2015年07月10日

【解答編第4話】「吸血桜殺人事件」第11話(「金田一少年の事件簿R」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

【解答編第4話】「吸血桜殺人事件」第11話(「金田一少年の事件簿R」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)です!!

「金田一少年の事件簿R」第6弾は「吸血桜殺人事件」!!
舞台は「夜桜亭」、其処には吸血桜があるとのことだが……


【「吸血桜殺人事件」登場人物一覧】
金田一:主人公。最終エピソードまで犯人にも被害者にもならないでしょう。
美雪:言わずと知れた金田一少年のベストパートナー。最終エピソードまで犯人にも被害者にも(以下略)。

藍染吉乃:「夜桜亭」のオーナー。
葉崎栞:「夜桜亭」のアルバイト。
敷島大悟:「夜桜亭」のアルバイト。
北屋敷剛三:「夜桜亭」の料理人。
絵東ちなつ:客の1人、医師。
冬部蒼介:客の1人、弁護士。
斧田鏡一郎:客の1人、社長。
虎元勝男:客の1人、マスクをしている。
三夜沢渉子:客の1人、画家。

鬼方桜柳:30年前の連続猟奇殺人犯人とされる人物。

青桐岳人:15年前にちなつ、冬部、斧田に突き落とされ殺害された少年。
青桐岳彦:岳人の父。墓石には早苗、夏美と同日に死亡したと刻まれている。
青桐早苗:岳人の母。墓石には岳彦、夏美と同日に死亡したと刻まれている。
青桐夏美:岳人の妹。墓石には岳彦、早苗と同日に死亡したと刻まれている。

剣持:美雪と並ぶ金田一の偉大なる相棒。
佐木竜二:久しぶりの登場。金田一の後輩。
真壁:金田一たちの先輩。

<あらすじ>

・前回はこちら。
【解答編第3話】「吸血桜殺人事件」第10話(「金田一少年の事件簿R」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

母である青桐早苗を殺害したと語る栞。
その経緯がぽつりぽつりと彼女の口から語られ出した。

岳人の死により情緒不安定となっていた早苗は次第に死を望むようになっていった。
これを危険視した岳彦は早苗の目に届く範囲から刃物を隠し、夏美に見張る様に言い含めていた。
その言いつけを夏美は注意しつつ守っていたのだが……。

ある日、近所の知人から果物を貰った夏美。
早苗に食べさせようと隠していた果物ナイフを取り出し皮を剥いていた。
途端に雨が降り始め、洗濯物を干していたことを思い出した夏美は作業を中断し席を外した。

そして、戻って来てみると果物ナイフを胸に突き立てた早苗が居たのである。
虫の息の早苗は夏美にナイフを抜くように懇願した。

混乱していた夏美は早苗の言葉通りにナイフを抜いてしまった。
ナイフを抜かれた早苗はその場で絶命。
夏美は早苗を殺してしまった……と取り乱すことに。

後に帰宅した岳彦は事情を察すると絶望し、夏美と共に無理心中を図ったのである。
だが、夏美は1人生き残り、記憶を失くしていたところを葉崎夫妻に拾われたのであった。

この記憶を斧田、ちなつ、冬部の3人を見た栞が思い出した。
だが、栞は「夏美はもう居ない」と言い聞かせて我慢していた。
ところが、酒に酔った斧田が嫌がる栞を無理に口説こうとしたのだ。
その姿が岳人を追いやった姿と重なり、思わず栞は斧田を殺害してしまったのだ。
犯行の隠蔽を冬部が行っていたことに関しては「誰かがやってくれている」との認識だったそうだ。

こうして栞は逮捕された。

残された藍染と虎元たち、そんな彼らに金田一は鬼方桜柳の行方について語り始める―――エピソード最終話(12話)に続く。

<感想&推理>

「金田一少年の事件簿」が「金田一少年の事件簿R」として帰って来ました。
その第6弾は「吸血桜殺人事件」です!!

そんな「吸血桜殺人事件」の第11話。

今回は「青桐家の悲劇について」語られました。
それによれば「早苗の死は栞によるものではなく自殺だった」ようです。
岳彦と夏美を顧みなかった早苗にも責任の一端はありますが、岳人の死こそが青桐家を崩壊に追いやったのは間違いないところでしょう。

それだけに知らなかったとはいえ斧田の行動は不用意に過ぎた。
社長として社員の生活を守りつつ日々に生きる斧田の中では岳人の死は風化しつつあったのかもしれません。
その反面、冬部は法曹界、ちなつは医療界に身を置いていただけに「罪」や「死」と常に向き合っていたのかなぁ。
特に冬部は法曹界にあっただけに「罪と罰」の意識が強かったのでしょう。
もしかすると、冬部は依頼人想いの良い弁護士だったのかもしれません。

そして「吸血桜殺人事件」も次回で最終話。
いよいよ鬼方桜柳の謎に迫るようです、見逃すな!!

ちなみに、高遠とカフェふくろうのマスターに何らかの関係があるのではないかとの謎。
新シリーズ「金田一少年の事件簿R」になって以来、カフェふくろうのマスターが登場するエピソードには高遠も必ず登場している(「亡霊校舎の殺人」「蟻地獄壕殺人事件」)。
例として挙げるには2作と些か心許なくはあるが、これは新シリーズになってからの高遠の登場自体が上記2作に限られている為。
つまり、今のところ100%となっている。
どうも、この登場には何か意味があるのではなかろうか。
マスター自身が高遠の変装なのか……それとも高遠のルーツがマスターに関わって来るのか。
今後もこの法則が守られるのかどうかに注目したい。

ちなみに、此処で大ニュース。
「ファイアーエムブレム」シリーズ最新作「ファイアーエムブレムif」開発に「金田一少年の事件簿」原作者である樹林伸先生が参加されるとのこと。

そう言えば『小説 野性時代』(角川書店刊)でも樹林伸先生『ドクター・ホワイト』が2014年11月号から連載開始されています。
こちらも注目すべし!!

綾辻行人先生「Another」シリーズ続編『Another 2001』が『小説野性時代132号(11月号)』にて連載開始!?

◆「吸血桜殺人事件」関連過去記事
【新エピソード開幕】「吸血桜殺人事件」1話(「金田一少年の事件簿R」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

【第1の殺人発生】「吸血桜殺人事件」第2話(「金田一少年の事件簿R」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

【密室殺人!?】「吸血桜殺人事件」第3話(「金田一少年の事件簿R」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

【第二の殺人発生】「吸血桜殺人事件」第4話(「金田一少年の事件簿R」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

【謎また謎!?】「吸血桜殺人事件」第5話(「金田一少年の事件簿R」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

【第3の殺人発生】「吸血桜殺人事件」第6話(「金田一少年の事件簿R」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

【謎は解けた!?】「吸血桜殺人事件」第7話(「金田一少年の事件簿R」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

【解答編第1話】「吸血桜殺人事件」第8話(「金田一少年の事件簿R」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

【解答編第2話】「吸血桜殺人事件」第9話(「金田一少年の事件簿R」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

【解答編第3話】「吸血桜殺人事件」第10話(「金田一少年の事件簿R」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

◆シリーズ関連過去記事
・「金田一少年の事件簿R」より「蟻地獄壕殺人事件」のまとめはこちら。
「蟻地獄壕殺人事件」(「金田一少年の事件簿R」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)まとめ

・「金田一少年の事件簿R」より「学生明智健吾の事件簿」のまとめはこちら。
「学生明智健吾の事件簿」(「金田一少年の事件簿R」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)まとめ

・「金田一少年の事件簿R」より「狐火流し殺人事件」のまとめはこちら。
「狐火流し殺人事件」(「金田一少年の事件簿R」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)まとめ

・「金田一少年の事件簿R」より「亡霊校舎の殺人」のまとめはこちら。
「亡霊校舎の殺人」(「金田一少年の事件簿R」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)まとめ

・「金田一少年の事件簿R」より「雪鬼伝説殺人事件」のまとめはこちら。
「雪鬼伝説殺人事件」(「金田一少年の事件簿R」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)まとめ

・「金田一少年の事件簿」より「薔薇十字館殺人事件」のまとめはこちら。
「薔薇十字館殺人事件」(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)まとめ

・「金田一少年の事件簿」より「香港九龍財宝殺人事件」のまとめはこちら。
「香港九龍財宝殺人事件」(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)まとめ

・「金田一少年の事件簿」より「暗黒城殺人事件」のまとめはこちら。
「暗黒城殺人事件」(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)まとめ

・「金田一少年の事件簿」より「人喰い研究所殺人事件」のまとめはこちら。
「人喰い研究所殺人事件」(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)まとめ

・「金田一少年の事件簿」より「ゲームの館殺人事件」のまとめはこちら。
「ゲームの館殺人事件」まとめ(「金田一少年の事件簿」より)

・「金田一少年の事件簿」より「錬金術殺人事件」のまとめはこちら。
「錬金術殺人事件」まとめ(「金田一少年の事件簿」より)

・同じく「高度1万メートルの殺人」のまとめはこちら。
「高度1万メートルの殺人」まとめ(「金田一少年の事件簿」より)

・さとう先生による読み切り「トキメキトキナ消失宣言」のネタバレ批評(レビュー)はこちら。
「別冊少年マガジン」(講談社)より「トキメキトキナ消失宣言」ネタバレ批評(レビュー)

【ドラマ版】
ドラマ版「金田一少年の事件簿 香港九龍財宝殺人事件・アジア北米同日放送〜美雪誘拐!破滅の街の悲劇…死体出現密室トリックの謎はすべて解けた!」(1月12日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「金田一少年の事件簿 獄門塾殺人事件 マレーシアのジャングルで合宿中の生徒達が次々と消えた…太陽と月が交わる時暴かれる驚愕のトリック!謎はすべて解けた!」(1月4日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「金田一少年の事件簿N」(日本テレビ系、2014年)まとめ

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◆金田一少年の事件簿シリーズコミックはこちら。


◆金田一少年の事件簿シリーズ映像作品はこちら。


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「兄妹〜少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿〜」第31話「謎の桃園2」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「兄妹〜少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿〜」第31話「謎の桃園2」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)です。

ネタバレあります、注意!!

第31話登場人物一覧:
赤木蛍:主人公。今年の春から「聖マルス学園」に特待生として進学した。
圭一:蛍の兄。正義感の強い警官だったが失踪。幽霊となって戻って来た。

緑川楓:蛍のクラスメート。実は少女探偵であった。

桃園霧子:「聖マルス学園」2年生とされる謎の令嬢。「謎の桃園」より登場。
死神:黒い影の男の正体。「桐島静香の秘密」「謎の桃園」に登場。

これまでの登場人物については過去記事リンクの後に記載しています。

<ネタバレあらすじ>

〜〜〜これまでのあらすじ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

高校生になった赤木蛍は行方不明となっていた兄・圭一と思わぬ形で再会を果たすことに。
なんと、圭一が幽霊として蛍のもとに戻って来たのだ。
しかも、圭一は悪意が関わる事件を察知し悪意を消滅させる能力を手に入れていた。
だが、圭一は現世に介入することが出来ない。
これでは折角の力も無意味である。
其処で圭一から協力を求められた蛍は、兄妹で力を合わせ1人でも多くの人を助けるべく動き出すことに。

・前回までのあらすじはこちら。
「兄妹〜少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿〜」第30話「謎の桃園」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

村での出来事を乗り越え、学園に戻った蛍を次なる試練が襲う。
なんと、学園の生徒たちから男女問わず熱烈なラブコールを受けることになったのだ。
最初は戸惑っていた蛍であったが、それは僅かな間に加熱。
蛍を取り合う者たちは掴み合いの喧嘩を始め、蛍自身もいつしか命の危険すら感じるように。

その頃、蛍を守ると決めた圭一は謎の少女・桃園霧子に接触するも身体を吹き飛ばされ消滅の危機に瀕していた。
このようなことが出来るのは神かそれと同位の者以外にありえないらしいが……。

逃げ惑う蛍は体育用具室へ逃げ込む。
其処に現れた楓は普段と変わらず蛍と接していたのだが……暫くすると他の生徒同様に蛍に襲い掛かって来た!!
楓ですら異常を来たしたところを見ると、どうやら学園生徒に異能の力が働いているようだ。
だが、蛍が見る限り学園生徒が何かに操られている様子はない。

謎めく状況に混乱する蛍。
その前に現れたのは、18話で蛍に上手く躱された死神であった(彼について詳しくは16話から18話「桐島静香の秘密」を参照のこと)。

「兄妹〜少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿〜」第18話「桐島静香の秘密3」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

解約され使えなくなってしまったスマホを手に高らかに笑う死神、今回の騒動は彼の仕業であった。
彼が使用したのは天界に伝わる「クピドの矢」。
俗に言うキューピッドの矢のことで、これに射られた者は対象を問わず周囲を無造作に惹き付けてしまうらしい。
それは時と共に加熱し、最終的には射られた者は取り合われるうちに引き裂かれてしまうらしい。

蛍は知らず、これに射られていたのだ。
つまり、蛍に命の危機が迫っているのである。

復讐を疑う蛍に、あくまでゲームだと嘯く死神。
生き残る為には「クピドの矢」を抜くしかない。
だが、この矢を抜くことが出来るのは神かそれと同位の者のみ。
すなわち、蛍でも圭一でも不可能である。

この間に体育用具室に押し寄せる学園生徒たち。
逃げ惑う蛍を眺めて溜飲を下げる死神。
混沌が究極に達し破壊が訪れようとしたそのとき、その場に桃園が現れた。

桃園を目にするや死神が言葉を失う。
同時に桃園の背後から巨大な神が現れた。

「私の居る学園内で騒動を起こすなんて許しませんよ」
桃園が呟くや、彼女の神が雄叫びを上げた。

次の瞬間、その場には蛍と死神の2人だけが残されていた。
蛍を引き裂こうとしていた生徒たちは綺麗さっぱり消えて居た。
もちろん、蛍に刺さっていたクピドの矢も抜かれている。

「まさか、現実改変を行うとはね……あんなのが居るんじゃ、どうしようもない」
溜息を吐く死神、桃園の神は世界のバランスを支えるほどの神だそうで彼でも対抗出来ないほどだそうだ。

諦めたような表情を浮かべた死神は背中を向ける。
そんな彼に同情した蛍はスマホの使い方を教えるのであった。
これに上機嫌で学園を去る死神であった。

次に目を覚ました蛍は教室に居た。
「あれ……!?」
それはいつもの風景、隣には圭一も立っている。
さっきまで何かあったような……違和感を覚える蛍だが、それを説明する術は無い。
そう、蛍自身でさえも桃園により改変されていたのであった―――次話に続く。

圭一の謎は深まるばかり。
ちなみに、ネタバレあらすじはまとめ易いように展開などをかなり改変してます。
気になる詳細は「週刊少年チャンピオン」本誌で確認せよ!!

<感想>

「名探偵マーニー」から3ヶ月……我らが木々津克久先生が「週刊少年チャンピオン」に還って来た!!
というワケで、その新作「兄妹〜少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿〜」です。
1巻、2巻に続き、早くも3巻が発売予定!!

さて、その31話。
サブタイは「謎の桃園2」。

今回は主人公・蛍が巻き込まれこそしたものの解決に寄与しなかった点で珍しいストーリーテリングてなっていました。
それにしても、自身が知らぬ間に自身も含めて上位の存在によって行動や決意を書き変えられているのかもしれない……こう考えるとアイデンティティーの危機とも言えてちょっとしたホラーテイストでもありました。

そして桃園霧子、恐るべし。
彼女が居る限り「聖マルス学園」は安泰と言えるでしょう。
ただ、あまりに大きな力過ぎて蛍の味方とは言えなさそうです。

そう言えば、霧子の介入基準が気になるなぁ……。
「塔を上る男」も学園を騒がしたし悪意が関与していたのだが、あれは規模が小さかった為に基準を満たしていなかったとなるのだろうか。

そして去って行った死神ですがスマホを契約するのでしょうか。
かなりスマホをお気に召しているようなので、三度の登場時にはスマホを器用に使いこなしているのかも。
いや、使い方を尋ねに蛍のもとを訪れる可能性もありそうだ。

次回にも注目です!!

木々津克久先生といえば「フランケン・ふらん―OCTOPUS―」が『拡張幻想 年刊日本SF傑作選』(大森望・日下三蔵編、東京創元社刊)に掲載されています。
こちらも注目。

木々津克久先生が「週刊少年チャンピオン」本誌に帰還する!!2012年8月16日より探偵物語「名探偵マーニー」連載開始!!

さて、作者である木々津克久先生と言えば、管理人にとっては「週刊少年チャンピオン」本誌での「ヘレンesp」の作家さんとのイメージ。

「ヘレンesp」は、盲目のヘレンがその特別な力(ESP能力)を駆使し、愛犬や叔父さんたちに見守られながら同年代の友人や幽霊など様々なものと交流する物語。

衝突したり理解し合えなかったりと苦難がヘレンを襲うものの、その都度ヘレンの純粋な心で相手に向き合い相手との心の壁を乗り越えていくさまは、心に響きました。
確かにあらすじだけ聞くとよくある展開かと思うものの、本作は不思議な“熱”と“説得力”を持っており、透明感のある淡い絵柄も加え、なかなかの名作といえるでしょう。

既に連載自体は終了していますが、こちらもオススメです。

◆「兄妹〜少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿〜」関連過去記事
「兄妹〜少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿〜」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)第1話から第30話までネタバレ批評(レビュー)まとめ

◆関連過去記事
「名探偵マーニー」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)まとめ

「フランケン・ふらん 最終話(最終回) Dream」ネタバレ批評(レビュー)

「フランケン・ふらん 59話 BestFriend」ネタバレ批評(レビュー)

「Phase20」(木々津克久作、「チャンピオンRED 2012年1月号」掲載)ネタバレ批評(レビュー)

「鋏女(チャンピオンRED 5月号掲載)」ネタバレ批評(レビュー)

「ヴァンパイア・アナライズ (チャンピオンRED 7月号掲載)」(木々津克久著、秋田書店刊)ネタバレ批評(レビュー)

これまでの登場人物一覧:
赤木蛍:主人公。今年の春から「聖マルス学園」に特待生として進学した。
圭一:蛍の兄。正義感の強い警官だったが失踪。幽霊となって戻って来た。

獣を連れた男(10人と1匹の獣):圭一の死に関わる人物。獣は殺意のことらしい。
PND(疑われざる者):静香によれば圭一が追っていた謎の人物らしい。獣を連れた男と同一人物なのか?

死神:黒い影の男の正体。「桐島静香の秘密」「謎の桃園」に登場。

【赤木家とその周辺】
蛍の父:赤木興業の社長。
赤木真知恵:蛍の母。バーのような店を経営している様子。
節:蛍の妹。
和也:蛍の弟。

謎の少年:蛍の初恋相手らしい。11話に登場。
真島慎一:蛍の幼馴染。彼女に恋心を抱いている。9話から登場。

【聖マルス学園関係者】
志田りか:聖マルス学園の生徒。2話から登場。
塞田康平:蛍のクラスの担任教師。割とミーハーらしい。
見場創太:3話ラストに登場した怪しい男。学園の生徒であった。
緑川楓:蛍のクラスメート。実は少女探偵であった。
校長:聖マルス学園の校長。
教頭:聖マルス学園の教頭。
千葉:鐘楼登頂に挑み謎の転落死を遂げた男子学生。
沼代:22話ラストで鐘楼登頂に挑んでいた男子学生。
5人の成功者:過去に鐘楼に登頂することに成功した面々。
五島:5人の成功者の1人だが……。
桃園霧子:「聖マルス学園」2年生とされる謎の令嬢。「謎の桃園」より登場。

【警察関係者】
緑川宗達:楓の祖父。推理能力に長けた名刑事として有名らしい。
逸見:楓の知人の刑事。
桐島静香:圭一の同期であるキャリア。現在は警察署長に。
大島:南具署の刑事。
光芝:圭一と静香の同期。
久毛山:圭一と静香の同期。
紅梅:圭一と静香の同期。
二階堂:警部。白い服の男。静香に想いを寄せていたらしい。
山本巡査長:在りし日の圭一の上司。今は田舎の派出所に勤務している。
蓮宮:県警の担当者。

【その他】
志田高志:りかの兄。りかにストーカーしているとのことだが……。
実山:赤木興業を担当している会計士。
貝塚俊雄:実山会計士事務所の職員。比較的若手。
役丸みつえ:実山会計士事務所の職員。紅一点。
三島:実山会計士事務所の職員。太目。
丸木田:実山会計士事務所の職員。ダンディ。
麻依:貝塚の元婚約者。
緑川宗達:楓の祖父。推理能力に長けた名刑事として有名らしい。
末為良則:12話で遺体で発見される。場津間高校の教師であった。
逸見:楓の知人の刑事。
葉森了:場津間高校の学生。末為の教え子。
葉森美和:蛍が廃病院で出会った女性。了の母で入院していた毛羽病院で落命していた。
間岩:米城警察病院の看護師。
怪物:人中に居ようとも誰も興味を向けない怪物。
大人しい人間:怪物に付き添う不可思議な人影。
栗山将秋:怪物たちが暮らしている部屋の契約者。
三ツ矢:誘拐事件の被害者とされる子供の母親。

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