2015年04月21日

ケイレブ・カー『エイリアニスト―精神科医』(早川書房刊)がドラマ化されるとのこと!!

ケイレブ・カー『エイリアニスト―精神科医』(早川書房刊)が米国にてドラマ化されるそうです。

ドラマ原作となった『エイリアニスト―精神科医』は「1896年のニューヨークを舞台に、精神科医ラズロ・クライズラーが新聞記者ジョン・ムーアとともに、ニューヨーク市警本部長で後の米大統領セオドア・ルーズヴェルトの指示のもと連続殺人鬼を追う」とのストーリーらしい。

管理人、本作は未読です。

ネット上で調べたところ、かなり面白いとの声が多数。
これはドラマ版にも注目です。

「エイリアニスト―精神科医 (上) (ハヤカワ文庫 NV (925))」です!!
エイリアニスト―精神科医 (上) (ハヤカワ文庫 NV (925))





「エイリアニスト―精神科医〈下〉 (ハヤカワ文庫NV)」です!!
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「兄妹〜少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿〜」第20話「怪物のセオリー」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「兄妹〜少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿〜」第20話「怪物のセオリー」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)です。

ネタバレあります、注意!!

第20話登場人物一覧:
赤木蛍:主人公。今年の春から「聖マルス学園」に特待生として進学した。
圭一:蛍の兄。正義感の強い警官だったが失踪。幽霊となって戻って来た。

緑川楓:蛍のクラスメート。実は少女探偵であった。

怪物:人中に居ようとも誰も興味を向けない怪物。
大人しい人間:怪物に付き添う不可思議な人影。

これまでの登場人物については過去記事リンクの後に記載しています。

<ネタバレあらすじ>

〜〜〜これまでのあらすじ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

高校生になった赤木蛍は行方不明となっていた兄・圭一と思わぬ形で再会を果たすことに。
なんと、圭一が幽霊として蛍のもとに戻って来たのだ。
しかも、圭一は悪意が関わる事件を察知し悪意を消滅させる能力を手に入れていた。
だが、圭一は現世に介入することが出来ない。
これでは折角の力も無意味である。
其処で圭一から協力を求められた蛍は、兄妹で力を合わせ1人でも多くの人を助けるべく動き出すことに。

・前回までのあらすじはこちら。
「兄妹〜少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿〜」第19話「消える人々」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

圭一の死の真相に挑む気持ちを新たにした蛍。
そんな蛍に圭一は早速、次なる事件を伝える。

なんと、奇妙な2人組を駅前で見かけたと言うのだ。

1人は半魚人のような怪物。
もう1人はそんな怪物に従順に付き従うように歩く男性らしい。

圭一が見た限り、怪物も男性も特に周囲から目を向けられている様子は無かったそうだ。
圭一は「あの怪物は霊だ」と断言する。
その上で逆ならともかく、怪物に付き従う人間を初めて見たと興奮気味に語る。

しかも、この話には続きがあった。
奇妙な2人組に興味を抱いた圭一はそっとその後を尾行し、怪物と男性が消えた住居を確かめた。
すると、怪物は圭一に見られていることに気付かず何やら大きなゴミを出したのだ。

「えっ!?」
此処で驚く蛍。
それはそうだろう、圭一の言葉によれば怪物は霊らしい。
だとすれば、圭一同様に物に触れることが出来ないのが通常なのだ。
もしかして、その怪物は特別なのだろうか……。

だが、圭一の話は此処からが本題であった。
不審に思った圭一がゴミ袋の中身を調べてみたところ、其処には人の遺体の一部があったのだ。
さらに、留守を狙って屋内を確認したところ、同様のゴミ袋がうず高く積まれており、そのどれもにバラバラにされた人の遺体の一部が収められていたと言う。

圭一は「あの怪物が物理的に人に触れられることを利用して殺害したに違いない」と考えているらしい。
それにしても、分からないのは怪物に付き従う男性の正体だが……。

蛍は圭一の話の内容から、迂闊に触れるべきではないと判断し警察に通報することに。
とはいえ、蛍が通報したところで悪戯と誤解されては堪らない。
それなりに信用して貰える人を介する必要がある。
其処で蛍が採った手段とは―――。

翌日、楓のもとを訪れる蛍の姿があった。
蛍は楓のプライドを満たしつつ、弟が不審な人物を目撃したと情報を与える。
これに飛び付いた楓はすぐに動き出した。

「ふぅ、これで良し」
一息吐いた蛍だが、よくよく考えてみると気になり出した。
もしかして、圭一に繋がる手掛かりかもしれないのだ。
其処で楓に依頼したのとは別に、自身でも調査を開始することに。
早速、圭一が突き止めた怪物の家を窺うのだが……。

なるほど、蛍の目にも怪物とそれに寄り添うような男性が見える。
だが、蛍の結論は圭一とは異なっていた。
見場の件を思い出し、逆ではないかと考えたのだ。

見場は悪意の塊となっていたとき、怪物の姿に変貌を遂げていた。
それと同じで、今回の怪物も悪事を重ねた殺人犯が怪物化した姿に過ぎないのではないか。
それならば、蛍や圭一など特別な者以外の目には普通の人間にしか映らないだろう。
だから、駅前に姿を曝しても誰にも注目されなかったのだ。
だとすれば、常に寄り添っているように見える男性こそ幽霊なのだろう。

と、怪物の視線が蛍の視線と絡まった。

(見つかったっ!?)

慌てて前栽に身を隠す蛍。
改めて、おそるおそる身を乗り出して確認するが……先程まで怪物が居た場所には例の男性の幽霊が立つばかり。
男性の幽霊はそっと植込みを指し示す。

(植込み!?)

はっと背後を警戒しようとする蛍だが遅かった。
蛍は背後から現れた怪物の手に吊り上げられてしまう―――次話に続く。

いよいよ始まった蛍と圭一の奇妙な相棒物語。
ちなみに、ネタバレあらすじはまとめ易いように展開などをかなり改変してます。
気になる詳細は「週刊少年チャンピオン」本誌で確認せよ!!

<感想>

「名探偵マーニー」から3ヶ月……我らが木々津克久先生が「週刊少年チャンピオン」に還って来た!!
というワケで、その新作「兄妹〜少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿〜」です。
2015年4月8日には早くも1巻が発売されています!!

さて、その20話。
サブタイは「陰謀のセオリー」ならぬ「怪物のセオリー」。

「桐島静香の秘密」に続き語り手視点の信憑性のゆらぎを上手く活かした回でしたね。
これは、まさに漫画における叙述トリックに等しく、1話内で真相を明かしてしまったのは勿体ないほど。

そして、その叙述トリックにより生まれた見事な逆転現象。
これにより「怪物(霊)と人間」の図式が「怪物(人間)と霊」に代わることに。
同時に善悪の図式も変わったと見るべきでしょう。

終盤にて、一見、蛍の居所を怪物に教えたかに見えた幽霊ですが、これまた逆でしょう。
蛍に対し怪物の居場所を教えていたと思われるので、被害者が仇を訴えているのか。
此の点も注目ですね。

そして、楓を煽りつつ事件に介入させた蛍。
それだけに、もしも蛍が単独で解決しちゃうと「踊らされた」と楓が傷付くことになりそうだなぁ……。
結果、楓の対抗心がさらに燃え上がりそうな予感。

次回も見逃すなかれ!!

木々津克久先生といえば「フランケン・ふらん―OCTOPUS―」が『拡張幻想 年刊日本SF傑作選』(大森望・日下三蔵編、東京創元社刊)に掲載されています。
こちらも注目。

木々津克久先生が「週刊少年チャンピオン」本誌に帰還する!!2012年8月16日より探偵物語「名探偵マーニー」連載開始!!

さて、作者である木々津克久先生と言えば、管理人にとっては「週刊少年チャンピオン」本誌での「ヘレンesp」の作家さんとのイメージ。

「ヘレンesp」は、盲目のヘレンがその特別な力(ESP能力)を駆使し、愛犬や叔父さんたちに見守られながら同年代の友人や幽霊など様々なものと交流する物語。

衝突したり理解し合えなかったりと苦難がヘレンを襲うものの、その都度ヘレンの純粋な心で相手に向き合い相手との心の壁を乗り越えていくさまは、心に響きました。
確かにあらすじだけ聞くとよくある展開かと思うものの、本作は不思議な“熱”と“説得力”を持っており、透明感のある淡い絵柄も加え、なかなかの名作といえるでしょう。

既に連載自体は終了していますが、こちらもオススメです。

◆「兄妹〜少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿〜」関連過去記事
「兄妹〜少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿〜」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)第1話から第10話までネタバレ批評(レビュー)まとめ

「兄妹〜少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿〜」第11話「初恋と殺人装置3」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「兄妹〜少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿〜」第12話「探偵女と病院と殺人」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「兄妹〜少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿〜」第13話「探偵女と病院と殺人2」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「兄妹〜少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿〜」第14話「探偵女と病院と殺人3」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「兄妹〜少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿〜」第15話「探偵女と病院と殺人4」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「兄妹〜少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿〜」第16話「桐島静香の秘密」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「兄妹〜少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿〜」第17話「桐島静香の秘密2」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「兄妹〜少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿〜」第18話「桐島静香の秘密3」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「兄妹〜少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿〜」第19話「消える人々」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

◆関連過去記事
「名探偵マーニー」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)まとめ

「フランケン・ふらん 最終話(最終回) Dream」ネタバレ批評(レビュー)

「フランケン・ふらん 59話 BestFriend」ネタバレ批評(レビュー)

「Phase20」(木々津克久作、「チャンピオンRED 2012年1月号」掲載)ネタバレ批評(レビュー)

「鋏女(チャンピオンRED 5月号掲載)」ネタバレ批評(レビュー)

「ヴァンパイア・アナライズ (チャンピオンRED 7月号掲載)」(木々津克久著、秋田書店刊)ネタバレ批評(レビュー)

これまでの登場人物一覧:
赤木蛍:主人公。今年の春から「聖マルス学園」に特待生として進学した。
圭一:蛍の兄。正義感の強い警官だったが失踪。幽霊となって戻って来た。

獣を連れた男:圭一の死に関わる人物。獣は殺意のことらしい。
PND(疑われざる者):静香によれば圭一が追っていた謎の人物らしい。獣を連れた男と同一人物なのか?

死神:黒い影の男の正体。

【赤木家とその周辺】
蛍の父:赤木興業の社長。
赤木真知恵:蛍の母。バーのような店を経営している様子。
節:蛍の妹。
和也:蛍の弟。

謎の少年:蛍の初恋相手らしい。11話に登場。
真島慎一:蛍の幼馴染。彼女に恋心を抱いている。9話から登場。

【聖マルス学園関係者】
志田りか:聖マルス学園の生徒。2話から登場。
塞田康平:蛍のクラスの担任教師。割とミーハーらしい。
見場創太:3話ラストに登場した怪しい男。学園の生徒であった。
緑川楓:蛍のクラスメート。実は少女探偵であった。
校長:聖マルス学園の校長。
教頭:聖マルス学園の教頭。

【警察関係者】
緑川宗達:楓の祖父。推理能力に長けた名刑事として有名らしい。
逸見:楓の知人の刑事。
桐島静香:圭一の同期であるキャリア。現在は警察署長に。
大島:南具署の刑事。
光芝:圭一と静香の同期。
久毛山:圭一と静香の同期。
紅梅:圭一と静香の同期。
二階堂:警部。白い服の男。静香に想いを寄せていたらしい。

【その他】
志田高志:りかの兄。りかにストーカーしているとのことだが……。
実山:赤木興業を担当している会計士。
貝塚俊雄:実山会計士事務所の職員。比較的若手。
役丸みつえ:実山会計士事務所の職員。紅一点。
三島:実山会計士事務所の職員。太目。
丸木田:実山会計士事務所の職員。ダンディ。
麻依:貝塚の元婚約者。
緑川宗達:楓の祖父。推理能力に長けた名刑事として有名らしい。
末為良則:12話で遺体で発見される。場津間高校の教師であった。
逸見:楓の知人の刑事。
葉森了:場津間高校の学生。末為の教え子。
葉森美和:蛍が廃病院で出会った女性。了の母で入院していた毛羽病院で落命していた。
間岩:米城警察病院の看護師。
怪物:人中に居ようとも誰も興味を向けない怪物。
大人しい人間:怪物に付き添う不可思議な人影。

「兄妹 少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿 (1) (少年チャンピオン・コミックス)」です!!
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