<あらすじ>
DATA 2001年アメリカ 主演: アーノルド・シュワルツェネッガー 出演: イライアス・コティーズ フランチェスカ・ネリー クリフ・カーティス |
ロサンゼルス消防庁の隊長をつとめるゴーディー(アーノルド・シュワルツェネッガー)。ある日、ダウンタウンの高層ビルで家族と待ち合わせていた最中、突如として大爆発が起こる。自身は一命をとりとめながら、目の前で愛する妻子を失ったゴーディーは心に深い傷を負い、犯人への怒りをつのらせるのだった。
爆破はコロンビアのテロリストグループによるものだった。ゴーディーはすぐさま、現場で見た犯人の情報をCIAに提供。「捜査に全力を尽くす」という ブラント高官(イライアス・コティーズ)の言葉を信じ、犯人に正義の裁きが下るのを待った。しかしいつまで経っても捜査状況は平行線、日を追うごとにぞんざいになっていくFBIの対応に苛立ちをつのらせる。
そんな日々が続くなか、ついにゴーディーは自らの手でテロリストへの復讐を決意。独自に調べた情報をもとに、単身コロンビアへ飛ぶ。“コラテラル・ダメージ”(政治的に止むを得ない犠牲)として国家から見捨てられた、愛する家族の無念を晴らすために…。
(テレビ東京 水曜シアター9公式HPより)
潜入したゴーディー。
死線を潜り抜け、遂にテロリストのアジトへと辿り着くが、時すでに遅くウルフはアメリカへと出発したあとだった。
旅の途中で知り合ったセリーナたちと共にアメリカ政府に保護されるゴーディー。
そのまま、アメリカに帰国。
セリーナと共にワシントンにある政府関連施設(本部?)に収容される。
厳重なボディチェックもパスし屋内へ。
ワシントンのどこかに居る筈のウルフに思いを馳せるゴーディー。
一方、亡命を歓迎されたセリーナだが、ふとした拍子に、
「死か、自由かだ」
両手を重ねるジェスチャーで訴えると興奮したまま席をたつ。
ふっと何か閃くゴーディー。
「死か、自由かだ」
そう語るテロリストリーダーのシルエット映像にセリーナの姿が重なる。
真相に気付いたゴーディー。セリーナを探す。
その頃、正体を現したセリーナは次々と人を殺していく。
モノクロで差し挟まれるオープニングのテロのカット。
そのすべてにセリーナが居た。
ついに、ゴーディーはセリーナの荷物(人形?)=爆弾の存在に思い当たる。
机上にあったそれを掴みあげると、投げ飛ばすゴーディー。
間一髪、爆弾は空へと消えていき……大爆発!!
その頃、セリーナはウルフと合流すべく地下駐車場へ。
追う、ゴーディー。
エレベーター付近で戦闘になるが逃げられてしまう。
セリーナはウルフとバイクで逃亡。
ゴーディーの機転で管理室の制御パネルを操作、隔壁を降ろす。
隔壁の為に逃げられなくなったセリーナ、ウルフはバイクで引き返す。
斧を手に天然ガスのパイプを破壊するゴーディー。
狭い通路に可燃性のガスが充満していく。
戻ってきたセリーナ、拳銃を構え……発射!!
引火、当然のごとく大爆発!!
狭い通路を炎が走りゴーディーは慌てて管理室へ逃げ込む。
やったのか……?
おそるおそる顔を出すと、確認しようとする。
そこへセリーナの拳が。
次いでウルフの姿も。
襲いかかる二人相手にゴーディーは大苦戦するも、なんとか二人を倒す。
セリーナは感電死、
ウルフは油断したところをゴーディーの投げた斧に胸を貫かれ絶命した。
ラスト
「大丈夫ですか、ブルーワーさん」ゴーディーを気遣う声。
それを気にする様子もなく、ゴーディーは周囲を見回す。
「あの子はどこだ」
人ごみの中、目的の人物を探し当てたゴーディー。
子供を抱きかかえると、そのまま静かに現場を去る。
その姿はまるで本当の親子のようだった。
バックではナレーションによる
「大統領が自由勲章をゴーディー・ブルーワーさんに授与するそうです。それについてブルーワーさんは沈黙を守っています」
の声が……。
エンド。
<感想>
シュワちゃん大爆発です!!
格好良かった〜〜〜!!!
シュワちゃん役の玄田哲章さんも力強くてピッタリでした〜〜。
玄田さんはレッドクリフの劉備の吹き替えもされてます。
「機動戦士ガンダム」のスレッガーや時折ドズル役もされてますね。
管理人の好きな声優さんのひとりです。
やっぱり、渋いです〜〜〜!!!
映画のテーマ的に「テロリズム」を持ってきている以上、取り扱いが難しいものですが、見事にエンターテインメントしてました。
「コラテラル・ダメージ」=「政治的な犠牲」というタイトルに対し、最後のシーンとナレーションにこそ、制作者のメッセージがこもっているような気もします。
あなたは、どう思いますか?
来週(12月9日)の「水曜シアター9」は、「エグゼクティブ・デシジョン」です。
◆関連リンクです(外部サイトに繋がります)。
・goo内「コラテラル・ダメージ」
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD33549/
・シネマトゥデイ内「コラテラル・ダメージ」
http://www.cinematoday.jp/movie/T0000822
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