2015年08月15日

連城三紀彦先生『私という名の変奏曲』(文藝春秋社刊)がフジテレビ系「金曜プレミアム」にてドラマ化とのこと!!

連城三紀彦先生の傑作『私という名の変奏曲』(文藝春秋社刊)がフジテレビ系「金曜プレミアム」にてドラマ化されることが明らかになりました。

ドラマ化される『私という名の変奏曲』(文藝春秋社刊)とは―――

『私という名の変奏曲』(連城三紀彦著、文藝春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)

<あらすじ>

十八歳の時に交通事故で顔に大怪我を負い、美容整形手術を受けて完璧な美貌を手に入れて世界的ファッションモデルにまでのし上がった美織レイ子が死んだ。整形後の人生の中でレイ子は七人の男女を憎んできたが、その七人もまた彼女を殺す動機を持っており、しかも全員が、「美織レイ子を殺したのは自分だ」と信じていた!? ミステリー史上でも出色のヒロインをめぐる目くるめく愛憎劇を描き切ったその超絶技巧は、帯にいただいた綾辻行人さんの言葉どおり、「まさに連城流、並ぶものなし」です。
(文藝春秋社公式HPより)


つまり、美織レイ子が殺害され7人の犯人候補が居る。
彼らは全員が「自分こそが犯人だ」と確信している。
だが、7人は共謀していたワケではない。それぞれ単独で犯行に及んだのだ。
この状況が成立するには被害者が7回死亡するしか成立し得ない。
そんな不可解状況に真っ向から挑んだのが本作です。

そして、ドラマ版のあらすじは次の通り。

<あらすじ>

美織レイ子(天海祐希)は、東洋の小さな真珠とたたえられた美貌で世界を魅了するトップモデルだった。しかし同時にそのエキセントリックな言動と奔放な恋愛遍歴で、常にスキャンダルでマスコミの注目を浴びる文字通りのスターでもあった。
そんな彼女がある日、自室で死体で発見される。第1発見者は家政婦の太田道子(キムラ緑子)。レイ子の体内からは青酸カリが検出され、警察は捜査を始める。
笹原信雄(段田安則)という大病院の内科部長が容疑者として浮上。笹原はレイ子に出会ってその美貌に魅せられ妻子、そして社会的地位も捨てて婚約したが、わずか3カ月で婚約を解消されたのだった。マスコミはレイ子に振り回された愚かな中年男の末路を大々的に書き立てた。笹原は婚約解消後も度々レイ子の部屋を訪れるが相手にされず「殺してやる」と叫んでいるところを道子に目撃されていた。レイ子の死体が発見された寝室に落ちていたクラスからは笹原の指紋が検出、灰皿に残っていた吸い殻も笹原のものとの鑑定結果が出る。さらに、笹原が勤務先から青酸カリを持ち出したことも判明。動機、物的証拠、証言が揃い、警察は笹原を殺人の容疑者として逮捕。これで、本人の自白があれば事件は解決、と思われたが、笹原は容疑を頑に否認した。
そんな中、レイ子を自社のイメージキャラクターとして起用して大成功を収めたアパレル企業・ネイチャー繊維の社長、沢森英二郎(遠藤憲一)が自殺したという衝撃的な情報が飛び込んでくる。そして残された遺書には「私はレイ子に脅迫されていた。レイ子を殺したのは私だ」とあった。警察が捜査を進めると、確かに事件当夜、沢森はレイ子の部屋を訪れていたという目撃証言が出てきた。
そんなさなか、警察に匿名の手紙が届き、レイ子が脅迫していた人間は笹原を含め複数いて、彼ら全員がレイ子を殺す動機を持っている、と書かれていた…。
いったい誰がレイ子を殺したのか!?華麗なファッション業界を舞台に、世界を魅了した一人の美しい女をめぐる複雑な人間関係と衝撃の結末が待ち受ける…。
(公式HPより)


ご覧の通り、キャストも超豪華。
天海祐希さん、段田安則さん、遠藤憲一さん、夏木マリさん、市川猿之助さん、生瀬勝久さん、緒川たまきさん、若村麻由美さん、キムラ緑子さん、玉山鉄二さん。
これは……気になる!!

そんなドラマ版「私という名の変奏曲」は2015年10月2日(金)放送予定とのこと!!

2015年10月3日追記

ドラマ版「私という名の変奏曲」追加しました。

金曜プレミアム「私という名の変奏曲 絶対にあなたを許さない!!完璧な美をほこるトップモデルが謎の死 殺したのは私です…自供する6人の犯人と不可能な美容整形の謎」(10月2日放送)ネタバレ批評(レビュー)

追記終わり


◆関連過去記事
『私という名の変奏曲』(連城三紀彦著、文藝春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)

『造花の蜜』(連城三紀彦著、角川春樹事務所刊)ネタバレ書評(レビュー)

「第18回日本ミステリー文学大賞、同特別賞、新人賞」発表。栄冠は船戸与一先生、連城三紀彦先生、直原冬明先生に!!

「私という名の変奏曲 (文春文庫)」です!!
私という名の変奏曲 (文春文庫)





キンドル版「私という名の変奏曲 (文春文庫)」です!!
私という名の変奏曲 (文春文庫)





「連城三紀彦 レジェンド 傑作ミステリー集 (講談社文庫)」です!!
連城三紀彦 レジェンド 傑作ミステリー集 (講談社文庫)





「戻り川心中 (光文社文庫)」です!!
戻り川心中 (光文社文庫)





キンドル版「戻り川心中」です!!
戻り川心中





posted by 俺 at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ドラマ情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「掟上今日子の備忘録」第1話(西尾維新原作、浅見よう画、講談社刊「月刊少年マガジン 2015年9月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「掟上今日子の備忘録」第1話(西尾維新原作、浅見よう画、講談社刊「月刊少年マガジン 2015年9月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)です!!

ネタバレあります、注意!!

登場人物一覧:
掟上今日子:「最速探偵」にして「忘却探偵」の名を冠する少女。
隠館厄介:あらゆる事件に巻き込まれる男。
岐阜部:隠館の同僚。

<あらすじ>

あらゆる事件に巻き込まれ危機に陥ってしまう隠館厄介。
今日も今日とて職場である研究所で機密流出の疑いをかけられてしまった。
機密情報が入ったSDメモリが紛失し、その窃盗が疑われたのだ。

困り果てた隠館は旧知の名探偵・掟上今日子を招く。
今日子はどんな事件も1日で解決する「最速の探偵」であった。
それもその筈、記憶が1日ごとにリセットされる為に最速足らざるを得なかったのだ。
そう、今日子は「忘却探偵」だったのだ。

早速、今日子は研究所内の職員に犯人が居ること、SDメモリが所内にあることを突き止めた。
さらに、犯人の目星もついたようだが……。

直後に今日子は寝入ってしまう。
これにより、今日子は記憶がリセットされてしまった。
どうやら、犯人が今日子の特徴を知った上で一服盛ったらしい。

目覚めた今日子は隠館を見るや服を脱ぎ始めた。
慌てて目を覆う隠館。
だが、今日子は肌に直接書かれたメモを探していたのだ。
其処には「隠館は信頼出来る人物である」ことが記されていた。

これを目にした今日子は隠館に現状を問う。
隠館から依頼について改めて説明を受けた今日子は犯人の行動がアンフェアだと憤慨。
遂には「ソッチがその気なら……」と、ある方法を用いることを決断する。

隠館を始め関係者を集めた今日子はSDメモリが見つかったと述べる。
驚愕する面々、その中で1人だけが目を逸らした。
その視線の先には……。

この行動を今日子は見逃さなかった。
今日子はその人物を犯人と名指しする。
犯人は岐阜部であった。

そう、今日子は此の時点まで犯人どころかSDメモリの隠し場所さえ全く知らなかった。
其処で犯人を罠に嵌める為にSDメモリが見つかったと嘘を吐いたのだ。
これに引っかかったのが岐阜部だったのである。
つまり、岐阜部が犯人だったワケだ。
盗み出されたSDメモリは岐阜部の視線の先にあるに違いない。

視線の先には複数のSDメモリがあった。
木を隠すなら森の中である。
SDメモリを同じ型のメモリの中に隠したのだ。
だが、その中からは持ち出されたデータは見つからない。

これに今日子は岐阜部が囮用の別データを記録した上で必要なデータを消したのだと指摘する。
上書きしない限り、持ち出した後にデータ復元ソフトを用いれば誰にも見咎められることはない。

こうしてSDメモリは回収され、事件は解決した。
今日子は今回も「最速探偵」の名に相応しい仕事を果たしたのだ―――エンド。

<感想>

西尾維新先生原作『掟上今日子の備忘録』が浅見よう先生によりコミカライズされました。
連載が開始されたのは「月刊少年マガジン 2015年9月号」から。

その1話です。

記憶が保てない今日子、とはいえ基本情報があり其処に立ち戻ると言った形のようです。
それ以外のことは身体に記したメモにより情報を得ているのか。
つまりはメモを偽装することさえ出来れば今日子の行動を操ることも出来そうですが……。

なかなか興味深い設定ですね、次回にも期待!!

また『掟上今日子の備忘録』は日本テレビ系にて実写ドラマ化も決定。
こちらも期待!!

ちなみに、あらすじでは良さを伝え切れてません。
本作自体を読むべし!!

◆関連過去記事
西尾維新先生「傷物語」がアニメ映画化決定!!

「掟上今日子の備忘録」です!!
掟上今日子の備忘録





キンドル版「掟上今日子の備忘録」です!!
掟上今日子の備忘録





「掟上今日子の推薦文 (講談社BOX)」です!!
掟上今日子の推薦文 (講談社BOX)





キンドル版「掟上今日子の推薦文」です!!
掟上今日子の推薦文





「掟上今日子の挑戦状」です!!
掟上今日子の挑戦状



posted by 俺 at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 漫画批評(レビュー) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。