2010年03月01日

ハンチョウ〜神南署安積班2 8話「遺留DNA…完全一致する容疑者が2人!?」(3月1日放送)ネタバレ批評(レビュー)

ハンチョウ〜神南署安積班2 8話「遺留DNA…完全一致する容疑者が2人!?」(3月1日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>
ある夜、増岡俊夫(松沢一之)という男の刺殺体が発見される。増岡は、誰かの毛髪を握ったまま死んでいた。遺留品から増沢は事件当夜に、渋谷のキャバクラにいたことが確認された。そして、キャバクラで増岡の相手をしていた麻美(原田夏希)という女性が浮上する。増岡は麻美の母親の元愛人で、その夜はじめて店にやってきたという。また彼が原因で母親は自殺し、麻美の人生も台無しになったと増沢を憎む発言もするが、殺害はきっぱり否定。安積(佐々木蔵之介)は麻美に、髪の毛を提出するよう依頼する。その数日後、麻美のDNAと増岡が握っていた毛髪のDNAが一致した。安積は逮捕状を請求、麻美を逮捕する。しかし麻美は相変わらず犯行を否定し、戸田(忍成修吾)という弁護士を呼ぶよう訴える。

その後の取り調べでも、麻美が一貫して殺害を否定していることから、安積は増岡の足取りを追い、ある大学病院を訪れる。しかしカルテにも面会記録にも、増岡の名前はない。何のためにやってきたのだろうか…。そう思索する安積はある女性の姿に愕然とする。麻美と瓜二つの岸川睦美(原田夏希・二役)という臨床心理士が、この病院で働いていたのだ。聞けば睦美は、麻美と生き別れた双子の姉で、両親が離婚して以来、ずっと麻美と会っていないという。

数日後、弁護士の戸田が神南署にやってきた。戸田は麻美逮捕の決め手になった毛髪のDNAは、一卵性双生児の睦美がいる以上、要件を成さないと麻美の即時釈放を訴え安積に詰め寄る。
(公式HPより)


では、続きから……。

現在のDNA鑑定の誤差は4兆7千億分の1。
それに挑戦するかのような一卵性双生児の双子・麻美と睦美。

安積班は睦美に事情を聴くことに。
患者である失声症の子供・雄太を気にかける睦美。
雄太は義父に大火傷を負わされるという虐待を受け声が出なくなったらしい。
睦美には増岡殺害の当日15日に病院でのアリバイがあった。
小児科医・後藤と挨拶を交わしていたのだ。
アリバイの信憑性を確認すべく睦美の身辺調査を指示する安積。

直後、弁護士の戸田は人権問題を盾に取り、麻美の釈放を要求する。
安積は「恫喝には屈しない」と抵抗し、課長に叱責される。

睦美の交際相手を調べた結果、戸田弁護士と睦美の交際が発覚。
睦美からDNA鑑定の為と称して毛髪を提出させる。

警視庁・科学捜査研究所にて分析開始。

戸田は旅行代理店に赴くが安積班の尾行に気付き、その場を後にする。
翌朝、麻美が犯行を認める。
麻美によれば16の折、増岡に乱暴されたことが原因だと云う。
当時の麻美は行くあても無く、同じような境遇の男の子と街中を彷徨ったらしい。

DNA鑑定の結果が出る。それを見た安積の顔色が変わる。

総出で睦美の病院に詰めかける安積班。
睦美を逮捕する。

DNA鑑定が決め手だと云う安積。
提出された睦美の髪から増岡の血液が検出されたのだ。

麻美と睦美は一卵性双生児として入替りを常としていたらしい。
互いに1週間ずつ交代し、逆境を凌いでいた。
それは今も続いており、毎週日曜日に入替りを繰り返していたと云う。

麻美と睦美。
麻美が影の人格。睦美が陽の人格。
そうして、なんとか精神のバランスを整えていた。
今回、偶々睦美が麻美を演じている間の出来事だったと云う。

過去、麻美と同じような境遇にあった男の子とは戸田のことだった。
戸田自身も虐待を受けており、今回のシナリオもすべて戸田が考えたものだったのだ。

戸田の筋書きはこうだ。
麻美が一旦罪を認める。
時間稼ぎをしている間に睦美が国外逃亡。
裁判時に麻美が犯行を否認する。
同時に睦美の指紋のついた凶器を提出し麻美を釈放。
二人とも逃げ切る。
上手く行く筈だった。

連行される睦美は雄太に別れを告げる。
その様子を見て安積があえて睦美に厳しく当たる。
その時だった。雄太が声をあげたのは。
安積に飛びかかるなり「逃げて〜〜〜先生、逃げて!!」と叫び出す。
雄太に殴られる安積。
睦美は雄太を止め、涙ながらに改めて別れを告げる。

「雄太君はもう1人でも生きていける。その力はあなたがたがあの子に与えたんです」安積の言葉に深く頷く睦美。

翌日―――
「小学生に殴られたんだって?弛んでるぞ、安積」
課長により、柔道場に呼び出される安積班。
課長は稽古をつける気らしい。
課長に怪我をさせるわけにもいかない、どうするべきか悩む安積班の面々。
仕方なく安積が接待柔道を引き受ける。
がっぷり四つに組む安積と課長。
そこへ現われる娘・涼子。安積は勢いよく課長を投げ飛ばしてしまう。
「涼子〜〜〜、パパやったぞ!!」勝利の雄叫びをあげる安積。
「今日のところはこれぐらいで勘弁してやる」その横では課長がへばっていた―――エンド。

<感想>
課長役の田山さんが面白かった。
コメディリリーフの面目躍如か。

一卵性双生児の入替りですが、その週にあったことをどうやって共有していたのか?
ぼろが出ないものなのか気になります。
この点、ちょっとどうかなと思いました。

それと戸田と交際していたのは睦美なのか麻美なのか?
いくら一卵性双生児とはいえそこまで出来るものなのか?
ちょっと疑問に思いました。

とはいえ、雄太君のくだりは安積班らしく胸が熱くなりました。

来週はシリアス回ぽいですね。
次回も楽しみです!!

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posted by 俺 at 22:00| Comment(2) | TrackBack(0) | ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
幾ら一卵性双生児でも医者でもない人間が医者なって患者を診た時点で医師法違反でしょう。
また、医者を目指す人が1週間毎に学校に行かなかったら勉強について行けないだろう。
返り血を浴びたとしても髪に掛かるのはほんの僅か。偶然にその血を浴びた髪の毛提出する確率は非常に低い。
っと突っ込み所満載の回だった。
フィクションとはいえいくら何でも今回のは無茶すぎるストリーではないか。
Posted by 通りすがり at 2010年03月02日 22:59
Re:通りすがりさん

こんばんわ〜〜〜。
管理人の俺です。

確かに一卵性双生児の件についてはいろいろ疑問符がつきますね。
説明つかない点が多いです。
あそこらへんは、突っ込み所満載でした。

とはいえ、今回は雄太君のくだりと課長のあたりがあったので良かったかなと。

ハンチョウも残り数回。
シーズン3があることを願いつつ、楽しみますよ〜〜〜。
Posted by 俺 at 2010年03月04日 00:22
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