2009年11月11日

相棒season8 4話「錯覚の殺人」ネタバレ批評(レビュー)

相棒season8 4話「錯覚の殺人」のネタバレ批評(レビュー)です。
どこよりも早い(たぶん…)ストーリーバレをどうぞ!!

4話「錯覚の殺人」についての素っ頓狂管理人ストーリー予測はこちら
前回(ミス・グリーンの秘密)まではタグ「相棒」よりどうぞ。



4話「錯覚の殺人」

10時55分。
好田(近藤芳正)がTV局のスタッフらしい人物に電話している。
「渋滞でね。11時30分ぐらいにそちらにつきそうなんだけど」
「えぇ、先生。それは別にかまいませんが」了承するスタッフ。
だが、好田の車はTV局の前に停められていた。
そのままこっそり局内に入る好田。

その頃、TV局内では右京(水谷豊)と尊(及川光博)がいた。
子供向け番組に怪しい白い粉が送られてきたのだ。
事件性があるかもと相談された様子の特命係。
結局、番組の前回放送に関連したうどん粉で事件性はなかった。
「これも、特命係の仕事ですか」愚痴る尊。

一方、好田といえば。
総務部に勤務する絵美(高松あい)との待ち合わせに人気のない未使用のスタジオに現れた。
好田を見て笑顔を浮かべる絵美。
二人は特別な関係のようだ。
絵美に指輪をプレゼントすると見せかけ、彼女を突き落とす。
そのまま、スタジオを出る好田。
しかし、その出口には、ロックバンドのファンと思われる一団がいた。
このままでは逃げられない。
そこで、何事か思いついた様子の好田のアップ。

しばらくして、好田がTV局に到着、局内に入ってくる。
なぜかその姿に、たまたまホールに居た右京が注目。
同時に、絵美の遺体が発見される。
右京は、なぜ絵美が未使用のスタジオにいたのか疑問を抱き捜査を開始。
現場隣のスタジオでは、目の錯覚をテーマにした番組の収録が行われようとしていた。
そのゲストこそ、知覚心理学が専門の大学教授・好田だった。
右京は、好田に不審を抱く。
右京が好田に注目した理由は、スーツにスニーカーという彼の服装のためだった。
さらに、好田がこれまで打ち合わせでテレビ局にやって来た日時が、絵美の机上にあったカレンダーに書き込まれた日時と一致。
絵美と好田は交際していたのだ。
疑惑を深める右京だが、好田が局に到着したのは絵美が転落死した後。
つまり、渋滞に巻き込まれて到着が遅れたという完璧なアリバイが。
右京は好田が渋滞に巻き込まれておらず、事前に現場に居たと推理。
好田はロックバンド「ルナクライシス」の音響機材スタジオ搬入に乗じてTV局入りしており、未使用スタジオからの脱出方法は青いシャツを盗み、はっちゃん便(配達人)を装って、ルナクラファンの一団をかわしたものだ、と。
その場にいた芹沢に盗まれた衣装ついて確認をお願いする右京。

犯人は好田だろう。
しかし、右京の推理にはまったく証拠がない。
右京の制止を振り切り、好田を「犯人だ」として揺さぶる神戸。
その目的ははっちゃん便の配達人に変装した際の青いシャツ。
処分する時間がない以上、好田はまだ青いシャツを持っている。
それを押さえて証拠にしようとしたのだ。
神戸の揺さぶりを受けて好田は車へと向かう。
だが、結果は空振り。車内に青いシャツは無かった。
肩を落とす神戸だが、右京は芹沢からの連絡を受け何か思いついた様子。

番組収録後、好田を現場前へと連れてくる右京。
青シャツがない限り、捕まえることは出来ないはず。
そう主張する好田だが、右京は動じない。
右京が片手をあげる。その場がライトに照らし出された。
その瞬間、ライトの光によりシャツが青色に見えた。
これも錯覚だったのだ。青シャツはあった。
好田が着込んでいたのだった。

好田は絵美と交際しながらも常に別れられるのではと怯えていた。
絵美は好田との交際を真剣に考え、結婚も視野に入れていたにも関わらず。
「動機すら錯覚だったのですねぇ」右京のセリフが虚しく響いた。


以上です。
今回は倒叙ものでしたね、どこか右京さんも古畑さんを彷彿とさせました。神戸君、引き立て役に徹してましたね。
管理人の4話ストーリー予測採点や感想については後日、更新致します。
では、今宵の相棒はここまでに致しまする―――。


よければ、本日深夜更新予定の探偵Xからの挑戦状!「殺人トーナメント」感想速報も見てね。

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posted by 俺 at 21:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 相棒 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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