2015年10月04日

『スーサイド・パラベラム』第7話(道満晴明作、講談社刊『メフィスト 2015vol2』連載)ネタバレ批評(レビュー)

『スーサイド・パラベラム』第7話(道満晴明作、講談社刊『メフィスト 2015vol2』連載)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<ネタバレあらすじ>

此処は11階層にある作戦会議室―――其処に複数のチハヤ(千流)の姿があった。
司令官服を着込んだチハヤは周囲のチハヤに「オウカ捕獲作戦」について説明を始める。

司令官チハヤによれば13階層の孤島に既に仲間が待機しており、11階層側とでオウカを挟み撃ちにしようと目論んでいるらしい。
複数のチハヤたちが協力することでオウカ捕獲まで実現直前かと思われたが……。

ふと、1人のチハヤが「殺人鬼」について口にする。
その「殺人鬼」は無差別にチハヤを狩っているらしい。
これ以上の被害を怖れたチハヤが対処を求めた。
軽く頷いた司令官チハヤは「対策について検討しよう」と口にするが。

直後、作戦会議室内の明かりが消えた。
それは一瞬の出来事であった。
だが、同時に致命的なことだったのだ。

次に明かりが戻ったそのとき、室内には生きた者は1人しか居なかった。
刀を手にした隻眼覆面の人物である。そして、その刀は血に濡れていた。
あろうことか、あの刹那で司令官チハヤたちは悉く首を断たれていたのである。
隻眼覆面―――いや「殺人鬼」は多数のチハヤの遺体を振り返ることもなく退室した。

同じ頃、これまでの主人公であるチハヤは牢に繋がれていた。
隣では枯葉がやる気の無さそうに歌を歌っている。

どういう経緯で牢に入ったのかは定かではない。
だが、チハヤの目的はただ1つ―――オウカを捕まえること。
此処でこうしているワケにはいかない、チハヤは牢を抜け出すべく壁に穴を掘り始めた。
しかし、これが一向に進まない。

矢先、当のオウカがチハヤを訪ねて来た。
窓越しに対峙する2人、身を乗り出すチハヤだが窓が壁となって2人を隔てていた。
オウカはチハヤに「友達とゆっくり過ごすように」言い置くと去ってしまった。

焦るチハヤは牢の壁に昼夜を問わず挑む。
だが、やはり進まない。

そんな中、隣の房から声が聞こえて来た。
姿は見えないが、声の主はチハヤにポスターの裏を掘るように奨める。
それは隣の房へと続くらしい。

最初は疑っていたチハヤだが、声の主に興味を持って穴を掘ってみた。
すると……声の主の言葉の通り、それは隣の房に続いていた。

そして其処には足を失い動けなくなったチハヤが横たわっていたのである。
彼女によれば「殺人鬼」にやられたらしい。
もはや、身動きとれぬ自身に代わってオウカを捕まえて欲しいと訴える彼女は自身の「猫柳」を託す。
また、身動き出来ないチハヤに拘束は必要ないと判断されたらしくこちらの牢の鍵は開いていた。

こうして、他のチハヤの想いも背負ったチハヤはオウカを追うべく牢を出た。
残された枯葉が何度となくチハヤを呼ぶが、チハヤは振り返らない。

一方、チハヤの肩に座るメリックは夜空に浮かぶ大きな弾丸を目撃していた。
それは少しずつ大きくなりつつある―――第7話へと続く。

<感想>

『メフィスト』の新連載第7回。
5話、6話に続き、7話でも新たな情報が!!

どうやら、オウカの精神世界を駆け巡る壮大な追いかけっこは悲喜交々の状況を生んでいる様子。
多数のチハヤが生じると共に、同じチハヤ同士でも利害が一致しない状況が生じているようです。
結果として、チハヤ同士でも対立することに。

6話でも「強硬派チハヤ」や「隻眼覆面」が登場しましたが、7話では「チハヤ連合」が登場。
とはいえ「隻眼覆面」こと「殺人鬼」により打撃を受けることに。

この「殺人鬼」ですが「猫柳」を手にしていることから、これもまたチハヤでしょう。
すなわち、チハヤの中にもオウカを手助けする存在が居ることに。
まさにチハヤ同士でも戦うことになりそうです。

そして、敢えてチハヤを牢に捕え枯葉と共に置こうとしたオウカの意図も気になります。
オカマと共に枯葉には何かがありそう。
もしかして「枯葉=オウカ」なのでしょうか?
探さずとも実は身近に居た的な展開も思い浮かびますが……。

さらにメリックが目にした「空に浮かぶ弾丸」。
それは少しずつ迫っているようです。

チハヤが存在する世界はオウカの脳内世界。
オウカは「魔銃パラベラム」の弾を頭部に撃ち込み、世界を構築しました。
それが大きく見える(近付く)と言うことは……もしかするとタイムリミットが存在しており迫りつつあるのか!?
弾が到達したときこそが、オウカの死になるのかもしれません。
だとすれば、チハヤは素早い対処を求められることとなりそうですが……いずれにしろ「殺人鬼」との対決は避けられないでしょう。

謎が謎を呼ぶ展開です、次回も見逃すなかれ!!

では、此処からは7話までのまとめ。

状況を簡単にまとめるとこんな感じかな。
まず、オウカが死ねないことを知りつつパラベラムを用いて自殺未遂、昏睡状態に。
これを救うべくチハヤがオウカの深層心理世界に飛び込む。
その目の前で深層心理世界のオウカが自殺。
これにより、チハヤがオウカに内包される。
内包された状態のチハヤが深層心理世界のオウカを救うべくさらにダイブ。
これを繰り返すことで、マトリョーシカ状態のオウカとその中で複数のチハヤが存在しているものか。
どうやら、オウカの身体の中が既にパラレルワールドとなっているようだ。

そして、オウカ自身の自殺未遂も何らかの目的があってのことか。
考え得るのは幾重にも続く運命の螺旋にチハヤを取り込むことかなぁ。
それにより、永遠にチハヤと共に居ることが可能になるとか。

そんな中、迫り来る弾丸の描写が。
あれはタイムリミットを示唆したものか!?

ちなみに「スーサイド」が「自殺」や「破滅」を意味する英語、「パラベラム」が「戦いに備える」とのラテン語だそう。
本作タイトルを仮に和訳すれば「破滅(自殺)への戦いに備える」と言った意味合いか。
あるいは意訳すれば「(次なる)戦いに備えた破滅(自殺)」とも解釈出来そう。

そして4話に登場した「サムサラ・エクスプレス」。
「サムサラ」は「輪廻転生」を表す言葉。
つまり「サムサラ・エクスプレス」は「輪廻転生列車」。
だからこそ環状線になっており、今生の終着駅は次の人生の始発駅となるのだろう。
オウカが4話で語った夢のうち、列車旅は4話、アイドルは3話、ギャングのボスは1話で達成済み。
オウカはその度に、次のステージへと移動して行く。
これをチハヤが追い続ける。
この流れも「輪廻転生」と言えそうだ。

これらからは「輪廻転生」と同じく「終末へ向けてのリセット(またはその繰り返し)」と言った意味が引き出せる。
全体的に抒情的な世界で繰り広げられるチハヤとオウカの追いかけっこ。
次なる舞台は何処になるのか?
次回も楽しみです!!

ちなみに『メフィスト』が遂に電子書籍化されています。
詳しくは下記記事をどうぞ!!

講談社刊『メフィスト』も遂に電子書籍に参入とのこと!!

◆関連過去記事
『スーサイド・パラベラム』第1話(道満晴明作、講談社刊『メフィスト』連載)ネタバレ批評(レビュー)

『スーサイド・パラベラム』第2話(道満晴明作、講談社刊『メフィスト』連載)ネタバレ批評(レビュー)

『スーサイド・パラベラム』第3話(道満晴明作、講談社刊『メフィスト』連載)ネタバレ批評(レビュー)

『スーサイド・パラベラム』第4話(道満晴明作、講談社刊『メフィスト』連載)ネタバレ批評(レビュー)

『スーサイド・パラベラム』第5話(道満晴明作、講談社刊『メフィスト』連載)ネタバレ批評(レビュー)

『スーサイド・パラベラム』第6話(道満晴明作、講談社刊『メフィスト 2015vol1』連載)ネタバレ批評(レビュー)

第7話が掲載された「メフィスト 2015 VOL.2 (講談社ノベルス)」です!!
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第5話が掲載された「メフィスト 2014 VOL.2 (講談社ノベルス)」です!!
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土曜ワイド劇場「ドクター彦次郎 顔と体を自在に変える連続殺人犯!1億円の名画に隠された18年前の薬の謎…ヤブ医者が治療したら手術痕が消えた!?」(10月3日放送)ネタバレ批評(レビュー)

土曜ワイド劇場「ドクター彦次郎 顔と体を自在に変える連続殺人犯!1億円の名画に隠された18年前の薬の謎…ヤブ医者が治療したら手術痕が消えた!?」(10月3日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

大藪彦次郎(寺島進)は、京都・東山にある小さな医院の医師。屋台のタコ焼き店主から転身した変わりダネで、院長を務める義姉・内倉享子(戸田恵子)の下、急患の知らせがあれば、お手製の “救急自転車”に乗って駆けつける破天荒キャラだが、医者としての腕は確かで、街の人々からは“彦ちゃん”と呼ばれて親しまれている。
ある日、旅館の女将・小川志乃(黒谷友香)から急患の連絡を受けた彦次郎は、腹痛を訴える宿泊客の森忠彦(東根作寿英)を往診した。森は都内で画廊を営んでおり、京都には女子高生のひとり娘・七海(荒川ちか)と2人で旅行に来ていたようだった。彦次郎は名刺を渡し、痛みがぶり返したら必ず連絡するよう告げる。
ところが翌日、その森が遺体となって発見される…! 現場に彦次郎の名刺が落ちていたことから、彦次郎は重要参考人として京都府警捜査一課刑事・後白河孝麿(宇梶剛士)に連行されてしまう。後白河は京都に代々続く名家の跡取りでありながら警察を志望したこれまた異色の刑事で、彦次郎とはひょんなことから知り合い、長年に渡っていがみ合ってきた犬猿の仲だ。

このところ京都市内では“オヤジ狩り”が頻発しており、森を殺害した凶器も一連のオヤジ狩りと同様のスパナであることが判明。森は、オヤジ狩りの若者たちに襲われたという見方が濃厚となった。
父・忠彦の遺体と対面した七海は突然、過呼吸の発作を起こし、ちょうど署内にいた彦次郎が手当てを行う。東京から駆けつけた七海の母・美代子(渡辺梓)によると、七海は自らの出生の秘密を知ってから、発作を起こすようになったという。忠彦が実の父親ではないという事実を偶然知って以来、七海は深く心を痛めていた。彦次郎は、そんな七海のことが妙に気にかかる。

その矢先、彦次郎は格闘の末、オヤジ狩りの犯人をひっ捕らえることに成功!だが、犯行グループは他のオヤジ狩りに関わったことは認めたものの、森忠彦の殺害だけは頑なに否定する。
忠彦を殺したのは一体誰なのか…!?その一方で、七海の発作を治そうと必死に原因を調べていた彦次郎は、思いも寄らない衝撃の真相にたどり着く!!
(公式HPより)


では、続きから(一部、重複アリ)……。

大藪彦次郎は京都・東山の小さな医院の医師で、タコ焼き屋台の店主時代に名医・谷川恭介の薫陶を受け苦学して転身した変わり種である。
だが、その分だけ命に対して強い責任感を抱いていた。
また、医師としての腕も確かであり、街の人々からは「彦ちゃん」と呼ばれ頼りにされている。

ちなみに、京都府警捜査一課に在籍する後白河孝麿とはマドンナである旅館の女将・小川志乃を巡りライバル関係にあるが実は強い信頼関係で結ばれている。
もっとも、本人たちは頑なにこれを認めようとはしないが。

ある日のこと、彦次郎は志乃に急患の治療を依頼された。
駆け付けたところ、患者は宿泊客の森忠彦であった。
森を一目見た彦次郎は彼が余命幾許も無い状態であることを悟る。
そんな森の傍には彼の1人娘・七海が何処か距離を取って立っていた。

彦次郎の治療の甲斐あって森は持ち直した。
とはいえ、無理を重ねる森の姿に彦次郎は深い事情を感じる。
一度、担当したからには……と彦次郎は森に「何かあれば」と名刺を手渡した。

ところが翌日のこと、彦次郎は後白河に連行されてしまう。
なんと、森が何者かに殺害され彦次郎の名刺を所持していた為に容疑がかかったのである。
これに彦次郎は事情を説明し事無きを得た。

彦次郎が犯人ではないと知った後白河は市内で横行する「オヤジ狩り」の犯行と睨み捜査を開始。

一方、残された七海は森の遺体を前に過呼吸症候群の発作を起こすが彦次郎の手当により回復する。
遅れて駆け付けた森の妻・美代子によれば七海には出生の秘密があり、心因性のものらしい。
なんと、森は七海の実父では無かったのだ。
以来、七海は森に素直になれずよそよそしい態度を取っていたそうだ。

その日の午後、志乃に連れられた彦次郎は一軒の喫茶店へ。
其処には不慮の死を遂げた高名な画家・瀬川幸一郎の手による絵が多数飾られていた。
それもその筈、この喫茶店は瀬川の妻・瑠璃子と瀬川の弟・亜貴二が経営していたのだ。
幸一郎の絵の中に見知った錠剤が描かれていることに興味を覚える彦次郎であったが……。

数日後の夜、彦次郎は「オヤジ狩り」と遭遇するが、これを捕まえることに成功する。
ところが、「オヤジ狩り」は森殺害については否定。
どうやら、森はまた別の何者かに殺害されたようである。

矢先、彦次郎は瑠璃子と亜貴二が七海と意外な接点を持つことを知る。
瀬川幸一郎は弟子である高野幸男に殺害され、当の高野は行方をくらませていた。
ところが、この高野が森と美代子の友人であり、七海の実父だったのだ。

その夜、高野を名乗る電話が美代子に入る。
また、亜貴二が何者かに襲撃を受けてしまった。

負傷した亜貴二は彦次郎の医院へ運び込まれた。
もともとの傷が浅かったこともあり、亜貴二はすぐに回復することとなった。
今回の負傷以外に傷1つない亜貴二の身体に彦次郎は感心する。

高野を名乗る電話と亜貴二襲撃は関連付けられ、高野の犯行とされることに。
森殺害も追われる身の高野の居所を森が掴んだ為と思われた。

全ての根源が瀬川幸一郎殺害にあると見た彦次郎は過去に瀬川家に窃盗に入った泥棒・清水さんから情報を得る。
清水さんによれば瀬川は瑠璃子を虐待していたらしい。
傷心の瑠璃子は高野と男女の関係だったのだそうだ。
もしかすると、幸一郎殺害に瑠璃子も関与しているのか!?

彦次郎が瑠璃子を疑う中、地元の画家・香坂功が高野ではないかと疑われることに。
香坂は身柄を拘束され取調を受ける。

ところが、この間に瑠璃子が殺害されてしまう。
香坂には瑠璃子殺害は不可能。
また、香坂が高野ではないことも確認され捜査は振り出しに。

彦次郎はと言えば、生前の瑠璃子の行動を思い出し違和感を抱く。
瑠璃子は庭で何かを拝んでいたのである。
早速、その場所を調べたところ人骨が発見された。

また、幸一郎の絵に描かれ彦次郎が興味を覚えた錠剤、すなわち免疫抑制剤をきっかけに幸一郎が腎移植を受けていたことを突き止めた。

ところが、彦次郎はこれにより矛盾が生じることに気付く。
それはある人物が犯人であることを指し示していた。

その人物とは―――亜貴二、いや、亜貴二を騙る何者かだ。
幸一郎が腎移植を受けていたとすれば、近親から移植を受けた筈だ。
ところが、彦次郎が治療した亜貴二の身体には移植の痕跡が無かったのである。
つまり、彦次郎が知る亜貴二は偽物なのだ。

彼こそ瑠璃子と共謀し幸一郎を殺害した高野その人であった。
正体を暴露された高野は真相を語り始める。

学生時代に美代子と交際し七海をもうけた高野。
だが、高野は美代子と別れ幸一郎に師事した。
美代子は森と結婚し、七海を出産する。

一方、虐待を受ける瑠璃子に同情した高野は何時しか彼女を愛するように。
其処で共謀し幸一郎を殺害した。
さらに、本物の亜貴二を殺害し、瑠璃子の協力でこれに成り済ました。
庭から出た白骨は本物の亜貴二の物だ。

ところが、死を悟った森が七海の為に高野を求めて彼のもとを訪れた。
正体を知られたことに怯えた瑠璃子に急かされる形で森を殺害する羽目に。
この際、「オヤジ狩り」の犯行に偽装したのだが当の「オヤジ狩り」が逮捕されたことで計画変更を余儀なくされた。

其処で亜貴二を騙る高野と瑠璃子はすべて高野の犯行に偽装しようと工作。
美代子に連絡を入れるや高野は瑠璃子に自身を襲撃させ、その犯行を印象付けた。

しかし、一度不安に襲われた瑠璃子はこれで留まらず七海の口封じを計画し始めた。
森が高野について七海に教えている可能性を疑ったのだ。
実の娘を手に掛けることに抵抗を覚えた高野は瑠璃子を殺害したのである。

こうして、亜貴二を騙っていた高野は逮捕された。
七海は森の真意を知り、涙を流すことに―――エンド。

<感想>

新シリーズ「ドクター彦次郎」第1弾です。
原作は無し、オリジナル作品。

では、ドラマ版の感想を!!

何と言っても、彦次郎を演じた寺島進さんのキャラをフル活用したドラマでしたね。
また、後白河を演じた宇梶剛士さんも同様にキャラを活かしていましたね。
そう言えば、後白河の蝶ネクタイ姿はインパクトがありました。

そして「医師が主人公の2時間サスペンス」だとラストには主人公の医師が自殺しようとした犯人を治療するパターンが多いのですが本作はこれを崩して来ましたね。
パターンを崩すと言えば瑠璃子の死亡が22時頃ではなく22時30分頃だったのもサプライズでした。

医師が主人公であることを活かし、腎移植の痕跡から亜貴二を騙る高野を看破するのも興味深かった。
てっきり、庭の人骨こそ高野であり亜貴二が全ての黒幕だと思っていたので此の点もサプライズでした。

全編通じてキャラが活き活きとしていたので、なかなかに楽しめました。
シリーズ次回も期待して良さそう……かな!?

<キャスト>

大藪彦次郎:寺島 進
内倉享子:戸田恵子
後白河孝麿:宇梶剛士
小川志乃:黒谷友香
谷川恭介:小林稔侍
瀬川瑠璃子:中山 忍
後白河静子:鷲尾真知子
瀬川亜貴二:本宮泰風
森 美代子:渡辺 梓
森 七海:荒川ちか ほか
(順不同、敬称略、公式HPより転載)


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