原作である『東京帝大叡古教授』については過去にネタバレ書評(レビュー)していますね。
・『東京帝大叡古教授』(門井慶喜著、小学館刊)ネタバレ書評(レビュー)
そのドラマ版ですが、キャストは主人公・宇野辺叡古に藤木直人さん。
他に宇梶剛士さん、浅野ゆう子さん、田中直樹さん、白洲迅さん、武田鉄矢さんらが出演されるとのこと。
また、舞台を現代に移してのドラマ化となるそうです。
原作はあの時代背景だったからこその作品でしたが、かなり大胆なアレンジが施されているのかも!?
特に阿蘇藤太のアレは流石に無理だろうし。
ちなみに主人公である「宇野辺叡古」の名は「ウンベルト・エーコ」氏が由来。
モデルとなったウンベルト・エーコ氏は2016年2月19日に亡くなられています。
これまたちなみに、ドラマ版のあらすじは次の通り。
<あらすじ>
捜査のたびにヘマばかりやらかしている警視庁捜査一課の刑事・南波陽人(田中直樹)はある日、捜査一課長・五十嵐修(武田鉄矢)に呼び出される。なんでも、南波の母校である帝都大学の法学部教授に『犯罪捜査百年史』なる本の監修を頼んでいたが、制作中止になってしまったため、謝罪に行ってほしいというのだ。南波は「こんなことをするために刑事になったわけじゃない…」と不本意ながらも、手土産を片手に帝都大学へ。だが、そこで思いがけない事件に遭遇する。次期学長候補だった医学部教授・高寺保の遺体が、講堂で見つかったのだ! しかも、高寺の遺体は舞台の天井からロープで吊るされ、どん帳には謎の数字を羅列した暗号が残されていた…。そんな不可解極まりない事件現場へ、興味深げに「この事件には物語がありそうだ」とつぶやく男が姿を現す。その男こそは南波が会いに行った人物――地球上のあらゆる学問に精通する文系の天才で、「知の巨人」の異名を取る宇野辺叡古(藤木直人)だった!
南波ら捜査一課はさっそく捜査を開始。その矢先、あろうことか事件現場から叡古が愛用しているパイプ用のタバコの葉が見つかる! どうやら犯人は叡古を犯人に仕立て上げようとしたらしい…。一体なぜ犯人は事件を起こすに至り、さらには叡古を巻き込もうとしたのか!? その“物語”を読み解こうと立ち上がった叡古は、助手の阿蘇藤太(白洲迅)とともに、暗号の解明に着手。一方、捜査一課は容疑者として副学長・戸村麻美(浅野ゆう子)ら、被害者と次期学長の座を争っていた大学関係者たちにも目を付けるが、捜査は難航し…。
事件の早期解決を目指し、五十嵐は叡古を捜査アドバイザーに任命。捜査一課係長・川添徳治(宇梶剛士)からお目付け役を命じられた南波は、しぶしぶ叡古と行動を共にする。そんな中、帝都大学内で第二の教授殺害事件が発生! しかも、現場にはまたしても謎の暗号が残されており…。
(公式HPより)
こうしてあらすじを見る限り、展開こそ宇野辺叡古に容疑が向かうなど似通っているものの、原作とは異なる点が多い様子。
要注目せよ!!
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・『東京帝大叡古教授』(門井慶喜著、小学館刊)ネタバレ書評(レビュー)