2016年03月10日

「実は私は」第1話から第150話まで(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)まとめ

「実は私は」第1話から第150話まで(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)まとめです。

ネタバレあります、注意!!

登場人物一覧:
黒峰朝陽:主人公、通称「アナザル」。
白神葉子:朝陽の意中の人物。ある秘密が……。
紫々戸獅狼:葉子の幼馴染。彼もまたある秘密を……。
紫々戸獅穂:葉子の幼馴染。彼女もまたある秘密を……。

藍澤渚:クラス委員長。彼女にも秘密が……。
藍澤涼:渚の兄、意外な形で登場することに……。
紅本茜:紅本の親族らしい。彼女にも秘密が……。
紅本明里:教師。彼女にも秘密が……。
黄龍院凛:33話より登場した謎の少女。彼女にも秘密が!?
黄龍丸:凛が駆るドラゴン。52話にて意外な正体が明らかに。

朱美みかん:朝陽の幼馴染。新聞部所属。通称「外道クイーン(オレンジ)」。
岡田:朝陽の友人の1人。通称・岡。眼鏡が特徴。割と友人想いの様子。146話にてフルネームが「岡田奏」と判明。
嶋田:朝陽の友人の1人。通称・嶋。軽い。124話にてフルネームが「嶋田結太」と判明。
桜田:朝陽の友人の1人。通称・サクラ。渋い。
フクちゃん:「福の神見習い」を名乗る眼鏡。
フクの介:フクちゃんの先輩。やはり眼鏡。
フク太郎:フクちゃんとフクの介の先輩。やはり眼鏡。
フク蔵:フクちゃんとフクの介とフク太郎の先輩。やはり眼鏡。
手崎:文字通り茜の手先な料理教室のシェフ。

朝陽の父:朝陽の家族。22話に初登場。
朝陽の母:朝陽の家族。22話に初登場。
黒峰鳴:朝陽の妹。22話、28話、48話に登場。48話にて名前と顔が判明。92話で高校に進学。
白神源二郎:吸血鬼。額に十字傷を抱く巨人。39話にて名前が判明。
白神桐子:葉子の母で人間。和服の美女。38話にて名前が判明。
銀華恋:茜に続く第2のツノツキ……の筈だったが。58話から登場。

緑苑坂弓:朝陽たちの副担任、実は源二郎。92話から登場。
桃地結香:忍者少女、92話(実際は105話)から登場。ある秘密が……。
黄龍院閃:鳴、結香のクラスメートの男子。瓶底眼鏡に腰の日本刀がトレードマーク。132話で苗字が判明。
水奈川咲:結香、閃、鳴のクラスメート。109話から登場。ある秘密が……。
箱入り娘:114話終盤に登場した謎の人物!?

稲葉:葉子のクラスメイト。
松本:葉子のクラスメイト。
佐々木:葉子のクラスメイト。彼氏と別れたばかり。

<あらすじ>

〜〜〜これまでのあらすじ〜〜〜〜

「アナザル」こと「絶対に秘密を守れない男」黒峰朝陽は憧れのヒロイン・白神葉子の秘密を知ってしまった。
その秘密とは「白神葉子がハーフの吸血鬼である」こと。
朝陽は葉子の為に、この秘密を守らねばならない―――。
取り巻く人々を相手に、朝陽は秘密を守り抜くことが出来るのか?

矢先、実は宇宙人であった委員長・渚、狼男で肉食系女子な獅穂、悪魔っ娘の茜、未来人の凛、幼馴染のみかん、天使の華恋も加わって……。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

◆関連過去記事
「実は私は」第1話から第140話まで(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)まとめ

「実は私は」第141話「紅本先生とさくらさんB」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「実は私は」第142話「紅本先生とさくらさんC」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「実は私は」第143話「紅本先生を取り返そう!」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「実は私は」第144話「クラスメイトと仲良くしよう!」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「実は私は」第145話「朱美みかんと黒峰朝陽」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「実は私は」第146話「岡田奏と朱美みかん」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「実は私は」第147話「岡田奏と朱美みかんA」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「実は私は」第148話「岡田奏と朱美みかんB」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「実は私は」第149話「岡田奏と朱美みかんC」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「実は私は」第150話「黒峰朝陽と岡田奏と朱美みかん」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

<感想>

「週刊少年チャンピオン」にて「さくらDISCORD」を連載されていた増田英二先生の新作。
「さくらDISCORD」は未読の管理人ですが、1話を読んで注目している作品です。
コミックス1巻に続き2巻、3巻、4巻、5巻、6巻、7巻、8巻、9巻、10巻、11巻、12巻、13巻、14巻、15巻も重版出来とのことで目出度い。さらに16巻も発売。
そして、本作かなり面白い!!

2015年7月にはアニメ化も果たしており、シーズン2製作の報が待たれます。

【第EXTRA話】アニメ版「実は私は」スタッフさんとキャストさんの一部を明らかにされよう!

さて、141話から150話までの注目ポイントは2つ。

1.紅本明里とさくらが晴れて交際開始。
2.みかんと岡もカップル成立。

これにより、「さくらと明里」、「岡とみかん」、「嶋と獅穂」とカップルが確定。
「朝陽と葉子」も確定してるし「渚の去就」が気になるところ。
それと「箱入り娘」も気になりますね。

そう言えば、上でもお伝えした通りコミックス15巻も発売。
表紙は1巻の葉子、2巻の渚、3巻の獅穂、4巻の茜、5巻のフクちゃんとみかん、6巻の凛、7巻の明里さんに続き、8巻が銀華恋、9巻が渚とみかんのコンビ、10巻が1周回って葉子、11巻は獅穂と凛コンビ、12巻は緑苑坂弓と桐子の夫婦コンビ、13巻は桃地結香、14巻は水奈川咲と葉子に!!
そして15巻は獅穂たち三人娘に!!ああ、嶋よ……。
こうなると16巻は「明里とさくら」か「明里、茜、華恋」かなぁ。

ちなみに、上記のあらすじは本作の魅力を伝えられるよう改変を加えてまとめていますが、その面白さを伝えきれていません。
やっぱり、あの絵とコマ割りなどのテンポあっての本作。
是非、「週刊少年チャンピオン」本誌を読んで欲しい。

もう1度繰り返しましょう。
本作に興味を持たれた方には、是非、「週刊少年チャンピオン」本誌を捜して読んで欲しい。
最近の「週刊少年チャンピオン」は本作など本当に粒揃いでクオリティが高い作品が多い。
注目の雑誌の1つと言えるでしょう。

「実は私は(16): 少年チャンピオン・コミックス」です!!
実は私は(16): 少年チャンピオン・コミックス



「実は私は(15): 少年チャンピオン・コミックス」です!!
実は私は(15): 少年チャンピオン・コミックス



こちらはキンドル版「[まとめ買い] 実は私は」です!!
[まとめ買い] 実は私は





キンドル版「透明人間の作り方 (少年チャンピオン・コミックス)」です!!
透明人間の作り方 (少年チャンピオン・コミックス)





キンドル版「[まとめ買い] さくらDISCORD」です!!
[まとめ買い] さくらDISCORD



posted by 俺 at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画批評(レビュー) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「ヒガンバナ〜警視庁捜査七課」9話「資産家殺害!犯人は家政婦か娘か?」(3月9日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「ヒガンバナ〜警視庁捜査七課」9話「資産家殺害!犯人は家政婦か娘か?」(3月9日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

資産家の長井(久保晶)の家に強盗が入り、長井は死亡。彼の身の回りの世話を長年担当してきた家政婦の晴子(斉藤由貴)も怪我を負った。部屋から金庫が盗まれていたことから、天涯孤独だった長井の資産を狙う何者かによる犯行の線で捜査が進む中、長井の娘を名乗る女・優香(新妻聖子)が現れる。雪乃(檀れい)たちヒガンバナの面々は、遺産にしか興味のない“ゲス女”の優香と、いかにも胡散臭そうな弁護士の道重道重(山中聡)を疑うが、2人の捜査は一課が行うことに。
一方、謙人(DAIGO)は渚(堀北真希)の行きつけの定食屋でバイトしながら渚の父・悟が亡くなった20年前の事件について調査することを決意。取材を進めていく中で、神藤(佐野史郎)やすみれ(大地真央)、警視副総監の久米(寺泉憲)ら、悟の当時の同僚が事件に関わっているのではないかと疑っていた。
優香のDNA鑑定が進む中、晴子の証言で作られた似顔絵が道重に似ていたことから、一課の捜査は急展開。しかし、晴子が所属する人材派遣会社の社長で警察OBの海原(ダンカン)に会いに行った渚は、かつて父の同僚だった彼の中に渦巻いている“悪意”を敏感に感じ取る。
同じ頃、突然自殺した先輩刑事の死因についての調査を北条(平山浩行)に依頼していた雪乃は、妻を亡くした彼が借金をしてまで世話になっていた“家政婦”に貢いでいたことを知り、晴子への疑いを深めていた…。
(公式HPより)


では、続きから(一部、あらすじと重複あり)……

捜査七課に所属する渚は高い共感能力を用いて被害者とシンクロすることが出来る刑事である。

そんな渚たちが今回担当した事件は「資産家・長井殺人事件」。
資産家で知られる長井宅に強盗が入り、手提げ金庫を奪うと長井を殺害し逃亡したのだ。
長井を介護していた家政婦の晴子によれば「犯人はマスクの男」だそうだが……。

現場を訪れた渚は「お前なんて家族じゃない!!」との声を拾う。

一方、雪乃は先輩である神部刑事が死亡したことを知る。
何でも自殺なのだそうだが……。

矢先、長井殺害事件に新展開が訪れる。
彼の娘を名乗る優香なる女性が現れたのだ。
長井は天涯孤独な身の上であり、優香の申し出が正しければ彼女が遺産の全てを相続することになる。
優香の弁護士・道重は「彼女こそ正当後継者」と訴えるが。

「ヒガンバナ」メンバーは遺産のことしか口にしない優香に猛反発。
その罪を暴いてやろうと、長井と優香のDNA鑑定に乗り出す。

その頃、謙人は20年前に起こった渚の父・来宮悟の死について再調査を行っていた。
狩野の犯行とされたソレだが、どうにも不審な点が多いことに気付いたのだ。
すると、当時に悟が勤務していた大森南署に神藤やすみれらが在籍していたことが判明。
さらに、警視副総監の久米までもが名を連ねていた。
いわば、事件関係者が悉く大出世を遂げていたのである。

晴子から何の感情も読み取れなかった渚は彼女を調べることに。
晴子が所属する人材派遣会社の社長・海原は人懐こい笑顔を浮かべる中年男性で元大森南署の警官であった。
神藤らとも親しく悟とも面識があったと語る彼に、渚は悪意を見て取ることに。

矢先、神部が家政婦として出入りしていた晴子に貢いでいたことが判明。
神部はこれを苦にして自殺したらしい。

さらに、晴子の証言により道重が強盗犯として連行される。
しかも、道重の共犯として優香までもが容疑の対象に。
一課が取調に乗り出し、捜査を外される「ヒガンバナ」であったが。

直後、DNA鑑定の結果から優香と長井が親娘であることが明らかとなる。
つまり、優香が長井を殺害する動機が存在しないのだ。

特別縁故者として晴子にも遺産相続の権利があることを知った渚は晴子への疑いを深める。
こうして、晴子と海原を調べ始めることに。
調べられていることに気付いた海原は何やら連絡を……。

翌日、神藤により「ヒガンバナ」メンバーへの監視が開始。
さらに、久米から「ヒガンバナ」廃止の提案書が提出されてしまう。
「ヒガンバナ」は解体の危機に曝されたのだ。

同じ頃、謙人は大森南署に裏金疑惑があったことを突き止めていた。
これには当時のすみれや海原が関与していたとのことだが―――最終話(10話)へ続く。

<感想>

「ヒガンバナ〜女たちの犯罪ファイル」が遂に連続ドラマ化!!
その名も「ヒガンバナ〜警視庁捜査七課」、その9話です。

ヒガンバナの前に最大の敵が立ち塞がることに。
それは「絶対悪女・晴子」と「20年前の事件の真相」であり「彼らの上層部」であった。

晴子は海原と共謀し、標的から金銭を奪っていたのでしょう。
この標的となったのが神部や長井だったのか。
だとすれば、他にも被害者は居そうだなぁ。

そして、だいぶ20年前の事件の真相が見えて来ましたね。
おそらく、当時の大森南署の署長であった久米や神藤が裏金工作を行っており、すみれや海原もこれに関与していた。
その事実を悟が突き止め、告発しようとしていた為に彼らにより殺害されたものか。
直接の実行犯は海原であり、だからこそ弱味を握られた久米は海原を保護せざるを得ないと言ったところか。
でもって、海原の犯行を謙人によるものと誤解した狩野が庇ったとかかな。

ただ、すみれはわざわざ「ヒガンバナ」メンバーに渚を加えているし、悟排除に対して罪の意識を持っている様子。
また、「ヒガンバナ」創設はすみれの悲願だった筈。
だからこそ神藤らに協力していたのに、これが廃止となれば裏切るだろうなぁ。

海原と晴子は久米らの庇護があるから手出し出来ない状態なので、この庇護が失われれば渚たちが逮捕出来る。
だとすれば、すみれが相討ち覚悟で20年前の真相を公開し久米と神藤を失脚させる流れになりそうかな。
これに謙人らも協力するといったところになりそうな予感。

ちなみに、檀れいさん演ずる雪乃が「神部さん」と口にしたときに「神戸さん」と空耳してしまったのは秘密です。
「神戸」と聞いて、檀れいさんのご主人である及川光博さん演ずる「神戸尊」が思い浮かぶのは「相棒」ファンの性でしょうか。

相棒season8 10話「特命係、西へ!死体が握っていた数字と、消えた、幻の茶器の謎 東京〜京都・連続殺人と420年前の千利休の死の秘密が繋がる!?」(1月1日放送分)ネタバレ批評(レビュー)

そう言えば、渚のシンクロ能力は事件解決よりも事件捜査に先入観を与えて混乱させることの方が多い(今回の「お前なんて家族じゃない」=「家族の犯行」とのミスリードとか)ような気がするなぁ。
ミスリードに繋げる為なのだろうけど違和感が残る……。

とはいえ、いよいよ次回は最終回。
次回も要注目です!!

◆関連過去記事
「ヒガンバナ〜警視庁捜査七課」1話「殺害現場に残る真実の声」(1月13日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「ヒガンバナ〜警視庁捜査七課」2話「誘拐犯の謎の指令…!真の目的とは」(1月20日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「ヒガンバナ〜警視庁捜査七課」3話(1月27日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「ヒガンバナ〜警視庁捜査七課」4話「愛の悲劇…女性科学者が謎の爆死!」(2月3日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「ヒガンバナ〜警視庁捜査七課」5話「嫉妬と羨望…天才バレリーナの悲劇」(2月10日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「ヒガンバナ〜警視庁捜査七課」6話「明かされる秘密!父を殺した男の謎」(2月17日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「ヒガンバナ〜警視庁捜査七課」7話「宿命の2人…明かされる衝撃の真実」(2月24日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「ヒガンバナ〜警視庁捜査七課」8話「仲間が逮捕!?殺された暴行犯の謎」(3月2日放送)ネタバレ批評(レビュー)

【2016年1月】日本テレビ系「ヒガンバナ」が連続ドラマ化されるとのこと!!

「ヒガンバナ〜女たちの犯罪ファイル [DVD]」です!!
ヒガンバナ〜女たちの犯罪ファイル [DVD]



「ヒガンバナ 警視庁捜査七課 STORY BOOK」です!!
ヒガンバナ 警視庁捜査七課 STORY BOOK



キンドル版「ヒガンバナ 警視庁捜査七課 STORY BOOK」です!!
ヒガンバナ 警視庁捜査七課 STORY BOOK

posted by 俺 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする