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1.2010年2月の新刊案内
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【MYSTERY通信(海外)】サンソム『蔵書まるごと消失事件』は本の話題満載の新シリーズ。気弱な青年が、図書館の本15,000冊が消えた謎に挑みます。ほかにも、メイヤー『バレンタインは雪あそび』、シェリダン『金の羽根の指輪』の人気シリーズ最新刊2作に、深町眞理子氏による『シャーロック・ホームズの冒険』新訳と、充実の顔ぶれ。
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【MYSTERY通信(国内)】ひねりの利いたミステリがお好きなら『堂場警部補の挑戦』は如何でしょう。ジョイス・ポーター創作の主人公を連想して引き加減になった方、その手の心配はご無用。シリーズ展開中の『天霧家事件』と『黒水仙』では、野上探偵と菊地警部が無情な真相に苦悩する一面も。傷心の彼らに温かいご声援をお願いいたします。
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【MYSTERY通信(単行本)】皆さま、今月は国内ミステリの単行本が、よりどりみどりです。北森鴻の待望の新作『うさぎ幻化行』。ミステリアスな連作集、乾ルカ『メグル』。ミステリーズ!新人賞受賞の新鋭が贈る梓崎優『叫びと祈り』。さらに前月刊行後、たちまち話題沸騰のアンソロジー第2弾『蝦蟇倉市事件2』となります。どうぞよろしく。
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【FANTASY通信】2月のファンタジーは、ガーディアン賞受賞のタイム
トラベル・ファンタジーの決定版『500年のトンネル』の続編『500年の恋人』。500年の時に引き裂かれたアンドリアとピーアが再会。でもそこには怖ろしい罠がまちかまえていて……。時を越えた切ない恋と荒々しい戦いの、傑作ロマンティック・ファンタジーです。
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◆12日刊◆
◇『ミステリーズ!vol.39』
単行本(A5判並製)/税込定価1,260円
好評シリーズ、一挙2作連載スタート。鯨統一郎『原日本人の不思議』&樋口有介『初恋レシピ』。傑作読切短編・高城高、小林泰三、近藤史恵、円城塔エッセイほか、ボリュームアップの39号。
http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488030391
◇『インディゴの夜 ホワイトクロウ』 加藤実秋著
創元推理文庫(国内ミステリ)/税込定価714円
ホスト探偵団は、プライベートでも事件に奔る! club indigo改装で大わらわの間に、ジョン太、アレックス、犬マンは、それぞれで事件に巻き込まれ……。好評シリーズ第3弾。
http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488468033
◇『バレンタインは雪あそび』 レスリー・メイヤー著/高田惠子訳
創元推理文庫(海外ミステリ)/税込定価987円
図書館理事を引き受けたルーシー。理事会に行ったはいいが、なんと司書の死体を発見してしまう。容疑者扱いへの悔しさに記者根性が拍車をかけ、真犯人を探ろうとするが……。
http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488248079
◇『500年の恋人』 スーザン・プライス著/金原瑞人・中村浩美訳
創元推理文庫(ファンタジー)/税込定価1,155円
心裂かれる思いで五百年前の世界に残してきた最愛の彼に会える。だがそこには怖ろしい罠が。ガーディアン賞受賞の傑作タイムトラベルファンタジー『500年のトンネル』続編。『500年のトンネル』も新カバーで復刊!
http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488599034
◆18日刊◆
◇『黒水仙』 藤雪夫・藤桂子著
創元推理文庫(国内ミステリ)/税込定価945円
銀行員が射殺され、現金1億円と支店長が消えた。一見単純な事件の背後には、黒い水仙に象徴される悪しきものが蠢く。父娘作家の出発点『獅子座』に続く菊地警部シリーズ第2作。
http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488485023
◇『シャーロック・ホームズの冒険』【新訳版】 アーサー・コナン・ドイル著/深町眞理子訳
創元推理文庫(海外ミステリ)/税込定価945円
誕生から100年以上を経た現在も魅力の色褪せることのない名探偵の第一短編集、新訳で登場。「ボヘミアの醜聞」や「まだらの紐」など、いずれも忘れ難き12の名品を収録する。
http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488101169
◇『リックの量子世界』 デイヴィッド・アンブローズ著/渡辺庸子訳 創元SF文庫(海外SF)/税込定価1,008円
愛する妻が自動車事故に。ショックと怒りのあまり天に向かって男が叫んだ瞬間、妻の手が動いた。生きていたのだ! だがこれが男の想像を絶する奇妙な体験の始まりだった。
http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488735012
◆24日刊◆
◇『メグル』 乾ルカ著
単行本(四六判仮フランス装)/税込定価1,680円
そのアルバイトは、彼らに何をもたらすのか? 五人の若者を通して描かれるのは、さまざまな感情を揺り動かす鮮やかな人生の物語。ブレイク必至の気鋭が贈る愛すべき傑作!
http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488024536
◇『うさぎ幻化行』 北森鴻著
創元クライム・クラブ(四六判上製)/税込定価1,995円
飛行機事故で亡くなった義兄が遺した音のメッセージ。音の百選を収録したものと思われる、その音源の謎を探るリツ子は、もうひとりの女性の存在に気づく。待望の連作長編。
http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488025342
◇『蝦蟇倉(がまくら)市事件〈2〉』 秋月涼介・北山猛邦・越谷オサム・桜坂洋・村崎友・米澤穂信著
ミステリ・フロンティア(四六判仮フランス装)/税込定価1,785円
海と山に囲まれた都市・蝦蟇倉(がまくら)。この街ではなぜか年間平均15件もの不可能犯罪が起こるという。今注目の作家たちが蝦蟇倉を舞台に描く、11の謎! 競作アンソロジー第2弾。
http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488017620
◇『叫びと祈り』 梓崎優著
ミステリ・フロンティア(四六判仮フランス装)/税込定価1,680円
〈旅人〉斉木が世界各国で遭遇した数々の異様な謎。全選考委員を驚嘆させたミステリーズ!新人賞受賞作「砂漠を走る船の道」を巻頭に据えた、大型新人の鮮烈なデビュー作!
http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488017590
◇『堂場(どうば)警部補の挑戦』 蒼井上鷹著
創元推理文庫(国内ミステリ)/税込定価777円
当代一のひねくれ作家が描くのは、ある警察官の奇妙な運命の変転。いずれ劣らぬトリッキーな4編を収録。連作としても意外な展開を辿るので、頭から順番にお読みください。
http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488491017
◇『天霧家事件』 太田忠司著
創元推理文庫(国内ミステリ)/税込定価777円
夏休み。旅行に出かける俊介を見送った私立探偵・野上は、突然事務所を訪れた“黒衣の女”から、一葉の写真だけを手掛かりとした人捜しの依頼を引き受ける。シリーズ第5弾。
http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488490058
◇『移動図書館貸出記録1 蔵書まるごと消失事件』 イアン・サンソム著/玉木亨訳 創元推理文庫(海外ミステリ)/税込定価1,260円
町の図書館蔵書、一万五千冊が残らず消えた!? 新任司書としてアイルランドの片田舎へと赴いた気弱な青年が本探しの過程で起こす大騒動。本の話題満載の新シリーズ、発車!
http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488297022
◇『金の羽根の指輪』 ジャニータ・シェリダン著/高橋まり子訳
創元推理文庫(海外ミステリ)/税込定価1,029円
新人小説家ジャニスと義理の妹リリーが、ハワイの島で知人の行方不明事件に遭遇。島に馴染みのない彼の新妻に協力し事態に立ち向かう。銀色の海が誘う渾身のシリーズ第3弾。
http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488149062
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(以上、東京創元社メールマガジンより転載)
12日には「インディゴの夜 ホワイトクロウ」文庫版がついに発売!!
現在、フジテレビ系にて絶賛放送中の「インディゴの夜」最新刊が文庫化です。持ち運びしやすいサイズになりました。
24日には、1月25日に亡くなられた北森鴻さんの「うさぎ幻化行」が発売。
北森鴻さん訃報はこちら。
同じく24日には、「蝦蟇倉(がまくら)市事件〈2〉」も発売、「インシテミル」映画化で話題の米澤穂信さんも参加。
・「インシテミル」映画化はこちら。
・2月28日追記:「蝦蟇倉市事件2」ネタバレ批評(レビュー)はこちら。
他には梓崎優さん「叫びと祈り」も。
著者のミステリーズ!新人賞受賞作「砂漠を走る船の道」(受賞時は「砂漠を渡る船の道」だったので、改題と思われる)が収録されるという短編集。期待大です。
2月28日追記:「砂漠を走る船の道」を収録した「叫びと祈り」ネタバレ批評(レビュー)はこちら。
注目は「移動図書館貸出記録1 蔵書まるごと消失事件」か。図書館蔵書、一万五千冊が残らず消えるという謎の設定が小気味よい。
ラベル:東京創元社
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