<あらすじ>
藤丸(三浦春馬)の前に突然、マヤ(吉瀬美智子)が現れる。あおい(藤井美菜)の死にマヤが絡んでいると考えた藤丸は、その怒りをぶつける。一方、サードアイは、一連の事件が「魔弾の射手」と名乗るテロリスト集団の仕業だったことを突き止める。サードアイは、魔弾の射手の「日本再起動計画」にJ(成宮寛貴)がかかわっているとにらむ。霧島(吉沢悠)がJを取り調べるが、Jはテロの全容を話す条件として、藤丸との面会を要求する。
(@nifty tv番組表より)
藤丸の前へと現われた折原マヤ。
目的は音弥の行方だった。
警戒する藤丸にマヤは「彼らとは違う」と語る……。
その頃、音弥と遥は何者かの手により拉致されようとしていた。
謎の敵「魔弾の射手」への対応策を練る萩原たちサード・アイ。
折原マヤを名乗る女。
ホーネット。
そして、前回射殺された客室乗務員・江本加奈。
接点の見えない敵に翻弄される。
帝都ガス中央コントロールセンター。
何者かの手により新たなテロが起ころうとしていた。
九条たち首脳陣に「魔弾の射手」は次のテロを予告。
引き換えにJの釈放を要求する。
都内各地の住宅で使用中のガス機器に異変が。
そこから不可視の神経ガスが噴き出す。
第2のテロが密かに進行しようとしていた。
マヤが去り、気絶した藤丸の元へ響が駆け付ける。
目覚めた藤丸は音弥へと連絡を取るが繋がらない。
その頃、拉致された音弥、遥。
マヤから渡されたメモリー入りの携帯を拉致犯のひとりに奪われてしまう。
事態を受けて、サード・アイ本部の加納に連絡を取る藤丸。
信頼できるのは加納ひとりだとして、隠密裏に音弥、遥の救出を依頼する。
その様子を陰から眺める萩原。
特殊医療拘置所―――。
そこには捕まったJが居た。
「日本再起動計画」の詳細を知りたければファルコンを呼ぶよう要求するJ。
音弥はジョイサイトに連れ込まれた。
携帯のGPSから居場所を特定した藤丸は加納に連絡。
加納は現場に向かう。
サード・アイで大混乱が。
都心部で神経ガスによるテロが発生したためだ。
萩原はその対応に追われる。
ジョイサイト地下駐車場。
音弥は遥と共にそこに居た。
音弥たちを連れ去った男たちは「魔弾の射手」から依頼されただけらしく、依頼主の到着を待っていた。
現われたのは、耳に黒光りするイヤホンを嵌めた赤いフードの男。
それはあおいを殺したあの男だった。
彼は音弥を連れてきた男たちを1人ずつ射殺。
遥を人質に「皇帝の牙」を出すよう迫る。
「皇帝の牙」とは音弥がマヤから渡されたものらしい。
遥へとショットガンを向けるフード男。
4、3、2……カウントダウンが音弥を苛む。
と、急に耳を押さえて苦しみ出すフード男。
わけのわからぬまま、導かれるようにその場を離れる音弥たち。
次々と扉のロックが開いていく。
藤丸が建物全体をハッキングし、脱出路を確保していたのだ。
加納たちと合流すべく藤丸の指示に従う音弥たち。
それを追うフード男。
上手くいくかと思われた脱出劇に思わぬ障害が。
ホーネットである。
ホーネットによりハッキングを妨害された藤丸。
音弥と遥は袋小路に追い詰められる。
間一髪、かわして逃げるものの、そこに待っていたのはニセ折原マヤ。
殴りつけられ、床へと倒れ込む音弥。
フード男も追いつき、囲まれてしまう。
カウンセリングの予約を口にしながら銃口を向けるフード男。
と、余裕のフード男から笑みが消えた。
さらに、フロアに響き渡る発砲音。
慌てて隠れるフード男、ニセマヤ。
そこへ現れたのは、なんと本物の“折原マヤ”。
フード男とニセマヤのコンビを圧倒するマヤ。
フード男たちはその場を逃げ出す。
ひとり残ったマヤの銃口が音弥の顔へと突き付けられる……。
加納たちが駆け付けて目にしたものは……遥の死体!?
と、思いきや気絶しただけで遥は無事。
遥によれば音弥はマヤに連れて行かれたとのことだった。
妹の無事に胸を撫で下ろす藤丸。だが、音弥が危険だ。
霧島からJの要望を伝えられた藤丸。
音弥の安否を確認する為、同意する。
遥と別れた店で遥を待ち続ける男―――八木。
そんな彼の前に同級生らしい男たちが。
八木を馬鹿にする彼ら。八木はひたすら屈辱を堪える。
どうやら、八木はイジメられているらしい。
毒性を持つ神経ガスにてんやわんやのサード・アイ。
散布源が判明せず手も足も出ない。
そこで、九条たち首脳陣はJを囮に「魔弾の射手」を誘き出す計画を立案。
J解放を伝える九条に対し、「魔弾の射手」はそれを拒否。
代わりに永田、越村、笹嶋の3名を解放するよう要求する。
釈放手続きを理由に時間を稼ぐ九条。
3時間を交渉により引き出すことに成功する。
ついにJと面会する藤丸。
「ずっと会いたかった」楽しそうに告げるJに音弥の居場所を尋ねる藤丸。
仮にも異父兄弟を危険に曝す筈がないと一笑に付される。
さらに「君(藤丸)の身近にスパイがいる」と爆弾発言が。
マヤに連れ回される音弥。
その目の前で信じられない光景が。
マヤに加納が接触してきたのだ。
マヤに1107号室の鍵を渡す加納、「例のブツは?」と口にする。
「皇帝の鍵のこと?ああ、大丈夫よ」マヤは悠々と応対していた。
同時刻、秘密裏に内偵資料を手にする萩原の姿。
Jとの会談が終わりを迎え、油断した藤丸。
ほんの一瞬の隙をJにつかれてしまう。
隠し持っていたメスを手に藤丸を人質に取るJ。
駆け付けた霧島たちから銃を取り上げる。
銃を藤丸へと向けるJだったが……。
その頃、八木はイジメから自殺を決行しようとしていた。
電灯に縄を通し、首をかけようとする八木……。
「パンドラの箱、開けた途端にすべてが溢れ出し、絶望しか残らない」
銃を手にしたJは歌うように口ずさむと自らの口で銃をくわえ、引鉄に指をかける……。
エンド。
<感想>
いよいよ、盛り上がってまいりました「ブラッディ・マンデイ」。
さて、今回Jにより裏切り者の存在が示唆されました。
誰なのでしょうか?
九条と連絡を取り合っていたことからマヤはおそらく政府のエージェントかと。
従って、それと連絡を取る加納さんが裏切り者はない。
萩原は内偵資料を受け取っていたことから、こちらも白。
むしろ、萩原、加納、マヤはひとつの指揮系統で動いていると思われる。
それは、規律を重んじる萩原が加納の単独行動を見逃していることからも説明できる。
だとすれば、指揮者は九条しか考えられない。
萩原と加納が反目しているように見せかけてスパイを炙り出そうとしているのではないか。
こうなると、3時間の猶予を引き出したことにも意味がありそうにみえる。
そして、炙り出される相手とはおそらく…あの人だろう。
でもなぁ、アリかなぁ…。
この推理には、いまいち自信が持てません。
フード男がカウンセリングを口にしていることから、「魔弾の射手」のメンバーは心理カンセリングを受けた患者たちか?
リーダーは心療内科医?
八木の立ち位置が見えないが、どんな役割を果たすのか?
そして、「皇帝の鍵」、「第三の皇帝」とは果たして。
次回も楽しみです!!
スタッフの本気が分かるこんな記事見つけました。どうぞ。
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