ネタバレあります、注意!!
登場人物一覧は本記事下部に移動しました。
<あらすじ>
〜〜〜これまでのあらすじ〜〜〜〜
「アナザル」こと「絶対に秘密を守れない男」黒峰朝陽は憧れのヒロイン・白神葉子の秘密を知ってしまった。
その秘密とは「白神葉子がハーフの吸血鬼である」こと。
朝陽は葉子の為に、この秘密を守らねばならない―――。
取り巻く人々を相手に、朝陽は秘密を守り抜くことが出来るのか?
矢先、実は宇宙人であった委員長・渚、狼男で肉食系女子な獅穂、悪魔っ娘の茜、未来人の凛、幼馴染のみかん、天使の華恋も加わって……。
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狼男であることをみかんと渚に知られた獅穂。
拒否されることを怖れる獅穂であったが、2人は葉子や朝陽のように素顔の獅穂を受け入れる。
こうして、新たな友を得た獅穂であったが……。
その日、登校途中の獅穂に葉子が声をかけて来た。
花火大会へのお誘いである。
「花火大会」と言えば何かあったような……考えていた獅穂たちの表情が凍り付く。
それぞれの秘密の件ですっかり忘れていたが、そもそも「獅穂の未来の夫が嶋問題」が放置されていることに気付いたのだ。
そして、結香はこうも言っていた。
「獅穂と嶋の馴れ初めが花火大会にある」と。
すなわち、葉子の誘いに乗ることは嶋との未来を受け入れることに繋がりかねない。
だが、獅穂はあえて花火大会への参加を決める。
そんな獅穂を必死に押し留めるみかんと渚だが、彼女の決意は固かった。
獅穂によれば嶋との馴れ初めに興味があるらしい。
また、朝陽へ告白するつもりなのである。
そして何より、自分自身と向き合う良い機会だと考えているようだ。
その夜、葉子と共に花火大会へやって来た獅穂は彼女から今回の発案者が朝陽であることを聞かされ驚くことに。
どうやら朝陽は獅穂が花火大会に参加したがっているものの躊躇していることを知っていたらしい。
もはや、獅穂の想いは止められなかった。
獅穂は「友情を壊すかも」と怯えつつ、葉子に朝陽への告白を告げる。
これに対しライバル宣言で返す葉子。
葉子は獅穂を親友と認めた上で正々堂々勝負しようと伝える。
そんな葉子に獅穂は「良い友人に恵まれた」と涙ぐむのであった。
いよいよ朝陽へ告白を決行する獅穂。
そのとき、朝陽は―――128話に続く。
充実の「実は私は」が読めるのは「週刊少年チャンピオン」だけ。
本誌で確認せよ!!
<感想>
「週刊少年チャンピオン」にて「さくらDISCORD」を連載されていた増田英二先生の新作。
「さくらDISCORD」は未読の管理人ですが、1話を読んで注目している作品です。
コミックス1巻に続き2巻、3巻、4巻、5巻、6巻、7巻、8巻、9巻、10巻、11巻、12巻も重版出来とのことで、目出度い。
さらに、13巻も発売予定。
そして、本作かなり面白い!!
そんな「実は私は」が遂にアニメ化。
テレビ東京系列にて2015年7月6日から放送開始とのこと見逃すなかれ!!
ちなみに、登場人物に黄龍院凛らの名前が無いことを見ると序盤をアニメ化する予定なのかな。
さらに、アニメ版は早くもブルーレイ、DVD化が発表されています。
・【第EXTRA話】アニメ版「実は私は」スタッフさんとキャストさんの一部を明らかにされよう!
その127話。
サブタイは「紫々戸獅穂B」。
遂に125話目から「!」なしのサブタイが登場。
まさに新シリーズ「未来を変えよう」編の幕開けと言えるでしょう。
そんな127話は怒涛の展開に発展。
なんと、獅穂が遂に朝陽へ告白です。
とはいえ、この結果は火を見るより明らか。
朝陽には何と言っても葉子が居ます。
これにより獅穂は朝陽を吹っ切ることとなるのでしょう。
そして、其処へ嶋がアプローチをかける展開か。
つまり、ほぼ獅穂の夢の通り。
でもって、これが馴れ初めになりそうな予感。
言わば、獅穂と嶋を結び付けたのは朝陽になりそうか。
そもそも、獅穂の朝陽への想いは「狼男であることを知っても人格を認めてくれた初の異性」だったことに由来してそうなところもあるし、愛よりは好意に近かったのかもしれないなぁ。
うむ、今回も充実した回ですな。
多くは語るまい、とりあえず読め!!
そう言えば、上でもお伝えした通りコミックス12巻が発売。
表紙は1巻の葉子、2巻の渚、3巻の獅穂、4巻の茜、5巻のフクちゃんとみかん、6巻の凛、7巻の明里さんに続き、8巻が銀華恋、9巻が渚とみかんのコンビ、10巻が1周回って葉子、11巻は獅穂と凛コンビ、12巻は緑苑坂弓と桐子の夫婦コンビ。
そして、13巻は桃地結香!!
となれば、次回は登場順で水奈川咲かな?
ちなみに、上記のあらすじは本作の魅力を伝えられるよう改変を加えてまとめていますが、その面白さを伝えきれていません。
やっぱり、あの絵とコマ割りなどのテンポあっての本作。
是非、「週刊少年チャンピオン」本誌を読んで欲しい。
もう1度繰り返しましょう。
本作に興味を持たれた方には、是非、「週刊少年チャンピオン」本誌を捜して読んで欲しい。
最近の「週刊少年チャンピオン」は本作など本当に粒揃いでクオリティが高い作品が多い。
注目の雑誌の1つと言えるでしょう。
◆関連過去記事
・「実は私は」第1話から第120話まで(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)まとめ
・「実は私は」第121話「流しそうめんを食べよう!」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)
・「実は私は」第122話「カブトムシを採りに行こう!」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)
・「実は私は」第123話「気を引こう!」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)
・「実は私は」第124話「未来を変えよう!」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)
・「実は私は」第125話「紫々戸獅穂@」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)
・「実は私は」第126話「紫々戸獅穂A」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)
登場人物一覧:
黒峰朝陽:主人公、通称「アナザル」。
白神葉子:朝陽の意中の人物。ある秘密が……。
紫々戸獅狼:葉子の幼馴染。彼もまたある秘密を……。
紫々戸獅穂:葉子の幼馴染。彼女もまたある秘密を……。
藍澤渚:クラス委員長。彼女にも秘密が……。
藍澤涼:渚の兄、意外な形で登場することに……。
紅本茜:紅本の親族らしい。彼女にも秘密が……。
紅本明里:教師。彼女にも秘密が……。
黄龍院凛:33話より登場した謎の少女。彼女にも秘密が!?
黄龍丸:凛が駆るドラゴン。52話にて意外な正体が明らかに。
朱美みかん:朝陽の幼馴染。新聞部所属。通称「外道クイーン(オレンジ)」。
岡田:朝陽の友人の1人。通称・岡。眼鏡が特徴。割と友人想いの様子。
嶋田:朝陽の友人の1人。通称・嶋。軽い。124話にてフルネームが「嶋田結太」と判明。
桜田:朝陽の友人の1人。通称・サクラ。渋い。
フクちゃん:「福の神見習い」を名乗る眼鏡。
フクの介:フクちゃんの先輩。やはり眼鏡。
フク太郎:フクちゃんとフクの介の先輩。やはり眼鏡。
フク蔵:フクちゃんとフクの介とフク太郎の先輩。やはり眼鏡。
手崎:文字通り茜の手先な料理教室のシェフ。
朝陽の父:朝陽の家族。22話に初登場。
朝陽の母:朝陽の家族。22話に初登場。
黒峰鳴:朝陽の妹。22話、28話、48話に登場。48話にて名前と顔が判明。92話で高校に進学。
白神源二郎:吸血鬼。額に十字傷を抱く巨人。39話にて名前が判明。
白神桐子:葉子の母で人間。和服の美女。38話にて名前が判明。
銀華恋:茜に続く第2のツノツキ……の筈だったが。58話から登場。
緑苑坂弓:朝陽たちの副担任、実は源二郎。92話から登場。
桃地結香:忍者少女、92話(実際は105話)から登場。ある秘密が……。
閃:鳴、結香のクラスメートの男子。瓶底眼鏡に腰の日本刀がトレードマーク。
水奈川咲:結香、閃、鳴のクラスメート。109話から登場。ある秘密が……。
箱入り娘:114話終盤に登場した謎の人物!?
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