漫画版「逆転検事」とは―――
大人気“法廷バトル”ゲーム「逆転検事」をオリジナル脚本で漫画化!!オリジナル脚本で始まる新事件!!
(公式HPより)
関連過去記事はこちらから。
【主な登場人物】
(公式HPより)
では、14話&15話「逆転ニューイヤー」ネタバレ批評を。(下記、ストーリーには微妙に改変入れています)
【出題編】
玩具会社の新社長が殺害された。
凶器の日本刀で前から一刺し。
被害者は武道の達人であり、犯人は相当な実力の持ち主かと思われた。
周囲の人間は亡霊の仕業だと騒ぎたてるなか、御剣が出馬。
調査の結果、以下の事実が。
被害者直筆の書きかけ年賀状(赤と緑のいやに派手な物)から殺害日時は正月と思われる。
加えて被害者は先頃、外国から帰国したばかりで日本の風習に疎かった。
さらに、被害者の後ろ髪が少し跳ねていたことも付記しておく。
容疑者は副社長、専務、女性秘書の3人。
ちなみに専務にはアリバイが成立している。
誰が犯人でしょうか?
ん〜んん……犯人は容疑者3人の中に居ます。ヒントはいやに派手な年賀状。もうお分かりですね、古畑任三郎でした〜〜〜。
【解答編】
武道の達人だが、日本の風習に疎かった被害者。
犯人に唆され「福笑い」をすることに。
当然目隠しをしており、犯人が凶器を持っても気付かずに不意を突かれ殺害された。
後ろ髪が跳ねたのは目隠しの名残。
年賀状はクリスマスカードを加工したもの。
赤と緑の派手な物になったのはそのせい。
こうして、アリバイは成立しなくなった。
まさにクリスマスと正月という“時系列の逆転”だったのだ!!
犯人は専務だった!!
動機は会社を継ぎたかったから。
新社長では会社を救えないと考えたらしい。
亡霊の祟りに見せかけようとしたのは社長の跡を継ぐ意欲を副社長から奪う為。
こうして事件は解決した。だが、新たな事件が御剣を待っている……。
エンド。
<感想>
注:ゲーム版「逆転シリーズ」大好きです。
全作プレイ経験あります。
不評の「逆転裁判4」もそこそこ好きだったりします。
スピンオフ「逆転検事」も狼がいい味出していて好きです。
でも「漫画版 逆転検事」はあんまり……。
下で結構批判してしまいます。好きな方は読まない方がいいかも。
では、感想を。
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漫画版「逆転検事」の他の作品に洩れずイイ意味で“バカミス”。
そちらが好きな方にはオススメ。
正直、漫画版の出来はゲーム版に比べると雲泥の差だと思う。
圧倒的にゲーム版が面白い。
理由は、ゲーム版に比べて謎が小粒かつ謎に魅力がないこと。
漫画はゲームと違いプレイヤーとして介入できない以上、これは致命的。
もう少し、話を膨らませて8話くらいでひとつのエピソードを語ればとも思うが、月刊誌での連載でそれは自殺行為か?
でも、前後編だとやっぱり面白くない。
驚きよりも「なにそれ……」感が先立ってしまう。
ただ、お気に入りキャラクターが居るファンにとっては面白いのかも。
好き嫌いが激しい作品かなぁ……。
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