー)

テレビ朝日開局55周年記念 松本清張没後20年 2週連続ドラマスペシャル「十万分の一の偶然〜激突!事故か殺人か!?東名高速四重衝突!!一枚の写真が暴く赤い火の玉の謎…結婚目前に消えた娘〜父の追跡」(12月15日放送)ネタバレ批評(レビュー)

月曜ゴールデン「松本清張没後20年スペシャル『寒流』〜黒い画集より〜エリート行員の不倫の恋が上司の嫉妬を生み運命が転がる!一体誰が悪で誰が善なのか?幻の名作の意外な結末とは」(1月14日放送)ネタバレ批評(レビュー)

水曜ミステリー9「松本清張没後20年特別企画『留守宅の事件』〜証明より〜妻は何故殺されたか?密会と密告の罪深い闇 空白5日間の不在証明を追う刑事達の執念」(4月24日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「テレビ朝日開局55周年記念 松本清張二夜連続ドラマスペシャル 三億円事件 戦後最大の未解決事件〜衝撃の推理初映像化!!消えた真犯人VS保険調査員!!最後の真実」(1月18日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「テレビ朝日開局55周年記念 松本清張二夜連続ドラマスペシャル“黒い福音” 国際線スチュワーデス殺人事件!昭和最大の未解決事件に挑む定年刑事&若手エリート刑事!!真犯人は誰か!?衝撃の結末」(1月19日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「フジテレビ開局55周年記念特別番組 松本清張ドラマスペシャル 時間の習俗 点と線の名刑事コンビ登場!相模湖畔で消えた女と福岡の変死体を結ぶ謎1000キロの距離と時間を超えた難事件…鉄壁のアリバイを崩せるか?真実はカメラが知っている」(4月10日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「テレビ東京開局50周年特別企画 松本清張『強き蟻』 3年後に夫は死ぬ!10億円の財産狙う美貌の妻に群がる4人の男 屋根裏の情事に隠した殺人トリックと欲望!最後に生き残るのは」(7月2日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「松本清張サスペンス 悪女の事件・第一夜 坂道の家〜魔性の女が招く連続殺人の罠!美しい理容師に全財産を奪われた初老の男!!嫉妬と憎しみの殺意…浴室の氷のトリック(松本清張二夜連続ドラマスペシャル 坂道の家)」(12月6日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「松本清張サスペンス 悪女の事件・第二夜 霧の旗 無実の弟の弁護を断った弁護士に対する復讐を描く傑作サスペンス!殺人の汚名を着せられたまま獄中で死亡した弟への悲しみが、1人の女を悪女へと変貌させる!(松本清張二夜連続ドラマスペシャル 霧の旗)」(12月07日放送)ネタバレ批評(レビュー)

【その他】
・『眼の壁』から出題がありました。
「ミステリーキューブ 名作ミステリーを凝縮▽華麗なトリックを見破り密室から脱出せよ!▽松本清張が仕掛けたわなに挑戦だ」(8月20日放送)ネタバレ批評(レビュー)

【特報】松本清張先生、未収録短編発見さる!!その名も『女に憑かれた男』!!

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月曜ゴールデン「刑事シュート5 舅とムコの刑事コンビが魔性の女の周りで次々起こる殺人の謎に迫る 事件の裏に潜む悲しい親子愛とは一体……?」(3月2日放送)ネタバレ批評(レビュー)

月曜ゴールデン「刑事シュート5 舅とムコの刑事コンビが魔性の女の周りで次々起こる殺人の謎に迫る 事件の裏に潜む悲しい親子愛とは一体……?」(3月2日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

調布北警察署刑事課を定年退職した百瀬哲夫(北大路欣也)は、妻を亡くしたあと、愛車のモーガンを走らせながら、気ままな独り身で悠々自適に生活を送っている。大きな事件があったときだけ頼まれて、嘱託で刑事課に駆り出されている。百瀬と同じ刑事課の千本木久(石垣佑磨)と結婚した娘の穂香(新山 千春)が孫・美穂を産み、同居している百瀬は目の中に入れても痛くないほどの可愛がりよう。千本木の母・辰子(岡本麗)も加わり、百瀬家はにぎやかだった。
ある晩、安田政雄(吉村明宏)という男性が殺された。事業に失敗した後荒れており、7年前には傷害事件で百瀬に逮捕されたこともあったという。安田は殺害される前にかつての交際相手・吉本明美(戸田恵子)のもとを訪れていた。明美には自動車整備工の和真(竹内寿)という息子がおり、目撃情報から安田の殺害現場に和真がいた疑いが強まる。愛車のモーガンを通じて和真の人柄を知っていた百瀬はその情報に疑問を持ち、嘱託刑事として事件を調べ始める・・・。
(公式HPより)


では、続きから(一部、重複あり)……。

百瀬哲夫は定年退職した元刑事。
今は亡くした妻への想いを胸に抱えつつ、愛車のモーガンと孫娘の美穂との触れ合いを楽しみにしている。

そんな百瀬にとって娘婿で現役刑事の千本木久は美穂を巡ってのライバルだ。
娘・穂香を譲ってやったのにこれ以上取られてたまるかと対抗心を燃やしている。
さらに、そんな百瀬を応援する千本木の母・辰子も加わり百瀬の周囲は常に賑やかだ。

そんなある夜、安田政雄なる男性が刺殺された。
安田は殺害される直前に、かつての交際相手・吉本明美のもとを何度となく訪れていた。
どうやら、強引に復縁を迫っていたらしい。
このことから明美か、その周辺の人間による犯行が疑われた。

此処で容疑者となったのが明美の1人息子で今は自動車整備工場で働く和真である。
犯行現場付近にて和真を見たとの証言も飛び出し、千本木たちは和真を疑うように。

和真に容疑が向かっていると知った百瀬は嘱託刑事として捜査に復帰する。
百瀬は7年前に安田を逮捕したことがあった上に、愛車のモーガンの整備を通じて和真とも顔見知りだったからだ。

和真は幼い頃から明美の交際相手に虐待を受け続けており、心に傷を抱えていた。
だが、最近になって恋人・芽亜里と共に独立していた。
百瀬は和真の誠実な人柄を知っており、犯行に及ぶワケがないと考えていたのである。

まず、百瀬は明美の過去を調べ始めた。

明美は夫・橋本和彦との間に和真を作った。
橋本は和真が生まれてすぐにこの世を去った。

その後、明美は安田と交際を開始。
だが、安田は和真を虐待した。
明美は安田と別れた。

その後、明美は竹内幸雄を交際を開始。
だが、竹内も和真を虐待した。
ある夜、竹内は事故死を遂げた。

その後、今は森忠彦と交際しているらしい。
森は現役の刑事で妻も居る。
すなわち、不倫関係なのだ。
森の妻・美和子は2人の関係に強い不満を募らせているらしい。

矢先、和真宅から安田殺害の凶器となったナイフが発見され、和真が自供を開始した。
和真宅の鍵を所持しているのは本人、明美、芽亜里の3人。
百瀬は和真ではなく、何者かが和真を罠に嵌めたのではないかと考える。
和真はそれを知りつつ、その誰かを庇っているのではないか。

一方、そんな和真に実力派として知られる弁護士の坂下が就いた。
和真は過去に安田から熱湯を浴びせられ背中に大火傷を負っており、坂下はこれを情状酌量の手段として主張する予定であった。
これにより、大幅な減刑を求めるつもりのようだ。

そんな中、百瀬は和真が洩らした言葉を気にかけるように。
和真は取調中に「どうせ1人殺してしまった」と洩らしたのだ。

百瀬は竹内の死に注目。
10年前、竹内は雨の中で高架橋の階段から転落死していた。
この転落死の捜査員こそが森だったのだ。
その後、事件性は無いとして事故として処理された。
同時に森と明美の交際が始まっている。

百瀬は虐待に耐え兼ねた和真が竹内を殺害。
この事実を隠蔽する為に明美が森に近付いたと考える。

その矢先、当の森が何者かにより殺害されてしまう。

明美には店に居たとのアリバイが成立。
また、坂下にも事務所で後輩の古賀と書類を作成していたとのアリバイがあった。

直後に竹内の死について新事実が明らかに。
当時の鑑識課員によれば、竹内の死は100パーセント事故だと言う。
死亡当日、竹内は皮のジャンパーを着込んでいた。
ところが、その背中からは指紋も掌紋も検出されていなかったのだ。
拭い取られた痕跡すら無かったらしい。

幼かった和真は自身の犯行だと思い込んでいたが、実は事故だったのである。
明美はそれに気付かず森を誘惑し、森がこれに屈したのだろう。
いや、森がこれを利用し明美に近付いたと言うべきか。

此処で森に5000万円の生命保険金がかかっていたことが判明。
容疑は受取人であった美和子へと向かう。
だが、美和子は保険の存在自体を知らなかった。
こうして、美和子への容疑は晴れた。

百瀬は和真が庇っている人物に注目。
庇っているとすれば和真本人ではあり得ない。
芽亜里も事件と関係性がなく有り得ない。
あるとすれば明美しか居ない。
だが、母親が子供に罪を着せることを良しとするだろうか……。

矢先、明美に森に代わる新恋人が現れていたことが判明。
その人物こそ、坂下弁護士であった。

百瀬は明美が坂下を庇い和真に罪を着せるべくナイフを置いたと推測。
息子より恋人を選んだのだろう。

百瀬は明美のもとへ。
其処で和真が敢えて明美を庇っていることを告げ、翻意を促す。

その翌日、明美は坂下に自首するように迫っていた。
坂下を救うべく和真の部屋にナイフを置いた明美だが、百瀬に諭されその行動が間違っていたことに気付いたのだ。

これに「お前の為にやったんだよぅ」と訴える坂下。
それでも退かない明美の首に坂下は手をかける。

其処へ百瀬たちが駆け付けた。
百瀬は坂下の欺瞞を追及する。

坂下は明美に対し「明美を巡り安田と揉め、彼を刺殺した」と説明し助けを求めていた。
だが、事実は異なっていたのだ。

坂下には妻子が居り、明美との交際を暴露されることは致命的であった。
其処で安田が邪魔だったのだ。

坂下は安田を殺害後、安田の携帯を用い和真を呼び出した。
明美は初めから和真に罪を着せるつもりだったのである。

ところが、この坂下の工作を森が見抜いた。
森は明美を取り戻そうと新恋人を探っていたのだ。
其処で坂下は森を殺害した。

書類作成をアリバイとして主張した坂下だが、実は15分の空白があった。
古賀は坂下に頼まれ途中で席を外していたのだ。
その隙に坂下は森を事務所に呼び出し殺害した。
犯行現場は死体発見現場ではなく坂下の事務所だったのだ。

こうして坂下は安田殺害と森殺害で逮捕されて行った。

残された明美の前に和真が現れた。
和真は明美に救われたと涙を流す。
過去にも「安田と別れてくれたこと」、「竹内殺害を森に依頼し揉み消してくれたこと」の2度に渡り救われたと感謝していたのだと言う。
これを聞いた明美も涙を流すことに。

百瀬は美穂を連れてモーガンでドライブへ。
彼の心はその日の天気のように晴れやかだった―――エンド。

<感想>

「刑事シュート しゅうと&ムコの事件日誌」シリーズ第5弾。
前作は2013年4月1日に放送されており、実に約2年ぶりの新作となりました。
これまでのシリーズ作品ネタバレ批評(レビュー)については、感想の後にあるので興味のある方はどうぞ!!

では、ドラマの感想を。

きめ細やかな演技を見せた北大路さんが良かったですね。
ラストのドライブシーンでも美穂役の子役さんへの北大路さんの気遣いが見えた気がします。
何と言っても「本シリーズは北大路さんあってのシリーズだなぁ」と再認識した次第。

でもって、今回はシリーズ中でもなかなかに充実していた回のように思います。
テーマは「母と子」、そして「母として生きるか、女として生きるか」か。

まさに全ての中心にあったのは明美。
彼女の対処次第でこんな事態には発展しなかっただろう。
そもそも坂下には妻子が居たから結婚は無理なのになぁ……それでも夢を見てしまったのか。

ちなみに「魔性の女」とされていた彼女ですが、そうは思えないなぁ。
「魔性の女」と言えば「着かず離れず相手を利用し欲しいだけ欲しい時に利益を享受する女性」だと思いますが、今回の場合だと寧ろ男に振り回されている感が……。

基本、受け身のタイプのように見えました。
それだけに、明美の場合は相手に左右されていたように思います。
もっと良い男性と出会えていればこんなことにはなってなかったんだろうなぁ。

でもって、明美に感謝していた和真。
とはいえ、和真が救われた3度とも事の発端は当の母親にありました。
それを理解しつつも感謝する和真の姿を見て、明美も涙を流したのでしょう。

おそらく和真が芽亜里と築くであろう新しい家族に明美も加わっていれば良いなぁ。
それこそ、百瀬家における辰子のようにね。

次回にも期待!!

◆関連過去記事
月曜ゴールデン「刑事シュート4 婿としゅうとの迷コンビが名推理で難事件に挑む呪われた高級宝石店で勃発する怪事件の謎!伝説の金庫破りが仕掛ける驚愕のマジック」(4月1日放送)ネタバレ批評(レビュー)

月曜ゴールデン「刑事シュート3 しゅうと&ムコの事件日誌3 あの名コンビが復活 娘が妊娠・姑の同居でバトル再燃!華道家元後継争いを巡る連続殺人事件の真相を追う」(7月25日放送)ネタバレ批評(レビュー)

月曜ゴールデン「刑事シュート しゅうと&ムコの事件日誌(2)『あのコンビが帰ってきた!ムコとしゅうとが捜査バトル!大病院で奇妙な殺人事件〜禁断の愛が生んだ悲劇〜過去の誘拐が示す謎の真相』」(3月15日放送)ネタバレ批評(レビュー)

<キャスト>

百瀬哲夫:北大路欣也
千本木 久:石垣佑磨
千本木穂香:新山千春
吉本和真:竹内 寿
坂下洋一:矢島健一
森 美和子:朝加真由美
五十嵐 淳:住田 隆
安田政雄:吉村明宏
佐藤芽亜里:中別府 葵
森 忠彦:螢 雪次朗
千本木辰子:岡本 麗
若林 晃:神保悟志
吉本明美:戸田恵子 ほか
(公式HPより、敬称略)


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