ネタバレあります、注意!!
<あらすじ>
大奥を舞台に鮮やかな推理手法で描く清張流傑作時代小説
家斉の愛妾お美代の方と背後の黒幕、石翁。腐敗する大奥の一掃を目論む寺社奉行淡路守。両者の罠のかけ合いを推理手法で描く大作
(文藝春秋社公式HPより)
<感想>
タイトル『かげろう絵図』の意味は「権勢も一時の幻に過ぎぬ」とのもの。
島田の活躍はほぼ無意味となり、決着は石翁と水野の間で行われました。
これにより石翁の権勢が消え、勝利した筈の水野の権勢もまた改革の失敗により消えた。
まさに「陽炎」の如く。
また「命も儚いものである」との意味もあるでしょう。
劇中では脇坂、お縫、お文など、争いの陰で次々と命を散らせて行きます。
其処にあるのは切なさと無常観か。
重厚かつ濃厚な江戸草子たる本作。
是非、ご覧あれ!!
ちなみにネタバレあらすじはかなり改変しています。
興味のある方は本作それ自体を読むべし。
<ネタバレあらすじ>
登場人物一覧:
【水野とその一派】
水野忠邦:老中首座、石翁と対立する。
脇坂:寺社奉行。水野、島田と共に打倒石翁を目指す。
島田又左衛門:旗本、新之助の叔父。
島田新之助:若侍、又左衛門の甥。
登美:大奥の女中、実は島田が送り込んだ間者。本名は縫。
お文:登美と島田の繋ぎ役を務める女性。
徳川家慶:江戸幕府12代将軍、権勢を奮う石翁を苦々しく思っている。
【石翁とその一派】
石翁:家斉の腹心として権勢を誇る。
徳川家斉:江戸幕府11代将軍、将軍の座を家慶に譲り大御所として君臨している。
お美代の方:石翁の養女、家斉の愛妾。
佐島:大奥年寄、日祥と男女の仲にある。
【その他】
御台所:家斉の正妻、夫との仲は悪い。
落合久蔵:大奥の添番、登美に邪な気持ちを抱いている。
日祥:佐島と深い仲にある僧侶。
時は江戸時代後期。
第12代征夷大将軍となった徳川家慶であったが、実権は父である先代将軍・家斉に握られていた。
世に言う大御所政治である。
やがて、家斉が病床に臥した。
だが、依然として実権は家慶の手を離れていた。
家斉の腹心である石翁が権勢を牛耳っていたからである。
また、大奥でも家斉の愛妾であり石翁の養女であるお美代の方が台頭し、正妻である御台所を脅かしていた。
この状況を憂いた寺社奉行・脇坂は時の老中首座・水野忠邦や旗本・島田又左衛門らと図って打倒・石翁へと動き出した。
脇坂が目を付けたのは大奥である。
大奥ではお美代の方の腹心である年寄・佐島が将軍以外の男子禁制にも関わらず、僧侶・日祥と密通していたのである。
この事実を以て腐敗を証明するべく、脇坂の命を受けた島田はお縫を登美と名乗らせ大奥へ上げた。
登美は日祥を誘惑すると、証拠として佐島の恋文を手に入れるのだが……。
一方、大奥の添番である落合久蔵は妻子がありながら登美に邪な気持ちを抱いてしまった。
落合はなんとか登美と接点を持つべく、彼女と親しいらしい小間物屋のお文に繋ぎを依頼する。
だが、このお文こそ島田と登美との間の繋ぎ役であった。
何時まで経っても色よい返事が得られなかった落合はお文を問い詰める。
しかし、お文は相手にしない。
苛立った落合は衝動的にお文を殺害してしまう。
この際、落合はお文の所持品に登美の手紙を発見する。
それこそ、登美が命がけで手に入れた佐島の恋文であった。
手紙の内容から登美の正体を察した落合。
お文殺害の罪から逃れるべく、石翁へ登美の正体を伝えてしまう。
こうして、登美は人知れず抹殺されてしまった。
とはいえ、当の落合も石翁により捨てられ、お文殺害の罪で裁かれることとなった。
落合がお文殺害で捕まったことを知った島田と新之助は事態を把握した。
これを聞かされた脇坂は石翁たちとの対立が激化することを予感する。
この予感は的中、脇坂は暗殺されてしまう。
脇坂を失った島田は水野と連携し、仇を討つべく動き出す。
島田は何としてでも佐島と日祥の関係を立証しようとする。
その頃、日祥との関係を石翁に知られた佐島は大奥を追われ商家の別荘に身を置いていた。
島田の命を受けて佐島を探していた新之助はこれを突き止めることに。
だが、日祥が登美に心を動かしたことを知った佐島は彼と無理心中してしまう。
唯一の生き証人を失った島田。
さらに追い打ちをかけるように石翁の刺客が襲い来る。
しかし、これは新之助の活躍で撃退された。
そんな中、意外なところから石翁の破滅が迫りつつあった。
なんと、病床にあった家斉の病状が悪化したのだ。
家斉が亡くなれば彼の腹心として権勢を得ている石翁も危い。
此処で石翁は家斉に遺言状を書かせ、家慶に養子を取らせようと目論む。
養子を取らせた上で家慶を廃し、養子を操ることで権勢を保持しようと考えたのだ。
ところが、このことは水野にも悟られていた。
水野はある秘策を以て対抗することに。
数ヵ月後、遂に家斉最後の時がやって来た。
間髪入れず、家斉の遺書を家慶と水野に認めさせようとする石翁。
抵抗があるかと思いきや家慶と水野はこれをあっさりと認める。
拍子抜けした石翁であったが、しっぺ返しは一ヶ月後にやって来た。
なんと、遺書が偽物だと断定されてしまったのだ。
これにより石翁は遺書を偽造したとして中枢を追われることとなった。
では、本物の遺書がどうして偽物とされたのか?
カラクリは簡単だ。
家斉の正妻である御台所が「偽物だ」と主張したのである。
水野の秘策はこれであった。
水野は家慶と共に御台所を自陣営に引き入れたのだ。
お美代の方を憎んでいた御台所はこれに応じたのである。
石翁を失ったお美代の方もその座を追われることとなった。
権勢を失った石翁だが其処は一代の巨人である、完敗を認めることに。
一方、島田と言えば登美らの犠牲を出しながらも自身と全く関係の無いところで決着がついたことに虚しさを感じていた。
それから数年後、勝利者となった水野もまた改革の失敗によりその座を追われることになる―――エンド。
◆松本清張先生関連過去記事
【小説】
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