2009年12月13日

日曜洋画劇場 「ホステージ」(12月13日放送)ネタバレ批評(レビュー)

日曜洋画劇場 「ホステージ」(12月13日放送)ネタバレ批評(レビュー)です。

DATA

2005年アメリカ

監督:
フローラン=
エミリオ・シリ

原作:
ロバート・クレイス

出演:
ブルース・ウィリス
ケヴィン・ポラック
ジョナサン・タッカー
ベン・フォスター
ホステージ1



<あらすじ>
ジェフ・タリー(ブルース・ウィリス)は、カリフォルニア州の田舎町、ブリスト・カミーノの警察署長。彼は長年、ロサンゼルス市警で凄腕交渉人として活躍してきたが、1年前、ある立てこもり事件で幼い子どもの命を救うことに失敗。そのショックから職を辞し、凶悪犯罪とは無縁ののどかなこの地に移ってきたのだった。
ロスに暮らす妻ジェーン(セレナ・スコット・トーマス)とアマンダ(ルーマー・ウィリス)は毎週末に会いに来てくれるものの、心を閉ざし、多くを語ろうとしないタリーのせいで夫婦関係はギクシャクし、アマンダも両親の別居生活に苛立ちを募らせていた。
そんなある日、小高い丘にそびえ立つ豪邸で、立てこもり事件が発生する。犯人は、デニス(ジョナサン・タッカー)とケビン(マーシャル・オールマン)の若い兄弟と、その友人のマース(ベン・フォスター)の3人組。
彼らは、最初は高級車を盗む目的で豪邸に忍び込んだのだが、警報装置が作動したことを受けてジェフの部下である女性警官が駆けつけたのをきっかけに、邸宅の住人−−会計士のウォルター・スミス(ケヴィン・ポラック)と娘のジェニファー(ミシェル・ホーン)、息子のトミー(ジミー・ベネット)−−を人質に、立てこもりはじめたのだ。
二度と人質交渉を手がけるつもりのないタリーは、郡の保安官事務所に現場の指揮を任せて、山を降りる。ところが、事態は思わぬ方向に展開する。実は、スミスはある犯罪組織の帳簿操作を請け負っており、重要なデータを入れたDVDを準備して書斎に置いていたのだ。
立てこもり事件の発生を知った組織は、DVDを回収するために、なんとタリーの妻子を誘拐。現場に戻って、組織の人間が行くまでモノと人の出入りを阻止しろと、タリーを脅す。
愛する家族のために、スミス一家を犠牲にするのか、それとも…!? 絶体絶命の状況に、苦悩するタリー。そんなとき、人質になっているはずのトミーから、タリーあてに電話が入った。トミーは犯人たちの目を盗んで、姉の携帯電話を手にしたらしい。 
もう誰も死なせはしない…! トミーの協力を得て、タリーの必死の“交渉”がはじまった…!
(公式HPより)


ひょんなことからスミスはデニスに殴られ意識不明に。

他方、組織にとらわれた家族を救う為、活動を開始するジェフ。

まず、シューメイカー(郡の保安官事務所トップ)に監視カメラを狙撃するよう意見具申し、事前にその情報をデニスに教え、デニスの信頼を勝ち得た。

再度現場へと立ち戻るなり、指揮権をシューメイカーより引き継ぐ。
次いでパンツ一丁で敵意が無いことを示した上で、デニスから意識を失くしているスミスの解放を勝ち取る。

スミスを無理矢理回復させようとするジェフ。
一方で組織に対しスミスが死亡したとニセ情報を流す。

脱出法を考えているデニスたち。
マースは屋敷を燃やした隙に脱出する計画を練るが、これ以上人殺しを重ねたくないデニスの反撥に合う。

女性警官を射殺したのはロン毛のマース。
人の死をじっくり眺める趣味を持つ彼。
明らかにヤバイ。
「立て籠もった当日、今日こそが人生最高の日だ」
マースの異常さがじょじょに露わに。

ここでジェフに朗報が。
スミスが意識を回復したのだ。
スミスに事情を説明し、DVDの所在を確認するジェフ。
「書斎のヘブン・キャン・ウェイトル(ヘブン・キャン・ウェイト)」そう応えるスミス。

ジェフは自分の行動が卑劣であることを知りつつ、トミーにDVDを取って来るよう依頼する。

ジェフは犯人たち3人を人質から引き離した上で人質を逃がす計画を立案。
話があるとデニスを玄関に呼び寄せる。
「スミスが死んだ……。警官殺しはマースでも、これでデニス自身も殺人者だ」
「スミスが金について話したんだ。警官てのは退職するとゴルフしかなくてな」
と暗に脱出法を提供する代わりに金を渡すよう要求。
了承するデニス。
ジェフは現金半分を受け取ることを条件に中庭に出てくればヘリを用意すると約束。

その頃、トミーは父親の書斎に潜入。
「ヘブン・キャン・ウェイトル」&「ヘブン・キャン・ウェイト」2本を手に入れるが道が塞がれ戻れなくなる。

ジェニファーに執着を見せるマース。

約束の時間。
中庭でデニスと対峙するジェフ。
ジェニファーに執着するマースは逃走を拒否。
計画変更を余儀なくされたジェフはスミスが生きていることを教えデニスに投降を促す。
が、マースはジェニファーを連れ屋敷に。
デニス、ケビンも屋敷内に戻ってしまう。
計画は失敗に。

双方で仲間割れが勃発。

デニスとケビン。
ケビンはマースと自分どっちをとるのかデニスに迫る。

シューメイカーとジェフ。
計画失敗を理由にシューメイカーからジェフは解任されかける。

そこへFBIを名乗る人間が。
男の指示によりジェフは指揮権を維持。
実は彼は組織の人間だった。
FBIのニセモノを疑うジェフだが、ニセモノとは限らないと電話口の謎の男は告げる。

FBIを名乗る男は組織の命令によりスミス邸への突入準備を進める。

その頃、マースとケビンの対立が最高潮に。
マースによりケビンは殺害。続いてデニスも殺される。

ほぼ同時刻、ジェニファーを助けようとしていたトミーだが、マースに見咎められる。マースに一撃を加え、逃げ出す二人。

通路を逃げる二人を狂気のマースが追う。


四つん這いで走り来るマース!!


必死で逃げる二人。
ジェフからの電話にも上手く応えられない。

ジェニファーとトミーは、なんとかパニックルームらしき部屋に逃げ込むがマースの追撃の手は緩まない。
ついに屋敷に火をかけるマース。

電話越しにジェニファーとトミーの悲鳴を聞き、耐えられなくなったジェフはパトカーで屋敷へ突っ込む。
ジェフに火炎瓶を投げつけるマース。
FBIを名乗る男の指示で次々と突入する特殊部隊。
マースの仕掛けた罠により死者が出る。
火炎瓶を投げ続けるマース。
燃える特殊部隊。
発砲するマース。
吹き飛ぶ特殊部隊。
阿鼻叫喚を他所にジェニファーたちを助けだすジェフ。
トミーからDVDを受け取る。

ホステージ2

そこへ、FBIを名乗る男が。
ジェフが腹に被弾する。
先程のDVDを渡すが、FBIを名乗る男の銃口はジェフに向いている。
絶体絶命の危機。
そのときジェニファーの瞳に映ったモノとは。


迫り来るマースの姿だった。


ジェニファーの様子にただならぬものを感じたFBIを名乗る男。
振り返るがもう遅い。
マースの火炎瓶の餌食に。

悪鬼となったマース。
その2本の手には2本の火炎瓶が。
右の火炎瓶は狙い違わず室内に着弾。
火を放つ。
ジェフたちに逃げ場はない。

マースが最後の火炎瓶を振り上げる。
最後の投擲。

だが、マースの目にジェニファーの哀しそうな顔が。

凍りついたようなマース。

腹部に被弾していたマースはそのまま倒れ込む。
火炎瓶が炸裂。
マース自身を炎の舌が覆い尽くし、燃やす。
マースの最期だ。

火炎瓶により炎に包まれた部屋、これまでと思われたが……水槽を撃ち抜き脱出路を確保。外へ。

まだ事件は解決していない。
家族を助ける為、謎の男へスミスの生存を明かす。
スミスを人質に交換を申し込むジェフ。

ホステージ3

スミスを連れ約束の場所へ。
人気のない廃屋、そこには謎の男が待っていた。
スミスは失われた帳簿の内容を口頭で伝える。
家族を解放するよう要求するジェフ。
「交渉には応じない」と拒絶する謎の男。
「これまで見たことは忘れる、誰にも言わないから」とジェフ。
「私は顔を見られた殺せ」と叫ぶスミス。
戸惑う謎の男、その視線はジェフに向けられる。
銃を抜くや発砲―――したのはスミス。
銃口の先に居たのは謎の男。
頭を撃ち抜かれ崩れ落ちる謎の男。
周囲に潜んでいた組織の人間は一瞬呆気にとられた。
ジェフが抜く。刹那の早業。倒れて行く組織の人間。
その場に静寂が戻った時、立っているのはジェフとスミスの二人だけだった。

怒りを込め、倒れている謎の男へととどめをさすジェフ。

家族は部屋の隅で震えていた。
スミスと目配せするジェフ。
家族を連れ屋外へ。
そのまま車に乗り込み走り出す。
真っ赤な空へと。

エンド。

【感想】
原作はロバート・クレイスの同名小説。
それに惚れ込んだブルース・ウィリス自らが映画化権を獲得したとして話題になった作品。

事前に“交渉人もの”と聞いていたのでてっきり映画「交渉人(1998年/サミュエル・L・ジャクソン&ケヴィン・スペイシー)」みたいなのを想像していましたが……どちらかといえば、アクションでした。
「ダイ・ハードin交渉人(むしろ、逆かも)」という感じか。

交渉人 特別版1
「管理人が想像していた交渉人」


ストーリー的には「えっ、なんで」という箇所が多くみられたものの、全体的には楽しめました。
ただ、結局組織自体は残っているみたいだしラスト後がどうなるのか……すっきりはしない。
DVDもトミーが父親の部屋から2枚取ったのでこれは伏線だろうと思ったものですが、そのままでした。
それでも、家族を助けるという共通の目的の為に共闘するオヤジふたり。
強い父性の復権みたいで爽快でしたね。
必見の作品かと。

テレビ朝日版は声優陣も豪華。
今回のブルース・ウィリス役は樋浦勉さん。
磯部勉さんではありません。管理人は間違ってて、放送見て慌てました。
樋浦勉さんは「相棒season6」最終話黙示録にて神父役をされていた方です。
樋浦勉さん1
「こちらが樋浦勉さん(日本タレント名鑑より)」


管理人が間違った磯部勉さん。
磯部勉さん
「磯部勉さん。(日本タレント名鑑より)」

磯部勉さん、役者としても声優としても成功されている方です。
アンクルベイビー所属。
ハリソン・フォード、メル・ギブソン、リチャード・ギア、ケヴィン・コスナー、ユル・ブリンナー、チョウ・ユンファ、チェ・ミンシクの声もこの方。
最近ではX‐メンシリーズのウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)役もこの方でした(ただし、テレビ朝日版)。
実は、機動戦士ガンダム MS IGLOO 2 重力戦線 第二話「陸の王者、前へ!」ではハーマン・ヤンデル中尉役もされてました。
この方の声、どこかで一度は耳にしてるのでは。

役者としては、時代劇、現代劇問わず活躍。
管理人的にはNHK大河ドラマ「毛利元就」での宇山久兼役や、「相棒season7」3話沈黙のカナリアでの政策秘書・中村役が印象に残っています。
ちなみにGoogleで「磯部勉」を検索すると64000件もヒットします。
これだけでも影響力のほどが分かりますね。

一方、脇を固めた声優陣の方々はというと……。

会計士スミス役のケヴィン・ポラックに堀内賢雄さん。
堀内さんはブラッド・ピッドやチャーリー・シーン。
ガンダムZZのマシュマー・セロ役の方。
ロン毛の凶悪犯マースを演じたベン・フォスターに小山力也さん。
小山さんは「24」のジャック・バウアーの声。
立て籠もり犯のひとりケビン役のマーシャル・オールマンに浪川大輔さん。
浪川さんは「スター・ウォーズエピソード2、3」の青年版アナキン・スカイウォーカーの声。
スミスの息子トミー役のジミー・ベネットに竹内順子さん。
竹内さんは「NARUTO」の主役うずまきナルトの声。
組織のエージェント(謎の男)役に大塚芳忠さん。
真相報道バンキシャのナレーションや、マトリックスのエージェント・スミス。
アニメでも「機動戦士Zガンダム」のヤザン・ゲーブル、「NARUTO」の自来也(ジライヤ)の声。

で、それぞれ知られています。

今回はアフレコにも相当力を入れていた様子です。

・アフレコ風景はこちらから(テレビ朝日HPに繋がります)
http://www.tv-asahi.co.jp/nichiyou/report.html

・シネマトゥデイさん「ホステージ」。(外部サイト繋がります)
http://www.cinematoday.jp/movie/T0003272

・gooさん「ホステージ」。(外部サイトに繋がります)
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD7057/

テレビ朝日版と比較してみてはいかが?「ホステージ」DVD版です。
ホステージ [DVD]





posted by 俺 at 23:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画批評(レビュー) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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