作中に出てきた場合、本編とは割と無関係な人。
ミステリでは間違っても犯人ではない。
よく、登場人物の水増しに使われる?
<使用例>
「えーと、名前ですか…ははは、よく訊かれるんですけどね。
ええ、云えないんです。
何しろ、謎の人物なもんで。
ええ、はい、そうなんです。
謎なんです。
いや、決して名前を考えていないわけでは……
あの、どちらに行かれるんですか?
えっ、捜査に戻る?
確認なんですが、私、容疑者ですよね。
容疑者放っといていいんですか?
え、容疑は晴れた?
何でですか?
ちょっ、困りますよ。
一応、ラストまでは疑ってもらわないと。
作者にそういう役割振られてるんだから。
今、なんて?
謎の人物なんて、最近の読者は引っかからない?
ごもっともですけど、これも仕事なもんで。
ちょっ、ちょっと、待って下さい……困るってばもう」