2010年01月18日

パナソニックドラマシアター「ハンチョウ〜神南署安積班 シーズン2」2話「奪われた拳銃…要求は安積の生命と5000万」(1月18日放送)ネタバレ批評(レビュー)

パナソニックドラマシアター「ハンチョウ〜神南署安積班 シーズン2」2話「奪われた拳銃…要求は安積の生命と5000万」(1月18日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>
冬のある日、安積班は拳銃密売人を逮捕した。しかしその捕り物の最中に、犯人が持っていた拳銃一丁が行方不明に。拳銃には実弾が、まだ5発装てんされていた。付近を懸命に捜すが見つからない。うなだれて署に戻った安積班のもとに、拳銃を拾ったという男から電話が入った。安積(佐々木蔵之介)あてのその電話は「拳銃を返して欲しければ明日までに現金5千万円を用意しろ」という。安積班に緊張が走る。

翌日、安積は何とか現金5千万円を用意した。札のナンバーを控え、鞄に発信機を取り付けていると、電話が鳴った。犯人は金を近くの公園まで、安積1人で持ってくるよう指示する。安積は要求どおり走って公園に向かい、真帆(黒谷友香)らは安積と接触する犯人を、確保するべく動き出す。しかし公園に着いたとき、安積の携帯が鳴った。犯人は真帆らの存在に気づいており、取引は中止だと宣告されてしまう。そして次の瞬間、安積の近くを偶然歩いていた若い女性・梨果(森田彩香)が凶弾に倒れる。

腕を撃たれた梨果が搬送された病院を訪れた安積は、彼女を見舞いに来ていた小田島(神田正輝)という男から「市民を守るはずの警察が事件に巻き込むとは」と叱責される。

翌日、安積は「もう一度取引をする」と、犯人が指定してきた場所に金を持って走る。しかしその場所に着いた時、犯人から取引場所を変更するとの通告が。翻弄される安積。そして改めて取引場所に安積が到着した時、再び通行人が狙撃され…。
(公式HPより)


では、続きから……。

2番目の被害者・山口は命を取り留めた。
だが、責任を感じる安積。
一方、他の捜査メンバーは犯人の狙いを疑問視する。
本当に金が目当てなのか?
それとも安積の命か?
どちらにしろ違和感が残る結果にすっきりしない。

安積は狙撃された山口を見舞う為、病院へ。
そこで、被害者の知人らしい若者ふたりに絡まれてしまう。
彼らが気になる安積だが……。

犯人像を絞り込む安積班。
犯人は初めから二人の被害者を狙っていたと推理。
安積の近くの二人が撃たれたのではなく、二人の居場所の近くへ安積を誘き寄せたのだ。

ここで、2番目の被害者・山口が過去に殺人に関与していたことが判明。
過去の殺人とは早紀という17歳の女子高生の殺害。
それには、1番目の被害者・梨果も関与していた。
早紀の事件の主犯は鹿沼。彼こそ、安積が病院で絡まれた相手だった。
当時、未成年だった鹿沼たちは大した罪にもならず、社会復帰していた。

犯人の意図を察した梨果は小田島を頼る。
梨果によれば、早紀の事件当日、鹿沼たちは老婆に暴行。
それを止めようとした早紀を車で拉致。暴行し死なせたと云う。
遺体は海に捨てたらしい。

「犯人は早紀の関係者に違いない」と梨果は語る。
だとすれば復讐の対象は鹿沼、山口、梨果の3人。
警察に駆け込もうとする梨果を「(罪を告白すれば)君が辛い目にあうぞ」として押しとどめた小田島。
逆に鹿沼に急を伝えるべきだと説得する。

山口の保護司から小田島が山口たちの居場所を尋ねていたことを突き止める安積。真相を悟る。

小田島が病院に現れる。そこへ立ちはだかる安積。
山口の無事を伝え、犯人=小田島がまだ殺人を犯していないゆえに自首することを勧める。

小田島は早紀の父親にして、元・神奈川県警刑事。
射撃の経験もあった。
早紀の事件後、鹿沼たちの更生を信じ、耐えていた小田島。
だが、一向に彼らに反省の色は見られない。
それどころか、鹿沼、山口たちは拳銃を入手し強盗を計画していた。
業を煮やした小田島はついに復讐に立ち上がったのだった。

復讐の手段として、密売人から拳銃を購入しようとしていた小田島。
そこへ、安積班が手入れに入った。
混乱の中、たまたま入手した拳銃を利用し安積たちを脅迫。
真意を悟られぬよう、金銭目的の犯行に偽装したのだ。

すべてを告白した小田島は病院内の火災報知機のベルを鳴らす。
慌てふためく病院内の人々。
騒ぎが大きくなり、拳銃を手にした小田島を捕まえられなくなってしまう。
悠々とその場を去る小田島。

梨果は鹿沼に接触。
鹿沼から小田島の正体を知らされた梨果。
鹿沼は逆に小田島を罠にかけようと梨果を餌に誘き出す。

鹿沼の隠れ家に踏み込んだ安積班。
1人居残っていた鹿沼の舎弟から、鹿沼の計画を聞き出す。

廃倉庫に呼び出された小田島だったが、鹿沼はあっさりと小田島にのされてしまう。
鹿沼に銃口を向ける小田島。引き金に指がかかる。

そこへ飛び込む安積。丸腰で小田島を説得。
「市民を守るはずの警察が事件に巻き込むとは(市民を命がけで守るのが警官の勤めだ)」以前、小田島が口にした言葉を逆にぶつける安積。
小田島の射撃の腕があれば一発で命を奪えたはず。
それが出来なかったのはどこかで殺したくないと思ったからではないか?
小田島の娘・早紀も警察官の父を誇りにしていた筈で、小田島の現在の行動は望んでいないだろう……。

安積の説得に小田島は折れた。
こうして、事件は無事解決。安積班のメンバーに笑顔が戻ったのだった。

<感想>
安積大ピンチ!!な回でした。
まさに危機一髪。

犯人が安積狙いでないのはすぐわかりましたね。
犯人はイチャモンつけすぎです。
安積狙いでなければ、狙撃された通行人こそが犯人の狙いの筈。
そこから犯人の正体もわかる。
でも、面白かった。

説得はテンプレっぽかったけど、だからこそ、ジーンときました。
次回も期待です!!

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posted by 俺 at 21:10| Comment(0) | TrackBack(0) | ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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