日本で100番目(たぶん)くらいに早い交渉人7話「警視庁特捜の女帝、狙撃される」(12月3日)ネタバレ批評(レビュー)。
<あらすじ>
特殊犯捜査係宛てに、弓坂警視正(浅野ゆう子)の写真が添えられた実弾が郵送されてきた。
その実弾は、玲子(米倉涼子)たちにも見覚えのあるものだった。
やがて犯人から電話が入る。玲子たちの予想どおり、声の主はサマー・クロース。
玲子は電話の声から手がかりをつかもうとするが、音のスペシャリスト・桜庭(塚地武雅)さえも、完全にデジタル化された声に手も足も出ない。
弓坂の警護責任者に片山(高橋克実)が抜擢される。
片山はさっそく行動スケジュールの変更を依頼するが、弓坂は人が多く集まる場所であっても計画を変更するつもりはないという。
さらに弓坂は、会見を開き、自らがサマー・クロースに狙われていることを公にする。
「狙いが一般市民ではなく自分であることにホッとしている」と、毅然とした態度をとる弓坂。そんな弓坂に疑問を抱く記者の工藤(伊武雅刀)は、玲子にサマー・クロース事件は弓坂の自作自演ではないかと持論を述べる。
工藤の発言を笑い飛ばす玲子だったが、桜庭の分析に衝撃を受ける。
サマー・クロースは徹底して自らの声を解析させないようにしている。
ということは、サマー・クロースは玲子やSITのメンバーが聞いたことがある声の持ち主なのではないか!?
それを聞いた玲子は、意を決して、桐沢に思い切った提案をするが……。
(公式HPより)
では、続きから(あらすじと被ります)。
玲子は体調不良を訴え、病院に居た。
医師から心電図検査を勧められる玲子。
そんな中、王子に封筒が届く。
中からなんと、実弾と弓坂の写真が。
サマー・クロースを思い出し、慌てる玲子たち。
そこへ当のサマー・クロースから電話が。
最初の課題として自らの正体を突き止めるよう要求するサマー・クロース。
一方、真理谷に接触する高林の姿が。
真理谷に対しアドバイスを欲しがる高林。
助けてほしいと懇願。
同時刻。片山、桐沢は弓坂に会っていた。
写真を撮るくらいなら狙撃するはず……狙撃が目的ではないとする弓坂。
「私なりの先手を打つ」と嘯くが。
その先手とは記者発表することだった。
情報公開し、「ホッとしている」と宣言。
加えてサマー・クロースに宣戦布告する。
丁度その頃、玲子に電話してくる工藤。
2か月前の「サマー・クロース事件」と比較して対応が違い過ぎることを理由に、弓坂の自作自演を口にする。
一方、仲間たちはというと……。
桜庭はデジタル化されたサマー・クロースの声に手も足も出ない。
何の事か「年内にはムリか」と呟く木崎。
錦糸町の和子の元へ通っていることを揶揄される墨田。
日替わり弁当に拘る面々に振り回される王子。
弓坂の行動を把握したかのような予告に警察内部情報のリークを疑う桐沢。
そこへ―――次の課題を出してくるサマー・クロース!!
一週間以内に弓坂を狙撃すると宣言。
阻止できれば百点満点だと口にする。
桜庭は声を完全に偽装していることから、サマー・クロースは「我々の身近にいるのではないか」と推理する。
弓坂への疑惑が念頭にある玲子。
ついに「意見伺い」の主旨で秘策を行うべく弓坂と会う。
ホテルの一室にて、「行動予定にありませんでしたが、なぜこちらに」と切り出す玲子。
弓坂は行動予定が外部に漏れていることを前提に動いており、確かめただけと語る。
そこで、任意の事情聴取を行いたいと申し出る玲子。
これこそ玲子の進退を賭けた秘策だった。
だが、あっさり断る弓坂。
自作自演と疑っているのかと問い質した上、
「警察官として死ぬことをどう思うか」と問う弓坂。
虚を突かれた玲子に続ける弓坂。
「記者会見で述べたことは一片の曇りもない事実」であるとし、公僕としてのあるべき姿を語り、疑ったことを恥じるよう諭す。
玲子は一言も云い返せない。
会見は終わり、玲子は弓坂ではないと判断。
勘ではあるがと桐沢に報告する。
その頃、真理谷に不平不満を訴える高林。
空笑いが室内に響く。
無意味な掛け合い。
「あの悩みは解決したの?」
不意に切り出す真理谷。
押し黙る高林。
高林は妙なテンションで百点満点をあげようと口にする。
その口癖は電話のサマー・クロースと同じもの。
いつ襲い来るかわからないサマー・クロースに不安に駆られる一堂。
狙われているにもかかわらず活動的な弓坂に高林時代を思い浮かべる片山・桐沢。
「高林ならば保身に汲々として警備がここまで気をまわす必要はなかった」と片山。
それでも弓坂を支持する玲子に片山は憤りをぶつけ、その場を去る。
残った桐沢に、
「なぜ、サマー・クロースは交渉班に挑戦してくるのか」
そう疑問を口にする玲子。
高林はさらなる狂気の淵へ。
サマー・クロースから電話。
「計画の中止はありえない。最後の課題は弓坂を守り切れるか……百点とれるかな」
挑戦状を叩きつける。
王子が何気なく復唱した「計画の中止はありえない」との言葉から雨天中止のない「感謝状レセプション」こそが襲撃場所だと断定。
真理谷へ面会する玲子。廊下で高林と擦れ違う。
さらに狂気の度合いを増す高林。
「サマー・クロースについては何も知らない」そう語る真理谷。
だが、逆にその態度から高林へと嫌疑を向ける玲子。
高林拘束を提案する玲子。
捜査対象に高林が加えられる。
玲子の妹、澪はやきもきしていた。
玲子が心電図検査をサボったためだ。
そんな澪に「北海道に優秀なドクターを知っている」と紹介する留美子。
ついにイベント当日。
高林を見失う捜査陣。
壇上には弓坂。
次いで現れたのは……高林!?
壇上へと駆け上がる玲子だが、その目の前で弓坂を庇い高林が何者かの凶弾に倒れる。
抱き上げる玲子の腕の中で、高林は「これでいい」とだけ呟き息を引き取る。
7話終了。
<感想>
王子が開けた封筒から実弾が……やはり王子がサマー・クロースか?
さらには玲子さんに体調不良フラグが?
北海道の医者って誰?
高林狙撃さる……何が起こったの?
謎ばかりでーす!!
いよいよ、サマー・クロースが本格的に動き出した今回。
高林はリタイアしてしまいました。
核心を知る男、真理谷はどう動くのか?
果たしてサマー・クロースの狙いは何か?
ついにその正体が明らかに!?
次回は必見!!
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