2009年11月21日

土曜ワイド劇場「森村誠一の棟居刑事 愛犬が暴く不倫四重奏!」(11月21日放送分)ネタバレ批評(レビュー)

土曜ワイド劇場「森村誠一の棟居刑事 愛犬が暴く不倫四重奏!」(11月21日放送分)ネタバレ批評(レビュー)です。

あらすじ
警視庁捜査一課の刑事・棟居弘一良(東山紀之)が、その少女を見かけたのはこれで三度目だった。公園のベンチに腰を下ろしていた棟居の前で、一人の少女が同級生と思しき数人の女子中学生からいじめを受けていたのだが、棟居は以前、張り込み中に二度、少女が同じような目に遭っている現場を目撃していた。
 女生徒が立ち去ったあと、少女は棟居に恨みがましい目を向ける。なぜ止めてくれなかったのか? 少女は、棟居が以前にも自分がいじめられているとき、ただ黙って見ていたのを知っていた。だが、棟居もなぜ止めなかったのか明確な答えは出てこない。
 棟居に対して何かを感じたのか、重光ゆかり(金澤美穂)と名乗ったその少女は、母が、父は自分が小さいときに病死したといっているが、それはウソで本当は生きているらしいこと、彼女をいじめているのは、元ヤクザの親分・箱田伝蔵(山田吾一)の孫娘・真貴枝(渡辺けあき)とその取り巻きだということなどを棟居に語ったのだった。
 ゆかりから、どうしたらケンカに強くなれるかと聞かれた棟居は、本気で怒って、それを相手にわからせることだと答えた。
 そんな中、近くのマンションで殺人事件が発生したとの連絡が入る。被害者は、政財界のスキャンダルを扱うミニコミ紙の社長・大友勇介(大村波彦)で、自室で背中を刃物で刺されて殺されていた。棟居の同僚の神林刑事(きたろう)によると、大友は政財界のスキャンダルを漁ってはゆすりまがいのことをやっていて、最近は政界進出に色気を見せていたという。
 現場の状況から、大友は部屋の金庫から何かを取り出そうとして背後から襲われたらしい。
 死体を発見したのは、政界の実力者・居駒隆之(升毅)のパーティに出席する予定の大友を迎えに来た秘書の中田美鈴(松下恵)だった。棟居が事情を問い質した結果、美鈴は大友の愛人でもあることが判明する。さらに、大友には谷岡マユミ(幸田恵里)という銀座のクラブのホステスの愛人がいることもわかる。
マユミの勤めるクラブに出向いた棟居と神林は、この日、大友のもとに急な来客があったらしいと聞かされる。そのため、部屋を訪ねようとしたマユミは大友から断られてしまったというのだ。マユミによると、この店には居駒を始め、客は政財界の大物が多数いるという。
 マユミから話を聞いている中、店のママの珠代(奥貫薫)が現われ、二人は追い返されてしまう。
 翌日、胸をナイフで刺された真貴枝の死体が発見され、直前まで争っていた相手のゆかりが容疑者として所轄署に連行される。
 やがて、ゆかりは珠代の娘だと判明、ゆかりの犯行を裏付ける決定的証拠もないため事情聴取は打ち切られて珠代に引き取られていく。ところが、普段から母とは仲が悪いゆかりは珠代のもとを飛び出し棟居に救いを求める。そこで棟居は、神林の娘・一子(貫地谷しほり)にゆかりを預けたのだが…。
(あらすじは公式HPより)


ここからネタバレ!!


鵜飼婦人と居駒は不倫関係にあった。
そして、ゆかりは居駒の娘だった。

大友、真貴枝を殺害したのは居駒。
大友殺害は自らの不倫を隠し、脅迫してきた大友を排除するため。
真貴枝殺害は大友殺害時逃走中の姿を真貴枝とゆかりに見られたため、二人を殺そうと狙っていた。


結局。
居駒のアリバイは都会を自転車で疾走することにより時間短縮したというもの。
この姿を真貴枝とゆかりに見られたのだ。
密室トリックは管理人が午後2時から30分間掃除のため留守にした間をぬっての犯行。


ラストシーン。
ゆかりを殺害しようと連れ出す居駒。
樹海に放置する。
ゆかりは携帯から棟居にSOS。
残り少ない電池の中で樹海にいることを伝えると、電源が切れた。
万策尽きた棟居は居駒に「ゆかりの携帯から現在位置がわかる」と罠にかける。
それに引っかかった居駒はゆかりの元に急行。
棟居も後を追うが樹海の中で見失う。
声から至近距離に居駒、ゆかりが存在することを確信した棟居。
付近に居るであろう居駒に向けてゆかりが娘であることを叫ぶ。
その声にゆかりを殺害しようとしていた居駒の手が止まる。
そのまま棟居の元へゆかりを連れ立ち、現れる。
その眼にはもう殺意はなかった。
連行される居駒。

エピローグ

親子で触れ合う珠代とゆかり。
珠代とゆかりは大丈夫……そう強く信じる棟居と一子だった……。


<感想>
管理人は原作未読です。
あくまでドラマで語らせてもらうと、

トリック的には見るものはありません。
動機も見るものはありません。
ただ、事件解決の仕方が「実は親子だった」というのは斬新かも。
この点は面白かった。
役者さんでは東山さんが静かな熱演。
ゆかり役の金澤美穂さんも頑張ってました。
升毅さんはいつもどおりの安定感。安心して観られます。
他にも「怨み屋本舗」でも刑事役だったきたろうさん、
渋い声に定評がありナレーションもこなされる津嘉山正種さん、
森本レオさんなど脇を固めた方もしっかりしてました。
流石は棟居刑事シリーズ。

管理人は棟居といえば佐藤浩一さん派でしたが、
こちら(東山紀之さん版)もイイかも。


次週11月28日(土)の土曜ワイド劇場はお休みです。
次々週の12月5日(土)「温泉(秘)大作戦(8)」
〜鳴門のうず潮に引き裂かれた夫婦愛!
隠蔽された刑事失踪事件の真実を暴く美人妻と仕掛人たち!!
紅葉鯛、なると金時食べ尽くし
に期待!!

11月21日発売された文庫版『殺意を飼う女』です。棟居刑事シリーズの森村誠一さんの本です
殺意を飼う女 (中公文庫)



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