2010年01月14日

「853〜刑事・加茂伸之介」第1話「あの規格外刑事が帰って来た!!」(1月14日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「853〜刑事・加茂伸之介」第1話「あの規格外刑事が帰って来た!!」(1月14日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

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ちなみにタイトルにも使用される853。この数字、京都府警の地番です。劇中では京都府警を示す隠語として使われています。

<登場人物>
●寺脇康文(加茂伸之介)
京都府警捜査一課の熱血刑事。刑事のプライドに賭けて犯人を追い、逮捕のためには多少のルール違反をおかすこともいとわない。離れて暮らす娘とのメールが唯一の癒しの時間。

●富田靖子(佐々木雪子)
京都府警捜査一課六係の刑事。武藤の同期であり、武藤のスゴさをよく知っている人物。それだけに武藤の捜査方針には全幅の信頼を置いている。初めは伸之介と対立するが、やがて彼を認めるようになる。

●菅原大吉(浜育実)
京都府警捜査一課六係の刑事。皮肉屋でだが、地取り捜査などではベテランらしく思わぬネタを掴んでくる。

●戸次重幸(真島航輝)
京都府警捜査一課六係の刑事。武藤の手足となり命令を忠実にこなすが、加茂のような刑事をあまりよくは思っていない。

●金田明夫(三原脩太郎)
京都府警捜査一課長。警察が役所のような人材ばかりになってしまったのことを危惧し、伸之介を府警本部へ呼び戻す。だが、10年前に伸之介を飛ばした人物でもある。

●田辺誠一(武藤勇作)
強行犯六係の係長。卓越した推理力を駆使して事件を解決し、府警一の検挙率を誇っている。加茂のような昔ながらの熱い刑事を認めない。
(@nifty TV番組表より)


<あらすじ>
加茂伸之介(寺脇康文)は、十年ぶりに古巣の京都府警捜査一課に舞い戻ってきた。

 犯人を追い詰めるためには多少のルール違反などは当たり前、始末書をどれだけ書かされようが、それでも刑事のプライドに賭けて必死に事件を追い続ける、それが加茂の信条だった。

 だが、十年前、ある事件がきっかけで処分され、奥丹波署に左遷されて妻とも離婚、妻に引き取られた一人娘の陽子とも離れ離れに暮らすことに。
そんな加茂を府警本部に呼び戻したのは捜査一課長の三原脩太郎(金田明夫)、十年前に彼を飛ばした当人だった。

 異動前夜、京都市内の怪しげなキャバクラで鼻の下を伸ばしていた加茂は、この店が警察に摘発されたことから、客の一人として逮捕されてしまう。

 加茂はそのまま他の逮捕者とともに護送車に乗せられて府警に向かうが、途中、一人の男(田中圭)が飛び出してきて、護送車に発砲、さらに銃を構えながら「中にいる清水を出せ!」と、大声を上げる。だが、護送官によると、清水という名の男は車内にはいないというのだ。そんな中、パトカーが駆けつけ男は逃走してしまう。

 翌日、加茂は留置所から登庁ということになってしまう。加茂が配属されたのは“捜査一課強行犯六係”。武藤係長(田辺誠一)の指揮のもと、無駄なくシステマティックに動く、いわば“新世紀の捜査官集団”で、加茂は、佐々木雪子(富田靖子)、真島航輝(戸次重幸)ら強行犯六係の刑事たちからまるで相手にされない。係長の武藤からは「捜査には手も口も出さないでください」と言われる始末。

 やがて、護送車の中にいた青木(阿部進之介)という窃盗犯が男の言う“清水”ではないかとわかるが…。
(あらすじ・写真共に公式HPより)


では、続きから……

護送車襲撃犯は高橋聖一であることが判明。
高橋の過去から、青木が17年前に高橋の祖母を殺害した犯人であることがわかる。
当時、青木は清水という名の未成年。
大した罪にもならず直ぐに社会復帰したのだった。
どうも、今回の事件は高橋の復讐らしい。

青木の消息が掴めなくなる。
高橋に狙われていることを知りながら姿を消した青木。
青木が警察に保護を求めなかったことを疑問に思う武藤は、青木が高橋を返り討ちにする気ではないかと推理。
青木の周辺に前科者がいないか調べ始める。

一方、加茂は高橋に電話。折り返し返事を寄越すよう伝言を入れる。

武藤の調べで渡辺が浮上。
渡辺は改造拳銃の制作者らしい。
渡辺宅に青木がいると確信した武藤は捜査員を送る。
渡辺宅に踏み込む佐々木、浜たち。
だが、青木はいない。
加茂が青木に情報を流し、事前に逃がしたのだ。

その頃、加茂は青木を尾行していた。
加茂の仕業に気付いた佐々木は加茂を追う。
佐々木の報告に頭を抱える武藤。

青木はレストラン・サンマルクの店舗内へ。

追いついた佐々木の目の前で高橋に2度目の電話を入れる加茂。
用件は青木の居場所のリークだった。
加茂は“高橋を誘き出す”つもりだった。
無謀な加茂の行動に「もしなにかあったら、彼(武藤係長)がどうなるかわかってるの?」激怒する佐々木。
佐々木の剣幕におどけるも「そ〜なんだ〜。へぇ〜、係長をねぇ〜」と佐々木と武藤の関係を察した様子の加茂。
「だいじょ〜ぶ。だいじょ〜ぶ」と安請け合いするとサンマルクへすたすた入店してしまう。

1人残された佐々木の携帯に武藤から電話が。
内容は渡辺宅から改造拳銃が一丁消えたこと。
武藤の推理と合わせると、その銃は青木の手許にあるらしい。
慌てる佐々木だが、武藤の指示で応援を待つ。

加茂の電話を聞いた高橋もサンマルクへ現れる。
緊張の高まる佐々木たち。
そんな佐々木たちの気も知らず無造作に高橋へと接触する加茂。
テーブルについた高橋はテーブルの下で加茂に銃(リボルバー)を向ける。
銃を確認しても動じない加茂。二人は会話を始める。

明らかになる事実。
なぜ、高橋は護送車を襲うような危険な真似をしたのか?
実は、高橋は青木が連行される姿を目撃していた。
17年ぶりに青木を見つけたらしい。
ずっと復讐を考えていた高橋。
このまま見逃すことを恐れ、護送車を襲撃したのだ。

「奴お撃つ前に俺を撃て」高橋へと語る加茂。
そのまま、高橋の銃へと飛びかかる。
もぎ取ろうとした最中、銃が暴発。
反射的に青木も対応し、銃を抜く。
そこへ、佐々木たちが。
青木を取り押さえる佐々木。

高橋の銃は取り押さえる際自分が暴発させたもので高橋の意志ではないことを大声で周囲に告げる加茂。
高橋のことを考えての行動だった。

こうして、高橋も青木も逮捕された。
一息つく加茂。

店内を見回せば見知った顔が。
武藤の指示で店内の客たちは警察官と入れ替わっていたのだ。
感心する加茂。
そこへ佐々木たちが、加茂へと詰め寄る。
無謀な行動だと批難されるが……。

加茂は加茂なりに計算しての行動だった。
高橋の銃はリボルバー。
リボルバーは向き合った相手に装填された弾数がわかる。
加茂が確認したとき、サンマルク内で込められていた弾は一発。
さらに、以前の護送車襲撃時もタイヤを狙った一発のみで、青木に向けた際には弾倉が空になっていたと云う。
加茂に向けて撃てば青木を撃つことは出来なくなる。
というより、高橋は青木を本気で撃つ気でなかったのでないか。その恐怖を味合わせるつもりだったのでは―――そう、高橋の気持ちを語る加茂。

ここで佐々木が。
「青木は銃を所持してたのよ。高橋に空の銃を向けられたらどうなっていたか……」と激怒。
青木が銃を持っていたことを知らなかった加茂。
「知らなかった……」心の中で呟くと、苦笑いしてその場を誤魔化す。

三原と対峙する武藤。
加茂の無謀を説き、元の所轄に戻すよう進言するが、三原は相手にしない。

とあるバー、そのカウンター。
マスターと加茂にさっちゃんと呼ばれる女性の2人がいる。
彼らと楽しそうに会話する加茂。
マスターによれば10年ぶりだと云う。
そこへ加茂の携帯にメールが。
目を通した加茂。ニヤリとする。
「今日は呑むぞ〜〜〜」でエンド。

<感想>
本当に破天荒な男・加茂。
その無軌道ぶりに武藤以下、振り回されっぱなしという第1話でした。
ラストのマスター、さっちゃんも気にかかるし、加茂の携帯にメールを送った相手は誰なのか。
次回が楽しみです!!

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posted by 俺 at 21:30| Comment(0) | TrackBack(0) | ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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