2015年05月30日

「ドS刑事」第8話「卑劣な連続爆弾魔を追え!恩師への裏切りは許さない 人情刑事の涙の理由」(5月30日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「ドS刑事」第8話「卑劣な連続爆弾魔を追え!恩師への裏切りは許さない 人情刑事の涙の理由」(5月30日放送)ネタバレ批評(レビュー)です。

ネタバレあります、注意!!

<あらすじ>

飲食店を狙って小型爆弾が仕掛けられる事件が多発。美味しいと評判のパンケーキ店まで被害に遭い、食べに行くつもりだった代官山(大倉忠義)は大ショックをうける。爆発時の様子が毎回事件直後にネット上にアップされていることから、愉快犯による犯行かと思われたが、そんな折、犯人から犯行声明文が…。警察に対する挑発的な文面と、声明文に書かれた顔文字を見た徳二(伊武雅刀)は何かを直感。デスクにしまってあった1枚の写真をポケットに忍ばせて聞き込みに出かけて行った徳二の様子に、マヤ(多部未華子)だけが気付いていた。
代官山が食べ物に恨みを抱く人間の犯行だと推理する中、6件目の爆発事件が発生! 犯人から届いた「警察共、自分たちのしたことを忘れるな」という声明文から、犯人は冤罪の被害者である可能性が浮かび上がる。考えを整理するためにバーバー代官山を訪れていたマヤと代官山は、爆弾が仕掛けられた場所がある雑誌のデート特集で紹介されたものと一致していることを発見。一方、このまま犯行が続けばいつか被害者が出ると心配した徳二は、かつて自分が冤罪で逮捕した草壁(遠山俊也)を事情聴取することに。当時、彼は小学生向けの理科実験教室を開いており、犯行声明文に使われていたのと同じ絵文字をトレードマークとして使っていた。マヤは事情聴取後の草壁を尾行。すると草壁が、爆弾事件の被害に遭ったパンケーキ店に1人の男を呼び出した!!
(公式HPより)


では、続きから……(一部、重複アリ)。

青空署管内にて小型爆弾を用いた連続爆破事件が発生。
この犯人と思われる人物から強行捜査係に犯行声明が届く。

其処では犯人が自らを「爆弾魔\(^o^)/」と名乗っていた。
此処から代官山は犯人を「爆弾魔わ〜い」と呼称。
これが定着し、マヤたちは「爆弾魔わ〜い」と追うことに。

ところが、犯行声明を目にした捜査係のメンバーの1人・徳二の様子が何処かおかしい。
徳二は他の面々に黙って単独捜査を開始する。
これに気付いたマヤは密かに徳二を尾行し彼がある人物を調べていることに気付く。

そんな中、6件目の爆破事件が発生し、またも犯行声明が届くことに。
其処には「自分たちのしたことを忘れるな」との記載があった。
どうやら「爆弾魔わ〜い」は冤罪被害者の可能性が高まった。

これを聞いた徳二は、かつて彼が冤罪で逮捕した草壁を取調べるよう訴える。
過去、徳二は当時発生していた爆弾事件の容疑者として小学生向けの理科実験教室を運営していた草壁を逮捕したことがあったのだ。
結局、真犯人が捕まったことで草壁の無実は明らかになったのだが、風評被害により職を奪われることになってしまったそうだ。
以来、草壁は徳二を恨んでいたのだ。
そして、草壁のトレードマークこそ「\(^o^)/」だったのだ。

一方、マヤは代官山家で何やら探し物を。
雑誌を手に今月のラッキーカラーに目を留めていたかと思いきや、デートコース特集に注目する。
今回、爆破被害に遭ったのは特集で取り上げられたスポットばかりだったのだ。
おそらく、今後もこのスポットが狙われるだろう。
だが、記事で取り上げられた場所はかなり多い、次が何処かまでは具体的に予測しかねた……。

徳二の訴えを容れた不二子により、草壁の取調べが行われた。
犯行声明を見てなお否認する草壁。
しかし、マヤは彼が声明文中の「\(^o^)/」を見たときに浮かべた驚きの表情を見逃さなかった。

マヤは草壁を尾行することに。
すると、草壁は若い男性と接触する。

その頃、青空署では出入りの中華屋の出前持ち・ケンちゃんが徳二と話していた。
実はケンちゃんは窃盗三犯、傷害二犯の過去があった。
徳二の薫陶を受けて真面目に立ち直ったのだそうだ。

マヤはと言えば、草壁と接触した若い男性を調べ、彼が草壁の元生徒・小山田明であると突き止めた。
何でも小山田は過去に同級生・瀬上マリエへのストーカー行為で逮捕され、以降引き籠り生活を送っているらしい。
マリエに確認したところ、爆破地点はマリエが小山田に連れまわされた場所と合致する。
どうやら、小山田の犯行の線が強いようだ。

小山田について草壁へ問い質したマヤ。
すると「\(^o^)/」が小山田の発案であったことが判明。
どうやら、犯行声明を目にした草壁も小山田が犯人ではないかと疑い呼び出したらしい。
しかも、草壁によれば小山田は負けず嫌いな性格らしい。

此処でグルグルタ〜〜〜イム!!
マヤは小山田の犯行現場を抑えつつ、次の標的を絞り込む秘策を思いつく。

その夜、強行捜査係は大パニックに陥っていた。
なんと、ケンちゃんが届けた出前の甘い玉ねぎたっぷりの親子丼が爆弾にすりかえられていたのだ。

そう、マヤの秘策とは囮捜査。
小山田が目にするであろうネット上で青空署の強行捜査係に爆弾を仕掛けるよう挑戦状を叩きつけたのだ。
負けず嫌いな小山田は挑戦を受けて立ったのだ。

爆弾から起爆装置に繋がる赤いコードと青いコード、いずれを切るべきか悩む代官山。
そんな彼を横目に、現場の様子を撮影していた小山田は徳二により逮捕された。

マヤの罠が成功したのだ。
だが、どちらのコードを切るべきかまでは分からない。

此処でマヤが鞭を振るう。
マヤは躊躇することなく赤のコードを切断し爆弾を停止させた。
こうして、事件は解決した。

翌朝、代官山家にて朝食をご馳走になるマヤ。
其処でマヤが赤のコードを選んだ理由が明かされた。
それは、赤がマヤにとって今月のラッキーカラーだったからであった。

そして、明かされる意外な事実。
マヤの父は啓子の元カレだったのだ。
だが、どうやらマヤと代官山に血の繋がりは無いようである―――9話に続く。

<感想>

原作は七尾与志先生「ドS刑事シリーズ」。
2015年4月時点でのシリーズは既刊4冊、それぞれ第1弾『ドS刑事 風が吹けば桶屋が儲かる殺人事件』、第2弾『ドS刑事 朱に交われば赤くなる殺人事件』、第3弾『ドS刑事 三つ子の魂百まで殺人事件』、第4弾『ドS刑事 桃栗三年柿八年殺人事件』となっている。
過去には第1弾『ドS刑事 風が吹けば桶屋が儲かる殺人事件』をネタバレ書評(レビュー)してますね。

『ドS刑事 風が吹けば桶屋が儲かる殺人事件』(七尾与志著、幻冬舎刊)ネタバレ書評(レビュー)

そのドラマ版。

今回は脇を固めるキャラについて少し触れられていましたね。
特に徳二がクローズアップされていたか。
他にも、これまでピンポイントで登場していたケンちゃんの意外な過去。
そして、思わせぶりに描かれていたマヤの父と代官山の母・啓子の関係。
意外でしたね〜〜〜。

それにしても、もう少し引っ張ると思われていたマヤの父と代官山啓子の関係が明らかになったのは驚き。
そう言えば、当のマヤと代官山はどうなるのか!?
現状維持でつかず離れずとなりそうですが、今後の展開が気になります。

次回も注目です!!

◆「七尾与史先生」関連過去記事
【ドS刑事ドラマ版】
「ドS刑事」第1話「攻撃系女子とピュア巡査バディの痛快ポリス・コメディー!潜入捜査で女装しなさい」(4月11日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「ドS刑事」第2話「連続放火殺人!だけど合コンに潜入しなさい!?爆走ポリス・コメディ!」(4月18日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「ドS刑事」第3話「恐怖の連続放火にマヤの怒り爆発!恨みの連鎖の謎を解く涙のドS攻撃!」(4月25日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「ドS刑事」第4話「囚われの少女は超ドS!?マヤVSリトルマヤ究極の対決 疑惑の誘拐事件!」(5月2日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「ドS刑事」第5話「サプライズパーティ殺人事件!マヤも逆上・横暴上司に復讐したのは誰だ」(5月9日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「ドS刑事」第6話「女子高生殺人に仕組まれた罠にマヤ怒りの法廷乱入!もう女装はイヤです」(5月16日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「ドS刑事」第7話「代官さまがエイリアンに誘拐?マヤ大激怒・インチキUFOを撃ち落とせ」(5月23日放送)ネタバレ批評(レビュー)

【著作関連】
『ドS刑事 風が吹けば桶屋が儲かる殺人事件』(七尾与志著、幻冬舎刊)ネタバレ書評(レビュー)

『死亡フラグが立ちました!』(七尾与史著、宝島社刊)ネタバレ書評(レビュー)

『キルキルカンパニー』(七尾与史著、宝島社刊『「このミステリーがすごい!」大賞作家書き下ろしBOOK』掲載)ネタバレ書評(レビュー)

【ドラマ関連】
「超再現!ミステリー」(日本テレビ系、2012年)まとめ

「超再現!ミステリー」第5回「“大人気…死亡フラグが立ちました”超天才バナナを使った殺人犯IQ手口&興奮ラスト」(5月15日放送)ネタバレ批評(レビュー)

シリーズ第4弾「ドS刑事 桃栗三年柿八年殺人事件」です!!
ドS刑事 桃栗三年柿八年殺人事件





シリーズ第1弾「ドS刑事 風が吹けば桶屋が儲かる殺人事件 (幻冬舎文庫)」です!!
ドS刑事 風が吹けば桶屋が儲かる殺人事件 (幻冬舎文庫)





シリーズ第2弾「ドS刑事 朱に交われば赤くなる殺人事件 (幻冬舎文庫)」です!!
ドS刑事 朱に交われば赤くなる殺人事件 (幻冬舎文庫)





シリーズ第3弾「ドS刑事 三つ子の魂百まで殺人事件 (幻冬舎文庫)」です!!
ドS刑事 三つ子の魂百まで殺人事件 (幻冬舎文庫)





キンドル版「ドS刑事 桃栗三年柿八年殺人事件 (幻冬舎単行本)」です!!
ドS刑事 桃栗三年柿八年殺人事件 (幻冬舎単行本)





シリーズ既刊3冊がセットになったキンドル版「ドS刑事 シリーズ3冊セット【電子版限定】」です!!
ドS刑事 シリーズ3冊セット【電子版限定】





「死亡フラグが立ちました! ~カレーde人類滅亡!? 殺人事件 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)」です!!
死亡フラグが立ちました! ~カレーde人類滅亡!? 殺人事件 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)





「死亡フラグが立ちました! (宝島社文庫) (宝島社文庫 C な 5-1)」です!!
死亡フラグが立ちました! (宝島社文庫) (宝島社文庫 C な 5-1)





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ツナミノユウ先生『つまさきおとしと私』が2015年7月23日に遂にコミックス発売!!『蝉丸残日録』も同時発売とのこと!!

先週(2015年5月17日)の段階で重大発表があるとされていた『つまさきおとしと私』。
その重大発表の内容が5月24日に明らかにされました。

遂に、遂に、ファン待望のコミックス化です!!
なんと、2015年7月23日(木)発売予定とのこと。
「ひゃっほぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉい」と作中の咲なみのテンションで喜んでしまいそうな朗報。

この『つまさきおとしと私』とは「余った靴のつまさきを斬り落とす妖怪・つまさきおとしのとし君」と「そんなとし君と出会った少女・長妻咲」の物語。
こう聞くとスタジオジブリの感動作っぽい展開が浮かぶと思いますが、ソコはソレ。
管理人好みの作品だけに一筋縄ではいかない作品となっています。
詳しくは過去記事をご覧になられたい。

今、ツナミノユウ先生『つまさきおとしと私』が面白い!!

それにしても、いよいよとし君と咲の軌跡が一冊にまとめられるのかと思うとファンとしては嬉しい。

ちなみに、このコミックスが発売されることで注意事項が。
過去記事の時点(2015年1月)だと全話が無料で確認出来ていたんですが、今回のコミックスに収録されるにあたって過去作が1話から13話までを除き非公開となっているようです。
とはいえ、13話まででも本作のエッセンスは充分に伝わるかと思うので興味を持たれた方は是非確認を!!

さらに、同じくツナミノユウ先生による『蝉丸残日録』(講談社刊『月刊モーニングtwo』連載中)の1巻も同日発売とのこと。

こちらは、カフカ『変身』のように蝉に変身してしまった会社員の生活をコミカルに描いた作品で2015年5月現在も蝉丸は元気(?)に出勤中。
どうやら、蝉になってしまった故に寿命を気にし過ぎて健康コンプレックスに陥りつつも、同僚と愉快な日々を送っているようで今月号ではスポーツクラブの会員登録を果たしています。
そして、ウスバさんは良いキャラです。

そんなツナミノユウ先生ワールドが楽しめる2作品。
もう1度、繰り返します。
共に2015年7月23日(木)発売予定とのこと、見逃すな!!

そう言えば……ふと思ったのですが『つまさきおとしと私』と「かみなりおこしは和菓子」は語呂が似てますね、テヘッ!!

◆関連過去記事
今、ツナミノユウ先生『つまさきおとしと私』が面白い!!

遂にコミックスに!!
2015年7月23日(木)発売「つまさきおとしと私: KCx」です!!
つまさきおとしと私: KCx





こちらも2015年7月23日(木)発売「蝉丸残日録(1): モ-ニング」です!!
蝉丸残日録(1): モ-ニング





ツナミノユウ先生による「彗星継父プロキオン(1) (KCx(ITAN))」です!!
彗星継父プロキオン(1) (KCx(ITAN))





「彗星継父プロキオン(2) (KCx(ITAN))」です!!
彗星継父プロキオン(2) (KCx(ITAN))





「彗星継父プロキオン(3)<完> (KCx(ITAN))」です!!
彗星継父プロキオン(3)<完> (KCx(ITAN))





キンドル版「隠慎一郎の電気的青春(1)」です!!
隠慎一郎の電気的青春(1)



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「兄妹〜少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿〜」第25話「鬼のいる村」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「兄妹〜少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿〜」第25話「鬼のいる村」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)です。

ネタバレあります、注意!!

第25話登場人物一覧:
赤木蛍:主人公。今年の春から「聖マルス学園」に特待生として進学した。
圭一:蛍の兄。正義感の強い警官だったが失踪。幽霊となって戻って来た。

桐島静香:圭一の同期であるキャリア。現在は警察署長に。
山本巡査長:在りし日の圭一の上司。今は田舎の派出所に勤務している。

これまでの登場人物については過去記事リンクの後に記載しています。

<ネタバレあらすじ>

〜〜〜これまでのあらすじ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

高校生になった赤木蛍は行方不明となっていた兄・圭一と思わぬ形で再会を果たすことに。
なんと、圭一が幽霊として蛍のもとに戻って来たのだ。
しかも、圭一は悪意が関わる事件を察知し悪意を消滅させる能力を手に入れていた。
だが、圭一は現世に介入することが出来ない。
これでは折角の力も無意味である。
其処で圭一から協力を求められた蛍は、兄妹で力を合わせ1人でも多くの人を助けるべく動き出すことに。

・前回までのあらすじはこちら。
「兄妹〜少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿〜」第24話「塔を上る男3」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

静香のお見舞いに訪れた蛍と圭一。
静香は蛍の機転により一命を取り留めた(16話から18話「桐島静香の秘密」参照)ものの、日頃の疲れが祟ってか入院を余儀なくされていたのだ。

蛍に礼を述べつつ、圭一の調査から手を引くよう伝える静香。
その挙動に静香が圭一関連で何か目星を掴んでいると考えた蛍は隙を突いて、静香のメモ帳を盗み見る。

すると、其処には山木巡査長の名と赴任先が。
さらに、どうも山木との連絡が取れていないようなことが記されていた。

圭一によれば、山木巡査長は派出所時代の彼の上司らしい。
清廉な人柄で、仕事の傍ら病床にあった母の介護に明け暮れていたと言う。

その山本が何かを握っているのか?
蛍は直接山本の赴任先を訪れる。

其処は山深き中にある小さな集落であった。
まさに鄙びた村と呼ぶに相応しい。

早速、派出所に山木を訪ねる蛍だが彼は生憎留守の様子。
代わりに応対した住人によれば、子供の誘拐事件が発生しており対応にかかり切りなのだそうだ。

山木に恩を売れば情報を引き出し易くなると考えた蛍は圭一と共に調査に乗り出す。
すると、草むらの中から奇妙な手が。

見てみれば、山奥の何処かから伸びている手のようだ。
すなわち、この手もまた幽霊なのだ。

そんな手に導かれるように山へ分け入って行く蛍と圭一。
すると、何か墓のような場所へ辿り着く。
子供が埋められているのでは……と考えを巡らす蛍だが、圭一も地下に潜れない以上は確認が取れない。

取り敢えず情報の1つとして片隅に留めつつ、山木を訪ねることに。
ところが、折角面会した山木は蛍を無視しようとする。
蛍が圭一の妹だと知っても態度は同様であった。
これに焦った蛍はつい山奥の墓について情報を洩らしてしまう。

途端、山木を含めた村人たちの態度が豹変。
山木は蛍が犯人しか知り得ない情報を知っていたことを根拠に身柄を拘束。
一方で、村人たちは蛍が語った場所へ捜索に。

すると、その地面から子供と思しき遺体が発見される。
しかも、その場所は村に伝わる生贄を捧げる場であった。

山木はこの情報を聞くや蛍の弁明を聞かずに逮捕してしまう。
そんな山木の態度を訝しむ圭一が、ふと蛍の顔を見ると血に塗れていた。
それは圭一だけが知る死のビジョンであった―――次話に続く。

よもやの蛍ピンチ!?
ちなみに、ネタバレあらすじはまとめ易いように展開などをかなり改変してます。
気になる詳細は「週刊少年チャンピオン」本誌で確認せよ!!

<感想>

「名探偵マーニー」から3ヶ月……我らが木々津克久先生が「週刊少年チャンピオン」に還って来た!!
というワケで、その新作「兄妹〜少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿〜」です。
2015年4月8日に1巻され、更に早くも2巻が発売予定!!

これを記念して木々津克久先生のサイン会が書泉グランデ2Fコミックフロアにて開催されるとのこと。
2015年6月14日14時からだそうで、ファンは要チェックすべし!!

さて、その25話。
サブタイは「鬼のいる村」。

これ、山本は蛍を助けようとしているんだろうなぁ。
この村自体が生贄信仰のある危険な土地柄で其処から余所者である蛍を早く脱出させようとして身柄を確保したように見える。
圭一の目にしたビジョンも蛍に迫る危機を示したものでしょう。

おそらく、村では恒常的に子供を生贄に差し出していた。
山木はこれを阻止しようと奔走。
今回も消えた子供が生贄に捧げられることを防ごうと探している。
其処に蛍がやって来た。
山木は蛍を村から帰る様に仕向けた。
ところが、此処で蛍は村の秘密に関わる内容を喋ってしまった。
今度は蛍の命が危ない。
其処で犯人として拘束し身柄を守ろうとしているのではないでしょうか。

ただ、圭一の件について山木は何かを隠しているようだ。
おそらく圭一消息不明がPNDの犯行と知りつつ、病床にあった母の為に取引に応じ隠蔽したのだろう。

気になるのはこの取引の内容。
当時、病床の母が居たにも関わらず現在の山木は田舎の村に赴任している。
これが何を示すのか!?

山木の母は全快したのか、それとも故人となったのか。
此処に山木が行った取引が隠されているように思えます。

次回にも注目です!!

木々津克久先生といえば「フランケン・ふらん―OCTOPUS―」が『拡張幻想 年刊日本SF傑作選』(大森望・日下三蔵編、東京創元社刊)に掲載されています。
こちらも注目。

木々津克久先生が「週刊少年チャンピオン」本誌に帰還する!!2012年8月16日より探偵物語「名探偵マーニー」連載開始!!

さて、作者である木々津克久先生と言えば、管理人にとっては「週刊少年チャンピオン」本誌での「ヘレンesp」の作家さんとのイメージ。

「ヘレンesp」は、盲目のヘレンがその特別な力(ESP能力)を駆使し、愛犬や叔父さんたちに見守られながら同年代の友人や幽霊など様々なものと交流する物語。

衝突したり理解し合えなかったりと苦難がヘレンを襲うものの、その都度ヘレンの純粋な心で相手に向き合い相手との心の壁を乗り越えていくさまは、心に響きました。
確かにあらすじだけ聞くとよくある展開かと思うものの、本作は不思議な“熱”と“説得力”を持っており、透明感のある淡い絵柄も加え、なかなかの名作といえるでしょう。

既に連載自体は終了していますが、こちらもオススメです。

◆「兄妹〜少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿〜」関連過去記事
「兄妹〜少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿〜」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)第1話から第20話までネタバレ批評(レビュー)まとめ

「兄妹〜少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿〜」第21話「怪物のセオリー2」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「兄妹〜少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿〜」第22話「塔を上る男」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「兄妹〜少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿〜」第23話「塔を上る男2」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「兄妹〜少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿〜」第24話「塔を上る男3」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

◆関連過去記事
「名探偵マーニー」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)まとめ

「フランケン・ふらん 最終話(最終回) Dream」ネタバレ批評(レビュー)

「フランケン・ふらん 59話 BestFriend」ネタバレ批評(レビュー)

「Phase20」(木々津克久作、「チャンピオンRED 2012年1月号」掲載)ネタバレ批評(レビュー)

「鋏女(チャンピオンRED 5月号掲載)」ネタバレ批評(レビュー)

「ヴァンパイア・アナライズ (チャンピオンRED 7月号掲載)」(木々津克久著、秋田書店刊)ネタバレ批評(レビュー)

これまでの登場人物一覧:
赤木蛍:主人公。今年の春から「聖マルス学園」に特待生として進学した。
圭一:蛍の兄。正義感の強い警官だったが失踪。幽霊となって戻って来た。

獣を連れた男(10人と1匹の獣):圭一の死に関わる人物。獣は殺意のことらしい。
PND(疑われざる者):静香によれば圭一が追っていた謎の人物らしい。獣を連れた男と同一人物なのか?

死神:黒い影の男の正体。

【赤木家とその周辺】
蛍の父:赤木興業の社長。
赤木真知恵:蛍の母。バーのような店を経営している様子。
節:蛍の妹。
和也:蛍の弟。

謎の少年:蛍の初恋相手らしい。11話に登場。
真島慎一:蛍の幼馴染。彼女に恋心を抱いている。9話から登場。

【聖マルス学園関係者】
志田りか:聖マルス学園の生徒。2話から登場。
塞田康平:蛍のクラスの担任教師。割とミーハーらしい。
見場創太:3話ラストに登場した怪しい男。学園の生徒であった。
緑川楓:蛍のクラスメート。実は少女探偵であった。
校長:聖マルス学園の校長。
教頭:聖マルス学園の教頭。
千葉:鐘楼登頂に挑み謎の転落死を遂げた男子学生。
沼代:22話ラストで鐘楼登頂に挑んでいた男子学生。
5人の成功者:過去に鐘楼に登頂することに成功した面々。
五島:5人の成功者の1人だが……。

【警察関係者】
緑川宗達:楓の祖父。推理能力に長けた名刑事として有名らしい。
逸見:楓の知人の刑事。
桐島静香:圭一の同期であるキャリア。現在は警察署長に。
大島:南具署の刑事。
光芝:圭一と静香の同期。
久毛山:圭一と静香の同期。
紅梅:圭一と静香の同期。
二階堂:警部。白い服の男。静香に想いを寄せていたらしい。
山本巡査長:在りし日の圭一の上司。今は田舎の派出所に勤務している。

【その他】
志田高志:りかの兄。りかにストーカーしているとのことだが……。
実山:赤木興業を担当している会計士。
貝塚俊雄:実山会計士事務所の職員。比較的若手。
役丸みつえ:実山会計士事務所の職員。紅一点。
三島:実山会計士事務所の職員。太目。
丸木田:実山会計士事務所の職員。ダンディ。
麻依:貝塚の元婚約者。
緑川宗達:楓の祖父。推理能力に長けた名刑事として有名らしい。
末為良則:12話で遺体で発見される。場津間高校の教師であった。
逸見:楓の知人の刑事。
葉森了:場津間高校の学生。末為の教え子。
葉森美和:蛍が廃病院で出会った女性。了の母で入院していた毛羽病院で落命していた。
間岩:米城警察病院の看護師。
怪物:人中に居ようとも誰も興味を向けない怪物。
大人しい人間:怪物に付き添う不可思議な人影。
栗山将秋:怪物たちが暮らしている部屋の契約者。

「兄妹 少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿 (1) (少年チャンピオン・コミックス)」です!!
兄妹 少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿 (1) (少年チャンピオン・コミックス)





こちらはキンドル版「兄妹 少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿 1 (少年チャンピオン・コミックス)」です!!
兄妹 少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿 1 (少年チャンピオン・コミックス)





「兄妹 少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿(2) (少年チャンピオン・コミックス)」です!!
兄妹 少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿(2) (少年チャンピオン・コミックス)





こちらはキンドル版「[まとめ買い] 名探偵マーニー」です!!
[まとめ買い] 名探偵マーニー





こちらはキンドル版「[まとめ買い] ヘレンesp」です!!
[まとめ買い] ヘレンesp



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