2009年11月16日

探偵Xからの挑戦状!「記憶のアリバイ」配信第五回(11月16日)批評(レビュー)

探偵Xからの挑戦状!より「記憶のアリバイ」配信第五回(11月16日)批評(レビュー)です。

過去分はカテゴリ「探偵Xからの挑戦状!」か、タグ「記憶のアリバイ」をご覧ください。

登場人物一覧
●立花 由起夫(29歳)
┗指定暴力団組員。覚醒剤所持・傷害などで服役経験有り。
●寺山 治夫(59歳)
┗無職のホームレス。置き引き・窃盗の常習犯だった。
●白川 雅孝(34歳)
┗バーのマスター。
●金村 慎次(24歳)
┗酒屋の店員。
●坂崎 輝雄(45歳)
┗被害者。中堅企業の部長職で、妻一人子一人。
●西森刑事
┗捜査課のベテラン刑事。
●吉村刑事
┗捜査課の若手刑事。西森の部下。
●修整屋
┗詳細不詳
(携帯公式サイトより)



今回、公式で寺山と坂崎を間違えていると思われる箇所が1箇所ありました(意図的な誤認かどうかは判然としない)。
当ブログでは訂正した状態をもとに要約しております。
ご了承ください。

では、第五回配信始まります!!〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「容疑者全員が記憶を消去してしまっていた」この事実に衝撃を受ける西森、吉村両刑事。
西森は考える。

『これは、単なる偶然なのだろうか?
それとも、こんな偶然が起きてもおかしくないほど、“修整屋”は繁昌し、人々は忘れたい記憶を気軽に消去しているのだろうか?
あるいは、全員が犯人?
いやいや、一人は坂崎を殺した犯人だが、他の三人もどこかで誰かを殺している、とか?
――勘弁してくれ』

困惑した西森は容疑者それぞれの人間性から犯人に迫ろうと考える。

まずは、寺山。
・かつては一流企業の会社員で家族もどこかにいる。
・何かがあって、修整屋を利用した(それが何だったのかは、もちろん思い出せない)。
・以降、頻繁に記憶を消す依存症に。
・仕事も家族も失った今でも金が工面できれば“修整屋”を利用している。

次に、バーのマスター白川。
・これまで記憶を消したことはない(自称)。
・前歴はない。
・店の経営状態は悪く、相当な借金がある。
・西森の想像では、坂崎が金を持っていると勘違いして襲った?
(公式サイトでは坂崎を寺山と記載しており、上記の訂正部はここ)

最後に、酒屋店員金村。
・ギャンブル好き。
・借金アリ。
・これまで記憶を消したことはない(自称)。
・西森の想像では、魔が差した?
 
人間性からの捜査も行き詰った西森。視点を変えることに。
『まずは四人全員の、記憶を上書きした時間を並べてみよう』

 
犯行時刻……19日00時40分〜19日00時50分
  立花……18日23時50分〜19日04時
  寺山……19日00時30分〜19日02時
  白川……19日00時30分〜19日02時
  金村……18日20時00分〜19日01時



西森はこう考えたのだ。
@上書きされてない最後の記憶時点の居場所が、犯行現場に辿り着けないような場所だったら、アリバイ成立(犯行に間に合わない)。
A修整屋の場所が分かれば、犯行現場から修整屋までの時間によってもアリバイが成立(犯行後〜修正終了時刻までに時間的な制約が生じるため)。

四人が使った修整屋は、映像からしてどうも同じところらしい。
 
まずは、寺山。
上書きされていない最後の記憶時点が再生される。

・ホテル付近をうろついていた様子。
ホテルの外には電光掲示板→「2030/10/19」とカレンダー表示。
ホテル自体は、死体発見現場から自転車等を使っても30分の距離。
寺山はタクシーには乗れない(仮に誰であれタクシーを使えば車載カメラに記録が残ることからもこれは裏付けられている)。

西森は「寺山には犯行は難しいのではないか」と判断。

次に、白川。

・0時30分時点、店で働いていた。
現場まで5分とかからない→アリバイ不成立。

西森は「白川には犯行可能」と判断。

次に、金村。

・普段通りの配達風景
現場近くを移動する→アリバイ不成立。
ただし、通常記憶に戻ったのが1時。
0時40分に犯行を行ない、すぐ近くに修整屋があったとしても、上書き措置を終えたら1時は軽く過ぎる。

西森は「金村には犯行は難しい」と判断。

最後に、立花。

・自宅で過ごし、そのまま就寝した映像を重ねた様子。
(繋ぎ目のノイズが隠しきれず露見→第四回配信分参照)
地図から、立花の自宅(郊外)と現場の最短距離をシミュレート。
ありとあらゆる手段、経路を虱潰しに確かめたが、どの方法でも1時間かかる。

西森は「犯行時刻には到底間に合わない」と判断。

結果、寺山、立花、金村がシロ。残る白川がグレーとなった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ここで、第五回配信分終了。

混沌としてまいりました。これから、どうなるのでしょうか?
で、管理人が各犯人別(4容疑者)傾向と対策を。

「前回までは前回まで」ということで容疑者の面子がガラッと変わりますが(笑)。

第五回で気になるのは、
「実際の犯行現場は確定しているのか」
「犯行時刻に誤りや作為はないか」。
コレ。コレ次第でアリバイの有無はどうとでもなりそうだが……。


@立花
犯行時刻に犯行現場に間に合わない、不可能。
ただし、以下により可能。
・二重に記憶を上書きした場合(記憶修正に幅があったことから可能か?)。
・犯行現場が実際と違っていた場合。
・犯行時刻にズレ。


A寺山
犯行時刻に犯行現場に間に合わない、不可能。
ただし、以下により可能。
・電光掲示板の表示に作為があった場合。
・あるいは、電光掲示板の記憶が過去(掲示板の表示がデジタル表示の場合は可能か?)
・犯行現場が実際と違っていた場合。
・犯行時刻にズレ。


B白川
犯行時刻に犯行現場に間に合う、可能。
管理人は彼こそが修正屋ではないかと疑ってます。
第四回推理と合わせれば、彼が犯人!?


C金村
犯行時刻に犯行現場に間に合うが、記憶修正が間に合わない、不可能。
ただし、犯行前の時刻に余裕があるので、犯行時刻にズレが生じた場合、アリバイなし。
・被害者坂崎の死亡推定時刻に誤りがあった場合(胃の内容物―未消化のつまみ―による錯誤とか……可能?)。


とりあえず、こんなところで。他にもありそうですね。
前回でメモリースコープが視覚情報によるらしいことも分かっているので、そこらも考慮に入れると立花、寺山が俄然怪しくなりますが……。

明日の第六回配信及び、本放送が楽しみです。
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posted by 俺 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 探偵Xからの挑戦状! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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