2010年02月13日

続・Twitterの影響力、リアルを動かす呟きの力!!

言葉とは、古今和歌集によれば「力をもいれずして天地を動かし、目に見えぬ鬼神をもあはれと思わせ、 男女のなかをもやはらげ、猛き武士の心をもなぐさむる(超意訳:言葉の力は山をも動かし、鬼神の心をも揺り動かし、男女の仲をも取り持ち、猛々しい武士の心をも落ち着けさせる)」と云いますが、現代のTwitterの影響力はそれに勝るとも劣らぬもののようです!!

事の発端はこんな一言からだった。
「恋人の男性が行方不明。情報ください――」
果たしてこの呟きがどんな事件に発展したのでしょうか?

「恋人の男性が行方不明。情報ください――」140字以内の「つぶやき」をインターネットで発信する「ツイッター」で先月、こんな「捜索願」が駆けめぐった。家族から本物の捜索願が出された地元の警察署には、つぶやきを見たユーザーから真偽を確かめる電話が昼夜を問わず殺到。「恋人」は無事に見つかったが、署の幹部は「業務妨害になりかねない」と、新しいネットサービスが引き起こした騒動に困惑している。
(asahi.comさんより)


過去にも「ツイッター」の威力については取り上げています(過去記事「Twitterの影響力!?『クォンタム・ファミリーズ』が話題に!!」)がまさかここまでとは。

たぶん、「ツイッター」に呟いた女性はここまでの反響を予測してはいなかったんじゃないでしょうか。
恋人を失うかもしれない恐怖の中、藁にもすがる思いで呟いたのだと思います。
それに対し、多くの方が反応した。
「asahi.com」さんによれば、誠実な反応がたくさんあったそうです。
残念ながら今回は余り功を奏さなかったようですが、まさに「力をもいれずして天地を動かし」ですよ!!
ひょっとすると、「“ツイッター”により事件が解決した」なんて時代が来るかもしれません。
ある意味「7万人探偵ニトベ」を地で行く展開です(「7万人探偵ニトベ」はこちら)。

こうなると、言葉と同様に「ツイッター」も使い方次第では薬にもなれば毒にもなりえるのかもしれません。気をつけたいですね。

それにしても、恋人さんが無事に見つかったそうなので本当に良かったです。



ツイッター特集が載っている「週刊 ダイヤモンド 2010年 1/23号」です!!
週刊 ダイヤモンド 2010年 1/23号 [雑誌]



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