2015年11月05日

「デザイナーベイビー〜速水刑事、産休前の難事件〜」7話「公開捜査」(11月3日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「デザイナーベイビー〜速水刑事、産休前の難事件〜」7話「公開捜査」(11月3日放送)ネタバレ批評(レビュー)です。

ネタバレあります、注意!!

<7話あらすじ>

近森優子(安達祐実)は、ネットを通じてノゾミの情報提供を呼びかけようとしていた。配信差し止めを命ぜられた速水(黒木メイサ)だが、これを許してしまう。問題視する与那国(松下由樹)に、沈黙を続ける犯人へのメッセージになるはずと速水は答える。やがて、誘拐事件の話題で世の中は騒然となり、警察は公開捜査に踏み切る。一方、皆本医師(細田善彦)からノゾミの居場所を聞き出した山原(斉藤由貴)は、病院から姿を消す。
(公式HPより)


では、続きから……(一部、重複あり)。

<ネタバレあらすじ>

登場人物一覧:
速水悠里:妊娠中の刑事。夫・浩介との間には彼の連れ子・雄介が居る。
日村健吾:悠里の上司。
近森優子:新、望の母親。
近森新:優子の長男。
近森望:優子の長女、誘拐被害者。
岸田裕也:トモの夫。
岸田トモ:岸田の妻。優子の赤ん坊を誘拐した。
崎山典彦:優子の担当医。不妊治療に新たな手法を持ち込もうとしている。
須佐見誠二郎:城南大学病院産婦人科の教授、崎山とは対立している様子。
皆本順:城南大学病院産婦人科講師。トータルケアプロジェクトのメンバー。
柊奈留:城南大学附属病院医師。須佐見を尊敬している。
山原あけみ:胚培養室の担当者。
峠緑郎:城南大学病院院長。
峠則孝:峠院長の息子。製薬会社勤務。
有吉久美:城南大学病院院長秘書。

〜〜〜前回のあらすじ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

近森優子が出産したばかりの娘・望が岸田夫妻に誘拐された。
岸田夫妻は長年の間、不妊治療を続けようやく子宝を授かっていた。
ところが、須佐見医師が担当した直後に流産していた。
これに対し感情的な行き違いから、岸田夫妻は望を誘拐したのである。

この捜査に妊娠中の速水悠里刑事が加わることに。
何やら病院側の様子を不審に思いながらも捜査を続ける悠里であったが、追い詰められた岸田夫妻は優子に身代金を要求する。

結局、岸田の妻・トモが逮捕され望は保護されることとなったが別の赤ん坊であった。
本物の望はと言えば、峠院長の息子・則孝の手にあったのである。
則孝は峠院長に身代金を要求するが、受渡しに失敗。
追い詰められた則孝は桟橋から望を遺棄したと偽装し久美にこれを託す。

則孝が逮捕され、1人となった久美は崎山を頼る。
崎山の指示に従った久美だが望はまたも何者かの手に。
当の崎山も謎の転落により重傷を負うことに。

「デザイナーベイビー〜速水刑事、産休前の難事件〜」6話「救世主」(10月27日放送)ネタバレ批評(レビュー)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

望の生存を知った優子は公開捜査を要求。
だが、これが拒否されたと知るやインターネットを用いて自身で事件を公表してしまう。
誘拐事件が明らかになったことで世間は騒然となる。

また、望が新を救うべく意図的に創造された「救世主兄妹」と判明したが、これを実行すると望が耐えられないことも明らかに。

あくまで、新を救う為の道具として望を必要とする優子。
一方、これに対し夫の近森は反発し始める。
近森もまた新を救いたいと考えていたがあくまで臍帯血での治療を望んでおり、望を犠牲にしてまでの治療は望んでいなかったのである。

そんな中、容体が回復しつつあった崎山が死亡してしまう。

さらに、山原あけみが城南大学病院から姿を消した。
彼女の行方を追う悠里たち、追われる山原あけみの手には望が―――最終話へ続く。

<感想>

ドラマ原作は岡井崇先生による同名作品。
過去にネタバレ書評(レビュー)していますね。
とはいえ、ドラマ版はほぼオリジナル展開を見せています。

『デザイナーベイビー』(岡井崇著、早川書房刊)ネタバレ書評(レビュー)

タイトルにもなっている「デザイナーベイビー」の意味は「生まれて来る前に遺伝子に調整を施し両親が望む子供を手に入れる方法」のこと。
此処での調整は「健康」であったり「身体能力の向上」であったりします。
この方法ならば両親が望む子供が得られることに。

この手法は既にSF世界やアニメなどでは一般的となっており、例えば森岡浩之先生「星界シリーズ」(早川書房刊)に登場するアーヴや「機動戦士ガンダムSEED」のコーディネーターなどが挙げられます。

「機動戦士ガンダムSEED」(2002年、日本)

ディスティニープラン発動!!

ちなみに出産を取り扱ったサスペンス系ドラマでは同じNHK系火曜22時枠にて海堂尊先生原作ドラマ「マドンナ・ヴェルデ」も放送されています。

『マドンナ・ヴェルデ』(海堂尊著、新潮社刊)ネタバレ書評(レビュー)

NHKドラマ10「マドンナ・ヴェルデ」第1話(第1回)「希望の卵」(4月19日放送)ネタバレ批評(レビュー)

では、ドラマ版7話の感想を。

え〜〜〜既にお分かりのことと思われますが、今回は完全に飛び飛びの視聴となっています。
なので、あらすじはかなりあやふやです。
正直、欠番も考えたのですが思い切って分かる範囲であらすじにまとめてみました。
言わば、最終話へ向けて状況をまとめた管理人のメモとお捉え下さい。

いよいよ次回は最終回、果たして望はどうなる!?
悠里は事件を解決出来るのか!?
最終話にも注目ですね!!

◆関連過去記事
『デザイナーベイビー』(岡井崇著、早川書房刊)ネタバレ書評(レビュー)

「デザイナーベイビー」1話「ノゾミ」(9月22日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「デザイナーベイビー〜速水刑事、産休前の難事件〜」2話「身代金」(9月29日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「デザイナーベイビー〜速水刑事、産休前の難事件〜」3話「チェンジリング」(10月6日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「デザイナーベイビー〜速水刑事、産休前の難事件〜」4話「爆弾」(10月13日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「デザイナーベイビー〜速水刑事、産休前の難事件〜」5話「核移植」(10月20日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「デザイナーベイビー〜速水刑事、産休前の難事件〜」6話「救世主」(10月27日放送)ネタバレ批評(レビュー)

『マドンナ・ヴェルデ』(海堂尊著、新潮社刊)ネタバレ書評(レビュー)

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「無痛 診える眼」5話「金髪の少女が抱える殺人の記憶」(11月4日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「無痛 診える眼」5話「金髪の少女が抱える殺人の記憶」(11月4日放送)ネタバレ批評(レビュー)です。

ネタバレあります、注意!!

<5話あらすじ>

為頼英介(西島秀俊)の診療所に、頭痛を訴えてやって来たのは佐田要造(加藤虎ノ介)だった。佐田は自分が高島菜見子(石橋杏奈)の婚約者だと言うが、井上和枝(浅田美代子)は半ば信用しない。しかし、為頼は祝辞を述べ、いつものように診察した。
為頼は白神陽児(伊藤英明)の病院で患者の診察を行うことになる。その初日、為頼は病院内で早瀬順一郎(伊藤淳史)を発見。早瀬は、病院内でよく絵を描いている患者はいないかと為頼に尋ねる。

為頼が思い当たったのは南サトミ(浜辺美波)だ。絵を描いた人物から話を聞きたいと訴える早瀬に、為頼はサトミの名を伏せたまま協力することに。

早速、為頼は菜見子を訪ねた。菜見子によると、サトミは自分が絵に描いた家族を殺害したと思っているらしい。しかし、サトミに殺人など出来ないと菜見子は否定した。為頼は、そんな菜見子に自分の診療所を彼女の婚約者だと佐田が来たことを教える。為頼はここでも祝辞を述べるが、菜見子は戦慄を覚えていた。

為頼は早瀬に絵の件を報告。為頼は事件とは関係ないと言うが、中学生の女子と聞いた早瀬には思い当たることがあった。現場に残された遺留品から、金髪の毛が採取された子供か女性用の帽子があったのだ。また、早瀬は病院で金髪の少女…サトミとすれ違っていた。

菜見子は為頼の診療所を訪ね、佐田にストーキングされていることを打ち明ける。菜見子を送る為頼の姿を、佐田が見つめていた。
(公式HPより)


<ネタバレあらすじ>

登場人物一覧:
為頼英介:主人公、様々な病気を見抜く眼を持つ医師。
早瀬順一郎:熱血漢の刑事。
高島菜見子:臨床心理士。
白神陽児:クリニックの経営者。実は……。
イバラ:白神のもとで働く男。実は……。
南サトミ:菜見子の担当患者。
久留米実:元医師、為頼の師。
井上和枝:為頼の義姉。
佐田要造:菜見子のストーカー。


医師の為頼英介は外観から患者の状態を診断する眼を持っている。
それは遂に、将来的に犯罪を犯すであろう「犯因症」を見抜くことまで可能にしていた。

この能力は為頼を他者と一線を画す存在としたが、同時に彼に限界を報せることにもなった。
皮肉なことに、為頼が幾ら相手の状態を見抜いたとしても治療法を現在の医療水準に頼る以上、治療法が確立されていない病気の場合に為す術がないのは他の医師と同じなのである。
むしろ、より正確に不可能を知るだけに虚無感に支配されていた。

そんな為頼にクリニックの経営者である白神院長が接触を図って来た。
実は白神もまた為頼と同じ眼を持っており、それ故に為頼の能力を認めていたのだ。
白神は患者に苦痛を与えない「無痛治療」を提唱し、為頼にスカウト話を持ちかける。
しかも、白神はこれを実現させる為に「先天性無痛症」を患うイバラを研究していたのである。
白神によればイバラは「痛みが分からない為に感情に乏しい」らしい。

具体性を伴う白神のプランに揺らぐ為頼。
やがて、「犯因症」を患う早瀬の治療法を見出すべく白神へ協力を申し出る。
犯罪者の心理の1つとして「相手の痛みを理解出来ないこと」が挙げられており「無痛症」を調べることで「犯因症」に繋がる何かを見出せると考えたのだ。

一方、菜見子はストーカーと化した元恋人・佐田要造に怯えていた。
当の佐田は菜見子に近付く為頼を警戒し、為頼に「自身が菜見子の婚約者だ」と主張する。
そんな佐田に怯えた菜見子は遂に為頼に彼がストーカーであると告げてしまう。

また一方で、一家4人惨殺事件を追う早瀬はサトミについて調べ始めていた。
だが、サトミを担当する菜見子によれば彼女にそんなことが出来る筈がないと言う。
こうして、サトミが現状へ追い込まれることとなった凄惨な過去が明かされることとなった。
そもそも、為頼はサトミに「犯因症」を見ていなかった。

これを聞いた早瀬はサトミに犯行は不可能と結論付けようとするのだが……なんと一家4人惨殺事件の現場で発見された毛髪とサトミのソレが合致。
早瀬は為頼の「犯因症」の精度に疑惑を抱いてしまう。

そんな中、佐田が動いた。
菜見子は帰宅した直後、襲撃されてしまう。
佐田からの電話を受けた為頼は菜見子宅へ急行、其処でビニール袋を被せられた菜見子を発見する―――6話へ続く。

<感想>

ドラマ原作は久坂部羊先生による同名作品。
シリーズ続編として『第五番 無痛2』も存在している。
過去にネタバレ書評(レビュー)していますね。

『無痛』(久坂部羊著、幻冬舎刊)ネタバレ書評(レビュー)

『第五番 無痛2』(久坂部羊著、幻冬舎刊)ネタバレ書評(レビュー)

タイトルにもなっている「無痛」の意味は登場人物の1人・イバラが「無痛症」を患っていることを示しています。
また、登場する「他者の痛みを理解しようとしない人々」のことをも指すのでしょう。

さて、人は白神が主張するように「無痛」に生きるべきなのか?
それはドラマ最終回にて答えが明かされることでしょう。

では、ドラマ版5話の感想を。

終盤、まさかまさかの展開に。
果たして菜見子の安否は―――とはいえ、今後の展開を考えれば菜見子は負傷しつつも無事な筈、だよね!?
でないと、あの人が動くことがなくなるし。
とはいえ、この展開はかなり驚きました。

一方、なかなかの存在感を示しつつある佐田ですが、果たして原作通りの結末を迎えるのか!?

そして、サトミの髪の毛。
原作でも髪の毛のくだりはありましたが、あれも原作通りで良いのかなぁ。
此の辺りもアレンジして来るのかがかなり気になります。

でもって、サトミの件と佐田の件により為頼の「犯因症」に疑惑を抱く早瀬。
2人の信頼に罅が入る!?

早瀬が人一倍悪を憎むが故に悪を断つべく悪に手を染めてしまいかねない皮肉。
これを救うべく動き出した為頼。
未だ為頼は気付いていないが、その前に立ち塞がるのは白神とイバラである。
どうやら「痛みを知る男:為頼と早瀬」と「痛みを知らない男:白神とイバラ」の対決になりそうですね。

原作通りならば次回以降も事件は加速して行く筈、6話にも注目!!

◆関連過去記事
【久坂部羊先生著作関連】
『無痛』(久坂部羊著、幻冬舎刊)ネタバレ書評(レビュー)

『第五番 無痛2』(久坂部羊著、幻冬舎刊)ネタバレ書評(レビュー)

『破裂』(久坂部羊著、幻冬舎刊)ネタバレ書評(レビュー)

【ドラマ関連】
「ドラマ版破裂」
「破裂」1話「超高齢化をめぐる問題作、始動…エリート医師に国家的陰謀が迫る」(10月10日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「破裂」2話「ベールをぬぐ戦慄の陰謀…ぴんぴんポックリで老人の数を減らす?」(10月17日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「ドラマ版無痛」
「無痛 診える眼」1話「新ヒーロー誕生…!?病気を見抜く天才は、犯罪を見抜けるか?」(10月7日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「無痛 診える眼」2話「同じ能力を持つ男が天才に迫る」(10月14日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「無痛 診える眼」3話「熱血刑事が抱える…殺意の秘密」(10月21日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「無痛 診える眼」4話「天才が見抜くせつない女心」(10月28日放送)ネタバレ批評(レビュー)

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「英国一家、日本を食べる」最終話(24話)「日本を食べる」(11月5日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「英国一家、日本を食べる」最終話(24話)「日本を食べる」(11月5日放送)ネタバレ批評(レビュー)です。

ネタバレあります、注意!!

<最終話(24話)あらすじ>

マイケルは、日本での最後の1日を、子どもたちの願いを聞き入れてテーマパークで過ごすことにした。アスガーとエミルは大はしゃぎだったが、マイケルは全く楽しくない。そして、あろうことか子どもたちとの約束をほごにしてアンコウ料理を食べに行こうと言い出してしまう…果たして感動のフィナーレを迎えることができるのか?そして英国一家は、最後に何を食べるのか?
(公式HPより)


では、続きから……(一部、重複あり)

いよいよ、日本滞在最終日となったマイケル、リスン、アスガー、エミル。
明日には帰国の途に就くワケだが、旅館の朝食を前にマイケルは元気一杯である。

一方、何故か食欲を失った様子のリスン、アスガー、エミル。
それもその筈、前夜に食べた食事がまだ残っているようだ。

そんな家族の姿に「これが米を食べる最後になるかもしれないんだぞ!!」と諭すマイケル。

「米」とは「イネ科に属する植物の実のこと。その種類は300を超える日本人の主食である」。

とはいえ、入らない物は入らない。
首を振り続けるリスンたちに、勿体ないと思ったマイケルは彼女たちの朝食も平らげてしまう。
結果、旅館を出て東京へと向かう電車の中で食べ過ぎたマイケルは苦しむこととなった。

その最中も思い出されるのは前夜のトシとの電話だ。
「会おう」
「会うって、東京でか!?」
トシの言葉に驚くマイケルだが、当の本人は当たり前のように応じる。
何でも、トシによれば忘れ物を届けに来るのだそうだが……。

果たして「忘れ物」とは何だろう。
そもそも、この3ヶ月でどのくらい日本料理を理解出来るようになったのか……。

その間にも、アスガー要望の某テーマパークに到着。
もちろんアスガーは大はしゃぎ、普段はクールなエミルも彼なりに満喫しているようだ。

「ピザも良いかなぁ、ハンバーガーも良いなぁ……」
何を食べるか悩み始めたアスガー。

「好きな物を食べるのは帰ってからにしないか」
どうしても「忘れ物」が気になるマイケルは恐る恐る提案してみるが。

これにアスガーがキレた。
こうなると、アスガーは動かない。

なんとか彼の興味を惹こうと「アンコウを食べに行こう」と誘うマイケル。
「アンコウは海のフォアグラなんだぞ」と興味を惹けそうな言葉を並べるが。

「だったらフォアグラで良いじゃん、フレンチにしよう」
あっさりとアスガーに一蹴されてしまった。
それどころか、何時の間にやらリスンたちも「そうしよう」と乗り気だ。

「約束を破るのは感心しませんなぁ」
切羽詰まったマイケル、その背中に声がかけられた。
声の主は鬼塚である。

鬼塚によれば、このテーマパーク内に彼が経営する店を出すので雰囲気を知る為に遊んでいたらしい。
そう説明する鬼塚の頭部には「可愛い飾り物(耳を模した例のアレ)」が輝いていた。

こうして、鬼塚の店に誘われたマイケル一家。
其処は「フレンチレストラン」であった。
鬼塚と言えば和食と思い込んでいたマイケルは驚きつつも、料理を口にし流石と頷くことに。

「シェフが優秀なんですね」
褒め称えるマイケルに「ふふふ」と薄く笑う鬼塚。
それもその筈、シェフはマイケルも良く知るジャンであった。

この間も、鬼塚の頭部には例の飾り物が閃いている。
マイケルは直視しないよう努力するのが精一杯であった。

そんなマイケルの気も知らず、フレンチを口にしたアスガーは大喜びしている。
と、エミルが「ご飯が食べたい」と言い出した。
すると、つられてアスガーまでもが「ご飯が食べたい」と言うではないか。

しかし、ここはフレンチの店だ。
ご飯は扱っていない。

これを聞いていた鬼塚は「美味しい料理を食べるとご飯が欲しくなる」と語る。
そもそも、どんな料理の傍にもご飯があったのだ。
それは日本古来の料理以外にも西洋から入って来た料理にも同じである。
もちろん、日本で生まれたオムライスにハヤシライスなどもそうだ。
食の多様化が進み、米の消費量は確かに減った。
しかし、それでもなお米は日本人の食事に根付いている。
米は日本人の精神なのだ。

鬼塚は例として「ご飯」という言葉を挙げる。
米を炊いたものもご飯と呼ぶが、食事も含めてご飯と呼ぶ。
朝食がパンでも朝ごはん、昼食がパスタでも昼ごはんだ。
それほど、日本人の食事は米に根差している。

マイケルはリュックを膝に抱えると、其処からそっと握り飯を取り出した。
朝、旅館を出る前に余ったご飯で握った物だ。
それをアスガーやエミルたちに配って行く。

「ナイス!!」
フレンチと共にご飯を頬張りつつ叫ぶアスガー。

「こういうことは余り感心しませんな」
そう言いつつも、握り飯を受け取った鬼塚の顔は綻んでいた。
もちろん、その頭部にはあの飾り物が揺れている。
それは最後まで揺れ続けていた……。

テーマパークからの帰路、口についた米粒に「忘れ物」の意味を問うマイケル。

「ど〜〜〜ゆ〜〜〜ことだ〜〜〜!!」
翌日、空港でマイケルはトシ相手に怒鳴っていた。
いや、正確には電話越しのトシだ。
落ち合う予定であったにも関わらず、トシがドタキャンしたのだ。

「忘れ物はどうなった!?」
「会う必要が無くなった。お前はそれを自分で見つけたろ」
問い詰めるマイケルに当たり前のように応じるトシ。
何でも、ジャンがメニューに握り飯を捻じ込んだことをトシに愚痴ったらしい。
では、忘れ物とはソレだったのか!?

「この旅の張本人に会えると思ってたんだぞ、ようやく文句の1つも言えると思ったのに!!」
マイケルからスマホを奪ったアスガーがトシに叫ぶ。

そんなアスガーに「見せたい物がある」と告げたトシ。
続いて、スマホに映し出されたのは満開の桜であった。

「トシ、お前何処に居る……!?」
それに何やら答えるトシだが……我々視聴者には分からない。

だが、1つだけ言えることがある。
トシが今居る土地にも日本の文化が伝わっていると言うことだ。
きっと、日本料理も伝播していることだろう。
いや、伝わって居なくともトシが伝えるに違いない。

数分後、マイケルは機上の人となっていた。
さて、此処でマイケルに日本について締めの言葉を貰おう。

「締めの言葉?勘弁してくれよ……いや、1つだけあった。そうそう、仏教から生まれた日本語なんだけど」

そして続けるマイケル。

「ごちそうさま」

こうして、一家は日本を去った。
その眼下には稲が実った壮大な水田が何処までも続いていた―――エンド。

……と思いきや、まだまだマイケル一家の旅は終わらないのです。
2016年、英国一家が帰って来る!!
正月特番放送決定「英国一家、正月を食べる(仮)」2016年1月1日放送予定とのこと。

<感想>

原作はマイケル・ブース著『英国一家、日本を食べる』と『英国一家、ますます日本を食べる』(共に亜紀書房刊)。
NHKさんにて毎週木曜日0時40分から1時まで放送中、全24話。

前半はマイケル一家を中心としたカートゥーンパート、後半はトシ視点のドキュメンタリーパートからなる。

今回、いよいよ最終話(第24話)。
そのテーマは「米」について。
今回、実写パートなしでした。

いや、本当に壮大な物語でした。
「食文化」の切り口から「日本文化」を評する本作が最終話で取り上げたのは「米」。
確かに日本人の精神は米と共に在ったと言っても過言ではない。

例えば、日本の中世では国の生産力を計る目安に石高が用いられていたが、これは米の生産量を示していた。
つまり、米が1つの単位だったのだ。
また、江戸幕府下での旗本たちへの俸禄は米で支給されていた。
これは、米が通貨だったことになる。
他にも、各地で行われる祭は「豊穣の祭」の意味が強く、これまた米の収穫を祈願したもの。
これは、米が信仰であったとも言える。
かくも古来から米は生活の基盤だったのだ。
その意志は今も続いている。

3ヶ月、日本で「日本の食文化」を追い続けたマイケルたちは、その間に知らず知らずのうちに米と触れ、その精神にも触れていた。
そして、その影響を受けた。
だから、アスガーやエミルはフレンチを口にしつつも米を欲した。
それはマイケル一家が「日本の食文化」をある水準まで正しく理解したことに他ならない。

トシの「忘れ物」とはこれだったのではないか。
ある意味、トシはマイケルに集大成を求め、マイケルはこれに応えた。
だから、トシは彼に会う必要が無くなったのだ。
もう、マイケルはそれを理解しているから。

そして、トシは新たな土地で新たなマイケルを探しているのかもしれない。
その土地にはソメイヨシノが咲き誇っている。
きっと、日本食についてもある程度伝わっているのだろう。
だが、トシと出会う前のマイケルのようにその真価まで理解されているかは怪しい。
だから、トシはマイケルと出会ったときのように、其処でも正しい日本食を伝えるのだ。
こうなると、トシは「日本の食文化の妖精」とでも言うべき存在だなぁ……。
いや、「日本の食文化に携わった人々の総体」の方が相応しいか。

さらに、マイケル一家もまたトシのように「正しい日本の食文化」を伝えて行くのだろう。
こうして、伝統のように「日本の食文化」とその精神も受け継がれて行くに違いない。

ちなみに本作「英国一家、日本を食べる」の旨味も此の点にあるような気がします。
マイケルにとってトシがそうであったように、我々視聴者にとって本作が導き手となる。
いや、受け手により様々な解釈が可能な以上は「導き手」は相応しくないか。
そもそも、フレンチと握り飯の組み合わせが美味しいように、これに正しい答えはきっとない。
あくまで本作が視聴者にとって「考える契機」となれば良いだろう。
それこそが本作の真価であり、精神であり、神髄なのだから……。
我々視聴者はこれからも「日本の食文化」や「日本文化」について自身で考えを深めて行く必要があるのだ。
それが本作からのメッセージなのだ。

と言った傍から2016年に英国一家が帰って来るとのこと。
なんと、正月特番放送決定「英国一家、正月を食べる(仮)」2016年1月1日放送予定だそう!!
ひゃっほ〜〜〜い、いろいろ述べたけど、本作が終わるのは寂しかったんだよ〜〜〜。
それだけにコレは嬉しいサプライズ!!
また1つ楽しみが増えた!!

また本作のDVD化が決定とのこと、興味のある方は本記事下部のアマゾンさんリンクをチェックすべし!!

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原作「英国一家、日本を食べる (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ)」です!!
英国一家、日本を食べる (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ)





キンドル版「英国一家、日本を食べる 亜紀書房翻訳ノンフィクション」です!!
英国一家、日本を食べる 亜紀書房翻訳ノンフィクション





同じく原作「英国一家、ますます日本を食べる (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ)」です!!
英国一家、ますます日本を食べる (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ)





キンドル版「英国一家、ますます日本を食べる 亜紀書房翻訳ノンフィクション」です!!
英国一家、ますます日本を食べる 亜紀書房翻訳ノンフィクション





遂にDVD発売!!「英国一家、日本を食べる Vol.1 [DVD]」です!!
英国一家、日本を食べる Vol.1 [DVD]





「英国一家、日本を食べる Vol.2 [DVD]」です!!
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水曜ミステリー9「軽井沢駐在犬日誌 別荘で大捜索網!8歳少年誘拐…消えた身代金1億円!?見えない犯人と犬が噛んだ意外な遺留物!?田舎駐在が暴く殺人トリック」(11月4日放送)ネタバレ批評(レビュー)

水曜ミステリー9「軽井沢駐在犬日誌 別荘で大捜索網!8歳少年誘拐…消えた身代金1億円!?見えない犯人と犬が噛んだ意外な遺留物!?田舎駐在が暴く殺人トリック」(11月4日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

元刑事の沢田耕作(小林稔侍)は10年前のある出来事により、今は駐在所警部として日々、奥軽井沢を守っている。飼い犬のピースは、事件が起き要請があると、耕作と共に出動する長野県警の嘱託警察犬だ。

ある日、耕作の妻・美紀子(中田喜子)が川辺を歩いていると、一緒にいたピースが急に走り出し、男性の刺殺体を発見する。駆けつけた耕作が規制線を張り立ち番をしているところへ、かつての後輩である奥軽井沢署管理官・秋山恭介(永島敏行)らが現れる。調べによると被害者は「井岡木材」の人事部長・設楽文彦(川井つと)。会社が進めるリストラ事業の先頭に立っていたという。百人もの従業員を解雇したことから、恨みによる犯行とみて捜査を進めることに。

谷川一朗太(小須田康人)ら刑事が「井岡木材」を訪ねると、元従業員の前で、弁護士の美濃部絵里子(東風万智子)が“リストラは不当である”と声をあげていた。元社員で委員長の時田洋介(松澤一之)も裁判を視野に入れて闘うと訴える。会長の井岡宗一(山本圭)は、彼らにも警察にも強気の態度を取り続けるが、宗一が向かったのは設楽が発見された場所。耕作の横で「人に恨まれる仕事をさせた」と花を手向け、手を合わせるのだった。

そんな宗一が、翌日、別荘から駐在所に駆け込んでくる。飼い犬のスキップが行方不明だという。犬小屋にも鍵を掛けていたのに一体誰が…?宗一の愛犬への愛情を知った耕作は、迷い犬の貼り紙をするなどスキップ探しを始める。

絵里子の事務所にも貼ってもらおうと訪ねるが、そこには抗議に来た「井岡木材」専務の益山(佐戸井けん太)の姿も。そこで絵里子の親が小さな工場を営んでいたことを知る。しかし借金を苦に工場に火を放ち、生き残ったのは絵里子ただひとり。「いつも一番弱い人間が犠牲になる」…その思いと共に弁護士を目指したという。

捜査本部では、谷川が時田を重要参考人として聴取したいと言い出す。殺害前日、設楽のマンションで設楽の胸ぐらをつかむ時田が防犯カメラに映っていたのだ。その頃、時田は重い病を患っている娘・由真(江良陽彩)の病室にいた。そこへ由真の友達・美咲(岩崎百合)が見舞いにやってくるが、実は美咲は宗一の孫。時田は複雑な表情を浮かべる。その時、病院に警察がやってきて…。

一方、宗一の別荘には一通の手紙が届いていた。――『スキップを返して欲しければ一億円用意しろ』―― 中身は宗一への脅迫状だった。殺人事件と何らかの関係があるかもしれないと、耕一は谷川に捜査を要請するが、犬の誘拐と一緒にするなと一蹴。しかしこの誘拐は、やがて大きな事件へと発展する…。
(水曜ミステリー9公式HPより)


では、続きから(一部、重複アリ)……。

駐在に勤務する沢田耕作。
沢田は10年前に上層部の意向に反し有力者の息子を逮捕したことで今の部署に異動となった。
だが、正義を貫徹した彼に後悔はない。
今の沢田は妻・美紀子ら家族や飼い犬であり嘱託警察犬でもあるピースと穏やかに暮らしている。

ところが、そんな平穏を打ち破る事件が!!

ある日のこと、美紀子が川辺を歩いていると男性の刺殺体を発見したのだ。
被害者は「井岡木材」の人事部長・設楽文彦であった。
「井岡木材」ではリストラを推進しており設楽がこれを主導していたことから、恨みによる犯行と思われた。

同じ頃、「井岡木材」では大規模ストライキが発生。
過去に心中事件で両親を失い、自身もまた片手を失った弁護士・美濃部絵里子を先頭に元社員の時田洋介らが反対運動を繰り広げていたのだ。

これに「井岡木材」を率いる井岡宗一会長や益山専務らは対決姿勢を示す。

矢先、井岡の孫である翔真が誘拐されてしまった。
犯人は身代金として一億円を要求する。

この誘拐犯として浮上したのは時田に恩義がある丸亀なる男性であった。
時田には病気で入院中の由真なる娘があり、多額の治療費が必要としていた。
どうも、この治療費の為に誘拐事件を起こしたらしい。

誘拐犯は身代金の引き渡しに沢田を指定。
沢田はピースと共に身代金を犯人に引き渡す。

その翌日、翔真が解放されその付近で瀕死の丸亀が発見された。
身代金が忽然と消えていたことから、犯人同士の仲間割れが疑われるが……。

瀕死の丸亀が病院に運ばれたその夜、何者かが侵入し生命維持装置を破壊してしまう。
だが、不審者の侵入が通報された為に、沢田とピースが現場に駆け付ける。
犯人に飛びついたピースはその小指を噛むが逃がしてしまう。

だが、これは大きな手掛かりとなった。
ピースの口から「ある物」が検出されたのだ。

その翌日、井岡と益山、絵里子と時田が集まり労使交渉が行われようとしていた。
良く見れば、益山が小指を負傷しているようだが……。

其処に沢田がやって来た。

沢田は犯人を告発する、それは絵里子であった。
ピースの口から検出された物とは「シリコン樹脂」だったのだ。
絵里子は腕を失いシリコン義肢となっていた。

これに罪を認めた絵里子は全てを語り出す。
絵里子は時田へ恩を返そうとしていた丸亀を抱き込み、誘拐事件を目論んだ。
ところが、これを設楽に知られ口封じで殺害。
その後、利用した丸亀を襲撃し身代金を奪ったのであった。

絵里子が逮捕され事件は解決した。
沢田は今日もピースと走る―――エンド。

<感想>

新シリーズ「軽井沢駐在犬日誌」第1弾。
原作なし、オリジナル作品です。

なお2015年10月に廃止が発表されていた「水曜ミステリー9」ですが、あくまで放送枠としての廃止とのこと。
枠を「水曜エンタ」に変えつつ「2時間サスペンス」があれば「水曜ミステリー9」として放送され続けることが明らかになっています。
一安心。

【2015年10月】「水曜ミステリー9」最後の作品は「奥多摩駐在刑事3」ではなかった!?其処には意外な真相が!!

では、ドラマ版の感想を!!

何と言っても本作の特徴はピース。
これが全てと言っても過言ではない。

そして、リアル路線かと思いきやピースが喋る!!
これに何より驚いた。
そのピースの声がなぎら健壱さん(追記参照)なのもポイントを抑えていましたね。
これはなかなかに良い。

内容自体は割とありふれているのだけど、此の点でかなり特徴的となっています。
続編あっても良いかも。

2015年11月5日追記

コメントにてご指摘頂き「感想」の記載を訂正しました。

訂正前:ピースの声が小倉久寛さんなのも〜〜〜
訂正後:ピースの声がなぎら健壱さんなのも〜〜〜

てっきり、聞く者を和ませる声で小倉久寛さんだと思っていたのですが、ピースを演じたなぎら健壱さんの声も聞く者を和ませるソレでした。

教えて頂き感謝です(^O^)/!!

追記終わり


<キャスト>

沢田耕作:小林稔侍
秋山恭介:永島敏行
美濃部絵里子:東風万智子
丸亀:見栄晴
時田洋介:松澤一之
井岡瑠璃:原久美子
谷川刑事:小須田康人
大林刑事:一條 俊
沢田きらら:伊藤優衣
野沢義純:堀口文宏
井岡裕二:石井英明
岩崎洋介:鶴田 忍
益山:佐戸井けん太
井岡宗一:山本 圭
沢田美紀子:中田喜子 ほか
(公式HPより、敬称略、順不同)


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