2015年10月25日

「第19回日本ミステリー文学大賞、新人賞」発表。栄冠は北村薫先生、嶺里俊介先生に!!

光文社さん主催による「第19回日本ミステリー文学大賞」と「同新人賞」が発表されました。

それぞれ、「第19回日本ミステリー文学大賞」に北村薫先生。
「同新人賞」に嶺里俊介先生『星宿る虫』が選ばれました。


受賞、おめでとうございます!!


北村薫先生と言えば、2015年3月31日には「円紫さんと私シリーズ」最新作『太宰治の辞書』(新潮社刊)が刊行されています。

北村薫先生『太宰治の辞書』(新潮社刊)刊行記念が東京創元社さんにて開催中!!「やっぱり北村薫はおもしろい! あなたと《円紫さんと私》」とは!?

そして、新人賞を受賞された嶺里俊介先生。
東京都在住の方だそうで、過去に「第12回このミス大賞」にて『光る街』という作品を応募されている様子。
また、「ひとうさぎ」という作品を発表されているようです。
「ひとうさぎ」についてはアマゾンさんのリンクがありますので、興味のある方はチェックされたし!!

嶺里俊介先生、要注目の作家さんとなりそうです。

◆関連過去記事
・「第12回日本ミステリー文学大賞新人賞」受賞作
『プラ・バロック』(結城充考著、光文社刊)ネタバレ書評(レビュー)

・「第13回日本ミステリー文学大賞新人賞」受賞作
『ラガド 煉獄の教室』(両角長彦著、光文社刊)ネタバレ批評(レビュー)

・「第15回日本ミステリー文学大賞新人賞」受賞作
『クリーピー』(前川裕著、光文社刊)ネタバレ書評(レビュー)

第14回「日本ミステリー文学大賞」&「日本ミステリー文学大賞新人賞」決定!!

第16回「日本ミステリー文学大賞新人賞」受賞作、葉真中顕先生『ロスト・ケア』が2013年2月15日発売!!

「第17回日本ミステリー文学大賞、新人賞」発表。栄冠は逢坂剛先生、市川智洋先生に!!

「第18回日本ミステリー文学大賞、同特別賞、新人賞」発表。栄冠は船戸与一先生、連城三紀彦先生、直原冬明先生に!!

キンドル版「自分だけの一冊―北村薫のアンソロジー教室―(新潮新書)」です!!
自分だけの一冊―北村薫のアンソロジー教室―(新潮新書)





嶺里俊介先生「ひとうさぎ」です!!
ひとうさぎ



posted by 俺 at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説賞関連情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「テディ・ゴー!」3話「クマ最後の約束」(10月24日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「テディ・ゴー!」3話「クマ最後の約束」(10月24日放送)ネタバレ批評(レビュー)です。

ネタバレあります、注意!!

<3話あらすじ>

山瀬和子(森川葵)と冬野唯志(平岡祐太)は、高井塾の裏口入学の証拠が隠されたUSBを探すために高井塾に潜入。そこに大橋正(松尾諭)と吉住浩介(小柳友)がやってきた。2人はとっさに隠れたが、放置されたままのクマの天野康雄(哀川翔)は大橋たちに持っていかれてしまう。困った和子は、偶然を装ってビルの外に出た大橋たちに声をかけるが、以前ついた嘘がバレていて逆に追い詰められる結果に。

なんとか逃げ切り、旅館の一室で極秘捜査会議を開くことにするが、和子は康雄の伝言と嘘をついてさっさと冬野を帰らせるとくつろいでしまう。翌日、康雄の指示で高井夫妻が亡くなったマリーナにやってきた和子と康雄は、ある物をみつける…。

再び陸(五十嵐陽向)の入院する病院にやってきた和子と冬野は、陸がやたらクマのお尻を触ることを発見する。聞けば康雄も下腹部に違和感があるという。クマの尻部分にUSBが隠されている可能性が高いと、2人はクマを連れて帰る。

旅館に戻ってきた和子と冬野は、クマの尻部分を開いてみることにする。康雄も覚悟を決め、いざ“手術”を行おうとするが、クマが何者かに持ち去られてしまう…!!
(公式HPより)


<ネタバレあらすじ>

登場人物一覧:
山瀬和子:主人公。
山瀬厚子:和子の母。
天野康雄:熊ぐるみの中に住む殉職刑事。
冬野唯志:天野の後輩刑事。
大橋正:高井塾の講師、国語担当。
吉住浩介:高井塾の講師、英語担当。
古谷正則:高井塾の講師、数学担当。
高井陸:謎の死を遂げた高井夫妻の一子。
白石沙樹:陸の知人。
天野杏:天野の1人娘。


熊のヌイグルミに宿った元刑事・天野康雄。
そんな天野の死に間接的に関わったことで半ば強引に捜査をするよう巻き込まれることとなった山瀬和子。
そして、天野の後輩刑事・冬野唯志を加えた2人と1体(?)は高井塾塾長夫妻の死について調査を続ける。

天野が想定する容疑者は高井塾講師の大橋、吉住、古谷の3人だ。
そんな中、高井塾で行われたと思われる裏口入学の証拠となるUSBが存在することが判明。
和子たちはその行方を追う。

矢先、和子たちはマリーナ付近でワインボトルを発見。
その中からは睡眠薬が検出された。
どうやら、犯人はこの睡眠薬で高井夫妻を眠らせ殺害したようだ。

一方、熊ぐるみの下部に違和感を抱いた天野。
和子と冬野が触ってみると何やら異物が……どうやらUSBは天野の魂が入った熊ぐるみに隠されていたようだ。
まさに、灯台下暗し。

とはいえ、熊ぐるみを解体してUSBを取り出せば天野の魂は消滅してしまう。
躊躇う和子だが、真実を追う天野に押し切られ解体を約束する。
その代わりに編み直したら必ず戻って来るようにと言い含め……。

ところが、隙を突かれて熊ぐるみを盗み出されてしまった。
慌てて周囲を捜索した和子と冬野は無惨な姿となった熊ぐるみを発見し涙する。

必ず天野を取り戻すと編み直しを行う和子。
だが、入れ物は出来たが天野は戻って来ない。

天野の1人娘・杏に呼びかけて貰おうとする和子だが、杏に相手にされない。
困り果てた和子はマリーナで熊ぐるみを投げ捨ててしまう。

ところが、この衝撃から天野が戻って来た。
復活した天野は解体直前に犯人の顔を見たと述べる。

果たして、もっともアンフェアな事件解決方法とは―――最終話(第4話)へ続く。

<感想>

ドラマ原作は加藤実秋先生「テディシリーズ」の1作『アー・ユー・テディ?』(PHP研究所刊)。
あらすじは次の通り。

<あらすじ>

手にしたあみぐるみの中に殉職刑事の魂が!?

「ほっこり」を愛する和子は、お気に入りの雑貨を並べたカフェを開くのが夢。代官山のフリマでひと目惚れしたクマのあみぐるみを買って帰ると、なんとクマには殉職した刑事の魂が宿っていた!事件の捜査中、崖(がけ)から落ちて死んだのだという。かわいいあみぐるみからオヤジ刑事(デカ)の魂を追い出すため、和子は、いやいや真相究明に乗り出す!珍妙なコンビが軽快なテンポでお届けする爽快エンターテインメント。
(PHP研究所公式HPより)


原作シリーズには他に第2弾『テディー・ゴー』、第3弾『マイ・フェア・テディ』、第4弾『クマ刑事』がある。

では、ドラマ版の感想を。

怒涛の第3話でしたね。
ちなみに、USBですが温泉では湯気に触れるしマリーナでもワインボトルを拾い上げた際に水没していたように思うのですがデータは大丈夫なのだろうか。
また、天野の復活は次回冒頭まで持越しでも面白かったかもしれないと思ったり。

いよいよ次回は最終回。
どうやら、史上最もアンフェアな事件解決方法が実行されるとのことですが果たして……。
そして、大橋犯人説は正しいのか!?
最終回に注目せよ!!

◆関連過去記事
「テディ・ゴー!」1話「クマに謎のオヤジ」(10月10日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「テディ・ゴー!」2話「クマ最大のピンチ」(10月17日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「アー・ユー・テディ? (PHP文芸文庫)」です!!
アー・ユー・テディ? (PHP文芸文庫)





キンドル版「アー・ユー・テディ? (PHP文芸文庫)」です!!
アー・ユー・テディ? (PHP文芸文庫)





キンドル版「テディ・ゴー! (アー・ユー・テディ? 2) (PHP文芸文庫)」です
テディ・ゴー! (アー・ユー・テディ? 2) (PHP文芸文庫)





キンドル版「マイ・フェア・テディ (アー・ユー・テディ? 3) (PHP文芸文庫)」です!!
マイ・フェア・テディ (アー・ユー・テディ? 3) (PHP文芸文庫)





キンドル版「クマ刑事 アー・ユー・テディ? 4 (PHP文芸文庫)」です!!
クマ刑事 アー・ユー・テディ? 4 (PHP文芸文庫)



posted by 俺 at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

土曜ワイド劇場「温泉(秘)大作戦(16)〜鹿児島県指宿の天然砂蒸し温泉!7年熟成された鰹節でとる究極の出汁20年間の恩讐を秘めた薩摩切子!?殺人事件に翻弄された美人若女将の跡継奮闘記〜」(10月24日放送)ネタバレ批評(レビュー)

土曜ワイド劇場「温泉(秘)大作戦(16)〜鹿児島県指宿の天然砂蒸し温泉!7年熟成された鰹節でとる究極の出汁20年間の恩讐を秘めた薩摩切子!?殺人事件に翻弄された美人若女将の跡継奮闘記〜」(10月24日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

温泉宿の仕掛け人として全国を飛び回る星野さつき(森口瑤子)たち城ノ内コンサルティングの今回のクライアントは、鹿児島県指宿にある温泉旅館『白水館』。社長の泉康太郎(林与一)は、温泉旅館そのものが日本の美を伝える芸術品であるべきという考えを持ち、収集した美術品を館内に展示するなど、おもてなしの一環として広く宿泊客に提供している。しかし、次期社長候補の娘の華(小沢真珠)はまったくの正反対。海外生活が長かったせいか“おもてなし”や“わびさび”などは非合理的だと理解を示さず、人員整理やコスト削減を独善的に進めるため従業員から不信を買っていた。さつきの任務は、その華の社長教育だ。
次期社長候補はもう一人。支配人の新田修司(阿南健治)は長年、社長の右腕として働き従業員からも信頼を置かれている。そんな二人が、植木職人の織部茂(林和義)の処遇をめぐって激しく対立する。華は、酒飲みで遅刻が絶えない織部を一存で解雇。新田は、「白水館の暗い過去を暴いて潰してやる!」と息巻く織部が何をしてくるかわからないと、恨みを買うような華の行いを厳しくたしなめるが…。
翌朝、その織部が剪定ばさみで胸を一突きにされた遺体で発見される。織部の捨て台詞「白水館の暗い過去」が気になったさつきは、事件の詳細とともに言葉の意味を調べるよう岩田幸平(村田雄浩)に依頼する。
一方、島慎之介(東幹久)は、客から繰り返し要望が寄せられている、20年前に白水館で出されていた椀物の再現に取り組む。食材を求めてかつお節工場を訪ねた慎之介は、7年物のかつお節を扱うラーメン屋の向山茜(菜葉菜)と出会う。
その頃、華宛に心当たりのない人物から薩摩切子の贈り物が届く。送り主は東野咲子(中村ひろみ)。切子は『竜宮伝説』をモチーフにした高価な代物だった。それを目にした康太郎、新田、そして喫茶コーナーのママ、田村瑞穂(萩尾みどり)までが顔色を変える。狼狽を懸命に隠しつつ、康太郎は華とさつきに口止めを指示するが…。
その夜、白水館は華が始めた格安のツアー客であふれかえる。コスト削減を掲げる華の方針で、常に人員不足の状態にある調理場やフロントは大わらわ。命じるだけの華に対して、テキパキと実務をこなす新田への従業員からの信頼はますますアップする。そんな中、板長が怪我をし、包丁が握れなくなってしまう。調理場スタッフは過剰労働が原因だと考え、集団ストを画策。華の社長候補辞退を要求する。さすがの華も、これには気持ちがふさぐ。さつきはそんな華と華の行きつけのラーメン店に出かける。向山五郎(綿引勝彦)が作る味わい深いスープになぜか懐かしさを感じるという華。そこに偶然、慎之介がやってくる。五郎は慎之介が昼間出会った茜の父だったのだ。五郎の味を口にした慎之介は…。
その頃、白水館で竜宮伝説の切子盗難と康太郎襲撃事件が発生する?
(土曜ワイド劇場公式HPより)


では、続きから(一部、あらすじと重複あり)……

経理担当・星野さつき、調査担当・岩田幸平、料理担当・島慎之介、接客マナー担当・森田梢は城ノ内愛子が経営する「城ノ内コンサルティング」の社員である。
彼らは経営が傾いたホテルの立て直しを主な仕事としている。
これまでに彼らにより救われたホテルの数は3ケタを下らないだろう。
それほどの凄腕である。

そんな「城ノ内コンサルティング」の今回のクライアントは鹿児島県指宿にある「白水館」。
「白水館」社長・泉康太郎は「温泉旅館が日本の美を伝える芸術品」との考えのもと、収集した美術品を館内で展示するなどの取り組みを行い宿泊客から高い評価を得ていた。
しかし、後継者問題で頭を悩ませていた。

「白水館」の後継者候補は2人、康太郎の娘である華と支配人の新田修司だ。

華は海外生活が長く康太郎の考え方よりも具体的な人員整理やコスト削減を主張している。
新田は長きに渡り康太郎の右腕として活躍し強い信頼を勝ち取っていた。
結果、新田が有利な状況にあった。

とはいえ、康太郎も娘が可愛い。
其処でさつきたちに華を教育して欲しいと依頼して来たのだ。
こうして、さつきたちは「白水館」へ。

ところが、早速騒動に巻き込まれる。

華と新田が早くも対立したのだ。
争点は植木職人の織部茂への対処だ。
華は怠慢著しい織部の解雇を主張、新田は逆にこれを庇った。
そんな華と新田に対し、織部は「白水館の暗い過去を暴いてやる!!」と叫ぶ。
困惑する華だが、新田は何やら覚えがある様子で……。

翌朝、当の織部が何者かに殺害されてしまう。
織部の言葉に意味があると考えたさつきは岩田に調査を依頼する。

その岩田は指宿温泉を楽しむ中で間島吉純と出会う。
共に温泉を愛する者として意気投合することに。

同じ頃、島は20年前に白水館で供されていた幻の料理の再現に挑もうとしていた。
この過程で島はラーメン店を経営する向山五郎、茜親娘に出会う、
実は向山こそが20年前の幻の料理の考案者であった。
こうして、島は向山の協力を得て再現に成功する。

一方、華に東野咲子なる相手から青い薩摩切子が届く。
それは20年前に「白水館」から盗み出された品で「竜宮伝説」をモチーフにした物であった。

まったく覚えのない華に対し、康太郎や新田、さらに喫茶コーナーの田村瑞穂らが激しく動揺する。
どうやら、何か秘密があるようだが……。

その夜、白水館で康太郎が何者かに襲撃され青い薩摩切子が盗まれる事件が発生する。
犯人は近頃世間を騒がせる「温泉怪盗」なる人物かと思われた。

そんな中、今度は新田が何者かに殺害される。
新田が誰かから脅迫メールを受けていたことも判明。

この容疑者として華が拘束されたことから、白水館は大ピンチに!!
どうやら新田は白水館の乗っ取りを図っており、これを察した華と揉めた直後の事件だったようだ。

事件の陰に「薩摩切子・竜宮伝説」が関わっていると考えたさつきたちは差出人の東野咲子について調べ、彼女が20年前に薩摩切子を盗んだ犯人とされていたことを知る。
しかも、咲子は直後に謎の死を遂げていた。

康太郎によれば咲子は幼い娘を抱えており生活に困って盗んだと思われていたらしい。
だが、咲子は窃盗を否定した。
しかし、咲子は「青い薩摩切子」と対になる「赤い乙姫の薩摩切子」を所持していた為に解雇されたのだそうだ。
咲子の死はこれを苦にした自殺とされていた。

一方、岩田は「温泉怪盗」の正体が間島であると突き止め逮捕に協力していた。
捕まった間島は青い薩摩切子を所持しており窃盗は認めたが、康太郎襲撃は否定する。
その犯人は新田だったのだそうだ。

実は20年前の窃盗犯は新田だったのだ。
その罪を着せるべく「赤い乙姫の薩摩切子」を咲子の所持品に紛れ込ませたらしい。

さつきは新田がこの口封じに咲子を殺害したと考え、咲子に子供が居たことを思い出す。
さらに新田の恋人の正体を知るや驚愕する。

さつきは向山と茜を呼び出した。
実は新田の恋人は茜だったのだ、そして茜は咲子の娘でもあったのだ。

20年前、向山と咲子は交際していた。
向山は咲子の解雇に連座し白水館を辞めた。
向山まで巻き込んだことを後悔した咲子は新田に罪を着せられたことが全ての原因と考え、これを問い詰めた。
その結果、殺害されてしまった。
向山は残された茜を引き取り自身の娘として育てた。

20年後、茜は仇と知らず出会った向山と恋人となった。
其処で青い薩摩切子を見つけ、彼こそが仇だと悟ったのだ。

まず、脅迫メールを送り付けたのだが新田は織部が犯人だと思い殺してしまった。

次いで、新田から青い薩摩切子を盗み出し華へ送り付けた。
ところが、新田は康太郎を襲撃してしまう。

困った茜は直接新田と交渉に及び、彼に殺害されそうになってしまう。
これを見ていた瑞穂から連絡を受けた向山が茜を守るべく新田を殺害したのであった。

向山は逮捕されることとなった。
今回の事件を通じて華は経営者としての自覚を身に着けた。
そして、次なる城ノ内コンサルティングのクライアントは香川県だ―――エンド。

<感想>

「温泉(秘)大作戦」シリーズ16作目。
これまでのネタバレ批評(レビュー)は過去記事がありますね。
興味のある方はどうぞ!!

さて、今回の感想は。

野際陽子さん出演されませんでしたね、お身体の具合があまり宜しくないとの報があるだけに気になります。
次回には元気なお姿を拝見したいところです。

内容に戻ると前回に引き続き、今回もとっ散らかっていた印象。
簡単にまとめると「20年前の被害者の恋人と娘が意図せず犯人に復讐した」とのものなのですが、完全に時間を持て余した感じで振り返ってみると「雑多だなぁ……」との感想しかありません。

それと、何と言っても幼少時から大人になってまでの茜の行動が全て裏目に出た点が恐ろしい。
また、茜と薩摩切子が揃うと悲劇が起こるのではないでしょうか。
この2つは揃えてはいけない気がします。

とはいえ、「温泉怪盗」は今回限りでは勿体ないほど良いキャラでした。
いっそのこと、彼をメインにしてしまって「城ノ内コンサルティングVS温泉怪盗」だけでも良かったぐらい。
ある種、番外編と割り切って薩摩切子を巡る攻防戦を描いた方が面白かったかもしれません。

今回も個人的にはあまり評価は高くありません。
その分、次回に期待です!!

ちなみに次週2015年10月31日の土曜ワイド劇場は「司法教官・穂高美子」第4弾。
放送時間が21時15分からなので注意されたし!!

また2015年11月14日の土曜ワイド劇場は「ゴーストライターの殺人取材」第2弾を予定とのこと。
こちらも注目です!!

「2015年11月14日」の「土曜ワイド劇場」は「ゴーストライターの殺人取材2」が放送予定とのこと!!

◆関連過去記事
土曜ワイド劇場「温泉(秘)大作戦(15) 出雲大社が結んだ美人女将の数奇な縁!パワーストーンの神秘が運命を変えた?美肌の玉造温泉と宍道湖を巡る愛憎の連続殺人」(3月28日放送)ネタバレ批評(レビュー)

土曜ワイド劇場「温泉(秘)大作戦(14)〜南部鉄器の美人職人と美肌効果の露天風呂!10年前に死んだはずの恋人が帰ってきた!?八幡平の大自然と秘湯をめぐる連続殺人の謎!!〜」(8月16日放送)ネタバレ批評(レビュー)

土曜ワイド劇場「35周年特別企画 温泉(秘)大作戦(13) 仙台・秋保温泉に蘇る怨讐の殺意!エリート医師の野望と拘束された宿泊者たち!!真のおもてなしが真実を暴く(仙台秋保温泉に蘇る恩讐の殺意!エリート医師の野望と謎の宿泊者たち 究極のおもてなしが真実を暴く!!)」(3月29日放送)ネタバレ批評(レビュー)

土曜ワイド劇場「35周年特別企画 温泉(秘)大作戦(12) 北海道洞爺湖に渦巻く美人三姉妹の陰謀!?花嫁殺人に秘められた愛と憎しみの25年!」(1月12日放送)ネタバレ批評(レビュー)

土曜ワイド劇場「温泉(秘)大作戦(11)〜世界遺産の露天風呂に謎の美女?熊野古道と那智の滝、パワースポットに渦巻く女の情念!連続殺人!死体は二度殺された!?」(3月10日放送)ネタバレ批評(レビュー)

土曜ワイド劇場「温泉(秘)大作戦(10)〜豪雪青森・浅虫温泉!美人料理長が振舞う極上海の幸!!老舗旅館に生まれた兄弟の壮絶人生と連続殺人の悲劇〜」(8月20日放送)ネタバレ批評(レビュー)

土曜ワイド劇場「温泉(秘)大作戦(8)〜鳴門のうず潮に引き裂かれた夫婦愛!隠蔽された刑事失踪事件の真実に挑む美人妻と仕掛人たち!!」(12月5日放送分)ネタバレ批評(レビュー)

<キャスト>

星野さつき:森口瑤子
島 慎之介:東 幹久
森田 梢:高樹マリア
泉 華:小沢真珠
泉 康太郎:林 与一
新田修司:阿南健治
間島吉純:ベンガル
向山 茜:菜葉菜
田村瑞穂:萩尾みどり
向山五郎:綿引勝彦
岩田幸平:村田雄浩 ほか
(敬称略、順不同、公式HPより)


「薩摩ガラス工芸作 尚古集成館監修 色被せガラス切子 猪口 八角籠目紋(緑) kp21」です!!
薩摩ガラス工芸作 尚古集成館監修 色被せガラス切子 猪口 八角籠目紋(緑) kp21





「菊つなぎ切子 オールドペアーセット YCK-8014-2」です!!
菊つなぎ切子 オールドペアーセット YCK-8014-2





「名湯旅行 薬用入浴剤 9種27包入」です!!
名湯旅行 薬用入浴剤 9種27包入





『日本の名湯100選―見直したい日本の「美」 (主婦の友ベストBOOKS)』です!!
日本の名湯100選―見直したい日本の「美」 (主婦の友ベストBOOKS)





『女性温泉ソムリエが薦める日本の名湯〜関東広域エリア版〜』です!!
女性温泉ソムリエが薦める日本の名湯〜関東広域エリア版〜





『認定「温泉遺産」日本の名湯100 (ベスト新書)』です!!
認定「温泉遺産」日本の名湯100 (ベスト新書)