2015年08月24日

『墓標なき街』第11話(逢坂剛著、集英社刊『小説すばる』連載)

『墓標なき街』第11話(逢坂剛著、集英社刊『小説すばる』連載)ネタバレ書評(レビュー)です!!

ネタバレあります!!注意!!

<あらすじ>

「百舌シリーズ」新連載!巨悪を追う、迫真のサスペンス。
(集英社公式HPより)


<感想>

「百舌シリーズ」2015年時点での最新作が『小説すばる』にて連載開始されました。

「百舌シリーズ」は次の6作が既刊。
『裏切りの日々』、『百舌が叫ぶ夜』、『幻の翼』、『砕かれた鍵』、『よみがえる百舌』、『鵟の巣』。
そして、これに新たに加わるのが意外な導入から始まった2015年時点でのシリーズ最新作『墓標なき街』。

今回はその第11話ネタバレ批評(レビュー)です。

物語は怒涛の展開を迎えています。
なんと、まほろが『鵟の巣』に登場した洲走かりほの妹であることが判明!!
これにより、前回の感想で述べた「新百舌の正体」もまほろかタミの可能性がさらに高くなったか。

そして、黒頭巾の正体。
紋屋でないことは確かだと思われます。
加えて大角の死に意味があるとすれば……彼と関わりのあった人物の可能性が。
まほろがかりほの妹であることも考えると、まさかの事態もあり得るのか。

そして、ラストで美希が語った方法とは強硬手段なんだろうなぁ……。
いよいよ、まほろらが潜む三重島の別邸に仕掛ける気なのかも。
「大杉&美希VSまほろ&タミ」との構図か。

内田が仕立てた情報提供者の正体も気になりますね。
こちらは、やけに内部を調べていた御室が筆頭候補、次いで伊沢かなぁ。
いずれにしろ、美希と大杉の協力者となりそう。

さて、11話までのまとめ。

物語の発端は三重島と茂田井との抗争にあるようです。
これに、石島による武器輸出事件の告発が絡む。

まず、茂田井派であった田丸は三重島派を攻撃するべく百舌について記事にしようとしていた。
其処で、先手を打って三重島派が田丸を殺害した。
だとすれば、新たなる百舌は三重島派に属する人物となる。

でもって、石島から武器輸出事件について情報を貰っていた為永が殺害された。
これも犯行手口から新百舌と思われる。
つまり、三重島派に属する新百舌が手を下したことから武器輸出事件も三重島派によるものとなる。
これは今回に明かされた関係者たちからも正しいと思われる。

さらに、黒頭巾の正体を知った大角がこれも新百舌と思われる手口で殺害された。
つまり、新百舌は「屋敷内に居る誰か」となる。

そして、黒頭巾、まほろ、タミは「三重島派の人間」であり「屋敷内に居た」。
同じ条件ならば御室や伊沢も居るが、彼らは三重島派に雇われていはいるが第三者の立場のようだ。
すなわち「黒頭巾、まほろ、タミの誰かが新百舌」と考えて問題はないだろう。
もちろん、単独だけではなく「2人1役の可能性」もあり得る。

ただ気になるのは、為永が殺害されながら肝心の石島が狙われていないこと。
これには理由があるのか?
また、為永が殺害されたことで同じように石島から情報を提供されていた残間も危ないかも……。

いよいよ物語が盛り上がって来ました。
どんどん加速するストーリー、次回が早く読みたいぞ!!
これは『小説すばる』掲載の第12話をチェックすべし。

<ネタバレあらすじ>

【前回までのあらすじ】

初代・百舌との戦いから長い月日が過ぎ、大杉は警察を退職し探偵業を営んでいた。
娘・めぐみは警察官になり、倉木を失った美希とは大人の男女として関係を続けている。

そんな大杉のもとに旧知の残間から田丸が「百舌について」記事にしようとしていることを聞かされる。
今更のことに、意外に思う大杉。
また一方で、不正な「武器輸出」が行われているとの情報を入手する。
その告発者は三京鋼材の石島であった。

さらに、千枚通しを用いる殺し屋が新たに登場し美希が狙われてしまう。
これは大杉により事無きを得たのだが……。

その翌日、石島を監視していた大杉と村瀬であったが、めぐみとその同僚・車田聖士郎に見咎められてしまう。
大杉たちは何とかめぐみたちの裏をかき、石島が接触していた雑誌記者・為永に辿り着く。

矢先、田丸が何者かに殺害されてしまう。
これにより、大杉たちは「新たなる百舌の登場」と「三重島と茂田井の暗闘」に気付くことに。

一方、大角は部下の御室三四郎と共に謎の人物・黒頭巾の警護をしていた。
黒頭巾は田丸殺害に興味があるようだが……。
この際、大角は御室の口から紋屋の名前を聞くことに。

そんな中、為永までもが新百舌に殺害。
さらに、大角もまた黒頭巾の正体を知ったが為に殺害されてしまう。

・前回はこちら。
『墓標なき街』第10話(逢坂剛著、集英社刊『小説すばる』連載)ネタバレ書評(レビュー)

【今回のあらすじ】

為永が殺害された。
これを尾行して現場にいた大杉、村瀬、さらに石島を尾行していた筈のめぐみ、車田の4人は取調を受けることに。

無事に取調を終えた大杉は石島を尾行していた筈のめぐみが「何故、あの場に居たのか」事情を聴く。

これにめぐみは為永から情報提供について話をしたいと持ちかけられたのだと明かす。
調べたところ、為永は武器輸出の関係者として「三京鋼材」と取引のある坂東重行と引き合わせようとしていたらしい。
さらに、坂東以外にも関係者が居るようだが……。

残間と合流した大杉。
かなり疲弊した様子の残間、どうやら彼も為永について取調を受けていたようだ。
そんな残間を労う大杉は新たな情報を得る。

なんと、稲垣の片腕とされていた大角が殺害されたのだ。
しかも、大角の遺体からは羽根が発見されており、これまた百舌の犯行と思われた。
大杉は新百舌が一晩に二件もの犯行に及ばざるを得なかったことに注目する。

その夜、美希と事件について情報を共有する大杉。
美希には内田が協力しており、彼からかなりの情報を入手していた。
その情報によれば、三重島が事件の影に居ると言う。
どうやら、三重島が自身に仇を為そうとした田丸を百舌を使って殺害したと考えられているらしい。
さらに、大角が三重田の別邸の警護責任者であったことも聞かされることに。

中でも一際、大杉の目を引く情報があった。
それは三重島の別邸で暮らしているまほろという女性の情報。
なんと、まほろはあの洲走かりほの妹だと言うのだ。
だとすれば……大杉は一筋縄ではいかない強敵の登場を予感する。

それにしても、どうしてこれほど詳細な情報が入手出来たのか?
疑問に思う大杉に美希は事情を説明する。
もちろん、すべて内田からの情報なのだが、どうやら内田は稲垣の部下を情報提供者として仕立てているそうだ。
なるほど、内通者から情報を得ていたのである。

疑問と言えば、もう1つ大きな謎がある。
百舌が三重島側の人間だとすれば、どうして警護責任者である大角を殺したのだろうか?

其処にめぐみから坂東重行以外の関係者について情報がもたらされた。
その名は北本則雄、武器輸出に関する機関の局長を勤めるキャリア官僚であった。
しかも、その北本の背後にはまほろが居るらしいのだ。

つまり、武器不正輸出事件は「三京鋼材」→坂東重行→北本則雄のラインで動いていたのである。
そして、黒幕としてまほろと三重島の存在が透けて見える。

こうして、大きな動きを掴んだ大杉。
どうやら、キーは三重島の別邸にこそあるようだ。

「こうなったら、あの手段しかないわね」
美希が妖艶に微笑み、大杉が彼女の狙いを察して困惑の表情を浮かべる―――12話に続く。

◆関連過去記事
『墓標なき街』第1話(逢坂剛著、集英社刊『小説すばる』連載)ネタバレ書評(レビュー)

『墓標なき街』第2話(逢坂剛著、集英社刊『小説すばる』連載)ネタバレ書評(レビュー)

『墓標なき街』第3話(逢坂剛著、集英社刊『小説すばる』連載)ネタバレ書評(レビュー)

『墓標なき街』第4話(逢坂剛著、集英社刊『小説すばる』連載)ネタバレ書評(レビュー)

『墓標なき街』第5話(逢坂剛著、集英社刊『小説すばる』連載)ネタバレ書評(レビュー)

『墓標なき街』第6話(逢坂剛著、集英社刊『小説すばる』連載)ネタバレ書評(レビュー)

『墓標なき街』第7話(逢坂剛著、集英社刊『小説すばる』連載)ネタバレ書評(レビュー)

『墓標なき街』第8話(逢坂剛著、集英社刊『小説すばる』連載)ネタバレ書評(レビュー)

『墓標なき街』第9話(逢坂剛著、集英社刊『小説すばる』連載)ネタバレ書評(レビュー)

『墓標なき街』第10話(逢坂剛著、集英社刊『小説すばる』連載)ネタバレ書評(レビュー)

『百舌シリーズ(百舌の叫ぶ夜、幻の翼)』(逢坂剛著、集英社刊)ネタバレ書評(レビュー)

『墓標なき街』11話が掲載された「小説すばる 2015年 09 月号 [雑誌]」です!!
小説すばる 2015年 09 月号 [雑誌]





『墓標なき街』10話が掲載された「小説すばる 2015年 08 月号 [雑誌]」です!!
小説すばる 2015年 08 月号 [雑誌]





『墓標なき街』9話が掲載された「小説すばる 2015年 07 月号 [雑誌]」です!!
小説すばる 2015年 07 月号 [雑誌]





『墓標なき街』8話が掲載された「小説すばる 2015年 05 月号 [雑誌]」です!!
小説すばる 2015年 05 月号 [雑誌]





『墓標なき街』7話が掲載された「小説すばる 2015年 03 月号 [雑誌]」です!!
小説すばる 2015年 03 月号 [雑誌]





『墓標なき街』6話が掲載された「小説すばる 2015年 01月号 [雑誌]」です!!
小説すばる 2015年 01月号 [雑誌]





『墓標なき街』5話が掲載された「小説すばる 2014年 11月号 [雑誌]」です!!
小説すばる 2014年 11月号 [雑誌]





『墓標なき街』4話が掲載された「小説すばる 2014年 09月号 [雑誌]」です!!
小説すばる 2014年 09月号 [雑誌]





『墓標なき街』3話が掲載された「小説すばる 2014年 07月号 [雑誌]」です!!
小説すばる 2014年 07月号 [雑誌]





『墓標なき街』第2話が掲載された「小説すばる 2014年 05月号 [雑誌]」です!!
小説すばる 2014年 05月号 [雑誌]





シリーズ最新作『墓標なき街』1話が掲載された「小説すばる 2014年 03月号 [雑誌]」です!!
小説すばる 2014年 03月号 [雑誌]





「裏切りの日日 (集英社文庫)」です!!
裏切りの日日 (集英社文庫)





「百舌の叫ぶ夜 (百舌シリーズ) (集英社文庫)」です!!
百舌の叫ぶ夜 (百舌シリーズ) (集英社文庫)





「幻の翼 (百舌シリーズ) (集英社文庫)」です!!
幻の翼 (百舌シリーズ) (集英社文庫)





「砕かれた鍵 (百舌シリーズ) (集英社文庫)」です!!
砕かれた鍵 (百舌シリーズ) (集英社文庫)





「よみがえる百舌 (百舌シリーズ) (集英社文庫)」です!!
よみがえる百舌 (百舌シリーズ) (集英社文庫)





「のすりの巣 (百舌シリーズ) (集英社文庫)」です!!
のすりの巣 (百舌シリーズ) (集英社文庫)



posted by 俺 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 書評(レビュー) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月23日

「実は私は」第124話「未来を変えよう!」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「実は私は」第124話「未来を変えよう!」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)です。

ネタバレあります、注意!!

登場人物一覧は本記事下部に移動しました。

<あらすじ>

〜〜〜これまでのあらすじ〜〜〜〜

「アナザル」こと「絶対に秘密を守れない男」黒峰朝陽は憧れのヒロイン・白神葉子の秘密を知ってしまった。
その秘密とは「白神葉子がハーフの吸血鬼である」こと。
朝陽は葉子の為に、この秘密を守らねばならない―――。
取り巻く人々を相手に、朝陽は秘密を守り抜くことが出来るのか?

矢先、実は宇宙人であった委員長・渚、狼男で肉食系女子な獅穂、悪魔っ娘の茜、未来人の凛、幼馴染のみかん、天使の華恋も加わって……。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

獅穂を「おばあちゃん」と呼んだ結香。
そして、結香は朝陽を「おじいちゃん」と呼んでいる。
だとすれば、未来では獅穂が朝陽の妻なのか!?
恐る恐る驚愕の事実を確かめようとするみかんだが……。

「真実を知っても誰も幸せにはならないよっ!!」
何時になく激しい抵抗を示す凛が何やら押し留めようとする。
未来にはそれほど過酷な真実が待ち受けているのか!?

しかし、此処で結香がそっと首を左右に振る。
どうやら、全てを打ち明けることにしたようだ。

まず、結香の祖母が獅穂であることは事実らしい。
だからこそ、凛はカリスマ痴女2世に対抗すべくカリスマ痴女と忍者の血を引く結香をスカウトしたのだそうだ。

これにどよめくみかんたち。
中でも獅穂の動揺は相当なようだ。

ちなみに、未来では結香が祖父について尋ねるたびに獅穂はそっと目を逸らすのだと言う。
それは親友である葉子を裏切った罪悪感なのか!?

「そんな、そんな……そうならない為に黒峰君を好きにならないって決めてたのに」と繰り返す獅穂。
その様子にみかんと渚は獅穂の朝陽への恋心に気付いた。
ところが、当の結香と凛はキョトンとしている。

「なんで、此処で朝陽おじいちゃんの名が?」
心底、不思議そうに問う結香。

「なんでって、そりゃ」
慌ててみかんが説明を始める。

結香が「朝陽おじいちゃん」と呼んでいたこと。
同じく結香が「獅穂おばあちゃん」と呼んだこと。
すなわち、朝陽と獅穂が結婚したとばかり考えていたこと。

すると、結香が笑い出した。
何でも、親しくしている凛の家に出入りしている内に付いた愛称であり祖父ではないらしい。
言わば、凛のみかんに対する呼び名と同じである。
確かに、結香にとっての祖母は獅穂だが祖父は別に居るのだ。
その名前は「結太おじいちゃん」だそうである。

少し寂しく、少しホッとしたように息を吐く獅穂。
ところが、その隣で渚が小刻みに震えている。
何かに気付いてしまったらしい。
やがて、意を決したように口を開く渚。

「結太と言う名なのだが身近に1人思い出した……確か嶋田が結太では無かったか?」

途端に獅穂やみかんが凍り付いた。
まさか、まさか、まさか……。
そして、真実はそのまさかであった。

コクリと頷く結香。
「言っちゃった……」と視線を逸らす凛。
同時に沈黙に包まれる獅穂、みかん、渚たち、その表情は一様に恐怖に凍り付いていた。
だからこそ、未来の獅穂は夫について問われるたびに目を逸らしたのだ。

やがて、耐え兼ねたように獅穂が叫んだ。

「未来を変えてみせる!!」

こうして獅穂の為に未来を変える大作戦が始まったのだ―――125話に続く。

充実の「実は私は」が読めるのは「週刊少年チャンピオン」だけ。
本誌で確認せよ!!

<感想>

「週刊少年チャンピオン」にて「さくらDISCORD」を連載されていた増田英二先生の新作。
「さくらDISCORD」は未読の管理人ですが、1話を読んで注目している作品です。
コミックス1巻に続き2巻、3巻、4巻、5巻、6巻、7巻、8巻、9巻、10巻、11巻、12巻も重版出来とのことで、目出度い。
さらに、13巻も発売予定。
そして、本作かなり面白い!!

そんな「実は私は」が遂にアニメ化。
テレビ東京系列にて2015年7月6日から放送開始とのこと見逃すなかれ!!
ちなみに、登場人物に黄龍院凛らの名前が無いことを見ると序盤をアニメ化する予定なのかな。
さらに、アニメ版は早くもブルーレイ、DVD化が発表されています。

【第EXTRA話】アニメ版「実は私は」スタッフさんとキャストさんの一部を明らかにされよう!

その124話。
サブタイは「未来を変えよう!」。

遂に、124話にて嶋のフルネームが判明。
その名も「嶋田結太」って……なるほど「結」の字が「結香」との関係を示しているワケですね。
とはいえ、まぁ嶋だしこれはイイか。

それよりも、重大なのは獅穂の未来の夫だとぅ!?
どうやら、嶋は涼、弓に続き獅狼にまで手を出したようです。
恐るべき嶋。

これでは結香が交際を断るワケだわ。
何しろ、実の祖父と孫娘なんだから。
ちなみに、結香は忍者であると同時にカリスマ痴女と狼男のクォーターでもあるワケか。

そして、今回は他にも重大な事実がサラッと明らかになってます。
どうやら「カリスマ痴女2世」の正体は獅穂ではない様子。
何しろ、獅穂の実の孫娘と判明した結香が彼女に敵対しているので。
カリスマ痴女2世は一族の復権に成功した水奈川咲の可能性が出て来たか!?
こうなると、箱入り娘の「葉子が朝陽の傍に居ない」も「(昔ながらの)葉子は朝陽の傍に居ない」のような気がして来たぞ。

でもって、次回からはシリーズ「(獅穂が嶋とくっついてしまう)未来を変えよう」となる様子。
考えられる展開は次の3つ。

1.獅穂が嶋以外の男性に(それこそ必死に)アプローチする。
2.獅穂たちが嶋に獅穂以外の女性との仲を取り持とうとする。
3.獅穂が嶋に直接的に嫌われるような態度を取る。

うむ、どれもなかなかに興味深い展開。
特に、3だと嶋の性格上は何をしてもご褒美になるだろうから、そんな嶋にドン引きする獅穂やみかんたちの姿も見て見たいような……。
いずれにしろ、嶋相手に獅穂がイロイロと悪戦苦闘することになりそうです。
ただ、これにより逆に意識しちゃって未来と同じ結果になるのでしょう。
周囲はドン引きも、本人たちは意外と満足していた……との結末なのかも。

うむ、今回も充実した回ですな。
多くは語るまい、とりあえず読め!!

そう言えば、上でもお伝えした通りコミックス12巻が発売。
表紙は1巻の葉子、2巻の渚、3巻の獅穂、4巻の茜、5巻のフクちゃんとみかん、6巻の凛、7巻の明里さんに続き、8巻が銀華恋、9巻が渚とみかんのコンビ、10巻が1周回って葉子、11巻は獅穂と凛コンビ、12巻は緑苑坂弓と桐子の夫婦コンビ。
そして、13巻は桃地結香!!
となれば、次回は登場順で水奈川咲かな?

ちなみに、上記のあらすじは本作の魅力を伝えられるよう改変を加えてまとめていますが、その面白さを伝えきれていません。
やっぱり、あの絵とコマ割りなどのテンポあっての本作。
是非、「週刊少年チャンピオン」本誌を読んで欲しい。

もう1度繰り返しましょう。
本作に興味を持たれた方には、是非、「週刊少年チャンピオン」本誌を捜して読んで欲しい。
最近の「週刊少年チャンピオン」は本作など本当に粒揃いでクオリティが高い作品が多い。
注目の雑誌の1つと言えるでしょう。

◆関連過去記事
「実は私は」第1話から第120話まで(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)まとめ

「実は私は」第121話「流しそうめんを食べよう!」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「実は私は」第122話「カブトムシを採りに行こう!」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「実は私は」第123話「気を引こう!」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

登場人物一覧:
黒峰朝陽:主人公、通称「アナザル」。
白神葉子:朝陽の意中の人物。ある秘密が……。
紫々戸獅狼:葉子の幼馴染。彼もまたある秘密を……。
紫々戸獅穂:葉子の幼馴染。彼女もまたある秘密を……。

藍澤渚:クラス委員長。彼女にも秘密が……。
藍澤涼:渚の兄、意外な形で登場することに……。
紅本茜:紅本の親族らしい。彼女にも秘密が……。
紅本明里:教師。彼女にも秘密が……。
黄龍院凛:33話より登場した謎の少女。彼女にも秘密が!?
黄龍丸:凛が駆るドラゴン。52話にて意外な正体が明らかに。

朱美みかん:朝陽の幼馴染。新聞部所属。通称「外道クイーン(オレンジ)」。
岡田:朝陽の友人の1人。通称・岡。眼鏡が特徴。割と友人想いの様子。
嶋田:朝陽の友人の1人。通称・嶋。軽い。124話にてフルネームが「嶋田結太」と判明。
桜田:朝陽の友人の1人。通称・サクラ。渋い。
フクちゃん:「福の神見習い」を名乗る眼鏡。
フクの介:フクちゃんの先輩。やはり眼鏡。
フク太郎:フクちゃんとフクの介の先輩。やはり眼鏡。
フク蔵:フクちゃんとフクの介とフク太郎の先輩。やはり眼鏡。
手崎:文字通り茜の手先な料理教室のシェフ。

朝陽の父:朝陽の家族。22話に初登場。
朝陽の母:朝陽の家族。22話に初登場。
黒峰鳴:朝陽の妹。22話、28話、48話に登場。48話にて名前と顔が判明。92話で高校に進学。
白神源二郎:吸血鬼。額に十字傷を抱く巨人。39話にて名前が判明。
白神桐子:葉子の母で人間。和服の美女。38話にて名前が判明。
銀華恋:茜に続く第2のツノツキ……の筈だったが。58話から登場。

緑苑坂弓:朝陽たちの副担任、実は源二郎。92話から登場。
桃地結香:忍者少女、92話(実際は105話)から登場。ある秘密が……。
閃:鳴、結香のクラスメートの男子。瓶底眼鏡に腰の日本刀がトレードマーク。
水奈川咲:結香、閃、鳴のクラスメート。109話から登場。ある秘密が……。
箱入り娘:114話終盤に登場した謎の人物!?

「【Amazon.co.jp限定】実は私は 1(オリジナルスタンディPOP付) [Blu-ray]」です!!
【Amazon.co.jp限定】実は私は 1(オリジナルスタンディPOP付) [Blu-ray]





「声優パラダイスR号外 TVアニメ『実は私は』ヒロインスペシャル【付録DVD付き】(AKITA DXシリーズ)」です!!
声優パラダイスR号外 TVアニメ『実は私は』ヒロインスペシャル【付録DVD付き】(AKITA DXシリーズ)





「実は私は I am・・・ キャラクターソング vol.1」です!!
実は私は I am・・・ キャラクターソング vol.1





「実は私は(13): 少年チャンピオン・コミックス」です!!
実は私は(13): 少年チャンピオン・コミックス





「実は私は(12): 少年チャンピオン・コミックス」です!!
実は私は(12): 少年チャンピオン・コミックス





こちらはキンドル版「[まとめ買い] 実は私は」です!!
[まとめ買い] 実は私は





キンドル版「透明人間の作り方 (少年チャンピオン・コミックス)」です!!
透明人間の作り方 (少年チャンピオン・コミックス)





キンドル版「[まとめ買い] さくらDISCORD」です!!
[まとめ買い] さくらDISCORD



posted by 俺 at 12:00| Comment(6) | TrackBack(0) | 漫画批評(レビュー) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖」第18話「遺書」(作画・星野泰視 原作・アガサ・クリスティー、小学館刊『ビッグコミックオリジナル』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

「ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖」第18話「遺書」(作画・星野泰視 原作・アガサ・クリスティー、小学館刊『ビッグコミックオリジナル』連載中)ネタバレ批評(レビュー)です!!

登場人物一覧:
英玖保嘉門:往年の名探偵、引退を考えていたが……。ポアロポジション。
朝倉平助:英玖保の元助手、ブラジルから帰国した。ヘイスティングズポジション。
日之元警部:英玖保や朝倉と知己の警部。共に多くの事件を解決した英玖保を信頼している。
布村女史:英玖保嘉門の古馴染、ライバルにして同志。

ABC:英玖保に挑戦状を送り付けた犯人。
阿部力:『歯車』に執着する男。
馬老大人:華僑の元締。英玖保の依頼人。

芦屋留三:安の別れた夫。
芦屋安:煙草屋を経営する老女、第一の被害者。
土浦まり子:安の姪。

坂東美代:弁天島のカフェに勤める女給。第二の被害者。
鳴門降三:美代の婚約者。
たま:美代の姉。
灰川善太郎:静岡県警察部長。
片山清:浜松署署長。
黒武:浜松署の刑事。実は英玖保のファン。

千代田千寿郎:千倉に住む富豪。第三の被害者。
千代田祐司郎:千寿郎の弟。
ソーラ・グレコワ:千寿郎の女性秘書。

<18話あらすじ>

〜〜〜これまでのあらすじ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

バーバラ・アレンの死の真相を暴いた名探偵・英玖保嘉門。
そんな英玖保に「ABC」を名乗る人物から挑戦状が届く!!

矢先、浅草の「芦屋煙草店」の店主・芦屋安が何者かに殺害されてしまう。

英玖保は芥川龍之介『歯車』の一節を口ずさむ男に注目。
一方、当のその男―――阿部力はある手紙をしたためていた。

そして、英玖保に宛てて「ABC」から第二の挑戦状が届く。
その場所は「B」で始まる「弁天島」であった。
犯行を阻止するべく向かった英玖保だが、時既に遅く坂東美代が殺害されてしまう。

さらに、第三の挑戦状により「千倉」での犯行が示唆された。
早速、駆け付けた英玖保たちだが、またも犯人に先を越され被害者が……。

・前回はこちら。
「ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖」第17話「遺族会議」(作画・星野泰視 原作・アガサ・クリスティー、小学館刊『ビッグコミックオリジナル』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

祐司郎からの電報に書かれていたのは千代田千寿郎の妻の死であった。
普段から体調を崩していた千寿郎の妻は夫の死に前後して病でこの世を去ったのだ。
葬儀に参列した英玖保に、祐司郎は兄殺しの犯人に懸賞金を掛けると宣言する。

翌日、東京に戻った英玖保はABCからの予告状が予定を過ぎたにも関わらず届かないことを気にしていた。

そんな中、予告状ではなく遺書が届いた。
差出人は千寿郎の妻その人である。
其処には「ソーラ・グレコワを信用してはならない」との文字が並んでいた。

千寿郎の妻によれば、ソーラは千寿郎でも祐司郎でもない不審な男と密会を繰り返していたと言うのだ。
どうやら、その人物が千寿郎殺害の犯人ではないかと疑っていたらしい。
千寿郎の妻は、もともと千寿郎とソーラの間柄を疑っていた上に、その人物と密会していたことでソーラを信用出来ないと考えていたようだ。

英玖保は今の段階でソーラへの疑いは持たないことを前提に推理を進める。
ます、ソーラがその人物についてこれまでに触れなかったことを指摘。
つまり、千寿郎の妻にとって不自然な存在でもソーラにとっては自然な人物だったのだろうと結論する。
すなわち、それこそ英玖保がABCの条件としていた人物に合致する。
英玖保はその謎の人物に疑惑の目を向ける―――19話に続く。

<感想>

エルキュール・ポワロが名探偵・英玖保嘉門として我々ファンの前に再臨しました!!
この英玖保嘉門、まさにポアロそのものの容姿です。
そして、その助手である朝倉もまた、まさに和製ヘイスティングズとの風貌。
これはかなり期待出来そうな作品ではないでしょうか。

遂にそんな本作の1巻が発売予定、見逃すな!!

その18話、サブタイは「遺書」。

英玖保が18話で求めた情報は「その人物にとって自然でも他者からすれば不自然なこと」。
まさに今回、千寿郎の妻から届けられた情報こそ英玖保が前回求めた情報の1つでしょう。
此の点、参加出来なかった彼女が遅まきながら情報を提供したと言えるのではないでしょうか。
では、ソーラ・グレコワが会っていた相手とは果たして誰か。
これは……やはりあの人なのでしょうか!?

一方、祐司郎が懸賞金導入を口にしたことからも分かる通り、真犯人の計画は着々と進んでいるようです。
そもそも、三件目に限って予告状到着に差異が出たのは何故か?
その意味は明瞭です、三件目の犯行のみは何としても阻止されるワケにはいかなかったから。
次回にも注目です!!

なお、3話までの原作『厩舎街の殺人』は早川書房『死人の鏡』収録作品なので興味のある方はチェックするべし!!

そうそう、ポアロと言えばデビッド・スーシェ版「名探偵ポワロ」のBlu-ray BOX化が明らかになりました。
なんと、2ボックス構成でそれぞれ「BOX1」が2015年11月3日、「BOX2」が2015年12月18日発売予定とのこと。

【注目せよ】遂にデビッド・スーシェ版「名探偵ポワロ」Blu-ray BOXが発売決定とのこと!!

さらに、2015年末に『そして誰もいなくなった』がミニドラマシリーズ化されることも判明!!

【2015年】『そして誰もいなくなった』ミニドラマシリーズ版が製作中とのこと!!

他にも2015年1月には三谷幸喜先生版「オリエント急行の殺人」が2夜に渡って放送されました。
こちらでのポアロポジションは「勝呂武尊」。

フジテレビ開局55周年特別企画「オリエント急行殺人事件 第1夜(前編) 原作アガサ・クリスティ 黒幕三谷幸喜 史上最も豪華な容疑者たち・世紀の話題作は今夜発進!」(1月11日放送)ネタバレ批評(レビュー)

フジテレビ開局55周年特別企画「オリエント急行殺人事件 第2夜(後編) 原作アガサ・クリスティ 黒幕三谷幸喜 犯人側から事件を描く世界が初めて目にする復讐劇・今夜完結!」(1月12日放送)ネタバレ批評(レビュー)

過去には赤冨士鷹も居ましたし、今度は勝呂武尊に英玖保嘉門とポアロこそ、まさに八面六臂の活躍を示す怪人物となりつつあるようです。
同時にこれはシャーロック・ホームズに続くエルキュール・ポアロブーム到来の兆しか!?

それを証明するように「カフェ・ポアロ」も期間限定オープン。
こちらは2015年2月27日(金)まででした。

さらに幻のシリーズ続編『ポアロとグリーンショアの阿房宮』も2015年1月9日に発売!!

2015年はポアロがブームに!?先駆けとなる「カフェ・ポアロ」が期間限定でオープンとのこと!!

やっぱりポアロブーム!!幻のポアロシリーズ続編『ポアロとグリーンショアの阿房宮』が2015年1月9日発売!!

ポアロシリーズと言えば、公式に正統続編として認められた『モノグラム殺人事件』もあります。
ファンはチェックせよ!!

これまでの登場人物一覧:
英玖保嘉門:往年の名探偵、引退を考えていたが……。ポアロポジション。
朝倉平助:英玖保の元助手、ブラジルから帰国した。ヘイスティングズポジション。

・「厩舎街の殺人」編(1話から3話まで)
馬老大人:華僑の元締。英玖保の依頼人。
加藤警部:地元の警部。
バーバラ・アレン:被害者。
プレンダーリース:バーバラと同居していた女性。
西喜一郎:バーバラの婚約者。
ユースタス:バーバラの元夫。貿易商。

・「ABC殺人事件」編(4話以降)
日之元警部:英玖保や朝倉と知己の警部。共に多くの事件を解決した英玖保を信頼している。
布村女史:英玖保嘉門の古馴染、ライバルにして同志。
ABC:英玖保に挑戦状を送り付けた犯人。
阿部力:『歯車』に執着する男。
馬老大人:華僑の元締。英玖保の依頼人。
芦屋留三:安の別れた夫。
芦屋安:煙草屋を経営する老女、第一の被害者。
土浦まり子:安の姪。
坂東美代:弁天島のカフェに勤める女給。第二の被害者。
鳴門降三:美代の婚約者。
たま:美代の姉。
灰川善太郎:静岡県警察部長。
片山清:浜松署署長。
黒武:浜松署の刑事。実は英玖保のファン。
千代田千寿郎:千倉に住む富豪。第三の被害者。
千代田祐司郎:千寿郎の弟。
ソーラ・グレコワ:千寿郎の女性秘書。

◆関連過去記事
「ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖」第1話(作画・星野泰視 原作・アガサ・クリスティー、小学館刊『ビッグコミックオリジナル』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

「ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖」第2話「南京街の事件」(作画・星野泰視 原作・アガサ・クリスティー、小学館刊『ビッグコミックオリジナル』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

「ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖」第3話「死の真相」(作画・星野泰視 原作・アガサ・クリスティー、小学館刊『ビッグコミックオリジナル』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

「ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖」第4話「手紙」(作画・星野泰視 原作・アガサ・クリスティー、小学館刊『ビッグコミックオリジナル』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

「ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖」第5話「戒厳令下の殺人」(作画・星野泰視 原作・アガサ・クリスティー、小学館刊『ビッグコミックオリジナル』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

「ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖」第6話「英玖保の憂い」(作画・星野泰視 原作・アガサ・クリスティー、小学館刊『ビッグコミックオリジナル』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

「ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖」第7話「歯車の男」(作画・星野泰視 原作・アガサ・クリスティー、小学館刊『ビッグコミックオリジナル』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

「ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖」第8話「第二の手紙」(作画・星野泰視 原作・アガサ・クリスティー、小学館刊『ビッグコミックオリジナル』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

「ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖」第9話「弁天島へ」(作画・星野泰視 原作・アガサ・クリスティー、小学館刊『ビッグコミックオリジナル』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

「ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖」第10話「湖畔の殺人」(作画・星野泰視 原作・アガサ・クリスティー、小学館刊『ビッグコミックオリジナル』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

「ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖」第11話「第二の被害者」(作画・星野泰視 原作・アガサ・クリスティー、小学館刊『ビッグコミックオリジナル』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

「ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖」第12話「捜査方針」(作画・星野泰視 原作・アガサ・クリスティー、小学館刊『ビッグコミックオリジナル』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

「ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖」第13話「第三の手紙」(作画・星野泰視 原作・アガサ・クリスティー、小学館刊『ビッグコミックオリジナル』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

「ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖」第14話「第三の被害者」(作画・星野泰視 原作・アガサ・クリスティー、小学館刊『ビッグコミックオリジナル』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

「ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖」第15話「秘書の証言」(作画・星野泰視 原作・アガサ・クリスティー、小学館刊『ビッグコミックオリジナル』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

「ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖」第16話「千代田千寿郎の妻」(作画・星野泰視 原作・アガサ・クリスティー、小学館刊『ビッグコミックオリジナル』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

「ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖」第17話「遺族会議」(作画・星野泰視 原作・アガサ・クリスティー、小学館刊『ビッグコミックオリジナル』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

◆関連過去記事
【書評(レビュー)】
・「ホロー荘の殺人」ネタバレ書評(レビュー)
「ホロー荘の殺人」(アガサ・クリスティー著、中村能三訳、早川書房刊)

『オリエント急行の殺人』(アガサ・クリスティー著・山本やよい訳 、早川書房刊)ネタバレ書評(レビュー)

・ポアロシリーズ最終作「カーテン」ネタバレ書評(レビュー)はこちらから。
「カーテン」(アガサ・クリスティー著・中村能三訳 、ハヤカワ書房刊)

「ねじれた家」(アガサ・クリスティ著、早川書房刊)ネタバレ書評(レビュー)

【映像化作品】
フジテレビ開局55周年特別企画「オリエント急行殺人事件 第1夜(前編) 原作アガサ・クリスティ 黒幕三谷幸喜 史上最も豪華な容疑者たち・世紀の話題作は今夜発進!」(1月11日放送)ネタバレ批評(レビュー)

フジテレビ開局55周年特別企画「オリエント急行殺人事件 第2夜(後編) 原作アガサ・クリスティ 黒幕三谷幸喜 犯人側から事件を描く世界が初めて目にする復讐劇・今夜完結!」(1月12日放送)ネタバレ批評(レビュー)

【映画化関連情報】
【速報】ミス・マープルものがディズニーで映画化されるとのこと!!

アガサ・クリスティ原作「ねじれた家(Crooked House)」が映画化!!

アガサ・クリスティー原作映画「ねじれた家」キャスト発表!!

シュワちゃんがアガサ・クリスティ原作映画に出演!?「そして(敵が)誰もいなくなった」な映画のタイトルは「サボタージュ(原題)」!!

映画「オリエント急行殺人事件」がリメイクとのこと!!

【イベントその他】
アガサ・クリスティー生誕120年展覧会開催中!!

金沢にてアガサ・クリスティー原作「検察側の証人」舞台上演決定!!

舞台「検察側の証人」東京公演決定!!

「名探偵ポワロ」ニュー・シーズン DVD-BOX3は2010年12月3日発売開始!!

アガサ・クリスティ「ポアロにうんざり」発言にファン「え〜〜〜っ!!」と叫ぶ

「ザ・リッツ・カールトン大阪」にて「アガサ・クリスティー ナイト」開催!!

【注目】「アガサ・クリスティ大事典」が話題に

「名探偵ポワロ DVDコレクション」刊行中!!

アガサ・クリスティー『オリエント急行の殺人』が初の邦版翻案ドラマ化!!その名は「オリエント急行殺人事件」!!

2014年の今もポアロシリーズ続編が刊行されていた!?その名も『モノグラム殺人事件』(早川書房刊)に注目せよ!!

2015年はポアロがブームに!?先駆けとなる「カフェ・ポアロ」が期間限定でオープンとのこと!!

やっぱりポアロブーム!!幻のポアロシリーズ続編『ポアロとグリーンショアの阿房宮』が2015年1月9日発売!!

【注目せよ】遂にデビッド・スーシェ版「名探偵ポワロ」Blu-ray BOXが発売決定とのこと!!

「ABC殺人事件 名探偵・英久保嘉門の推理手帖(1): ビッグ コミックス」です!!
ABC殺人事件 名探偵・英久保嘉門の推理手帖(1): ビッグ コミックス





「ABC殺人事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)」です!!
ABC殺人事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)





これを読めばあなたもアガサ・クリスティー通!!
「アガサ・クリスティー完全攻略」です!!
アガサ・クリスティー完全攻略





こちらもアガサ通必読の書!!
「アガサ・クリスティ大事典」です!!
アガサ・クリスティ大事典





「名探偵ポワロ Blu-ray BOX1」です!!
名探偵ポワロ Blu-ray BOX1





「名探偵ポワロ Blu-ray BOX2」です!!
名探偵ポワロ Blu-ray BOX2





こちらは「名探偵ポワロ 全巻DVD-SET」です!!
名探偵ポワロ 全巻DVD-SET



posted by 俺 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画批評(レビュー) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする