2009年11月15日

土曜ワイド劇場「ヤメ検の女」(11月14日放送分)ネタバレ批評(レビュー)

土曜ワイド劇場「ヤメ検の女」(11月14日放送分)ネタバレ批評(レビュー)です。

内容紹介:
ヤメ検の女1

葵あかね(賀来千香子)は、検察庁で活躍するエリート検事。
大手の種苗メーカー・テヅカのタネの社内で起きた社員同士の傷害致死事件を担当することになったあかねは、被疑者である大山里子(原久美子)の正当防衛の主張に疑いを抱く。
殺人事件として里子を訴えようとするあかねだが、検察庁の上層部から圧力がかけられ、事件から手を引くことを余儀なくされてしまう。
結局、里子は嫌疑不十分で不起訴が決まった。
正義感の強いあかねはこの事件をきっかけに検事を辞め、検察を去ることに。
そんなあかねに声をかけたのが、検事時代の先輩・石川比呂也(大和田伸也)だった。
石川は“検事を辞めて転身した弁護士=ヤメ検”として活躍する大物弁護士だ。
石川は、プロボノと呼ばれるボランティアのセクションで弁護士として働かないかと、あかねを誘う。
そんなあかねをもうひとりの弁護士が訪ねてきた。
ゆすりまがいの仕事も辞さない堺虎之助(泉谷しげる)だ。
あかねに一緒に仕事をしようと申し出る虎之助だが、あかねは金目当ての仕事は手伝わないときっぱりと断った。
石川の事務所でプロボノの弁護士として働き始めたあかねは、テヅカのタネで起こった事件をもう一度洗い直そうと考え、殺された被害者の姉・高松京子(川上麻衣子)に連絡を取ろうとする。
しかしそんな中、事件の被疑者だった里子が何者かによって殺されてしまう。
警察に拘留されたのは京子だった。
無罪を主張する京子だが、彼女には動機があり、凶器に指紋も残されていた上、彼女の供述と現場の証拠も一致しない。
だが、調査を進めるうちに姪思いの京子の人柄を知り、殺人現場から新しい証拠を発見したあかねは、京子の無罪を証明するために全力を傾けようと決意する。
そんなあかねが目を付けたのは、現場に残されたワイン台帳。
それを調べれば、里子の交友関係がわかると考えたのだ。
それを聞きつけた虎之助は、ある証拠を持ってあかねを訪ねてくる。
そこから浮かび上がってきた人物とは?
そして、事件の背後に隠された驚くべき陰謀が明らかになる!
(あらすじ・写真ともに公式HPより)


ここからネタバレ!!

手塚社長が犯人。
京子殺害の方法はロッククライミングが趣味の手塚社長が壁を登って侵入。殺害後、同様に逃亡。
石川弁護士も手塚社長とグルだった。
石川弁護士主導の談合が事の原因であり、その証拠品が事件の発端。
結局、あかねに真相を暴露され手塚も石川も逮捕された。
END

うーん、あんまりだったかなぁ……。
結果としてあかねは上司(事務所のボス)を告発したわけだけど、その過程で悩むこともなくあっさりしたもんだったし。
あかねの人間性が感じられなかった気がする。
事務所についてもボスの石川が逮捕された以上「その後」がどうなるか、多少なりとも説明が必要だったのでは。
どうも次回作に繋げる気はありそうだが……。
泉谷演じる堺弁護士のキャラクターが立ってた点は良かった。
石川を演じた大和田伸也さんは今回の芝居も良かったし、管理人も好きなんだけど、大和田さんというだけで悪役のイメージが強すぎて身構えてしまった。たぶん、犯人なんだろうなぁと。
シリーズ2作目なら疑うこともなかったのだろうが、なにぶん1作目で主人公サイドの人間が実は……というのでは、あんまり。
やっぱり、総合評価はあんまりかなぁ…………。
管理人的には次回作があれば観るかもしれないけど…ってレベルでした。

来週の東山さんの棟居刑事シリーズ楽しみです。
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