2015年10月07日

水曜ミステリー9「夏樹静子サスペンス 逆転弁護士ヤブハラ2 京都嵐山・17年前の謎 無罪判決は誤審…!?酷似した殺人で再逮捕に 弁護士生命の危機!血染めの手袋が鍵に…完全アリバイの盲点(京都・十七年前の真実)」(10月7日放送)ネタバレ批評(レビュー)

水曜ミステリー9「夏樹静子サスペンス 逆転弁護士ヤブハラ2 京都嵐山・17年前の謎 無罪判決は誤審…!?酷似した殺人で再逮捕に 弁護士生命の危機!血染めの手袋が鍵に…完全アリバイの盲点(京都・十七年前の真実)」(10月7日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

妻の三回忌を終えた弁護士・藪原勇之進(長塚京三)は、仕事を辞め、妻の故郷である京都で暮らし始めた。しかしそこへ、少し前まで一緒に弁護士事務所を開いていた朝吹里矢子(黒谷友香)から連絡が。不動産会社社長・黒川充治(島崎義久)殺害容疑で逮捕された男が、藪原の弁護を希望しているのだという。男の名前は、潮一志(長江健次)。その名前を聞いた藪原は、がく然とする。潮は、17年前にも殺人容疑で捕まって起訴され、藪原が弁護を担当したのだ。そして確たる物的証拠がない等の理由から無罪に。しかし当時、藪原も、一緒に弁護を担当した里矢子の亡き父・朝吹慎之介(御宿このむ)も、潮の目や落ち着きのなさから、心の奥底では有罪なのではと疑っていた。

潮が17年前に無罪となったのは、おでん屋台の店主・沢田陽司(納見俊三千)が、ネクタイで絞殺された後、水死に偽装された殺人事件。今回黒川がそれと酷似した手口で殺されていた。また黒川と面識があること、犯行時刻頃に遺体発見現場付近にいたことなどから潮が逮捕されたのだ。無罪を主張する潮と面会した藪原は、悩んだ末に弁護を引き受けることを決意。過去の一件を思いながらも、真実を見つけるべく里矢子と共に聞き込みに出掛ける。

藪原と里矢子は、潮が黒川から借金の返済を迫られていたことや、近隣住民との揉め事を抱えていたことなどを知る。そんな中、週刊誌の記者・田浦道則(篠塚勝)から藪原に連絡が。呼び出されてとある駅前へ行くと、沢田の娘・沢田瑤子(釈由美子)が17年前の真犯人の情報を求めてビラ配りをしていた。さらに田浦から、無罪判決後に瑤子の母親が自殺未遂をおこし、夫は1年前に病死。現在は認知症を患う母の介護をしながら息子を育てていると聞き、瑤子の壮絶な17年間に胸を痛める。瑤子からやはり潮が犯人ではと問われた藪原は、言葉を返すことができない。その後、警察は、黒川殺しについて直接的な証拠が見つからないため潮の不起訴処分を発表。そのニュースを目にした瑤子は、言葉を失う。しかも居所を調べて尾行した瑤子の目の前で、釈放の祝杯に酔った潮が17年前の出来事について語り出す…。 そこには、驚きの事実が…果たして17年前の事件の真相とは?
(公式HPより)


では、続きから……(一部、重複あり)。

弁護士の藪原勇之進は若い朝吹里矢子弁護士の師匠である。
そんな藪原が今回担当したのは不動産会社社長・黒川充治殺害事件。
その被告とされた潮一志の弁護を担当することとなったのだ。

藪原と潮の間にはある因縁があった。
潮は京都出身で17年前にもおでん屋台の主人・沢田陽司殺害事件で被告人となっており、この弁護を藪原が担当していたのだ。
藪原の活躍で潮は無罪となっていたが、17年経過した今でも藪原自身は潮の犯行への疑惑を拭い切れていなかったのである。

同じ頃、介護士の沢田瑤子は潮逮捕の報をニュースで見詰めていた。
そんな瑤子に心配そうに声をかける介護施設のオーナー・平本啓一。
それもその筈、瑤子は17年前の被害者・沢田の娘であった。

17年前、瑤子は犯人と信じていた潮が藪原により無罪となったことにショックを受けた。
母・房子は世に絶望しこれが原因か早くに認知症を患ってしまった、ようやく結婚した夫も1年前に病死。
今は房子を自身が勤務する施設に預けつつ、1人息子とアパートで生活している。
瑤子にとって、潮は不倶戴天の仇敵、藪原はその味方なのである。

その頃、当の藪原は潮の周辺を調べていた。
すると、潮が黒川に借金があり返済を迫られていたことを知る。
潮には黒川殺害の動機があったのだ。

矢先、藪原が動くまでも無く具体的な証拠が見つからなかったことから潮の不起訴が決定した。
この報を目にした瑤子は怒りに肩を震わせる。

その夜、祝杯を挙げる潮は居酒屋店主の森本悦郎など友人相手に17年前の事件について語り出した。

「のこのこと黄色い鞄を持って来やがってさぁ……」

これを密かに監視していた瑤子はこの言葉に潮の犯行を確信する。
沢田は殺害当日に大金を収めた黄色い鞄を所持していたのだ。
しかも、その鞄は沢田が初めて使用した物だった。

翌日、瑤子は問い詰めるべく潮宅に乗り込むのだが……。
その数時間後、潮が刺殺体で発見されてしまう。
傷は十数ヶ所にも及び、動機は怨恨と見られた。
しかも、現場付近からは凶器と瑤子の指紋が付着したビニール手袋が回収され、瑤子に容疑が向かうことに。

瑤子は3歳になる息子とベランダで遊んでいたと証言するが、3歳の息子の証言は要領を得ず立証出来ずに居た。
其処で、この弁護に藪原が乗り出した。
藪原は今度こそ真相を明らかにしてみせると宣言する。

まず、藪原は瑤子のアリバイを立証しようとする。
ベランダを目視出来る位置に住む人々を調べ、その中から南田吉之助老人の証言を得ることに成功する。
南田老人によれば母子で遊ぶ姿が微笑ましくよく覚えていると言う。

だが、当の南田老人は重病で余命幾許も無い状態であった。
到底、公判開始には間に合わない。

其処で藪原は「刑訴の証拠保全」を行うことに。
事前に裁判官立ち会いのもとで証言を録音するのだ。
南田老人は病身を押して証言するのであった。

その一方で、介護施設から房子が逃亡してしまう。
狼狽する平本に、この報を聞き付けた藪原たちも協力し房子の身柄を保護するのであった。
震える房子に「おぶうですよ」とお茶を振る舞う平本。
その様子に藪原は何かを感じ取る。

直後、里矢子が房子の部屋から血塗れのビニール手袋を発見する。
どうやら、何処かから拾って来たようだが……。

これを目にした藪原はある事実を確信する。

公判が開始され、証人として平本が召喚された。
藪原は開口一声「あなたが犯人ですね」と断言する。

藪原は平本が房子にお茶を振る舞った際の「おぶう」との言葉に気を留めていた。
「おぶう」とは京都弁でお茶のことである。
つまり、平本は京都出身なのだ。
そして、潮もまた京都出身である。
調べたところ、平本と潮の間に上下関係があったことが判明したのだ。

此処から藪原は沢田、黒川殺害が平本と潮の共同正犯であると主張。
また、平本が口封じの為に潮を殺害したと指摘する。

潮殺害現場から発見された瑤子のビニール手袋も仕事で使用した物を平本が盗み出しておいた物であった。
そして、房子の部屋から発見された血塗れのビニール手袋こそ、本当に潮殺害に用いられたビニール手袋だったのだ。
そのビニール手袋からは潮の血痕と平本の指紋が検出されていた。
房子は施設を徘徊した際に、この証拠を知らずに手に入れていたのだ。

こうして、平本が真犯人と判明し瑤子は無実となった。
奇しくも、房子と瑤子の行動が17年前の真相を暴いたのであった―――エンド。

<感想>

「弁護士 朝吹里矢子」の師匠である藪原勇之進が活躍する「逆転弁護士ヤブハラシリーズ」第2弾。

水曜ミステリー9「夏樹静子サスペンス 逆転弁護士ヤブハラ 証言拒否 資産家セレブ一族の連続殺害事件!美しき内縁の妻の2つの顔…黒い保険金6000万円と封印された謎の遺書」(2月18日放送)ネタバレ批評(レビュー)

ドラマ原作は夏樹静子先生「弁護士 朝吹里矢子シリーズ」の一作『贈る証言−弁護士 朝吹里矢子』(徳間書店、講談社刊)。
同じ原作で、過去にTBS版「朝吹里矢子」の第1弾も製作されています。

そして、当初2015年10月7日は「多摩南署たたき上げ刑事・近松丙吉シリーズ」の放送予定でしたが出演者の1人である川島なお美さんが2015年9月24日に亡くなられたことへ配慮し、本作へと変更があったようです。

さて、そんな本作ですが……。

新たなる朝吹里矢子の誕生です。
朝吹里矢子と言えば、テレビ朝日系「土曜ワイド劇場」、TBS系「月曜ミステリー劇場」、フジテレビ系「金曜プレステージ」にてそれぞれドラマ化されており、多くの役者さんが演じられています。
これにテレビ東京系「水曜ミステリー9」が連なることとなりました。

それぞれ次の通り。

テレビ朝日系「土曜ワイド劇場」:十朱幸代さん、財前直見さん。
TBS系「月曜ミステリー劇場」:南果歩さん。
フジテレビ系「金曜プレステージ」:真矢みきさん。
テレビ東京系「水曜ミステリー9」:黒谷友香さん。

とはいえ、テレビ東京版「朝吹里矢子」となった本作の主人公はその師匠である藪原。
こちらも多数の役者さんが演じられています。

テレビ朝日系「土曜ワイド劇場」:鶴田浩二さん、小林稔侍さん。
TBS系「月曜ミステリー劇場」:江守徹さん。
フジテレビ系「金曜プレステージ」:里矢子の移籍後設定の為、存在せず。

この藪原の系譜に長塚京三さんが名を連ねたことになります。
もちろん、吉村サキ役や風見志朗役にもそれぞれの役者さんがチャレンジされているので興味のある方は調べてみるのも面白いかもしれません。

ちなみに「金曜プレステージ」版は過去に批評(レビュー)してますね。

金曜プレステージ「夏樹静子サスペンス弁護士・朝吹里矢子〜古都・おさない証言にゆらぐ老舗〜能登和倉温泉・目撃者は5才児金沢−東京繋ぐ犯行のシナリオ」(12月10日放送)ネタバレ批評(レビュー)

では、ドラマ感想を。

かなり際どい事件でしたね。
もしも、担当弁護士が藪原でなければ……。
もしも、目撃者の南田さんが居なければ……。
瑤子の無実は立証出来なかったでしょう、そう思うと恐ろしい。

それにしても、平本の犯行を立証した証拠のビニール手袋ですが瑤子のソレが成立するのならば同様に「平本の使用済みビニール手袋を瑤子が拾い、潮殺害時に血に塗れさせ房子の所持品に紛れ込ませた」可能性も否定出来ないと思うのだけどなぁ……。
また、命を賭した南田の証言も瑤子との関係を否定出来なければ偽証の可能性も残ると思うんだけどなぁ……。

もちろん、本編中では犯人は平本なんだし、瑤子は無実。
ただ、それを明確にするための根拠がこれほどにも曖昧なのかと思うと恐ろしい。
何しろ、人生を奪いかねないほどの重大事なのに。

此の辺り、結局のところ「証拠品や証言の真偽」を明確にする基準が無いんだなぁと思うと共に「人間が人間を裁くこと」の難しさを痛感しました。
だからこそ、潮は何度となく裁きを逃れたワケだし。
平本は裁きの場に引き出されることとなったワケだし。
いろいろ考えさせられました。

◆夏樹静子先生関連過去記事
【書籍】
「見えない貌」(夏樹静子著、光文社刊)ネタバレ書評(レビュー)

「てのひらのメモ」(夏樹静子著、文藝春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)

「天使が消えていく」(夏樹静子著、光文社刊)ネタバレ書評(レビュー)

「第三の女」(夏樹静子著、光文社刊)ネタバレ書評(レビュー)

『死なれては困る』(夏樹静子著、徳間書店刊)ネタバレ書評(レビュー)

【ドラマ】
【検事・霞夕子シリーズ】
金曜プレステージ 夏樹静子サスペンス・検事・霞夕子「首吊り死体が歩いた!悲劇の始まりは1年前の交通事故…歯科医の死体!残された親指の指紋の謎が解けた時…事件の真相が明らかになる(森を歩く死体)」(2月4日放送)ネタバレ批評(レビュー)

金曜プレステージ「3週連続・罪と女とミステリー第2夜 夏樹静子サスペンス・検事霞夕子〜無関係な死〜猟銃に撃たれた老人・痴漢に間違えられた男…2つの事故に疑惑が生じた時女たちの運命が変わる…!」(9月2日放送)ネタバレ批評(レビュー)

金曜プレステージ「検事 霞夕子3 年一回の訪問者〜ピアノの音が聞こえる日は殺人が起きる!?元女弁護士が容疑者になった理由・衝撃の過去を持つ女」(6月8日放送)ネタバレ批評(レビュー)

金曜プレステージ「夏樹静子サスペンス 検事 霞夕子4 誤認逮捕〜もう失敗できない!1年前濡れ衣で人生を狂わされた男の周りで再び起こる怪事件…!かつてミスをした刑事はどう挑むか…?」(6月7日放送)ネタバレ批評(レビュー)

金曜プレステージ「夏樹静子サスペンス 検事 霞夕子5 幻の罪 夫の死をイメージすることは罪なのか?夫が本当に死んだ時、死がもたらす利害と愛憎が浮かび上がる…!」(12月13日放送)ネタバレ批評(レビュー)

金曜プレステージ「夏樹静子サスペンス 検事 霞夕子6 不能犯 同じ日の真夜中に複数の無関係な人間が同一人物を刺殺!?こんな偶然あるわけない…!法律を悪用する強敵の意外な正体」(5月23日放送)ネタバレ批評(レビュー)

赤と黒のゲキジョー「夏樹静子サスペンス 検事霞夕子7 死人に口あり 運び出された遺体が口を開き、男の名前を言って息絶えた 犯人の名?あるいは…死者の遺したメッセージに込められた執念」(10月17日放送)ネタバレ批評(レビュー)

【イソベン・里村タマミの事件簿シリーズ】
月曜ゴールデン 夏樹静子サスペンス「見えない貌〜イソ弁里村タマミの事件簿〜ダムに美しき水死体!出会い系美人妻の孤独と禁断愛…真相を追う母を襲う新たな殺人…真実のカギは親子愛」(6月7日放送)ネタバレ批評(レビュー)

月曜ゴールデン「夏樹静子サスペンス 霧氷〜イソベン・里村タマミの事件簿〜我が子を殺しました 育児疲れの母が落ちたワナ!霧に消えた更なる殺人!嫉妬・愛憎…家族の秘密とは?」(10月21日放送)ネタバレ批評(レビュー)

【弁護士・朝吹里矢子シリーズ(フジテレビ版)】
金曜プレステージ「夏樹静子サスペンス弁護士・朝吹里矢子〜古都・おさない証言にゆらぐ老舗〜能登和倉温泉・目撃者は5才児金沢−東京繋ぐ犯行のシナリオ」(12月10日放送)ネタバレ批評(レビュー)

【弁護士・朝吹里矢子シリーズ(テレビ東京版)】
水曜ミステリー9「夏樹静子サスペンス 逆転弁護士ヤブハラ 証言拒否 資産家セレブ一族の連続殺害事件!美しき内縁の妻の2つの顔…黒い保険金6000万円と封印された謎の遺書」(2月18日放送)ネタバレ批評(レビュー)

【その他】
月曜ゴールデン夏樹静子原作「Wの悲劇」(1月11日放送)ネタバレ批評(レビュー)

NHKドラマスペシャル てのひらのメモ「あなたは本当にわが子を放置したの?裁判員に選ばれた一人の主婦がたどり着く真実」(10月23日放送)ネタバレ批評(レビュー)

土曜ワイド劇場「夏樹静子作家40年記念 天使が消えていく〜小さな命を守れ!欲望の街を走る女性記者!死者からの手紙!驚愕の結末とは!?」(10月30日放送)ネタバレなし感想

土曜ワイド劇場「女刑事・左近山響子 90便緊急待避せよ 復讐殺人フライト!!ハイジャック未遂の罠隣席は、連続殺人犯!?立ち聞きされた密会」(5月7日放送)ネタバレ批評(レビュー)

金曜プレステージ「夏樹静子・作家40年記念 第三の女 運命の出会いは交換殺人の幕開けフランスで愛しあったあの女は一体誰なのか禁断の恋はエリート准教授を転落させていく…」(12月2日放送)ネタバレ批評(レビュー)

金曜プレステージ「夏樹静子サスペンス 女請負人〜仕掛けられた女の罠〜女便利屋に舞い込んだ殺人依頼!?狂わされた犯罪計画…不審死の男と暗躍するストーカーの正体は?なりすまされた容疑者 真犯人との騙し合い!哀しき女の罪を暴け!」(9月12日放送)ネタバレ批評(レビュー)

水曜ミステリー9「夏樹静子サスペンス “無敵の法律事務所”弁護士橘明日香 動機証拠も十分な依頼人の無罪を勝ち取れるか!?赤い帽子の謎…脅迫状と指輪が暴く悲しき復讐!(弁護の鉄人)」(6月3日放送)ネタバレ批評(レビュー)

【その他情報】
夏樹静子先生インタビュー記事が「asahi.com」に掲載!!

夏樹静子先生、読売オンラインにて囲碁について語られる!!

<キャスト>

藪原勇之進:長塚京三
朝吹里矢子:黒谷友香
吉村サキ:高畑淳子(特別出演)
風見志朗:馬場良馬
田浦道則:篠塚 勝
久保康平:永倉大輔
福島庄司:市村 亮
池野:曽我廼家寛太郎
森本悦郎:本郷壮二郎
生野美帆:小野麻亜矢
南田吉之助:江幡高志
沢田房子:宮下順子
潮 一志:長江健次
平本啓一:宮川一朗太
沢田瑤子:釈由美子 ほか
(順不同、敬称略、公式HPより)


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ロシアで人気のサスペンスドラマ「THE SNIFFER」がNHKさんでリメイクされるとのこと!!

ロシアで人気のサスペンスドラマ「THE SNIFFER」がNHKさんでリメイクされることが判明しました。

「THE SNIFFER」は「嗅覚に優れ一嗅ぎするだけで事件の真相を暴くことが出来る専門のコンサルタントが刑事と共に数々の事件を解決して行く」ストーリー。
そのタイトル「THE SNIFFER」を直訳すると「匂いを嗅ぐ人」の意味だそうです。

つまり、調香師とか「ネ」と呼ばれる専門家が活躍するサスペンスと考えれば良さそう。
日本だと「デカワンコ」のシリアス版と考えれば近いかも。

そんな本作ですがリメイク権を取得した段階ということで2016年の放送予定だとか。
要注目のこと!!

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「デザイナーベイビー〜速水刑事、産休前の難事件〜」3話「チェンジリング」(10月6日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「デザイナーベイビー〜速水刑事、産休前の難事件〜」3話「チェンジリング」(10月6日放送)ネタバレ批評(レビュー)です。

ネタバレあります、注意!!

<3話あらすじ>

ノゾミ誘拐犯の主婦・岸田トモ(安藤玉恵)は逮捕されたが、保護された赤ちゃんは全くの別人だった。速水刑事(黒木メイサ)はトモを聴取するが、取り違えた記憶はないという。しばらくして、別の産科病院で行方不明の赤ちゃんがいることが判明する。速水たちは誰かが赤ちゃんをすり替えたと推理して、不審な行動を取り続ける須佐見医師(渡部篤郎)を容疑者としてマークする。そんな中、謎の赤ちゃんの画像が病院に送られてきた。
(公式HPより)


では、続きから……(一部、重複あり)。

<ネタバレあらすじ>

登場人物一覧:
速水悠里:妊娠中の刑事。夫・浩介との間には彼の連れ子・雄介が居る。
日村健吾:悠里の上司。
近森優子:新、望の母親。
近森新:優子の長男。
近森望:優子の長女、誘拐被害者。
岸田裕也:トモの夫。
岸田トモ:岸田の妻。優子の赤ん坊を誘拐した。
崎山典彦:優子の担当医。不妊治療に新たな手法を持ち込もうとしている。
須佐見誠二郎:城南大学病院産婦人科の教授、崎山とは対立している様子。
柊奈留:城南大学附属病院医師。須佐見を尊敬している。
山原あけみ:胚培養室の担当者。
峠緑郎:城南大学病院院長。
峠則孝:峠院長の息子。製薬会社勤務。
有吉久美:城南大学病院院長秘書。

〜〜〜前回のあらすじ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

近森優子が出産したばかりの娘・望が岸田夫妻に誘拐された。
岸田夫妻は長年の間、不妊治療を続けようやく子宝を授かっていた。
ところが、須佐見医師が担当した直後に流産していた。
これに対し感情的な行き違いから、岸田夫妻は望を誘拐したのである。

この捜査に妊娠中の速水悠里刑事が加わることに。
何やら病院側の様子を不審に思いながらも捜査を続ける悠里であったが、追い詰められた岸田夫妻は優子に身代金を要求する。

結局、岸田の妻・トモが逮捕され望は保護されることとなったが……。

「デザイナーベイビー〜速水刑事、産休前の難事件〜」2話「身代金」(9月29日放送)ネタバレ批評(レビュー)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

トモが逮捕され赤ん坊が保護された。
ところが……。

「私の子はこの子じゃない!!」
保護された赤ん坊を抱いた優子が叫び出した。
この訴えにより赤ん坊のDNA鑑定がされた結果、救出された赤ん坊は優子の子供ではないことが判明。

この事態に捜査関係者は困惑を隠せない。
保護した子供は誰なのか?
また、優子の娘・望は何処に消えたのか?

矢先、向井産婦人科にて誘拐事件が発生。
2時間前に預けられていた女児が消えたらしい。
現場に駆け付けた日村はカルテから「内藤優子」の名に注目する。
それは優子の旧姓である。

防犯カメラ映像を調べたところ、トモが「内藤優子」を騙っていたことが判明。
しかも、この際に望らしき赤ん坊を連れていたのだそうだ。

日村はトモの隙を突き、何者かが赤ん坊を摩り替えたと考える。
望は2時間前まで向井産婦人科に居たのだ。

この仮説を裏付けるように、防犯カメラ映像からトモと同時期に向井産婦人科を訪れていた男が判明。
しかも、その男は2時間前にも向井産婦人科を訪問していた。
どうやら、その男がトモの隙を突き赤ん坊を摩り替え、2時間前に誘拐したらしい。

その頃、城南大学病院の産科病棟ではちょっとした異変が起こっていた。
産婦人科内で撮影された写真を貼り出した掲示板を見た入院中の妊婦が疑念を呈していたのだ。
其処には誰も見たことのない赤ん坊が写っていたのである。
「何処の赤ちゃん?」
産婦人科に精通している筈の女医・柊奈留でさえ首を傾げる。

一方、須佐見は崎山を問い質していた。
須佐見はトモの妊娠に疑惑を抱いているようだが……。

この須佐見の行動に捜査本部も注目。
悠里は岸田夫妻について調べるべく、山原あけみに相談を持ちかける。
不妊治療に勤しむ夫婦で夫に問題あった場合にどう対処するか尋ねたのだ。
これに、夫以外の精子を用いて妊娠する場合があると答えるあけみ。
ところが、あけみは岸田夫妻の場合はトモに問題があったようなことを匂わせる。

矢先、告発者を名乗る人物から須佐見のもとへ岸田トモに関するノートが届いた。
これを目にした須佐見は何やら考え込むと「此処までやっていたとは……」と呟く。
其処に告発者から連絡が入る。

「ノートは先生の武器になりますね?」
どうやら、告発者は須佐見を動かそうとしているようだ。
須佐見はこれに顔を顰める。

直後、須佐見が動きノートを焼却処分にしてしまう。
これに気付いた悠里は須佐見を取り押さえ、焼却を免れたノートの断片を入手する。
また、トモが岸田以外の精子で妊娠したのではないかとの疑惑をぶつけるが……。
何故か、須佐見は「そんなことは出来ない」と断言するのであった。

その頃、産科病棟の掲示板の写真が望であることが発覚し騒動に。
写真に写り込んだスカーフを目にした峠院長の表情が変わる。
さらに止めを刺すべく電話が入り、峠は言葉を失うことに。

そう、新たな誘拐犯の正体は峠院長の息子・則孝だったのだ
その傍らには院長秘書・有吉久美の姿も―――4話へ続く。

<感想>

ドラマ原作は岡井崇先生による同名作品。
過去にネタバレ書評(レビュー)していますね。
とはいえ、ドラマ版はほぼオリジナル展開を見せています。

『デザイナーベイビー』(岡井崇著、早川書房刊)ネタバレ書評(レビュー)

タイトルにもなっている「デザイナーベイビー」の意味は「生まれて来る前に遺伝子に調整を施し両親が望む子供を手に入れる方法」のこと。
此処での調整は「健康」であったり「身体能力の向上」であったりします。
この方法ならば両親が望む子供が得られることに。

この手法は既にSF世界やアニメなどでは一般的となっており、例えば森岡浩之先生「星界シリーズ」(早川書房刊)に登場するアーヴや「機動戦士ガンダムSEED」のコーディネーターなどが挙げられます。

「機動戦士ガンダムSEED」(2002年、日本)

ディスティニープラン発動!!

ちなみに出産を取り扱ったサスペンス系ドラマでは同じNHK系火曜22時枠にて海堂尊先生原作ドラマ「マドンナ・ヴェルデ」も放送されています。

『マドンナ・ヴェルデ』(海堂尊著、新潮社刊)ネタバレ書評(レビュー)

NHKドラマ10「マドンナ・ヴェルデ」第1話(第1回)「希望の卵」(4月19日放送)ネタバレ批評(レビュー)

では、ドラマ版3話の感想を。

優子による「私の赤ちゃんじゃない!!」は峠則孝による摩り替えと判明。
前回力説した「受精卵時点で既に摩り替えが行われた説」は外してしまいました(涙)。
まぁ、則孝による摩り替えも前回予想した範囲内にはあったのでソレで良しとしておこう……ぐへへ(半ベソかきながらの薄気味悪い笑い)。

え〜〜〜ゴホン。
さて、気を取り直して3話。

と言うワケでリベンジ込みの3話視聴なのですが、今回でだいぶ分かったことがあります。

まず、城南大学病院産婦人科の不妊治療には闇がある。
おそらく、これがタイトルにもある「デザイナーベイビー」。
主導しているのは峠院長や崎山医師。

須佐見はこれを追う側であり是正を促す気はあるが、公表することは望んでいない。
もしも公表すれば病院が引っくり返るかもしれないことを怖れているのだろう。

また、そんな須佐見を裏から動かそうとしている人物(匿名の告発者)が居る。
そして、この告発者は岸田トモのノートを入手することが出来る人物である。

まとめると、須佐見は真相を追う立場なので何かを仕掛けた犯人ではない。
むしろ、悠里と共に真相に迫る側に近い。
従って、岸田夫妻のよもやの流産も彼の仕業ではないだろう。

こうなると、山原あけみの関与が濃厚になって来たかなぁ……。
何しろ、原作でも重要なポジションのキャラだったし。
ドラマ版でも悠里が接触しているし。
また、匿名の告発者も彼女ではなかろうか。
何より悠里は具体的な名前を挙げずに不妊治療のパターンを聞いていたのに、山原あけみは「岸田夫妻のケース」を想定して語っているし。
これは真相を知っているからに違いないのではないか。

で、胚培養室の担当者である山原あけみが此処で絡んで来るとなると前回の「受精卵摩り替え説」も別の形で活きて来る可能性がありそうな予感。
そもそも、岸田夫妻は絶対に流産にはならない筈だったらしいのに、どうしてソレが起こったか。
彼女が何か工作したのではないかとの疑念は未だ消せない。

とはいえ、その前に峠則孝による望誘拐事件が立ち塞がっている。
これを解決しないことには城南大学病院産婦人科に潜む謎には迫れないだろう。
おそらく4話、5話で解決することになる筈。

そして、もう1つ。
望が優子にとって新のスペアとして用意された存在ではないかとの疑惑もある。
これは「新」が何か病気を患っており「望」がその臓器のドナーとして生まれた存在ではないか……とのものだが、3話の描写で信憑性が増した印象。

果たして、こちらも如何に!?

さらに、悠里と夫の連れ子・悠介の関係。
望誘拐事件を通じ、生さぬ仲から悠里のお腹の子供も含めて家族を構築する様子を描くのではないかと思われる以上、此処もポイントでしょう。
それにしてもどうして名前に同じ「悠」が入っているのでしょうか、これも意味があるのか……って2015年10月6日に公式HPを確認したところ「悠介」ではなく「雄介」になってますね。
それに伴い、本ブログでも今後は「悠介」から「雄介」に表記を改めることにします。

4話にも注目ですね!!

◆関連過去記事
『デザイナーベイビー』(岡井崇著、早川書房刊)ネタバレ書評(レビュー)

「デザイナーベイビー」1話「ノゾミ」(9月22日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「デザイナーベイビー〜速水刑事、産休前の難事件〜」2話「身代金」(9月29日放送)ネタバレ批評(レビュー)

『マドンナ・ヴェルデ』(海堂尊著、新潮社刊)ネタバレ書評(レビュー)

NHKドラマ10「マドンナ・ヴェルデ」第1話(第1回)「希望の卵」(4月19日放送)ネタバレ批評(レビュー)

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