2009年12月08日

映画版「乱れからくり」(東宝)

映画版「乱れからくり」(東宝)です。
公開は1979年4月28日。
監督は児玉進さん。


主演はかの松田優作さん。

告白します。管理人は映画版を観たことはありません。
あらすじをネット上で見たことがあるに留まるレベルです。
が、映画版の凄さを是非伝えたく、こうしてキーボードに指を這わしております。
ご了承ください。

乱れからくり5
「映画版は松田優作さんが前面に出られた作品のようです」

まずは、キャストから。
 演者        役柄
松田 優作  (勝 敏夫 )
篠 ひろ子  (馬割 真棹)
野際 陽子  (宇内 舞子)
沖  雅也  (馬割 朋浩)
峰岸  徹  (馬割 宗児)
岸田  森  (馬割 鉄馬)
結城 しのぶ (馬割 香尾里)
田中 邦衛  (奈良木警部)
山西 道広  (京堂刑事)
北見 治一  (宝田老人)


松田優作さん、篠ひろ子さん、野際陽子さん、沖雅也さん、峰岸徹さん、田中邦衛さん……超豪華です……。

では、映画版あらすじを。

『玩具メーカー「鶴寿堂」の製作部長の馬割朋浩が交通事故に遭って死んだ。
息をひきとる直前、同乗していた妻、真棹の首を締めようとしながら。
「鶴寿堂」社長・馬割鉄馬に依頼されて会社乗取り工作を調査していた興信所の社員勝敏夫は、すんでの所で真棹を助け出した。
馬割家は江戸時代以来の人形作り一節に歩んできた一族で、現在は、脳溢血で倒れた三代目の鉄馬に替って息子の宗児が営業部長を、鉄馬の弟、龍吉の息子朋浩が製作部長を担当して店の経営にあたっていた。
しかし、朋浩の妻、真棹と宗児には肉体関係があり、朋浩と宗児の仲は業界でも評判の険悪なものであった。
やがて、「朋浩さんは殺されたのよ!」と話していた宗児の妹の香尾里が屋敷内で殺された。
馬割一族の住む屋敷は〈ねじ屋敷〉と呼ばれるほど迷路の入り組んだ邸宅で外部の者はとても自由に歩けない。
犯人は内部に存在するのか?
つづいて宗児が自分の自慢の茶運び人形に仕掛けられた毒入りの注射器で殺された。
敏夫は、茶運び人形の作者が江戸時代末期に金沢で活躍した天才人形師、大野弁吉であることをつきとめ、金沢に飛んだ。
そこで、弁吉に鈴木久右衛門という愛弟子がいたこと、そして、ねじ屋敷の見取図を発見した。敏夫は東京に戻り、図面にあるねじ屋敷の洞窟に忍び込むと、そこには毒殺された鉄馬の姿が。
警察は真棹を容疑者としてマーク、しかし、ある確信を持つ敏夫は彼女と温泉町に逃れ、そこで燃えるような一夜を過ごす。
翌日、謎を究明しようとねじ屋敷に戻る二人。
秘密の洞窟に忍び込んだそのとき、二人の前に突如として出現した驚くべき人物−−それはなんと朋浩、事故死は偽装で、すべてが真棹に操られていたのである。
乱闘の末、朋浩は井戸に落ち、真棹はニューヨークに逃げるのだった』
(あらすじはMovieWalkerより)


凄いですね。
基本設定は同じなのに原作とはかなり違います。
感想は比較してみた読者の方、ひとりひとりが持つ物かもしれません。

原作「乱れからくり」の批評(レビュー)はこちらです。
是非、比較してみてください。

・goo内「乱れからくり」ページです(外部サイトに繋がります)。
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD18958/

映画版「乱れからくり」です。興味のある方はどうぞ!!
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posted by 俺 at 17:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画批評(レビュー) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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