2016年03月31日

『かげろう絵図』(松本清張著、文藝春秋社刊)

『かげろう絵図』(松本清張著、文藝春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)です!!

ネタバレあります、注意!!

<あらすじ>

大奥を舞台に鮮やかな推理手法で描く清張流傑作時代小説

家斉の愛妾お美代の方と背後の黒幕、石翁。腐敗する大奥の一掃を目論む寺社奉行淡路守。両者の罠のかけ合いを推理手法で描く大作
(文藝春秋社公式HPより)


<感想>

タイトル『かげろう絵図』の意味は「権勢も一時の幻に過ぎぬ」とのもの。
島田の活躍はほぼ無意味となり、決着は石翁と水野の間で行われました。
これにより石翁の権勢が消え、勝利した筈の水野の権勢もまた改革の失敗により消えた。
まさに「陽炎」の如く。

また「命も儚いものである」との意味もあるでしょう。
劇中では脇坂、お縫、お文など、争いの陰で次々と命を散らせて行きます。

其処にあるのは切なさと無常観か。

重厚かつ濃厚な江戸草子たる本作。
是非、ご覧あれ!!

ちなみにネタバレあらすじはかなり改変しています。
興味のある方は本作それ自体を読むべし。

<ネタバレあらすじ>

登場人物一覧:
【水野とその一派】
水野忠邦:老中首座、石翁と対立する。
脇坂:寺社奉行。水野、島田と共に打倒石翁を目指す。
島田又左衛門:旗本、新之助の叔父。
島田新之助:若侍、又左衛門の甥。
登美:大奥の女中、実は島田が送り込んだ間者。本名は縫。
お文:登美と島田の繋ぎ役を務める女性。
徳川家慶:江戸幕府12代将軍、権勢を奮う石翁を苦々しく思っている。

【石翁とその一派】
石翁:家斉の腹心として権勢を誇る。
徳川家斉:江戸幕府11代将軍、将軍の座を家慶に譲り大御所として君臨している。
お美代の方:石翁の養女、家斉の愛妾。
佐島:大奥年寄、日祥と男女の仲にある。

【その他】
御台所:家斉の正妻、夫との仲は悪い。
落合久蔵:大奥の添番、登美に邪な気持ちを抱いている。
日祥:佐島と深い仲にある僧侶。


時は江戸時代後期。
第12代征夷大将軍となった徳川家慶であったが、実権は父である先代将軍・家斉に握られていた。
世に言う大御所政治である。

やがて、家斉が病床に臥した。
だが、依然として実権は家慶の手を離れていた。
家斉の腹心である石翁が権勢を牛耳っていたからである。
また、大奥でも家斉の愛妾であり石翁の養女であるお美代の方が台頭し、正妻である御台所を脅かしていた。

この状況を憂いた寺社奉行・脇坂は時の老中首座・水野忠邦や旗本・島田又左衛門らと図って打倒・石翁へと動き出した。
脇坂が目を付けたのは大奥である。

大奥ではお美代の方の腹心である年寄・佐島が将軍以外の男子禁制にも関わらず、僧侶・日祥と密通していたのである。
この事実を以て腐敗を証明するべく、脇坂の命を受けた島田はお縫を登美と名乗らせ大奥へ上げた。
登美は日祥を誘惑すると、証拠として佐島の恋文を手に入れるのだが……。

一方、大奥の添番である落合久蔵は妻子がありながら登美に邪な気持ちを抱いてしまった。
落合はなんとか登美と接点を持つべく、彼女と親しいらしい小間物屋のお文に繋ぎを依頼する。
だが、このお文こそ島田と登美との間の繋ぎ役であった。

何時まで経っても色よい返事が得られなかった落合はお文を問い詰める。
しかし、お文は相手にしない。
苛立った落合は衝動的にお文を殺害してしまう。
この際、落合はお文の所持品に登美の手紙を発見する。
それこそ、登美が命がけで手に入れた佐島の恋文であった。

手紙の内容から登美の正体を察した落合。
お文殺害の罪から逃れるべく、石翁へ登美の正体を伝えてしまう。
こうして、登美は人知れず抹殺されてしまった。
とはいえ、当の落合も石翁により捨てられ、お文殺害の罪で裁かれることとなった。

落合がお文殺害で捕まったことを知った島田と新之助は事態を把握した。
これを聞かされた脇坂は石翁たちとの対立が激化することを予感する。

この予感は的中、脇坂は暗殺されてしまう。

脇坂を失った島田は水野と連携し、仇を討つべく動き出す。
島田は何としてでも佐島と日祥の関係を立証しようとする。

その頃、日祥との関係を石翁に知られた佐島は大奥を追われ商家の別荘に身を置いていた。
島田の命を受けて佐島を探していた新之助はこれを突き止めることに。
だが、日祥が登美に心を動かしたことを知った佐島は彼と無理心中してしまう。

唯一の生き証人を失った島田。
さらに追い打ちをかけるように石翁の刺客が襲い来る。
しかし、これは新之助の活躍で撃退された。

そんな中、意外なところから石翁の破滅が迫りつつあった。
なんと、病床にあった家斉の病状が悪化したのだ。
家斉が亡くなれば彼の腹心として権勢を得ている石翁も危い。

此処で石翁は家斉に遺言状を書かせ、家慶に養子を取らせようと目論む。
養子を取らせた上で家慶を廃し、養子を操ることで権勢を保持しようと考えたのだ。

ところが、このことは水野にも悟られていた。
水野はある秘策を以て対抗することに。

数ヵ月後、遂に家斉最後の時がやって来た。
間髪入れず、家斉の遺書を家慶と水野に認めさせようとする石翁。
抵抗があるかと思いきや家慶と水野はこれをあっさりと認める。
拍子抜けした石翁であったが、しっぺ返しは一ヶ月後にやって来た。

なんと、遺書が偽物だと断定されてしまったのだ。
これにより石翁は遺書を偽造したとして中枢を追われることとなった。

では、本物の遺書がどうして偽物とされたのか?
カラクリは簡単だ。
家斉の正妻である御台所が「偽物だ」と主張したのである。

水野の秘策はこれであった。
水野は家慶と共に御台所を自陣営に引き入れたのだ。
お美代の方を憎んでいた御台所はこれに応じたのである。

石翁を失ったお美代の方もその座を追われることとなった。
権勢を失った石翁だが其処は一代の巨人である、完敗を認めることに。

一方、島田と言えば登美らの犠牲を出しながらも自身と全く関係の無いところで決着がついたことに虚しさを感じていた。

それから数年後、勝利者となった水野もまた改革の失敗によりその座を追われることになる―――エンド。

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「松本清張特別企画 喪失の儀礼 松本清張の長編推理小説!中伊豆の旅館と深大寺の公園で発生した医師連続殺人…。かつてコンビを組んだ変わり者刑事・大塚と須田が事件の謎を追う」(3月30日放送)ネタバレ批評(レビュー)

【その他】
・『眼の壁』から出題がありました。
「ミステリーキューブ 名作ミステリーを凝縮▽華麗なトリックを見破り密室から脱出せよ!▽松本清張が仕掛けたわなに挑戦だ」(8月20日放送)ネタバレ批評(レビュー)

【特報】松本清張先生、未収録短編発見さる!!その名も『女に憑かれた男』!!

【2015年】松本清張先生『女に憑かれた男』に続く未収録短編作品見つかる!!その名は『渓流』とのこと!!

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「松本清張特別企画 喪失の儀礼 松本清張の長編推理小説!中伊豆の旅館と深大寺の公園で発生した医師連続殺人…。かつてコンビを組んだ変わり者刑事・大塚と須田が事件の謎を追う」(3月30日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「松本清張特別企画 喪失の儀礼 松本清張の長編推理小説!中伊豆の旅館と深大寺の公園で発生した医師連続殺人…。かつてコンビを組んだ変わり者刑事・大塚と須田が事件の謎を追う」(3月30日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

静岡県沼津市で、医療セミナーが開催され、「光栄医療」販売部係長の小池邦彦と部下の岡村隆明は、最新医療機器のプレゼンを行なっていた。懇親会では、セミナーに参加していた大学附属病院の外科医師・住田友好などに話しかけるが、ほどなくして住田は急用で東京に戻ると会場を後にする。ところが翌日、住田は中伊豆の温泉旅館で遺体となって発見されることに…。

現場に到着したのは、静岡県警捜査一課の大塚京介(村上弘明)。気になることがあるとまわりが見えなくなる変わり者で、新人刑事・田村美咲(剛力彩芽)も振り回されているひとりだ。しかし浴槽の遺体を見た大塚は、左手首に1pに満たない創傷を発見し、殺害による失血死と断言。橈骨(とうこつ)動脈を切断しゆっくりと死んでいく残酷な殺し方を見抜く。また住田の遺留品から、“青柳刃治(あおやぎじんじ)”なる人物からの「あなたの秘密を知っている」と書かれた脅迫状が見つかり、さらに調べを進めるべく、独断で大塚は美咲と共に東京へ向かう。

その頃、東京・深大寺の公園でも殺人事件が起きていた。現場に駆け付けた警視庁捜査一課の刑事・須田浩平(陣内孝則)もまた、「お前がいると現場が荒れる」と言われるような変わり者刑事。だが現場を見た途端、残虐な殺害方法を瞬時に推理する。しかも被害者は、住田と同じ静岡の医療セミナーに出席していた「香原病院」院長の香原順治郎だった――。

10年前に犯人が東京から静岡へ逃げた事件でコンビを組んだが、変わり者同士、揃って捜査からはずされたという大塚と須田。二つの残忍な事件に関連性があると踏んだ二人は、お互い情報交換し合いながら事件を追うことに。

“住田の趣味が俳句”という手がかりから捜査を進める大塚のもとに浮かび上がった“萩原和江”という女性。“青柳刃治”の正体を突き止めるべく捜査する須田。
点と点が繋がっていく中で明らかになっていく真実!そこには、医師と医療機器メーカーの荒廃した癒着と、意外な愛憎関係のもつれがあった…!
(公式HPより)


では、続きから(一部、あらすじと重複あり)……

大塚京介は捜査一課の刑事である。
後輩の新人刑事・田村美咲とコンビを組んでいる。

そんな大塚たちが担当したのは、外科医師・住田友好殺害事件。
住田は温泉旅館の浴槽で左手首から血を抜かれて失血死していた。
おそらく最期まで意識があったに違いない、生きながらにして死を感じる残忍な殺害方法である。

捜査に乗り出した大塚たちは前日に住田が「光栄医療」販売部係長・小池邦彦やその部下・岡村隆明から最新医療機器についてプレゼンテーションを受けていたことを知る。
しかし、途中で急用を訴えて退席していたらしい。
住田の同僚医師・黒崎守によれば、住田を恨む人物は思いつかないとのことだが……。

大塚は住田の遺留品から「青柳刃治」による「あなたの秘密を知っている」との脅迫状を発見。
もしや、住田は青柳に脅迫されていたのか!?
大塚は美咲と共に住田の交流関係を調べ始めた。

一方、警視庁捜査一課刑事・須田浩平もまたある事件の捜査を行っていた。
被害者は「香原病院」の院長・香原順治郎、香原もまた住田と同じく小池たちと接触していた。
しかも、香原もまた失血死による殺害だったのである。

奇妙な共通点に導かれるように捜査を続ける大塚と須田は再会する。
2人は過去にも同じ事件を追っていた間柄だったのである。
こうして、互いに情報交換を約束する大塚たち。

矢先、住田が俳句を趣味としていたことが判明。
この俳句を通じて萩原和枝なる女性と交流していたことが明らかに。

萩原家を訪ねた大塚たち。
すると、和枝は70代の女性であった。
車椅子で生活する長男・雄一やその妻・美奈子と同居していると言う和枝によれば嫁姑で犬猿の仲だそうだ。

念の為、大塚が和枝のアリバイを確認したところ、友人宅で遊ぶとタクシーで自宅まで帰ったと言う。
この際、雨の中で美奈子が傘を差して待っていたことが気に喰わないと主張する和枝だが。

その言動に妙な違和感を抱いた大塚は和枝の友人やタクシー運転手にアリバイを確認する。
だが、そのアリバイは鉄壁であった。

その頃、須田は香原の愛人・藤田芳江の存在を突き止めていた。
芳江は2年ほど前まで香原病院に勤務していた看護師。
当時から香原と愛人関係にあったのだが、ある晩も逢瀬の為に急患を断っていたところを妻に見咎められクビにされたと言う。
芳江によれば何者かが香原と彼女について調べていたのだそうだが……。

矢先、大塚たちは住田のPCから彼こそが「青柳」であったことを知る。
つまり「住田が何者かに脅迫されていた」のではなく「住田が何者かを脅迫していた」のだ。
その内容から黒崎が脅迫されていたことに気付く大塚。
どうやら黒崎は小池からリベートを受け取っており、住田に脅されていたようだ。
当然、秘密を知られた小池にも住田殺害の動機が発生することになる。

同じ頃、芳江を調べていた何者かを追っていた須田は防犯カメラ映像から小池と赤い髪の女に行き当たる。

こうして、住田と香原の殺害に小池の存在が浮かび上がった。
小池に接触した大塚は赤い髪の女の正体について問い質す。
これに小池は関与を否定、赤い髪の女もお気に入りのデリヘル嬢・ユリーだと応じるが。

その翌日、大塚は雄一の車椅子が「光栄医療」の物であることに気付く。
つまり、萩原家と小池にも接点が見えて来たのだ。

さらに、雄一が香原病院に通院していたことも明らかに。
どうやら2年前の香原と芳江の不倫について調べていたらしく、急患を断ったことについても聞き出していた。
ちなみに、その急患は断られた為に死亡してしまったらしい。
この死亡した急患こそ和枝の次男・萩原修二であった。

須田はと言えばユリーと接触し、小池の供述が虚偽であったことを突き止めた。
追い詰められたことを知った小池は逃亡する。

此処までの情報を教え合う大塚と須田。
2年前、修二はバイクで轢き逃げされ救急車で搬送された。
ところが、住田と香原に治療を拒否されていたのだ。
結果、修二は死亡してしまったのである。

事情を聞くべく和枝宅を訪れた大塚たちは其処で小池の遺体を発見する。
代わりに雄一と美奈子が消えてしまった。
大塚は何があったか和枝に尋ねるが……和枝は何も語ろうとしない。

調べを続けた大塚たちは修二に恋人が居たことを突き止める。
さらに、住田が治療拒否どころか修二に対し投薬ミスを行っていたことが判明。

和枝には香原と住田を殺害する動機がある。
だが、和枝にはアリバイがあった。
此処で小池がクローズアップされる。
小池は共犯者である赤い髪の女と共に香原と住田を殺害したのだろう。

それにしても、赤い髪の女はどうして其処まで復讐に協力したのか?

此処で浮かぶのが修二の恋人だ。
当時、修二の恋人は妊娠していたと言う。
だが、直後に流産していた。
修二の恋人は香原病院まで救急車に同乗していたのだが、治療を拒否した香原に突き飛ばされ流産していた。

その恋人こそ美奈子だったのである。
赤い髪の女の正体は美奈子であった。

では「雨の中で美奈子が傘を差して和枝を待っていた」とのタクシー運転手の供述はどうか?
そもそもタクシー運転手は美奈子を知らない。
しかも、雨の中で相手は傘を差しており、運転手は車の窓越しである。
本人かどうかなど確認しようが無い。
おそらく、その美奈子は雄一の変装だったのだ。

本来ならば家族の証言はアリバイとして採用されない。
だが、嫁姑間で不仲とされていた為に鵜呑みにしてしまったのだ。
雄一との結婚は偽装だった。
そして、小池の殺害はアクシデントであり既に復讐を果たしたとすれば……。

矢先、和枝が動き出した。
向かった先は山間の湖畔、其処には雄一と美奈子が待っていた。

自殺しようとする和枝。
これに雄一と美奈子も同行すると訴える。

しかし、大塚たちが駆け付けてこれを止めた。

小池を殺害したのは雄一であった。
小池は大金と共に美奈子を連れて逃亡しようと目論んでいた。
これを拒否した美奈子に小池が激昂し襲いかかった。
美奈子を助けようとした雄一が殺害してしまったのである。
事態を知った和枝が2人を逃がしたのであった。

生きて罪を償うように訴える大塚。
しかし、和枝は「住田と香原は修二のことを全く覚えていなかった」ことを理由に反省する必要は無いと叫ぶ。
だが、大塚は修二が復讐を望んでいなかったと諭すのであった。

こうして、和枝たちは逮捕された。
事件を解決した大塚と須田は再会を約して別れることに―――エンド。

<感想>

原作は松本清張先生の長編『喪失の儀礼』(新潮社刊)。
原作『喪失の儀礼』については過去にネタバレ書評(レビュー)してますね。

『喪失の儀礼』(松本清張著、新潮社刊)ネタバレ書評(レビュー)

では、ドラマの感想を。

公式HPのあらすじだと「萩原和枝」ではなく「萩原和江」表記になっていましたが、今回は原作に沿って「和枝」表記で統一しています。

さて、ドラマ版は原作に比べると大筋こそ同じですが細部に変更点がありますね。
とはいえ、全体的に改良だと思われます。
今回はアレンジを加えた甲斐があったと感じています。

特に大きな差異は萩原一家関連か。
萩原一家の内面が窺えるようになっていたのは大きかった。
原作ではあくまで大塚たちの考察段階に留まっているので。

また、美奈子が修二の子供を妊娠していたことにより動機が補強されていたことは良かったと思います。

それと、修二の事故相手を曖昧にして萩原一家の復讐が身勝手なモノとの印象を抱かせないようにしていた点も特筆すべきでしょう。
原作では修二の死は轢き逃げであり、相手が分からなかったので恨みの矛先が住田と香原に向かったことになっています。

そう言えば、原作では住田と香原ともに受入拒否したことが恨まれる理由でしたが、ドラマ版では住田の医療ミスも加えられていました。
これも上記と同じく萩原一家の復讐に正当性を持たせる為か。
それに伴い、小池殺害も計画的な犯行から衝動的な犯行に変更されていました。

また、復讐を果たした萩原一家が自殺ではなく逮捕になっていた点も重要でしょう。
原作ではそれぞれがそれぞれに自殺してしまうことで復讐の虚無感を強調していましたが、ドラマ版は全体的にマイルドにされていたと言えそうです。
それが今回は良い方向に働いていた印象です。

ちなみにラストシーン、日中から始まって再現を挟んだ直後に真っ暗になってましたね。
夜まで待ったのかなぁ……夜間である必然性ないもんなぁ。
アレが些か気になりました。

さて、他にも松本清張先生原作ドラマの情報が!!
フジテレビ系で『かげろう絵図』が2016年4月8日に放送予定。
さらに、同じくフジテレビ系にて『一年半待て』が2016年4月15日放送予定。
注目すべし!!

『一年半待て』(松本清張著、新潮社刊『張込み』収録)ネタバレ書評(レビュー)

松本清張先生『かげろう絵図』がフジテレビ系「金曜プレミアム」にて2016年4月8日に放送予定とのこと!!

<キャスト>

村上弘明:大塚京介
剛力彩芽:田村美咲
陣内孝則:須田浩平 ほか
(公式HPより、順不同、敬称略)


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「テレビ東京開局50周年特別企画 松本清張『強き蟻』 3年後に夫は死ぬ!10億円の財産狙う美貌の妻に群がる4人の男 屋根裏の情事に隠した殺人トリックと欲望!最後に生き残るのは」(7月2日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「松本清張サスペンス 悪女の事件・第一夜 坂道の家〜魔性の女が招く連続殺人の罠!美しい理容師に全財産を奪われた初老の男!!嫉妬と憎しみの殺意…浴室の氷のトリック(松本清張二夜連続ドラマスペシャル 坂道の家)」(12月6日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「松本清張サスペンス 悪女の事件・第二夜 霧の旗 無実の弟の弁護を断った弁護士に対する復讐を描く傑作サスペンス!殺人の汚名を着せられたまま獄中で死亡した弟への悲しみが、1人の女を悪女へと変貌させる!(松本清張二夜連続ドラマスペシャル 霧の旗)」(12月07日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「テレビ東京開局50周年特別企画 松本清張ドラマSP『黒い画集−草−』 清張医療サスペンスの傑作!大病院の闇…不倫、失踪、医療ミス そして雨の夜に3件の連続殺人…白い巨塔に隠された驚愕の陰謀」(3月25日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「月曜ゴールデン特別企画 松本清張サスペンス 影の地帯 大学教授失踪!?森に消える白い家・幻の黒髪の美女は敵か味方か…湖に捨てられた木箱の謎?蛍の里山に渦巻く悲しき欲と業」(7月6日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「松本清張特別企画 共犯者 夫を殺して!報酬は5000万円…整形手術で成功を手にした女社長が堕ちた罠!!福岡から東京へ…封印した過去から迫る謎の脅迫者!傑作清張サスペンス」(9月30日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「松本清張二夜連続ドラマスペシャル 第一夜 地方紙を買う女〜作家・杉本隆治の推理 金沢の地方紙で連載している推理小説を、東京の女性から購読したいという依頼があったことを聞き、疑念を抱くことから始まる傑作ミステリー!」(3月12日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「松本清張二夜連続ドラマスペシャル 第二夜 黒い樹海 唯一の肉親である姉を事故で亡くした新聞記者・祥子。その事故に隠された姉の嘘と秘密とは…。松本清張の傑作が再び甦る!!」(3月13日放送)ネタバレ批評(レビュー)

【その他】
・『眼の壁』から出題がありました。
「ミステリーキューブ 名作ミステリーを凝縮▽華麗なトリックを見破り密室から脱出せよ!▽松本清張が仕掛けたわなに挑戦だ」(8月20日放送)ネタバレ批評(レビュー)

【特報】松本清張先生、未収録短編発見さる!!その名も『女に憑かれた男』!!

【2015年】松本清張先生『女に憑かれた男』に続く未収録短編作品見つかる!!その名は『渓流』とのこと!!

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2016年03月30日

「ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖」第32話「二重人格」(作画・星野泰視 原作・アガサ・クリスティー、小学館刊『ビッグコミックオリジナル』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

「ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖」第32話「二重人格」(作画・星野泰視 原作・アガサ・クリスティー、小学館刊『ビッグコミックオリジナル』連載中)ネタバレ批評(レビュー)です!!

登場人物一覧:
英玖保嘉門:往年の名探偵、引退を考えていたが……。ポアロポジション。
朝倉平助:英玖保の元助手、ブラジルから帰国した。ヘイスティングズポジション。
日之元警部:英玖保や朝倉と知己の警部。共に多くの事件を解決した英玖保を信頼している。
布村女史:英玖保嘉門の古馴染、ライバルにして同志。

ABC:英玖保に挑戦状を送り付けた犯人。
阿部力:『歯車』に執着する男。
馬老大人:華僑の元締。英玖保の依頼人。

芦屋留三:安の別れた夫。
芦屋安:煙草屋を経営する老女、第一の被害者。
土浦まり子:安の姪。

坂東美代:弁天島のカフェに勤める女給。第二の被害者。
鳴門降三:美代の婚約者。
たま:美代の姉。
灰川善太郎:静岡県警察部長。
片山清:浜松署署長。
黒武:浜松署の刑事。実は英玖保のファン。

千代田千寿郎:千倉に住む富豪。第三の被害者。
千代田祐司郎:千寿郎の弟。
ソーラ・グレコワ:千寿郎の女性秘書。

有野:映画館で殺害された第四の被害者。

<32話あらすじ>

〜〜〜これまでのあらすじ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

バーバラ・アレンの死の真相を暴いた名探偵・英玖保嘉門。
そんな英玖保に「ABC」を名乗る人物から挑戦状が届く!!

犯行を阻止しようとする英玖保だが「ABC」からの挑戦状通り4件の連続殺人が発生。

「A」で「浅草」の「芦屋安」。
「B」で「弁天島」の「坂東美代」。
「C」で「千倉」の「千代田千寿郎」。
「D」で「田園調布」の「有野」。

既に4人もの被害者が出てしまった。
そんな中、容疑者とされた阿部が遂に逮捕されることに。

・前回はこちら。
「ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖」第31話「英玖保の疑問」(作画・星野泰視 原作・アガサ・クリスティー、小学館刊『ビッグコミックオリジナル』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

英玖保は祐司郎、ソーラ、まり子、鳴門、たまたちを前に今回の事件を振り返っていた。
今回の事件にはいろいろ腑に落ちない点が多いらしい。

中でも最大の違和感は犯人とされる阿部に坂東美代殺害時のアリバイがあったことだ。
しかし、日之元警部はそれでも時間的にはギリギリで犯行可能と主張する。

続いて英玖保は「ABC事件」に不自然な点があると改めて指摘。

例えば、殺害方法。
凶器が犯行毎に次々と変わっているのは何とも不可思議であった。

例えば、予告状。
3件目だけ英玖保ではなく新聞社宛であった。

例えば、被害者。
4件目だけは予告と異なる人物が殺害された。

例えば、殺害状況。
これも4件目だけは衆人環視の中で行われた。

他にも英玖保は次々と不自然な点を挙げ、阿部が犯人ではないかもしれないと述べる。
だが、それは同時に「かもしれない」だけで「犯人ではない」とは言い切れないものであった。

それでも英玖保は今回の犯人が阿部とは思えないと主張する。
用意周到と思われる犯人像に阿部がそぐわないからだ。

しかし、布村女史は阿部が二重人格なのだと反論する。
2つの人格による犯行ならば犯人像と重ならないのも頷けるからだ。

だが、英玖保は専門医から阿部が二重人格ではないとの証言を得ていた。
英玖保は阿部が犯人ではなく、別の犯人が居るとすれば全ての疑問が解決すると宣言する―――33話に続く。

<感想>

エルキュール・ポワロが名探偵・英玖保嘉門として我々ファンの前に再臨しました!!
この英玖保嘉門、まさにポアロそのものの容姿です。
そして、その助手である朝倉もまた、まさに和製ヘイスティングズとの風貌。
これはかなり期待出来そうな作品ではないでしょうか。

遂にそんな本作の1巻と2巻が発売予定、見逃すな!!

その32話、サブタイは「二重人格」。

英玖保の疑問点はすなわち彼がこの事件に抱いた違和感に他ならない。
それは「予告状と時刻表を除き、連続殺人の必要性が感じられないこと」か。
つまり「この連続殺人はそれ自体が目的ではなく別の目的を以て取り繕われたもの」であることを示すのだろう。

遂に物語も終盤戦に突入か。
「名探偵、皆を集めてさてと言い」といったところ。
これまでの手掛かりをまとめると。

・第四の殺人は法則が破られている。
・第三の殺人だけは挑戦状が届くのが遅れている。
・田園調布に居た阿部を追いたてたのは誰だったか?
・映画館での犯行は暗闇に紛れてのことで阿部とは確認出来ていない。

つまり、第四の殺人は阿部の犯行に偽装する為のもの。
当然、犯人が阿部に変装していたことになる。
犯行可能なのは阿部を映画館まで追いたてた人物のみ。
そして、第三の犯行で利益を得たのは……その人物が犯人!!

英玖保は「ABC」の奸智を破ることが出来るのか!?
次回にも注目です!!

なお、3話までの原作『厩舎街の殺人』は早川書房『死人の鏡』収録作品なので興味のある方はチェックするべし!!

そうそう、ポアロと言えばデビッド・スーシェ版「名探偵ポワロ」のBlu-ray BOX化が明らかになりました。
なんと、2ボックス構成でそれぞれ「BOX1」が2015年11月3日、「BOX2」が2015年12月18日発売予定とのこと。

【注目せよ】遂にデビッド・スーシェ版「名探偵ポワロ」Blu-ray BOXが発売決定とのこと!!

さらに、アガサ・クリスティーと言えば2015年末に『そして誰もいなくなった』がミニドラマシリーズ化されることも判明!!

【2015年】『そして誰もいなくなった』ミニドラマシリーズ版が製作中とのこと!!

さらにさらに「トミーとタペンス ―2人で探偵を―」が2015年10月からNHKさんで放送されました!!

【朗報】英国ドラマ「トミーとタペンス ―2人で探偵を―」がNHKさん日曜23時枠にて放送開始とのこと!!

他にも2015年1月には三谷幸喜先生版「オリエント急行の殺人」が2夜に渡って放送されました。
こちらでのポアロポジションは「勝呂武尊」。

フジテレビ開局55周年特別企画「オリエント急行殺人事件 第1夜(前編) 原作アガサ・クリスティ 黒幕三谷幸喜 史上最も豪華な容疑者たち・世紀の話題作は今夜発進!」(1月11日放送)ネタバレ批評(レビュー)

フジテレビ開局55周年特別企画「オリエント急行殺人事件 第2夜(後編) 原作アガサ・クリスティ 黒幕三谷幸喜 犯人側から事件を描く世界が初めて目にする復讐劇・今夜完結!」(1月12日放送)ネタバレ批評(レビュー)

過去には赤冨士鷹も居ましたし、今度は勝呂武尊に英玖保嘉門とポアロこそ、まさに八面六臂の活躍を示す怪人物となりつつあるようです。
同時にこれはシャーロック・ホームズに続くエルキュール・ポアロブーム到来の兆しか!?

それを証明するように「カフェ・ポアロ」も期間限定オープン。
こちらは2015年2月27日(金)まででした。

さらに幻のシリーズ続編『ポアロとグリーンショアの阿房宮』も2015年1月9日に発売!!

2015年はポアロがブームに!?先駆けとなる「カフェ・ポアロ」が期間限定でオープンとのこと!!

やっぱりポアロブーム!!幻のポアロシリーズ続編『ポアロとグリーンショアの阿房宮』が2015年1月9日発売!!

ポアロシリーズと言えば、公式に正統続編として認められた『モノグラム殺人事件』もあります。
ファンはチェックせよ!!

これまでの登場人物一覧:
英玖保嘉門:往年の名探偵、引退を考えていたが……。ポアロポジション。
朝倉平助:英玖保の元助手、ブラジルから帰国した。ヘイスティングズポジション。

・「厩舎街の殺人」編(1話から3話まで)
馬老大人:華僑の元締。英玖保の依頼人。
加藤警部:地元の警部。
バーバラ・アレン:被害者。
プレンダーリース:バーバラと同居していた女性。
西喜一郎:バーバラの婚約者。
ユースタス:バーバラの元夫。貿易商。

・「ABC殺人事件」編(4話以降)
日之元警部:英玖保や朝倉と知己の警部。共に多くの事件を解決した英玖保を信頼している。
布村女史:英玖保嘉門の古馴染、ライバルにして同志。
ABC:英玖保に挑戦状を送り付けた犯人。
阿部力:『歯車』に執着する男。
馬老大人:華僑の元締。英玖保の依頼人。
芦屋留三:安の別れた夫。
芦屋安:煙草屋を経営する老女、第一の被害者。
土浦まり子:安の姪。
坂東美代:弁天島のカフェに勤める女給。第二の被害者。
鳴門降三:美代の婚約者。
たま:美代の姉。
灰川善太郎:静岡県警察部長。
片山清:浜松署署長。
黒武:浜松署の刑事。実は英玖保のファン。
千代田千寿郎:千倉に住む富豪。第三の被害者。
千代田祐司郎:千寿郎の弟。
ソーラ・グレコワ:千寿郎の女性秘書。
有野:映画館で殺害された第四の被害者。

◆関連過去記事
「ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖」第1話(作画・星野泰視 原作・アガサ・クリスティー、小学館刊『ビッグコミックオリジナル』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

「ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖」第2話「南京街の事件」(作画・星野泰視 原作・アガサ・クリスティー、小学館刊『ビッグコミックオリジナル』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

「ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖」第3話「死の真相」(作画・星野泰視 原作・アガサ・クリスティー、小学館刊『ビッグコミックオリジナル』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

「ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖」第4話「手紙」(作画・星野泰視 原作・アガサ・クリスティー、小学館刊『ビッグコミックオリジナル』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

「ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖」第5話「戒厳令下の殺人」(作画・星野泰視 原作・アガサ・クリスティー、小学館刊『ビッグコミックオリジナル』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

「ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖」第6話「英玖保の憂い」(作画・星野泰視 原作・アガサ・クリスティー、小学館刊『ビッグコミックオリジナル』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

「ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖」第7話「歯車の男」(作画・星野泰視 原作・アガサ・クリスティー、小学館刊『ビッグコミックオリジナル』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

「ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖」第8話「第二の手紙」(作画・星野泰視 原作・アガサ・クリスティー、小学館刊『ビッグコミックオリジナル』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

「ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖」第9話「弁天島へ」(作画・星野泰視 原作・アガサ・クリスティー、小学館刊『ビッグコミックオリジナル』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

「ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖」第10話「湖畔の殺人」(作画・星野泰視 原作・アガサ・クリスティー、小学館刊『ビッグコミックオリジナル』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

「ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖」第11話「第二の被害者」(作画・星野泰視 原作・アガサ・クリスティー、小学館刊『ビッグコミックオリジナル』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

「ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖」第12話「捜査方針」(作画・星野泰視 原作・アガサ・クリスティー、小学館刊『ビッグコミックオリジナル』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

「ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖」第13話「第三の手紙」(作画・星野泰視 原作・アガサ・クリスティー、小学館刊『ビッグコミックオリジナル』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

「ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖」第14話「第三の被害者」(作画・星野泰視 原作・アガサ・クリスティー、小学館刊『ビッグコミックオリジナル』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

「ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖」第15話「秘書の証言」(作画・星野泰視 原作・アガサ・クリスティー、小学館刊『ビッグコミックオリジナル』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

「ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖」第16話「千代田千寿郎の妻」(作画・星野泰視 原作・アガサ・クリスティー、小学館刊『ビッグコミックオリジナル』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

「ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖」第17話「遺族会議」(作画・星野泰視 原作・アガサ・クリスティー、小学館刊『ビッグコミックオリジナル』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

「ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖」第18話「遺書」(作画・星野泰視 原作・アガサ・クリスティー、小学館刊『ビッグコミックオリジナル』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

「ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖」第19話「ソーラの失踪」(作画・星野泰視 原作・アガサ・クリスティー、小学館刊『ビッグコミックオリジナル』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

「ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖」第20話「化粧水」(作画・星野泰視 原作・アガサ・クリスティー、小学館刊『ビッグコミックオリジナル』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

「ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖」第21話「阿部の不安」(作画・星野泰視 原作・アガサ・クリスティー、小学館刊『ビッグコミックオリジナル』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

「ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖」第22話「第四の手紙」(作画・星野泰視 原作・アガサ・クリスティー、小学館刊『ビッグコミックオリジナル』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

「ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖」第23話「人相書き」(作画・星野泰視 原作・アガサ・クリスティー、小学館刊『ビッグコミックオリジナル』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

「ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖」第24話「宿帳」(作画・星野泰視 原作・アガサ・クリスティー、小学館刊『ビッグコミックオリジナル』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

「ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖」第25話「予告前夜」(作画・星野泰視 原作・アガサ・クリスティー、小学館刊『ビッグコミックオリジナル』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

「ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖」第26話「遭遇」(作画・星野泰視 原作・アガサ・クリスティー、小学館刊『ビッグコミックオリジナル』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

「ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖」第27話「逃避行」(作画・星野泰視 原作・アガサ・クリスティー、小学館刊『ビッグコミックオリジナル』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

「ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖」第28話「“D”の事件」(作画・星野泰視 原作・アガサ・クリスティー、小学館刊『ビッグコミックオリジナル』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

「ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖」第29話「阿部の証言」(作画・星野泰視 原作・アガサ・クリスティー、小学館刊『ビッグコミックオリジナル』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

「ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖」第30話「消えた英玖保」(作画・星野泰視 原作・アガサ・クリスティー、小学館刊『ビッグコミックオリジナル』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

「ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖」第31話「英玖保の疑問」(作画・星野泰視 原作・アガサ・クリスティー、小学館刊『ビッグコミックオリジナル』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

◆関連過去記事
【書評(レビュー)】
・「ホロー荘の殺人」ネタバレ書評(レビュー)
「ホロー荘の殺人」(アガサ・クリスティー著、中村能三訳、早川書房刊)

『オリエント急行の殺人』(アガサ・クリスティー著・山本やよい訳 、早川書房刊)ネタバレ書評(レビュー)

・ポアロシリーズ最終作「カーテン」ネタバレ書評(レビュー)はこちらから。
「カーテン」(アガサ・クリスティー著・中村能三訳 、ハヤカワ書房刊)

「ねじれた家」(アガサ・クリスティ著、早川書房刊)ネタバレ書評(レビュー)

【映像化作品】
フジテレビ開局55周年特別企画「オリエント急行殺人事件 第1夜(前編) 原作アガサ・クリスティ 黒幕三谷幸喜 史上最も豪華な容疑者たち・世紀の話題作は今夜発進!」(1月11日放送)ネタバレ批評(レビュー)

フジテレビ開局55周年特別企画「オリエント急行殺人事件 第2夜(後編) 原作アガサ・クリスティ 黒幕三谷幸喜 犯人側から事件を描く世界が初めて目にする復讐劇・今夜完結!」(1月12日放送)ネタバレ批評(レビュー)

【映画化関連情報】
【速報】ミス・マープルものがディズニーで映画化されるとのこと!!

アガサ・クリスティ原作「ねじれた家(Crooked House)」が映画化!!

アガサ・クリスティー原作映画「ねじれた家」キャスト発表!!

シュワちゃんがアガサ・クリスティ原作映画に出演!?「そして(敵が)誰もいなくなった」な映画のタイトルは「サボタージュ(原題)」!!

映画「オリエント急行殺人事件」がリメイクとのこと!!

【イベントその他】
アガサ・クリスティー生誕120年展覧会開催中!!

金沢にてアガサ・クリスティー原作「検察側の証人」舞台上演決定!!

舞台「検察側の証人」東京公演決定!!

「名探偵ポワロ」ニュー・シーズン DVD-BOX3は2010年12月3日発売開始!!

アガサ・クリスティ「ポアロにうんざり」発言にファン「え〜〜〜っ!!」と叫ぶ

「ザ・リッツ・カールトン大阪」にて「アガサ・クリスティー ナイト」開催!!

【注目】「アガサ・クリスティ大事典」が話題に

「名探偵ポワロ DVDコレクション」刊行中!!

アガサ・クリスティー『オリエント急行の殺人』が初の邦版翻案ドラマ化!!その名は「オリエント急行殺人事件」!!

2014年の今もポアロシリーズ続編が刊行されていた!?その名も『モノグラム殺人事件』(早川書房刊)に注目せよ!!

2015年はポアロがブームに!?先駆けとなる「カフェ・ポアロ」が期間限定でオープンとのこと!!

やっぱりポアロブーム!!幻のポアロシリーズ続編『ポアロとグリーンショアの阿房宮』が2015年1月9日発売!!

【注目せよ】遂にデビッド・スーシェ版「名探偵ポワロ」Blu-ray BOXが発売決定とのこと!!

「ABC殺人事件 名探偵・英久保嘉門の推理手帖(1): ビッグ コミックス」です!!
ABC殺人事件 名探偵・英久保嘉門の推理手帖(1): ビッグ コミックス





「ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖(2): ビッグ コミックス」です!!
ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖(2): ビッグ コミックス





「ABC殺人事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)」です!!
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これを読めばあなたもアガサ・クリスティー通!!
「アガサ・クリスティー完全攻略」です!!
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こちらもアガサ通必読の書!!
「アガサ・クリスティ大事典」です!!
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「名探偵ポワロ Blu-ray BOX1」です!!
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「名探偵ポワロ Blu-ray BOX2」です!!
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こちらは「名探偵ポワロ 全巻DVD-SET」です!!
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posted by 俺 at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画批評(レビュー) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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