2015年11月23日

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第101話「第27回探偵推理会議」(加藤元浩作、講談社刊「月刊少年マガジン 2015年12月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第101話「第27回探偵推理会議」(加藤元浩作、講談社刊「月刊少年マガジン 2015年12月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)です!!

ネタバレあります、注意!!

登場人物一覧:
森羅:主人公。C.M.B.の指輪の主。多大な影響力を持つ。
七瀬立樹:森羅のパートナー。身体を動かすことが得意。

黒津:17回転職を繰り返しているフリーター。
山田:有名マジシャン。
一番弟子:山田の一番弟子。
二番弟子:山田の二番弟子。

<101話あらすじ>

黒津は17回転職を繰り返しているフリーター。
これまで誰にも認められなかったが何時か誰かに認められる筈と信じて生きている。

そんな黒津のもとに1通の手紙が届いた。
中身は「第27回探偵推理会議」の招待状、もしも謎を解き明かせれば100万円と記載されていた。
これぞチャンスと考えた黒津は一も二も無く参加することに。

一方、同じ招待状は森羅のもとにも届いていた。
賞金に釣られた森羅と立樹もまた参加することとなった。

「第27回探偵推理会議」当日、一同に会した参加者たち。
もちろん、その中には黒津や森羅たちも居る。

そんな中、仮面で顔を隠した主催者から出題が開始される。
主催者によれば実在の事件をもとにした問題らしい。

被害者は有名マジシャンの山田。
彼には娘と2人の弟子が居た。

山田は近頃になって引退を考えるようになり、その名跡を2人の弟子のいずれかに継がせようとしていた。
冷静ながらも大胆さに欠ける一番弟子、大胆ながらも冷静さに欠ける二番弟子だ。
弟子たちも互いが後継者であると主張し譲らない状態であった。
だが、山田の後継者はどちらか1人なのである。

そんなある日、山田は最後の公演を迎えた。
それは水中脱出のマジックだ。
山田が逆さ吊りの状態で水槽に入り、天井に据えられた照明の中から脱出するのだ。

山田は娘に対し最後の公演の前に後継者を明かすと打ち明けていた。
ところが、その日は何も口にせず二番弟子の手で静かに水槽へと入った。

いざ、公演が開始されたのだが山田の様子がおかしい。
見れば照明が明滅している。
確認したところ、山田は既に絶命していた。
照明が漏電しており感電死したものと思われた。

此の間、傍に居たのは一番弟子。
二番弟子は買い出しに出かけており、不在であった。
一番弟子には犯行機会があるが、二番弟子には完璧なアリバイがある。

さて、山田の死は自殺か他殺か?
他殺ならば誰が彼を殺したのか?

この問いに参加者たちが挑むことに。

参加者たちは様々な推理を述べて行く。
その中で、黒津は一貫して一番弟子の犯行を主張し続けた。
何しろ、犯行可能なのは彼なのだから。

ところが、此処で森羅が語り出す。
彼はこれまでの内容から犯人を突き止めたらしい。
そして、この会議の本当の意図も。

まず、山田の死は自殺か他殺か。
これは山田がマジシャンであったことを考えれば自殺はあり得ない。
わざわざ最後の公演中を選ぶ筈が無いからだ。
何しろ、失敗したと疑われてしまう。

同時に事故もあり得ない。
最後の公演ならば管理はしっかりしていただろう。

残るは他殺だ。
確かに犯行可能なのは一番弟子だ。
だが、気になるのは山田が娘に伝えていた公演前の後継者指名を行わなかったことだ。

そもそも、指名を行えなかったとしたら!?
すなわち、その時点で既に山田が殺害されていたとしたら!?
犯行が可能なのは、山田を水槽に運んだ二番弟子しか居なくなる。

そして、森羅は二番弟子の名を明かす。
すなわち、黒津である。

黒津は会議中、一番弟子の犯行に固執した。
何故か?
簡単だ、彼は自身の犯行を暴きたくなかったのだ。

そもそも、この会議の真の目的な黒津の犯行を参加者たちに証明させることにあった。
指摘を受けた主催者が仮面を取ると出て来たのは……山田の娘であった。
さらに、参加者の1人こそが一番弟子であると分かる。

犯行を暴かれた黒津は「あいつが後継者に指名しないから!!」と動機を語り出した。
ところが、これは一番弟子に否定されてしまう。

山田は黒津を後継者に選ぶつもりだったのだ。
何でも若い頃の山田に黒津が似ていたらしい。
しかし、黒津はそんな山田の真意を知らず早合点して殺害してしまったのである。

「そんな、そんな……そんなぁぁぁぁぁぁぁ」
真実を知った黒津が叫ぶ―――エンド。

<感想>

「月刊少年マガジン」2015年12月号掲載「101話 第27回探偵推理会議」です。

今回は「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」100話「動き回る死体」や「Q.E.D.証明終了iff」4話「三人の刺客」に続き特別企画「あなたを殺します。」が行われました。
この「あなたを殺します。」は応募者の中から抽選で「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」や「Q.E.D.証明終了iff」作品中に登場する権利が得られる企画。
詳しくは下記記事をご覧ください。

【2015年】あなたが「Q.E.D.iff ―証明終了―」と「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」に登場する!?記念イベントに参加せよ!!

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第100話「動き回る死体」(加藤元浩作、講談社刊「月刊少年マガジン 2015年11月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「Q.E.D.証明終了iff」4話「三人の刺客」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジンR 2015年4号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

では、今回の内容について。

何時か誰かに認めさせたいと願っていた黒津。
しかし、既に彼は認められていた。
そして、そんな認めてくれていた相手を殺してしまった。
なかなかに衝撃的です。

きっと、これまでにも黒津を認めた相手は居た。
にも関わらず、黒津がそれを見ようともせず否定してしまった。
結局、黒津は自身が認められようとすることに執着する余り、相手の気持ちを推し量ることを忘れてしまったのでしょう。

「自身が相手に認められる為には、自身も相手を認める必要がある」と言ったところでしょうか。

それにしても、冒頭で語られた黒津の17回の転職の中に山田の二番弟子もあったとの展開もサプライズでした。

とはいえ、探偵役が森羅であることは読者ならば既に承知のこと。
これが黒津を主人公と思わせておいての仕掛けならば……と思うとかなり惜しい。
きっと、相当なサプライズだっただろうに。
むしろ、読切で行うべきストーリーだったかも。
あるいは読切と思わせておいて、最後の最後に森羅がゲストで登場し探偵役を担うとか。

かなり楽しめただけに此の点が惜しい。
次回にも期待!!

ちなみに、あらすじでは良さを伝え切れてません。
本作自体を読むべし!!

◆関連過去記事
【「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」シリーズ】
「C.M.B. 森羅博物館の事件目録(「月刊少年マガジン」2012年6月号掲載分)」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録(「月刊少年マガジン」2012年7月号掲載分)」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録(「月刊少年マガジン」2012年8月号掲載分)」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録(「月刊少年マガジン」2012年9月号掲載分)」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録 67話 ガラスの楽園・前篇(「月刊少年マガジン」2012年10月号掲載分)」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録 68話 ガラスの楽園・後編(「月刊少年マガジン」2012年11月号掲載分)」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録 69話「螺旋の骨董品店」(「月刊少年マガジン」2012年12月号掲載分)」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録 70話「4枚目の鏝絵」(「月刊少年マガジン」2013年1月号掲載分)」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録 71話「足摺厚焼き卵店」(「月刊少年マガジン」2013年2月号掲載分)」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録 72話「Nobody」(「月刊少年マガジン」2013年3月号掲載分)」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録 73話「グラウンド」(「月刊少年マガジン」2013年4月号掲載分)」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録 74話「二笑亭」(「月刊少年マガジン」2013年5月号掲載分)」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

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「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第83話「ライオンランド(後篇)」(加藤元浩作、講談社刊「月刊少年マガジン 2014年3月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第84話「兆し sign」(加藤元浩作、講談社刊「月刊少年マガジン 2014年4月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第85話「アステカのナイフ」(加藤元浩作、講談社刊「月刊少年マガジン 2014年5月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第86話「爆破予告」(加藤元浩作、講談社刊「月刊少年マガジン 2014年7月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第87話「幸運」(加藤元浩作、講談社刊「月刊少年マガジン 2014年8月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第88話「キジムナー」(加藤元浩作、講談社刊「月刊少年マガジン 2014年9月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第89話「空き家」(加藤元浩作、講談社刊「月刊少年マガジン 2014年10月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第90話「プラクルアン」(加藤元浩作、講談社刊「月刊少年マガジン 2014年11月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第91話「ホリデー(前編)」(加藤元浩作、講談社刊「月刊少年マガジン 2014年12月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第92話「ホリデー(後編)」(加藤元浩作、講談社刊「月刊少年マガジン 2015年1月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第91話「被害者、加害者、目撃者」(加藤元浩作、講談社刊「月刊少年マガジン 2015年2月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第92話「椿屋敷」(加藤元浩作、講談社刊「月刊少年マガジン 2015年3月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第93話「自白」(加藤元浩作、講談社刊「月刊少年マガジン 2015年4月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第94話「ドリームキャッチャー」(加藤元浩作、講談社刊「月刊少年マガジン 2015年5月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第95話「宗谷君の失踪」(加藤元浩作、講談社刊「月刊少年マガジン 2015年6月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第96話「JOKER」(加藤元浩作、講談社刊「月刊少年マガジン 2015年7月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第97話「ピーター氏の遺産」(加藤元浩作、講談社刊「月刊少年マガジン 2015年8月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第98話「地獄の穴」(加藤元浩作、講談社刊「月刊少年マガジン 2015年9月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第99話「ゴーストカー」(加藤元浩作、講談社刊「月刊少年マガジン 2015年10月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第100話「動き回る死体」(加藤元浩作、講談社刊「月刊少年マガジン 2015年11月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B.番外編 M.A.U. “ブラック・マーケットの魔女”の事件目録 箪笥の中の幽霊」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン+(プラス) 2013年6号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

【「Q.E.D.証明終了」シリーズ】
「Q.E.D.証明終了(「月刊少年マガジン+(プラス)」2012年3号掲載分)」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン+(プラス)」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「Q.E.D.証明終了(「月刊少年マガジン+(プラス)」2012年4号掲載分)」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン+(プラス)」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「Q.E.D.証明終了 金星(「月刊少年マガジン+(プラス)」2013年5号掲載分)」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン+(プラス)」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「Q.E.D.証明終了 初恋」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン 2013年7月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「Q.E.D.証明終了 失恋」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン+(プラス) 2013年6号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「Q.E.D.証明終了 巡礼」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン 2013年10月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「Q.E.D.証明終了 陽はまだ高い」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン+(プラス) 2013年7号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「Q.E.D.証明終了 代理人」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン+(プラス) 2014年8号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「Q.E.D.証明終了 iff」1話(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジンR 2015年1号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「Q.E.D.証明終了iff」2話「素っ裸の王様」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジンR 2015年2号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「Q.E.D.証明終了iff」4話「三人の刺客」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジンR 2015年4号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

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2015年11月22日

「土曜ワイド劇場」2015年ラストを飾るドラマは「おかしな刑事13」とのこと!!

もうすぐ12月と言うことで2015年も師走が迫って来たワケですが、早くも今年の「土曜ワイド劇場」を締め括るラストの作品が明らかになりました。
例年ですと「終着駅の牛尾刑事VS事件記者・冴子シリーズ」でしたが、今年は「おかしな刑事13」となるようです。

「おかしな刑事」と言えば警視庁東王子署に勤務する鴨志田新一警部補と、周囲には秘密だが実はその娘である岡崎真実警視が地位の上下を超えて親娘の交流を深めつつ事件の隠された真相に迫るシリーズ。
居候先の姉小路行人が司法浪人から遂に弁護士になったりと登場人物の成長も楽しいシリーズだったりします。

例えば次のような感じ。

この第10弾で行人君が司法試験合格。
土曜ワイド劇場「おかしな刑事 居眠り刑事とエリート女警視の父娘捜査 花笠まつり殺人事件・二つの死体と似顔絵の美女・山形かみのやま温泉〜楽焼絵皿に謎」(6月22日放送)ネタバレ批評(レビュー)

この第11弾で行人君が大脇弁護士事務所で働き始める。
土曜ワイド劇場「おかしな刑事 居眠り刑事とエリート女警視の父娘捜査 女性弁護士殺人・池袋23時〜荒川水門24時、空白の60分 彼女はなぜ、レンタルDVDを一週間延滞したのか?」(6月7日放送)ネタバレ批評(レビュー)

この第12弾で武井弁護士事務所へ移籍。
土曜ワイド劇場「おかしな刑事 居眠り刑事とエリート女警視の父娘捜査 美しき死体〜ゴミ屋敷殺人事件・幻の将棋の駒と消えた数億円の財産の謎!」(7月25日放送)ネタバレ批評(レビュー)

特に第11弾、第12弾ともに行人君の勤務先が意外な形で事件に関わることに。
本作は鴨志田と真実の親娘関係と共に行人君の成長も大きな軸となっているのです。

そんな本シリーズの第13弾が今年の締め!!
これは「2時間サスペンスファン」にとって穏やかな気持ちで年越しを迎えることが出来そうかな!?

「土曜ワイド劇場」2015年ラストを飾る「おかしな刑事13」は2015年12月26日放送予定とのこと!!
注目せよ!!

◆関連過去記事
土曜ワイド劇場「おかしな刑事 居眠り刑事とエリート女警視の父娘捜査 美しき死体〜ゴミ屋敷殺人事件・幻の将棋の駒と消えた数億円の財産の謎!」(7月25日放送)ネタバレ批評(レビュー)

土曜ワイド劇場「おかしな刑事 居眠り刑事とエリート女警視の父娘捜査 女性弁護士殺人・池袋23時〜荒川水門24時、空白の60分 彼女はなぜ、レンタルDVDを一週間延滞したのか?」(6月7日放送)ネタバレ批評(レビュー)

土曜ワイド劇場「おかしな刑事 居眠り刑事とエリート女警視の父娘捜査 花笠まつり殺人事件・二つの死体と似顔絵の美女・山形かみのやま温泉〜楽焼絵皿に謎」(6月22日放送)ネタバレ批評(レビュー)

土曜ワイド劇場「おかしな刑事 居眠り刑事とエリート女警視の父娘捜査 鬼女の絵馬がつなぐ二つの死体!商社連続殺人・創業家一族と、美しきバレリーナの秘密」(10月13日放送)ネタバレ批評(レビュー)

土曜ワイド劇場「おかしな刑事 居眠り刑事とエリート女警視の父娘捜査 東京タワーは見ていた!消えた少女の秘密・血痕が描く謎のルート」(12月10日放送)ネタバレ批評(レビュー)

土曜ワイド劇場「おかしな刑事〜居眠り刑事とエリート警視の父娘捜査 サクラソウは見ていた!死体に付いた花弁と、女流画家の美しい罠」(6月4日放送)ネタバレ批評(レビュー)

キンドル版「大橋宗桂 vs. 本因坊算砂がもっと楽しくなる本」です!!
大橋宗桂 vs. 本因坊算砂がもっと楽しくなる本





「将棋駒 黄楊 上彫 桐箱入り」です!!
将棋駒 黄楊 上彫 桐箱入り





「弁護士をめざして56歳からの挑戦―司法試験一発合格」です!!
弁護士をめざして56歳からの挑戦―司法試験一発合格





キンドル版「プロ弁護士の「心理戦」で人を動かす35の方法」です!!
プロ弁護士の「心理戦」で人を動かす35の方法



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土曜ワイド劇場「ショカツの女11 新宿西署 刑事課強行犯係 殺人犯は元少年A?24年間背負ってきた世間の目!防犯カメラが捕らえた容疑者は3人!!強盗犯と不倫するリケジョ、子供を溺愛する元社長…驚愕の真実とは?」(11月21日放送)ネタバレ批評(レビュー)

土曜ワイド劇場「ショカツの女11 新宿西署 刑事課強行犯係 殺人犯は元少年A?24年間背負ってきた世間の目!防犯カメラが捕らえた容疑者は3人!!強盗犯と不倫するリケジョ、子供を溺愛する元社長…驚愕の真実とは?」(11月21日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

新宿西署管轄内のマンションで男性の刺殺体が発見される。被害者は自称経営コンサルタントの赤木崇典(城咲仁)。派手な暮らしぶりがうかがえる室内からは、時計、財布、パソコン、携帯電話といった赤木の所持品が一式持ち去られていた。テーブルにはウィスキーグラスが2つ。また、ズタズタに切り裂かれたソファからは、なぜか1万円札が発見された。
その後、赤木の体内からは睡眠薬とアルコールを検出。また、赤木には暴行傷害の前科があり、1年前に出所したばかりであることも判明する。さまざまな情報が集まる中、水沢礼子(片平なぎさ)は早々と容疑者を3人に絞り込み他の捜査員を驚かせる。礼子はすでに、マンションの防犯カメラの映像から死亡推定時刻に被害者の部屋に出入りした人物、男女3名を確認していたのだ。さっそく人物の特定捜査を始めた礼子たちは、まず、一人目の男の身元割り出しに成功する。男の名前は江端利男(梶原善)。不動産会社を経営していたが、赤木にコンサルタントを頼み倒産させていた。安アパートに引っ越し幼い娘と暮らす江端は、赤木に賠償を求めてマンションを訪ねたことは認めたが、埒が明かなかったためわずか27分の滞在であきらめて帰ったという。
次に身元が割れたのは3番目に映っていた女性の飯塚秋穂(雛形あきこ)。理科総合研究所勤務の研究員で、世界的に有名な生物学者の夫、飯塚源太郎(小須田康人)がいながら、赤木とは不倫関係にあったという。秋穂は、マンションを訪れたとき、すでに赤木は死んでいたと証言。二人の関係が表沙汰になるのを恐れ、通報もせず不倫の証拠品を持ち帰って鳴りをひそめていたという。
そして、最後に身元が判明したのが2番目の男、藤島功(金子昇)。なんと藤島は、24年前に同級生を惨殺した元少年Aだった…!
当時、中学生だった藤島は、同級生の立花誠(岡亮)を教室で刺殺。社会に衝撃を与えた事件として今も人々の脳裏に記憶されていた。捜査員たちはショッキングなこの情報が外に漏れないよう慎重に捜査を進める。そんな中、萩尾康弘(南原清隆)は「藤島は俺が引っ張る」と、藤島の身柄確保に異常なまでの執念を見せる。実は24年前、事件後に誠の母親が自殺しており、その捜査を巡査時代の萩尾が担当していたのだ。萩尾は、嗚咽する誠の父、宗助(松澤一之)の顔を今でも忘れることができずにいた。
礼子は萩尾の心情に理解を示しつつも、藤島はあくまでも被疑者の一人にすぎないことを念頭に、冷静な判断を萩尾以下所轄メンバーに求める。しかし、現に藤島は事件以降姿をくらませており、感情を抑えきれない萩尾は単独行動に走る。残った大神瑞希(佐藤仁美)、青野信吾(山崎裕太)、柳井一郎(岡本信人)らは礼子の指示に従い、江端と秋穂をそれぞれマーク。また、地道な捜査を続け、赤木の部屋から新たな物的証拠として多額の現金と動物の歯らしきものを見つけ出す。
一方、藤島を追う萩尾は、藤島の母・量子(根岸季衣)や同棲相手の堂本真理(東風万智子)から、藤島のみならず藤島と関わる彼女たちがいかに社会的制裁を受けながら生きてきたかという厳しい現実を知ることになる。そんな中、ついに藤島の名前がマスコミにリーク。世間は騒然となる…!
(土曜ワイド劇場公式HPより)


では、続きから……(一部、重複あり)

1人の少年が同級生を殺害し逮捕された。
それから24年が経過した。

水沢礼子は新宿西署強行犯係のキャップである。
これまでにも仲間と共に多くの事件を解決して来た。

一方、礼子の上司・畠山義信は副署長の不在に伴い副署長代理となり我が世の春を謳歌していた。

そんなある日、男性の刺殺体が発見された。
被害者は自称経営コンサルタント・赤木崇典。
何者かに睡眠薬を飲まされ、殺害されたと思われた。

赤木には暴行傷害で服役していた過去があった。
その殺害現場からは時計、財布、パソコン、携帯電話などの所持品が持ち去られ、ソファの中からは1万円札が発見されていた。
また、何故か鮫の歯も落ちていたが……。

この捜査に礼子たちが乗り出すことに。

礼子は現場の防犯カメラ映像から容疑者を男女3人に絞り込んだ。
時系列的には男、男、女の順で赤木を訪ねている。

1人目は江端利男、不動産会社を経営していたが赤木に依頼し倒産させていた。
江端は訪問を認めるが、殺害は否定する。

2人目は藤島功、赤木のコンサルタント会社が入っていたビルの清掃員だ。
彼こそ冒頭の同級生殺害犯である。
藤島は同級生の立花誠を教室で刺殺した。
立花の母はこれを苦に自殺しており、立花の父・宗助は藤島を激しく憎んでいた。

3人目は飯塚秋穂、理科総合研究所勤務の研究員。
夫は生物学者として有名な飯塚源太郎である。
秋穂によれば赤木とは不倫関係にあり、訪問したときには既に死んでいたと証言した。

利男と秋穂の供述が正しければ、犯人は藤島となる。
これを裏付けるように藤島は姿を消していた。
藤島を疑う他の面々だが、礼子は慎重論を主張する。
藤島の同棲相手・堂本真理も過去の罪に苦しんでいた彼が再犯する筈が無いと藤島の無実を訴える。

ところが、新聞記者の生田美登里が藤島の容疑について記事にしてしまった。
これにより、藤島は追い詰められることに。
しかも、その記事中では藤島だけではなく、その母・量子まで批判していたのである。
記事を目にした藤島は美登里に詰め寄り、これに怪我をさせてしまう。
藤島への疑惑は更に色濃くなり、畠山は情報を公開するよう突き上げを喰らう。

直後、秋穂が奇妙な行動を示す。
密かに貸倉庫に赴くと何やら中身を調べていたのだ。
妻の行動を疑問に思っていた源太郎はこれを尾行しその現場を押さえる。
ところが、これを礼子の部下が取り押さえ貸倉庫の中身を押収する。

調べたところ、貸倉庫の中身は赤木の所有品であった。
其処には北海道投資詐欺のパンフレットや複数のSDカードが。
どうやら、赤木が所有していた貸倉庫の鍵を秋穂が持ち出していたらしい。

さらに調べたところ、赤木が江端と組んで投資詐欺を行っていたことが判明。
ソファの1万円は赤木宅に隠された詐欺の被害金だったのだ。
江端は赤木に睡眠薬を盛り、この大金を持ち去ろうとしていたようである。
しかも、被害者の中に立花宗助も居たことが分かった。

此処から礼子は、過去の罪を悔いていた藤島が立花に被害額を取り返す為に赤木宅へ足を運んだと考える。
つまり、藤島は赤木宅から金を盗んだことになる。

そんな中、立花宗助が投資詐欺の被害に遭ったこと苦に自殺未遂を図る。
間一髪、礼子らによって助け出された宗助は一命を取り留める。
一方、藤島は盗んだ金を宗助に渡すべく、その家を訪れ玄関先に置いて行く。

同じ頃、そんなこととは知らない江端が真理を人質に取り、藤島に金を返すように迫る。
逆上した藤島は江端を殺害すべく、これを襲撃。
だが、逸早く事態を察知した礼子らにより阻止される。
こうして、藤島と江端は逮捕された。

他方、礼子はSDカードと鮫の歯から赤木殺害犯を突き止めた。
その正体は秋穂であった。

秋穂は赤木の暴行傷害の被害者であり、SDカードにはその一部始終が記録されていたのだ。
秋穂はそれにより赤木から脅迫されていた、不倫では無かったのだ。
SDカードを取り戻そうと赤木宅に侵入し、これと揉めて殺害してしまったのである。

現場に残された鮫の歯は源太郎から秋穂への贈り物であった。
秋穂は源太郎を愛しており、どうしても打ち明けられなかったと言う。
こうして、秋穂が逮捕された。

藤島は赤木宅にあった大金の窃盗容疑と美登里への傷害罪で裁かれることとなった。
真理とは別れるそうである。
そんな藤島を支えると宣言する量子。
宗助は藤島を理解しようと努力すると語る―――エンド。

<感想>

「ショカツの女」シリーズ11作目。
原作はなし、オリジナル作品です。

ちなみに「ショカツの女」と言うことで「諸葛の女」こと「諸葛亮孔明の妻・黄夫人(黄月英とも)」を思い浮かべたり。

本日21時からは「ショカツの女」!!というワケで諸葛亮の妻・黄夫人について記事にしてみた!!

さて、ドラマ本編の感想を!!

管理人大好き、石丸謙二郎さん出演だけでかなり満足。
しかも、今回は石丸さん演ずる畠山が大活躍。
あの甘い声で重々しくかつ仰々しく朗々と語られたら……そりゃ影響受けるわな。
劇中の報道陣が感化されたのも頷ける話ですよ。
従って評価もかなり甘くなります。

そんな本作は赤木と藤島を比較し「過去の罪の反省」と「再犯」について描かれていたように思います。
全く後悔せずに罪を重ね続け、遂には死を以て精算を求められた赤木。
後悔していた故に贖罪を思い立ち、結果として手段を誤り意図せず犯罪に手を染めてしまった藤島。
この2人が対照的に描かれていました。

また、本作には様々な立場の人物が登場。

意図せず罪に手を染めたと言えば、被害者から加害者へと転じてしまった秋穂。
そして、望まず過去には息子を殺害され、妻が自殺し、詐欺に騙されるなど、常に被害者の立場に追いやられた宗助は遂に死を選ぼうとまでしてしまいます。
一方で、息子の罪の責任を求められ続ける量子や恋人の過去の罪の精算を共に求められる真理も居ました。
他に正義感と功名心を混在させ、藤島を追い詰めた美登里。

多くの人々の思惑が絡んで突入したあの結末はなかなかでしたね。
ある意味で「罪と罰」についても語られていたのかもしれません。

総評として、次回にも期待出来そうです!!

ちなみに、次週(2015年11月28日)の「土曜ワイド劇場」放送予定作品は「法医学教室の事件ファイル41」とのこと。
注目!! 

2015年11月28日の「土曜ワイド劇場」は「法医学教室の事件ファイル41」が放送予定とのこと!!

12月5日は「家政婦は見た!」、12月12日は「スペシャリスト4」とのこと。
こちらも注目です!!

スペシャルドラマ「スペシャリスト」第4弾は2015年12月12日放送予定!!さらに2016年1月からは木曜21時枠で連続ドラマ化とのこと!!

◆関連過去記事
土曜ワイド劇場「ショカツの女9 新宿西署 刑事課強行犯係 政治家の妻と私設秘書の夫、おしどり夫婦が脅された怪文書の謎!15年前の爆弾とは?究極の夫婦愛に秘められた驚愕の真実!!」(9月27日放送)ネタバレ批評(レビュー)

土曜ワイド劇場「ショカツの女7 新宿西署 刑事課強行犯係 消えた2億円のダイヤと完全犯罪!記憶喪失の美少女は殺人犯をみたのか?(記憶喪失の美少女は殺人犯を見たのか!?詐欺師が愛した女の運命と2億円のダイヤが語る完全犯罪の謎)」(2月16日放送)ネタバレ批評(レビュー)

土曜ワイド劇場「ショカツの女6 新宿西署 刑事課強行犯係 殺人を的中させる占い師!タロットカードの真意と自殺トリックの謎?美人妻の悲しき過去と完全犯罪!!」(11月19日放送)ネタバレ批評(レビュー)

土曜ワイド劇場「ショカツの女(4)爆弾魔の人質になった刑事たち!6年前の事件を隠蔽した警察権力への儚き抵抗!!愛妻の死の真実を暴け(ショカツの女4 新宿西署 刑事課強行犯係)」(4月17日放送)ネタバレ批評(レビュー)

本日21時からは「ショカツの女」!!というワケで諸葛亮の妻・黄夫人について記事にしてみた!!

<キャスト>

水沢礼子:片平なぎさ
大神瑞希:佐藤仁美
青野信吾:山崎裕太
柳井一郎:岡本信人
飯塚秋穂:雛形あきこ
堂本真理:東風万智子
藤島 功:金子 昇
生田美登里:黒坂真美
江端利男:梶原 善
立花宗助:松澤一之
藤島量子:根岸季衣
畠山義信:石丸謙二郎
水沢公子:冨士眞奈美
萩尾康弘:南原清隆 ほか
(順不同、敬称略、公式HPより)


「ショカツ(諸葛)の女」と言うことで諸葛亮孔明の妻・黄夫人(黄月英とも)から「孔明のヨメ。 (1) (まんがタイムコミックス)」です!!
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