2015年06月18日

【2015年】あなたが「Q.E.D.iff ―証明終了―」と「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」に登場する!?記念イベントに参加せよ!!

「Q.E.D.iff ―証明終了―」と「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」と言えば加藤元浩先生によるミステリコミック。「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」が講談社刊『月刊少年マガジン』、「Q.E.D.iff ―証明終了―」が講談社刊『月刊少年マガジンR』に連載中です。
そんな本作に読者が登場することが出来る企画が開催されるそうです!!

読者が登場出来るのは「被害者役」と「犯人役」。
この企画、「Q.E.D.iff ―証明終了―」1巻と「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」100話を記念したものでABCの3賞が存在。

A賞:被害者として登場「あなたを殺します。」コース
B賞:犯人として登場「犯人はあなたです。」コース
C賞:加藤元浩先生直筆サイン色紙を5名に

さらに、A〜C賞から外れた場合も50名にイラスト入りQUOカードが当たるとか。

応募方法は「Q.E.D.iff ―証明終了―」1巻と「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」29巻、あるいは『月刊少年マガジンR』2号や『月刊少年マガジン』8月号で発表。

なお、読者が登場するエピソードは年内中に掲載される予定だとか。
興味のある方は是非、参加せよ!!

◆関連過去記事
【「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」シリーズ】
「C.M.B. 森羅博物館の事件目録(「月刊少年マガジン」2012年6月号掲載分)」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録(「月刊少年マガジン」2012年7月号掲載分)」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録(「月刊少年マガジン」2012年8月号掲載分)」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録(「月刊少年マガジン」2012年9月号掲載分)」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録 67話 ガラスの楽園・前篇(「月刊少年マガジン」2012年10月号掲載分)」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録 68話 ガラスの楽園・後編(「月刊少年マガジン」2012年11月号掲載分)」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録 69話「螺旋の骨董品店」(「月刊少年マガジン」2012年12月号掲載分)」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録 70話「4枚目の鏝絵」(「月刊少年マガジン」2013年1月号掲載分)」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録 71話「足摺厚焼き卵店」(「月刊少年マガジン」2013年2月号掲載分)」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録 72話「Nobody」(「月刊少年マガジン」2013年3月号掲載分)」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録 73話「グラウンド」(「月刊少年マガジン」2013年4月号掲載分)」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録 74話「二笑亭」(「月刊少年マガジン」2013年5月号掲載分)」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第75話「ダイヤ泥棒」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン 2013年6月号」掲載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第76話「レース」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン 2013年8月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第77話「掘り出し物」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン 2013年9月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第78話「バッグ ストーリー」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン 2013年10月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第79話「その朝、8時13分」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン+(プラス) 2013年7号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第80話「香木」(加藤元浩作、講談社刊「月刊少年マガジン 2013年12月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第81話「ゴンドラ」(加藤元浩作、講談社刊「月刊少年マガジン 2014年1月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第82話「ライオンランド(前篇)」(加藤元浩作、講談社刊「月刊少年マガジン 2014年2月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第83話「ライオンランド(後篇)」(加藤元浩作、講談社刊「月刊少年マガジン 2014年3月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第84話「兆し sign」(加藤元浩作、講談社刊「月刊少年マガジン 2014年4月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第85話「アステカのナイフ」(加藤元浩作、講談社刊「月刊少年マガジン 2014年5月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第86話「爆破予告」(加藤元浩作、講談社刊「月刊少年マガジン 2014年7月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第87話「幸運」(加藤元浩作、講談社刊「月刊少年マガジン 2014年8月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第88話「キジムナー」(加藤元浩作、講談社刊「月刊少年マガジン 2014年9月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第89話「空き家」(加藤元浩作、講談社刊「月刊少年マガジン 2014年10月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第90話「プラクルアン」(加藤元浩作、講談社刊「月刊少年マガジン 2014年11月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第91話「ホリデー(前編)」(加藤元浩作、講談社刊「月刊少年マガジン 2014年12月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第92話「ホリデー(後編)」(加藤元浩作、講談社刊「月刊少年マガジン 2015年1月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第91話「被害者、加害者、目撃者」(加藤元浩作、講談社刊「月刊少年マガジン 2015年2月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第92話「椿屋敷」(加藤元浩作、講談社刊「月刊少年マガジン 2015年3月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第93話「自白」(加藤元浩作、講談社刊「月刊少年マガジン 2015年4月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第94話「ドリームキャッチャー」(加藤元浩作、講談社刊「月刊少年マガジン 2015年5月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第95話「宗谷君の失踪」(加藤元浩作、講談社刊「月刊少年マガジン 2015年6月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第96話「JOKER」(加藤元浩作、講談社刊「月刊少年マガジン 2015年7月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B.番外編 M.A.U. “ブラック・マーケットの魔女”の事件目録 箪笥の中の幽霊」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン+(プラス) 2013年6号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

【「Q.E.D.証明終了」シリーズ】
「Q.E.D.証明終了(「月刊少年マガジン+(プラス)」2012年3号掲載分)」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン+(プラス)」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「Q.E.D.証明終了(「月刊少年マガジン+(プラス)」2012年4号掲載分)」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン+(プラス)」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「Q.E.D.証明終了 金星(「月刊少年マガジン+(プラス)」2013年5号掲載分)」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン+(プラス)」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「Q.E.D.証明終了 初恋」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン 2013年7月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「Q.E.D.証明終了 失恋」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン+(プラス) 2013年6号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「Q.E.D.証明終了 巡礼」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン 2013年10月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「Q.E.D.証明終了 陽はまだ高い」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン+(プラス) 2013年7号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「Q.E.D.証明終了 代理人」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン+(プラス) 2014年8号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「Q.E.D.証明終了 iff」1話(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジンR 2015年1号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

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水曜ミステリー9「黒星警部の密室捜査 “私の夫を殺してください”主婦2人が企む完全犯罪!密室マニアお騒がせ名警部が暴く熟年夫婦の光と闇!」(6月17日放送)ネタバレ批評(レビュー)

水曜ミステリー9「黒星警部の密室捜査 “私の夫を殺してください”主婦2人が企む完全犯罪!密室マニアお騒がせ名警部が暴く熟年夫婦の光と闇!」(6月17日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

熊谷中央署の黒星光(陣内孝則)は、強行犯係にもかかわらず盗みの現場に度々現れては独自の観点で捜査をする、推理小説かぶれの変わり者刑事。大好きな小説になぞらえて熊谷で起きている8件の連続空き巣事件をオランウータンの仕業と推理するなど、黒星の言動には刑事課長の赤間源一郎(笹野高史)らも頭を悩ませていた。そんな中、一連の空き巣事件と同一犯によるものと見られる事件が発生。しかし今回は電機メーカー部長の岩城純一(菅原大吉)が自宅の密室部屋で亡くなっており、殺人とは無縁だったこれまでの8件とは何かが違う様子。赤間らが、心臓病を患いペースメーカーを使用していた純一が犯人の侵入に驚き心不全を起こしたと推測する一方、黒星だけは直感で殺人と確信。部下の竹内正浩(山崎樹範)を連れて聞き込みを始める。

ネイリストの桜田めぐみ(須藤理彩)と客で純一の妻・岩城三枝子(荻野目慶子)は、夫に対する積もり積もった不満を打ち明け合っていた。その中でめぐみは、名案があると、三枝子に交換殺人を提案。互いの夫を殺し合えば、動機がないため怪しまれることもないと考えたのだ。そして三枝子が同窓会へ出掛け、純一が自宅で1人になった夜、めぐみは預かったスペアキーで岩城家に侵入、スタンガンで純一を襲撃する…。

黒星は、“ミステリーに登場する美女は真犯人”という持論から、アリバイがあるにもかかわらず三枝子を容疑者と睨み、さっそく竹内と共に話を聞きに行く。そこで、純一が生前、勤め先の「帝和電機」で機密情報漏えいの疑いをかけられていたことを知る。しかし三枝子は、純一の死後に部下だった松原俊介(出合正幸)から聞くまで何も知らなかったといい、夫について知らないことばかりだと悲しげな表情を見せる。後日、黒星は、岩城が亡くなった夜に近所を夜回りしていた友永新次郎(金原泰成)に遭遇。彼に事件当夜のことを尋ねると、「黒い服を着た女性を見た」と明かされ…。
(公式HPより)


では、続きから……(一部、重複あり)。

黒星光は熊谷中央署強行犯係の警部である。
同時に重度のミステリーマニアであり他部署の事件にも首を突っ込みシンプルな事件でも複雑化させてしまう悪癖がある。
この悪癖の為に、周囲からは疎まれているのだが……。

しかし、黒星の部下である竹内正浩は異なっていた。
彼は黒星の本質を知っている。
確かに、黒星はシンプルな事件には不向きだが複雑怪奇な事件には滅法強いのだ。

そんな中、管轄内で8件の連続空き巣事件が発生。
共通する犯行手口としては人間では届かないような高所を侵入箇所としていることにあった。
これに黒星が首を突っ込んだ。
黒星は犯行が始まった2ヶ月前にオランウータンが動物園を脱走した事件に注目。
さらに被害現場から動物の毛髪が発見されていたことから「犯人はオランウータンだ」と推理、勝手に捜査を開始してしまう。
上司の赤間源一郎は「そんなことあるワケないだろ……」と呆れ顔である。

ある夜、黒星のもとに電機メーカー「帝和電機」部長・岩城純一から通報電話が入る。
何者かが純一宅に侵入して来たらしい。
純一は必死に逃げているようだ。

と、純一の声の奥から何かの音楽を耳にする黒星。
妙にコレが印象に残ることに。

純一を救うべく竹内と共に彼の自宅へ向かった黒星。
その途中、街の治安を守るご当地ヒーロー「クマガヤン」に遭遇する。
「クマガヤン」に見送られつつ、黒星は純一宅へ辿り着いた。

しかし、インターフォンを押すが反応は無い。
其処に同窓会に参加していた純一の妻・三枝子が帰宅して来た。
彼女に導かれるように屋内へ突入した黒星たち、するとその一室で純一が死亡していたのである。

赤間らは純一宅の天窓が開いていたこと、さらに現場から純一のPCが持ち去られたことから連続空き巣事件と判断。
加えて、純一が心臓病を患いペースメーカーを使用していたことから次のように考えた。

偶然にも犯人が純一と遭遇し、驚いた純一が部屋に立て籠もった。
ところが、此処でストレスから心不全を発症し死亡した……とのものだ。

一方、黒星は此の状態から密室殺人を主張。
さらに、現場に置かれていたアマチュア無線に目を留めるが……。

そんな黒星の様子に警戒心を抱く三枝子。
それもその筈、三枝子も純一の死に関与していたのだ。
三枝子は数日前の出来事を思い出す。

数日前、三枝子は行きつけのネイル点で彼女を担当する桜田めぐみから驚くべき提案をされた。
三枝子は純一、めぐみは桜田敏郎と互いに夫への不満を口にし合っていたのだが、めぐみが連続空き巣事件に偽装した交換殺人はどうかと持ちかけたのだ。
そして、三枝子はこれに応じた。
結果、あの夜にめぐみが岩城家へ侵入したのだ。

そして現在、黒星は竹内を通じて情報収集を行っていた。
竹内によれば純一殺害当夜は不審なことが相次いでいたと言う。

例えば、近所でラジオの歌謡曲を楽しみにしていた男性によれば「妙な呻き声」が混ざっていたらしい。
他にも、近所のショップでは無人にも関わらず自動ドアが何度も開閉を繰り返したのだそうだ。

これに超常的な何かを感じ取る黒星。

そんな中、彼が連続空き巣事件の犯人と見込んでいたオランウータンが保護された。
なんと、2ヶ月の間、飼育員宅で飼われていたのだそうだ。
つまり、連続空き巣事件の犯人ではなかったのだ。
当然、今回の殺人事件とも無関係である。

赤間は鬼の首を取ったように勝ち誇るが、黒星はめげずに次なる容疑者を上げる。
次に黒星が目を付けたのは……三枝子であった。
黒星曰く「美女は犯人だ」との説である。
だが、三枝子には「同窓会に参加していた」とのアリバイがあった。
赤間はまたも深い溜息を吐くことに。

一方、三枝子はめぐみから夫・敏郎を殺害するように迫られていたが……。

黒星はと言えば三枝子を調べるうちに、岩城家を訪問していた男性に目を留める。
彼は純一の部下・松原俊介であった。
実は純一には「帝和電機における顧客情報流出事件」の犯人として疑いがかけられていた。
其処で松原が情報を集めていたようだ。

そんな松原には犯行当時は電車移動していたとのアリバイが。
確認したところ、駅で姿が確認されていた。

三枝子犯人説が思ったよりも進展しないことに苛立つ黒星。
其処で彼は「クマガヤン」の存在を思い出す。
「クマガヤン」が何かを目撃しているのではないか……と思ったのだ。

愛犬を抱えて現れた「クマガヤン」。
その正体は好青年・友永新次郎であった。
友永は黒星の期待に応え「黒い服を着た女性を見た」と証言する。

やはり女性が関与していた―――此処で黒星は関係者リストから女性を抽出し無作為に1人を選び出す。
選び出されたのは何の偶然か、めぐみであった。
見事な的中である。

黒星は早速、めぐみ周辺を調べ始める。
だが、めぐみにはアリバイがあった。
犯行当夜は居酒屋で友人と食事をしていたのである。
めぐみはレシートを証拠として提示する。

再び、手掛かりを失った黒星は肩を落とす。
そんな黒星を尾行する影が……。

その影の正体はフリーライター・葉山虹子であった。
虹子もまた黒星と同じくミステリーマニア。
其処で同志として黒星に情報を提供することに。

虹子が掴んでいた情報、それはめぐみと松原が不倫関係にあったということであった。
同じ頃、三枝子もまたこの事実に辿り着くことに。

此処で黒星と三枝子は次のような仮説を立てた。

純一によるものとされた帝和電機の顧客情報流出は松原の犯行では無かったか。
そして、純一もこれを知っておりPCに証拠を残していたのではないか。
其処で松原は不倫相手であるめぐみを利用し三枝子を騙し協力させた。
そして、めぐみが純一を殺害し証拠のPCを持ち出したのではないか。

これを裏付けるように犯行当日にめぐみと居酒屋に居た人物が松原と判明。
しかも、店員によれば松原は最後まで見かけたがめぐみは最初しか見ていないらしい。
おそらく、めぐみが途中で店を抜け出し、松原がレシートを与えてアリバイにしたのだろう。

さらに黒星は事件の全体像にも目星を付けた。
これは交換殺人に違いないと。
すなわち、めぐみが純一、三枝子が敏郎殺害を行うのではないか。

同じ頃、三枝子が敏郎と接触していた。

そんな中、連続空き巣事件の現場にあった動物の毛が「犬のもの」と判明する。
黒星は「なるほど……」と頷くや、竹内に「クマガヤン」逮捕を命じる。
竹内はヒーローショー直後の「クマガヤン」を拘束するのだが……。

その夜、連続空き巣事件の犯人が被害者宅に侵入したところで御用となった。
逮捕されたのは友永、逮捕したのは黒星だ。

なんと、「クマガヤン」は友永以外にもう1人居たのだ。
その「クマガヤンA」こそ竹内に拘束された人物、彼は定年退職した公務員で事件の犯人では無かった。
竹内に拘束されたことがきっかけで今ではギックリ腰になってしまった。
ホンボシとなったのは「クマガヤンB」こと、超人的な体力を誇る友永であった。

友永はヒーローとしての超人的な身体能力を利用し犯行に及んでいたのだ。
現場で発見された動物の毛は彼の愛犬の物であった。

こうして、連続空き巣事件の犯人を逮捕した黒星。
友永は岩城家へ侵入していないと供述し、赤間は「まさか黒星の言う通りなのか……」と唸らされる。
黒星はこの勢いで純一殺害事件の犯人を逮捕しようとする。

黒星は純一殺害トリックが現場にあった「違法無線機の電波」によるものと結論付けていた。
だからこそ、近所のショップの自動ドアが不審な開閉を続けたのだ。
そして、ラジオの呻き声は無線の声が混ざったものだった。
つまり、純一の断末魔だったのである。

黒星は松原、めぐみ、三枝子を手配しようとする。
ところが、その直後に敏郎が「岩城純一殺害」で出頭して来た。
これに不審を抱く黒星のもとに松原殺害の報が届く。
「しまった!!」黒星は三枝子を探すように指示する。

その頃、当の三枝子はめぐみと密会していた。
三枝子はめぐみに「すべてを知っている」と告げ、その首に手をかける。

数十分後、三枝子のもとに辿り着いた黒星。
めぐみは無事であった。
どうやら、三枝子は純一殺害に後悔していたらしい。
其処で松原を殺害したと言う。
もちろん、敏郎は関係ないのだそうだ。

此処ですべてを打ち明ける三枝子。

実は、純一を殺害したのはめぐみではなく三枝子だったのだ。
電話で純一を改造無線機の部屋に誘導し、使用するように仕組んだのであった。
三枝子は交換殺人計画に乗った振りをして、自身で夫を殺害したのだ。

そもそも、三枝子は純一にどうやって無線を使用させたのか?

ある曲が純一と三枝子の間で「連絡求む」の取り決めになっていた。
それこそ、黒星が通報を受けた時に聞いた「追憶」の主題歌であった。
これを聞いた純一は部屋にあった違法改造無線の送信スイッチを押し、強烈な電波を身体に浴び死亡したのだ。
ところが、このときに想定外のことが起こっていた。

それがラジオのノイズとなった呻き声。
其処では純一は三枝子に対し謝罪の言葉を述べていたのだ。
しかも、情報流出犯が別に居ることを告げ絶命した。

これを聞いていた三枝子は純一を許し、純一を罠に嵌めた者への復讐を誓ったのだ。
そして、めぐみを調べ松原の存在に気付き復讐したのである。

その翌日、竹内は「クマガヤン」の代役を引き受けさせられていた。
竹内が「クマガヤンA」をギックリ腰に追い込み、「クマガヤンB」を逮捕してしまったからである―――エンド。

<感想>

ドラマ原作は折原一先生の短編『交換密室』(光文社刊『模倣密室』収録)。

<あらすじ>

白岡と春日部で、猿が人を襲う事件が連続した。そんな中、一組の男女が密室の中で発見される。女性は後頭部を殴られて重体、男は軽傷だったため、狂言との見方が強まる。しかし、密室マニアの黒星警部が葉山虹子と駆けつけて、事件は二転三転することに……。(表題作)
小躍りしながら密室に向かう黒星警部。数々の名作が走馬灯のように駆けめぐる作品集。
(光文社公式HPより)


黒星警部が登場するシリーズには他に短編集『七つの棺』(東京創元社刊)や『鬼面村の殺人』、『猿島館の殺人』『丹波家の殺人』『黄色館の殺人』(すべて光文社刊)がある。

此の中では『七つの棺』は既読、他は未読です。

ちなみに、折原一先生の奥様は新津きよみ先生だったりします。

では、ドラマ感想を。

原作を知らないからか、なかなか楽しめました。
全体としてコメディ調で面白かったですね。

ちなみに原作シリーズ『七つの棺』だと最後まで黒星は間違った推理をして第三者に指摘される役割だったと思うのですが『交換密室』では異なるのかな?
それとも、ドラマ版のアレンジでしょうか?
だとすると「黒星が虹子に全ての推理を教えて貰う=虹子が探偵役パターン」の方がもっと好みではありますが。

それと、変則的な倒叙物だった点も良し。
ただ、三枝子のトリックはアリバイ工作としてはあまり奏功していないように思えます。
純一の断末魔を無線で聞いていた以上は、死亡推定時刻には同窓会を退席していたことになるだろうし。

それと、めぐみはどうやって純一を殺害したつもりだったんだろう?
本当にプレッシャーで殺したと思っていたのだろうか。

ちなみに「純一殺害を連続空き巣事件に埋もれさせる」とのめぐみたちの計画ですが「それまでの犯行と異なり金目の物を盗まずにPC一台だけ盗んだ」のでは別件であることが早期に露見しそうな気がするのは間違いなのでしょうか。

そう言えば、ペースメーカーを利用したトリックは「エレメンタリー」でもありましたねぇ。
とはいえ、あちらはもっと危険な用法でしたが。

そして黒星が再三に渡って拘りを見せた「犯人がオランウータン」はあの名作ですね。
これも面白かったんだけど、本編からは連続空き巣事件同様に浮いていたかなぁ。
あらすじを見ると分かるけど「連続空き巣事件」は完全に本筋からは浮いていますね。
此の点は大いに改善の余地がありそうです。

とはいえ、作品の雰囲気的に「細かいツッコミは不要!!」なところを感じるし、これはこれで楽しめたからアリだと思います。
原作にもストックあるし、シリーズ化も良さそうなのではないでしょうか。

◆関連過去記事
夢枕獏先生、別名義で短編を執筆!!そして“牧薩次”の正体とは!?

<キャスト>

黒星 光:陣内孝則
岩城三枝子:荻野目慶子
桜田めぐみ:須藤理彩
竹内正浩:山崎樹範
葉山虹子:水崎綾女
岩城純一:菅原大吉
栗林あやめ:大島蓉子
藤崎修造:斉藤 暁
黒星トミ:中村玉緒
赤間源一郎:笹野高史 ほか
(順不同、敬称略、公式HPより)


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