2009年12月03日

「湖岸の盲点」配信第1話(12月3日分)ネタバレ批評(レビュー)前篇

ガンガンONLINEにて連載中の「湖岸の盲点〜小此木鶯太郎の事件簿〜」配信第1話(12月3日分)ネタバレ批評(レビュー)前篇です。
だいたい1話の22ページまでの要約になります。
残りは次回です。

実は管理人は「湖岸の盲点」ゲーム版を知りません。
なので初「湖岸の盲点」になります。
既知の方にとって不要な情報や、変な情報を盛り込むかもしれませんが笑って許して下さいね。

では、本編をどうぞ……。

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☆プロローグ

黒いコートを羽織った人物が登場。
彼の名は「小此木 鶯太郎(おこのぎ おうたろう)」捜査一課の警部補であるとのこと。
イメージ的には古畑に近いか。

彼は読者に挑戦する。
「8月3日男性の死体が発見された。
犯人はペンション管理人である芦国 暁人(あしくに あきひと)。
しかし、彼は“6つ”のミスを犯しました。
そのミスが分かりますか?」と。


☆8月2日15時53分 ペンション綾淵亭

綾淵亭管理人・芦国 暁人(以下、芦国)が登場。
彼は加々美湖を眺め、「美しい」と口にする。
ふと、彼の耳に笑い声が届く。

魚田スポーツクラブインストラクター・宇山うらら(以下、宇山)のものだ。
彼女はクラブの子供たちを連れ加々美湖にレジャーに来ていた。

宇山と子供たち……楽しそうな光景が芦国の眼前に広がる。
この綺麗な景色を汚してはならない。
同時に、芦国は思う。
「生きていてはいけない奴がいる」と。
その相手とは、犬塚リゾート開発社長・犬塚伊作。
彼は湖で優雅にボートを漕いでいる。
その姿を見つめる芦国の目に殺意が漲る。

実は、7年前の加々美湖は産業廃棄物が山と積まれた死の湖だった。
“鏡のような湖”であった筈の“加々美湖”の惨状に若い芦国は耐えがたい苦痛を感じていたのである。
彼は必死になって湖を蘇らせるべく運動を行うが、すべてが徒労に終わっていた。
そこへ手を差し伸べたのが当時からリゾート開発を行っていた犬塚。
犬塚の資力を背景に、加々美湖周辺の土地を買い占め、4年かけて加々美湖を本来の美しい湖の姿にまで戻すことに成功した。
だが、ここで芦国と犬塚が決裂する事態に発展する。

犬塚は蘇った加々美湖をリゾート地として利用するつもりだったのだ。
思わぬ裏切りに憤る芦国。
ついに犬塚殺害を決意する―――。

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今回はここまで。
現時点で「湖岸の盲点」第1話22ページまでのあらすじです。
続きはまた次回「ミステリ通信 創刊号」にて。

<感想>
倒叙ものですね。
問題点もはっきりしてて読む方も力が入ります。
どこか、古畑テイストなところも管理人好みです。
作画の葉山せりさんの絵も美しい。

次回はいよいよ具体的な殺人計画に突入するわけですが果たして。


公式サイトでは次回1月7日(木)第2話更新予定とのこと。
楽しみです。

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