2016年01月28日

「名探偵○○」の歴史に新たな1ページ……その名も「名探偵ピカチュウ」!!

「名探偵○○」と言えば思い出すのは「名探偵ポワロ」や「名探偵コナン」。
そんな「名探偵○○」の系譜に新たな名探偵が加わることに。

その名も「名探偵ピカチュウ」!!
なんと、あのポケットモンスターで有名なピカチュウが名探偵となったのです。

この名探偵ピカチュウが活躍するのは「名探偵ピカチュウ〜新コンビ誕生〜」でのこと。
「名探偵ピカチュウ〜新コンビ誕生〜」は「ニンテンドー3DS」のゲームだそうで、その予告映像が公開されるやピカチュウらしからぬ行動を取るピカチュウにネット上は騒然となりました。

一方、その影響は意外な方向にも。

ツイッター上ではこの報に伴いあるゲームの名が呟かれました。
そのゲームの名は「名探偵エヴァンゲリオン」。
なんでも「ゲンドウがエヴァの尻に敷かれて死ぬ」、「加持がスイカ畑でエヴァに踏まれて死ぬ」ゲームなのだそうです。
何それ、気になる。
ちなみに「プレイステーション2」専用のゲームだそうなのですが……私、自称ながら「エヴァファン」ですが知りませんでしたよ。

と言うワケで(どう言うワケだ)、なるほど此処にも「名探偵○○」の系譜に連なる存在が居たワケですね。
うむ、こうなれば「名探偵ガンダム」も期待出来るのではないでしょうか。

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「ヒガンバナ〜警視庁捜査七課」3話(1月27日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「ヒガンバナ〜警視庁捜査七課」3話(1月27日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

カリスマ主婦ブロガーの早紀(紺野まひる)のサイン会で、彼女の新刊に殺害予告めいた脅迫文が書かれているのが発見された。
謙人(DAIGO)の助言を受けて渚(堀北真希)たちが捜査すると、早紀を含めて5人のカリスマ主婦ブロガーに同じメッセージが届いていたことが判明する。
ブロガーたちの安否確認が進む中、素性が知れないブロガーが一人だけいた。それは「弁護士の妻で一児の母」という“いち葉”。凛(高梨臨)は彼女のブログ写真を解析し、在住エリアを特定。渚と雪乃(檀れい)はすぐさま向かうが、そこには女性の遺体を検死中の薫子(知英)の姿が…。
カリスマブロガーには似つかわしくない、古びたアパートで亡くなっていたのは、雅子(安藤玉恵)という地味で質素なOL、彼女こそが“いち葉”だったのだ。雅子の遺体を前に“シンクロ”する渚。つぶやいた言葉は「大丈夫…」だったが…。
カリスマブロガーを狙った連続殺人事件になると断定した一課の要請で、渚と雪乃は別の人気ブロガー・早紀(紺野まひる)の警護を担当することに。渚は7歳になってまだ補助付き自転車に乗っている早紀の一人息子・悠(須田瑛斗)のことが気にかかる。
同じ頃、雅子のブログのプロファイリングをしていた幸子(YOU)は、彼女の兄から雅子の悲しい素性を知ることになり…。そんな中、ブロガーたちに脅迫文を送りつけていた男の身元が判明。早紀を襲おうとしたその男・山吹(片桐仁)が、雅子を殺した真犯人なのか…!?
(公式HPより)


では、続きから(一部、あらすじと重複あり)……

捜査七課に所属する渚は高い共感能力を用いて被害者とシンクロすることが出来る刑事である。

そんな渚たちが今回担当した事件は「カリスマ主婦ブロガー連続脅迫事件」。
テレビにも出演する主婦ブロガー・早紀ら5人に殺害予告が届いたのだ。

5人の安否確認が行われる中、「いち葉」なるブロガーだけは所在が確認出来ない。
彼女はプロフィールにて「弁護士の妻で一児の母」を名乗っていたが、該当する人物が存在しなかったのだ。

ブログの内容から身許を特定したところ、「いち葉」の正体は雅子なる女性。
だが、彼女は既に謎の死を遂げていた。
その身体にはあちこちに傷が残されていたが……。

しかも、雅子はプロフィールとは異なり家族のない単身者であった。
どうやら、ブログではプロフィールを騙っていたらしい。

雅子の遺体とシンクロした渚は「大丈夫」と呟き意識を失う。

雅子の死が脅迫犯による殺人の可能性が浮上し、事件は脅迫事件から殺人事件も視野に入れられることに。
こうして、渚たちは早紀の警護を担当することになった。

渚は早紀の警護の最中、彼女の7歳の息子・悠と出会う。
悠が補助付き自転車に乗っていることを気にする渚だが……。

矢先、雅子がプロフィールを偽っていた理由が明らかに。
雅子は過去に婚約者との間の子供を流産してしまい子供の産めない身体になってしまった。
これが原因で婚約者にも捨てられてしまったのだそうだ。
以来、ブログを精神的な支えとしていたらしい。

また、雅子のブログをプロファイリングした幸子は2ヶ月前から子供に対する描写が現実味を帯びていることに目を留める。

一方、男が早紀を襲撃し逮捕された。
男の正体は山吹、何でも妻が早紀らに憧れてブログを始めたが上手く行かず精神的にストレスを抱えてしまったらしい。
これにより家庭内がギスギスしているのだそうだ。
其処で山吹は早紀たちを逆恨みしたのだそうである。
だが、山吹は脅迫は認めるが雅子殺害は否定する。

同じ頃、雅子が何者かに弁当を作っていたことも明らかに。

その数日後、早紀が負傷する事件が発生。
早紀によれば不審な男に襲われたらしい。
だが、周囲にはそれらしき人物は見当たらない。

怪我を負いながらも仕事に出掛ける早紀。
そんな早紀を不安そうに見送る悠。
どうやら、早紀は外の仕事に拘るあまり悠の世話に無頓着のようだ。
だからこそ、悠は補助付き自転車に乗っていたのだ。

改めて雅子とシンクロした渚はある公園を突き止め、真相に気付いた。
渚は早紀と悠を公園へ呼び出すと真相を糺すことに。

雅子のブログで子供に対する描写が現実味を帯びたのは2ヶ月前のことだ。
その頃、早紀に顧みられず孤独を抱えていた悠は同じく孤独を抱えていた雅子に出会った。
2人は共に孤独を分かち合うことで癒され合うことに。

雅子を慕った悠は自転車の練習に付き合って貰うことになった。
その一方で、雅子は悠に弁当を作った。

ところが、この事実を早紀が知った。
早紀は雅子を問い詰め、揉み合う内に公園の滑り台へと突き飛ばしてしまう。
雅子の身体にあった傷はこのときのものだ。

さらに頭部を打ち付けた雅子だが、心配がる悠相手に「大丈夫」と呟いた。
これが「大丈夫」の正体だったのだ。

その場を逃げ出した早紀と悠。
残された雅子だが、その傷は深かった。
早紀たちを巻き込まないように、自宅へと戻り落命したのである。

この事実を知った早紀は山吹の脅迫事件を利用し、脅迫犯に罪を着せることに。
ところが、山吹が逮捕されてしまい雅子殺害を否定した。
其処で自身が襲われることで新たな犯人を作ろうとしたのだ。
つまり、早紀襲撃は自作自演であった。

「一体、何をしているんですか!!」
悠を放り出し雅子を殺害してしまった早紀へ、渚の叱責が飛ぶ。

自身の罪と向き合った早紀は逮捕されることとなった。

こうして事件は解決した。

悠を通じ渚は自身の幼児期を思い出す。

同じ頃、謙人もまた過去を思い返していた。
其処にあるのは幼児期の渚の姿、そして血塗られた記憶―――4話へ続く。

<感想>

「ヒガンバナ〜女たちの犯罪ファイル」が遂に連続ドラマ化!!
その名も「ヒガンバナ〜警視庁捜査七課」、その3話です。

今回のテーマは「自己表現の形について」でしたね。

早紀にとってカリスマブロガーは自己表現。
それにより他者に自身の存在を認めさせるものでした。
それはいつしか趣味の域を超え仕事ともなっていました。
だが、それも度を過ぎてしまい、やがて早紀は家族である悠を顧みることなく、自己表現へと没頭して行くことに。

つまり、早紀にとって「ブログ」は手段ではなく名を成す為の目的と化していた。

一方、雅子もまたカリスマブロガーではありましたが彼女にとってブログは自己表現よりは精神の支えであった。
彼女は過去に得られなかった家族を其処で得ようとしており、求めていたのは「家族」。
だからこそ、悠と出会ったそのときに彼に家族を見出したのでしょう。
結果、同じく家族を求める悠と共鳴し合うこととなった。

つまり、雅子にとって「ブログ」は癒しの手段であり目的では無かった。

かくも2人は対照的でした。
だからこそ、悠に対する態度も対照的になった。

そして、雅子にとって悠は支えだった。
同時に悠にとっても雅子は支えであった。
ところが、早紀は悠に近付いた雅子を排除することに。
雅子が悠にとってどれほど支えになっていたかも知らず。
その原因が目的を履き違えてしまった自身にあることに気付かず。

「自己表現」とは何か。
それは「あんな自分を知って欲しい」や「こんな自分を知って欲しい」との「自己を認めて欲しい」との想いです。
其処には他者の共感や同調を求める想いがある。
例えば「あのドラマを視てこう感じたことを知って欲しい」や「あの本は面白かった」などの「自分のこんな気持ちを知って欲しい」との想いもそれ。
きっと、管理人にとっての当ブログもそうなのだと思います。

「自己表現」、それは人として自然な感情である。
ただ、何事も度を過ぎると問題になる。
「自己表現」を重んじるばかりに大切な家族を忘れてはならない。

また、そもそも一口に「自己表現」と雖もいろいろな形がある。
例えば「家族を支えること」もまた自己表現の1つだと言えるのではないか。
もちろん、家族以外にも仕事や趣味も「自己表現」の形と言えるでしょう。
あくまで「ブログ」は1つの「自己表現」の手段に過ぎないのだ。

そして、生活、仕事、家族、どれか1つではなくそれら全てを包括したもの……それが人生であり「あなた自身」。
その「あなた自身」こそが最高の自己表現に違いありません。

え〜〜〜ゴホン、ちょっと格好つけてしまいました。

さて、ドラマに戻って。
やはり、気になるのはラストの謙人か。
渚の過去に繋がる人物の様子で注目すべきか。
4話にも期待!!

◆関連過去記事
「ヒガンバナ〜警視庁捜査七課」1話「殺害現場に残る真実の声」(1月13日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「ヒガンバナ〜警視庁捜査七課」2話「誘拐犯の謎の指令…!真の目的とは」(1月20日放送)ネタバレ批評(レビュー)

【2016年1月】日本テレビ系「ヒガンバナ」が連続ドラマ化されるとのこと!!

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「相棒season14」第13話「伊丹刑事の失職」(1月27日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「相棒season14」第13話「伊丹刑事の失職」(1月27日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

日本で100番目に早い(たぶん)、「相棒season14」第13話「伊丹刑事の失職」(1月27日放送)ネタバレ批評(レビュー)。

<ネタバレあらすじ>

マンションの一室がある。
ベランダへと通じる窓は大きく開かれており、その先には屋内用のスリッパが並べて置かれていた。
そして、ベランダから身を乗り出した下には……1人の女性の墜死体が横たわっていたのである。

被害者は半年前まで旅行代理店「ラックスツアーズ」に勤務していた加納岬。
捜査に乗り出した伊丹(川原和久)は次の3点から自殺と結論付けた。

「ラックスツアーズ」社長である峰岸がメールで岬の遺書らしきものを受け取っていたこと。
玄関が内側から施錠されていたこと。
現場に争った形跡も無かったこと。

特に不審な点が無かったこともあって自殺と思われたのだが……。

1ヶ月後のことである。
『日刊プレス』に「実は殺人だった」とのスクープ記事が掲載されたのである。
犯人が手記を寄稿したのだ。
手記によれば、岬に復縁を迫ったものの拒否されたことから逆上し気付けば殺害したと言う。
さらに、其処には公表されていない筈の岬の遺書の内容が詳細に記されていたのだ。

これが事実ならば他殺を自殺と誤認したことになる。
伊丹は責任を問われることに。

同じ頃、事態を聞き付けた右京(水谷豊)と冠城(反町隆史)も興味を持って調査に乗り出した。

マンション管理人の案内で現場を確認した右京たち。
冠城は室内に高級バッグを発見、退職していたにも関わらず岬の金回りが良いことに首を傾げる。
右京はベランダから壁伝いに逃走可能であると判断し手記が本物であると断定した。

一方、伊丹たちは手記を掲載した『日刊プレス』編集部へ。
編集長の柏田(野仲イサオ)や記者の今井(大場泰正)から事情を聴取していた。
柏田によれば、1週間前に手記を入手したらしい。
なんでも、出張から帰ったところ犯人から手記が届いていたのだそうだ。

其処へやって来た右京は柏田の言葉に矛盾を見出す。
ホワイトボードには柏田の出張は2週間前となっていたのだ。
だとすれば、手記入手も2週間前か、2週間前と1週間前の2回に渡り犯人から何かが届いたに違いない。

これに図星を突かれたのか柏田は態度を硬化。
伊丹が手記の提出を求めるがこれを冷たく拒否してしまう。
激怒した伊丹ははずみで柏田を突き飛ばしてしまうが……。

その翌日、『日刊プレス』には柏田が伊丹に暴行を受けたとの記事が掲載された。
2度に渡る不祥事の責任を取る形で伊丹は謹慎処分を受けてしまうことに。

だが、伊丹にはある秘策があった。
右京と冠城を頼ったのだ。
伊丹から依頼を受けた右京たちは本格的に捜査に乗り出した。

直後、右京は『日刊プレス』のある記事に目を留める。
右京が注目したのは「不動産求む」の広告だ。
KK不動産が出したとされる広告であるが、肝心の連絡先の記載が無かったのだ。
さらに、奇しくも柏田が出張から戻った時期と合致していた。
手記の前に手紙が届き、柏田が犯人と何らかの取引をしたとしたら……。

これを携えて右京たちは柏田に手記を提出するよう迫る。
犯人は手記買取の依頼を編集部に行ったに違いない。
それが柏田が出張から戻った直後に目にした手紙だったのだろう。
そして、柏田たちは例の広告で取引に応じることを報せた。
柏田たちは殺人犯に多額の原稿料を支払ったと露見することを怖れた為に手記提出を拒んだのだ。

だが、ここまで指摘されても柏田は手記提出を拒否することに。
がっくりと肩を落とす伊丹、其処へ記者の今井が接触して来た。
今井によればジャーナリストとして真実を知りたいので協力したと言う。
その代わり、手記を提供することと引き換えに真犯人について情報を欲しいようだ。

今井によれば金銭の受渡しはバイク便を介して行ったそうだ。
ところが、バイク便の担当者は受取証を発行していなかったことが判明。
右京はバイク便の担当者自体が犯人かその関係者と考える。
また、今井のデスクに置かれた修理済みのカメラに目を留める右京。

矢先、柏田から提供された手記の封筒から峰岸の指紋が検出された。
さらに峰岸の部屋から柏田たちが支払ったとされる大金が発見される。
こうして、岬殺害犯として峰岸が拘束されることに。

これに右京と冠城は違和感を抱く。
曲がりなりにも峰岸は旅行代理店の社長である。
社会的地位のある峰岸が自身の地位を危険に曝してまで手記を公表するだろうか。

右京たちは峰岸宅から押収した証拠品を調べ、取引先リストから驚くべき事実に行き当たる。
なんと、峰岸は詐欺被害者のリストを所持していたのだ。
いや、それにはまだ被害に遭っていない者も含まれていた。
つまり、詐欺ターゲットのリストだ。
どうやら、峰岸の旅行代理店はターゲットを見出す為の罠であり、その実態は詐欺グループだったようだ。

右京は、リスト中から2000万円もの被害に遭った大庭宮子に注目した。
大庭の息子によれば、電話で名義貸しの依頼を受けて応じたところ弁護士を名乗る男に「それは違法だ」と金を脅し取られてしまったのだそうだ。
これにショックを受けた宮子は自殺してしまったらしい。

さらに、宮子のもとには区役所の福祉課を名乗る女性が出入りしていた。
どうやら、資産情報を下調べしていたようだ。
右京が確認したところ、この女性こそ岬であった。

峰岸が詐欺を働いており、岬がグループのメンバーであると確信した伊丹。
問い詰められた峰岸は詐欺までは認めるが、その殺害は否定する。

その午後、伊丹は約束通り今井に峰岸についての情報を与えた。

翌朝、『日刊プレス』がこの件について記事にした。
其処には峰岸が岬を殺害したとされており、さらに峰岸が岬と駅前で詐欺報酬の受け渡しを行っていたなど詳細な内容が記されていた。
これを目にした右京はある人物に注目する。

一方、伊丹は『日刊プレス』に手記の原稿料を受け取りに来たバイク便の正体が大庭であると気付いた。
防犯カメラ映像に大庭が映っていたのだ。
大庭を追及する伊丹だが、その場に駆け付けた右京は「大庭は殺人犯ではない」と告げる。

右京たちは『日刊プレス』へと赴いた。
例の峰岸犯人説を掲載した記事は今井の手によるものであった。

右京が不審に思ったのはスクープ記事に詳細な詐欺報酬の受け渡し法までもが記載されていたことだ。
これは伊丹たちも知らない事実である。
では、今井は誰から聞いたのか?

右京は今井のデスクで見つけた修理済みカメラを調べてみた。
すると、カメラ内のデータから峰岸と岬の報酬受渡し現場の映像が見つかったのだ。
つまり、今井は岬殺害事件以前から詐欺事件を追っていたことになる。

しかも、データには殺害直前の岬の映像も収められていた。
今井は死の直前の岬と接触していたのである。

これに今井は真相を語り出した。

今井は詐欺被害者集会で大庭と出会い、宮子の死とその無念を訴えられた。
「ラックスツアーズ」に目を向けた今井は大庭に確認し岬が詐欺師の仲間であることを突き止めた。
今井は岬を尾行し、峰岸との報酬受渡し現場を収めることに成功した。
そして、遂にあの日に直接取材に漕ぎ着けた。
ところが、岬は証拠のカメラデータを破棄しようと暴れ出した。
咄嗟にベランダで掴み合いになり、バランスを崩した岬が転落死を遂げたのだ。
今井は自殺に偽装するとその場を逃げ出した。

その後、今井はすべてを大庭に告白した。
すると、大庭は今井を庇い、峰岸に罪を着せれば良いと提案した。
今井もこれに乗り、峰岸へ容疑を誘導するようスクープを連発したのであった。

偽バイク便担当者の正体は大庭である。
今井に罪を犯させてしまったことを悔いた大庭がバイク便の男に成り済まし柏田を騙したのであった。

「最初は正義感だったのかもしれません。だが、結果としてあなたは多くの人を騙したんですよッ!!」
真実を伝えるべき今井が虚報で多くの人々を騙すことになったと一喝する右京。

そして、右京は大庭へもその責任を問う。
大庭の復讐心が今井を殺害犯にしてしまったのだ、と。

その夜、花の里にて。
右京と冠城が訪れたところ先客が。
その正体は伊丹である。
何でも礼を伝えに来たらしい。
不器用な伊丹らしい行動にそっと頬を緩める右京であった―――13話了。

<感想>

シーズン14第13話。
脚本は金井寛さん。

サブタイトルは「伊丹刑事の失職」。

伊丹ピンチ!!な回でしたが、右京さんたちの活躍により事無きを得ましたね。

ちょっと大庭と今井の行動が気になるかな。

まず、大庭。
大庭としてはまさか今井が岬を殺害すると思わなかっただろうけど、それを知ってからがイロイロと不自然。
例えば、岬殺害を知り庇うだけなら分かるが、峰岸を殺人犯に仕立てる為に手記を公表するよう同意したのが分からない。
何しろ、峰岸の罪を問いたいならば岬の件は自殺としておいて普通に峰岸の詐欺を告発すれば良いワケだし。
その方が今井も安全、むしろ「岬が詐欺に関わってしまった良心の呵責に耐えかねて自殺した」で進めた方が今井を庇うことになる。

もしかすると、岬の件が自殺で処理されてしまえば今井が保身に走って峰岸を追及しないかもしれない点を危惧したのかなぁ。
だとすると、大庭がバイク便の担当者に変装したのも今井が引き返さないように念を押したとも考えられるか。
こう考えると……大庭がかなり怖い人になるなぁ。

それにしても、今井の立場からすると折角自殺に偽装成功していたのに他殺だと明かすことで「寝た子を起こす」ような真似をするものなのだろうか。
幾ら、大庭の後押しがあったとしても疑問だなぁ。
たとえ、其処に峰岸に罪を着せるとの目的があったとしてもそんなリスクを負わないだろうし。
峰岸の罪を問うのが目的なら峰岸の詐欺をスクープすれば良いような気がするしなぁ。
むしろ、動機は「スクープが目的だった」の方がスッキリした気もします。

そう言えば、右京さんの今井への叱責が「多くの人を騙したこと」だったのもなぁ……。
確かに虚報で多数を騙した点は罪だが、あくまで殺人について触れるべきだったような。
例えば「正しく罪は裁かれるべき」との観点から「確かに詐欺を働いた峰岸さんと岬さんの罪は重い。だからといって相手を殺してその罪を他人に着せて良いわけがありません!!」で良かった気がするけど。
あくまで、殺人ではなくジャーナリストとしての罪を問い質したことになるのだろうか。

大庭への叱責も「復讐心を持ったこと」よりも「今井さんを本当に救おうとするのなら、罪と向き合うべきだったんです!!」の方が良かったかもしれない。
何しろ、復讐心を持つこと自体は被害者としては自然だし、ただ、それを実行するかどうかが問題なワケで。
復讐心を持ったこと自体を責められてもなぁ……大庭には今井が岬を殺害することは予見出来ないし。

ちょっと、いろいろ気になりました。
うむむ「細かいことが気になるのが悪い癖(by右京)」なのかも。

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