2015年11月14日

「掟上今日子の備忘録」第6話「名門女子高で美少女が殺人!?セーラー服の忘却探偵に恋の予感」(11月14日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「掟上今日子の備忘録」第6話「名門女子校で美少女が殺人!?セーラー服の忘却探偵に恋の予感」(11月14日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

ネタバレあります、注意!!

<6話あらすじ>

私立の女子中学校の校舎の管理作業員として働き始めた厄介(岡田将生)。今度こそ仕事が長く続けられるようにと慎重に行動していた厄介だったが、またしても事件に巻き込まれる。
ある日の放課後、厄介は用具室で生徒が意識を失って倒れているのを見つける。部屋にはガスボンベから噴き出すCO2ガスが充満していた。厄介は生徒を助け出そうとするが、なぜかドアが開けられなくなって部屋に閉じ込められてしまう。どんどん酸素が薄くなる中、厄介は様々な仕事で培った能力を駆使して警報機を鳴らし、二人は一命を取りとめる。
厄介が助けた生徒は、3年生の逆瀬坂雅歌(浅見姫香)。現場には遺書が残されていたため、雅歌の自殺未遂と思われた。
人助けをしたはずの厄介だったが、またしても不運に見舞われる。厄介が雅歌を殺そうとしたという噂が世間に広まり、厄介は犯人扱いされてしまう。厄介の無実を証明するには雅歌の証言が必要だったが、彼女は命に別状がないはずなのに、なぜか眠ったまま目覚めない。厄介は、今日子(新垣結衣)に事件の真相を明らかにしてほしいと依頼する。
今日子は、学校内での調査を開始。雅歌のクラスメイトによると、雅歌は名前もろくに憶えられておらず、他人との接触を避けていたことが分かる。
今日子は厄介とともに事件現場の用具室へ向かい、厄介に事件当時の話を聞く。厄介は記憶をたどるうち、現場近くでもう一人の少女の姿を見たことを思い出した。今日子は、第二の少女が雅歌を殺そうとした可能性を考える。
雅歌は自殺しようとしたのか、それとも第二の少女による殺人未遂なのか? 
そして、雅歌が目覚めない理由とは? 今日子は、事件の裏に隠された少女の複雑な心理に迫る!
(公式HPより)


登場人物一覧:
掟上今日子:「最速探偵」にして「忘却探偵」の名を冠する少女。
隠館厄介:あらゆる事件に巻き込まれる男。
絆井法郎:今日子が所属する探偵斡旋所の所長。
逆瀬坂雅歌:隠館が助けた少女。

<あらすじ>

あらゆる事件に巻き込まれる男・隠館厄介は掟上今日子に恋をした。
掟上今日子はどんな事件でも1日で解決する「最速探偵」にして、完璧な守秘義務を誇る「忘却探偵」。
それもその筈、今日子は一度寝てしまうと記憶がリセットされてしまうのだ。
当然、隠館のことも一度寝てしまえば忘れてしまう。
果たして、この恋は報われるのか!?

一方、その体質から職を転々とせざるを得ない隠館。
先頃、勤めていた古書店を退職し、今度は名門女子中学校の管理作業員として働き始めた。

ある日の放課後のこと、此処最近になって連続で廊下を濡らす不届き者が出現。
これに不満を抱えつつ後始末をしていた隠館は用具室で意識を失い倒れていた女子生徒を発見する。

慌てて室内に飛び込んだところ、中にはボンベから噴出したガスが充満していた。
窓を開けようにも、窓は接着剤で固定。
入って来た扉から逃げようにも引き戸はドアノブが外され動かすことが出来ない。

まさに万事休す。

此処で隠館は以前に勤めていた出版社で覚えたサバイバル術を実践することに。
手近な懐中電灯などを利用し咄嗟に火種を起こすと火災報知機を起動させたのだ。
これにより、人が駆け付け少女も隠館も救出されたのだ。

隠館は意識を回復し、少女・逆瀬坂雅歌は何故か眠り続けていた。

そんな中、倒れていた少女が下敷きにしていた遺書らしき一文が人気バンドの歌詞だったことが判明。

当初はバンドに影響されての自殺未遂が考えられたが、本人が特にバンドに興味を示していなかったことから一転。
殺人未遂が疑われ、この容疑が隠館に向かってしまう。

さて、こうなれば隠館が頼るのは今日子しかいない。
こうして今日子が出馬することとなった。

今日子はモデル雑誌の関係者を装い学校に潜入。
情報を集めることには成功するが、その代償に少女たちの玩具にされてしまう。
如何な今日子と雖も奔放な若者の力には勝てなかったのだ。

弄ばれた今日子は傷心を抱えつつ、逆瀬坂雅歌が印象の薄い少女であったことを突き止めた。
いや、むしろ意図的に自身の存在を押し隠していたらしい。
どうやら、極端に他者に自己を知られることを怖れていたようだ。

これは図書室の司書教諭の証言からも裏付けられた。
彼によれば、逆瀬坂雅歌は特に絞ることなく雑多なジャンルの本を借りていたようだ。
これまた、自身の好みのジャンルを知られないようにした為だろう。

現場の用具室を訪れた隠館と今日子。
隠館は当日のことを思い返し、現場から逃げ出す第二の少女を思い出した。
これを聞いた今日子は自分たちを監視する影に気付いた。
その影の正体こそ、第二の少女である。

隠館を遠ざけるや第二の少女から事情を聞き出す今日子。
さらに、逆瀬坂雅歌が隠館と意外な繋がりを持っていたことを突き止めた。
此処に今日子は全てを見抜いたのだ。

隠館に真相を語り出す今日子。
それは「逆瀬坂雅歌が被害者ではなく加害者だった」ことだ。
しかも、本当の被害者こそ隠館だったのだ。

実は隠館と逆瀬坂雅歌は以前の勤務先の古書店で店員と客の関係だったのだ。
古書店の店主は巧妙に隠されていたかに見えた逆瀬坂雅歌の好みのジャンルをプロの業で見抜いていた。
其処で何となく隠館に「彼女はこの本がきっと好きだろうね」と語っていた。
これを耳に留めていた隠館は逆瀬坂雅歌が来店した際に、その本を「好きでしょ」と奨めた。

この出来事は逆瀬坂雅歌にとって「自分のすべてを見抜かれた」と思わせるに十分な出来事であった。
同時に顔から火が出るほどの羞恥を味わった。
それでも、古書店に足を運ばなければそれで済んだ話だったのだが……。

選りにも選って隠館の側から逆瀬坂雅歌に近付くこととなった。
もちろん、隠館にその気は一切ない。
そもそも、隠館は逆瀬坂雅歌があのお客であることすら覚えていなかった。
だが、逆瀬坂雅歌にそれが分かる筈が無い。
彼女は隠館を見るたびに、さらなる屈辱を味わうことに。

こうして、一方的に憎悪を募らせた逆瀬坂雅歌はやがてソレを殺意へと昇華させた。
其処で用具室に罠を張り、隠館を誘き寄せるよう廊下に水を撒いたのだ。
もちろん、一度では成功しない。
これを繰り返し、遂に成功に至ったのである。
逆瀬坂雅歌は自身に恥をかかせた隠館を道連れに自殺するつもりだったのだ。

ところが、隠館を殺し損ねたどころか、当の本人に命を救われた。
尚更、恥ずかしくてどうしようもない気持ちに陥っているのである。
だから、眠り続けているのだ。

第二の少女はこれを目撃し、隠館たちを気にかけていたのであった。

知らないこととは言え、逆瀬坂雅歌の心の中に土足で上がり込んでいたことを教えられた隠館。
だが、相手に良かれと思っての行動である。
神ならぬ人の身では避けようもない衝突であった。
むしろ、隠館が怒っても仕方がない動機である。

しかし、隠館はそれだけ逆瀬坂雅歌が傷付いていたことを知り、彼女を助けたいと決意する。

隠館は意識を回復したにも関わらず眠った演技を続ける逆瀬坂雅歌にそっと語りかける。
それは隠館の半生の物語、また彼の反省の物語でもある。
其処には体質上、苦難を強いられ続けて来た彼の歴史がある。
人生とは恥をかくもの、そして恥を怖れず生きて行かなければならないことを隠館は逃げることなく、怯えることなく赤裸々に語って聞かせる。
きっと、そのことが逆瀬坂雅歌にとってプラスになると信じて。

そして逆瀬坂雅歌もまた、そんな隠館の気持ちにそっと涙するのであった―――7話に続く。

<感想>

ドラマ原作は西尾維新先生『掟上今日子の備忘録』シリーズ(講談社刊)。
ちなみに『月刊少年マガジン』では浅見よう先生によりコミカライズされています。

そのドラマ版6話です。

今回は「被害者が加害者に転ずると同時に生ずる意外な動機」がポイントでしたね。
まさに「ホワイダニット」の妙でした。

「恥」とは適度に意識すれば人を活かす規律となるが、過度に意識すれば人を殺す凶器になる。

そして、思春期特有の自尊心は時に人を大胆にし、時に人を臆病にする。
これは人それぞれだが、その根底には共通した想いが流れている。
すなわち「今しかない時間」と「いずれ訪れる巣立ちの時への期待と恐怖」だ。

逆瀬坂雅歌は人一倍、羞恥心(自尊心と置き換えても良いだろう)が強かったのだろう。
だから「他者と関わり合うことで衝突し、みっともない姿を曝すこと」を恥じ「今しかない時間」を1人で費やし「いずれ訪れる巣立ちの時への期待と恐怖」を誰とも分かち合うことなく抱え続けた。
結果、恥を友人と分かち合うこともなかった。
恥をかくことに慣れていない逆瀬坂雅歌は恥をかくこと自体にさらなる恐怖心を抱くことに。

それはさらに逆瀬坂雅歌を追い詰め、彼女は周囲からの攻撃を怖れて余計に自身の殻に閉じ籠った。
そもそも、外界との接触が無ければ余計な摩擦も恥をかくリスクもないと考えたのだろう。
だが、それは同時に彼女の世界を小さくすると共に限界を定めてしまった。

世界が小さければ多くの意見を目にすることが出来ず視野が狭くなる。
限界を定めてしまえば諦めるのも早くなる。
だから、彼女はあっさりと自身と隠館を道連れに死を選ぶことが出来た。
視野が狭く、諦めも早ければ、それが如何に独善的な判断であるかを考慮する余裕も持つことは出来ない。

だが、隠館はそんな逆瀬坂雅歌を許し、彼女に彼なりに感じている生きることの本質を説いた。
生きることは恥をかくことだ、と。
生きていく中で恥をかく場面は多々ある、と。
でも、それでも人は生きて行く。

「羞恥心が強い」ということは裏を返せば「失敗を恐れる」つまり「完璧主義者」。
「完璧主義者」は目標が定まれば努力を惜しまない。
それこそ、隠館殺害を目論み何度となく罠を繰り返したように。
きっと、適度な恥を怖れず前向きになった逆瀬坂雅歌は強力な武器を手に強く生きていける筈です。
それこそ、隠館が望んだことなのだから。

……と、格好付けてみたが些か恥ずかしい。
とはいえ、これまた適度な羞恥なのではないでしょうか。

それにしても、隠館は今日子の観察者と化してますね。
今日子にとっての毎日は同じ一日を何度も繰り返しているのと同じような物。
つまり、『七回死んだ男』や「リピートアウターミー」などある種のループ物と同じ。
隠館は何度もアタックを繰り返し最適解を見出すことも出来るかも……と思いきや既に急接近してますね。
意図せず、今日子の本質に近付いていると言えそうか。

『七回死んだ男』(西澤保彦著、講談社刊)ネタバレ批評(レビュー)

「リピートアフターミー」最終話(第9話)「リピートアフターミー」(ヤマモトマナブ作、マッグガーデン刊「月刊コミックブレイド 12月号」掲載)ネタバレ批評(レビュー)

次回にも期待!!

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「掟上今日子の備忘録」第1話「僕が恋した白髪の美女探偵…寝たら記憶を無くすので難事件も1日で解決致します」(10月10日放送)ネタバレ批評(レビュー)

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【コミカライズ版】
「掟上今日子の備忘録」第1話(西尾維新原作、浅見よう画、講談社刊「月刊少年マガジン 2015年9月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「掟上今日子の備忘録」第2話「隠館厄介A」(西尾維新原作、浅見よう画、講談社刊「月刊少年マガジン 2015年10月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「掟上今日子の備忘録」第3話(西尾維新原作、浅見よう画、講談社刊「月刊少年マガジン 2015年11月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

西尾維新先生「傷物語」がアニメ映画化決定!!

コミック版「掟上今日子の備忘録(1) (KCデラックス 月刊少年マガジン)」です!!
掟上今日子の備忘録(1) (KCデラックス 月刊少年マガジン)





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佐方の検事時代が遂にドラマ化!!「検事の死命」が今冬放送とのこと!!

「佐方シリーズ」と言えば宝島社から刊行されている柚月裕子先生のシリーズ作品のこと。
検事であり、後に弁護士に転身する佐方貞人の信念と活躍を描いた作品です。

シリーズには2015年11月現在時点で、長編であり作中時間でもっとも未来に当たる『最後の証人』と連作短編集で過去に当たる『検事の本懐』、『検事の死命』の既刊3冊と単行本未収録作品『裁きを望む』が存在しています。
刊行順は次のようになっています。

シリーズ第1弾にして作中時間でもっとも未来に当たる『最後の証人』。

『最後の証人』(柚月裕子著、宝島社刊)ネタバレ書評(レビュー)

シリーズ第2弾、過去に戻り佐方の捜査検事時代を描く『検事の本懐』。

『検事の本懐』(柚月裕子著、宝島社刊)ネタバレ書評(レビュー)

シリーズ第3弾、公判検事に異動した佐方の活躍を描く『検事の死命』。

『検事の死命』(柚月裕子著、宝島社刊)ネタバレ書評(レビュー)

2015年11月現在シリーズ最新短編『裁きを望む』。

『裁きを望む』(柚月裕子著、宝島社刊『このミステリーがすごい!2015年版』掲載)ネタバレ書評(レビュー)

そんな本シリーズですが、2015年1月には「最後の証人」がドラマ化されていました。

「最後の証人 ホテル密室殺人事件!目撃証言、物証…99%有罪確定の法廷に落ちこぼれ弁護士が挑む!!二転三転する真相、誰かが嘘の証言を!?開いたカーテンから見えた予期せぬ真犯人とは!?」(1月24日放送)ネタバレ批評(レビュー)

そのドラマ版続編が遂に登場です!!

ドラマ版タイトルは「検事の死命」。
ドラマ化されるのは「佐方シリーズ」の中編『死命を賭ける』と『死命を決する』(共に宝島社刊『検事の死命』収録)とのこと。
すなわち、この作品の映像化となっています。

『検事の死命』(柚月裕子著、宝島社刊)ネタバレ書評(レビュー)

キャストは共通の登場人物については続投。
すなわち、佐方役は引き続き上川隆也さんです!!
ファンとしてはとても嬉しい(^O^)/!!

ただ1つ、原作とドラマ版に大きな相違が。
それが事務官の増田が女性へ変更されていること。
果たして奏功するか!?

ちなみに、気になるドラマ版のあらすじとキャストは次の通り。
目を通して期待を高めるべし!!

<あらすじ>

米崎地方検察庁検事・佐方貞人(上川隆也)のもとに、迷惑防止条例違反の容疑で逮捕された名門女子高教師・本多弘敏(津田寛治)が送致されてきた。イベント会場に向かうすし詰め状態の電車内で女子高生・仁藤玲奈(竹富聖花)の臀部を触ったという容疑だが、弘敏は「でっち上げだ」と犯行を否認。駅のホームで玲奈から「30万円払えば許す」と恐喝されたと話す。彼は米崎に代々続く名家に婿入りした身で、義母の篤子(江波杏子)は地元経済界の大物だった。

佐方と事務官の増田陽子(志田未来)は玲奈からも事情を聞くが、「恐喝なんかしていない」と、両者の主張は平行線。だが、玲奈はどうせ自分の話など信じてもらえないと、どこか投げやりで、陽子はそんな玲奈の態度に疑問を抱く。

嘘をついているのは弘敏なのか、玲奈なのか…!? 慎重に捜査をはじめた佐方は、弘敏の偽証をひとつひとつ突き止め、余罪を発見。彼を起訴することを決める。しかし、篤子に依頼を受けた衆議院議員の大河内定和(寺田農)より圧力がかかる。

上司の筒井義雄(伊武雅刀)は、鬼貫らを敵に回せば検察社会で生きていけなくなる、たとえ起訴できたとしても社会的信用という視点から弘敏が有利なのは明白だと、佐方を止めようとする。しかしながら、ここで屈したら検事として死んだも同然と考える佐方は、“検事の死命”をかけて起訴に持ち込む。ところが、公判では予期せぬ展開が待ち受けており――!?
(公式HPより)


<キャスト>

佐方 貞人(さかた・さだと)(45):上川 隆也
米崎地方検察庁検事。検察官の仕事は“罪をまっとうに裁かせること”だという信念を持つ。
偏屈でとっつきにくそうな男だが、その胸には自らの正義を貫くための情熱が燃えさかっている。仕事に没頭しすぎて、異動の話すら忘れてしまう変わり者。

庄司 真生(しょうじ・まお)(45):松下 由樹
米崎地方検察庁検事。佐方とは同期。“どのような理由であれ、罪を犯した人間は裁かれるべき”という信念を持ち、自らの正義感に忠実に仕事に向かっている。佐方が検察を辞めて弁護士になってからは敵対するが、今作では同僚として彼をサポートする。

増田 陽子(ますだ・ようこ)(25):志田 未来
米崎地方検察庁の事務官。まっすぐな性格で、佐方に振り回されながらも、真実追求のため捜査に奮闘する。佐方とは対照的に、喜怒哀楽を素直に表すタイプ。仕事以外のことには無頓着な佐方を常にフォローしている。

井原 智之(いはら・ともゆき)(46):益岡 徹
県下最大の法律事務所の代表。長年、本多家の顧問弁護士を務めており、弘敏の担当弁護士となる。裁判を勝負の場と考えており、あらゆる手段を使って勝利を奪おうとするやり手。

仁藤 玲奈(にどう・れいな)(17):竹富 聖花
米崎市内の高校に通う17歳。電車内で、弘敏に痴漢されたと主張する。父は病死し、市内のアパートで母・房江と2人暮らし。実は、1年前に恐喝事件を起こし示談となった過去があり…!?

本多 弘敏(ほんだ・ひろとし)(43):津田 寛治
私立名門女子高校の教師。電車内における痴漢行為により、迷惑防止条例違反で逮捕された。地元の名家である本多家に婿入りしたため、妻はもちろん義母の篤子に逆らうことができない。

松岡 渉(まつおか・わたる)(50):田山 涼成
米崎東署・生活安全課・課長。本多弘敏のレンタルビデオの履歴を隈なく捜査して欲しいと、食い下がる佐方をうっとおしく思っている。

大友 佐知子(おおとも・さちこ)(17):荒井 萌
仁藤玲奈の同級生の友人。妹が母親に虐待されている。

仁藤 房江(にどう・ふさえ)(42):有森 也実
仁藤玲奈の母親。10年前に夫を病気で亡くし、女手ひとつで、玲奈を育ててきた。少し生意気で誤解されやすい玲奈を心配している。

半田 悟(はんだ・さとし)(38):飯田 基祐
デザイナー。痴漢事件の目撃者として証言台に立つ。駅のポスターを見て、連絡してきた。

三上 幸一(みかみ・こういち)(37):山中 崇史
派遣会社勤務。弁護側の証人。仁藤玲奈と出会い系サイトで知り合った過去がある。

大河内 定和(おおこうち・さだかず)(68):寺田 農
米崎選出の衆議院議員。父親は元検事総長で法曹界の重鎮。後援会長である篤子の頼みで佐方に圧力をかける。

本多 篤子(ほんだ・あつこ)(67):江波 杏子
被疑者・弘敏の義母。米沢に基盤を置く一大企業の会長で、米崎の地方経済を一手に握っている。他人に有無を言わせぬ、威圧感を放つ。起訴を阻止すべく、大河内や鬼貫に頼み、佐方に圧力をかけるが…!?

筒井 義雄(つつい・よしお)(53):伊武 雅刀
米崎地方検察庁刑事部部長。佐方の上司。向こう見ずに突き進む佐方を案じ、ある策を講じる。 ほか
(公式HPより、順不同、敬称略)


◆関連過去記事
【佐方シリーズ】
『最後の証人』(柚月裕子著、宝島社刊)ネタバレ書評(レビュー)

『検事の本懐』(柚月裕子著、宝島社刊)ネタバレ書評(レビュー)

『検事の死命』(柚月裕子著、宝島社刊)ネタバレ書評(レビュー)

『裁きを望む』(柚月裕子著、宝島社刊『このミステリーがすごい!2015年版』掲載)ネタバレ書評(レビュー)

【その他】
『臨床真理』(柚月裕子著、宝島社刊)ネタバレ書評(レビュー)

【映像化】
「最後の証人 ホテル密室殺人事件!目撃証言、物証…99%有罪確定の法廷に落ちこぼれ弁護士が挑む!!二転三転する真相、誰かが嘘の証言を!?開いたカーテンから見えた予期せぬ真犯人とは!?」(1月24日放送)ネタバレ批評(レビュー)

【「大藪春彦賞」関連記事】
「第15回大藪春彦賞」受賞作は柚月裕子先生『検事の本懐』に!!

「最後の証人 (宝島社文庫)」です!!
最後の証人 (宝島社文庫)





「検事の本懐 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)」です!!
検事の本懐 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)





「検事の死命 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)」です!!
検事の死命 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)



『業をおろす』が掲載された『『このミステリーがすごい!』大賞作家書き下ろしBOOK』です!!
『このミステリーがすごい!』大賞作家書き下ろしBOOK





『心を掬う』を収録した「しあわせなミステリー」です!!
しあわせなミステリー



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【トリック解明宣言!?】「人形島殺人事件」第6話(「金田一少年の事件簿R」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

【トリック解明宣言!?】「人形島殺人事件」第6話(「金田一少年の事件簿R」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)です!!

「金田一少年の事件簿R」第8弾は「人形島殺人事件」!!
「火吐潟島」を舞台に発生する新たなる殺人事件に金田一少年が挑む!!


【「人形島殺人事件」登場人物一覧】
金田一:主人公。最終エピソードまで犯人にも被害者にもならないでしょう。
美雪:言わずと知れた金田一少年のベストパートナー。最終エピソードまで犯人にも被害者にも(以下略)。

朱鷺田忍:不動高校の日本史教師。
漢田切裏子:3人組の覆面作家「ペルソナドール」の1人。道化師姿。
紅小路巴:3人組の覆面作家「ペルソナドール」の1人。日本人形姿。
鈴丘魔矢子:3人組の覆面作家「ペルソナドール」の1人。アンティークドール姿。
星坂花梨:ミステリー雑誌の編集者。
雨野影近:金田一が出会った青年。
詩村瞳:金田一が出会った少女。
赤神双一郎:眼帯姿の男性。
田中豪:ポニーテールが印象的な男性。

林堂みずほ:「人形荘」の女将。
林堂まこと:幼馴染のまことちゃん、実は男性であった。
林堂まゆみ:まことの妹、故人。
蟻塚至:「人形荘」の番頭。
首代胴玄:村長人形のモデル。

いつき陽介:ご存知、ルポライター。
剣持警部:金田一のもう1人のベストパートナー。

<あらすじ>

切裏子と思しき胴体に続き、魔矢子と思しき下半身が発見された。
残る「ペルソナドール」は巴のみ。

だが、当の巴は部屋に籠り誰も近付けようとしない。
さらに、素顔を見せることはおろか声すら発さない。

巴が何かを隠していると考えた金田一はいつきと花梨に情報を求める。
いつきによれば「ペルソナドール」は巴が最初に文壇へと姿を現し、その後に切裏子と魔矢子の存在が明かされたと言う。
その特異なスタイルが支持を受け、売れっ子となったのだそうだ。

デビュー当時の「ペルソナドール」3人の写真を目にする金田一。
其処には巴を中心に3人が並んで座っていた。
さらに、他にもイベントなどで撮影されたらしい写真を目にするや違和感を抱く。
明らかに不自然な点に気付いたのだ。

また、花梨によれば少しではあるものの、それぞれが単独でイベントを開催した際に切裏子と魔矢子の正体に近付いたことがあるらしい。
共に黒髪の女性だったそうだが……。
とはいえ、巴については全く正体の片鱗すら掴めない状況だそうだ。

そんな中、事件発生により揺れる島民の感情を宥めるべく、まことたちが人形供養を強行する。

参加したのはペルソナドールを除く面々。
祭祀側にまこと、みずほ、蟻塚。
依頼者側に剣持、雨野、瞳、赤神、田中。
これに見学者として花梨、いつき、金田一、美雪だ。
巴は呼びかけても返事が無かったことから、後日改めて行われることとなった。

まことにより厳かに儀式が進められ、小窓から人形部屋を覗く儀式が行われることに。
蟻塚に指示され小窓を覗くのは……剣持だ。

剣持が覗き込んだ小窓の中には大小様々な人形が鎮座していた。
剣持はその中の一体に異変を嗅ぎ取る。
それは巴の人形に良く似ていた。
だが、人形にも関わらず頭部から耳らしき物が確認出来たのだ。
もしかして人形ではなく、巴本人ではないか?

剣持の訴えに、金田一も小窓を確認しそれが人形ではなく人であると結論する。
慌てて人形部屋へ向かおうとする金田一。

だが、蟻塚によれば直ぐ其処にあるにも関わらず部屋までは5、6分の道のりとのこと。

剣持と金田一は必死に案内された道を走り、部屋へと辿り着く。
扉を開けると其処には巴の首が!!
先程までは胴体から下もあったのに……犯人が5、6分の間に持ち去ったのだろうか?

おそるおそる巴の仮面を外す金田一。
すると、その下から出て来たのは島に居ない筈の忍の顔であった―――7話へ続く。

<感想&推理>

「金田一少年の事件簿」が「金田一少年の事件簿R」として帰って来ました。
その第8弾は「人形島殺人事件」です!!

今回はその第6話でした。
この6話で一息に話が動きましたね。
いよいよ犯人候補を絞り込めるように。

管理人は次のように考えます―――おそらく犯人は「人形荘の従業員」の中に居る、と。
つまり、まこと、みずほ、蟻塚のうちの誰かと考えています。

何故か!?
今回のトリックが彼ら3人のうちの誰かでなければ成立し得ないから。

今回起こったことは「人形供養の最中に小窓を覗くと巴らしき物体を発見。蟻塚の指示で5、6分かけて現場へ駆け付けたところ、巴は首だけになっていた」とのもの。

すなわち、この覗いてから駆け付けるまでの間に何者かが巴の胴体を運び出したことになるワケで。
当然、人形供養に参加していた面々にはアリバイがある―――となります。

犯人の狙いはまさにソレでしょう。
犯人はこのアリバイで自身を容疑圏外に置こうと企んでいる。

これは裏を返せばアリバイがある人物の中に犯人が居ることになる。
また、覗いてから駆け付けるまでの間に巴の胴体消失が行われたことになり、これがトリックと言える。

では、そのトリックの正体は?
犯人が参加者であれば、物理的に小窓覗きの後に巴の胴体を運び出すことは不可能。
と言うことは、そもそも「覗き込んだ小窓から繋がる部屋」と「金田一たちが駆け付けた現場」が別の場所と考えるべき。
管理人は「剣持が小窓から見た巴」と「犯行現場で発見された巴の頭部」は全くの別物だと考えます。
つまり、「剣持が小窓から見た巴」は「忍のソレでは無かった」のではないか?

犯人は人形供養の前に、予め「小窓から覗く部屋に巴の衣装を着せた物(これについては後述)」、「犯行現場に巴の仮面を着用させた忍の頭部」を設置した。
その後、儀式の最中に剣持にそれを発見させる。
もちろん、剣持が刑事でありソレに気付くことも想定内。
こうして、剣持が騒ぎ出し金田一たちと共に犯行現場へ向かい忍の頭部が発見されるように仕組んだ。
言わば「薔薇十字館殺人事件」の別パターンと見る。

「薔薇十字館殺人事件」(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)まとめ

ただ、此処からが問題。
では、先に述べた「小窓から覗く部屋に巴の衣装を着せた物」とは何か!?
此処で管理人は3パターンほど推理を述べて行きたい。
個人的には1つ目を強く推す。

まず、1つ目。
これまで何度となく主張し続けて来たバラバラ遺体の意味が此処で問われるのではないか。
すなわち、それこそ「切裏子」あるいは「魔矢子」の遺体の可能性。

これまでに発見されたのは「切裏子の胴体」、「魔矢子の下半身」、「巴(忍)の頭部」だ。
一見、3人が殺害されたように見える。
だが、村長人形のモデルで3つに分断された首代胴玄と同じと言うことは合計しても1人分にしかならない。

忍の安否は島到着前しか確認されていない。
そして、描写によればその夜のうちに誰かが殺害され解体されている。
忍が「ペルソナドール」の誰かとして入島し、その夜のうちに殺害され解体されたとしたら。
さらに、現時点で実際に解体されたのが忍1人だとすれば……。

其処で出て来るのが「切裏子の胴体」と「魔矢子の下半身」自体が「忍のソレ」ではないかとの疑惑。
これを事実だと仮定すれば、残り2人分の遺体が消えていることになる。

それこそ、剣持が目撃した「小窓から覗く部屋に巴の衣装を着せた物」の正体ではないか。
犯人はその人物を殺害後、これは解体せずにトリックに利用した。
これで剣持が目撃した巴らしき物体が人間に見えたことにも説明が付く。

続いて2つ目。
だが、よく考えて欲しい。
そもそも其処までして遺体を帳尻合わせする必要があるのか?
そう、もっと手っ取り早い方法がある。

なにしろ、人形島である。
すなわち、精巧に作られた巴の等身大人形を用意すれば良い。
最新の技術を用いて耳も再現すればそう簡単には見破れない。
特にあの小窓から覗き込み、光源がうす暗ければ尚更。

そして3つ目。
とはいえ、もっとよく考えて欲しい。
もしも、あれが巴の等身大人形だとして「そんな大きさの隠し部屋を用意出来る」のか、と。
そう、もっともっと良い方法がある。

それこそ、人形サイズの部屋に縮尺を調整したミニサイズの巴人形を置けばよい。
あの小窓から覗き込み、光源がうす暗ければ遠近感は失われる。
決して不可能ではない。

そもそも、今回剣持が覗き込んだ部屋は何処か縮尺が変。
大小の人形に混じって巴らしき物体が見えるが、あれが本当に巴ならば周囲の人形も相当な大きさになる筈。
もちろん、周囲の人形が等身大だった可能性も否定出来ないが、それよりは「覗き窓から見た巴が人形サイズだった」とした方が自然。
しかも、我々読者はこれに最適な解を既に所持している。

そう、参加者全員の身代わり人形だ。
剣持は仮面の繋ぎ目から耳が覗いていたことから人を疑ったが、それすら精巧に模された物だとしたらどうか?

さて、こうして3つの方法が出揃った。
管理人としてはバラバラ遺体の意味を考えれば仮説1が有力だと見る。
果たして、あなたは如何思われるだろうか?

そして、もしもこのトリックだとすれば、いずれにしても可能なのは主催者側である「人形荘の面々」のみ。
彼らならば誰でも犯行可能。

ちなみに、1つだけ謎が残されていて。
巴の髪は長髪なのに、仮面を除けた忍の髪は短髪なんだよなぁ。
首だけになったときから長髪みたいだったのに、仮面を外すと短髪になるとは……もしかして仮面に付属したウィッグだったのだろうか?
此の点が気になる。

金田一が気付いた「ペルソナドール」の違和感にも触れておこう。
あれは写真によって巴、切裏子、魔矢子の身長が異なっている点だろう。
つまり、中身が入替っている。
また、花梨によれば単独でのインタビューにも応じていたとのことなので、おそらく実際に活動していたのは1人と思われる。
だから巴が3人分の報酬を得ていたのだろう。

そして、気になる「カフェふくろうのマスターが高遠と連動している説」の真偽は!?
ちなみに「カフェふくろうのマスターが高遠と連動している説」とは次の通り。

高遠とカフェふくろうのマスターに何らかの関係があるのではないかとの謎。
新シリーズ「金田一少年の事件簿R」になって以来、カフェふくろうのマスターが登場するエピソードには高遠も必ず登場している(「亡霊校舎の殺人」「蟻地獄壕殺人事件」)。
例として挙げるには2作と些か心許なくはあるが、これは新シリーズになってからの高遠の登場自体が上記2作に限られている為。
つまり、今のところ100%となっている。
どうも、この登場には何か意味があるのではなかろうか。
マスター自身が高遠の変装なのか……それとも高遠のルーツがマスターに関わって来るのか。
今後もこの法則が守られるのかどうかに注目したい。

果たして、この法則は守られるのか!?

さて、既にご存知のことと思われますが2015年10月よりアニメ「金田一少年の事件簿R」が日本テレビ系にて放送中。
次回のエピソードは「薔薇十字館殺人事件」とのこと。
「薔薇十字館殺人事件」は過去にネタバレ批評(レビュー)していますね。

・「金田一少年の事件簿」より「薔薇十字館殺人事件」のまとめはこちら。
「薔薇十字館殺人事件」(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)まとめ

・ドラマ版「薔薇十字館殺人事件」はこちら。
「金田一少年の事件簿N」最終話(最終回、第9話)「薔薇十字館解決編 恋の謎も最終解決!(薔薇十字館殺人事件 後編)」(9月20日放送)ネタバレ批評(レビュー)

【2015年10月】アニメ「金田一少年の事件簿R」が「RETURNS」の名の通り帰還を果たす!!さらに「魍邪ノ館殺人事件」とは!?

そう言えば『小説 野性時代』(角川書店刊)でも樹林伸先生『ドクター・ホワイト』が2014年11月号から連載開始されています。
こちらも注目すべし!!

綾辻行人先生「Another」シリーズ続編『Another 2001』が『小説野性時代132号(11月号)』にて連載開始!?

◆「人形島殺人事件」関連過去記事
【新章開幕】「人形島殺人事件」第1話(「金田一少年の事件簿R」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

【舞台整う!!】「人形島殺人事件」第2話(「金田一少年の事件簿R」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

【第一の殺人発生】「人形島殺人事件」第3話(「金田一少年の事件簿R」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

【黒い影に秘密が!?】「人形島殺人事件」第4話(「金田一少年の事件簿R」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

【第二の事件発生!?】「人形島殺人事件」第5話(「金田一少年の事件簿R」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

◆シリーズ関連過去記事
・「金田一少年の事件簿R」より「なぜ暖炉は燃えていたか?」のまとめはこちら。
「なぜ暖炉は燃えていたか?」(「金田一少年の事件簿R」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)まとめ

・「金田一少年の事件簿R」より「吸血桜殺人事件」のまとめはこちら。
「吸血桜殺人事件」(「金田一少年の事件簿R」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)まとめ

・「金田一少年の事件簿R」より「蟻地獄壕殺人事件」のまとめはこちら。
「蟻地獄壕殺人事件」(「金田一少年の事件簿R」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)まとめ

・「金田一少年の事件簿R」より「学生明智健吾の事件簿」のまとめはこちら。
「学生明智健吾の事件簿」(「金田一少年の事件簿R」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)まとめ

・「金田一少年の事件簿R」より「狐火流し殺人事件」のまとめはこちら。
「狐火流し殺人事件」(「金田一少年の事件簿R」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)まとめ

・「金田一少年の事件簿R」より「亡霊校舎の殺人」のまとめはこちら。
「亡霊校舎の殺人」(「金田一少年の事件簿R」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)まとめ

・「金田一少年の事件簿R」より「雪鬼伝説殺人事件」のまとめはこちら。
「雪鬼伝説殺人事件」(「金田一少年の事件簿R」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)まとめ

・「金田一少年の事件簿」より「薔薇十字館殺人事件」のまとめはこちら。
「薔薇十字館殺人事件」(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)まとめ

・「金田一少年の事件簿」より「香港九龍財宝殺人事件」のまとめはこちら。
「香港九龍財宝殺人事件」(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)まとめ

・「金田一少年の事件簿」より「暗黒城殺人事件」のまとめはこちら。
「暗黒城殺人事件」(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)まとめ

・「金田一少年の事件簿」より「人喰い研究所殺人事件」のまとめはこちら。
「人喰い研究所殺人事件」(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)まとめ

・「金田一少年の事件簿」より「ゲームの館殺人事件」のまとめはこちら。
「ゲームの館殺人事件」まとめ(「金田一少年の事件簿」より)

・「金田一少年の事件簿」より「錬金術殺人事件」のまとめはこちら。
「錬金術殺人事件」まとめ(「金田一少年の事件簿」より)

・同じく「高度1万メートルの殺人」のまとめはこちら。
「高度1万メートルの殺人」まとめ(「金田一少年の事件簿」より)

・さとう先生による読み切り「トキメキトキナ消失宣言」のネタバレ批評(レビュー)はこちら。
「別冊少年マガジン」(講談社)より「トキメキトキナ消失宣言」ネタバレ批評(レビュー)

【ドラマ版】
ドラマ版「金田一少年の事件簿 香港九龍財宝殺人事件・アジア北米同日放送〜美雪誘拐!破滅の街の悲劇…死体出現密室トリックの謎はすべて解けた!」(1月12日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「金田一少年の事件簿 獄門塾殺人事件 マレーシアのジャングルで合宿中の生徒達が次々と消えた…太陽と月が交わる時暴かれる驚愕のトリック!謎はすべて解けた!」(1月4日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「金田一少年の事件簿N」(日本テレビ系、2014年)まとめ

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posted by 俺 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画批評(レビュー) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする