2015年05月05日

土曜ドラマ「64(ロクヨン)」第2話「声」(4月25日、5月1日)ネタバレ批評(レビュー)

土曜ドラマ「64(ロクヨン)」第2話「声」(4月25日、5月1日)ネタバレ批評(レビュー)です。

ネタバレあります、注意!!

<あらすじ>

昭和64年に発生し未解決の少女誘拐殺人事件「ロクヨン」。三上(ピエール瀧)は、遺族の雨宮(段田安則)が県警に強い不信感を抱いていることを疑問に思う。当時捜査に関わった刑事たちを訪ね歩くが、事件の鍵を握る幸田(萩原聖人)は退職していた。捜査一課長の松岡(柴田恭兵)も固く口を閉ざす。さらに、三上の行動の先には、必ず二渡(吉田栄作)の姿が。三上は、事件の背後に隠された、大きな暗い秘密を突き止める。
(公式HPより)


では、続きから……(一部、重複アリ)。

・前回はこちらから。
土曜ドラマ「64(ロクヨン)」第1話「窓」(4月18日、4月24日)ネタバレ批評(レビュー)

三上の周辺は公私共に錯綜していた。
仕事上は記者クラブとの対立を抱えつつ、長官視察の成功を強いられていた。
家庭上では娘・あゆみが家出してしまい、妻・美那子が精神的に追い詰められていた。

この状況を打開すべく動く三上。
まずは長官視察を成功に導くべく、長官による「64(ロクヨン)事件」の被害者遺族・雨宮の慰問を計画。
これに雨宮が拒否したことを受け、その理由を探っていた。

すると「幸田メモ」なる存在に行き着く。
幸田とは「64事件」の自宅班であり、今は退職した幸田一樹を指していた。
どうやら、幸田は何か重大な秘密を握っていたらしい。

「幸田メモ」の秘密を探り、当時の事件担当者らを巡る三上だが彼らは一様に口を閉ざす。
そんな中、当時の鑑識班であった日吉浩一郎が事件以来引き籠りになってしまったことを知る。
此処に突破口を掴んだ三上は日吉周辺を調べ、秘密を探り当てる。

2回ほどあったとされた犯人からの脅迫電話。
ところが、明かされていないもう1回が存在したのだ。
すなわち、犯人からの電話は3度あったのだ。
これを日吉が録音ミスしてしまったらしい。

当時の班長であった漆原はこの隠蔽を指示した。
しかし、これに幸田が反発し上司に直訴したものこそが「幸田メモ」だったのだ。
だが、「幸田メモ」は黙殺されることとなった。
以来、D県警最大のタブーとされて来たのだ。

この事実を知った三上は事態打開の為とはいえ雨宮を巻き込むことに躊躇する。
ところが、当の雨宮から長官視察に応ずる旨の連絡が入ることに。

意外の感を拭えない三上。
一方、記者クラブとの対立は深刻化して―――次回に続く。

<感想>

ドラマ原作は横山秀夫先生『64』(文藝春秋社刊)。
ドラマ版は全5回放送予定。

『64』(横山秀夫著、文藝春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)

「土曜ワイド劇場」と放送時間が被るということで視聴を泣く泣く諦めていた本作ですが、コメントにて再放送についての情報を教えて頂き視聴することが叶いました。
というワケで、5月1日24時10分からの再放送を視聴しての感想です。

そんな第2話「声」では「幸田メモ」の内容が明かされることに。
そして、雨宮の翻意の意味とは!?
これには1話で描かれた雨宮の「あの手と指」と「無言電話」が大きく関わります。

そして、サブタイ「声」ですが複数の意味が込められていますね。

日吉が録音し切れなかった犯人の「声」。
幸田が直訴しようとし黙殺された「声」。
「無言電話」の声なき「声」。
そして、現状に窮する三上の叫びの「声」。

それぞれの「声」が3話以降に意外な形となることに。
3話が楽しみ!!

それとサブタイですが1話「窓」、2話「声」に続き、3話「首」、4話「顔」となる模様。
最終回となる5話は「雨宮の手の意味」や「二渡が打った手の内容が分かる」からサブタイは「手」かな?

ちなみに『64』は2016年に映画化も予定されています。
こちらも注目です!!

横山秀夫先生『64』(文藝春秋社刊)が続々実写化!!まずは2015年4月に連続ドラマ化、次いで2016年に映画化とのこと!!

◆関連過去記事
【横山秀夫先生著作記事】
『64』(横山秀夫著、文藝春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)

【ドラマ関連】
土曜ドラマ「64(ロクヨン)」第1話「窓」(4月18日、4月24日)ネタバレ批評(レビュー)

水曜ミステリー9「横山秀夫特別企画 永遠の時効 謎の数列29、41、51は無意識の自白調書!2つの完全犯罪とオンナの嘘を暴く逆転の取り調べ!」(6月25日放送)ネタバレ批評(レビュー)

日曜洋画劇場「特別企画 臨場 劇場版 話題作!!テレビ初放送 大ヒットドラマ遂に映画化!!型破り検視官倉石が挑む最大の事件」(6月9日放送)ネタバレ批評(レビュー)

【その他】
横山秀夫先生、前橋でのトークショーにて小説観を語る!!

横山秀夫先生7年ぶりの新作『64』、文藝春秋社より2012年10月27日発売決定!!

【速報】横山秀夫先生『臨場』が映画化決定!!キャストはドラマ版と同じ!!

「横山秀夫サスペンス」DVD-BOX、2010年10月27日発売!!

横山秀夫先生『64』(文藝春秋社刊)が続々実写化!!まずは2015年4月に連続ドラマ化、次いで2016年に映画化とのこと!!

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『迷宮捜査』(緒川怜著、光文社刊)

『迷宮捜査』(緒川怜著、光文社刊)ネタバレ書評(レビュー)です!!

ネタバレあります!!注意!!

<あらすじ>

刑事たちを迷宮に導くのは、二つの殺人事件と肉親への想い。
世田谷区の母子殺害事件現場にあった場違いな遺留品。それは、一年前に目黒区で起こった一家四人殺しのものと関連していた。同一犯の可能性が濃厚だが、上層部の意向で合同捜査本部は立たず、刑事たちは地道な捜査を強いられる。捜査一課の名波洋一郎は、やり手の上司・鷹栖警部と密に連絡を取りつつ捜査を開始する。だがそれは誰も予想せぬ方向に進んでいく。
(光文社公式HPより)


<感想>

サプライズ重視の作品ですね。
最後の一撃(フィニッシング・ストローク)がなかなかに奏功してました。
特に名波に感情移入して読み進めていると、その衝撃は深い筈。
ちなみに、その意味ですが「○○が××の名を騙っていた」筈が、実は「××が○○の名を騙っていた」ことを指します。
まさにどんでん返し。

それと、ネタバレあらすじはかなり改変しています。
特に柿崎の件とかドラマ性の高い部分も端折っているので此の点はご注意されたし。
より本作を楽しまれたい方は本作それ自体を読むべし!!

なお、本作は2015年5月10日21時よりテレビ朝日系にてドラマ放送が予定されています。
要チェック!!

<ネタバレあらすじ>

登場人物一覧:
名波洋一郎:主人公の刑事、生き別れの妹・有希子の為に奔走する。
鷹栖誠司:名波の上司。
樋口有希子:名波の妹、現在は中里美沙を名乗っている。
沢松直純:母子殺害事件の被害者。


名波洋一郎は刑事である。
1年程前に起こった一家4人殺しの捜査に参加したところ、本庁の鷹栖に見込まれその部下となった。
ちなみに、一家4人殺しは未だに解決していない。

そんな中、新たな事件が発生。
今度は母子殺害事件である。
被害者となったのは沢松直純とその母親である。

この事件の捜査に乗り出した鷹栖と名波たち。
彼らは1年前の一家4人殺しと今回の事件に共通点を見出し、同一犯の犯行を疑うが……。

一方、名波には生き別れの妹・有希子が居た。
有希子と再会した名波だが、これによりある重荷を背負うことに。

今、有希子は中里美沙を名乗り生活していた。
そして、美沙として成功者となっていた。
何故、有希子は美沙を名乗るのか。
何故ならば、有希子は過去に殺人事件を起こし逃亡していたからである。
家族思いの名波は有希子を救おうと奔走していた。

矢先、名波は鷹栖の過去を知ってしまう。
鷹栖もまた過去に殺人事件を起こしていたのだ。
この目撃者こそが直純であり、今回の母子殺害は鷹栖による口封じの犯行だったのだ。
鷹栖は自身が捜査に乗り出し1年前の事件との類似点を演出することで攪乱を図っていたのである。

名波は鷹栖に罪を認めるよう詰め寄る。
だが、鷹栖の方が一枚上手であった。
鷹栖は有希子の罪を知っていたのだ。
有希子を助けたければ……と沈黙を名波に強いる鷹栖。
これに反する術を名波は持っていなかった。
その数時間後、名波は鷹栖と有希子を守るべく線路に飛び込み命を絶った。

こうして、名波は有希子の為に命を投げ出したのである。
だが、名波は知らなかったのだ。
彼が「有希子と呼ぶ女性」の真の秘密を……。

その頃、有希子は過去を振り返っていた。
いや、正確には名波に対し有希子を名乗っていた女だ。
彼女は海外で出会った逃走中の本物の有希子を殺害し成り代わった。
これにより、彼女は有希子が所持していた大金と名波という庇護者を手に入れた。

今、彼女は有希子の所持していた大金により成功を手にしていた。
また、名波により守られていた。
彼女の狙いは全てが当たっていた。
そんな彼女の本名こそ、その名の通り中里美沙だったのである―――エンド。

・ドラマ版はこちら。
ドラマスペシャル「迷宮捜査 連続一家殺人事件!遺留品の謎を追う東京―京都500キロの未解決殺人捜査!!“男女7人…真犯人は誰か!?”華麗なピアノの旋律が招く驚愕のラスト〜傑作ミステリー初映像化」(5月10日放送)ネタバレ批評(レビュー)

◆関連過去記事
【著作関連】
『冤罪死刑』(緒川怜著、講談社刊)ネタバレ書評(レビュー)

【映像化作品関連】
土曜ワイド劇場 特別企画「冤罪死刑 逆転の誘拐!!一本の毛髪で作る警察組織の完全犯罪!?消えた身代金6000万円の謎…記者を待つ偽りの罠!!」(11月23日放送)ネタバレ批評(レビュー)

ドラマスペシャル「迷宮捜査 連続一家殺人事件!遺留品の謎を追う東京―京都500キロの未解決殺人捜査!!“男女7人…真犯人は誰か!?”華麗なピアノの旋律が招く驚愕のラスト〜傑作ミステリー初映像化」(5月10日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「迷宮捜査 (光文社文庫)」です!!
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