2009年11月10日

聖☆おにいさん(モーニング・ツー)

掟破りの第一回は「聖☆おにいさん」4巻(モーニング・ツー連載 中村光作)です!!

聖☆おにいさん4-1
「聖☆おにいさん 4巻 表紙 とぼけた感じのお二人が何ともいい味出してます!!」

聖☆おにいさん4-2
「聖☆おにいさん 4巻 裏表紙」

聖☆おにいさん4-3
「聖☆おにいさん 4巻 目次」


「いきなり、ミステリちゃうやん」という的確な突っ込みは置いといて(置いとくのかよ……)。
これ、面白いです。とりあえず説明すると。

ジャンルはコメディ。
笑いの質は脱力系とシュールを足したものかな。
史実や宗教(聖書・仏典)に詳しければ、なお楽しめる。

基本登場人物はイエスとブッダの二人。
えぇ、そうです。誰もが知っている聖人のお二人です。
その二人が、日本の東京・立川にステイしているという――設定自体が相当ぶっ飛んでます。
しかも、豪華な住居ではなく質素なアパート暮らし、
しかもしかも二人でシェア。
二人の性格も対照的で、典型的な文科系と家庭的なしっかりものときてる。
お互いがお互いを支えあい、その姿に読者は癒されるのです。

で、物語はこの二人の日々の生活を綴ります。
これが、事件らしい事件もなく、日々、淡々と描かれるわけです。
それでいて地元のイベントには率先して参加して聖人らしいエピソードを残す。これが面白い。

これに彼等がステイしている立川の住民やイエス、ブッダそれぞれの周囲の人々を巻き込んで話はグイグイ進んでいく。淡々となのにグイグイなんだよなぁ。この感覚は一読いただくしかない。説明したとしても肝心の面白さの半分も伝わらない自信が管理人にはある。

日々を描いた漫画だと最近では「日常」や「よつばと!」とかありますが、あっちはあっちで魅力があってこっちはこっちで魅力があるという感じ。

特に4巻では林檎狩りの話がお気に入り。
ネタバレするとこれに「知恵の実」を絡めちゃうところが中村先生のセンスを感じる。
他に良かったのは、ココ。

聖☆おにいさん4-5
これ、何のシーンだと思いますか?
ネクタイ結んでるんです。
想像つきましたか?

今回、この記事を書くにあたって作者の中村 光さんを調べてみてビックリ!!この方、「荒川アンダー ザ ブリッジ」も描いてらっしゃったんですね。「絵が似てるなー」と漠然と思ってたんだけど。で、女性の作家さんなんですね。繊細な絵を描かれるわけだ。ひとつひとつの笑いのセンスがきめ細やかな理由もわかった気がします。

聖☆おにいさん4-4
次巻(5巻)は2010年4月発売予定だそう。楽しみです。



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posted by 俺 at 17:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画批評(レビュー) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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