今回、ちょっとネタバレあります。注意!!
本格にとっては針と糸の密室以外をさす。
京極堂にとっては、第一発見者の能力を疑うべき指針。
東野圭吾の作品ではその初期作品を除き忌むべきもの。
西澤保彦の作品では超能力によって解決されるが論理的。
探偵Xからの挑戦状では、テリアが空を飛ぶことによって出来あがる状況。
ひとつの密室につき、一匹のテリアの貴重な命が失われていると思われる。大変、心が痛む。
余計な御世話だが、これについて動物愛護団体がクレームを入れないかが心配である。
管理人にとっては、ミステリ用語辞典「密室」を参照。詳しくはこちら。
<使用例>
とある街角。人々が凍りついたように動かない。
その視線はたった一か所に集まっていた。
虚空に浮かぶその物体へと。
やがて、人々は口々に呟きだす。
「鳥だ、飛行機だ、いや、テリアだ」
同時に、どこからともなく聞いたような音楽が……。
TE・RI・A〜TERIAが空を飛んでいる〜。
TE・RI・A、TERIAが空を飛ぶ〜。
(沢田研二「TOKIOが空を飛ぶ」の旋律で)
いえ、別にオチはありませんが、何か?