2015年11月16日

【2015速報】「IN★POCKET 文庫翻訳ミステリー・ベスト10 2015」発表!!

今年(2015)も「IN★POCKET 文庫翻訳ミステリー・ベスト10」が発表されました!!

◆「IN★POCKET 文庫翻訳ミステリー・ベスト10」(講談社)

注意:各タイトルのリンクは「ネタバレ書評(レビュー)」に繋がっています。

順位海外
判決破棄 リンカーン弁護士 講談社刊
もう過去はいらない 東京創元社刊
髑髏の檻 文藝春秋社刊
ゲルマニア 集英社刊
悪魔の羽根 東京創元社刊
悪意の波紋 集英社刊
欺きの家 講談社刊
薔薇の輪 東京創元社刊
彼女のいない飛行機 集英社刊
10偽りの楽園 新潮社刊



既にご存知の方も多いと思いますが、管理人は海外ミステリにそんなに詳しくありません。
知っていると言えば、せいぜい古典の有名どころか著名作家の作品ぐらいか。
間違っても胸を張って語れるほどではない。

というワケで、分かる範囲での感想を軽〜〜〜く。

1位は『判決破棄 リンカーン弁護士』(マイクル・コナリー著、講談社刊)。

「文庫翻訳ミステリー・ベスト10」の「皇帝」ことマイクル・コナリーが実力を発揮。
同ランキングで此処数年を振り返っただけでもその著作は必ず3位以内を占めています。

2014年には『ナイン・ドラゴンズ』が2位。
2013年には『スケアクロウ』が2位。
2012年には『真鍮の評決 リンカーン弁護士』が1位。

また「リンカーン弁護士シリーズ」としては2012年『真鍮の評決』に続き連続1位に。
更に「リンカーン弁護士シリーズ」は2011年に映画化も果たしました。

期待の新作映画「リンカーン弁護士」公開迫る!!さらに早くも続編制作決定!!テレビドラマ化の話題も!!

ちなみに2012年の海外ランキングは本命不在の状況となりましたが、今年もそうなるのか?

2位は『もう過去はいらない』(ダニエル・フリードマン著、東京創元社刊)。

前年度『もう年はとれない』で同ランキング4位を記録した「バック・シャッツシリーズ」の第2弾。
「格好良いとはこう言うことさ」とでも呟きそうな88歳の老人「バック・シャッツ」が活躍する作品です。

3位は『髑髏の檻』(ジャック・カーリイ著、文藝春秋社刊)。

モビール市警殺人課のカーソン・ライダー刑事が活躍する「PSITシリーズ」第7弾。
第6弾に先駆けての邦訳です。
また同シリーズは第4弾『ブラッドブラザー』にて2011年度の同ランキング4位を獲得しています。

さて、此処までを振り返るとあくまで印象となりますが、有名シリーズ作品続編や有名作家の作品が順当にランクインした印象。
他ランキングでもこれらが上位に入るか……それもこれももう数日以内ではっきりしそうです。
今後も要注目!!

◆関連過去記事
2015年(2014年発売)ミステリ書籍ランキングまとめ!!

2014年(2013年発売)ミステリ書籍ランキングまとめ!!

2013年(2012年発売)ミステリ書籍ランキングまとめ!!

2012年(2011年発売)ミステリ書籍ランキングまとめ!!

2011年ミステリ書籍ランキングまとめ!!

2010年ミステリ書籍ランキングまとめ!!

【2014速報】「IN★POCKET 文庫翻訳ミステリー・ベスト10 2014」発表!!

【2013速報】「IN★POCKET 文庫翻訳ミステリー・ベスト10 2013」発表!!

【2012速報】「IN★POCKET 文庫翻訳ミステリー・ベスト10 2012」発表!!

【2011速報】「IN★POCKET 文庫翻訳ミステリー・ベスト10 2011」発表!!

【速報】「IN★POCKET 文庫翻訳ミステリー・ベスト10」発表!!

上記、ランキング中で気になる本がある方はこちら。


ランキングが掲載された「IN★POCKET 2015年11月号」です!!
IN★POCKET 2015年11月号

posted by 俺 at 17:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ミステリランキング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「美女缶」ネタバレ批評(レビュー)

「美女缶」ネタバレ批評(レビュー)です!!

ネタバレあります、注意!!

<ネタバレあらすじ>

主人公は独身男性、同棲中の恋人が居るが些か倦怠気味だ。
そんなある日、隣室の男性宅から出て来る美女を目撃し興味を抱く。

とはいえ「出て来た美女に」ではない。
「隣室から美女が出て来たことに」だ。

何故なら、主人公は以前から隣室を出入りする美女を目撃していたのだ。
それはただの1度も同一人物では無かった。
つまり、隣室の住人は複数の女性を部屋に出入りさせているのだ。

この謎に興味を持った主人公は隣室を調べ、その秘密を突き止める。
その秘密とは「美女缶」にあった。
そう、それはインスタントに美女を製造する缶詰だったのだ。
隣室の住人はこれで好きな美女を手に入れたのだろう。

今の彼女と上手く行っていない主人公はこれをこっそりくすねてしまう。
彼女が出張に出た間に、自室で美女を製造することに。

出来上がった美女に満足した主人公は、彼女と交際を始めるが……。
実は「美女缶」の美女には「品質保持期限」が設定されていた。
これを過ぎると作られた美女は跡形もなく消えてしまうのだ。

もちろん、当の美女にその認識はない。
それどころか、彼女は自身が美女缶によって作られた存在であることも知らないのだ。

ところが、ふとした拍子にこの事実を知られてしまう。
作られた存在だと知った美女は家を飛び出してしまった。

残された主人公は今の彼女を取るか、飛び出した美女を取るかの決断を迫られることに。

しかし、主人公にとって短い間であっても美女との月日は大切な物となっていた。
主人公は美女を追うことに。

だが、主人公は知らないのだ。
そんな主人公の背中にも「品質保持期限」の記載があることに―――エンド。

<感想>

つまり、主人公もまた美女缶と同じ作られた存在だったというワケですね。
まさに、作られた存在であることの悲哀を描いた作品です。

主人公が2重の意味で立場を転ずる構図が見事。

まず、交際相手(恋人と美女缶)を選ぶ側から選ばれる側へ。
また、運命を選択する側から与えられる側(期限が区切られている)へ。

これにより、主人公は与えられた運命を余儀なくされることに。
そして、何より主人公が美女缶に感じた愛情が同じ立場故に感じた憐憫の情だったかもしれないとすると切ない。

同時に、これは実際の恋愛にも言えること。
相手を選んだつもりが、相手にも選ばれていることを忘れてはならないのだ。

◆「世にも奇妙な物語」関連過去記事
「美女缶」(志水アキ画、講談社刊「週刊少年マガジン」掲載)ネタバレ批評(レビュー)

【ドラマ化原作】
『殺し屋ですのよ』(星新一著、新潮社刊『ボッコちゃん』収録)ネタバレ書評(レビュー)

『来世不動産』(升野英知(バカリズム)著、小学館刊『東と西 2』収録)ネタバレ書評(レビュー)

『殺意取扱説明書』(東野圭吾著、集英社刊『毒笑小説』収録)ネタバレ書評(レビュー)

『燔祭(鳩笛草 燔祭/朽ちてゆくまでより)』&『クロスファイア(上・下巻)』(宮部みゆき著、光文社刊)ネタバレ書評(レビュー)

『憑かれる(「崩れる 結婚にまつわる八つの風景」収録)』(貫井徳郎著、角川書店刊)ネタバレ書評(レビュー)

『時計じかけの天使(「原色の想像力 創元SF短編賞アンソロジー」収録)』(永山驢馬著、東京創元社刊)ネタバレ書評(レビュー)

『ドッキリチューブ』(小林泰三著、東京創元社刊『完全・犯罪』収録)ネタバレ書評(レビュー)

「人間電子レンジ」(竹本友二作、小学館刊「8 はち 1巻」収録)ネタバレ批評(レビュー)

『ニートな彼とキュートな彼女(「原色の想像力〈2〉 創元SF短編賞アンソロジー」収録)』(わかつきひかる著、東京創元社刊)ネタバレ書評(レビュー)

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ラベル:美女缶
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「兄妹〜少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿〜」第48話「オバケの出る公園」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「兄妹〜少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿〜」第48話「オバケの出る公園」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)です。

ネタバレあります、注意!!

第48話登場人物一覧:
赤木蛍:主人公。今年の春から「聖マルス学園」に特待生として進学した。
圭一:蛍の兄。正義感の強い警官だったが失踪。幽霊となって戻って来た。

緑川楓:蛍のクラスメート。実は少女探偵であった。
桃園霧子:「聖マルス学園」2年生とされる謎の令嬢。

これまでの登場人物については過去記事リンクの後に記載しています。

<ネタバレあらすじ>

〜〜〜これまでのあらすじ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

高校生になった赤木蛍は行方不明となっていた兄・圭一と思わぬ形で再会を果たすことに。
なんと、圭一が幽霊として蛍のもとに戻って来たのだ。
しかも、圭一は悪意が関わる事件を察知し悪意を消滅させる能力を手に入れていた。
だが、圭一は現世に介入することが出来ない。
これでは折角の力も無意味である。
其処で圭一から協力を求められた蛍は、兄妹で力を合わせ1人でも多くの人を助けるべく動き出すことに。

・前回までのあらすじはこちら。
「兄妹〜少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿〜」第47話「ミステリアスな死」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

蛍が暮らす街に1つの公園があった、その名は元木公園。
その夜、一組のカップルが公園内を歩いていた。
彼らは「この公園にオバケが出るらしい」と半ば冗談めかして語り合う。
ところが、直後に後悔することに。
なんと、まるでタイミングを計ったかのように茂みからグロテスクな怪物が飛び出して来たのである……!!

翌日、蛍のもとを圭一が訪れた。
圭一は元木公園の噂を聞き付けており、一緒に調査しようと蛍を誘うのだが……。

「で!?」
家中に掃除機をかけ続ける蛍。
どうやら、相当忙しいらしい。

その夜、これ以上は蛍に負担をかけられないと考えた圭一は一人で元木公園へ。
すると、倒れ込んだ女性を発見する。
その首筋には小さな傷が残されており、何者かに襲われたようだ。
圭一は不審者の悪意がオバケとして目撃されたのではと疑うのだが……。

翌朝、圭一は昨晩の顛末を蛍に語って聞かせる。
倒れ込んだ女性を発見した圭一だが、実体のない圭一は彼女を助け起こすことが出来ず途方に暮れることに。
何とか第一発見者を募ろうと努力するも、これが上手く行かない。
それどころか倒れ込んだ女性に邪な想いを抱く痴漢までもが登場し、撃退するのに苦労したらしい。
これを聞かされた蛍は日常に潜む悪意を確信し、今度こそ調査に乗り出すことに。

ところが、その矢先に桃園霧子と遭遇してしまう。
憐れ、霧子の無意識により圭一はあっさりと消滅寸前に追いやられた。
消滅自体は免れたが復活までは時間がかかりそうだ。

こうして、早々に頼りの圭一を欠くこととなった蛍。
こういった場合、頼れるのは情報通の楓だ。
楓によれば元木公園では女性の傷害事件が頻発しているらしい。

やはり、その襲撃犯の悪意こそがオバケの正体なのだろうか。
だとすれば蛍だけでは対抗出来ない。
こうなれば、あの人しかいない……と蛍は霧子へ話を持ちかけることに。

とはいえ、幽霊の話をしたところで霧子に一笑に付されるだけだ。
何しろ、霧子は気付いていないが彼女の存在自体がまさに超常現象なのだから。

其処で蛍は一計を案じる。
「公園内に美味しいスイーツの店が出来たので行きませんか?」と霧子を誘い、公園へ連れ出したのである。

一方、蛍の口ぶりに事件解決の匂いを嗅ぎつけた楓も元木公園の調査に乗り出す。

数時間後、公園内では不機嫌極まりない霧子とそんな霧子に戦々恐々の蛍が居た。
連れ出すことには成功したのだが、あっさり嘘が露見したのだ。
其処で蛍は「オバケを見たいと思いませんか」と敢えて霧子を煽り、これに霧子が乗ったのである。

だが、蛍は霧子を誘ったことを後悔しつつあった。
公園内を漂う悪意らしき影が片っ端から、霧子に触れるや消滅しているのだ。
それどころか、どんな些細な悪意も慌てて逃げ出す始末である。
これでは目的の悪意を消滅させることも霧子にオバケを見せることも叶う筈が無い。
改めて霧子の力を思い知る蛍。

と、背後の茂みから何やら物音が……慌てて振り返った蛍と霧子の目にグロテスクな怪物が映る!!

「そんな……オバケが居るなんて」絶句する霧子。
「なんで……桃園さんに反応してない?」驚く蛍。

同時に蛍の背中に人の気配が生まれ、蛍は咄嗟に相手を一本背負いする。
そして気付いた。

投げられた相手は中年の男性であり、その男性の下では押し潰された霧子がおどろおどろしい呻き声を挙げていることに。

同時に騒ぎを聞き付けた楓たちが到着。
投げ飛ばされた男と怪物はその場で身柄を拘束された。

ところが、男たちの正体は意外な物であった。
彼らは動画サイトの投稿者、何でも元木公園を舞台としたドッキリ動画を上げる為に怪物の格好をしてうろついていたらしい。
オバケの噂は彼らが原因だったのだ。

どうやら、例の女性を襲う不審者とは別件のようである。
まったく傍迷惑な……と溜息を洩らす楓だが、蛍は気付いた。
彼らは元木公園を舞台に撮影を繰り返していた。
もしかして、犯人も写り込んでいるのでは……。

この蛍の予想は的中。
数日後、映像の中に写っていた不審な男が犯人として逮捕された。

とはいえ、蛍にとっては事件は終わらない。
いや、もっと恐るべき事態が勃発していた。

四六時中、何者かの視線を感じる蛍。
振り返れば其処には奴が居るのだ―――そう、霧子である。

蛍に騙され公園まで連れ出された挙句、一本背負いの下敷きにされてしまった霧子。
既にその怒りは頂点に達していた。
彼女の視線を受け切れない蛍はそっと目を逸らすしかないのであった―――次話に続く。

ネタバレあらすじはまとめ易いように展開などをかなり改変してます。
気になる詳細は「週刊少年チャンピオン」本誌で確認せよ!!

<感想>

「名探偵マーニー」から3ヶ月……我らが木々津克久先生が「週刊少年チャンピオン」に還って来た!!
というワケで、その新作「兄妹〜少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿〜」です。
1巻、2巻、3巻に続き、早くも4巻が発売!!

さて、その48話。
サブタイは「オバケの出る公園」。

なんだかんだで付き合いの良い霧子。
彼女視点では何度となく蛍に騙されている筈なのに、それでも蛍に付き合うところが彼女らしい。
そして、必ず最後には蛍に激怒することに。
蛍、今回も当分の間は戦々恐々の日々から抜け出られそうにはありません。
とはいえ、それで蛍の助けになっているのだから何とも不思議な繋がりですね。

同時に霧子が蛍にとって超常現象の1つのバロメーターとなっていることも判明。
「霧子に敵う怪異なし」となれば「霧子が認識出来る怪異は本物ではない」。
この逆説的なロジックも面白かった。

そして、怒涛の三段オチ。
1つ目が「オバケの正体」が「変装した動画投稿者」。
2つ目が「動画投稿者の映像に残っていた不審な男性が襲撃犯」。
3つ目が「霧子に激怒される」。
3つの事象が綺麗に絡んだ上に終盤で押し寄せる構成も秀逸でした。

また、「公園」と「特殊効果」との要素から「名探偵マーニー」第71話「汝は人狼なりや?」を思い出しました。
あちらもかなり好きですが、今回のエピソードもかなり好きです。
同一作者であり扱った要素が近くとも設定や展開で此処まで異なる魅せ方が出来るとの好例かもしれません。

「名探偵マーニー」第71話「汝は人狼なりや?」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

やっぱり、本作は面白い!!
次回にも注目です!!

木々津克久先生といえば「フランケン・ふらん―OCTOPUS―」が『拡張幻想 年刊日本SF傑作選』(大森望・日下三蔵編、東京創元社刊)に掲載されています。
こちらも注目。

木々津克久先生が「週刊少年チャンピオン」本誌に帰還する!!2012年8月16日より探偵物語「名探偵マーニー」連載開始!!

さて、作者である木々津克久先生と言えば、管理人にとっては「週刊少年チャンピオン」本誌での「ヘレンesp」の作家さんとのイメージ。

「ヘレンesp」は、盲目のヘレンがその特別な力(ESP能力)を駆使し、愛犬や叔父さんたちに見守られながら同年代の友人や幽霊など様々なものと交流する物語。

衝突したり理解し合えなかったりと苦難がヘレンを襲うものの、その都度ヘレンの純粋な心で相手に向き合い相手との心の壁を乗り越えていくさまは、心に響きました。
確かにあらすじだけ聞くとよくある展開かと思うものの、本作は不思議な“熱”と“説得力”を持っており、透明感のある淡い絵柄も加え、なかなかの名作といえるでしょう。

既に連載自体は終了していますが、こちらもオススメです。

◆「兄妹〜少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿〜」関連過去記事
「兄妹〜少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿〜」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)第1話から第40話までネタバレ批評(レビュー)まとめ

「兄妹〜少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿〜」第41話「フックマン2」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「兄妹〜少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿〜」第42話「フックマン3」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「兄妹〜少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿〜」第43話「緑川楓の冒険」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「兄妹〜少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿〜」第44話「母の父」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「兄妹〜少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿〜」第45話「ザ・ボディーガード」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「兄妹〜少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿〜」第46話「ザ・ボディーガード2」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「兄妹〜少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿〜」第47話「ミステリアスな死」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

◆関連過去記事
「名探偵マーニー」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)まとめ

「フランケン・ふらん 最終話(最終回) Dream」ネタバレ批評(レビュー)

「フランケン・ふらん 59話 BestFriend」ネタバレ批評(レビュー)

「Phase20」(木々津克久作、「チャンピオンRED 2012年1月号」掲載)ネタバレ批評(レビュー)

「鋏女(チャンピオンRED 5月号掲載)」ネタバレ批評(レビュー)

「ヴァンパイア・アナライズ (チャンピオンRED 7月号掲載)」(木々津克久著、秋田書店刊)ネタバレ批評(レビュー)

これまでの登場人物一覧:
赤木蛍:主人公。今年の春から「聖マルス学園」に特待生として進学した。
圭一:蛍の兄。正義感の強い警官だったが失踪。幽霊となって戻って来た。

獣を連れた男(10人と1匹の獣):圭一の死に関わる人物。獣は殺意のことらしい。
PND(疑われざる者):静香によれば圭一が追っていた謎の人物らしい。獣を連れた男と同一人物なのか?
十二人委員会:警察内部に存在する犯罪者を私的制裁する組織、メンバーは12人居るらしい。
フード男:「十二人委員」の1人。展望台から多くの犯罪者を抹殺した。

死神:黒い影の男の正体。「桐島静香の秘密」「謎の桃園」「騙された死神」「母の父」に登場。

【赤木家とその周辺】
蛍の父:赤木興業の社長。
赤木真知恵:蛍の母。バーのような店を経営している様子。
節:蛍の妹。
和也:蛍の弟。

紀理香:真知恵の姉、長女。
陽香:真知恵の姉、次女。
おじいちゃん:真知恵の父、蛍にとっては母方の祖父。44話で死去。

謎の少年:蛍の初恋相手らしい。11話に登場。
真島慎一:蛍の幼馴染。彼女に恋心を抱いている。9話から登場。

【聖マルス学園関係者】
緑川楓:蛍のクラスメート。実は少女探偵であった。
桃園霧子:「聖マルス学園」2年生とされる謎の令嬢。「謎の桃園」「崖の下の呪い家」「恋する桃園」「オバケの出る公園」に登場。
青葉:「聖マルス学園」2年生女子、学園1の天才。
黄多川礼:「聖マルス学園」の女子生徒。実は武闘派。

志田りか:聖マルス学園の生徒。2話から登場。
塞田康平:蛍のクラスの担任教師。割とミーハーらしい。
見場創太:3話ラストに登場した怪しい男。学園の生徒であった。
校長:聖マルス学園の校長。
教頭:聖マルス学園の教頭。
千葉:鐘楼登頂に挑み謎の転落死を遂げた男子学生。
沼代:22話ラストで鐘楼登頂に挑んでいた男子学生。
5人の成功者:過去に鐘楼に登頂することに成功した面々。
五島:5人の成功者の1人だが……。
東条春道:霧子の幼馴染、人気者。
創さん:「聖マルス学園」の成績優秀者。
野間:「聖マルス学園」の成績優秀者。
郷里良子:「聖マルス学園」の女子生徒。「ザ・ボディーガード」に登場。
垣木:「聖マルス学園」の女子生徒。柔道部の猛者だが……。「ザ・ボディーガード」に登場。

【警察関係者】
緑川宗達:楓の祖父。推理能力に長けた名刑事として有名らしい。
逸見:楓の知人の刑事。
桐島静香:圭一の同期であるキャリア。現在は警察署長に。
大島:南具署の刑事。
光芝:圭一と静香の同期。
久毛山:圭一と静香の同期。
紅梅:圭一と静香の同期。
二階堂:警部。白い服の男。静香に想いを寄せていたらしい。
山本巡査長:在りし日の圭一の上司。今は田舎の派出所に勤務している。
蓮宮:県警の担当者。

【その他】
志田高志:りかの兄。りかにストーカーしているとのことだが……。
実山:赤木興業を担当している会計士。
貝塚俊雄:実山会計士事務所の職員。比較的若手。
役丸みつえ:実山会計士事務所の職員。紅一点。
三島:実山会計士事務所の職員。太目。
丸木田:実山会計士事務所の職員。ダンディ。
麻依:貝塚の元婚約者。
緑川宗達:楓の祖父。推理能力に長けた名刑事として有名らしい。
末為良則:12話で遺体で発見される。場津間高校の教師であった。
逸見:楓の知人の刑事。
葉森了:場津間高校の学生。末為の教え子。
葉森美和:蛍が廃病院で出会った女性。了の母で入院していた毛羽病院で落命していた。
間岩:米城警察病院の看護師。
怪物:人中に居ようとも誰も興味を向けない怪物。
大人しい人間:怪物に付き添う不可思議な人影。
栗山将秋:怪物たちが暮らしている部屋の契約者。
三ツ矢:誘拐事件の被害者とされる子供の母親。
満島:節の担任教師。
鏡二郎:呪いの家の過去の所有者。
円卓:「占いの館」の占い師の1人、「ジュエル」を名乗っていた。「緑川楓の誤算」に登場。
蝶野:「占いの館」の占い師の1人、「カラスアゲハ」を名乗っていた。「緑川楓の誤算」に登場。
丹下七郎:携帯ショップの店員、35歳。「騙された死神」に登場。
真利奈:七郎の姪。「騙された死神」に登場。
能美功次:「城町西学園」の成績優秀者。「フックマン」を抱えている。
能美一郎:過去に町止小学校襲撃殺傷事件を引き起こした犯人、当時37歳であった。
三橋:能美一郎と親しかった男性。
赤沼茂樹:工学部の院生、ミステリーマニア。
広重将美:赤沼の同期、テレビで一躍大ブレイクを遂げた著名人。

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