2015年09月29日

「実は私は」第129話「ヒーローショーを見よう!」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「実は私は」第129話「ヒーローショーを見よう!」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)です。

ネタバレあります、注意!!

登場人物一覧は本記事下部に移動しました。

<あらすじ>

〜〜〜これまでのあらすじ〜〜〜〜

「アナザル」こと「絶対に秘密を守れない男」黒峰朝陽は憧れのヒロイン・白神葉子の秘密を知ってしまった。
その秘密とは「白神葉子がハーフの吸血鬼である」こと。
朝陽は葉子の為に、この秘密を守らねばならない―――。
取り巻く人々を相手に、朝陽は秘密を守り抜くことが出来るのか?

矢先、実は宇宙人であった委員長・渚、狼男で肉食系女子な獅穂、悪魔っ娘の茜、未来人の凛、幼馴染のみかん、天使の華恋も加わって……。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ヒーローショー会場が設置されたデパートの屋上に朝陽と獅狼の姿があった。
前回、獅穂の告白を断ってしまったことを気に病む朝陽。
そんな朝陽を励ます獅狼。
獅狼によれば獅穂の告白は彼女の成長に必要な物と前向きに捉えているらしい。

「気にするな、童心に帰ろう」と繰り返す獅狼は「とりあえずヒーローショーでも」と朝陽を誘う。
気を取り直した朝陽はステージに視線を移す。

すると其処には……司会のお姉さんに促され登場する着ぐるみが1つ。
しかし、これを目にした朝陽は思わず吹き出す。
何故なら、その着ぐるみは「魔法中年まじかる☆あかりん」のものだったからである。

同時にステージ下に集まった子供たちが叫ぶ。
「ちゅうね〜〜〜ん」と。
どうやら「あかりん」は大人気のようだ。

何が起こっているのか呆気にとられる朝陽と獅狼。
その間にもステージでは「あかりん」の着ぐるみがえっちらおっちらと動いている。

(まさか本物じゃないよね……)
着ぐるみの中身を疑う朝陽。
隣を見れば獅狼は必死に首を振っている、信じたく無いようだ。

そんな中、ステージ上の「あかりん」が口を開いた。

「良い子の皆、結婚してくれませんか〜〜〜!?」

この唐突な申し出に、司会がそっと解説を加える。
どうやら「まじかる☆あかりん」は遂に「理想の相手を見つけるよりも、理想の相手を育てる方が早い」と考えたらしい。
まさに悪魔の子孫に相応しい所業である。

ところが、それまで盛り上がっていた子供たちが一斉に気まずそうに目を逸らしてしまう。
静まり返る会場、ステージ上では「お母さん方、安心してください。私には定職があります、夫を食わせて見せます」とアピールまでもが始まっている。

此の遣り取りを涙ながらに見ていた獅狼は呟く……あれは本物だ、と。

そんなこんなでステージ上では「まじかる☆カレン」が登場。
もちろん、その正体は華恋だ。

どうやら「まじかる☆あかりん」は悪役だったようで華恋とユル〜〜〜い戦いを開始。
此処で司会のお姉さんが何故か「あかりん」に応援コールを求める。

先程までの静けさとは打って変わり「ちゅうね〜〜〜ん、どくし〜〜〜ん」との声が飛ぶ。
「さぁ、もっともっと」司会がさらに会場を煽る。

これを見ていた獅狼が涙ながらに朝陽に訴えた。
自分たちも声援を贈ろう、と。
まさに自らの身を切る「あかりん」に心打たれたらしい。

「いや、ちょっ……」
言葉を濁す朝陽だが、熱い獅狼の勢いに押し切られる。

「じゃあ」
おずおずとそのキーワードを口にしようとした朝陽は背後に立つ殺気の塊に気付いた。

そう、あくまでステージ上の「あかりん」は着ぐるみである。
決して本物とは限らないのだ。
そもそも、こんなステージ自体が不自然ではないか。
もしかして、すべては茜により仕組まれていたのではないか!?

ふと見れば、司会のお姉さんの頭部には角が!!
茜の変身である。

「し、獅狼くん……」
慌てて呼びかける朝陽だが、もう遅い。

「ちゅうね〜〜〜ん、どくし〜〜〜ん」
獅狼は魂を込めてその言葉を口にした……。

数十分後。

「「あかり〜〜〜ん」」
夕焼けに照らされるデパートの屋上に長い影が落ち、子供たちが叫びながら駆け抜けていく。

「一応、許可はしてたんだが……な」
子供たちを見送る明里の視線は何処までも優しい。
どうやら、このステージも子供たちが喜ぶならと茜に許可していたらしい。

「とはいえ、あいつは喋り過ぎた」
明里の視線の先にはズタボロにされた獅狼と茜の姿が。

「いえ、優し過ぎたんです」
ポツリと呟く朝陽の頭部には大きな瘤が膨らんでいた―――130話に続く。

充実の「実は私は」が読めるのは「週刊少年チャンピオン」だけ。
本誌で確認せよ!!

<感想>

「週刊少年チャンピオン」にて「さくらDISCORD」を連載されていた増田英二先生の新作。
「さくらDISCORD」は未読の管理人ですが、1話を読んで注目している作品です。
コミックス1巻に続き2巻、3巻、4巻、5巻、6巻、7巻、8巻、9巻、10巻、11巻、12巻、13巻も重版出来とのことで、目出度い。
さらに、14巻も発売予定。
そして、本作かなり面白い!!

そんな「実は私は」が遂にアニメ化。
テレビ東京系列にて2015年7月6日から放送開始とのこと見逃すなかれ!!
ちなみに、登場人物に黄龍院凛らの名前が無いことを見ると序盤をアニメ化する予定なのかな。
さらに、アニメ版は早くもブルーレイ、DVD化が発表されています。

【第EXTRA話】アニメ版「実は私は」スタッフさんとキャストさんの一部を明らかにされよう!

その129話。
サブタイは「ヒーローショーを見よう!」。

再びサブタイは「!」シリーズに。
そんな今回は82話で生まれた鉄板の「中年少女まじかる☆あかりん」が再登場!!

「実は私は」第82話「白状させよう!」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

もう、数ページごとに笑いました。
モチーフと重ねるように「特撮物の鉄板である本物(明里)と偽物(着ぐるみあかりん)登場」から「あかりん、遂に光源氏計画発動か!?」まで悉くツボを突きまくり。
特に「光源氏計画」のくだりは面白かった。

そして、ラストの阿鼻叫喚から獅狼で締めの流れが良い!!
それまで獅狼が熱くなればなるほど、ラストのギャップが凄い。

うむ、今回も充実した回ですな。
多くは語るまい、とりあえず読め!!

そう言えば、上でもお伝えした通りコミックス12巻が発売。
表紙は1巻の葉子、2巻の渚、3巻の獅穂、4巻の茜、5巻のフクちゃんとみかん、6巻の凛、7巻の明里さんに続き、8巻が銀華恋、9巻が渚とみかんのコンビ、10巻が1周回って葉子、11巻は獅穂と凛コンビ、12巻は緑苑坂弓と桐子の夫婦コンビ。
そして、13巻は桃地結香!!
となれば、次回は登場順で水奈川咲かな?

ちなみに、上記のあらすじは本作の魅力を伝えられるよう改変を加えてまとめていますが、その面白さを伝えきれていません。
やっぱり、あの絵とコマ割りなどのテンポあっての本作。
是非、「週刊少年チャンピオン」本誌を読んで欲しい。

もう1度繰り返しましょう。
本作に興味を持たれた方には、是非、「週刊少年チャンピオン」本誌を捜して読んで欲しい。
最近の「週刊少年チャンピオン」は本作など本当に粒揃いでクオリティが高い作品が多い。
注目の雑誌の1つと言えるでしょう。

◆関連過去記事
「実は私は」第1話から第120話まで(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)まとめ

「実は私は」第121話「流しそうめんを食べよう!」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「実は私は」第122話「カブトムシを採りに行こう!」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「実は私は」第123話「気を引こう!」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「実は私は」第124話「未来を変えよう!」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「実は私は」第125話「紫々戸獅穂@」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「実は私は」第126話「紫々戸獅穂A」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「実は私は」第127話「紫々戸獅穂B」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「実は私は」第128話「紫々戸獅穂C」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

登場人物一覧:
黒峰朝陽:主人公、通称「アナザル」。
白神葉子:朝陽の意中の人物。ある秘密が……。
紫々戸獅狼:葉子の幼馴染。彼もまたある秘密を……。
紫々戸獅穂:葉子の幼馴染。彼女もまたある秘密を……。

藍澤渚:クラス委員長。彼女にも秘密が……。
藍澤涼:渚の兄、意外な形で登場することに……。
紅本茜:紅本の親族らしい。彼女にも秘密が……。
紅本明里:教師。彼女にも秘密が……。
黄龍院凛:33話より登場した謎の少女。彼女にも秘密が!?
黄龍丸:凛が駆るドラゴン。52話にて意外な正体が明らかに。

朱美みかん:朝陽の幼馴染。新聞部所属。通称「外道クイーン(オレンジ)」。
岡田:朝陽の友人の1人。通称・岡。眼鏡が特徴。割と友人想いの様子。
嶋田:朝陽の友人の1人。通称・嶋。軽い。124話にてフルネームが「嶋田結太」と判明。
桜田:朝陽の友人の1人。通称・サクラ。渋い。
フクちゃん:「福の神見習い」を名乗る眼鏡。
フクの介:フクちゃんの先輩。やはり眼鏡。
フク太郎:フクちゃんとフクの介の先輩。やはり眼鏡。
フク蔵:フクちゃんとフクの介とフク太郎の先輩。やはり眼鏡。
手崎:文字通り茜の手先な料理教室のシェフ。

朝陽の父:朝陽の家族。22話に初登場。
朝陽の母:朝陽の家族。22話に初登場。
黒峰鳴:朝陽の妹。22話、28話、48話に登場。48話にて名前と顔が判明。92話で高校に進学。
白神源二郎:吸血鬼。額に十字傷を抱く巨人。39話にて名前が判明。
白神桐子:葉子の母で人間。和服の美女。38話にて名前が判明。
銀華恋:茜に続く第2のツノツキ……の筈だったが。58話から登場。

緑苑坂弓:朝陽たちの副担任、実は源二郎。92話から登場。
桃地結香:忍者少女、92話(実際は105話)から登場。ある秘密が……。
閃:鳴、結香のクラスメートの男子。瓶底眼鏡に腰の日本刀がトレードマーク。
水奈川咲:結香、閃、鳴のクラスメート。109話から登場。ある秘密が……。
箱入り娘:114話終盤に登場した謎の人物!?

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2015年09月28日

「兄妹〜少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿〜」第41話「フックマン2」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「兄妹〜少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿〜」第41話「フックマン2」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)です。

ネタバレあります、注意!!

第41話登場人物一覧:
赤木蛍:主人公。今年の春から「聖マルス学園」に特待生として進学した。
圭一:蛍の兄。正義感の強い警官だったが失踪。幽霊となって戻って来た。

能美:「城町西学園」の成績優秀者。「フックマン」を抱えている。
創さん:「聖マルス学園」の成績優秀者。
野間:「聖マルス学園」の成績優秀者。
青葉:「聖マルス学園」2年生女子、学園1の天才。

能美一郎:過去に町止小学校襲撃殺傷事件を引き起こした犯人、当時37歳であった。

これまでの登場人物については過去記事リンクの後に記載しています。

<ネタバレあらすじ>

〜〜〜これまでのあらすじ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

高校生になった赤木蛍は行方不明となっていた兄・圭一と思わぬ形で再会を果たすことに。
なんと、圭一が幽霊として蛍のもとに戻って来たのだ。
しかも、圭一は悪意が関わる事件を察知し悪意を消滅させる能力を手に入れていた。
だが、圭一は現世に介入することが出来ない。
これでは折角の力も無意味である。
其処で圭一から協力を求められた蛍は、兄妹で力を合わせ1人でも多くの人を助けるべく動き出すことに。

・前回までのあらすじはこちら。
「兄妹〜少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿〜」第40話「フックマン」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

地域にある4校合同交流会の参加者が謎の人物に襲撃を受けて入院した。
どうやら凶器は特徴的なフックらしいが……。

コレを知った蛍は交流会で「城町西学園」の代表として参加していた能美を気に掛ける。
実は圭一が能美の背後にフックを抱えた影=フックマンを目撃していたのである。
まさか能美が関係しているのか……。

そんな中、見舞いの帰路に「聖マルス学園」からの参加者の1人・創さんまでもがフックマンの襲撃を受けて倒れてしまう。

これを知った蛍は圭一の言葉を重要視。
交流会参加者が標的にされていると考える。
蛍は警戒を呼び掛けるべく参加者を集めようとする。

一方、楓はそんな蛍を陰ながら監視していた。

交流会参加者たちを公園に集めた蛍は情報をまとめ、さらに3番目の被害者が居たことを知る。
何でも3番目の被害者は自宅に居るところを襲撃されたらしい。

此処で蛍は公園に集まったメンバーに肝心の能美が居ないことに気付いた。
周囲に尋ねるも「城町西学園」からの参加者は能美1人と言うことで詳しくは知らないらしい。
蛍はくれぐれも単独行動を控えるようメンバーに伝え、自身は「城町西学園」へ向かう。

途中、最初の事件が起こった町止地域を通った蛍は数年前に大事件があったことをうっすらと思い出す。
だが、詳細が浮かばない。

その頃、蛍が居なくなった公園では交流会メンバーが怯えつつも、グループを作り対抗しようとしていた。
ところが、次々と目に見えない何かの襲撃を受け倒れて行く。
その傷口は例のフックと同じである。

目視できない謎の相手を前にメンバーは次々と毒牙にかかった。
一帯はたちまちパニックに陥ることに。
やがて、警察と救急車が駆け付ける事態となった。

数十分後、蛍の電話に楓から連絡が。
急いでいた蛍は黙殺しようとするが、当の楓が立ち塞がる。
どうやら、反応を窺っていたようだ。

楓は蛍を特に責めない代わりに、公園で惨劇が発生したことを教える。
驚く蛍に事情を尋ねる楓。

蛍はこれにも答えず町止で起こった事件について問う。
これにはすぐに答えがあった。

楓によれば「数年前、町止小学校に当時37歳の能美一郎なる男性が乱入。生徒たちをフックで襲い多数の死傷者が出た事件があった」らしい。

これを聞かされた蛍は「フック」と「能美」に興味を示す。
もしも、能美一郎があの能美の父親だとしたら……。

それに気付いた蛍、その背後にフックマンの影が―――次話に続く。

ネタバレあらすじはまとめ易いように展開などをかなり改変してます。
気になる詳細は「週刊少年チャンピオン」本誌で確認せよ!!

<感想>

「名探偵マーニー」から3ヶ月……我らが木々津克久先生が「週刊少年チャンピオン」に還って来た!!
というワケで、その新作「兄妹〜少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿〜」です。
1巻、2巻。3巻に続き、早くも4巻が発売予定!!

さて、その41話。
サブタイは「フックマン2」。

どうやら「能美とフックマン」の関係は「蛍と圭一」に近いようです。
おそらく、フックマンは能美一郎か。
フックマンは息子である能美を彼が所属するグループ内で成績最優秀者になるように仕向けており、その為に彼より成績の良い生徒を排除しているのでしょう。
だから、かつては町止小学校での凶行に繋がり、今では城町西の代表が能美になった。
城町西の代表が能美1人なのも、それ以外の人物がフックマンの手にかかったとすれば自然です。
そして今回は交流会を通じ、この対象が他校にまで広がってしまったものか。

問題はこれが能美の意図しているところなのかどうか?
意図通りだとすれば、能美はかなりの悪になってしまいますね。
果たして!?

また、楓が蛍と圭一の秘密に近付きつつある様子。
遂に圭一の存在を楓に明かすこととなるのか!?

そんな中、40話では重要と思われる新キャラが登場しました、その名も青葉。
これにより木蛍(赤)、川楓(緑)、園霧子(桃)に次ぐ色つきキャラが登場することに。
おそらく、キーとなるキャラでしょう。
どちらかと言えば、前作の枯野の女性バージョンと言った感じかな。

どうやら、先の蛍、楓、桃園、青葉ら色つきのキャラが集結し十二人委員会と対決して行く形となるのか。
だとすれば、もう1人黄色のメンバーを加えて5人になりそうな予感。

次回にも注目です!!

木々津克久先生といえば「フランケン・ふらん―OCTOPUS―」が『拡張幻想 年刊日本SF傑作選』(大森望・日下三蔵編、東京創元社刊)に掲載されています。
こちらも注目。

木々津克久先生が「週刊少年チャンピオン」本誌に帰還する!!2012年8月16日より探偵物語「名探偵マーニー」連載開始!!

さて、作者である木々津克久先生と言えば、管理人にとっては「週刊少年チャンピオン」本誌での「ヘレンesp」の作家さんとのイメージ。

「ヘレンesp」は、盲目のヘレンがその特別な力(ESP能力)を駆使し、愛犬や叔父さんたちに見守られながら同年代の友人や幽霊など様々なものと交流する物語。

衝突したり理解し合えなかったりと苦難がヘレンを襲うものの、その都度ヘレンの純粋な心で相手に向き合い相手との心の壁を乗り越えていくさまは、心に響きました。
確かにあらすじだけ聞くとよくある展開かと思うものの、本作は不思議な“熱”と“説得力”を持っており、透明感のある淡い絵柄も加え、なかなかの名作といえるでしょう。

既に連載自体は終了していますが、こちらもオススメです。

◆「兄妹〜少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿〜」関連過去記事
「兄妹〜少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿〜」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)第1話から第40話までネタバレ批評(レビュー)まとめ

◆関連過去記事
「名探偵マーニー」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)まとめ

「フランケン・ふらん 最終話(最終回) Dream」ネタバレ批評(レビュー)

「フランケン・ふらん 59話 BestFriend」ネタバレ批評(レビュー)

「Phase20」(木々津克久作、「チャンピオンRED 2012年1月号」掲載)ネタバレ批評(レビュー)

「鋏女(チャンピオンRED 5月号掲載)」ネタバレ批評(レビュー)

「ヴァンパイア・アナライズ (チャンピオンRED 7月号掲載)」(木々津克久著、秋田書店刊)ネタバレ批評(レビュー)

これまでの登場人物一覧:
赤木蛍:主人公。今年の春から「聖マルス学園」に特待生として進学した。
圭一:蛍の兄。正義感の強い警官だったが失踪。幽霊となって戻って来た。

獣を連れた男(10人と1匹の獣):圭一の死に関わる人物。獣は殺意のことらしい。
PND(疑われざる者):静香によれば圭一が追っていた謎の人物らしい。獣を連れた男と同一人物なのか?
十二人委員会:警察内部に存在する犯罪者を私的制裁する組織、メンバーは12人居るらしい。

死神:黒い影の男の正体。「桐島静香の秘密」「謎の桃園」「騙された死神」に登場。

【赤木家とその周辺】
蛍の父:赤木興業の社長。
赤木真知恵:蛍の母。バーのような店を経営している様子。
節:蛍の妹。
和也:蛍の弟。

謎の少年:蛍の初恋相手らしい。11話に登場。
真島慎一:蛍の幼馴染。彼女に恋心を抱いている。9話から登場。

【聖マルス学園関係者】
志田りか:聖マルス学園の生徒。2話から登場。
塞田康平:蛍のクラスの担任教師。割とミーハーらしい。
見場創太:3話ラストに登場した怪しい男。学園の生徒であった。
緑川楓:蛍のクラスメート。実は少女探偵であった。
校長:聖マルス学園の校長。
教頭:聖マルス学園の教頭。
千葉:鐘楼登頂に挑み謎の転落死を遂げた男子学生。
沼代:22話ラストで鐘楼登頂に挑んでいた男子学生。
5人の成功者:過去に鐘楼に登頂することに成功した面々。
五島:5人の成功者の1人だが……。
桃園霧子:「聖マルス学園」2年生とされる謎の令嬢。「謎の桃園」「崖の下の呪い家」「恋する桃園」に登場。
東条春道:霧子の幼馴染、人気者。
創さん:「聖マルス学園」の成績優秀者。
野間:「聖マルス学園」の成績優秀者。
青葉:「聖マルス学園」2年生女子、学園1の天才。

【警察関係者】
緑川宗達:楓の祖父。推理能力に長けた名刑事として有名らしい。
逸見:楓の知人の刑事。
桐島静香:圭一の同期であるキャリア。現在は警察署長に。
大島:南具署の刑事。
光芝:圭一と静香の同期。
久毛山:圭一と静香の同期。
紅梅:圭一と静香の同期。
二階堂:警部。白い服の男。静香に想いを寄せていたらしい。
山本巡査長:在りし日の圭一の上司。今は田舎の派出所に勤務している。
蓮宮:県警の担当者。

【その他】
志田高志:りかの兄。りかにストーカーしているとのことだが……。
実山:赤木興業を担当している会計士。
貝塚俊雄:実山会計士事務所の職員。比較的若手。
役丸みつえ:実山会計士事務所の職員。紅一点。
三島:実山会計士事務所の職員。太目。
丸木田:実山会計士事務所の職員。ダンディ。
麻依:貝塚の元婚約者。
緑川宗達:楓の祖父。推理能力に長けた名刑事として有名らしい。
末為良則:12話で遺体で発見される。場津間高校の教師であった。
逸見:楓の知人の刑事。
葉森了:場津間高校の学生。末為の教え子。
葉森美和:蛍が廃病院で出会った女性。了の母で入院していた毛羽病院で落命していた。
間岩:米城警察病院の看護師。
怪物:人中に居ようとも誰も興味を向けない怪物。
大人しい人間:怪物に付き添う不可思議な人影。
栗山将秋:怪物たちが暮らしている部屋の契約者。
三ツ矢:誘拐事件の被害者とされる子供の母親。
満島:節の担任教師。
鏡二郎:呪いの家の過去の所有者。
円卓:「占いの館」の占い師の1人、「ジュエル」を名乗っていた。「緑川楓の誤算」に登場。
蝶野:「占いの館」の占い師の1人、「カラスアゲハ」を名乗っていた。「緑川楓の誤算」に登場。
丹下七郎:携帯ショップの店員、35歳。「騙された死神」に登場。
真利奈:七郎の姪。「騙された死神」に登場。
能美:「城町西学園」の成績優秀者。「フックマン」を抱えている。
能美一郎:過去に町止小学校襲撃殺傷事件を引き起こした犯人、当時37歳であった。

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ドラマスペシャル「緊急取調室 容疑者をマル裸!!警視庁最強チームが帰ってきた!!不可能連続殺人を自首!?女の嘘と裏切りを暴く緊迫のバトル開始!!」(9月27日放送)ネタバレ批評(レビュー)

ドラマスペシャル「緊急取調室 容疑者をマル裸!!警視庁最強チームが帰ってきた!!不可能連続殺人を自首!?女の嘘と裏切りを暴く緊迫のバトル開始!!」(9月27日放送)ネタバレ批評(レビュー)です。

<あらすじ>

取り調べの可視化を実施している特別取調室を取材するため、報道番組のキャスター・三沢早苗(斉藤由貴)が警視庁捜査一課「緊急事案対応取調班」(通称・キントリ)にやって来た。可視化の必要性や、正々堂々と戦う覚悟を熱弁するキントリの紅一点刑事・真壁有希子(天海祐希)に、キャリアウーマンの早苗はすっかり共感。「いい友達になれそう」と、声高らかに固い握手を交わし合う。
その翌日のことだ。キントリはある被疑者の取り調べ要請を受ける。その被疑者とは前日の朝、女子刑務所から仮釈放されたばかりの元美容師・矢島聖美(松下由樹)。親友の紹介で付き合い始めた恋人を殺した罪で6年も服役し、ようやく解放されたにもかかわらず、なんと仮釈放からわずか3時間15分後に「人を殺した」と言って自首してきたのだ。実際、供述通りの場所から、聖美の指紋や皮膚が付着した凶器と、男性の遺体も発見された。ところが不可解なことに、遺体の死亡推定時期は約1週間前――どう考えても、刑務所に収監中だった聖美には遂行不可能な犯罪だったのだ!
聖美はなぜ犯し得ない罪を自白したのか。その嘘の裏にはどんな真実が隠されているのか…!? 取り調べを担当する有希子は事実を究明しようとするが、聖美は“嘘の自白”を突き通すと同時に、疑ってかかる有希子を挑発。挙げ句、洗いざらい話す条件として、あろうことか取り調べのテレビ中継を提示してくる。だが、有希子はこれを断固拒否。自供を覆す証拠をつかむため、キントリの面々は仮出所後3時間の足取りや、事件背景の裏取りに走り回る。そんな中、有希子は聖美が出頭時になぜか所持していた高校時代の卒業アルバムに着目。母校を訪ね、捜査の新たな視点となる“意外な手がかり”を得るのだが…。
聖美の取り調べに与えられた時間はわずか3日! 有希子らキントリの面々はその間に真実へたどり着こうと奔走するが、聖美は自供を翻すどころか、“遂行不可能な第2の事件”まで告白し始めて…!?
(公式HPより)


では、続きから……(一部、重複アリ)。

警視庁捜査一課「緊急事案対応取調班」の真壁有希子は取調室の中で数々の強敵を降して来た。
まさに百戦錬磨の古強者である。

そんな有希子の取材に報道番組キャスター・三沢早苗がやって来た。
共に実力勝負の世界に生きる者同士、早苗は有希子と意気投合するのだが……。

その翌日、有希子は出頭して来た元美容師・矢島聖美の取調べを担当する。
聖美によればナンパして来た上村なる男性を殺害してしまったらしい。
聖美は6年前に恋人である溝田を転落死させ服役、模範囚として3年刑期を短縮し昨日に仮釈放となったばかりであった。
なんと仮釈放後、わずか3時間15分の間の犯行だったと言う。
供述通りの場所から供述通りの殺害方法で上村の遺体が発見されたことで聖美の犯行は間違いないと思われたが……。

解剖の結果、上村の死亡推定時刻は約1週間前だったことが明らかとなった。
その頃、聖美は服役中である。
当然、犯行は不可能だ。

では、聖美は不可能な犯行を自白したのか!?
取調を行う有希子に聖美は取調を公開するように迫る。

有希子は聖美の過去に注目し、これを調べ始めた。
すると、聖美が早苗と高校時代の同級生であり親友だったことを突き止める。

早苗によれば、聖美は父が死亡した為に進学を断念し美容師の道を志したらしい。
また、6年前の溝田殺害事件は早苗が前夫と結婚した当日の出来事だったと言う。
しかも、結婚式場で起こった事件だったのだそうだ。
早苗は「おかげで前夫との仲が上手く行かなくなった」とこぼす。

一方、聖美の服役時代を知る刑務官の市原や聖美と親しくしていた囚人・新田圭子は「聖美はそんなことをする人間ではない」と主張する。

また、上村が「服役中の交際相手が居る」と洩らしていたことも判明。

そんな中、聖美がさらなる犯行を匂わせる供述を開始。
なんと、新宿区ニュークラウンビルに男性の死体があると語り始めたのだ。

調べたところ白骨死体が発見。
死体の身許は今田賢人、半年から1年前後の間に殺害されたと思われた。
これまた聖美では犯行不可能だ。

この事態に有希子は聖美の要求を呑むことに。
その真意を探ろうとしたのだ。

こうして、インターネットで取調の公開が行われることとなった。
顔や音声は本人を特定出来ないように加工するものの、生放送である。
日本初の取調の放送に1万3千人を超えるアクセス数を集めることとなった。

聖美は上村殺害については延べず「古い友人は大切だ。だが、友人は洋服のようなもの」と語る。
その意味は「擦りきれない内に捨てねば、捨てられる」ことらしい。
有希子は聖美の真意を計りかねてしまう。

とはいえ、この取調公開は意外な効果を生んだ。
上村殺害当日の聖美について、目撃者の証言が集まり始めたのだ。
結果、タクシー運転手が聖美を中町田公園まで乗せたと証言。
何でも昼前に公園に到着して欲しいと依頼されたらしい。
しかも、この際に聖美は運転手にチップまで支払っていた。
聖美にとって現金は再出発の為に必要な物。
それを惜しげなく使ったことから、此の時点で聖美は出頭を決めていたようだ。

同じ頃、今田の店の従業員・貝塚寛が新たな情報をもたらした。
どうやら、今田には若い恋人が居たらしいのだが……。

その頃、早苗が姿を消すことに。
当の早苗は母校で佇んでいたが……。

矢先、今田の交際相手が新田圭子だったことが判明し事態は急変する。
なんと、今田殺害は新田圭子の犯行だったのだ。
まさか、上村も……。

聖美と同じ刑務所に収監されていた面々を調べていたところ、上村の交際相手・坂口碧が浮上する。
上村殺害は坂口碧だったのだ。

どうやら、聖美は公園で碧の娘を介して凶器の受渡しをしたらしい。
その為に聖美は公園へ急いだのであった。

聖美は同じ刑務所に居た新田圭子と坂口碧の罪を被っていたのである。
もちろん、聖美にも何か狙いがあるのだ。

圭子と碧が罪を認め、有希子は聖美への復讐戦に乗り出す。

圭子と碧が逮捕されたこと、刑務官の市原が聖美たちの行動を知りつつ見逃したことで退職したことを明かし聖美に自白を促す有希子。
これに聖美は「復讐をしたかった」と告白する。

6年前、溝田を殺害したのは早苗であった。
溝田と交際していたのは聖美ではなく早苗だったらしい。
溝田は早苗の結婚式に乱入し脅迫しようとしていた。
其処で早苗が溝田をベランダに追い詰め転落死させたのだと言う。

その後、早苗は聖美に罪を引き受けて欲しいと懇願した。
このとき、早苗は聖美に「友達で居てあげたじゃない」と口にした。
これにショックを受けて聖美は早苗の罪を被ったのだそうだ。

「おかげさまで楽になりました」
泣きながら有希子に洩らす聖美であったが……。

これにより早苗は逮捕された。
一方、聖美は悲劇のヒロインとして華麗に社会復帰を果たした。

その夜、打ち上げを行うキントリの面々の中で有希子は何やら浮かない表情で……。

翌日、早苗の取調べが開始された、担当するのは有希子である。
早苗は聖美に罪を着せたことを後悔していたと供述。
獄中の聖美から「あなたのおかげです、心から感謝します」との手紙を貰うにつけ、恐怖していたと述べる。

そんな早苗に有希子は溝田の死の瞬間について尋ねる。
すると、早苗は溝田が転落死する瞬間を見ていなかったことが判明。
そもそも、ベランダに追い詰められた溝田がバランスを崩し手すりに掴まった状態だった為に助けを呼ぼうとしていたようだ。

さらに、学生時代に夢を語り合ったと言う早苗と聖美。
早苗の夢は「有名になる」こと、聖美の夢は「好きな人が出来たら屋久島に行って星が見たい」ことだったそうだが……。

その翌日、聖美は美容室を開業するべく準備に勤しんでいた。
其処に有希子が現れた。

有希子は聖美に「彼女が溝田と交際していた」ことを突き付ける。
その手には屋久島で笑う溝田と聖美の写真が握られていた。
溝田は早苗と聖美の二股をかけていたのだ。
だが、溝田の本命は早苗であった。
それを知った聖美が、裏切った溝田が手すりに必死に掴まる姿を見て殺意を抱き、止めを刺していたのである。
聖美の罪は冤罪ではなく事実だったのだ。

有希子は聖美が模範囚として3年間刑期を短縮したことを指摘。
今回の事件により仮釈放中に犯人隠避の罪を犯したことで残りの刑期を勤め上げる必要があると述べる。

「ずっと友達って言ってたわ、早苗さん」
「綺麗事を言うな、ずっと人を蔑んで来た癖に!!私の罪を被ったってお釣りが来るわ!!」
有希子の言葉に逆上した聖美は全ての罪を認めてしまう。

その後、有希子から圭子、碧、市原刑務官から慕われていたことを知らされた聖美は自首することに。

聖美は逮捕された。
早苗は6年前の事件にて偽証罪に問われることとなった。

取調の可視化については検討段階だそうである―――エンド。

<感想>

2014年1月に連続ドラマとして放送されていた「緊急取調室」のスペシャル版。
ドラマ原作はなし、オリジナル作品です。

では、ドラマ版の感想を。

「有希子と仲間たち」、「聖美と早苗」、「聖美と圭子や碧や市原」らの関係を軸に「友情(女友達)」を取り上げた作品。
「聖美と早苗」は友情ゆえに反目し争うこととなった。
「聖美と圭子や碧や市原」らは友情ゆえに「一方が盲目的に信頼し、もう一方から利用される関係」となった。
片や「有希子と仲間たち」は友情により信頼関係を築いており、これにより聖美の罪を暴くことに。

また、取調室を舞台にする作品だけに供述をクローズアップして「真実とされていた証言(聖美による溝田殺害)が偽証と思いきや、やっぱり真実だった」との展開は意外性があったように思います。

ただ、「女友達」をテーマとするなら聖美の妄執や早苗との確執をもう少し具体例を挙げて強調した方が良かった気もします。
ちょっと、此の点が薄かった印象。
それと「聖美が親孝行だった点」や「取調の公開を主張した点」ももっと活用しても良かったかも。

先の長所を反故にしてしまいますが、いっそ「6年前の件も含めて、最後まで聖美は誰も殺していない」のも面白かったかもしれません。
例えば、次のようなストーリー。

6年前の犯行は早苗によるもの、生活に困窮していた聖美は母の介護を条件に「親友」と信じていた早苗の罪を被った。
3年前、聖美は獄中で母の死を知りこの条件を早苗が裏切ったことに気付いた。
其処で復讐の鬼となり、自身は手を汚さず早苗を追い詰める方法を模索した。
結果、周囲に良い顔をしつつ相手を利用し犯行に踏み切らせ、有希子がこれを見抜くことを見越して出頭。
取調を利用しヒントを出して捜査を誘導し早苗の罪を暴きつつ、取調を公開することで自身を悲劇のヒロインとして演出し早苗の凋落と比例するように売り出す。
つまり、実はすべて露見することが織り込み済みであった的なストーリー。

そもそも、聖美が主張した犯行は不可能犯罪ばかりですし、あれならば聖美の悪女ぶりを押した方が良かった気がする。
またいずれにしろ、あれほど親孝行をアピールしていたのでこれを聖美がただ根は善人である表現のみに用いたことは惜しい。

あるいは溝田に関して変更しても面白かったかも。
例えば、二股ではなく聖美が早苗を貶める為に溝田を近付けていた……とか。
逆に早苗が溝田を持て余して聖美に手を汚させようと近付けた……とかの方が「聖美と早苗の関係」が強調されてサプライズだったかなぁ。

もちろん、この例はインパクト偏重ではあるのだけど、本作はいろいろポテンシャルを感じさせる作品だっただけにもう1つ何か欲しかったのは事実。
設定が特徴的だっただけに、それに比べて展開が大人しかったかもしれない。

そう言えば、碧や圭子が聖美を庇う理由が友情があったとはいえ最後まで分からなかった。
特に、碧は子供が居るんだし聖美の計画に乗り上村を殺害してしまえば逮捕は確実。
それだけ追い詰められていたことの証拠なのだろうが、上村の私生活を考えれば聖美と無関係に犯行を果たした方が良かったのではないか。
圭子に関しても、今田の遺体はまだ発見されていないワケだし完全犯罪状態。
にも関わらず、此の状態を崩す必要があるとは思えないんだけどなぁ……。
特に今田の遺体は白骨化しているワケだし聖美の犯行で誤魔化せる筈もない。
それだけ聖美に同調していたとのことなのだろうけど、此の点もかなりモヤモヤしたかな。

とはいえ、こうして特番で続けて欲しいシリーズではある。
もちろん、連続ドラマ版の続編製作も出来得るならば期待したいですね!!

◆関連過去記事
テレビ朝日系列2014年1月からの毎週木曜21時枠ドラマは「緊急取調室」とのこと!!

<キャスト>

真壁 有希子(警視庁捜査一課「緊急事案対応取調班」刑事):天海 祐希
梶山 勝利(警視庁捜査一課「緊急事案対応取調班」管理官):田中 哲司
渡辺 鉄次(警視庁捜査一課一係刑事):速水 もこみち
監物 大二郎(警視庁捜査一課一係刑事):鈴木 浩介
菱本 進(警視庁捜査一課「緊急事案対応取調班」刑事):でんでん
中田 善次郎(警視庁捜査一課「緊急事案対応取調班」刑事):大杉 漣
小石川 春夫(警視庁捜査一課「緊急事案対応取調班」刑事):小日向 文世
矢島 聖美(元美容師の被疑者):松下 由樹
三沢 早苗(報道番組キャスター):斉藤 由貴 ほか
(公式HPより、敬称略)


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