「テレビ東京開局50周年特別企画 松本清張ドラマSP『黒い画集−草−』 清張医療サスペンスの傑作!大病院の闇…不倫、失踪、医療ミス そして雨の夜に3件の連続殺人…白い巨塔に隠された驚愕の陰謀」(3月25日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!
<あらすじ>
スコッチ出版社編集長の沼田一郎(村上弘明)が意識不明で病院に運び込まれる。娘の亜衣(剛力彩芽)も慌てて駆けつけるが、幸い一命を取り留める。三日三晩徹夜した上、薬と酒を大量に摂取したことが原因だった。
治療にあたった院長・朝島憲一郎(羽場裕一)と、看護師長・雨宮順子(遠山景織子)は、理事長で憲一郎の妻・朝島陽子(横山めぐみ)に呼び出される。陽子は2人が特別な関係にあり、さらに順子と薬剤管理室長・堀村康晴(大門裕明)も特別な関係にあるのでは、と病院内の噂について2人を問いただす。また、堀村が無断欠勤しているのも、それが原因ではないかと…。しかしその直後、雑木林で堀村の遺体が発見。自殺の線で捜査は進むが、城西警察署の刑事・桐嶋英司(陣内孝則)だけは他殺と睨む。
遺体と対面した妻・みどり(藤本恵理子)は、堀村が「あの病院にいるのは辛くて苦しい」と話していたことを漏らす。自殺の可能性が高くなるが、桐嶋は部下の磯辺忠行(芦田昌太郎)に遺体を解剖にまわすよう指示。そんな桐嶋の単独行動に、刑事課の課長・村木隆俊(宍戸開)は苦言を呈する。
翌日、憲一郎と順子が病院を無断欠勤。連絡がつかなくなっていた。まさか二人は駆け落ちしたのか?取り乱す陽子に対し、先代院長の頃から尽くしてきた事務長・笠井光雄(笹野高史)は、すぐ戻ってくるはずだと陽子をなだめる。一方、捜査で病院に桐嶋が現れたことを機に、堀村の死が病院で広まり始め、病棟付きのヘルパー・河原民子(かたせ梨乃)や、入院患者の金子京太(岡田義徳)、井原綾子(井上晴美)、勝俣公治(六平直政)らはその話で持ちきりとなる。順子のストーカーだとの噂もある堀村を、憲一郎と順子が殺し、そのまま逃亡を図ったのではという憶測も飛び交う。
さらに1年半前に医療ミスで患者が命を落とし、その遺族が復讐を企てているという噂までが持ち上がる。不穏な空気が渦巻く病院――。
そして病院内の動きを鋭い眼光で追う沼田本人にも、ある秘密があった――。
(公式HPより)
では、続きから(一部、あらすじと重複あり)……深夜の朝島病院に沼田一郎という男性患者が担ぎ込まれた。
錠剤をウイスキーで服用したことによる急変だったらしい。
沼田は院長の朝島憲一郎や看護師長・雨宮順子の適切な治療により一命を取り留めた。
其処に急を聞き付けた若い女性が駆け付ける。
女性は自身を沼田の娘・亜衣と名乗り、沼田が「スコッチ出版社」の編集長であると告げる。
危機は脱したが沼田の病状は安定せず暫く入院を余儀なくされることとなった。
その介護にはヘルパーの河原民子がつくことに。
民子は病院の情報通で様々なことを沼田に教えてくれた。
朝島病院は先代から続く病院で、現在の院長である朝島憲一郎は婿養子らしい。
ところが、その妻・朝島陽子は憲一郎を疎んじ若手医師の杉崎と不倫関係にあるようだ。
一方、憲一郎はと言えば雨宮師長との関係が噂されているそうだ。
しかし、薬剤管理室長が雨宮に横恋慕しているらしい。
同じ頃、刑事の桐嶋は1体の遺体を目にし自殺と主張する周囲に反して他殺だと断定していた。
その遺体は堀村康晴のもの。
そして、堀村こそ朝島病院の薬剤管理室長であった。
こうして桐嶋が捜査に乗り出した。
ところが、朝島と雨宮が2人揃って姿を消してしまう。
病院内の噂では「駆け落ちに違いない」とのことであったが……。
院長が消えてしまったことで病院内は大混乱。
この危機に陽子が実権を握ろうと動き出すが、事務長の笠井光雄がこれを阻止する。
院内では新たな噂が蔓延しつつあった。
入院患者たちの間では「朝島院長と雨宮師長が堀村を殺害し逃走した」と囁かれ始めた。
さらに「1年半前の医療ミスで死亡した患者の復讐殺人だ」との声まで上がることに。
沼田はそんな院内の噂に静かに耳を傾ける……。
一方、桐嶋は堀村の死の捜査を巡り上司と衝突していた。
上司から手厳しく叱責された桐嶋は吉村を想い出す。
桐嶋は吉村という後輩刑事を目の前で救うことが出来ず見殺しにしてしまった過去があったのだ。
吉村の死自体は不可抗力だったのだが、桐嶋がその責任を取らされていた。
以降、桐嶋は吉村の為にも「正義」を貫くことを決めていたのである。
桐嶋はあくまで自身の捜査法を曲げないと宣言し、上司を閉口させる。
同じ頃、沼田の病室を彼の部下で編集者の黒井が見舞いに現れていた。
しかも、ある騒ぎを起こすことに。
黒井は新作ミステリの原稿を院内の入院患者に配り感想をアンケートで求めたのだ。
そんな様子を捜査に訪れた際に目にした桐嶋は、黒井と共に居た沼田の姿に何かを感じ取る。
黒井が去り、1人になった沼田の前に現れた桐嶋。
桐嶋は堀村の死が自殺を偽装するにしては手緩い事に注目し、その意味するところを桐嶋に問う。
これに桐嶋は「見せしめでしょう」と応じる。
誰かに対し「言うことを聞かなければ堀村のようになるぞと脅している」と考えたのだ。
この答えに桐嶋は「我が意を得たり」と頷くと、沼田への疑いを深める。
その思考法は素人のソレでは無いからだ。
桐嶋は秘密裏に沼田について調べ始めるが……。
矢先、消えていた雨宮師長の遺体が発見される。
どうやら他殺のようで死後3日が経過していた。
すなわち失踪直後に殺害されていたことになる。
これに、院内では「朝島が雨宮師長を殺害し逃げている」との新たな噂が流れ始めた。
一方、桐嶋は「1年半前の医療ミス」について噂を流した張本人を探っていた。
これに助言する沼田、彼によれば噂の出処は「患者」らしい。
このとき、桐嶋は沼田の正体に勘付いた。
その夜、捜査本部に戻った桐嶋は上司に沼田の正体を明かすよう迫る。
果たして、明らかになった沼田の正体とは……厚生労働省麻薬取締部主任であった。
そう、沼田は朝島病院へ潜入捜査を行っていたのだ。
もちろん、亜衣とも血縁関係はなく上司と部下の関係である。
スコッチ出版も隠れ蓑の1つだ。
翌朝、桐嶋は沼田に状況説明を迫る。
沼田は朝島病院が行っている病院ぐるみの「薬物保管」疑惑を追っていた。
どうやら、朝島病院は組織から報酬を受け取り薬物保管庫の役割を果たしていたようである。
沼田はまず薬剤課長である堀村を疑っていた。
ところが、沼田が入院した同じ夜に堀村は口封じに殺害されたのだ。
そして朝島院長と雨宮師長が姿を消した。
沼田は少なくとも朝島院長も組織と取引があった筈だと見ていたが……。
さらに、桐嶋も注目していた噂の件もある。
「三角関係のもつれ」
「医療ミスの復讐」
「院長による無理心中」
状況に応じ推移して行った噂だが、いずれも根も葉もない。
だが、これが実に効果的に流れていた。
おそらく流した人間も組織の人間だろう。
そして、噂の出処は「患者」であった。
つまり、沼田と同じように麻薬組織の人間が院内に潜伏しているのだ。
おそらく監視役だろう。
さらに、沼田は堀村や雨宮師長と同じく朝島も殺害されていると見ていた。
これを聞いた桐嶋は自身の流儀を貫くことを主張し、沼田と袂を分かつ。
そんな桐嶋の姿に亡き友・工藤の姿を重ねる沼田。
工藤は情熱を持って捜査に当たっていたが潜入捜査中に落命していたのだ。
沼田は病院を監視できるとすれば長期入院患者に違いないと目星を付けていた。
候補となり得るのは勝俣公治、井原綾子、金子京太、田原芳樹の4人だ。
この中に組織の人間が居るのか!?
同じ頃、陽子が杉崎と共に再び朝島病院の権力掌握に乗り出した。
これに対抗する笠井だが陽子は一歩も退かない。
矢先、金子と勝俣主導により入院治療費のディスカウント運動が始まった。
不祥事続きの病院に正当な報酬は払えないとの主張である。
沼田もこれに参加することに。
交渉先となった笠井は陽子と患者からの過度のストレスに悩まされ始めた。
その夜、笠井は保管場所から薬物を持ち出し使用していた。
笠井も朝島や堀村のように病院側の協力者の1人だったのだ。
これに沼田が気付いた。
工藤のことを思い出し必死に笠井を説得する沼田だが、途中で民子が現れ笠井に逃げられてしまう。
「もう耐えられない、出て行ってくれ!!」
その数時間後、笠井は屋上にて組織の監視役に訴えていた。
しかし、隙を突かれ殺害されてしまう。
笠井という手掛かりを失った沼田に焦りが募る。
此処で沼田は笠井を説得した際に民子がタイミング良く現れたことに不審を覚えた。
亜衣に命じて民子の監視を開始することに。
そんな中、患者たちに朗報が届く。
病院側との間に入院治療費のディスカウント交渉が取りまとめられたのだ。
金子によれば転院費用負担、1日10万円の見舞金まで勝ち取ったらしい。
こうして、金子主導で長期患者たちの転院が行われることとなった。
その頃、亜衣の調査により民子の娘が薬物患者であることが判明。
これを聞いた沼田は民子のもとへ。
民子もまた組織の人間だったのだ。
民子の役目は入院患者の素性を調べることにあった。
どうやら、民子は娘の事件で脅され仲間にされてしまったようである。
沼田は民子の説得に乗り出した。
その夜、金子が沼田の病室を訪れた。
明日、転院するので挨拶したいらしい。
沼田は金子が持ち込んだ酒に口をつけるや、もがき苦しみ始める。
酒の中に亜ヒ酸ナトリウムが盛られていたのだ。
そう、金子こそが組織の監視役だったのである―――。
翌朝、金子が意気揚々と転院しようとしていた。
金子は大荷物を運び出そうとしており、これを多数の人間が手助けしている。
その中には病院の警備員まで居た。
どうやら、皆が金子の仲間のようだ。
おそらく荷物の中身は朝島たちが保管していた薬物だろう。
と、その前に桐嶋と亜衣が立ち塞がる。
桐嶋は金子こそが笠井殺害犯であると指摘する。
笠井が殺害された夜、沼田は金子のズボンの裾にサルビアの花を見出していた。
それは笠井が屋上で育てていた花であった。
すなわち、笠井を殺害したのは金子だったのだ。
とはいえ、何故、沼田の発見を桐嶋が知っているのか?
疑問に思う金子の前に、沼田までもが現れた。
前夜、金子に一服盛られた沼田だが緊急手術により一命を取り留めたのだ。
沼田は民子からも金子が組織の一員であるとの証言を得ていた。
さらに沼田は真相を告発する。
薬物の保管に関わっていたのは朝島、笠井、堀村の3人であった。
ところが、雨宮師長がこの事実を突き止め告発すると主張した。
これに堀村が弱腰になった。
其処で監視役であった金子とその部下に殺害されたのだ。
その後、朝島と雨宮師長を口封じした。
さらに、精神的に追い詰められた笠井をも口封じしたのであった。
事が露見しつつも抵抗を見せようとする金子たち。
だが、桐嶋の手筈により多数の捜査員が乱入し一網打尽に。
同時に沼田により薬物が押収された。
後日、金子たちの供述により海中に沈められた朝島の遺体が発見された。
こうして遂に事件は解決を迎えた。
沼田と桐嶋は今回の事件を通じ、互いの信条を確認し合っていた。
一見、対照的に見える2人だが根底は「正義」で繋がっていた。
それが2人の原動力である。
新たな同志を得た2人は共に励ましつつ互いの戦場へと向かう―――エンド。
<感想>
『強き蟻』に続く「テレビ東京開局50周年特別企画 松本清張」第2弾。
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「テレビ東京開局50周年特別企画 松本清張『強き蟻』 3年後に夫は死ぬ!10億円の財産狙う美貌の妻に群がる4人の男 屋根裏の情事に隠した殺人トリックと欲望!最後に生き残るのは」(7月2日放送)ネタバレ批評(レビュー)原作は松本清張先生『草』(新潮社刊『松本清張傑作選 暗闇に嗤うドクター』収録)。
原作『草』については過去にネタバレ書評(レビュー)してますね。
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『草』(松本清張著、新潮社刊『松本清張傑作選 暗闇に嗤うドクター』収録)ネタバレ書評(レビュー)ちなみに、『草』は双葉社刊『松本清張初文庫化作品集1 失踪』にも収録されています。
では、ドラマの感想を。
まず、原作ネタバレ書評(レビュー)の際にも述べましたが本作「草」のタイトルの意味。
それは「草の者」を指しています。
「忍者」の中には「草」と言って「相手の懐深くに素性を偽り潜入する者」が居ましたがタイトルはコレを意味しています。
コレはすなわち沼田自身のことです。
なので、タイトルが示す通り本作は「草」である沼田こそが全て。
にも関わらず、別の視点を加えたことは正直批判的にならざるを得ない。
結果から述べよう、個人的には原作に比べて改悪だと思う。
桐嶋視点が加わったことで煩雑になり過ぎた印象がある。
そもそも桐嶋の追加により、何か新たに得られるところがあったかと言えばそんなに無いし。
あれだったら桐嶋視点はバッサリカットして、寧ろ金子視点を丁寧に説明した方が良い。
それこそ、金子もまた「草」なんだし。
あくまで沼田と金子の「潜入」同士による対決をメインに「インファナル・アフェア」みたいな作品にしても良かったのでは……と思う。
そう言えば、金子が「草」だからこそ人の噂を利用し「虚報」や「流言飛語」を仕掛けたんだよなぁ。
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「インファナル・アフェア」3部作ネタバレ批評(レビュー)そもそも、沼田の潜入を中盤で明かす必要があったものだろうか?
終盤まで伏せておいてサプライズにした方が良かったよ。
うむむ……本作のアレンジ点についてはどうにも理解に苦しむ点が多い。
アレンジを加えたことで説明がつかない点も増えちゃったし。
少なくとも沼田を口封じする必然性は無い筈なんだよなぁ。
寧ろ、あれをやっちゃったら沼田たちの疑念(組織の人間が居る)が事実だと報せちゃうことになるし。
沼田を口封じしたところで、転院当日の亜衣たちのガサ入れは回避出来ないでしょうし。
笠井も原作通り自殺で良かったと思うし、民子も金目当てで良かったと思う。
何故、無理にアレンジする必要があったのか本当に理解に苦しむ。
<キャスト>
沼田一郎:村上弘明
主に欧米のミステリー小説を翻訳して出版している小さな出版社の編集長。鎮痛剤と睡眠導入剤を酒と一緒に服用し、意識を失うが、救急搬送され一命を取り留めた。
沼田亜衣:剛力彩芽
沼田の娘。入院中の父親のところに足繁く通い、何かと世話を焼いている。
桐嶋英司:陣内孝則
城西警察署刑事課・刑事。元警視庁捜査一課強行班のやり手だったが、ある事件がきっかけで異動を余儀なくされた。 ほか
(公式HPより、順不同、敬称略)
◆松本清張先生関連過去記事
【小説】
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「霧の旗」(松本清張著、新潮社刊)ネタバレ書評(レビュー)・
「書道教授」(松本清張著、文藝春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)・
「球形の荒野」(松本清張著、文藝春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)・
『寒流』(松本清張著、新潮社刊『黒い画集』収録)ネタバレ書評(レビュー)・
『市長死す』(松本清張著、光文社刊『青春の彷徨』収録)ネタバレ書評(レビュー)・
『熱い空気』(松本清張著、文芸春秋社刊『事故―別冊黒い画集1』収録)ネタバレ書評(レビュー)・
『波の塔 上下』(松本清張著、文藝春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)・
『危険な斜面』(松本清張著、文藝春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)・
『疑惑』(松本清張著、文藝春秋社刊)ネタバレ批評(レビュー)・
『十万分の一の偶然』(松本清張著、文藝春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)・
『事故』(松本清張著、文芸春秋社刊『事故―別冊黒い画集1』収録)ネタバレ書評(レビュー)・
『留守宅の事件』(松本清張著、文藝春秋社刊『証明』収録)ネタバレ書評(レビュー)・
『黒い福音』(松本清張著、新潮社刊)ネタバレ書評(レビュー)・
『小説 3億円事件 「米国保険会社内調査報告書」』(松本清張著、新潮社刊『水の肌』収録)ネタバレ書評(レビュー)・
『密宗律仙教』(松本清張著、文藝春秋社刊『証明』収録)ネタバレ書評(レビュー)・
『時間の習俗』(松本清張著、新潮社刊)ネタバレ書評(レビュー)・
『強き蟻』(松本清張著、文芸春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)・
『坂道の家』(松本清張著、新潮社刊『黒い画集』収録)ネタバレ書評(レビュー)・
『草』(松本清張著、新潮社刊『松本清張傑作選 暗闇に嗤うドクター』収録)ネタバレ書評(レビュー)・
松本清張先生原作「砂の器」が5回目のテレビドラマ化決定。テレビ朝日制作、主演は玉木宏さん!!&「砂の器」ネタバレあらすじ【ドラマ】
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月曜ゴールデン特別企画 松本清張生誕100年記念スペシャルドラマ『火と汐』(12月21日放送)ネタバレ批評(レビュー)・
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