2010年02月08日

ハンチョウ〜神南署安積班2 5話「拉致された妹…パスポートが語る嘘と真実」(2月8日放送)ネタバレ批評(レビュー)

ハンチョウ〜神南署安積班2 5話「拉致された妹…パスポートが語る嘘と真実」(2月8日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>
ある日、清水(桑野信義)という男の遺体が発見された。清水は人材派遣会社の経営者だが、実態は外国人を工事現場や風俗店に斡旋するブローカーだったようだ。その時、警察無線に金属バットを持った不審者が逃走中という連絡が。安積班は手分けをしてその不審者を探す。そして安積(佐々木蔵之介)が追い詰めた不審者は、ソンサックというタイ人だった。署で取調べを受けるソンサックは日本語が理解できないため、浜野(野村佑香)という通訳が取調室に呼ばれる。するとソンサックは、あっさり罪を認めた。しかし、村雨(中村俊介)はソンサックが日本語を理解しているのではないかと疑う。その後の調べで、清水が事件当日に集金した600万円が現場から消えていることもわかった。

安積は、ソンサックが通っていた日本語学校を訪れる。教師の柏木(古田新太)によると、彼は日常会話程度なら問題ないという。その時、柏木のもとに学生が駆け込んできた。日本語学校の生徒数人が、数日前から行方不明だというのだ。しかもその中には、ソンサックの妹がいるという…。

須田(塚地武雅)らの捜査で、ソンサックにはタイに残した弟がいることが判明。しかもバンコクの病院に入院中のため多額の治療費が必要だという。ソンサックへの疑いはますます強まる。そんな折、清水が外国人女性を斡旋していた店に聞き込みに来た村雨は、生徒を返せと店の男に詰め寄る柏木に出くわす。
(公式HPより)


では、続きから……。

柏木は5歳の頃、親に連れられて行ったタイで迷子になったことがあり、地元の人間に救われたらしい。
彼はそのときのことを恩義に感じているという。

その頃、清水に斡旋された女性たちが拘束されていた。
メモで助けを求めようとする女性たちだが、見張りに妨害されてしまう。

凶器の指紋が拭きとられていたことが判明。
ソンサックは何者かを庇っていると安積は判断する。

清水が女性たちを斡旋していた相手・相田が600万円の借金を返済していたことがわかり、事情を聴くことに。
相田は600万円を盗んだことは認めるが、清水を殺害したことは否定する。

女性たちの拘束先が判明。
その中にはソンサックの妹・マアイの姿はなかった。

取り調べ中のソンサックの姿を思い浮かべる安積。
ソンサックは妹の行方を知っているのではないかと察した安積。
マアイがどこにるのかを確信する。

マアイは柏木の元に居た。
安積は柏木の罪を知った上で、何も聞かず、あえてその場を去る。
柏木に自首させる為だ。

翌日、出頭してきた柏木。逮捕される。
柏木は清水に食い物にされる生徒たちを救うために直談判し、誤って殺害してしまった。
後に、他の生徒たちが誘拐されたことを知り、殺人容疑者の妹・マアイの話を安積たちにすることで、他の生徒の行方を真剣に捜索させようとしていたのだ。

実は、マアイと柏木は男女関係にあった。
今、マアイのお腹には柏木の子供が宿っているらしい。
子供の為にも恥ずかしいことは出来ない……柏木は語った。

柏木の減刑を求めて、国の壁を越えた署名運動が展開されている―――その報道を耳にしてほっとする安積。

エンド。

<感想>
誰も救われない結果になりましたね。
考えると酷い話っぽい。

ソンサックは犯人隠匿、偽証、証拠捏造で国外退去処分。
マアイは、殺人犯の子供を妊娠。出産すれば、柏木と籍を入れている様子も無かったので、婚外子になるだろうから、今後の生活が大変。
柏木はもちろん、殺人犯。情状酌量が認められても、人をひとり殺してるからなぁ…。

この原因は柏木がマアイと籍を入れなかったことにあるのではないかと思うと余計に……。
これについては、清水がパスポートを奪ってたから入籍できなかったという理解でいいのかな。それなら、柏木の責任はかなり減るけど。

結局、ソンサック犯人の方が一族的には救われていたのだろうか?
倫理的には許されざることだろうけど。

うーん、安積さん、罪作りなことするぜ。

安積シリーズの一冊「夕暴雨―東京湾臨海署安積班」です!!
夕暴雨―東京湾臨海署安積班



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posted by 俺 at 21:03| Comment(0) | TrackBack(0) | ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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